JPH0735602U - 軒天井の固定構造 - Google Patents

軒天井の固定構造

Info

Publication number
JPH0735602U
JPH0735602U JP6577393U JP6577393U JPH0735602U JP H0735602 U JPH0735602 U JP H0735602U JP 6577393 U JP6577393 U JP 6577393U JP 6577393 U JP6577393 U JP 6577393U JP H0735602 U JPH0735602 U JP H0735602U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
fixed
eaves ceiling
balcony
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6577393U
Other languages
English (en)
Inventor
信行 境
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
Priority to JP6577393U priority Critical patent/JPH0735602U/ja
Publication of JPH0735602U publication Critical patent/JPH0735602U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルコニーの下面における軒天井34の固定
作業が容易に行える。 【構成】 外壁10の外面に突設したバルコニー11の
下面における軒天井34の固定構造において、バルコニ
ー11の前面梁14外面を覆って設けた断面略L字形の
桁化粧30の外壁10側端部に立上片31を形成し、立
上片31の外壁10側面にアングル32を固定し、アン
グル32に引っ掛けたZ形の補助材33を上面に設けた
軒天井34をバルコニー11の下面に配設し、軒天井3
4の外壁10側端部を外壁10の外面に固定した突片3
5に固着具37にて固定したことを特徴とするものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バルコニーの下面における軒天井の固定構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来のバルコニーの下面における軒天井の固定構造を図4に示す。図において 、10は建物の外壁、11は外壁10の外面に突設したバルコニーである。バル コニー11は、外壁10の外面に直角に配設した複数本の根太12と、この根太 12の上面に敷設した床材13と、前面梁14と、この前面梁14に立設したバ ルコニー壁パネル15と、前面梁14を覆う桁化粧16と、軒天井17にて構成 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のバルコニー11の下面の軒天井17は、軒先側端部を桁化粧16とL形 アングル18で挟んでリベット19にて固定し、外壁10側端部を外壁10に固 定したL形金物20にリベット21にて固定してある。 このように、軒天井17の固定は、軒先側を桁化粧16にリベット19にて固 定すると共に、外壁10側をL形金物20にリベット21にて固定しており、現 場での軒天井17の固定作業に手間がかかるという問題があった。
【0004】 さらに、軒天井17の固定作業に際しては、軒天井17を持ち上げて支えてお いて、両端をリベット19,21にて固定しており、軒天井17の両端のリベッ ト挿通孔と、桁化粧16ならびにL形金物20のリベット挿通孔との位置合わせ が困難であり、施工性が悪かった。 この考案の目的は、バルコニーの下面における軒天井の固定作業が容易に行え る軒天井の固定構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、外壁の外面に突設したバルコニーの下面における軒天井の固定構 造において、バルコニーの前面梁外面を覆って設けた断面略L字形の桁化粧の外 壁側端部に立上片を形成し、立上片の外壁側面にアングルを固定し、アングルに 引っ掛けたZ形の補助材を上面に設けた軒天井をバルコニーの下面に配設し、軒 天井の外壁側端部を外壁の外面に固定した突片に固着具にて固定したことを特徴 とするものである。
【0006】
【作用】
この考案の構成によれば、軒天井の上面に設けた補助材を桁化粧に固定したア ングルに引っ掛けておいて、軒天井の外壁側端部を外壁に固定した突片に固着具 にて固定しており、固着具による固定は外壁側のみであり、しかも補助材をアン グルに引っ掛けて、軒天井を仮置きしておいて固定することができる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図3に示す。なお、図4の例と同一部分は、 同一符号を付してその説明を省略する。 図1において、30は前面梁14を覆って設けた断面略L字形の桁化粧であり 、桁化粧30の外壁10側端部には立上片31が折曲形成されている。立上片3 1の外壁10側面には、L形アングル32が固着具36にて固定されている。ま た、外壁10の外面には、L形金物からなる突片35が突設されている。
【0008】 34は、樋を兼用した軒天井であり、図2に示すように内面が樋部39となっ ている。軒天井34の軒先側上面には、Z形金物からなる補助材33が溶接され ている。なお、L形アングル32ならびに補助材33は、バルコニーの前面に沿 って延びる長尺物であってもよく、あるいは短尺物を所定間隔置きに設けてもよ い。
