JPH0735169A - 一方向クラッチ - Google Patents
一方向クラッチInfo
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- JPH0735169A JPH0735169A JP6143230A JP14323094A JPH0735169A JP H0735169 A JPH0735169 A JP H0735169A JP 6143230 A JP6143230 A JP 6143230A JP 14323094 A JP14323094 A JP 14323094A JP H0735169 A JPH0735169 A JP H0735169A
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- Japan
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- way clutch
- race
- holder
- sprag
- annular
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/08—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
- F16D41/084—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action the intermediate coupling members wedging by pivoting or rocking
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 割り決めを最適にしかつ製造及びクラッチへ
の組み立てを簡単にした改良した慣性抵抗すなわち引き
ずり部材を有する改良した一方向クラッチを提供する 【構成】 改良した一方向クラッチ１０は、環状の内側
表面２２を有する外側レース１６と、環状の外側表面２
０を有する内側レース１４と、内側表面２２と外側表面
２０との間で円周方向に隔てられた複数のスプラグ１８
と、スプラグ１８を環状の表面２０、２２間の環状空間
で保持するスプラグホルダ１２と、スプラグホルダ１２
の回りに取り付けられた円弧状に適合する係合面３６を
有する複数の慣性抵抗部材（３０）とを備えている。円
弧状に適合する係合面３６は内側表面２２及び外側表面
２０の一方と係合してスプラグホルダ１２と内側及び外
側表面２０、２２の一方との間でトルク又は慣性抵抗引
きずりを与える。
の組み立てを簡単にした改良した慣性抵抗すなわち引き
ずり部材を有する改良した一方向クラッチを提供する 【構成】 改良した一方向クラッチ１０は、環状の内側
表面２２を有する外側レース１６と、環状の外側表面２
０を有する内側レース１４と、内側表面２２と外側表面
２０との間で円周方向に隔てられた複数のスプラグ１８
と、スプラグ１８を環状の表面２０、２２間の環状空間
で保持するスプラグホルダ１２と、スプラグホルダ１２
の回りに取り付けられた円弧状に適合する係合面３６を
有する複数の慣性抵抗部材（３０）とを備えている。円
弧状に適合する係合面３６は内側表面２２及び外側表面
２０の一方と係合してスプラグホルダ１２と内側及び外
側表面２０、２２の一方との間でトルク又は慣性抵抗引
きずりを与える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動部材と被駆動部材
との間のトルク流路内のトルクの伝達を制御するために
同心のレース間に配置された傾斜可能なスプラグを有す
る一方向クラッチに関する。
との間のトルク流路内のトルクの伝達を制御するために
同心のレース間に配置された傾斜可能なスプラグを有す
る一方向クラッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】通常のスプラグ形クラッチは内側及び外
側の同心のレースと、レース間に配置された複数のスプ
ラグと、スプラグを取り付けるためにケージとしばしば
呼ばれるホルダとを備えている。米国特許第２，８２
４，６３５号及び第４，９９８，６０５号に示されるク
ラッチにおいて、ホルダは一部品構造であり、スプラグ
はホルダの回りの複数の整合された開口又は窓内に取り
付けられている。米国特許第４，８７５，５６４号及び
第４，８７５，３６４号に示される他のクラッチにおい
て、内側及び外側の同心の環状リングはホルダを限定し
かつ同様にそれらの中にスプラグを収容している。両形
式のクラッチにおいて、スプラグは同心のクラッチレー
スを係合し或いは離脱するように傾斜可能である。スプ
ラグは、一方の回転方向に動いているとき係合してロッ
クするように傾斜し、また反対の回転方向に動いている
とき離脱してクラッチのオーバーラーンを許容するよう
に傾斜する。
側の同心のレースと、レース間に配置された複数のスプ
ラグと、スプラグを取り付けるためにケージとしばしば
呼ばれるホルダとを備えている。米国特許第２，８２
４，６３５号及び第４，９９８，６０５号に示されるク
ラッチにおいて、ホルダは一部品構造であり、スプラグ
はホルダの回りの複数の整合された開口又は窓内に取り
付けられている。米国特許第４，８７５，５６４号及び
第４，８７５，３６４号に示される他のクラッチにおい
て、内側及び外側の同心の環状リングはホルダを限定し
かつ同様にそれらの中にスプラグを収容している。両形
式のクラッチにおいて、スプラグは同心のクラッチレー
スを係合し或いは離脱するように傾斜可能である。スプ
