JPH0767664B2 - ベルトサンダー機 - Google Patents
ベルトサンダー機Info
- Publication number
- JPH0767664B2 JPH0767664B2 JP8260989A JP8260989A JPH0767664B2 JP H0767664 B2 JPH0767664 B2 JP H0767664B2 JP 8260989 A JP8260989 A JP 8260989A JP 8260989 A JP8260989 A JP 8260989A JP H0767664 B2 JPH0767664 B2 JP H0767664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- endless
- tread
- material feeding
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、木材表面を研削研磨するベルトサンダー機に
関する。
関する。
<従来技術> 送送材通路側に配備された踏圧パットと、該踏圧パット
の両側に配置される案内ローラを含む複数のロール群か
らなるベルト案内機構と、該ベルト案内機構に掛け渡さ
れる無端サンディングベルトとを備えたベルト研削装置
を、送材装置に対設してなるベルトサンダー機は公知で
ある。
の両側に配置される案内ローラを含む複数のロール群か
らなるベルト案内機構と、該ベルト案内機構に掛け渡さ
れる無端サンディングベルトとを備えたベルト研削装置
を、送材装置に対設してなるベルトサンダー機は公知で
ある。
<発明が解決しようとする課題> 従来の構成にあって、第7図に示すように、案内ローラ
a,b間での無端サンディングベルトcの緊張状態を見る
と、無端サンディングベルトcは広幅で、案内ローラa,
bの下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力が偏
在し、該幅方向に波立ちxを生じるのが通常である。し
かも、この波立ちxは踏圧パッドが弾性体であるため、
矯正されずにそのまま加工材に圧接することとなる。
a,b間での無端サンディングベルトcの緊張状態を見る
と、無端サンディングベルトcは広幅で、案内ローラa,
bの下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力が偏
在し、該幅方向に波立ちxを生じるのが通常である。し
かも、この波立ちxは踏圧パッドが弾性体であるため、
矯正されずにそのまま加工材に圧接することとなる。
そして、このため、加工材の表面が均等に踏圧されず、
縦筋状の研磨ムラを生ずる。このムラは、塗装研磨等の
最終仕上研磨の場合には顕著に表われ、その仕上げ品質
を低下させる原因となる。
縦筋状の研磨ムラを生ずる。このムラは、塗装研磨等の
最終仕上研磨の場合には顕著に表われ、その仕上げ品質
を低下させる原因となる。
この問題点を解決するための手段として、特公昭47−33
956号、特開昭56−119363号に開示されているように、
無端サンディングベルトの走行方向を、加工材の走行方
向に対して傾斜させ、加工材に送材方向と交叉する方向
(左右方向)の研磨方向成分を付与して、研磨ムラを除
去するようにしたものがある。
956号、特開昭56−119363号に開示されているように、
無端サンディングベルトの走行方向を、加工材の走行方
向に対して傾斜させ、加工材に送材方向と交叉する方向
(左右方向)の研磨方向成分を付与して、研磨ムラを除
去するようにしたものがある。
しかるに、かかる手段であると、サンディングベルトの
幅を広くする必要があり、サンディング装置も大型化す
る欠点がある。
幅を広くする必要があり、サンディング装置も大型化す
る欠点がある。
本発明は、研磨ムラの防止を上述の欠点なく防止し得る
ベルトサンダー機の提供を目的とするものである。
ベルトサンダー機の提供を目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 本願の第一の発明は、踏圧パッドの押圧面に、無端サン
ディングベルトに対して交叉する方向へ一方向走行する
踏圧ベルトを配設し、該踏圧ベルトを無端サンディング
ベルトの内周面に圧接するようにしたことを特徴とする
ものである。
ディングベルトに対して交叉する方向へ一方向走行する
踏圧ベルトを配設し、該踏圧ベルトを無端サンディング
ベルトの内周面に圧接するようにしたことを特徴とする
ものである。
また、第二の発明は、前記第一の発明の構成に付加し
