JPH079878Y2 - コード巻取装置 - Google Patents

コード巻取装置

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JPH079878Y2
JPH079878Y2 JP1989081339U JP8133989U JPH079878Y2 JP H079878 Y2 JPH079878 Y2 JP H079878Y2 JP 1989081339 U JP1989081339 U JP 1989081339U JP 8133989 U JP8133989 U JP 8133989U JP H079878 Y2 JPH079878 Y2 JP H079878Y2
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JP
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cord
reel
state
winding
wound
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JP1989081339U
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JPH0321073U (ja
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昭 能勢
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は炊飯ジャーなどに用いられる無接点方式のコ
ード巻取装置に関するものである。
従来の技術とその課題 ケース内に第1、第2巻取部を軸方向に有するリールが
回転可能に、かつ一方向に付勢されて設置され、このリ
ールに1本の電源コードが、その引出しコード部分を第
1巻取部にリールの付勢方向と反対方向に、かつ非引出
しコード部分を第2巻取部にリールの付勢方向と同方向
にそれぞれ該両部分の境界部をリールに係止して巻回さ
れているコード巻取装置を、この出願人は先に提案した
(実開昭61-163460号)。
このコード巻取装置にあっては、電源コードの引出しコ
ード部分が徐々に引出されていくと、非引出しコード部
分が縮径状態から拡開状に巻きほどかれていき、引出し
コード部分が全長の半分ほど引出されると、非引出しコ
ード部分が一旦巻きほどかれて反転し、逆方向に巻回さ
れる。そして、引出しコード部分が完全に引出される
と、非引出しコード部分は再び縮径された状態で、かつ
逆方向に巻回された状態となる。
一方、前記のように引出された電源コードが、ばねの力
によりケース内のリールに巻き取るときにも、非引出し
コード部分は縮径状態から一旦拡開状に巻きほどかれた
後、再びその巻回方向を逆方向に反転されて縮径状態に
巻回される。
前記のように、従来のコード巻取装置の場合、引出しコ
ード部分の巻取時に非引出しコード部分が縮径状態から
拡開する間まではばねの力を要しないが、非引出しコー
ド部分が拡開から反転して縮径する間まではばねの力を
要する構造となっているため、ばねをこれら引出しコー
ド部分、非引出しコード部分が巻取可能な力の大きい大
型のものにしなければならない。
また、従来のコード巻取装置の場合、引出時と巻取時に
非引出しコード部分がそれぞれ反転するようになってい
るため、該反転の繰返しによりコードが断線し易い。
そこで、この考案は前記従来の問題点を解決し、非引出
しコード部分の巻取りについてばねの力を必要とするこ
とがないようにして、ばねの小型、軽量化を図ることが
でき、しかもコードの断線が少なくてその寿命を長くで
きるコード巻取装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この考案は、前記のような
コード巻取装置において、電源コードの非引出しコード
部分が、引出しコード部分がリールに巻き取られた状態
から引出されていき、完全に引出された状態となるまで
の間に、拡開した状態から縮径状態となる一方、引出し
コード部分が引出された状態から巻き取られていき、完
全に巻き取られた状態となるまでの間に、縮径した状態
から拡開状態となるようになっている。
作用 前記構成によって、引出した電源コードの引出しコード
部分をばねの力によって巻取り、完全に巻き取った状態
となるまでの間に、非引出しコード部分は縮径した状態
から拡開状態となり、ばねの力を要することがない。ま
た、巻取りの途中で反転することもない。
実施例 第1〜3図において1はケース、2はケースカバーであ
って、これらケース1とカバー2で形成される中空内部
にはリール3がケース1の中心軸5で支持されて回転可
能に、かつばね6により一方向に付勢されて設置されて
いる。
リール3は後記電源コードを第1図で左右2段にセパレ
ートして巻回可能なように案内する環状板3aを一体に有
し、該環状板3aによりセパレートされたその一方の面側
が第1巻取部Aに、かつ他方の面側が第2巻取部Bにそ
れぞれコードの幅よりやや大きい軸方向の幅をもって形
成されている。
8は電源コードで、この電源コードはリール3の第1巻
取部Aに巻回される引出しコード部分8aと第2巻取部B
に巻回される非引出しコード部分8bとからなっている。
引出しコード部分8aは第1巻取部Aにばね6の付勢方向
と反対方向に巻回され、外端側がケース1の外周部に設
けたコード引出し口10から外部に取り出され、この引き
出された外端にはプラグ11が取付けられている。引出し
コード部分8aの内端側と非引出しコード部分8bの内端側
となる両境界部はリール3の中心部、すなわち中心軸5
近くの環状板3aに設けた貫通孔(図示せず)に係止され
ており、内端側がこのように係止された非引出しコード
部分8bは第2巻取部Bに引出しコード部分8aとは逆方向
に巻回されている。そして、ケース1の外周部に設けた
非引出しコード部分引出し口13で係止されたうえ、外部
に取り出され、この取り出された非引出しコード部分8b
の外端には圧着端子14が取り付けられている。
前記において電源コード8の非引出しコード部分8bの長
さは、引出しコード部分8aの長さより短く、通常はそれ
の2/3位となっている。また、非引出しコード部分8bは
