JPH0718634Y2 - 穀類自動計量用供給量調節装置 - Google Patents

穀類自動計量用供給量調節装置

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JPH0718634Y2
JPH0718634Y2 JP1989047402U JP4740289U JPH0718634Y2 JP H0718634 Y2 JPH0718634 Y2 JP H0718634Y2 JP 1989047402 U JP1989047402 U JP 1989047402U JP 4740289 U JP4740289 U JP 4740289U JP H0718634 Y2 JPH0718634 Y2 JP H0718634Y2
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JP1989047402U
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正彦 佐々木
靖浩 島内
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セイレイ工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、貯溜タンク下部の供給口部に設けたシャッタ
と、該貯溜タンクの下部側に取着せる支持体に上端部を
枢着した係合部材から成り、該係合部材を設定量の計量
により関連作動する往復動部材に連結して係合部材と前
記シャッタとの係合離脱により前記供給口を全開・一部
開・全閉に切換えて貯溜タンク内の穀類を順次袋詰めす
る際の一部開による小出し時の穀類自動計量用供給量調
節装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 上記のように、設定量の計量により関連作動する往復動
部材に連結して係合部材と前記シャッタとの係合離脱に
より前記供給口を全開・一部開・全閉に切換えるところ
の穀類自動計量用供給シャッタ装置は、従来、例えば、
特開昭59-174486号公報等によって周知の通りである。
ところで、このような穀類の自動計量のおいては、袋詰
めする際に設定量近くまでは供給口を全開にして穀類の
供給を迅速ならしめ、この設定量近くからは一部開にし
て少量ずつ小出しして供給し袋詰めされた量が正確に測
定できるようにしている。
しかし、一部開にして供給口から少量ずつ小出しして落
下供給させるとき穀類(材料)の粒形の大小或は粒の形
状等によって落下流量に変化が生じ、袋詰めされた量を
正確に測定するのがむつかしいという問題点があって、
この問題点を解決するために実開昭57-6796号公報によ
り開示のように構成したもの考案されたのである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このように、穀類(材料)の粒形の大小或は粒の形状等
による落下流量の変化に対応させるための一手段として
上記の公報に開示されるような構成のものが提供された
のであるが、構成が複雑で調節操作がやりにくいことか
ら、本考案は穀類(材料)の粒形の大小或は粒の形状等
に適するところの供給口の一部開による小出し時の量が
得られて測定精度の正確性が安定するものを、簡単な構
成のものにして調節操作が容易で安価に提供するを目的
として考案されたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案は、前記の目的を達成させるために、 貯溜タンク下部の供給口部に設けたシャッタと、該貯溜
タンクの下部側に取着せる支持体に上端部を枢着した係
合部材から成り、該係合部材を設定量の計量により関連
作動する往復動部材に連結して係合部材と前記シャッタ
との係合離脱により前記供給口を全開・一部開・全閉に
切換えるものにおいて、前記シャッタに高低差を有する
複数の保持部を形成した調節具を取付け、その保持部の
うちの1つを選択的に前記係合部材に係合させて、前記
供給口の一部開による小出し時の開口面積を広狭調節可
能に構成したのである。
(ホ)作用 このように構成すれば、シャッタを全開に操作すると、
そのシャッタに調節具を介して係合部材が係合して全開
状態を保持し貯溜タンク内の穀粒は供給口から落下し袋
内に供給され、袋内の穀類が設定量近くに達すると、往
復動部材は往動してその係合を解きシャッタから離脱す
るからシャッタはその重みによって下動するが、そのと
き係合部材は復動して下動するシャッタに調節具を介し
て再度係合し供給口を一部開の状態に保持するようにな
って、少量ずつ供給口から小出しして落下させ、袋内に
設定量袋詰めされると往復動部材は往動してシャッタか