て、前記踏圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレー
ムに付装して一体的に連結し、該装着フレームを略左右
方向の案内部材を介して本体フレーム側に支持すると共
に、該装着フレームを左右往復動装置により、送材方向
と交叉する方向へ連続往復動させたことを特徴とするも
のである。
て、前記踏圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレー
ムに付装して一体的に連結し、該装着フレームを略左右
方向の案内部材を介して本体フレーム側に支持すると共
に、該装着フレームを左右往復動装置により、送材方向
と交叉する方向へ連続往復動させたことを特徴とするも
のである。
<作用> 第一の発明にあって、踏圧ベルトを無端サンディングベ
ルトに対して交叉する方向へ走行させながら無端サンデ
ィングベルトの内周面を踏圧することにより、無端サン
ディングベルトは、該踏圧ベルトとにより、その走行方
向へ均される。このため、案内ローラ間に生じた波立ち
は、押し広げられると共に、無端サンディングベルトと
加工材の間に滞留した削り屑はサンディングベルトの端
縁側に掃き出される。
ルトに対して交叉する方向へ走行させながら無端サンデ
ィングベルトの内周面を踏圧することにより、無端サン
ディングベルトは、該踏圧ベルトとにより、その走行方
向へ均される。このため、案内ローラ間に生じた波立ち
は、押し広げられると共に、無端サンディングベルトと
加工材の間に滞留した削り屑はサンディングベルトの端
縁側に掃き出される。
また第二の発明は、上記第一の発明の作用に重畳して、
無端サンディングベルトは、加工材に対して、その左右
移動と加工材の走行の合成により、相対的にジグザグ運
動をしながら圧接し、研削研磨を施すこととなる。この
ため、加工材は、送材方向と直交方向の研削方向成分を
付与され、案内ローラ間に無端サンディングベルトの波
立ちxを生じても、前記研削方向成分により平面状に均
される。従って、第二の発明にあっては、第一の発明の
作用により踏圧ベルトにより、削り屑が生じても一方へ
掃き出されるとともに、無端サンディングベルトはその
左右往復移動によって、充分な均し作用を受けることと
なる。
無端サンディングベルトは、加工材に対して、その左右
移動と加工材の走行の合成により、相対的にジグザグ運
動をしながら圧接し、研削研磨を施すこととなる。この
ため、加工材は、送材方向と直交方向の研削方向成分を
付与され、案内ローラ間に無端サンディングベルトの波
立ちxを生じても、前記研削方向成分により平面状に均
される。従って、第二の発明にあっては、第一の発明の
作用により踏圧ベルトにより、削り屑が生じても一方へ
掃き出されるとともに、無端サンディングベルトはその
左右往復移動によって、充分な均し作用を受けることと
なる。
<実施例> 本発明の実施例を第1〜6図について説明する。
本体フレーム1の基部1aには、モータM1によって連動回
転する昇降螺子3,3が挿通され、該螺子3,3により送材装
置2が昇降可能に支持されている。該送材装置2は、送
材ベルト2aを前後の駆動ロール2b,従動ロール2cに掛け
渡してなり、駆動ロール2bを無断変速機付送材駆動モー
タM2と連繋して、送材ベルト2aを走行させている。
転する昇降螺子3,3が挿通され、該螺子3,3により送材装
置2が昇降可能に支持されている。該送材装置2は、送
材ベルト2aを前後の駆動ロール2b,従動ロール2cに掛け
渡してなり、駆動ロール2bを無断変速機付送材駆動モー
タM2と連繋して、送材ベルト2aを走行させている。
また本体フレーム1の基部1a上に門形に連成した縦フレ
ーム1bにはサンディングフレーム4が送材装置2上に固
定されている。そして該サンディングフレーム4には、
ベルト研削装置10が支持されている。
ーム1bにはサンディングフレーム4が送材装置2上に固
定されている。そして該サンディングフレーム4には、
ベルト研削装置10が支持されている。
このベルト研削装置10につき説明する。
前記サンディングフレーム4には、幅方向に吊持案内軸
5,5(案内部材)が設けられ、該吊持案内軸5,5に、ベル
ト研削装置10の基台となる装着フレーム11に設けられた
摺動片12,12が嵌着し、該装着フレーム11を吊持案内軸
5,5に沿って、送材方向と交叉する方向(左右方向)へ
の移動可能に支持している。
5,5(案内部材)が設けられ、該吊持案内軸5,5に、ベル
ト研削装置10の基台となる装着フレーム11に設けられた
摺動片12,12が嵌着し、該装着フレーム11を吊持案内軸
5,5に沿って、送材方向と交叉する方向(左右方向)へ
