JPH0735012B2 - ベルトサンダー機 - Google Patents

ベルトサンダー機

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JPH0735012B2
JPH0735012B2 JP63271436A JP27143688A JPH0735012B2 JP H0735012 B2 JPH0735012 B2 JP H0735012B2 JP 63271436 A JP63271436 A JP 63271436A JP 27143688 A JP27143688 A JP 27143688A JP H0735012 B2 JPH0735012 B2 JP H0735012B2
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義光 鈴木
博 岡嶋
田中  誠
仁 河北
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アミテック株式会社
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、木材表面を研削研磨するベルトサンダー機に
関する。
<従来の技術> 送材通路側に配備された踏圧パッドの両側に配置される
案内ローラを含む複数のロールによって構成されるベル
ト案内機構とを備えた研削装置を、送材装置に対設して
なるベルトサンダー機は公知である。
<発明が解決しようとする課題> 従来の構成にあって、第9図に示すように、案内ローラ
a,b間での無端サンディングベルトcの緊張状態を見る
と、無端サンディングベルトcは広幅で、案内ローラa,
bの下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力が偏
在し、該幅方向に波立ちxを生じるのが通常である。し
かも、この波立ちxは踏圧パッドdが弾性体であるた
め、矯正されずにそのまま加工材に圧接することとな
る。
そして、このため、加工材の表面が均等に踏圧されず、
縦筋状の研磨ムラを生ずる。このムラは、塗装研磨等の
最終仕上研磨の場合には顕著に表われ、その仕上で品質
を低下させる原因となる。
この問題点を解決するための手段として、特公昭47−33
956号、特開昭56−119363号に開示されているように、
無端サンディングベルトの走行方向を、加工材の走行方
向に対して傾斜させ、加工材に送材方向と直交する方向
(左右方向)の研磨方向成分を付与して、研磨ムラを除
去するようにしたものがある。
しかるに、かかる手段であると、サンディングベルトの
幅を広くする必要があり、サンディング装置も大型化す
る欠点がある。
本発明は、研磨ムラの防止を上述の欠点なく防止し得る
ベルトサンダー機の提供を目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、送材通路側に配備された踏圧パッドと、該踏
圧パッドの両側に配置される案内ローラを含む複数のロ
ールによって構成されて無端サンディングベルトが掛け
渡されるとベルト案内機構とを備えたベルト研削装置
を、送材装置に対設してなるベルトサンダー機におい
て、 前記踏圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレームに
付装して一体的に連結し、該装着フレームに付装した垂
直方向の複数本の支軸を、本体フレーム側に付装した垂
直方向の複数本の支軸間に夫々平行リンクを介装し、該
装着フレームを往復駆動装置により往復付勢することに
より、該装着フレームを本体フレーム側の支軸を中心と
して旋回させて、送材方向と交叉する方向への連続往復
変位を発生させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
<作用> 往復駆動装置により付勢されて、装着フレームは、本体
フレーム側の支軸を中心とし、平行リンクに追随して旋
回することにより、送材方向に直交する方向(左右方
向)への往復移動成分が与えられる。そしてこれにとも
ない、無端サンディングベルトは、加工材に対して、そ
の左右方向移動成分と、加工材の走行との合成により、
相対的にジグザグ運動をしながら圧接し、研削研磨を施
すこととなる。このため、加工材は、送材方向と直交す
る方向の研削方向成分を付与され、案内ローラ間にサン
ディングベルトの波立ちxを生じても、前記研削方向成
分により平面状に均される。さらには、前記装着フレー
ムはその旋回により左右方向の往復変位を二次元的移動
により発生するものであるから、無端サンディングベル
トの波立ちxを阻止し得る無理のない二次元的均し作用
を生ずる。
<実施例> 本発明は実施例を第1〜6図について説明する。
本体フレーム1の基部1aには、モータM1によって連動回
動する昇降螺子3,3が挿通され、該螺子3,3により送材装
置2が昇降可能に支持されている。該送材装置2は、送
材ベルト2aを前後の駆動ロール2b,従動ロール2cに掛け
渡してなり、駆動ロール2bを無断変速機付送材モータM2
