JPH0735459U - 無接点式コード巻取装置 - Google Patents

無接点式コード巻取装置

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JPH0735459U
JPH0735459U JP6555493U JP6555493U JPH0735459U JP H0735459 U JPH0735459 U JP H0735459U JP 6555493 U JP6555493 U JP 6555493U JP 6555493 U JP6555493 U JP 6555493U JP H0735459 U JPH0735459 U JP H0735459U
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JP
Japan
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cord
reel
winding
winding portion
partition wall
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Pending
Application number
JP6555493U
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English (en)
Inventor
孝則 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非引出しコードを収納するための巻取部を可
及的に少くでき、装置のコンパクト化を実現することが
できる無接点式コード巻取装置を提供すること。 【構成】 ケース1内にリール3を回転可能に、かつば
ね6により一方向に付勢して設置し、このリールの外周
面に仕切壁11を設け、この仕切壁によって軸方向にセパ
レートされたリールの一方側に第1巻取部13を、他方側
に第2巻取部14をそれぞれ形成し、この第1巻取部13に
引出しコード20aをリールの付勢方向と反対方向に、か
つ第2巻取部14に非引出しコード20bをリールの付勢方
向と同方向又は異方向にそれぞれ該両内端部を連結した
うえリールに係止して巻回している。非引出しコード20
bの巻回方向の肉厚を引出しコード20aよりも薄く形成
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気掃除機など各種の電気機器に用いられる無接点式のコード巻 取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置として、この出願人は先に特願平5-235078号を提案した。これは ケース内にリールを回転可能に、かつ一方向に付勢して設置し、このリールの外 周面に仕切壁を設け、この仕切壁によって軸方向にセパレートされたリールの一 方側に第1巻取部を、他方側に第2巻取部をそれぞれ形成し、これら第1、第2 巻取部に1本のコードを、その引出しコード部分を第1巻取部にリールの付勢方 向と反対方向に、かつ非引出しコード部分を第2巻取部にリールの付勢方向と同 方向にそれぞれ該両部分の境界部をリールに係止して巻回した無接点式コード巻 取装置において、ケース内におけるリールの第2巻取部と軸方向に隣接する位置 に第2リールを回転自在に設け、この第2リールの外周面に第2仕切壁を設け、 この第2仕切壁によって軸方向にセパレートされたリールの第2巻取部と同じ側 に第2巻取部に巻回される非引出しコード部分を巻回する第3巻取部を形成した ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなコード巻取装置の場合、コードとして引出しコード部 分と非引出しコード部分が連続した1本ものからなる同径のものを用いているた め、引出しコード部分の長さに対応する長さを必要とする非引出しコード部分を 収納するための巻取部をリールの径方向に多層にわたり必要となり、嵩張ってし まい装置が大型化してしまうという問題があった。
【0004】 そこで、この考案は前記従来の問題点を解決し、引出しコードの長さを従来と 同じに維持したうえで、非引出しコードを収納するための巻取部を可及的に少く でき、装置のコンパクト化を実現できる無接点式コード巻取装置を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の考案は、前記のような無接点式コード巻 取装置において、非引出しコードの巻回方向の肉厚を引出しコードよりも薄く形 成している。請求項2の考案は、請求項1において、非引出しコード及び引出し コードが多芯構造となっており、かつ非引出しコードの芯がリールの軸方向に直 列に連なるようになっている。請求項3の考案は、請求項1又は2において、非 引出しコード及び引出しコードの両内端部がリールに設けた接続金具を利用して 連結されている。
【0006】
【作用】
前記のような構成とすると、引出しコードに比して非引出しコードを巻取部に 多く巻き取ることが可能となり、そのため非引出しコードを収納する巻取部を可 及的に少くできることとなる。
【0007】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す縦断正面図、図2は図1の線Aに沿う横断平 面図、図3は図1の線Bに沿う横断平面図である。1はケース、2はケースカバ ーであって、これらケース1とカバー2で形成される中空内部にはリール3がケ ース1の中心軸5で支持されて回転可能に、かつばね6により一方向に付勢され て設置されている。リール3の外周面には環状の仕切壁7が一体に設けられ、こ の仕切壁の一方の側にはばね6が円筒壁8で囲まれて配置されるようになってい るとともに、他方の側の中心寄りには円筒壁10が設けられている。11は円筒壁10 及びリール3と一体に設けられた仕切壁7と同様の環状の仕切壁で、この仕切壁 のカバー2側にはさらに円筒壁10と同様の円筒壁12が設けられている。しかして 仕切壁11により軸方向にセパレートされたその一方側、すなわち円筒壁10の外周 面が第1巻取部13に、かつ他方側の円筒壁12の外周面が第2巻取部14にそれぞれ 形成されている。
【0008】 20は3芯タイプの電源コードで、リール3の第1巻取部13に巻回される引出し コード20aと第2巻取部14に巻回される非引出しコード20bとからなっている。 引出しコード20aは図4(A)に示すように3芯コードが撚られてキャブタイヤケ ーブルに形成されたほぼ円形の断面形状となっていて、第1巻取部13にばね6の 付勢方向と反対方向に巻回され、外端側がケース1の外周部に設けた図示しない コード引出し口から外部に取り出されるようになっている。一方、非引出しコー ド20bは図4(B)に示すように3芯が直列に連なるようになった扁平形の断面形 状となっていて、第2巻取部14に引出しコード20aと同向きに巻回されている。 この非引出しコード20bの巻回方向は逆であってもよい。非引出しコード20bは ケース1の外周部に設けた図示しない非引出しコード引出し口で係止されたうえ 、外部に取り出されるようになっている。引出しコード20aと非引出しコード20 bの両内端部はそれぞれ円筒壁10,12に設けた図示しない穴を貫通したうえ、リ ール3の中心部において仕切壁11を貫通して固定された接続金具22に接続されて いる。すなわち図5に示すように引出しコード20aと非引出しコード20bの両内 端部には丸端子23,24が固定されており、これら丸端子23,24が接続金具22の両 端接続部にビス25,26により止められている。この実施例では接続金具22を利用 して両コード20a,20bの内端部を接続したが、直接接続するようにしてもよい ことは言うまでもない。また図4に示すように非引出しコード20bのリール3の 第2巻取部14への巻回方向の肉厚は引出しコード20aの肉厚(直径)をDとする と、この例ではD/3と薄くなっている。