の移動可能に支持している。
前記装着フレーム11には、供給側と、排出側とに駆動案
内ローラ14,15が夫々軸受16,16により枢支されている。
そして、各案内ローラ14,15の延長端にはスプライン軸1
7が嵌着している。このスプライン軸17には、本体フレ
ーム1に固定した駆動モータM3とベルトにより連繋し、
これにより案内ローラ14,15は、軸受16,16により左右方
向移動可能に支持されながら、スプライン軸17を介して
駆動モータM3の回動力が付与される。また、スプライン
軸17には発条18が付装され、後記する装着フレーム11の
左右往復動を緩衝的に施しうるようにしている。
内ローラ14,15が夫々軸受16,16により枢支されている。
そして、各案内ローラ14,15の延長端にはスプライン軸1
7が嵌着している。このスプライン軸17には、本体フレ
ーム1に固定した駆動モータM3とベルトにより連繋し、
これにより案内ローラ14,15は、軸受16,16により左右方
向移動可能に支持されながら、スプライン軸17を介して
駆動モータM3の回動力が付与される。また、スプライン
軸17には発条18が付装され、後記する装着フレーム11の
左右往復動を緩衝的に施しうるようにしている。
装着フレーム11の案内ローラ14,15間には嵌合部19が形
成され、該嵌合部19に踏圧パッド装置20が嵌着されてい
る。
成され、該嵌合部19に踏圧パッド装置20が嵌着されてい
る。
前記踏圧パッド装置20の構成を、第3〜6図に従って、
以下説明する。
以下説明する。
前記嵌合部19は、踏圧フレーム21が嵌着される。この踏
圧フレーム21は、上面の左右端に形成したテーパ状係止
部22に、締付け片23を下面から接触させて、締付けロッ
クハンドル24を緊締することにより、嵌合部19の天井面
に密着状に固定される(第5図参照)。
圧フレーム21は、上面の左右端に形成したテーパ状係止
部22に、締付け片23を下面から接触させて、締付けロッ
クハンドル24を緊締することにより、嵌合部19の天井面
に密着状に固定される(第5図参照)。
また、前記踏圧フレーム21は、その下部が広幅となって
おり(第6図参照)、該広幅部25上にベルト案内溝26が
形成され、かつその下面にスポンジ、ゴム、フェルト等
の弾性材からなる踏圧パッド27が嵌着されている。
おり(第6図参照)、該広幅部25上にベルト案内溝26が
形成され、かつその下面にスポンジ、ゴム、フェルト等
の弾性材からなる踏圧パッド27が嵌着されている。
前記広幅部25の両端位置には、走行ローラ30a,30bが枢
支され、走行ローラ30a,30bに踏圧ベルト31が掛け渡さ
れ、その上走行部をベルト案内溝26内に配置し、その下
走行部を踏圧パッド27の押圧面に接触させている。また
広幅部25の一端には取付けフレーム33が固定され、該取
付けフレーム33に設けられた駆動モータM4の駆動軸を、
一方の走行ローラ30aの回動軸と連結し、該駆動モータM
4の駆動により、踏圧ベルト31を一方向に走行させるよ
うにしている。この踏圧ベルト31は、後記する無端サン
ディングベルト50の内面に、該無端サンディングベルト
50の緊張に伴って圧接する。
支され、走行ローラ30a,30bに踏圧ベルト31が掛け渡さ
れ、その上走行部をベルト案内溝26内に配置し、その下
走行部を踏圧パッド27の押圧面に接触させている。また
広幅部25の一端には取付けフレーム33が固定され、該取
付けフレーム33に設けられた駆動モータM4の駆動軸を、
一方の走行ローラ30aの回動軸と連結し、該駆動モータM
4の駆動により、踏圧ベルト31を一方向に走行させるよ
うにしている。この踏圧ベルト31は、後記する無端サン
ディングベルト50の内面に、該無端サンディングベルト
50の緊張に伴って圧接する。
前記走行ローラ30aの支軸は、取付けフレーム33側に支
持され、また取付けフレーム33は長孔34により微移動調
整可能に踏圧フレーム21の広幅部25に固定されており、
この移動調整により、走行ローラ30aを適正位置とし
て、踏圧ベルト31を緊張状に掛け渡し得るようにしてい
る。
持され、また取付けフレーム33は長孔34により微移動調
整可能に踏圧フレーム21の広幅部25に固定されており、
この移動調整により、走行ローラ30aを適正位置とし
て、踏圧ベルト31を緊張状に掛け渡し得るようにしてい
る。
前記装着フレーム11の上面には、第2図に示すように、
支持筒37が立設し、舵取ロール38を遊転可能に支持する
舵取フレーム39が、その中心軸40を支持筒37に挿通して
首振可能に支持されている。この支持筒37には、サンデ
