JP3070502B2 - コード巻取装置 - Google Patents

コード巻取装置

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JP3070502B2
JP3070502B2 JP9025213A JP2521397A JP3070502B2 JP 3070502 B2 JP3070502 B2 JP 3070502B2 JP 9025213 A JP9025213 A JP 9025213A JP 2521397 A JP2521397 A JP 2521397A JP 3070502 B2 JP3070502 B2 JP 3070502B2
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cord
case
reel
wound
wound around
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JP9025213A
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JPH10218499A (ja
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孝則 近藤
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無接点式のコー
ド巻取装置、さらに詳しくは例えば外出中に携帯用のパ
ソコンからパソコン通信により情報を伝達したいときな
どに、素速く通信用コードを巻き取られた状態から引き
出してパソコンと電話をつなぎそれを可能にするコード
巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような携帯用パソコンで情報を送
りたいときに、従来はこのようなコード巻取装置がなか
ったため、モジュラージャックが両端部に付いた通信用
コードをパソコンと一緒に持ち運ばなければならなかっ
た。このような通信用コードは長さがさほど必要ないと
は言え、うまくまるめてひも等で解れないようにしなけ
ればならず、パソコンケース等に収納して持ち運ぶとき
の不使用時の保管に難点があった。また、通常、コード
よりもモジュラージャックが大きいために携帯時にモジ
ュラージャックが外れたりして断線し易く、故障の原因
となる等の難点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、不使用時にはコード
を自動的に巻き取ってケース内に収納して保管すること
ができるとともに、使用時にはコードを素速く引き出し
て使用に供することができ、しかも故障も少なく、外出
中に携帯用パソコンと電話の接続に用いるのに特に便利
なコード巻取装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ケース内にリールをそのボス部
が中心軸に嵌挿支持されて回転可能に、かつばねにより
一方向に回転するよう付勢して設置したコード巻取装置
において、ボス部の周りにはその基端部が中心軸に対し
てコードの厚さぶんの間隔をおいて配置され、それから
中心軸に沿って円弧状にしばらく延びた後に直線状に延
び、さらにそれから中心軸と一定の距離をおいて同心状
に円弧状に3/4周ほど延び、肉厚部に形成された先端
部が基端部と一部オーバーラップした形に形成されてな
るコード巻取部がほぼ1周程度にわたり形成され、この
コード巻取部に1本のコードを、その中間部をボス部に
巻き付けて係止し、該係止した中間部から両端部側を重
ね合わせて前記基端部と先端部との間を通したのちコー
ド巻取部に巻き付けるように外周側に導いて巻回しなが
らリールの付勢方向と反対方向にリールに巻回してケー
ス内に収納し、このようにケース内に収納したコードの
両端部をケースに設けたコード引出口から外部に突出さ
せ、この突出したコードの両端部のいずれか一方を引き
出すと他方も同時に引き出されるようになっており、こ
のように引き出されるコードを所定の引き出し位置で停
止させる停止機構を設けたことを特徴とする。
【0005】コード引出口はケースの側壁における互い
に反対側となる位置に2つ設けてもよいし、必ずしも相
対向する位置でない任意の位置に2つ設けてもよいし、
あるいは任意の位置に1つだけ設けてもよい。この場
合、2つのコード引出口はコードのそれぞれいずれか一
方の端部及び他方の端部の専用となり、1つのコード引
出口はコードの両端部の共用となる。停止機構は引き出
したコードを再び巻き取るための解除機構付きとしても
よい。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、コ
ードが、両端部にモジュラージャックが付き、厚さ方向
に重ね合わせられて巻回される薄肉厚の板状通信用コー
ドであり、リールに巻き取られた状態でモジュラージャ
ックが収納される凹所がケースに形成されている。凹所
