JP2000053101A - 穀類自動計量器の供給シャッタ - Google Patents

穀類自動計量器の供給シャッタ

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JP2000053101A
JP2000053101A JP11001167A JP116799A JP2000053101A JP 2000053101 A JP2000053101 A JP 2000053101A JP 11001167 A JP11001167 A JP 11001167A JP 116799 A JP116799 A JP 116799A JP 2000053101 A JP2000053101 A JP 2000053101A
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JP
Japan
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shutter
supply port
reciprocating member
solenoid
arm
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Application number
JP11001167A
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English (en)
Inventor
Yasuharu Shimauchi
靖治 島内
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計量作業終了時に供給口を全閉可能なものに
して取扱性のよいものにし、かつ、これを簡単な構造の
もので提供する。 【解決手段】 計量秤の設定量の計量によりソレノイド
(7)を介して作動する往復動部材(6)をシャッタア
−ム(5)に連結して、 シヤッタア−ム(5)の供給口
(2)部に設けたシャッタ(3)がわとの離脱・係合に
より前記供給口(2)を全開・一部開・全閉に切換える
もので、シャッタア−ム(5)と往復動部材(6)を1
組のものにして供給口(2)を全開・一部開・全閉にす
る構成にし、操作パネルの電源スイッチと前記ソレノイ
ド(7)とを電気的に接続して電源スイッチの「OF
F」によりソレノイド(7)から往復動部材(6)を介
しシャッタア−ム(5)をシャッタ(3)がわから離脱
させて供給口(2)を全閉にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯溜タンク下部の
供給口部に設けたシャッタと、該貯溜タンクの下部側に
取着せる支持体に上端部を枢着したシャッタア−ムと、
計量秤の設定量の計量によりソレノイドを介して作動す
る往復動部材とから成り、該往復動部材をシャッタア−
ムに連結してシヤッタア−ムのシャッタがわとの離脱・
係合により前記供給口を全開・一部開・全閉に切換える
ところの穀類自動計量器の供給シャッタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記のように、計量秤の設定量の計量に
よりソレノイドを介して作動する往復動部材をシャッタ
ア−ムに連結してシヤッタア−ムのシャッタがわとの離
脱・係合により前記供給口を全開・一部開・全閉に切換
えるところの穀類自動計量器なるものを本件出願人は開
発試作し、既に実願平1−47403号として出願済み
であるが、この試作になるものの構成では、計量時以外
にシャッタを全閉にする機構が付設されてなく、それ故
に計量作業後にシャッタが開いたまま放置されることが
あり、また、作業の開始時に貯溜タンク内等に引っ掛か
って残溜していたものが供給口から散乱するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、前回の開
発試作になるものは、計量時以外にシャッタを全閉にす
る機構が付設されてなく、それ故に計量作業後にシャッ
タが開いたまま放置されることがあり、また、作業の開
始時に貯溜タンク内等に引っ掛かって残溜していたもの
が供給口から散乱する等の欠点をもっているから、本発
明はこれらの欠点を解消して取扱性のよいものを具現し
ようとして改良に至ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、前項に
記載する欠点を解消し取扱性のよいものを具現するため
に、貯溜タンク下部の供給口部に設けたシャッタと、該
貯溜タンクの下部側に取着せる支持体に上端部を枢着し
たシャッタア−ムと、計量秤の設定量の計量によりソレ
ノイドを介して作動する往復動部材とから成り、該往復
動部材をシャッタア−ムに連結してシヤッタア−ムのシ
ャッタがわとの離脱・係合により前記供給口を全開・一
部開・全閉に切換えるものにおいて、前記シャッタア−
ムと往復動部材を1組のものにして供給口を全開・一部
開・全閉にする構成にし、操作パネルに設ける電源スイ
ッチと前記ソレノイドとを電気的に接続して電源スイッ
チの「OFF」操作によりソレノイドに通電し往復動部
材を介しシャッタア−ムをシャッタがわから離脱させて
供給口を全閉にする構成にしたのである。
【0005】
【作用】このように構成すれば、計量作業においてシャ
ッタを全開に操作すると、そのシャッタがわにシャッタ
ア−ムが係合して全開状態を保持し貯溜タンク内の穀粒
は供給口から落下し袋内に供給され、袋内の穀粒が設定
量近くに達すると、ソレノイドに瞬間的に通電されて往
復動部材は往動しシャッタア−ムはその係合を解きシャ
ッタがわから離脱するからシャッタはその重みによって
下動するのであるが、そのときシャッタア−ムは復動し
ていて下動するシャッタがわに係合し供給口を一部開の
状態に保持するようになって、少量ずつ供給口から落下
させ、袋内に設定量袋詰めされるとソレノイドに通電さ
れ往復動部材は往動してシャッタから離脱するようにな
り、シャッタは供給口を全閉にする。
【0006】このように供給口はシャッタによって全開
・一部開・全閉になって設定量のものを順次袋詰めする