と連繋して、送材ベルト2aを走行させている。
また本体フレーム1の基部1a上に門形に連成した縦フレ
ーム1bにはサンディングフレーム4が送材装置2上に固
定されている。そして該サンディングフレーム4には、
ベルト研削装置10が支持されている。
このベルト研削装置10につき説明する。
前記サンディングフレーム4には、垂直方向の四本の支
軸5が矩形位置に垂持されている。
またベルト研削装置10の基台となる装着フレーム11に
も、第5図に示す様に四本の支軸5と等配置関係にある
垂直方向の四本の支軸12が、各支軸5と所定間隔を維持
する様に立設され、隣接する支軸5,支軸12対に夫々平行
リンク13を差渡して、その両端に軸受13a,13bを介して
嵌挿し、支軸5を中心として平行リンク13を旋回可能と
している。この平行リンク13,13は、夫々平行かつ同一
長である。
尚、平行リンク13は、支軸5を中心として往復揺動する
ようにしても良い。
前記装着フレーム11には、供給側と、排出側とに駆動案
内ローラ14,15が夫々軸受16,16により枢支されている。
そして、各案内ローラ14,15の延長端は、装着フレーム1
1上に固定した駆動モータM3とベルトにより連繋し、こ
れにより案内ローラ14,15は、駆動モータM3の回動力が
付与される。
装着フレーム11の案内ローラ14,15間にはパッドフレー
ム18が垂持され、その嵌合部19に踏圧パッド装置20が嵌
着している。
前記踏圧パッド装置20は、第3図に示すように、前記嵌
合部19に嵌着されたパッド支持片24に、下面を布等の滑
りのよい耐摩性被覆帯22で覆ったスポンジ、ゴム、フェ
ルト等の弾性材からなる踏圧パッド23を装着してなる。
該踏圧パッド23は、加工材xが直下に来ると、その踏圧
面21を下方へ押出され、後記する無端サンディングベル
ト41を加工材上面に圧接する。
前記装着フレーム11の上面には、支持筒25が立設し、該
支持筒25に、舵取ロール30を遊転可能に支持する舵取フ
レーム31が、中心軸32を支持筒25に挿通して、首振可能
に支持されている。
前記舵取ロール30の両支軸30a,30aは、昇降案内板33,33
に軸受34,34を介して支持され、かつ該昇降案内板33,33
に連繋するテンションシリンダ35,35により上方付勢さ
れている。また、舵取フレーム31は舵取シリンダ(図示
せず)に連繋し、中心軸32を中心に首振運動をする。
さらに、第2,4図に示すように、縦フレーム1bの外側面
に取り付けられた架台1c上には、往復駆動装置となる駆
動モータM4がその駆動軸を上方に向けて固定され、該駆
動軸に、偏心軸38を上方突出した回転板37を支持してい
る。そして、該偏心軸38と、装着フレーム11の下面に突
出した連繋軸39間に、駆動杆40を差渡して枢支し、前記
駆動モータM4の駆動により、偏心軸38が回動すると、駆
動杆40は偏心軸38の偏心量の二倍のストロークで進退
し、これにより、装着フレーム11は、平行リンク13が回
動可能となっているため、該支軸5を中心として旋回す
る。そしてこれにより、前記装着フレームはその旋回に
より左右方向のみならず、二次元的移動により無端サン
ディングベルト41の波立ちxを阻止し得る無理のない有
効な二次元的均し作用を生ずる。
尚、前述した様に平行リンク13を支軸5を中心に揺動さ
せるようにしても、同様の作用効果を得ることができ
る。
そして、ベルト研削装置10は、装着フレーム11に種々の
構成が組み付けられ、一体的に連結されているから、前
記駆動モータM3により、第3図及び第5図の鎖線位置と
実線位置とを連続的に往復動することとなる。
上述の案内ローラ14,15,舵取ロール30からなるベルト案
内機構には無端サンディングベルト41が掛渡され、前記
踏圧パッド装置20により、送材通路へ供給された加工材
に、その砥粒面を圧接する。
このとき、該無端サンディングベルト41は、案内ローラ
14,15の下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力
が偏在し、該幅方向に波立ちxを生じる。ところが、本
発明のベルト研削装置10は、往復駆動装置で駆動されて
旋回し、送材方向に直交する左右方向への移動成分を付
与され、当該方向へ連続的に往復移動する。そしてこれ
にともない、無端サンディングベルト41は、加工材に対
して、その左右移動成分と加工材の走行との合成によ
り、相対的ジグザグ運動成分を付与されながら圧接し、
研削研磨を施すこととなる。さらには、前記装着フレー
ムはその旋回により左右方向の往復変位を二次元的移動
により発生させるものであるから、無端サンディングベ
ルトの波立ちxを阻止し得る無理のない有効な二次元均
し作用を生ずる。このため、加工材は、左右方向の研削
方向成分により、幅方向に砥粒面を擦過され、平面上に
均されて研磨ムラを防止され、良好な研磨肌を達成し得
ることとなる。
その他、前記研削装置10の前後には、弾機50,50により
押圧方向に付勢されている押圧ロール51a,51bが配設さ
れている(第1図参照)。