引出しコード部分8aが第2図のようにリール3の第1巻
取部Aに完全に巻き取られた状態では、第3図のように
第2巻取部Bに最大に拡開された状態になっている。
前記実施例の作用を説明する。
電源コード8の引出しコード部分8aがケース1内のリー
ル3の第1巻取部Aに完全に巻き取られた状態から引出
しコード8aをケース1外に引き出すには、コード引出し
口10からコード部分8aを引き出す。この引き出しにより
リール3がばね6の付勢に抗して第2図で矢印方向へ回
転され、第1巻取部Aに巻回されたコード部分8aは徐々
に引出し口10から引き出される。
そして、所定の長さのところで、コード部分8aの引き出
しを停止すると、リール3がばね6の付勢により前記と
逆方向へ回転してコード部分8aが巻き取られるが、リー
ル3とケース1に設けた図示省略したストッパ機構の作
動により、リール3の回転が停止され、コード部分8aは
それ以上巻き取られなくなり、その位置で停止される。
この際、リール3の第2巻取部Bに巻回された非引出し
コード部分8bは最大に拡開された状態から次第に縮径さ
れていき、コード部分8aが完全にケース1外に引き出さ
れると(第4図)、最小の縮径状態となる(第5図)。
次に、前記により引き出した電源コード8の引き出しコ
ード部分8aをリール3の第1巻取部Aに巻き取らせるに
は、該コード部分8aを再度、引き出す。これにより前記
ストッパ機構の作動が解除され、リール3がばね6の付
勢によって回転され、コード部分8aはリール3の第1巻
取部Aに引き出し前の状態に巻き取られる。
この際、最小の縮径状態にあった非引き出しコード部分
8bは、次第に拡開されていき、コード部分8aが完全に巻
き取られると(第2図)、再び元の最大に拡開された状
態となる(第3図)。
前記におけるストッパ機構の構成と作動等は従来から知
られているため、その説明は図示を含め省略する。
考案の効果 この考案は前記のような構成からなり、電源コードの非
引出しコード部分をばねの力で巻き取るようなことが一
切ないので、ばねを引出しコード部分の巻取りだけの力
の小さい小型でかつ軽量のものとすることができ、これ
によって装置のコンパクト化、コストダウンを図ること
ができる。しかも、従来のように非引出しコードを反転
させることもないので、断線事故も少なくでき、寿命を
長くできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断側面図、第2図
は第1図のII-II線に沿う横断平面図、第3図は第1図
のIII-III線に沿う横断平面図、第4図および第5図は
作用を説明する第2図および第3図と対応する図面であ
る。 1……ケース、2……ケースカバー、3……リール、5
……中心軸、6……ばね、8……電源コード、8a……引
出しコード部分、8b……非引出しコード部分、10……コ
ード引出し口、11……プラグ、A……第1巻取部、B…
…第2巻取部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に第1、第2巻取部を軸方向に有
    するリールが回転可能に、かつ一方向に付勢されて設置
    され、このリールに1本の電源コードが、その引出しコ
    ード部分を第1巻取部にリールの付勢方向と反対方向
    に、かつ非引出しコード部分を第2巻取部にリールの付
    勢方向と同方向にそれぞれ該両部分の境界部をリールに
    係止して巻回されているコード巻取装置において、 この電源コードの非引出しコード部分が、引出しコード
    部分がリールに巻き取られた状態から引出されていき、
    完全に引出された状態となるまでの間に、拡開した状態
    から縮径状態となる一方、引出しコード部分が引出され
    た状態から巻き取られていき、完全に巻き取られた状態
    となるまでの間に、縮径した状態から拡開状態となるよ
    うに構成されていることを特徴とするコード巻取装置。
JP1989081339U 1989-07-11 1989-07-11 コード巻取装置 Expired - Lifetime JPH079878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989081339U JPH079878Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コード巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989081339U JPH079878Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コード巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0321073U JPH0321073U (ja) 1991-03-01
JPH079878Y2 true JPH079878Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31627196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989081339U Expired - Lifetime JPH079878Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コード巻取装置

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JP (1) JPH079878Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465384U (ja) * 1977-10-19 1979-05-09
JPS5844143U (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 カルソニックカンセイ株式会社 自動組立機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0321073U (ja) 1991-03-01

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