ラグは、一方の回転方向に動いているとき係合してロッ
クするように傾斜し、また反対の回転方向に動いている
とき離脱してクラッチのオーバーラーンを許容するよう
に傾斜する。
【０００３】このようなクラッチにおいて、通常慣性抵
抗うなわち引きずり部材と呼ばれる摩擦力付加部材は、
しばしばホルダと駆動レースとの間に配置され、駆動レ
ースが急激に加速され又は減速され、或いは高速で回転
するとき、駆動レースの運動をスプラグに確実に伝達す
る。
抗うなわち引きずり部材と呼ばれる摩擦力付加部材は、
しばしばホルダと駆動レースとの間に配置され、駆動レ
ースが急激に加速され又は減速され、或いは高速で回転
するとき、駆動レースの運動をスプラグに確実に伝達す
る。
【０００４】米国特許第４，６３５，７７０号は内側及
び外側の平行な環状のバンド部分によって限定されたホ
ルダを有する一方向クラッチを開示している。接続部分
として限定された環状のバンド部分の一方の一部は、平
らな部分を有するように切断されかつ曲げられ、その平
らな部分はレース表面の一方と接触し、それによって摩
擦力付与部材を形成している。
び外側の平行な環状のバンド部分によって限定されたホ
ルダを有する一方向クラッチを開示している。接続部分
として限定された環状のバンド部分の一方の一部は、平
らな部分を有するように切断されかつ曲げられ、その平
らな部分はレース表面の一方と接触し、それによって摩
擦力付与部材を形成している。
【０００５】米国特許第５，０２４，３０８号は、ホル
ダの軸方向端部が摩擦力付与部材を限定している半径方
向に突出する湾曲部分を形成するように、切開及び曲げ
操作によって変形され、その摩擦力付与部材はホルダと
クラッチレースの一方との間で引きずりトルク（ｄｒａ
ｇｇｉｎｇ ｔｏｒｑｕｅ）摩擦力を発生する。
ダの軸方向端部が摩擦力付与部材を限定している半径方
向に突出する湾曲部分を形成するように、切開及び曲げ
操作によって変形され、その摩擦力付与部材はホルダと
クラッチレースの一方との間で引きずりトルク（ｄｒａ
ｇｇｉｎｇ ｔｏｒｑｕｅ）摩擦力を発生する。
【０００６】一方向クラッチにおける慣性抵抗すなわち
引きずり部材の他の設計はドラッグクリップの使用を含
み、そのドラッグクリップは平らな摩擦係合面を有する
金属ばね形要素を備えている。これらのクリップはホル
ダの回りの整合された開口又は窓内でホルダに取り付け
られ、ホルダと外側のクラッチレースとの間でドラッグ
トルクを与える。これらの引きずり部材の係合面はしば
しば平らで、レースの形状に適合していない。
引きずり部材の他の設計はドラッグクリップの使用を含
み、そのドラッグクリップは平らな摩擦係合面を有する
金属ばね形要素を備えている。これらのクリップはホル
ダの回りの整合された開口又は窓内でホルダに取り付け
られ、ホルダと外側のクラッチレースとの間でドラッグ
トルクを与える。これらの引きずり部材の係合面はしば
しば平らで、レースの形状に適合していない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、割り
決め（ｉｎｄｅｘｉｎｇ）を最適にしかつ製造及びクラ
ッチへの組み立てを簡単にした改良した慣性抵抗すなわ
ち引きずり部材を有する改良した一方向クラッチを提供
することである。
決め（ｉｎｄｅｘｉｎｇ）を最適にしかつ製造及びクラ
ッチへの組み立てを簡単にした改良した慣性抵抗すなわ
ち引きずり部材を有する改良した一方向クラッチを提供
することである。
【０００８】本発明の他の目的は、レース表面に良く追
従する改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する
改良した一方向クラッチを提供することである。
従する改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する
改良した一方向クラッチを提供することである。
【０００９】本発明の別の目的は、レースに順応するレ
ース係合面を有する改良した慣性抵抗すなわち引きずり
部材を有する改良した一方向クラッチを提供することで
ある。
ース係合面を有する改良した慣性抵抗すなわち引きずり
部材を有する改良した一方向クラッチを提供することで
ある。
【００１０】本発明の更に別の目的は、改良した慣性抵
抗すなわち引きずり部材を有し、それによって増加する
トルクの調整が慣性抵抗部材の材料と量を選択すること
によって容易に達成される改良した一方向クラッチを提
供することである。
抗すなわち引きずり部材を有し、それによって増加する
トルクの調整が慣性抵抗部材の材料と量を選択すること
によって容易に達成される改良した一方向クラッチを提
供することである。
【００１１】本発明の更に別の目的は、レース表面に追
従して接触する円弧状の軸方向横断面を軸方向において
有する改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する
改良した一方向クラッチを提供することである。
従して接触する円弧状の軸方向横断面を軸方向において
有する改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する
改良した一方向クラッチを提供することである。
【００１２】本発明の更に別の目的は、レース表面に追
従して接触する順応性のあるエラストマすなわち弾性材
料の改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する改
良した一方向クラッチを提供することである。
従して接触する順応性のあるエラストマすなわち弾性材
料の改良した慣性抵抗すなわち引きずり部材を有する改
