JPH0734875Y2 - 穀類自動計量器の供給シャッタ - Google Patents

穀類自動計量器の供給シャッタ

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JPH0734875Y2
JPH0734875Y2 JP1990075645U JP7564590U JPH0734875Y2 JP H0734875 Y2 JPH0734875 Y2 JP H0734875Y2 JP 1990075645 U JP1990075645 U JP 1990075645U JP 7564590 U JP7564590 U JP 7564590U JP H0734875 Y2 JPH0734875 Y2 JP H0734875Y2
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JP1990075645U
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Inventor
靖浩 島内
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、貯溜タンク下部の供給口部に設けたシャッタ
と、該貯溜タンクの下部側に取着せる支持体に上端部を
枢着したシャッタアームと、計量秤の設定量の計量によ
りソレノイドを介して作動する往復動部材とから成り、
該往復動部材をシャッタアームに連結してシャッタアー
ムを上端部を支点にして退出させ、シャッタアームのシ
ャッタがわとの離脱・係合により前記供給口を全開・一
部開・全閉に切換えるところの穀類自動計量器の供給シ
ャッタに関するものである。
(ロ)従来の技術 上記のように、計量秤の設定量の計量によりソレノイド
を介して作動する往復動部材をシャッタアームに連結し
てシャッタアームを上端部を支点にして退出させ、シャ
ッタアームのシャッタがわとの離脱・係合により前記供
給口を全開・一部開・全閉に切換えるところの穀類自動
計量器なるものを本件出願人は開発試作し、既に実願平
1-47403号として出願済みであるが、この試作になるも
のの構成では、計量時以外にシャッタを全閉にする機構
が付設されてなく、それ故に計量作業後にシャッタが開
いたまま放置されることがあり、また、作業の開始時に
貯溜タンク内等に引っ掛かって残溜していたものが供給
口から散乱するのである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このように、前回の開発試作になるものは、計量時以外
にシャッタを全閉にする機構が付設されてなく、それ故
に計量作業後にシャッタが開いたまま放置されることが
あり、また、作業の開始時に貯溜タンク内等に引っ掛か
って残溜していたものが供給口から散乱する等の欠点を
もっているから、本考案はこれらの欠点を解消して取扱
性のよいものを具現しようとして改良に至ったものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで本考案は、前項に記載する欠点を解消し取扱性の
よいものを具現するために、 貯溜タンク下部の供給口部に設けたシャッタと、該貯溜
タンクの下部側に取着せる支持体に上端部を枢着したシ
ャッタアームと、計量秤の設定量の計量によりソレノイ
ドを介して作動する往復動部材とから成り、該往復動部
材をシャッタアームに連結してシャッタアームを上端部
を支点にして退出させ、シャッタアームのシャッタがわ
との離脱・係合により前記供給口を全開・一部開・全閉
に切換えるものにおいて、操作パネルに設ける電源スイ
ッチと前記ソレノイドとを電気的に接続して電源スイッ
チの「OFF」操作によりソレノイドに通電し往復動部材
を介してシャッタアームを退入させシャッタがわからの
離脱によって供給口を全閉にする構成にしたのである。
(ホ)作用 このように構成すれば、計量作業においてシャッタを全
開に操作すると、そのシャッタがわにシャッタアームが
係合して全開状態を保持し貯溜タンク内の穀粒は供給口
から落下し袋内に供給され、袋内の穀粒が設定量近くに
達すると、ソレノイドに瞬間的に通電されて往復動部材
は往動しシャッタアームはその係合を解きシャッタがわ
から離脱するからシャッタはその重みによって下動する
のであるが、そのときシャッタアームは復動していて下
動するシャッタがわに係合し供給口を一部開の状態に保
持するようになって、少量ずつ供給口から落下させ、袋
内に設定量袋詰めされるとソレノイドに通電され往復動
部材は往動してシャッタから離脱するようになり、シャ
ッタは供給口を全閉にする。
このように供給口はシャッタによって全開・一部開・全
閉になって設定量のものを順次袋詰めするのであるが、
計量の途中で貯溜タンク内の穀粒がなくなり計量作業が
終了してもシャッタは全開または一部開の状態を保持す
