JPH0789674A - 無接点式コード巻取装置 - Google Patents
無接点式コード巻取装置Info
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- JPH0789674A JPH0789674A JP23507893A JP23507893A JPH0789674A JP H0789674 A JPH0789674 A JP H0789674A JP 23507893 A JP23507893 A JP 23507893A JP 23507893 A JP23507893 A JP 23507893A JP H0789674 A JPH0789674 A JP H0789674A
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- JP
- Japan
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- reel
- cord
- winding
- case
- partition wall
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
- B65H75/44—Constructional details
- B65H75/4449—Arrangements or adaptations to avoid movable contacts or rotary couplings, e.g. by the use of an expansion chamber for a lenght of the cord or hose
- B65H75/4452—Simultaneous winding and unwinding of the material, e.g. winding or unwinding on a stationary drum while respectively unwinding or winding on a rotating drum using a planetary guiding roller
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 引出しコード部分を長くする場合でもケース
やリールの径を大きくする必要がなく、非引出しコード
部分を逆転させることもなくて非引出しコード部分の有
効回転数を十分にとれる無接点式コード巻取装置を提供
すること。 【構成】 リール3を回転可能に、かつばね6により一
方向に付勢して設置したケース1内におけるリール3の
第2巻取部14と軸方向に隣接する位置に第2リール17,
22を回転自在に設け、この第2リールの外周面に第2仕
切壁18,23を設け、この第2仕切壁によって軸方向にセ
パレートされたリール3の第2巻取部14と同じ側に第2
巻取部に巻回される非引出しコード部分30bを巻回する
第3巻取部19,24を形成している。
やリールの径を大きくする必要がなく、非引出しコード
部分を逆転させることもなくて非引出しコード部分の有
効回転数を十分にとれる無接点式コード巻取装置を提供
すること。 【構成】 リール3を回転可能に、かつばね6により一
方向に付勢して設置したケース1内におけるリール3の
第2巻取部14と軸方向に隣接する位置に第2リール17,
22を回転自在に設け、この第2リールの外周面に第2仕
切壁18,23を設け、この第2仕切壁によって軸方向にセ
パレートされたリール3の第2巻取部14と同じ側に第2
巻取部に巻回される非引出しコード部分30bを巻回する
第3巻取部19,24を形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の電気機器に用
いられる無接点式のコード巻取装置に関するものであ
る。
いられる無接点式のコード巻取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ケース内にリールを回転可能に、かつ一
方向に付勢して設置し、このリールの外周面に仕切壁を
設け、この仕切壁によって軸方向にセパレートされたリ
ールの一方側に第1巻取部を、他方側に第2巻取部をそ
れぞれ形成し、これら第1、第2巻取部に1本のコード
を、その引出しコード部分を第1巻取部にリールの付勢
方向と反対方向に、かつ非引出しコード部分を第2巻取
部にリールの付勢方向と同方向にそれぞれ該両部分の境
界部をリールに係止して巻回した無接点式コード巻取装
置は、この出願人が先に提案したようにすでに知られて
いる(実開平3−21073号公報)。