良した一方向クラッチを提供することである。
【００１３】本発明の更に別の目的は、慣性抵抗すなわ
ち引きずり部材がレース表面の潤滑（ｌｕｂｅ）穴を通
過するときの割り決めを改良した、慣性抵抗すなわち引
きずり部材を有する一方向クラッチを提供することであ
る。
ち引きずり部材がレース表面の潤滑（ｌｕｂｅ）穴を通
過するときの割り決めを改良した、慣性抵抗すなわち引
きずり部材を有する一方向クラッチを提供することであ
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状の内側表
面を有する外側レースと、環状の外側表面を有しかつ前
記外側レースと同軸に配置された内側レースと、前記内
側表面と前記外側表面との間で円周方向に所定の間隔で
隔てられかつ前記表面に関して円周方向に傾斜すること
によって前記内側表面及び前記外側表面と係合して前記
二つのレース間でトルクを伝達する複数のスプラグと、
前記スプラグを前記環状の表面間の環状の隙間内に保持
するためのスプラグホルダと、前記スプラグホルダの回
りに取り付けられた円弧状に順応して係合面を有する複
数の慣性抵抗部材と、を備え、前記円弧状に順応する係
合面が前記内側表面及び外側表面の一方と係合して前記
スプラグホルダと前記内側表面及び外側表面の一方との
間でトルク又は慣性抵抗を与えるように構成されてい
る。
面を有する外側レースと、環状の外側表面を有しかつ前
記外側レースと同軸に配置された内側レースと、前記内
側表面と前記外側表面との間で円周方向に所定の間隔で
隔てられかつ前記表面に関して円周方向に傾斜すること
によって前記内側表面及び前記外側表面と係合して前記
二つのレース間でトルクを伝達する複数のスプラグと、
前記スプラグを前記環状の表面間の環状の隙間内に保持
するためのスプラグホルダと、前記スプラグホルダの回
りに取り付けられた円弧状に順応して係合面を有する複
数の慣性抵抗部材と、を備え、前記円弧状に順応する係
合面が前記内側表面及び外側表面の一方と係合して前記
スプラグホルダと前記内側表面及び外側表面の一方との
間でトルク又は慣性抵抗を与えるように構成されてい
る。
【００１５】
【作用】本発明の前記目的を実行するするために、改良
した一方向クラッチは、環状の内側表面を有する外側レ
ースと、環状の外側表面を有する内側レースとを備えて
いる。内側レースは外側レースと同軸に配置されてい
る。複数のスプラグが内側表面と外側表面との間で円周
方向に所定の間隔で隔てられている。スプラグは表面に
関して円周方向に傾斜することによって内側表面及び外
側表面と係合し、二つのレース間でトルクを伝達可能で
ある。
した一方向クラッチは、環状の内側表面を有する外側レ
ースと、環状の外側表面を有する内側レースとを備えて
いる。内側レースは外側レースと同軸に配置されてい
る。複数のスプラグが内側表面と外側表面との間で円周
方向に所定の間隔で隔てられている。スプラグは表面に
関して円周方向に傾斜することによって内側表面及び外
側表面と係合し、二つのレース間でトルクを伝達可能で
ある。
【００１６】スプラグホルダすなわちケージは、スプラ
グを位置決めするためにスプラグホルダの回りに円周方
向に隔てられた複数の開口すなわち窓を備え、レース間
の環状の隙間内に取り付けられている。各々が円弧状に
順応する複数の係合面を有する複数の慣性抵抗すなわち
引きずり部材が、スプラグホルダに取り付けられてい
る。円弧状に順応する係合面は、外側レースの内側表面
又は内側レースの外側表面と係合してスプラグホルダと
内側表面及び外側表面の一方との間でトルク抵抗引きず
りを与える。
グを位置決めするためにスプラグホルダの回りに円周方
向に隔てられた複数の開口すなわち窓を備え、レース間
の環状の隙間内に取り付けられている。各々が円弧状に
順応する複数の係合面を有する複数の慣性抵抗すなわち
引きずり部材が、スプラグホルダに取り付けられてい
る。円弧状に順応する係合面は、外側レースの内側表面
又は内側レースの外側表面と係合してスプラグホルダと
内側表面及び外側表面の一方との間でトルク抵抗引きず
りを与える。
【００１７】本発明の一つの実施例において、慣性抵抗
部材は金属材料のほぼ円弧状横断面を有する長いワイヤ
形要素である。ワイヤ形要素は部材をスプラグホルダ上
に軸方向配置で取り付けるための第１端部及び第２端部
を備える。第１端部と第２端部との間の係合部分は円弧
状に順応する係合面を限定する。好ましくは、長いワイ
ヤ形要素はばね鋼によりつくられる。
部材は金属材料のほぼ円弧状横断面を有する長いワイヤ
形要素である。ワイヤ形要素は部材をスプラグホルダ上
に軸方向配置で取り付けるための第１端部及び第２端部
を備える。第１端部と第２端部との間の係合部分は円弧
状に順応する係合面を限定する。好ましくは、長いワイ
ヤ形要素はばね鋼によりつくられる。
【００１８】本発明の他の実施例において、慣性抵抗部
材は高温抵抗弾性材料の弾性要素であり、その弾性要素
はレース表面の形状に順応して円弧状に適合する係合面
を限定するように弾性的に変形する端部を有する。弾性
の慣性抵抗部材はスプラグホルダの回りの窓内に又は他
の場所に配置されることができる。好ましくは、弾性要
素はニトリルゴム、シリコン、フルオロエラストマ、ポ
リアクリル酸エステル（ｐｏｌｙａｃｒｙｌａｔｅ）、
ネオプレン（ｎｅｏｐｒｅｎｅ）から成る。
材は高温抵抗弾性材料の弾性要素であり、その弾性要素
はレース表面の形状に順応して円弧状に適合する係合面
を限定するように弾性的に変形する端部を有する。弾性
の慣性抵抗部材はスプラグホルダの回りの窓内に又は他