るようになる。
そこでこの作業終了時に操作パネルに設けた電源スイッ
チを「OFF」操作するのである。そうするとソレノイド
に通電されてシャッタアームは往復動部材を介して退入
しシャッタがわから離脱して前記開状態の保持を解きシ
ャッターは供給口を全閉にするのである。
そして、その後において主電源を「OFF」操作すれば往
復動部材は往動するとともにシャッタアームもまたシャ
ッタがわに復動するのである。
(ヘ)実施例 以下、本考案による供給シャッタについて実施例図を参
照に具体的に説明する。
この例図に示す穀類自動計量器は、第3図に示すように
米選機(A)に一体的に付設されて選別後の良玄米を貯
溜タンク(1)に一旦貯えたものを順次袋詰めするもの
である。
すなわち、籾摺機から矢印(イ)のように投入される玄
米は米選機(A)の機体内に内装された回転選別胴によ
って選別されて小米は出口(8)から取出され、この小
米の除去されたあとの良玄米が貯溜タンク(1)に貯え
られながらシャッタ(3)の全開・一部開・全閉によっ
て計量秤(9)上に載置する袋に設定量ずつ袋詰めされ
るようになっている。
次に、第1図と第2図によってその詳細を記述する。
貯溜タンク(1)の下部には供給口(2)が開口し、シ
ャッタ(3)は扇形の両支持板(10)の間に断面円弧状
の曲面をもつ底面(11)を有し、その両支持板(10)の
上端部が貯溜タンク(1)下部側の一方側に突設する突
出体(12)に軸支されハンドル(13)と一体となって上
端部を軸にし供給口(2)の下側を移動して供給口
(2)を開閉し、前記底面(11)には板体を屈曲して形
成した保持部材(14)が取着されている。
(4)は前記貯溜タンク(1)の下部側の他方側に取着
した支持体で、この支持体(4)にはソレノイド(7)
が内蔵され、その往復動部材(6)はソレノイド(7)
に通電されたときバネ(15)に抗して往動し、通電され
ないときはバネ(15)力により復動する構成にしてあ
る。
前記支持体(4)にはシャッタアーム(5)の上端部が
枢着され、そのシャッタアーム(5)の一部は前記往復
動部材(6)に連結されるとともに、シャッタ(3)側
の中程部と下端部に係合部(16)(17)が形設されて前
記の往復動部材(6)が復動したときシャッタ(3)が
わの保持部材(14)に各係合部(16)または(17)が係
合し、往動によりその係合を解いて離脱するようになっ
ている。
そして、中程部の係合部(16)に保持部材(14)が係合
するとシャッタ(3)は供給口(2)を全開の状態に保
持し、下端部の係合部(17)に保持部材(14)が係合す
るときは一部開の状態に保持され、保持部材(14)の各
係合部(16)(17)から離脱により全閉の状態になるの
である。
これによって、ハンドル(13)を矢印(ロ)のように押
し下げシャッタ(3)を上動させながらバネ(15)に抗
して保持部材(14)を中程部の係合部(16)に係合させ
るとシャッタ(3)は仮想線(ハ)のように全開の状態
を保持し貯溜タンク(1)内に貯えられた良玄米は供給
口(2)から落下し計量秤(9)上に載置された袋内に
供給され、袋内の良玄米が設定量近くに達すると、ソレ
ノイド(7)に瞬間的に通電され往復動部材(6)は
(ニ)の如く往動してその係合を解いた後バネ(15)力
により(ホ)のように復動する。そのときシャッタ
(3)はその重みによって下動しシャッタ(3)がわに
復動していたシャッタアーム(5)下端部の係合部(1
7)に保持部材(14)が係合して第1図の実線で示すよ
うにシャッタ(3)は供給口(2)を一部開の状態に保
持するようになり、少量ずつ落下させるのである。
そして計量秤(9)が設定量のものを計量するとソレノ
イド(7)に通電されて往復動部材(6)は再度往動し
シャッタアーム(5)を仮想線(ヘ)のように退入して
保持部材(14)から係合部(17)を離脱させシャッタ
(3)は仮想線(ト)のようになって供給口(2)を全
閉にするのである。
このようにしてシャッタ(3)は全開・一部開・全閉を
繰返して計量秤(9)上に載置する袋に設定量のものを
順次袋詰めする。
また、計量の途中で貯溜タンク(1)内の良玄米がなく
なり計量作業が終了してもシャッタ(3)は全開または
一部開の状態を保持するようになるから、そのときは操
作パネル(P)に設けた電源スイッチ(S)の「OFF」
ボタンを押して操作するとソレノイド(7)に通電され
てシャッタアーム(5)は往復動部材(6)を介して前
記の(ヘ)のように退入しシャッタ(3)がわから離脱
して前記の全開または一部開状態の保持を解きシャッタ
(3)は供給口(2)を全閉にする。
そして、その後において主電源を(図示省略)を「OF
F」操作すれば往復動部材(6)は復動するとともにシ
ャッタアーム(5)もまたシャッタ(3)がわに復動す
るのである。
なお、前記の操作パネル(P)は貯溜タンク(1)の正
面に取付られ、その機能は第2図に示すようなものであ