としてはケースの一部を切欠形成した凹欠部のようなも
のが好ましいが、ケースに孔部のようなものを形成した
ものでもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。1は平面形状が略卵型を呈するケース
で、下ケース2と上ケース3とからなっており、ビス4
等で組み立てられている。ケース1内にはリール5が下
ケース2に設けた中心軸6で支持されて回転可能に、か
つばね7により一方向に回転するよう付勢されて設置さ
れている。リール5は円板状のリール本体8を具え、該
本体の下ケース2側にばね7を装着する囲い壁9が形成
され、上ケース3側の中心軸6に嵌挿支持された部分に
ボス部10が形成されている。
【0008】リール本体8において囲い壁9の外周側に
は図示しない係止爪が複数個(例えば4個)、円周方向
に等間隔で形成され、該係止爪にはストッパレバー13の
先端が図示しないばねで付勢されて係止するようになっ
ている。ストッパレバー13は先端と反対側の基端部が操
作部16に形成されてケース1に設けた開口部17から突出
するように枢支軸18で枢支されている。このストッパレ
バー13、枢支軸18、前記係止爪及びばね等で引き出した
後記コードを所定の引き出し位置で停止させる停止機構
20を構成する。停止機構20は操作部16を操作することに
よりストッパレバー13の先端を前記係止爪から解除し、
ばね7の付勢力により再びコードを巻き取ることができ
るように解除機構を備えたものとなっている。
【0009】ボス部10の周りにはコードを案内し、かつ
巻き取るコード巻取部22がほぼ1周程度にわたり形成さ
れている。すなわち、コード巻取部22はその基端部が中
心軸6に対してコードの厚さぶんの間隔をおいて配置さ
れ、それから中心軸6に沿って円弧状にしばらく延びた
後に直線状に延び、さらにそれから中心軸6と一定の距
離をおいて同心状に円弧状に3/4周ほど延び、先端部
が基端部と一部オーバーラップした形に形成されてい
る。先端部は内周側に突出した肉厚部23に形成され、か
つ該肉厚部に形成された先端部とオーバーラップした基
端部で中心軸6に係止したコードを挾むようにして外周
側に導いている。ケース1の側壁における互いに反対側
となる位置(相対向する位置)には凹欠部25,26が相対
称に形成され、該凹欠部の側壁にはコード引出口27,28
が互いに反対方向を向いて設けられている。30,31はコ
ード引出口27,28の周辺に形成されたコード案内壁であ
る。
【0010】33は両端部にモジュラージャック33a,33
bを有する1本の薄肉厚で板状の通信用コードで、厚さ
方向に重ね合わせられてコード巻取部22に巻回される。
すなわち、図1に示すようにコード33の中間部がリール
5の中心軸6に係止され、該係止された中間部から両端
部側が重ね合わせられて肉厚部23とコード巻取部22の基
端部とのオーバーラップ部分を通り、以後そこから巻取
部22の外周に沿って案内されてばね7によるリール5の
付勢方向と反対方向に巻回される。そして、巻回終端に
近くなったところで重ね合わせられたコード33の一方が
引出口27から引き出されて凹欠部25にモジュラージャッ
ク33aが位置する状態とされ、他方も同様に引出口28か
ら引き出されて凹欠部26にモジュラージャック33bが位
置する状態とされる。
【0011】前記のようにしてコード33がリール5のコ
ード巻取部22に巻回されて完全にケース1内に収納され
た図示の状態から、例えばコード33の一方をモジュラー
ジャック33aを持って引き出すと、リール5がばね7の
付勢に抗して回転され、これによってリール5のコード
巻取部22に巻回されたコード33の一方は徐々に引出口27
から引き出される。一方、この引出口27からのコード33
の一方の引き出しによりコード巻取部22に重ね合わせら
れて巻回されたコード33の他方も同時に徐々に引出口28
から同じ長さ引き出される。そして、所定の引き出し位
置となったときにその引き出しを停止すると、停止機構
20が作用してそれまで係止爪に係止するもそれを乗り越
えていたストッパレバー13の先端がばね15の付勢力によ
り係止爪に係止し、ばね7による巻き取りが不能とな
り、引き出されたコード33はその位置で停止させられ
る。そして、この実施の形態の場合には、例えばコード
33の一方のモジュラージャック33aをパソコンに、他方
のモジュラージャック33bを電話機にそれぞれ接続し、
パソコン通信の用に供することとなる。
【0012】使用後、再びケース1内のリール5のコー
ド巻取部22にコード33を巻回して収納するには、ストッ
パレバー13を操作部16を操作することによりばねに抗し
て図1に鎖線で示すように揺動する。これによりそれま
で係止していたストッパレバー13の先端が係止爪から外
れて停止解除となり、リール5がばね7の付勢力を受け
るようになる。そしてこのばね7の付勢力により引出口
27,28から引き出されたコード33はその一方、他方とも
同時にリール5のコード巻取部22に巻き取られ、再び図