の場所に配置されることができる。好ましくは、弾性要
素はニトリルゴム、シリコン、フルオロエラストマ、ポ
リアクリル酸エステル（ｐｏｌｙａｃｒｙｌａｔｅ）、
ネオプレン（ｎｅｏｐｒｅｎｅ）から成る。
【００１９】各実施例におけるホルダとそれぞれのクラ
ッチレースの内側表面及び外側表面の一方との間の引き
ずり抵抗トルクの調整は、ワイヤ形要素の量及びばね率
又は設計及びホルダの回りに配置された弾性要素の組成
によって影響される。
ッチレースの内側表面及び外側表面の一方との間の引き
ずり抵抗トルクの調整は、ワイヤ形要素の量及びばね率
又は設計及びホルダの回りに配置された弾性要素の組成
によって影響される。
【００２０】他の実施例において、ホルダはスプラグの
両側をレースの内側表面と外側表面との間で円周方向に
関して支持するために内側及び外側の同心の環状バンド
部分を備えている。バンド部分はスプラグを受けるため
に円周方向に隔てられた複数の窓を備えている。円弧状
に順応する係合面を有する複数のワイヤ形又は弾性慣性
抵抗部材は、ホルダと関連するレース表面との間に慣性
抵抗又は引きずりを与えるためにバンドの少なくとも一
つに取り付けられている。
両側をレースの内側表面と外側表面との間で円周方向に
関して支持するために内側及び外側の同心の環状バンド
部分を備えている。バンド部分はスプラグを受けるため
に円周方向に隔てられた複数の窓を備えている。円弧状
に順応する係合面を有する複数のワイヤ形又は弾性慣性
抵抗部材は、ホルダと関連するレース表面との間に慣性
抵抗又は引きずりを与えるためにバンドの少なくとも一
つに取り付けられている。
【００２１】本発明の上記目的及び他の目的、特徴及び
進歩性は、本発明を実施するための最適のモードの以下
の記載と添付の図面とにより容易に理解できる。
進歩性は、本発明を実施するための最適のモードの以下
の記載と添付の図面とにより容易に理解できる。
【００２２】
【実施例】図１において、本発明によりつくられた改良
した一方向クラッチは全体が参照数字１０で示されてい
る。以下で更に詳細に示されるように、クラッチ１０は
ホルダすなわちケージ１２を備え、そのケージの上に改
良した慣性抵抗又は引きずり要素が取り付けられてい
る。複数のトルク係合部材すなわちスプラグ１８はレー
ス１４と１６との間に配置されている。各スプラグ１８
は一対の同心の楔止め面が設けられ、スプラグが傾斜さ
れてレースと係合されたとき内側レース１４の外側表面
２０と外側レース１６の内側表面２２に楔止めする。
した一方向クラッチは全体が参照数字１０で示されてい
る。以下で更に詳細に示されるように、クラッチ１０は
ホルダすなわちケージ１２を備え、そのケージの上に改
良した慣性抵抗又は引きずり要素が取り付けられてい
る。複数のトルク係合部材すなわちスプラグ１８はレー
ス１４と１６との間に配置されている。各スプラグ１８
は一対の同心の楔止め面が設けられ、スプラグが傾斜さ
れてレースと係合されたとき内側レース１４の外側表面
２０と外側レース１６の内側表面２２に楔止めする。
【００２３】図１ないし図６に示されるように、ホルダ
は２部品構造であり、スプラグ１８の両側を周辺方向に
関して支持するために内側及び外側の同心の環状バンド
部分２４、２６を備えている。バンド部分２４、２６
は、スプラグ１８を支持するための複数の円周方向に隔
てられた開口すなわち窓２８を備えている。
は２部品構造であり、スプラグ１８の両側を周辺方向に
関して支持するために内側及び外側の同心の環状バンド
部分２４、２６を備えている。バンド部分２４、２６
は、スプラグ１８を支持するための複数の円周方向に隔
てられた開口すなわち窓２８を備えている。
【００２４】各々が円弧状に順応する複数の慣性抵抗部
材すなわち引きずり要素３０は外側のバンド部分２６に
取り付けられている。図１ないし図４の慣性抵抗部材３
０は金属材料の長いワイヤ形要素３２によって限定さ
れ、その要素は要素をスプラグホルダ１２の軸方向位置
に取り付けるための第１及び第２端部３４有している。
長いワイヤ形要素３２はまた係合部分３６を有し、その
係合部分は外側レース１６の内側表面２２と係合するた
めの円弧状に順応する係合面を限定している。好ましく
は、長いワイヤ形要素３２はばね鋼を含むグループから
選ばれた金属材料である。長いワイヤ形要素３２は外側
レース１６の内側表面２２と係合するように外側バンド
部分２６に取り付けられているように示されているが、
これらの要素は内側レース１４の外側表面２０と係合す
るように環状の内側バンド部分２４に同様にして取り付
けられ得る。
材すなわち引きずり要素３０は外側のバンド部分２６に
取り付けられている。図１ないし図４の慣性抵抗部材３
０は金属材料の長いワイヤ形要素３２によって限定さ
れ、その要素は要素をスプラグホルダ１２の軸方向位置
に取り付けるための第１及び第２端部３４有している。
長いワイヤ形要素３２はまた係合部分３６を有し、その
係合部分は外側レース１６の内側表面２２と係合するた
めの円弧状に順応する係合面を限定している。好ましく
は、長いワイヤ形要素３２はばね鋼を含むグループから
選ばれた金属材料である。長いワイヤ形要素３２は外側
レース１６の内側表面２２と係合するように外側バンド
部分２６に取り付けられているように示されているが、
これらの要素は内側レース１４の外側表面２０と係合す
るように環状の内側バンド部分２４に同様にして取り付
けられ得る。
【００２５】これらの長いワイヤ形要素３２は円弧状の
横断面を有しているが、丸い横断面を有してもよい。軸
方向に配置されたワイヤ形要素３２は外側レース１６の
内側表面２２と接触し或いは内側レース１４の外側表面
