JPH0735341Y2 - プリント基板に対するコネクタの接続構造 - Google Patents

プリント基板に対するコネクタの接続構造

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JPH0735341Y2
JPH0735341Y2 JP1989087929U JP8792989U JPH0735341Y2 JP H0735341 Y2 JPH0735341 Y2 JP H0735341Y2 JP 1989087929 U JP1989087929 U JP 1989087929U JP 8792989 U JP8792989 U JP 8792989U JP H0735341 Y2 JPH0735341 Y2 JP H0735341Y2
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彰宏 岩瀬
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日興電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプリント基板に対するコネクタの接続構造に関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の接続構造としては、例えばパチンコ機の
遊技面上において発光動作を行なうランプを固定するも
のがある。この種のものとしては実開昭52-91670号、実
開昭60-254579号で開示されている。すなわち、この開
示された技術では、電球のコネクタがプリント基板に機
械的に係止され、電球の端子の一部がコネクタから露出
するとともに、同端子がプリント基板の導電部と点接触
されたものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、プリント基板に電球を接続する場合、実開昭
52-91670号では、電球の外部導入線(端子)をプリント
基板の導電部に対して確実に接触させるために、前記外
部導入線をコネクタ下部に貫通させ、貫通した外部導線
をコネクタの底面において折り返している。さらに、そ
の折り返した外部導入線を上向きにし、コネクタ周部に
設けたフランジに挿通した上で、同フランジの上面に折
り返して、同フランジとプリント基板との間にその折り
返し端部を挟着して電気的にプリント基板の導電部と接
続させている。
従って、この外部導入部の折り返し作業が多くなり、手
間がかかる問題があり、コストアップの原因となる。さ
らに、この端子は点接触にてプリント基板の導電部と電
気的に接続されているため、電気接続の上で信頼性、及
び使用上の安全性に問題がある。
さらに、実開昭52-91670号では、外部導入線(端子)の
一部が外部に露出されるため、外部損傷の危険があり、
損傷した場合には、断線の虞もある。又、特開昭60-254
579号においては、コネクタの外周部に設けられた一対
の弾接片にてコネクタは基板の装着孔に対して係着され
るが、電球の外部導線(端子)は同弾接片の外面に沿っ
て配置されるため、実開昭52-91670号と同様に外部損傷
の虞と使用上の安全性に問題がある。
本考案の目的は、上記問題を解消して、プリント基板と
コネクタとを係止した際、上記コネクタに設けられる端
子が露出することがない基板に対するコネクタの接続構
造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第一の考案は、プリント基板に係合孔を貫設して、その
近傍に配線パターンを形成し、前記プリント基板に接続
されるコネクタにはプリント基板の係合孔へ嵌入固定す
るための係合部を形成するとともに、コネクタの周面に
係合溝を形成し、コネクタ内の端子は係合溝に沿うよう
に湾曲形成し、嵌入固定時に前記端子をプリント基板の
配線パターンに接触させたことを特徴とするプリント基
板に対するコネクタの接続構造であることをその要旨と
している。
第二の考案は、プリント基板に係合孔を貫設して、その
内周面に配線パターンを形成し、同係合孔の周縁に一対
の切欠きを形成して配線パターンをこの切欠きにより2
分割し、このプリント基板に接続されるコネクタには基
板の係合孔の周縁に嵌入固定される係合溝を形成し、こ
の係合溝内には係合孔の両切欠きに係入される一対の回
転阻止部を形成するとともに、コネクタの嵌入固定時に
同コネクタ内の端子がプリント基板の配線パターンと係
合溝により接触挟持され得て外部に突出しないように前
記端子を係合溝内へ露出させたプリント基板に対するコ
ネクタの接続構造をその要旨としている。
[作用] 第一の考案においては、コネクタをその係合部によって
プリント基板の係合孔に嵌入固定すると、同コネクタの
端子が基板の配線パターンに接触して導通状態となる。
前記プリント基板にはコネクタを接続する際、端子とプ
リント基板とを電気的に接続する手間を特に必要としな
い上、端子は係合溝に沿って湾曲して配設されていて、
プリント基板の配線パターンと線接触していることによ
り、電気的接触の信頼性を確保することができるばかり
か、外部に露出しないため、外部損傷が防止される。
第二の考案においては、コネクタをその係合部によって
プリント基板の係合孔に嵌入固定すると、コネクタの両
端子は係合溝の底部とそれぞれの配線パターンとに接触
挟持されて導通状態となる。
端子は、外部に露出しないため、外的損傷が防止でき、