ィングフレーム4に支持した案内軸40(案内部材)が挿
通されている。
支持筒37が立設し、舵取ロール38を遊転可能に支持する
舵取フレーム39が、その中心軸40を支持筒37に挿通して
首振可能に支持されている。この支持筒37には、サンデ
ィングフレーム4に支持した案内軸40(案内部材)が挿
通されている。
前記舵取ロール38の両端は、テンションシリンダ41によ
り上方付勢されて、昇降可能に支持されている。また、
舵取フレーム39は舵取用シリンダ(図示せず)に連繋
し、中心軸40を中心に首振運動をする。
り上方付勢されて、昇降可能に支持されている。また、
舵取フレーム39は舵取用シリンダ(図示せず)に連繋
し、中心軸40を中心に首振運動をする。
さらに、縦フレーム1bの外側面に取り付けられた架台1c
上には、ベルト研削装置10の往復駆動源となる駆動モー
タM5が乗載し、その駆動軸に固定したスプロケット42
を、同じく架台1cの下面側に固定したスプロケット43に
チェーンにより連繋している。そして、該スプロケット
43には偏心ピン44が突設され、該偏心ピン44に、装着フ
レーム11の一側端に枢支したクランク45の他端を連結し
ている。そして、前記駆動モータM5の駆動により、クラ
ンク45は偏心ピン44の偏心量の二倍のストロークで往復
動し、これに伴って、装着フレーム11は、吊持案内軸5,
5,摺動片12,12及び案内軸40(夫々第二の発明の案内部
材を構成する)の作用により左右方向へ案内されて往復
移動する。そして、ベルト研削装置10は、装着フレーム
11に種々の構成が組み付けられ、一体的となっているか
ら、前記駆動モータM5により、連続的に左右往復動する
こととなる。而して、かかる構成によりベルト研削装置
10の左右往復動装置の一例が構成される。
上には、ベルト研削装置10の往復駆動源となる駆動モー
タM5が乗載し、その駆動軸に固定したスプロケット42
を、同じく架台1cの下面側に固定したスプロケット43に
チェーンにより連繋している。そして、該スプロケット
43には偏心ピン44が突設され、該偏心ピン44に、装着フ
レーム11の一側端に枢支したクランク45の他端を連結し
ている。そして、前記駆動モータM5の駆動により、クラ
ンク45は偏心ピン44の偏心量の二倍のストロークで往復
動し、これに伴って、装着フレーム11は、吊持案内軸5,
5,摺動片12,12及び案内軸40(夫々第二の発明の案内部
材を構成する)の作用により左右方向へ案内されて往復
移動する。そして、ベルト研削装置10は、装着フレーム
11に種々の構成が組み付けられ、一体的となっているか
ら、前記駆動モータM5により、連続的に左右往復動する
こととなる。而して、かかる構成によりベルト研削装置
10の左右往復動装置の一例が構成される。
上述の案内ローラ14,15,舵取ロール走行ローラ30からな
るベルト案内機構には無端サンディングベルト50が掛渡
され、前記踏圧パッド装置20により、送材通路へ供給さ
れた加工材に、その砥粒面を圧接する。
るベルト案内機構には無端サンディングベルト50が掛渡
され、前記踏圧パッド装置20により、送材通路へ供給さ
れた加工材に、その砥粒面を圧接する。
このとき、該無端サンディングベルト50は、案内ローラ
14,15の下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力
が偏在し、該幅方向に波立ちxを生じる。ところが、本
発明にあっては、ベルト研削装置10は、クランク45等の
左右往復動装置で駆動され、吊持案内軸5,5,摺動片12,1
2及び案内軸40,軸受27等により構成される案内部材に案
内されて、送材方向に交叉する左右方向へ連続的に往復
移動する。そしてこれにともない、無端サンディングベ
ルト50は、加工材に対して、その左右移動と、加工材の
走行の合成により、相対的にジグザグ運動をしながら圧
接し、研削研磨を施すこととなる。このため、加工材
は、左右方向の研削方向成分により、幅方向に砥粒面を
擦過され、平面状に均されて研磨ムラを防止され、良好
な研磨肌を達成し得ることとなる。
14,15の下縁間の距離が長いため、その幅方向で引張力
が偏在し、該幅方向に波立ちxを生じる。ところが、本
発明にあっては、ベルト研削装置10は、クランク45等の
左右往復動装置で駆動され、吊持案内軸5,5,摺動片12,1
2及び案内軸40,軸受27等により構成される案内部材に案
内されて、送材方向に交叉する左右方向へ連続的に往復
移動する。そしてこれにともない、無端サンディングベ
ルト50は、加工材に対して、その左右移動と、加工材の
走行の合成により、相対的にジグザグ運動をしながら圧