２０と接触し、要素と接触されたレースとの間で摩擦力
を与える。長いワイヤ形要素３２は円弧状の横断面であ
るので、関連するレースの表面とよりよく追従するよう
に順応して係合する。慣性抵抗部材３０のワイヤ形構造
により部材はホルダに容易に取り付けられるように変形
可能である。ホルダ１２と関連するレース１４、１６と
の間の摩擦力は使用されるばね鋼の形式及びホルダがレ
ース間に挿入されたときに慣性抵抗部材が受ける半径方
向における変位量によって増加され又は減少される。摩
擦力はホルダ１２に取り付けられる長いワイヤ形要素３
２の数によって変えられ得る。
横断面を有しているが、丸い横断面を有してもよい。軸
方向に配置されたワイヤ形要素３２は外側レース１６の
内側表面２２と接触し或いは内側レース１４の外側表面
２０と接触し、要素と接触されたレースとの間で摩擦力
を与える。長いワイヤ形要素３２は円弧状の横断面であ
るので、関連するレースの表面とよりよく追従するよう
に順応して係合する。慣性抵抗部材３０のワイヤ形構造
により部材はホルダに容易に取り付けられるように変形
可能である。ホルダ１２と関連するレース１４、１６と
の間の摩擦力は使用されるばね鋼の形式及びホルダがレ
ース間に挿入されたときに慣性抵抗部材が受ける半径方
向における変位量によって増加され又は減少される。摩
擦力はホルダ１２に取り付けられる長いワイヤ形要素３
２の数によって変えられ得る。
【００２６】引き続き図１において、長いワイヤ形要素
３２は外側環状バンド２６の窓２８の間に形成された穴
内に取り付けられている。代わりに、図２に示されるよ
うに、長いワイヤ形要素３２は窓２８の延長部として形
成されたスロット４０内に取り付けられ得る。図３及び
図４において、外側環状バンド部分２６はフランジ４２
を有し、そのフランジはバンドの一端で直立に立ちかつ
わずかな高さを有している。ノッチ４４がフランジ４２
とと窓２８との間の環状バンド部分２６の反対側に形成
され、また長いワイヤ形要素は端部３４とノッチ４４と
の係合によってバンドに取り付けられている。
３２は外側環状バンド２６の窓２８の間に形成された穴
内に取り付けられている。代わりに、図２に示されるよ
うに、長いワイヤ形要素３２は窓２８の延長部として形
成されたスロット４０内に取り付けられ得る。図３及び
図４において、外側環状バンド部分２６はフランジ４２
を有し、そのフランジはバンドの一端で直立に立ちかつ
わずかな高さを有している。ノッチ４４がフランジ４２
とと窓２８との間の環状バンド部分２６の反対側に形成
され、また長いワイヤ形要素は端部３４とノッチ４４と
の係合によってバンドに取り付けられている。
【００２７】図５及び図６はホルダ１２の別の実施例を
示し、その実施例において、複数の慣性抵抗部材３０は
高温抵抗弾性材料の弾性要素４６である。高温抵抗弾性
材料は環状バンド部分２４、２６の一方又は両方に取り
付けられかつ端部４８を有し、その端部は、外側レース
１６の内側表面２２及び内側レース１４の外側表面２０
の一方と係合中に円弧状に順応する係合面を限定するよ
うに変形してレース表面に正確に追従する。好ましく
は、弾性要素４６の弾性材料はニトリルゴム、シリコ
ン、フルオロエラストマ、ポリアクリル酸エステル、ネ
オプレンを含むグループから選ばれる。これらの材料
は、長期間の摩耗特性を与えながら、関連するレース１
４、１６と共に摩擦慣性を与えることができる。
示し、その実施例において、複数の慣性抵抗部材３０は
高温抵抗弾性材料の弾性要素４６である。高温抵抗弾性
材料は環状バンド部分２４、２６の一方又は両方に取り
付けられかつ端部４８を有し、その端部は、外側レース
１６の内側表面２２及び内側レース１４の外側表面２０
の一方と係合中に円弧状に順応する係合面を限定するよ
うに変形してレース表面に正確に追従する。好ましく
は、弾性要素４６の弾性材料はニトリルゴム、シリコ
ン、フルオロエラストマ、ポリアクリル酸エステル、ネ
オプレンを含むグループから選ばれる。これらの材料
は、長期間の摩耗特性を与えながら、関連するレース１
４、１６と共に摩擦慣性を与えることができる。
【００２８】長いワイヤ形要素３２と同様に、弾性要素
４６は外側レース１４の内側表面２２又は内側レース１
４の外側表面２０と摩擦係合するように取り付け可能で
ある。弾性要素は、図５及び図６に示されるように、ス
プラグ１８によって占有されていない窓２８内に取り付
けられ或いは他の方法で取り付けられる。
４６は外側レース１４の内側表面２２又は内側レース１
４の外側表面２０と摩擦係合するように取り付け可能で
ある。弾性要素は、図５及び図６に示されるように、ス
プラグ１８によって占有されていない窓２８内に取り付
けられ或いは他の方法で取り付けられる。
【００２９】図５において、弾性要素４６は内側レース
１４と外側レース１６との間で摩擦力を与えるように説
明されている。図６において、弾性要素４６は外側レー
ス１６の内側表面２２と摩擦係合するように隔てられた
開口又は窓２８間で外側環状バンド部分２６に取り付け
られている。引きずり量（ｄｒａｇ ａｍｏｕｎｔｓ）
又は慣性力に対する特別の設計上の限界は、与えられた
クラッチ１０内に組み込まれる抵抗部材の数を変えるこ
とによって適合され得る。このように、改良したホルダ
を有するクラッチ組立体は、従来のクラッチ組立体より
も設計を考慮する場合により大きな融通性及び適応性を
与える。
１４と外側レース１６との間で摩擦力を与えるように説
明されている。図６において、弾性要素４６は外側レー
ス１６の内側表面２２と摩擦係合するように隔てられた
開口又は窓２８間で外側環状バンド部分２６に取り付け