【0009】 前記において非引出しコード20bの長さは、引出しコード20aの長さ以上の長 さとなっている。非引出しコード20bは引出しコード20aが図3のようにリール 3の第1巻取部13に完全に巻き取られた状態では、第2巻取部14に最小に縮径さ れた状態となって巻回されている。
【0010】 この実施例の作用を説明する。引出しコード20aがケース1内のリール3の第 1巻取部13に完全に巻き取られた状態から引出しコード20aをケース1外に引き 出すと、リール3がばね6の付勢に抗して回転され、第1巻取部13に巻回された コード20aは徐々に引き出される。この引出しコード20aの引出しとともに、リ ール3の第2巻取部14に巻回された非引出しコード20bは縮径された状態から次 第に拡開されていき、引出しコード20aが完全に引出されると、最大に拡開され た状態となる。引出しコード20aが完全に引出された後、その引出しを停止する と(引出しコード20aの引出しを途中で停止する場合も同じ)、リール3がばね 6の付勢により逆方向へ回転するが、この回転はリール3とケース1に設けた図 示省略したストッパ機構の作動により停止される。
【0011】 一方、前記により引き出した引出コード20aを再びリール3の第1巻取部13に 巻き取らせるには、該コード20aを再度、引き出す。これにより前記ストッパ機 構の作動が解除され、リール3がばね6の付勢によって回転され、コード20aは リール3の第1巻取部13に引き出し前の状態に巻き取られる。またリール3の第 2巻取部14に最大の拡開状態にあった非引き出しコード20bは、次第に縮径され ていき、コード20aが完全に巻き取られると、再び元の最小に縮径された状態と なる。前記におけるストッパ機構の構成と作動等は従来から一般的な技術となっ ているため、その説明は図示を含め省略する。
【0012】 前記の説明から明らかなように、引出しコード20aに比して非引出しコード20 bを第2巻取部14に多く巻き取ることが可能となり、この第2巻取部14だけで充 分となる。したがって、従来のように非引出しコード20bを巻き取るために要し た第3,4巻取部が不要となり、リール3の軸方向の嵩張りが解消する。尚、前 記した実施例は好ましい一例を示したにすぎず、実施に際してはこれ以外の設計 としてもよいことは言うまでもない。
【0013】
【考案の効果】
請求項1ないし3の考案は前記のような構成からなり、非引出しコードを収納 する巻取部を可及的に少くでき、従来のように非引出しコード部分を収納するた めの巻取部をリールの径方向に多層にわたり設ける必要がないので、装置のコン パクト化を実現することができる。しかも両コードの内端部を着脱可能に連結す るようにすれば各種電気機器に応じて種々のコードを選択して使用することがで きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1の線Aに沿う横断平面図である。
【図3】図1の線Bに沿う横断平面図である。
【図4】(A)は引出しコードの断面図、(B)は非引出し
コードの断面図である。
【図5】図1のC部の一部省略の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ケースカバー 3 リール 5 中心軸 6 ばね 7,11 仕切壁 13,14 巻取部 20 電源コード 20a 引出しコード 20b 非引出しコード 22 接続金具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にリールを回転可能に、かつ一
    方向に付勢して設置し、このリールの外周面に仕切壁を
    設け、この仕切壁によって軸方向にセパレートされた前
    記リールの一方側に第1巻取部を、他方側に第2巻取部
    をそれぞれ形成し、この第1巻取部に引出しコードをリ
    ールの付勢方向と反対方向に、かつ第2巻取部に非引出
    しコードをリールの付勢方向と同方向又は異方向にそれ
    ぞれ該両内端部を連結したうえリールに係止して巻回し
    た無接点式コード巻取装置において、前記非引出しコー
    ドの巻回方向の肉厚を引出しコードよりも薄く形成した
    ことを特徴とする無接点式コード巻取装置。
  2. 【請求項2】 非引出しコード及び引出しコードが多芯
    構造となっており、かつ非引出しコードの芯がリールの
    軸方向に直列に連なるようになっている請求項1記載の
    無接点式コード巻取装置。
  3. 【請求項3】 非引出しコード及び引出しコードの両内
    端部がリールに設けた接続金具を利用して連結されてい
    る請求項1又は2記載の無接点式コード巻取装置。
JP6555493U 1993-12-08 1993-12-08 無接点式コード巻取装置 Pending JPH0735459U (ja)

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JP6555493U JPH0735459U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 無接点式コード巻取装置

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JP6555493U JPH0735459U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 無接点式コード巻取装置

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JPH0735459U true JPH0735459U (ja) 1995-07-04

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JP6555493U Pending JPH0735459U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 無接点式コード巻取装置

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JP (1) JPH0735459U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024400A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Toei Denki Kk コードリール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990413