る。
即ち電源スイッチ「ON/ゼロ」を押すと操作パネル
(P)の電源が入り、また計量値が「0」になり電源ス
イッチ「OFF」を押すと操作パネル(P)の電源が切れ
るとともに前述のようにソレノイド(7)に通電され、
「計量設定値の確認」をしたいときボタンを押すと「計
量モニター」に計量設定値が表示され、「計量設定値」
を増加させるときは「増」のボタンを、減少させる場合
は「減」のボタンを押す。また、「袋数表示モニター」
には計量した袋数が表示され、そのときこの表示モニタ
ーの数を「増」に修正するときは「増」のボタンを、
「減」に修正するときは「減」のボタンを押し、「増」
・「減」のボタンを同時に押すと「0」表示になるよう
になっている。
(ト)考案の効果 本考案は、以上詳述したように、貯溜タンク下部の供給
口部に設けたシャッタと、該貯溜タンクの下部側に取着
せる支持体に上端部を枢着したシャッタアームと、計量
秤の設定量の計量によりソレノイドを介して作動する往
復動部材とから成り、該往復動部材をシャッタアームに
連結してシャッタアームを上端部を支点にして退出さ
せ、シャッタアームのシャッタがわとの離脱・係合によ
り前記供給口を全開・一部開・全閉に切換えるのにおい
て、操作パネルに設ける電源スイッチと前記ソレノイド
とを電気的に接続して電源スイッチの「OFF」操作によ
りソレノイドに通電し往復動部材を介してシャッタアー
ムを退入させシャッタがわからの離脱によって供給口を
全閉にする構成にしたものであるから、計量の途中で貯
溜タンク内の穀粒がなくなり計量作業が終了してシャッ
タは全開または一部開の状態を保持するようになっても
操作パネルに設けた電源スイッチを「OFF」操作すれ
ば、ソレノイドに通電されてシャッタアームは往復動部
材を介して退入しシャッタがわから離脱して前記開状態
の保持を解きシャッターは供給口を全閉にするので、計
量作業後にシャッタが開いたまま放置されることがな
く、ネズミの侵入通路にならず、また貯溜タンク内等に
引っ掛かって残溜していたものが供給口から散乱するよ
うなことがなく、取扱性のよい穀類自動計量器を提供で
きたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施態様を例示せるものにして、そ
の、 第1図は本考案要部の側面図、第2図は操作パネルの拡
大図、第3図はこの穀類自動計量器を一体的に付設する
米選機の斜視図である。 1……貯溜タンク、2……供給口 3……シャッタ、4……支持体 5……シャッタアーム、6……往復動部材 7……ソレノイド、9……計量秤 P……操作パネル、S……電源スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯溜タンク(1)下部の供給口(2)部に
    設けたシャッタ(3)と、該貯溜タンク(1)の下部側
    に取着せる支持体(4)に上端部を枢着したシャッタア
    ーム(5)と、計量秤(9)の設定量の計量によりソレ
    ノイド(7)を介して作動する往復動部材(6)とから
    成り、該往復動部材(6)をシャッタアーム(5)に連
    結してシャッタアーム(5)を上端部を支点にして退出
    させ、シャッタアーム(5)のシャッタ(3)がわとの
    離脱・係合により前記供給口(2)を全開・一部開・全
    閉に切換えるものにおいて、操作パネル(P)に設ける
    電源スイッチ(S)と前記ソレノイド(7)とを電気的
    に接続して電源スイッチ(S)の「OFF」操作によりソ
    レノイド(7)に通電し往復動部材(6)を介してシャ
    ッタアーム(5)を退入させシャッタ(3)がわからの
    離脱によって供給口(2)を全閉にする構成にしたこと
    を特徴とする穀類自動計量器の供給シャッタ。
JP1990075645U 1990-07-16 1990-07-16 穀類自動計量器の供給シャッタ Expired - Lifetime JPH0734875Y2 (ja)

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JPH0432999U JPH0432999U (ja) 1992-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59174486A (ja) * 1983-03-14 1984-10-02 株式会社 サタケ シヤツタ閉鎖装置
JPS6438927U (ja) * 1987-09-02 1989-03-08

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JPH0432999U (ja) 1992-03-17

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