ら離脱するようになり、シャッタは供給口を全閉にす
る。
このように、供給口はシャッタによって全開・一部開・
全閉になって設定量のものを順次袋詰めするのである
が、シャッタが一部開の状態を保持して少量ずつ小出し
して落下供給するとき、その小出し時の開口面積が常に
同じであると穀類(材料)によって落下流量に変化が生
じるようになる。
このように計量し袋詰めする穀類が異なった場合には、
シャッタに取付けた調節具の複数の保持部のうちの1つ
を選択してこれを係合部材に係合させるようにすると、
前記小出し時の開口面積を広くまたは狭く調節し穀類に
適した開口面積にして小出しを行なうことができるので
ある。
(ヘ)実施例 以下、本考案を実施例図によって具体的に説明する。こ
の例図に示す供給量調節装置は、第4図に示すように米
選機(A)に一体的に付設されて選別後の良玄米を貯溜
タンク(1)に一旦貯えたものを順次袋詰めする穀類自
動計量用のものである。
すなわち、籾摺機から矢印(イ)のように投入される玄
米は米選機(A)の機体内に内装された回転選別胴によ
って選別されて小米は出口(7)から取出され、この小
米の除去されたあとの良玄米が貯溜タンク(1)に貯え
られながらシャッタ(3)の全開・一部開・全閉によっ
て計量秤(8)上に載置する袋に設定量ずつ袋詰めされ
るようになっている。なお(9)はオーバーフロー樋で
ある。
次に、第1図〜第3図によってその詳細を記述する。
貯溜タンク(1)の下部には供給口(2)が開口し、シ
ャッタ(3)は扇形の両支持板(10)の間に断面円弧状
の曲面をもつ底面(11)を有し、その両支持板(10)の
上端部が貯溜タンク(1)下部側の一方側に突設する突
出体(12)に軸支されハンドル(13)と一体となって上
端部を軸にし供給口(2)の下側を移動して供給口
(2)を開閉し、前記底面(11)には放射状に3つのア
ームを突出しその各アームの先端部を屈曲して複数の保
持部(14)(15)(16)を形成した調節具(T)の中心
部(O)の回動可能に軸支させて取付けている。そし
て、この各保持部(14)(15)(16)と調節具(T)の
中心部(O)との寸法(x)(y)(z)はそれぞれ異
ならせて(x)<(y)<(z)に設定し各保持部(1
4)(15)(16)は高低差を有するものにしてある。
(4)は前記貯溜タンク(1)の下部側の他方側に取着
した支持体で、この支持体(4)にはソレノイド(S)
が内蔵され、その往復動部材(6)はソレノイド(S)
に通電されたときバネ(17)に抗して往動し通電されな
いときはバネ(17)力により復動する構成にしてある。
前記の支持体(4)には係合部材(5)の上端部が枢着
され、その係合部材(5)の一部は前記往復動部材
(6)に連結されるとともに、シャッタ(3)側の中程
部と下端部に係合部(18)(19)が形設されて前記の往
復動部材(6)が復動したときシャッタ(3)側の調節
具(T)に各係合部(18)または(19)が係合し、往動
によりその係合を解いて離脱するようになっている。
そして、中程部の係合部(18)に調節具(T)が係合す
るとシャッタ(3)は供給口(2)を全開の状態に保持
し、下端部の係合部(19)に調節具(T)が係合すると
きは一部開の状態に保持され、調節具(T)の各係合部
(18)(19)からの離脱により全閉の状態になるのであ
る。
また、前記の調節具(T)を回動して3つのうちの1つ
の保持部(14)を選択しこの保持部(14)に係合部材
(5)の各係合部(18)(19)を係合させるようにする
と供給口(2)の一部開による小出し時の開口面積
(a)はシャッタ(3)の閉側との間隔(C)が大きく
なって開口面積(a)が広くなり、保持部(16)を係合
させるようにするとその開口面積(a)は狭く調節さ
れ、また保持部(15)を係合させると開口面積(a)は
中間のものになる。
したがって、ハンドル(13)を押し下げシャッタ(3)
を上動させながらバネ(17)に抗して調節具(T)を中
程部の係合部(18)に係合させるとシャッタ(3)は仮
想線(ロ)のように全開の状態を保持し貯溜タンク
(1)内に貯えられた良玄米は供給口(2)から落下し
計量秤(8)上に載置された袋内に供給され、袋内の良
玄米が設定量近くに達すると、ソレノイド(S)に瞬間
的に通電され往復動部材(6)は(ハ)の如く往動して
その係合を解いた後バネ(17)力により(ニ)のように
復動する。そのとき、シャッタ(3)はその重みによっ
て下動し復動する係合部材(5)下端部の係合部(19)
に調節具(T)が係合して第1図の実線で示すようにシ
ャッタ(3)は供給口(2)を一部開の状態に保持し小
出しするようになり少量ずつ落下させるのである。
そして、計量秤(8)が設定量のものを計量するとソレ
ノイド(S)に通電されて往復動部材(6)は往動し係