られている。引きずり量（ｄｒａｇ ａｍｏｕｎｔｓ）
又は慣性力に対する特別の設計上の限界は、与えられた
クラッチ１０内に組み込まれる抵抗部材の数を変えるこ
とによって適合され得る。このように、改良したホルダ
を有するクラッチ組立体は、従来のクラッチ組立体より
も設計を考慮する場合により大きな融通性及び適応性を
与える。
【００３０】図７及び図８において、ホルダ１２’は、
スプラグ１８’を受けるように周囲に複数の隔てられた
開口又は窓２８’を有する一部品構造である。図７にお
いて、長いワイヤ形要素３２は前述のように開口間でホ
ルダ１２’に取り付けられている。図８において、弾性
部材４６’は開口２８’間でホルダ１２’の外周表面５
０に取り付けられている。
スプラグ１８’を受けるように周囲に複数の隔てられた
開口又は窓２８’を有する一部品構造である。図７にお
いて、長いワイヤ形要素３２は前述のように開口間でホ
ルダ１２’に取り付けられている。図８において、弾性
部材４６’は開口２８’間でホルダ１２’の外周表面５
０に取り付けられている。
【００３１】図９ないし図１３は弾性部材４６、４６’
が取り得る種々の形状を示している。弾性部材４６、４
６’の形状は、ホルダ１２、１２’と外側レース１６の
内側表面２２又は内側レース１４の外側表面２０との間
に加えられる摩擦力の量に影響するように変えられ得
る。
が取り得る種々の形状を示している。弾性部材４６、４
６’の形状は、ホルダ１２、１２’と外側レース１６の
内側表面２２又は内側レース１４の外側表面２０との間
に加えられる摩擦力の量に影響するように変えられ得
る。
【００３２】本発明を実施するのに最適の態様が詳細に
記載されたが、当業者は特許請求の範囲で限定された本
発明を実施するのに種々の代わりの設計及び実施例を実
施できる。
記載されたが、当業者は特許請求の範囲で限定された本
発明を実施するのに種々の代わりの設計及び実施例を実
施できる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば割り決めを最適にしかつ
製造及びクラッチへの組み立てを簡単にできる。また、
慣性抵抗部材はレース表面に良く追従することができ
る。
製造及びクラッチへの組み立てを簡単にできる。また、
慣性抵抗部材はレース表面に良く追従することができ
る。
【図１】複数のスプラグの両側を支持するための内側及
び外側の同心の環状バンド部分を有するホルダ組立体を
備えかつ本発明にしたがってつくられていてホルダに取
り付けられた複数のワイヤ形慣性抵抗部材を示している
一方向クラッチの斜視図である。
び外側の同心の環状バンド部分を有するホルダ組立体を
備えかつ本発明にしたがってつくられていてホルダに取
り付けられた複数のワイヤ形慣性抵抗部材を示している
一方向クラッチの斜視図である。
【図２】ワイヤ形抵抗部材の別の取り付け装置を示して
いる他の一方向クラッチホルダ組立体の一部の斜視図で
ある。
いる他の一方向クラッチホルダ組立体の一部の斜視図で
ある。
【図３】ワイヤ形抵抗部材の別の取り付け装置を示して
いる一つの環状バンドの一部の平面図である。
いる一つの環状バンドの一部の平面図である。
【図４】図３に示されたワイヤ形慣性抵抗部材の取り付
け装置の詳細を示す横断面図である。
け装置の詳細を示す横断面図である。
【図５】本発明の他の実施例にしたがってつくられかつ
同心の環状バンドに取り付けられた弾性慣性抵抗部材を
示している一方向クラッチ用の他のホルダ組立体の横立
面図である。
同心の環状バンドに取り付けられた弾性慣性抵抗部材を
示している一方向クラッチ用の他のホルダ組立体の横立
面図である。
【図６】環状バンドに取り付けられた別の形状の弾性慣
性抵抗部材を有する他のホルダの横立面図である。
性抵抗部材を有する他のホルダの横立面図である。
【図７】複数のスプラグを取り付けるための一部品のホ
ルダ組立体を備えかつホルダに取り付けられた複数のワ
イヤ形慣性抵抗部材を示している一方向クラッチの斜視
図である。
ルダ組立体を備えかつホルダに取り付けられた複数のワ
イヤ形慣性抵抗部材を示している一方向クラッチの斜視
図である。
【図８】ホルダに取り付けられた複数の弾性慣性抵抗部
材を示している本発明の弾性慣性抵抗部材の斜視図であ
る。
材を示している本発明の弾性慣性抵抗部材の斜視図であ
る。
【図９】本発明の弾性慣性抵抗部材の一つの形状で示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１０】本発明の弾性慣性抵抗部材の他の形状で示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１１】本発明の弾性慣性抵抗部材の別の形状で示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１２】本発明の弾性慣性抵抗部材の更に他の一つの
形状で示す斜視図である。
形状で示す斜視図である。
【図１３】本発明の弾性慣性抵抗部材の更に別の形状で
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１０ 一方向クラッチ １２ ケージ １４、１６ レース １８ スプラグ ２０ 外側表面 ２２ 内側表面 ２４、２６ バンド部分 ２８ 窓 ３０ 慣性抵抗すなわち引きずり部材 ３２ ワイヤ形
要素 ３４ 端部 ３６ 係合部分
要素 ３４ 端部 ３６ 係合部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラッセル・ジェイ・ルッケ アメリカ合衆国イリノイ州60463，パロ ス・ハイツ，サウス・セブンティフォー ス・アベニュー 11931 (72)発明者 グレゴリー・ジェイ・マレカ アメリカ合衆国イリノイ州60540，ネイパ ービル，ノース・フレモント・ストリート 117