方向に付勢して設置し、このリールの外周面に仕切壁を
設け、この仕切壁によって軸方向にセパレートされたリ
ールの一方側に第1巻取部を、他方側に第2巻取部をそ
れぞれ形成し、これら第1、第2巻取部に1本のコード
を、その引出しコード部分を第1巻取部にリールの付勢
方向と反対方向に、かつ非引出しコード部分を第2巻取
部にリールの付勢方向と同方向にそれぞれ該両部分の境
界部をリールに係止して巻回した無接点式コード巻取装
置は、この出願人が先に提案したようにすでに知られて
いる(実開平3−21073号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のコー
ド巻取装置の場合、引出しコード部分の長さを収納する
回転数以上の回転数を非引出しコード部分で持たなけれ
ばならないため、引出しコード部分の収納面積より非引
出しコード部分の収納面積を広くするか、非引出しコー
ド部分を逆転させる必要が生じる。したがって、前者の
場合は径方向に大きくなってコンパクト化が要求される
機器にはスペース的な面から組み込めないという問題が
あり、後者の場合は逆転によりコードが断線するという
問題があった。
ド巻取装置の場合、引出しコード部分の長さを収納する
回転数以上の回転数を非引出しコード部分で持たなけれ
ばならないため、引出しコード部分の収納面積より非引
出しコード部分の収納面積を広くするか、非引出しコー
ド部分を逆転させる必要が生じる。したがって、前者の
場合は径方向に大きくなってコンパクト化が要求される
機器にはスペース的な面から組み込めないという問題が
あり、後者の場合は逆転によりコードが断線するという
問題があった。
【0004】そこで、この発明は前記従来の問題点を解
決し、引出しコード部分を長くする場合でもケースやリ
ールの径を大きくする必要がなく、非引出しコード部分
を逆転させることもなくて非引出しコード部分の有効回
転数を十分にとれる無接点式コード巻取装置を提供する
ことを目的とする。
決し、引出しコード部分を長くする場合でもケースやリ
ールの径を大きくする必要がなく、非引出しコード部分
を逆転させることもなくて非引出しコード部分の有効回
転数を十分にとれる無接点式コード巻取装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、前記のような無接点式コード巻取装置
において、ケース内におけるリールの第2巻取部と軸方
向に隣接する位置に第2リールを回転自在に設け、この
第2リールの外周面に第2仕切壁を設け、この第2仕切
壁によって軸方向にセパレートされたリールの第2巻取
部と同じ側に第2巻取部に巻回される非引出しコード部
分を巻回する第3巻取部を形成している。
め、この発明は、前記のような無接点式コード巻取装置
において、ケース内におけるリールの第2巻取部と軸方
向に隣接する位置に第2リールを回転自在に設け、この
第2リールの外周面に第2仕切壁を設け、この第2仕切
壁によって軸方向にセパレートされたリールの第2巻取
部と同じ側に第2巻取部に巻回される非引出しコード部
分を巻回する第3巻取部を形成している。
【0006】
【作用】前記のような構成とすることにより第2リール
の第3巻取部でリールの第2巻取部とともに、引出しコ
ード部分を長くした場合の非引出しコード部分の有効回
転数をとることが可能となる。
の第3巻取部でリールの第2巻取部とともに、引出しコ
ード部分を長くした場合の非引出しコード部分の有効回
転数をとることが可能となる。
【0007】
【実施例】図1〜図4において1はケース、2はケース
カバーであって、これらケース1とカバー2で形成され
る中空内部にはリール3がケース1の中心軸5で支持さ
れて回転可能に、かつばね6により一方向に付勢されて
設置されている。リール3の外周面には環状の仕切壁7
が一体に設けられ、この仕切壁の一方の側にはばね6が
円筒壁8で囲まれて配置されるようになっているととも
に、他方の側の中心寄りには円筒壁10が設けられてい
る。11は円筒壁10に内周側の円筒壁12が嵌合して固定さ
れた環状の仕切壁で、この仕切壁により軸方向にセパレ
ートされたその一方側、すなわち仕切壁7側の円筒壁10
の外周面が第1巻取部13に、かつ他方側が第2巻取部14
にそれ形成されている。15は仕切壁11の外周側に設けら
れた円筒壁である。
カバーであって、これらケース1とカバー2で形成され
る中空内部にはリール3がケース1の中心軸5で支持さ
れて回転可能に、かつばね6により一方向に付勢されて
設置されている。リール3の外周面には環状の仕切壁7
が一体に設けられ、この仕切壁の一方の側にはばね6が
円筒壁8で囲まれて配置されるようになっているととも