接し、研削研磨を施すこととなる。このため、加工材
は、左右方向の研削方向成分により、幅方向に砥粒面を
擦過され、平面状に均されて研磨ムラを防止され、良好
な研磨肌を達成し得ることとなる。
一方、上記の構成は、無端サンディングベルト50の左右
往復移動によるものであるため、加工材と、該無端サン
ディングベルト50間に研磨屑が介在すると、除去されな
いまま滞留することとなる。ところが、本発明にあって
は、踏圧ベルト31の下走行部が踏圧パッド27下面の押圧
面に接触しながら走行し、該無端サンディングベルト50
に略直交する方向へ一方向移動する。このため、前記加
工材と無端サンディングベルト50間に削り屑を生じて
も、該踏圧ベルト31の移動により無端サンディングベル
ト50の端縁側に掃き出されることとなり、研磨屑の滞留
が防止される。またこの踏圧ベルト31は無端サンディン
グベルト50の波立ちをも防止できる。
往復移動によるものであるため、加工材と、該無端サン
ディングベルト50間に研磨屑が介在すると、除去されな
いまま滞留することとなる。ところが、本発明にあって
は、踏圧ベルト31の下走行部が踏圧パッド27下面の押圧
面に接触しながら走行し、該無端サンディングベルト50
に略直交する方向へ一方向移動する。このため、前記加
工材と無端サンディングベルト50間に削り屑を生じて
も、該踏圧ベルト31の移動により無端サンディングベル
ト50の端縁側に掃き出されることとなり、研磨屑の滞留
が防止される。またこの踏圧ベルト31は無端サンディン
グベルト50の波立ちをも防止できる。
従って、無端サンディングベルト50の左右往復移動と、
踏圧ベルト31の一方向走行により、加工材はムラ無く研
削研磨されることとなる。
踏圧ベルト31の一方向走行により、加工材はムラ無く研
削研磨されることとなる。
上述の構成にあって、第一の発明にあっては、踏圧ベル
ト31のみを採用し、無端サンディングベルト50の左右往
復移動機構を除去することもできる。また、踏圧ベルト
31の走行方向は、必ずしも無端サンディングベルト50に
対して直交状とする構成に限られるものではなく、傾斜
状に交叉していても良い。
ト31のみを採用し、無端サンディングベルト50の左右往
復移動機構を除去することもできる。また、踏圧ベルト
31の走行方向は、必ずしも無端サンディングベルト50に
対して直交状とする構成に限られるものではなく、傾斜
状に交叉していても良い。
尚、第二の発明のように、両者の構成を採用することに
より、より有効に無端サンディングベルト50の波立ちが
防止される。
より、より有効に無端サンディングベルト50の波立ちが
防止される。
<発明の効果> 第一の発明にあっては、踏圧ベルトを無端サンディング
ベルトに対して交叉する方向へ走行させながら無端サン
ディングベルトの内周面を踏圧するようにしたから、案
内ローラ間に生じた波立ちが押し広げられると共に、無
端サンディングベルトと加工材の間に滞留した削り屑は
サンディングベルトの端縁側に掃き出される。
ベルトに対して交叉する方向へ走行させながら無端サン
ディングベルトの内周面を踏圧するようにしたから、案
内ローラ間に生じた波立ちが押し広げられると共に、無
端サンディングベルトと加工材の間に滞留した削り屑は
サンディングベルトの端縁側に掃き出される。
また第二の発明にあっては、第一の発明に重畳して、踏
圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレームに付装し
て一体的に連結し、該装着フレームを加工材の走行方向
と交叉する略左右方向へ往復移動するようにしたから、
加工材に対する研削方向に、該走行方向と交叉する研削
方向成分が生じ、加工材の表面の研磨ムラを除去され
る。
圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレームに付装し
て一体的に連結し、該装着フレームを加工材の走行方向
と交叉する略左右方向へ往復移動するようにしたから、
加工材に対する研削方向に、該走行方向と交叉する研削
方向成分が生じ、加工材の表面の研磨ムラを除去され
る。
従って、上記各構成により加工材は均一かつ美麗に研削
し得る様になる等の優れた効果がある。
し得る様になる等の優れた効果がある。
第1図は本発明を適用したベルトサンダー機の一例を示
す側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は踏圧パ
ッド装置20を拡大して示す側面図、第4図は同平面図、
第5図は同正面図、第6図は第4図A−A線断面図であ