Claims (8)
- 【請求項１】 環状の内側表面（２２）を有する外側レ
ース（１６）と、 環状の外側表面（２０）を有しかつ前記外側レース（１
６）と同軸に配置された内側レース（１４）と、 前記内側表面（２２）と前記外側表面（２０）との間で
円周方向に所定の間隔で隔てられかつ前記表面に関して
円周方向に傾斜することによって前記内側表面（２２）
及び前記外側表面（２０）と係合して前記二つのレース
（１４、１６）間でトルクを伝達する複数のスプラグ
（１８）と、 前記スプラグ（１８）を前記環状の表面（２０、２２）
間の環状の隙間内に保持するためのスプラグホルダ（１
２）と、 前記スプラグホルダ（１２）の回りに取り付けられた円
弧状に順応して係合面（３６）を有する複数の慣性抵抗
部材（３０）と、を備え、前記円弧状に順応する係合面
（３６）が前記内側表面（２２）及び外側表面（２０）
の一方と係合して前記スプラグホルダ（１２）と前記内
側表面及び外側表面（２２、２０）の一方との間でトル
ク又は慣性抵抗を与える一方向クラッチ（１０）。 - 【請求項２】 請求項１に記載の一方向クラッチ（１
０）において、前記スプラグホルダ（１２）が、前記ス
プラグ（１８）の両側を前記内側表面（２２）と前記外
側表面（２０）との間で前記円周方向に関して支持する
ための内側及び外側の同心の環状バンド部分（２４、２
６）を備えている一方向クラッチ。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の一方向クラッチ
（１０）において、前記複数の慣性抵抗部材（３０）が
金属材料の長いワイヤ形要素（３２）であり、そのワイ
ヤ形要素が、その要素を前記スプラグホルダ（１２）に
軸方向配置で取り付けるための第１及び第２の端部（３
４）を有し、また前記第１及び第２の端部（３４）間で
前記円弧状に順応する係合面を限定する係合部分（３
６）を有する一方向クラッチ。 - 【請求項４】 請求項３に記載の一方向クラッチ（１
０）において、前記金属材料がばね鋼、青銅又は黄銅を
含むグループから選ばれる一方向クラッチ。 - 【請求項５】 請求項１又は２に記載の一方向クラッチ
（１０）において、前記複数の慣性抵抗部材（３０）が
高い温度抵抗の弾性材料の弾性要素（４６）であり、そ
の弾性要素が前記スプラグホルダ（１２）の回りに配置
された円弧状に順応する係合面（３６）を限定する端部
を有している一方向クラッチ。 - 【請求項６】 請求項５に記載の一方向クラッチ（１
０）において、前記弾性材料がニトリルゴム、シリコ
ン、フルオロエラストマ、ポリアクリル酸エステル及び
ネオプレンを含むグループから選ばれる一方向クラッ
チ。 - 【請求項７】 請求項１又は２に記載の一方向クラッチ
（１０）において、前記係合部分（３６）が外側レース
（１６）の前記内側表面（２２）と接触しかつ制御され
た割り決めを許容する一方向クラッチ。 - 【請求項８】 請求項１又は２に記載の一方向クラッチ
（１０）において、前記係合部分（３６）が内側レース
（１４）の前記外側表面（２０）と接触しかつ制御され
た割り決めを許容する一方向クラッチ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/088,694 US5445255A (en) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | Sprag one-way clutch with inertia resistance members |
| US088694 | 1993-07-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735169A true JPH0735169A (ja) | 1995-02-03 |
| JP3657289B2 JP3657289B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=22212889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14323094A Expired - Fee Related JP3657289B2 (ja) | 1993-07-08 | 1994-06-24 | 一方向クラッチ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5445255A (ja) |
| EP (1) | EP0633407A1 (ja) |
| JP (1) | JP3657289B2 (ja) |
| KR (1) | KR100329688B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097604A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 一方向クラッチ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5607036A (en) * | 1995-03-03 | 1997-03-04 | Borg-Warner Automotive, Inc. | One-way clutch with stretchable spring member |