に、他方の側の中心寄りには円筒壁10が設けられてい
る。11は円筒壁10に内周側の円筒壁12が嵌合して固定さ
れた環状の仕切壁で、この仕切壁により軸方向にセパレ
ートされたその一方側、すなわち仕切壁7側の円筒壁10
の外周面が第1巻取部13に、かつ他方側が第2巻取部14
にそれ形成されている。15は仕切壁11の外周側に設けら
れた円筒壁である。
【0008】ケース1内におけるリール3の第2巻取部
14と軸方向に隣接する位置には第2リール17が回転自在
に設置され、この第2リールの外周面には第2仕切壁18
が設けられ、この第2仕切壁によって軸方向にセパレー
トされたリール3の第2巻取部14と同じ側は第3巻取部
19に形成されている。20は第2仕切壁18の外周側に設け
られた円筒壁である。同様にして第2リール17の第3巻
取部19と軸方向に隣接する位置には第3リール22が回転
自在に設置され、この第3リールの外周面には第3仕切
壁23が設けられ、この第3仕切壁によって軸方向にセパ
レートされたリール3の第2巻取部14と同じ側は第4巻
取部24に形成されている。
14と軸方向に隣接する位置には第2リール17が回転自在
に設置され、この第2リールの外周面には第2仕切壁18
が設けられ、この第2仕切壁によって軸方向にセパレー
トされたリール3の第2巻取部14と同じ側は第3巻取部
19に形成されている。20は第2仕切壁18の外周側に設け
られた円筒壁である。同様にして第2リール17の第3巻
取部19と軸方向に隣接する位置には第3リール22が回転
自在に設置され、この第3リールの外周面には第3仕切
壁23が設けられ、この第3仕切壁によって軸方向にセパ
レートされたリール3の第2巻取部14と同じ側は第4巻
取部24に形成されている。
【0009】30は電源コードで、リール3の第1巻取部
13に巻回される引出しコード部分30aと第2ないし第4
巻取部14,19,24に巻回される非引出しコード部分30b
とからなっている。引出しコード部分30aは第1巻取部
13にばね6の付勢方向と反対方向に巻回され、外端側が
ケース1の外周部に設けた図示しないコード引出し口か
ら外部に取り出されるようになっている。引出しコード
部分30aの内端側と非引出しコード部分30bの内端側と
なる両境界部はリール3の中心部、すなわち中心軸5近
くの仕切壁11に設けた貫通孔26(図2参照)に係止され
ており、内端側がこのように係止された非引出しコード
部分30bは円筒壁15側に拡開した状態となって第2巻取
部14に引出しコード部分30aとは逆方向に巻回されてい
る。非引出しコード部分30aはさらに第2リール17の仕
切壁18の外周側に設けた貫通孔27(図3参照)に係止さ
れた上、円筒壁20側に拡開した状態となって第3巻取部
19に同向きに巻回され、さらに第3リール22の仕切壁23
の中心軸5近くに設けた貫通孔28(図4参照)に係止さ
れた上、外周側に拡開した状態となって第4巻取部24に
同向きに巻回されており、そしてケース1の外周部に設
けた図示しない非引出しコード部分引出し口で係止され
たうえ、外部に取り出されるようになっている。
13に巻回される引出しコード部分30aと第2ないし第4
巻取部14,19,24に巻回される非引出しコード部分30b
とからなっている。引出しコード部分30aは第1巻取部
13にばね6の付勢方向と反対方向に巻回され、外端側が
ケース1の外周部に設けた図示しないコード引出し口か
ら外部に取り出されるようになっている。引出しコード
部分30aの内端側と非引出しコード部分30bの内端側と
なる両境界部はリール3の中心部、すなわち中心軸5近
くの仕切壁11に設けた貫通孔26(図2参照)に係止され
ており、内端側がこのように係止された非引出しコード
部分30bは円筒壁15側に拡開した状態となって第2巻取
部14に引出しコード部分30aとは逆方向に巻回されてい
る。非引出しコード部分30aはさらに第2リール17の仕
切壁18の外周側に設けた貫通孔27(図3参照)に係止さ
れた上、円筒壁20側に拡開した状態となって第3巻取部
19に同向きに巻回され、さらに第3リール22の仕切壁23
の中心軸5近くに設けた貫通孔28(図4参照)に係止さ
れた上、外周側に拡開した状態となって第4巻取部24に
同向きに巻回されており、そしてケース1の外周部に設
けた図示しない非引出しコード部分引出し口で係止され
たうえ、外部に取り出されるようになっている。
【0010】前記において電源コード30の非引出しコー
ド部分30bの長さは、引出しコード部分30aの長さ以上
の長さとなっている。非引出しコード部分30bは引出し
コード部分30aが図1のようにリール3の第1巻取部13