その結果、外的損傷による断路はないことから、使用中
の安全性と電気的接続の信頼性を向上することができ
る。
また、前記プリント基板にはコネクタを接続するための
前工程を特に必要としない上に、コネクタを接続する前
のプリント基板は平板状のため、多数の基板を重ねて保
管することができる。
[実施例] 以下、この考案をパチンコ機のランプ2を保持するコネ
クタ1のプリント基板に対する接続構造に具体化した一
実施例を第1〜4図に従って説明する。
第1図に示すように、断面円形状のコネクタ1はエラス
トマ製であって弾性を有し、その上部に形成された保持
凹部4に前記ランプ2が嵌挿固定されている。コネクタ
1の下部にはその外周を取り巻く係合部としての一対の
鍔5が上下に一体形成され、この両鍔5の間に係合溝6
が形成されている。
第1,3,4図に示すように、前記係合溝6の底部にはこの
係合溝6を二つに分断するように一対の圧接部7が180
°間隔で膨出形成され、この両圧接部7にはそれぞれ回
転阻止突部8が外方へ向けて形成されているとともに、
この阻止突部8の先端は前記鍔5の外周と面一になって
いる。前記ランプ2から下方へ延びる一対の端子2aはコ
ネクタ内1に形成された連通孔9を経て前記両係合溝6
内の一側にそれぞれ露出するとともに、同係合溝6の底
部に沿うように湾曲している。
次に、上記したランプ2を保持するコネクタ1が接続さ
れるプリント基板3については、この基板3には円形状
の係合孔10が一対貫設され、両係合孔10内全体には配線
パターンがそれぞれ形成されている。両係合孔10の周縁
の対向位置にはそれぞれ一対の切欠き11が形成され、こ
の切欠き11によってそれぞれの係合孔10内の配線パター
ンが2分割され、一方を配線パターン12a、他方を配線
パターン12bとしている。また、プリント基板3の一側
面には互いに離間する配線パターン12c,12dが形成さ
れ、一方の配線パターン12cは前記両係合孔10内の一方
の配線パターン12aとそれぞれ連続し、他方の配線パタ
ーン12dは両係合孔10内の他方の配線パターン12bとそれ
ぞれ連続している。
なお、係合孔10の内径は前記コネクタ1における係合溝
6の底部の外周とほぼ同一寸法に設定されており、一対
の切欠き11はコネクタ1の回転阻止突部8がそれぞれ係
入し得るようになっている。
一方、前記プリント基板3の配線パターン12c,12dには
それぞれリード線13の一端がハンダ付けされ、同リード
線13の他端に設けられた接続端子14をパチンコ機に設け
られた電源(図示しない)に接続すると、それぞれの配
線パターン12a〜12dに電圧が印加されることになる。
次に、以上のように構成されたプリント基板3の一方の
係合孔10にコネクタ1を接続する場合について説明す
る。
まず、コネクタ1の回転阻止突部8をプリント基板3の
係合孔10の切欠き11に対応させてこのコネクタ1を係合
孔10に挿入すると、コネクタ1の下側の鍔5が弾性変形
しながら係合孔10の挿入側から反応側へ抜けて、係合孔
10の周縁が係合溝6内に嵌まり込むとともに、係合孔10
の両切欠き11内に係合溝6の回転阻止突部8がそれぞれ
嵌まり込む。ちなみに、回転阻止突部8と切欠き11とを
対応させなければコネクタ1を基板3の係合孔10内に挿
入することができない。
上記した状態のプリント基板3の係合孔10の内周面は、
コネクタ1の圧接部7を押し潰して両係合溝6の底部に
それぞれ当接し、この内周面は底部との間にランプ2の
両端子2aを挟持する。このため、両端子2aは係合孔10の
内周面の両配線パターン12a,12bにそれぞれ接触されて
導通状態となる。上記した回転阻止突部8と切欠き11と
の係合によってコネクタ1の回動が阻止されているた
め、一方の端子2aが他方の配線パターン12a,12bと接触
することはない。また、コネクタ1の上下の鍔5によっ
てプリント基板3の上下方向の移動が阻止されているた
め、端子2aと配線パターン12との接触が解除されること
はない。
そして、プリント基板3の接続端子14をパチンコ機の電
源に接続すると、基板3の配線パターン12a〜12dに電圧
が印加されるとともに、この電圧は配線パターン12a,12
bと接触するランプ2の端子2aにも印加され、ランプ2
に電流が流れて発光する。また、パチンコ機の電源側の
操作に応じて点滅動作等も実行可能となる。
このように、本実施例のプリント基板に対するランプの
接続構造においては、基板3の係合孔10にコネクタ1を
挿入するだけでこの基板1とランプ2との接続を完了す
ることができる上に、コネクタ1の回転阻止突部8と係
合孔10の切欠き11とを対応させなければコネクタ1を挿
入することができないため誤接続の虞がなく、このコネ
クタ1を常に正規の状態でプリント基板3に接続してラ
ンプ2を発光させることができる。
また、プリント基板3には係合孔10が設けられるととも
に電源接続用のリード線13がハンダ付けされているのみ
で、コネクタ1の接続に際してこの基板3に予め他の部
材を接続しておく必要がない。従って、コネクタ1の接
続前にプリント基板3に施す前工程としては、上記した
係合孔10の形成とリード線13のハンダ付けだけの簡単な
作業で良い。さらに、このような前工程を行なったプリ
ント基板3は平板状のままのため、上記したようにコネ
クタ1を接続してパチンコ機に組み付けるまでの間は多
数の基板3を重ねて保管することができる。従って、プ