上述の実施例にあって、第7図に示す様に、踏圧パッド
装置20のパッド支持片24に装着される耐摩性被覆帯22及
び踏圧パッド23を通気性材料とし、パッド支持片24内
に、噴出端51が通気性踏圧パッド23の内部上面に開口す
る空気噴射路50を形成し、該連通路を圧縮空気源と接続
し、噴出端51から噴入した圧力空気を、通気性踏圧パッ
ド23内で分散させて、踏圧面21から噴出させるようにし
ても良い。この場合には、空気の噴出作用により、無端
サンディングベルト41が均され、より平滑となって波立
ちxの防止に有効となる。
さらには、第8図に示すように踏圧パッド装置20の踏圧
パッド55を鋼材で一体形成し、踏圧面の内側に空気室56
を形成し、踏圧パッド55内に形成した空気噴射路57を介
して、該空気室56を高圧空気源に連通し、踏圧面21に形
成した無数の吐出孔58から圧力空気を噴出するようにし
ても良い。この場合には、剛性体による押圧二次元的均
し作用と、空気の噴出作用により、無端サンディングベ
ルト41がさらに平滑に均されることとなる。
<発明の効果> 本発明は前記の説明で明らかにしたように、踏圧パッド
と、ベルト案内機構とを装着フレームに付装して一体化
し、該装着フレームを旋回させ、加工材の走行方向と直
交する左右方向への往復移動成分を付与するようにした
から、加工材に対する研削方向に、該走行方向と直交す
る研削方向成分が生じると共に、その旋回により左右方
向の往復変位を二次元的移動により発生させるものであ
るから、無端サンディングベルトの波立ちxを阻止し得
る無理のない有効な二次元的均し作用を生じ、加工材の
表面の研磨ムラを除去され、加工材を均一かつ美麗に研
削し得る様になる。また、無端サンディングベルトを傾
斜させて走行させる従来機成と異なり、該ベルトの幅広
化及び装置の肥大化を生ずることもない等の優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したベルトサンダー機の一例を示
す側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は研削装
置10を拡大して示す側面図、第4図は同一部切欠正面
図、第5図は第2図A−A線断面図、第6図は駆動杵40
等の側面図である。また第7,8図は踏圧面21から空気噴
射を可能とした構成の踏圧パッド装置20の側面図、第9
図は従来構成の問題点を示す無端サンディングベルトの
斜視図である。 1……本体フレーム 4……サンディングフレーム 5……支軸 10……研削装置 11……装着フレーム 12……支軸 13……平行リンク 14,15……案内ローラ 20……踏圧パッド装置 21……踏圧面 23……踏圧パッド 30……舵取ロール 37……回転板 38……偏心軸 40……駆動杆 41……無端サンディングベルト 50……空気噴射路 51……噴出端 55……踏圧パッド 57……空気噴射路 56……空気室 58……吐出孔 M4……駆動モータ
フロントページの続き (72)発明者 河北 仁 愛知県名古屋市瑞穂区南浜通1丁目1番地 竹川鉄工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−84966(JP,A) 特開 昭60−90663(JP,A) 特開 昭56−107876(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材通路側に配備された踏圧パッドと、該
    踏圧パッドの両側に配置される案内ローラを含む複数の
    ロールによって構成されて無端サンディングベルトが掛
    け渡されるベルト案内機構とを備えたベルト研削装置
    と、送材装置に対設してなるベルトサンダー機におい
    て、 前記踏圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレームに
    付装して一体的に連結し、該装着フレームに付装した垂
    直方向の複数本の支軸と、本体フレーム側に付装した垂
    直方向の複数本の支軸間に夫々平行リンクを介装し、該
    装着フレームを往復駆動装置により往復付勢することに
    より、該装着フレームを本体フレーム側の支軸を中心と
    して旋回させて、送材方向と交叉する方向へ連続往復変
    位を発生させるようにしたことを特徴とするベルトサン
    ダー機。
JP63271436A 1988-10-27 1988-10-27 ベルトサンダー機 Expired - Fee Related JPH0735012B2 (ja)

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US6089958A (en) * 1999-05-13 2000-07-18 Costa; Alessandro Belt sander with orbitally translated abrasive belt

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