に完全に巻き取られた状態では、それぞれ第2ないし第
4巻取部14,19,24に最大に拡開された状態となって巻
回されている。また引出しコード部分30aが第1巻取部
13に5〜6回巻きのとき、非引出しコード部分30bはそ
れぞれ第2ないし第4巻取部14,19,24で2回巻き程度
となっている。この実施例ではコード30を1芯タイプと
したが、2芯以上のタイプのコードとしてもよい。
ド部分30bの長さは、引出しコード部分30aの長さ以上
の長さとなっている。非引出しコード部分30bは引出し
コード部分30aが図1のようにリール3の第1巻取部13
に完全に巻き取られた状態では、それぞれ第2ないし第
4巻取部14,19,24に最大に拡開された状態となって巻
回されている。また引出しコード部分30aが第1巻取部
13に5〜6回巻きのとき、非引出しコード部分30bはそ
れぞれ第2ないし第4巻取部14,19,24で2回巻き程度
となっている。この実施例ではコード30を1芯タイプと
したが、2芯以上のタイプのコードとしてもよい。
【0011】この実施例の作用を説明する。電源コード
30の引出しコード部分30aがケース1内のリール3の第
1巻取部13に完全に巻き取られた状態から引出しコード
30aをケース1外に引き出すと、リール3がばね6の付
勢に抗して回転され、第1巻取部13に巻回されたコード
部分30aは徐々に引き出される。この引出しコード30a
の引出しとともに、リール3の第2巻取部14及び第2、
第3リール17,22の第3ないし第4巻取部19,24に巻回
された非引出しコード部分30bは最大に拡開された状態
から次第に縮径されていき、引出しコード30aが1/3
引出されると、図2(A),図3(A),図4(A)に
示すような中間の縮径状態となり、引出しコード30aが
完全に引出されると、図2(B),図3(B),図4
(B)に示すように最小の縮径状態となる。この際、第
2、第3リール17,22はリール3と一緒に回転すること
はなく、非引出しコード部分30bの貫通孔27,28での係
止による繋がりによって連れ回りをしてそれぞれ非引出
しコード部分30bを巻き締める同方向に回転する。引出
しコード30aが完全に引出された後、その引出しを停止
すると(引出しコード30aの引出しを途中で停止する場
合も同じ)、リール3がばね6の付勢により逆方向へ回
転するが、この回転はリール3とケース1に設けた図示
省略したストッパ機構の作動により停止される。
30の引出しコード部分30aがケース1内のリール3の第
1巻取部13に完全に巻き取られた状態から引出しコード
30aをケース1外に引き出すと、リール3がばね6の付
勢に抗して回転され、第1巻取部13に巻回されたコード
部分30aは徐々に引き出される。この引出しコード30a
の引出しとともに、リール3の第2巻取部14及び第2、
第3リール17,22の第3ないし第4巻取部19,24に巻回
された非引出しコード部分30bは最大に拡開された状態
から次第に縮径されていき、引出しコード30aが1/3
引出されると、図2(A),図3(A),図4(A)に
示すような中間の縮径状態となり、引出しコード30aが
完全に引出されると、図2(B),図3(B),図4
(B)に示すように最小の縮径状態となる。この際、第
2、第3リール17,22はリール3と一緒に回転すること
はなく、非引出しコード部分30bの貫通孔27,28での係
止による繋がりによって連れ回りをしてそれぞれ非引出
しコード部分30bを巻き締める同方向に回転する。引出
しコード30aが完全に引出された後、その引出しを停止
すると(引出しコード30aの引出しを途中で停止する場
合も同じ)、リール3がばね6の付勢により逆方向へ回
転するが、この回転はリール3とケース1に設けた図示
省略したストッパ機構の作動により停止される。
【0012】一方、前記により引き出した電源コード30
の引出コード部分30aを再びリール3の第1巻取部13に
巻き取らせるには、該コード部分30aを再度、引き出
す。これにより前記ストッパ機構の作動が解除され、リ
ール3がばね6の付勢によって回転され、コード部分30
aはリール3の第1巻取部13に引き出し前の状態に巻き
取られる。またリール3の第2巻取部14及び第2、第3
リール17,22の第3ないし第4巻取部19,24に最小の縮
径状態にあった非引き出しコード部分30bは、次第に拡
開されていき、コード部分30aが完全に巻き取られる
と、再び元の最大に拡開された状態となる。前記におけ
るストッパ機構の構成と作動等は従来から一般的な技術
となっているため、その説明は図示を含め省略する。
の引出コード部分30aを再びリール3の第1巻取部13に