| US6338403B1 (en) | 1996-09-03 | 2002-01-15 | Borgwarner Inc. | Ratchet clutch with bearing surfaces |
| US5971122A (en) * | 1996-09-03 | 1999-10-26 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Ratchet one-way clutch assembly unit with wide biasing springs |
| US5853073A (en) * | 1996-09-03 | 1998-12-29 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Ratchet one-way clutch assembly |
| US6125979A (en) * | 1996-09-03 | 2000-10-03 | Borgwagner Inc. | Ratchet one-way clutch assembly with restraining members |
| US6062362A (en) * | 1996-09-03 | 2000-05-16 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Ratchet one-way clutch with stator |
| CA2234030A1 (en) | 1997-06-09 | 1998-12-09 | Borg-Warner Automotive, Inc. | One-way freewheeling clutch with sprags disposed within pockets in the inner or outer race |
| US5960917A (en) * | 1997-07-17 | 1999-10-05 | Dana Corporation | Grouped sprags |
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| US8033372B2 (en) * | 2005-09-02 | 2011-10-11 | Gkn Sinter Metals, Llc | Overrunning clutch |
| EP2386032B1 (en) * | 2008-09-15 | 2019-06-19 | Magna Powertrain Inc. | Sealed high capacity overrunning roller clutch |
| EP2199635B1 (de) * | 2008-12-19 | 2012-02-08 | Paul Müller GmbH & Co. KG Unternehmensbeteiligungen | Freilaufeinbauelement und Freilauf |
| EP2199643B1 (de) | 2008-12-19 | 2016-06-08 | Paul Müller GmbH & Co. KG Unternehmensbeteiligungen | Drehschwingungsdämpfer und Spindel |
| KR20140076316A (ko) * | 2012-12-12 | 2014-06-20 | 한국파워트레인 주식회사 | 차량용 토크 컨버터 |
| US9091312B2 (en) * | 2013-01-14 | 2015-07-28 | Scaheffler Technologies AG & Co. KG | Symmetrical strut for rocker one-way clutch |
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| JP2023156630A (ja) * | 2022-04-13 | 2023-10-25 | 株式会社椿本チエイン | カムクラッチ |
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| US3545581A (en) * | 1968-12-19 | 1970-12-08 | Borg Warner | Sprag assembly for one-way clutches |
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1993
- 1993-07-08 US US08/088,694 patent/US5445255A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-05-10 EP EP94303340A patent/EP0633407A1/en not_active Withdrawn
- 1994-06-17 KR KR1019940013690A patent/KR100329688B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-06-24 JP JP14323094A patent/JP3657289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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| JP3657289B2 (ja) | 2005-06-08 |
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