リント基板3の保管に要するスペースが僅かで済み、保
管が容易である。
なお、本実施例においては、コネクタ1をプリント基板
3の係合孔10に嵌入固定するために、このコネクタ1に
係合部として係合溝6を形成したが、第5図に示すよう
い、コネクタ1に係合部としての鍔17を一つだけ形成
し、コネクタ1の挿入時にはこの鍔17がストッパの役割
を果たすようにしてもよい。さらに、第6図に示すよう
に、コネクタ1の下面に嵌着凹部18を形成するととも
に、プリント基板3の係合孔10を介してこの嵌着凹部18
に嵌着キャップ19を嵌め込み、同キャップ19とコネクタ
1との間に基板3を挟持してもよい。この場合にはコネ
クタ1の嵌着凹部18と嵌着キャップ19とによって係合部
が構成されることになる。
また、本実施例においては、プリント基板3の係合孔10
内の配線パターン12a,12bにランプ2の端子2aを接触さ
せたが、例えば、この係合孔10内の配線パターン12a,12
bを形成せずに、ランプ2の両端子2aを配線パターン12
c,12dの係合孔10の近傍に接触するようにしてもよい。
さらに、本実施例はランプ2をプリント基板3に接続す
るためのコネクタ1としたが、本考案はプリント基板に
接続されるあらゆる種類のコネクタに適用でき、例え
ば、第7図に示すように、リード線20を基板3に接続す
るためのコネクタ1として具体化してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、第一の考案は、プリント基板には
コネクタを接続する際、端子とプリント基板とを電気的
に接続する手間を特に必要としない上、端子は係合溝に
沿って湾曲して配設されていて、プリント基板の配線パ
ターンと線接触していることにより、電気的接触の信頼
性を確保することができるばかりか、外部に露出しない
ため、外部損傷が防止でき、使用中の安全性と電気的接
続の信頼性を向上することができる。
又、第二の考案は、端子は、外部に露出しないため、外
的損傷が防止でき、その結果、外的損傷による断路はな
いことから、使用中の安全性と電気的接続の信頼性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案を具体化した一実施例を示
し、第1図はプリント基板にコネクタを嵌入固定した状
態を示す部分断面図、第2図は基板とコネクタの斜視
図、第3図はランプを取り外したコネクタの平面図、第
4図はプリント基板にコネクタを嵌入固定した状態を示
す部分平断面図、第5図から第7図は別例のコネクタを
示す部分面図である。 1はコネクタ、3はプリント基板、6は係合部としての
係合溝、8は回転阻止突部、10は係合孔、11は切欠き、
12は配線パターン、17は係合部としての鍔、18は係合部
としての嵌着凹部、19は係合部としての嵌着キャップで
ある。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板(3)に係合孔(10)を貫設
    して、その近傍に配線パターン(12)を形成し、前記プ
    リント基板(3)に接続されるコネクタ(1)にはプリ
    ント基板(3)の係合孔(10)へ嵌入固定するための係
    合部(5,17,18,19)を形成するとともに、コネクタ
    (1)の周面に係合溝(6)を形成し、コネクタ(1)
    内の端子(2a)は係合溝(6)に沿うように湾曲形成
    し、嵌入固定時に前記端子(2a)をプリント基板(3)
    の配線パターン(12)に接触させたことを特徴とするプ
    リント基板に対するコネクタの接続構造。
  2. 【請求項2】プリント基板(3)に係合孔(10)を貫設
    して、その内周面に配線パターン(12)を形成し、同係
    合孔(10)の周縁に一対の切欠き(11)を形成して配線
    パターン(12)をこの切欠き(11)により2分割し、こ
    のプリント基板(3)に接続されるコネクタ(1)には
    基板(3)の係合孔(10)の周縁に嵌入固定される係合
    溝(6)を形成し、この係合溝(6)内には係合孔(1
    0)の両切欠き(11)に係入される一対の回転阻止突部
    (8)を形成するとともに、コネクタ(1)の嵌入固定
    時に同コネクタ(1)内の端子(2a)がプリント基板
    (3)の両配線パターン(12)と係合溝(6)とにより
    接触挟持され得て外部に突出しないように前記端子(2
    a)を係合溝(6)内へ露出させたプリント基板に対す
    るコネクタの接続構造。
JP1989087929U 1989-07-26 1989-07-26 プリント基板に対するコネクタの接続構造 Expired - Lifetime JPH0735341Y2 (ja)

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JPH0326990U JPH0326990U (ja) 1991-03-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5641347Y2 (ja) * 1975-12-29 1981-09-28
JPS60254579A (ja) * 1984-05-31 1985-12-16 東芝ライテック株式会社 無口金電球用ソケツト

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