巻き取らせるには、該コード部分30aを再度、引き出
す。これにより前記ストッパ機構の作動が解除され、リ
ール3がばね6の付勢によって回転され、コード部分30
aはリール3の第1巻取部13に引き出し前の状態に巻き
取られる。またリール3の第2巻取部14及び第2、第3
リール17,22の第3ないし第4巻取部19,24に最小の縮
径状態にあった非引き出しコード部分30bは、次第に拡
開されていき、コード部分30aが完全に巻き取られる
と、再び元の最大に拡開された状態となる。前記におけ
るストッパ機構の構成と作動等は従来から一般的な技術
となっているため、その説明は図示を含め省略する。
【0013】図5〜図8はこの発明の別の実施例であ
り、この実施例は引出しコード部分30aがリール3の第
1巻取部13に完全に巻き取られた状態で、前記実施例と
は逆に非引出コード部分30bがリール3の第2巻取部14
及び第2、第3リール17,22の第3ないし第4巻取部1
9,24に最小に縮径状態となって巻回されるようにした
もので、そのほかの構成は前記実施例と同様になってい
る。したがって同様の部分には同一符号を付す。この実
施例では引出しコード30aが1/3引出されると、図6
(A),図7(A),図8(A)に示すように中間の拡
開状態となり、引出しコード30aが完全に引出される
と、図6(B),図7(B),図8(B)に示すように
最大の拡開状態となる。
り、この実施例は引出しコード部分30aがリール3の第
1巻取部13に完全に巻き取られた状態で、前記実施例と
は逆に非引出コード部分30bがリール3の第2巻取部14
及び第2、第3リール17,22の第3ないし第4巻取部1
9,24に最小に縮径状態となって巻回されるようにした
もので、そのほかの構成は前記実施例と同様になってい
る。したがって同様の部分には同一符号を付す。この実
施例では引出しコード30aが1/3引出されると、図6
(A),図7(A),図8(A)に示すように中間の拡
開状態となり、引出しコード30aが完全に引出される
と、図6(B),図7(B),図8(B)に示すように
最大の拡開状態となる。
【0014】尚、前記各実施例では第2、第3リール1
7、22と2個のリールを設けた例を示したが、これは1
個でもよいし、又は3個以上でもよいことは言うまでも
ない。またリール3,17,22の具体的な構成も一例を示
したにすぎず、実施に際してはこれ以外の設計としても
よい。また実施例では非引出しコード部分30bをリール
3の付勢方向と同方向に巻回したが、異方向であっても
よい。
7、22と2個のリールを設けた例を示したが、これは1
個でもよいし、又は3個以上でもよいことは言うまでも
ない。またリール3,17,22の具体的な構成も一例を示
したにすぎず、実施に際してはこれ以外の設計としても
よい。また実施例では非引出しコード部分30bをリール
3の付勢方向と同方向に巻回したが、異方向であっても
よい。
【0015】
【発明の効果】この発明は前記のような構成からなり、
第2リールの第3巻取部でリールの第2巻取部ととも
に、引出しコード部分を長くした場合の非引出しコード
部分の有効回転数をとることが可能となるので、引出し
コード部分を長くする場合でも従来のようにケースやリ
ールの径を大きくしたり、非引出しコード部分を逆転さ
せたりすることが必要なくなる。したがって径方向にコ
ンパクト化が要求される機器にも十分組み込むことがで
きるとともに、コードが断線するような恐れもないとい
う優れた効果がある。
第2リールの第3巻取部でリールの第2巻取部ととも
に、引出しコード部分を長くした場合の非引出しコード
部分の有効回転数をとることが可能となるので、引出し
コード部分を長くする場合でも従来のようにケースやリ
ールの径を大きくしたり、非引出しコード部分を逆転さ
せたりすることが必要なくなる。したがって径方向にコ
ンパクト化が要求される機器にも十分組み込むことがで
きるとともに、コードが断線するような恐れもないとい
う優れた効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】(A)は引出しコードを1/3引出したときの
第2巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
第2巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
【図3】(A)は引出しコードを1/3引出したときの
第3巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