る。また第7図は従来構成の問題点を示す無端サンディ
ングベルトの斜視図である。 1……本体フレーム 4……サンディングフレーム 10……ベルト研削装置 5,5……吊持案内軸 11……装着フレーム 12,12……摺動片 14,15……案内ローラ 20……踏圧パッド装置 21……踏圧フレーム 27……踏圧パッド 30a,30b……走行ローラ 31……踏圧ベルト 50……無端サンディングベルト M1〜M5……駆動モータ
す側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は踏圧パ
ッド装置20を拡大して示す側面図、第4図は同平面図、
第5図は同正面図、第6図は第4図A−A線断面図であ
る。また第7図は従来構成の問題点を示す無端サンディ
ングベルトの斜視図である。 1……本体フレーム 4……サンディングフレーム 10……ベルト研削装置 5,5……吊持案内軸 11……装着フレーム 12,12……摺動片 14,15……案内ローラ 20……踏圧パッド装置 21……踏圧フレーム 27……踏圧パッド 30a,30b……走行ローラ 31……踏圧ベルト 50……無端サンディングベルト M1〜M5……駆動モータ
Claims (2)
- 【請求項1】送材通路側に配備された踏圧パットと、該
踏圧パットの両側に配置される案内ローラを含む複数の
ロール群からなるベルト案内機構と、該ベルト案内機構
に掛け渡される無端サンディングベルトとを備えたベル
ト研削装置を、送材装置に対設してなるベルトサンダー
機において、 前記踏圧パッドの押圧面に、無端サンディングベルトに
対して交叉する方向へ一方向走行する踏圧ベルトを配設
し、該踏圧ベルトを無端サンディングベルトの内周面に
圧接するようにしたことを特徴とするベルトサンダー
機。 - 【請求項2】送材通路側に配備された踏圧パットと、該
踏圧パットの両側に配置される案内ローラを含む複数の
ロール群からなるベルト案内機構と、該ベルト案内機構
に掛け渡される無端サンディングベルトとを備えたベル
ト研削装置を、送材装置に対設してなるベルトサンダー
機において、 前記踏圧パッドと、ベルト案内機構とを装着フレームに
付装して一体的に連結し、該装着フレームを略左右方向
の案内部材を介して本体フレーム側に支持すると共に、
該装着フレームを左右往復動装置により、送材方向と交
叉する方向へ連続往復動させ、さらに前記踏圧パッドの
押圧面に、無端サンディングベルトに対して交叉する方
向へ一方向走行する踏圧ベルトを配設し、該踏圧ベルト
を無端サンディングベルトの内周面に圧接するようにし
たことを特徴とするベルトサンダー機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8260989A JPH0767664B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ベルトサンダー機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8260989A JPH0767664B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ベルトサンダー機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02262952A JPH02262952A (ja) | 1990-10-25 |
JPH0767664B2 true JPH0767664B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=13779219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8260989A Expired - Lifetime JPH0767664B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ベルトサンダー機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0767664B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8260989A patent/JPH0767664B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02262952A (ja) | 1990-10-25 |
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