【0009】 軒天井34は、補助材33をL形アングル32に引っ掛けて仮置きし(図2) 、外壁10側端部を突片35にリベット37にて固定する(図3)。なお、軒天 井34は軒先側が外壁10側より高くなるように傾斜して設けられている。また 、38は軒樋であり、軒天井34の樋部39を通って流れてきた雨水を受ける。 このように構成された軒天井の固定構造によると、軒天井34の上面に設けた 補助材33を桁化粧30に固定したL形アングル32に引っ掛けておいて、軒天 井34の外壁10側端部を外壁10に固定した突片35にリベット37にて固定 しており、リベット37による固定は外壁10側のみでよい。したがって、現場 での軒天井34の固定作業の簡略化が図れ、施工性が向上する。
【0010】 また、補助材33をL形アングル32に引っ掛けて軒天井34を仮置きしてお いて、外壁10側端部を突片35にリベット37にて固定するので、軒天井34 のリベット挿通孔と突片35のリベット挿通孔との位置合わせが容易に行え、作 業性が向上する。 なお、前記実施例では、軒天井34は樋を兼用するものであったが、樋を兼用 しない軒天井であってもよい。また、軒天井34を突片35に固定する固着具と しては、リベット37以外にビスやボルト等を用いてもよい。
【0011】
【考案の効果】
この考案の軒天井の固定構造によれば、軒天井の上面に設けた補助材を桁化粧 に固定したアングルに引っ掛けておいて、軒天井の外壁側端部を外壁に固定した 突片に固着具にて固定しており、固着具による固定は外壁側のみであり、施工が 容易に行える。しかも、補助材をアングルに引っ掛けて、軒天井を仮置きしてお いて突片に固定することができ、軒天井の位置決めが容易に行え、作業性が向上 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のバルコニーの断面図であ
る。
【図2】この考案の一実施例の軒天井の一部破断断面図
である。
【図3】この考案の一実施例の軒天井の外壁側固定部分
の断面図である。
【図4】従来例のバルコニーの断面図である。
【符号の説明】
10 外壁 11 バルコニー 14 前面梁 30 桁化粧 31 立上片 32 アングル 33 補助材 34 軒天井 35 突片 37 リベット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の外面に突設したバルコニーの下面
    における軒天井の固定構造において、バルコニーの前面
    梁外面を覆って設けた断面略L字形の桁化粧の前記外壁
    側端部に立上片を形成し、前記立上片の前記外壁側面に
    アングルを固定し、前記アングルに引っ掛けたZ形の補
    助材を上面に設けた軒天井をバルコニーの下面に配設
    し、前記軒天井の前記外壁側端部を前記外壁の外面に固
    定した突片に固着具にて固定したことを特徴とする軒天
    井の固定構造。
JP6577393U 1993-12-09 1993-12-09 軒天井の固定構造 Withdrawn JPH0735602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6577393U JPH0735602U (ja) 1993-12-09 1993-12-09 軒天井の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6577393U JPH0735602U (ja) 1993-12-09 1993-12-09 軒天井の固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735602U true JPH0735602U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13296688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6577393U Withdrawn JPH0735602U (ja) 1993-12-09 1993-12-09 軒天井の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0735602U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0735602U (ja) 軒天井の固定構造
JPH0726487Y2 (ja) 軒天井取付構造
JPS6012033Y2 (ja) 折版屋根の木口カバ−
JPS6035692Y2 (ja) 軒先部における屋根パネルと壁パネルとの取付装置
JP3118538B2 (ja) 軒先構造
JPH028025Y2 (ja)
JP2506259B2 (ja) 軒先構造
JP3015819U (ja) 木造建築物のパネル取付構造およびパネルユニット
JP3705319B2 (ja) 軒先部の破風構造
JPH05483Y2 (ja)
JPS5823851Y2 (ja) 建築用斜材取付装置
JP3079222B2 (ja) 野縁組付方法
JPH057370Y2 (ja)
JPH0342174Y2 (ja)
JPS59406Y2 (ja) 形鋼と角材の取付け装置
JPS5811856Y2 (ja) 壁パネル取付用下地材
JP3447793B2 (ja) 建築物の換気構造
JP2821617B2 (ja) アルコーブにおける屋根パネルの支持装置
JPH0430254Y2 (ja)
JPH0450331Y2 (ja)
JPS6018488Y2 (ja) 妻側垂木取付装置
JPH04216753A (ja) 建築物用縦葺き屋根
JPH0426578Y2 (ja)
JPH061501U (ja) バルコニー腰壁構造
JPH1061087A (ja) 屋根パネル及びこれを用いた屋根の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305