示のような巻取状態となる。
【0013】前記の実施の形態では停止機構20として停
止解除機構付きのものを示したが、必ずしもこのような
解除機構が付いている必要はなく、停止機構により自動
的に解除するようになった公知の機構を利用してもよ
い。そのほかの細部の機構も特許請求の範囲に記載した
範囲で任意のものに変更して実施することができること
は勿論である。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は前記のような構成から
なるので、不使用時にはコードを自動的に巻き取ってケ
ース内に収納し保管することができるとともに、使用時
にはコードを素速く引き出して使用に供することがで
き、しかも、この場合にコードの一方を引き出すと他方
も同時に同じ長さ引き出され引き出し効率がきわめてよ
い。また、コードを重ね合わせて巻き取るため、同じ無
接点方式の従来のコード巻取装置に比し、ケースの高さ
や幅を小さくコンパクトにできる。請求項2の発明は前
記の効果に加えてさらにモジュラージャックが収納され
る凹所がケースに形成されているので、不使用時にこの
凹所にモジュラージャックを収納しておくことにより従
来このモジュラージャックがらみで多かった故障も少な
くてすむ。しかも、外出中に携帯用パソコンと電話の接
続に用いるのに特に便利である等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す上ケースを取り外
した平面図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】図4においてコード引出口が表れた部分図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 下ケース 3 上ケース 5 リール 6 中心軸 7 ばね 8 リール本体 10 コード巻取部 13 ストッパーレバー 16 操作部 17 開口部 18 枢支軸 20 停止機構 22 巻取部 25,26 凹欠部 27,28 コード引出口 33 通信用コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/48 B65H 75/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内にリール(5)をそのボス部
    (10)が中心軸(6)に嵌挿支持されて回転可能に、かつば
    ね(7)により一方向に回転するよう付勢して設置したコ
    ード巻取装置において、 前記ボス部(10)の周りにはその基端部が中心軸(6)に対
    してコードの厚さぶんの間隔をおいて配置され、それか
    ら中心軸(6)に沿って円弧状にしばらく延びた後に直線
    状に延び、さらにそれから中心軸(6)と一定の距離をお
    いて同心状に円弧状に3/4周ほど延び、肉厚部(23)に
    形成された先端部が基端部と一部オーバーラップした形
    に形成されてなるコード巻取部(22)がほぼ1周程度にわ
    たり形成され、このコード巻取部に1本のコード(33)
    を、その中間部をボス部(10)に巻き付けて係止し、該係
    止した中間部から両端部側を重ね合わせて前記基端部と
    先端部との間を通したのちコード巻取部(22)に巻き付け
    るように外周側に導いて巻回しながらリール(5)の付勢
    方向と反対方向にリールに巻回してケース(1)内に収納
    し、このようにケース内に収納したコード(33)の両端部
    をケースに設けたコード引出口(27,28)から外部に突出
    させ、この突出したコードの両端部のいずれか一方を引
    き出すと他方も同時に引き出されるようになっており、
    このように引き出されるコードを所定の引き出し位置で
    停止させる停止機構(20)を設けたことを特徴とするコー
    ド巻取装置。
  2. 【請求項2】 コードが、両端部にモジュラージャック
    が付き、厚さ方向に重ね合わせられて巻回される薄肉厚
    の板状通信用コードであり、リールに巻き取られた状態
    でモジュラージャックが収納される凹所がケースに形成
    されている請求項1記載のコード巻取装置。
JP9025213A 1997-02-07 1997-02-07 コード巻取装置 Expired - Lifetime JP3070502B2 (ja)

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KR100359122B1 (ko) * 1998-09-01 2003-01-24 주식회사 동양 에스 피 휴대용통신장치의부가송수신장치
KR100448988B1 (ko) * 2002-01-11 2004-09-18 국방과학연구소 신호 케이블 와인딩 장치

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