合部材(5)を仮想線(ホ)のようにして調節具(T)
から係合部(19)に離脱させシャッタ(3)仮想線
(ヘ)のようになって供給口(2)を全閉にするのであ
る。
このようにして順次袋詰めされるのであるが、この場
合、供給口(2)を一部開にして小出しするときにその
供給口(2)の開口面積(a)の広狭調節は、保持部
(14)に係合部(19)を係合させるようにすると間隔
(C)は(C1)となって開口面積(a)は広くなり、保
持部(16)を係合させると間隔(C)は(C2)になって
開口面積(a)は狭くなり、また保持部(15)の係合は
その中間の開口面積(a)になるようになって調節され
るのである。
また、そのように開口面積(a)は広狭に調節されなが
らも、シャッタ(3)の全開時はそのシャッタ(3)に
よって供給口(2)の一部が塞さがれることなく落下供
給は迅速に行なわれる。
なお、この籾摺機の操作パネル(20)は貯溜タンク
(1)の正面に取付られ、その機能は第5図に示すよう
なものである。
即ち、電源スイッチ「NO/ゼロ」を押すと操作パネル(2
0)の電源が入り、また計量値が「0」になり、電源ス
イッチ「OFF」を押すと操作パネル(20)の電源が切
れ、「計量設定値の確認」をしたときボタンを押すと
「計量モニター」に計量設定値が表示され、「計量設定
値」を増加させるときは「増」のボタンを、減少させる
場合は「減」のボタンを押す。また、「袋数表示モニタ
ー」には計量した袋数が表示され、そのときこの表示モ
ニターの数を「増」に修正するときは「増」のボタン
を、「減」に修正するときは「減」のボタンを押し、
「増」・「減」のボタンを同時に押すと、「0」表示に
なるようになっている。
(ト)考案の効果 本考案は、以上詳述したように、貯溜タンク下部の供給
口部に設けたシャッタと、該貯溜タンクの下部側に取着
せる支持体に上端部を枢着した係合部材から成り、該係
合部材を設定量の計量により関連作動する往復動部材に
連結して係合部材と前記シャッタとの係合離脱により前
記供給口を全開・一部開・全閉に切換えるものにおい
て、前記シャッタに高低差を有する複数の保持部を形成
した調節具を取付け、その保持部のうちの1つを選択的
に前記係合部材に係合させて、前記供給口の一部開によ
る小出し時の開口面積を広狭調節可能に構成したのであ
るから、シャッタが一部開の状態を保持して少量ずつ小
出しして落下供給するとき、その小出し時の開口面積が
常に同じであると穀類(材料)によって落下流量に変化
が生じるようになるが、この場合に、小出し時の開口面
積が広くまたは狭く調節できるので穀類(材料)に適す
るところの供給口の一部開による小出し時の量が得られ
て測定精度の正確性が安定するものになりながら、シャ
ッタに高低差を有する複数の保持部を形成した調節具を
取付け、その1つを選択的に係合部材に係合させるもの
にしたから、簡単な構成のものにして調節操作を容易に
し安価なもので提供できたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施態様を例示せるものにして、そ
の、第1図は本案要部の側面図、第2図は調節具の抽出
図、第3図は要部の横断平面視図、第4図は本装置を籾
摺機に付設した全体斜視図、第5図は操作パネルの拡大
図である。 1……貯溜タンク、2……供給口 3……シャッタ、4……支持体 5……係合部材、6……往復動部材 a……開口面積、T……調節具 14・15・16……保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯溜タンク(1)下部の供給口(2)部に
    設けたシャッタ(3)と、該貯溜タンク(1)の下部側
    に取着せる支持体(4)に上端部を枢着した係合部材
    (5)から成り、該係合部材(5)を設定量の計量によ
    り関連作動する往復動部材(6)に連結して係合部材
    (5)と前記シャッタ(3)との係合離脱により前記供
    給口(2)を全開・一部開・全閉に切換えるものにおい
    て、前記シャッタ(3)に高低差を有する複数の保持部
    (14)(15)(16)を形成した調節具(T)を取付け、
    その保持部(14)(15)(16)のうちの1つを選択的に
    前記係合部材(5)に係合させて、前記供給口(2)の
    一部開による小出し時の開口面積(a)を広狭調節可能
    に構成したことを特徴とする穀類自動計量用供給量調節
    装置。
JP1989047402U 1989-04-21 1989-04-21 穀類自動計量用供給量調節装置 Expired - Lifetime JPH0718634Y2 (ja)

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