第3巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
【図4】(A)は引出しコードを1/3引出したときの
第4巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
第4巻取部に巻回されている非引出しコードの状態を示
し、(B)は引出しコードを完全に引出したときの同様
の非引出しコードの状態を示す作用説明図である。
【図5】別の実施例を示す縦断正面図である。
【図6】別の実施例における(A)は引出しコードを1
/3引出したときの第2巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
/3引出したときの第2巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
【図7】別の実施例における(A)は引出しコードを1
/3引出したときの第3巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
/3引出したときの第3巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
【図8】別の実施例における(A)は引出しコードを1
/3引出したときの第4巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
/3引出したときの第4巻取部に巻回されている非引出
しコードの状態を示し、(B)は引出しコードを完全に
引出したときの同様の非引出しコードの状態を示す作用
説明図である。
1 ケース 2 ケースカバー 3 リール 5 中心軸 6 ばね 7,11,18,23 仕切壁 13,14,19,24 巻取部 17 第2リール 22 第3リール 30 電源コード 30a 引出しコード部分 30b 非引出しコード部分
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内にリールを回転可能に、かつ一
方向に付勢して設置し、このリールの外周面に仕切壁を
設け、この仕切壁によって軸方向にセパレートされた前
記リールの一方側に第1巻取部を、他方側に第2巻取部
をそれぞれ形成し、これら第1、第2巻取部に1本のコ
ードを、その引出しコード部分を第1巻取部にリールの
付勢方向と反対方向に、かつ非引出しコード部分を第2
巻取部にリールの付勢方向と同方向又は異方向にそれぞ
れ該両部分の境界部をリールに係止して巻回した無接点
式コード巻取装置において、前記ケース内におけるリー
ルの第2巻取部と軸方向に隣接する位置に第2リールを
回転自在に設け、この第2リールの外周面に第2仕切壁
を設け、この第2仕切壁によって軸方向にセパレートさ
れたリールの第2巻取部と同じ側に第2巻取部に巻回さ
れる非引出しコード部分を巻回する第3巻取部を形成し
たことを特徴とする無接点式コード巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23507893A JPH0789674A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 無接点式コード巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23507893A JPH0789674A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 無接点式コード巻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0789674A true JPH0789674A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16980738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23507893A Pending JPH0789674A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 無接点式コード巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789674A (ja) |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP23507893A patent/JPH0789674A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020917 |