のであるが、計量の途中で貯溜タンク内の穀粒がなくな
り計量作業が終了してもシャッタは全開または一部開の
状態を保持するようになる。そこで、この作業終了時に
操作パネルに設けた電源スイッチを「OFF」操作する
のである。そうするとソレノイドに通電されてシャッタ
ア−ムは往復動部材を介しシャッタがわから離脱して前
記開状態の保持を解きシャッタ−は供給口を全閉にしそ
の状態を保持するのである。
【0007】そして、その後において主電源を「OF
F」操作すれば往復動部材は復動するとともにシャッタ
ア−ムもまたシャッタがわに復動するようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明による供給シャッタについて実
施例図を参照し具体的に説明する。この例図に示す穀類
自動計量器は、図3に示すように米選機(A)に一体的
に付設されて選別後の良玄米を貯溜タンク(1)に一旦
貯えたものを順次袋詰めするものである。
【0009】すなわち、籾摺機から矢印(イ)のように
投入される玄米は米選機(A)の機体内に内装された回
転選別胴によって選別されて小米は出口(8)から取出
され、 この小米の除去されたあとの良玄米が貯溜タンク
(1)に貯えられながらシャッタ(3)の全開・一部開
・全閉によって計量秤(9)上に載置する袋に設定量ず
つ袋詰めされるようになっている。
【0010】次に、図1と図2によってその詳細を記述
すると、貯溜タンク(1)の下部には供給口(2)が開
口し、シャッタ(3)は扇形の両支持板(10)の間に
断面円弧状の曲面をもつ底面(11)を有し、その両支
持板(10)の上端部が貯溜タンク(1)下部側の一方
側に突設する突出体(12)に軸支されハンドル(1
3)と一体となって上端部を軸にし供給口(2)の下側
を移動して供給口(2)を開閉し、前記底面(11)に
は板体を屈曲して形成した保持部材(14)が取着され
ている。
【0011】(4)は前記貯溜タンク(1)の下部側の
他方側に取着した支持体で、この支持体(4)にはソレ
ノイド(7)が内蔵され、その往復動部材(6)はソレ
ノイド(7)に通電されたときバネ(15)に抗して往
動し、通電されないときはバネ(15)力により復動す
る構成にしてある。
【0012】前記の支持体(4)にはシャッタア−ム
(5)の上端部が枢着され、そのシャッタア−ム(5)
の一部は前記往復動部材(6)に連結されるとともに、
シャッタ(3)側の中程部と下端部に係合部(16)
(17)が形設されて前記の往復動部材(6)が復動し
たときシャッタ(3)がわの保持部材(14)に各係合
部(16)または(17)が係合し、往動によりその係
合を解いて離脱するようになっている。
【0013】そして、中程部の係合部(16)に保持部
材(14)が係合するとシャッタ(3)は供給口(2)
を全開の状態に保持し、下端部の係合部(17)に保持
部材(14)が係合するときは一部開の状態に保持さ
れ、保持部材(14)の各係合部(16)(17)から
の離脱により全閉の状態になるのである。
【0014】これによって、ハンドル(13)を矢印
(ロ)のように押し下げシャッタ(3)を上動させなが
らバネ(15)に抗して保持部材(14)を中程部の係
合部(16)に係合させるとシャッタ(3)は仮想線
(ハ)のように全開の状態を保持し貯溜タンク(1)内
に貯えられた良玄米は供給口(2)から落下し計量秤
(9)上に載置された袋内に供給され、袋内の良玄米が
設定量近くに達すると、ソレノイド(7)に瞬間的に通
電され往復動部材(6)は(ニ)の如く往動してその係
合を解いた後バネ(15)力により(ホ)のように復動
する。そのときシャッタ(3)はその重みによって下動
しシャッタ(3)がわに復動していたシャッタア−ム
(5)下端部の係合部(17)に保持部材(14)が係
合して図1の実線で示すようにシャッタ(3)は供給口
(2)を一部開の状態に保持するようになり、少量ずつ
落下させるのである。
【0015】そして計量秤(9)が設定量のものを計量
するとソレノイド(7)に通電されて往復動部材(6)
は再度往動しシャッタア−ム(5)を仮想線(ヘ)のよ
うに退入して保持部材(14)から係合部(17)を離
脱させシャッタ(3)は仮想線(ト)のようになって供
給口(2)を全閉にするのである。
【0016】このようにしてシャッタ(3)は1組のシ
ャッタア−ム(5)と往復動部材(6)によって全開・
一部開・全閉を繰返して計量秤(9)上に載置する袋に
設定量のものを順次袋詰めする。
【0017】また、計量の途中で貯溜タンク(1)内の
良玄米がなくなり計量作業が終了してもシャッタ(3)
は全開または一部開の状態を保持するようになるから、
そのときは操作パネル(P)に設けた電源スイッチ
(S)の「OFF」ボタンを押して操作するとソレノイ
ド(7)に通電されてシャッタア−ム(5)は往復動部
材(6)を介して前記の(ヘ)のように退入しシャッタ
(3)がわから離脱して前記の全開または一部開状態の
保持を解きシャッタ−(3)は供給口(2)を全閉して
その状態を保持する。
【0018】そして、その後において主電源を(図示省
略)を「OFF」操作すれば往復動部材(6)は復動す
るとともにシャッタア−ム(5)もまたシャッタ(3)
がわに復動するのである。
【0019】なお、前記の操作パネル(P)は貯溜タン
ク(1)の正面に取付られ、その機能は図2に示すよう
なものである。
【0020】即ち電源スイッチ「ON/ゼロ」を押すと
操作パネル(P)の電源が入り、また計量値が「0」に
なり、電源スイッチ「OFF」を押すと操作パネル
(P)の電源が切れるとともに前述のようにソレノイド
(7)に通電され、「計量設定値の確認」をしたいとき
ボタンを押すと「計量モニタ−」に計量設定値が表示さ
れ、「計量設定値」を増加させるときは「増」のボタン
を、減少させる場合は「減」のボタンを押す。また、
「袋数表示モニタ−」には計量した袋数が表示され、そ
のときこの表示モニタ−の数を「増」に修正するときは
「増」のボタンを、「減」に修正するときは「減」のボ
タンを押し、「増」・ 「減」のボタンを同時に押すと
「0」表示になるようになっている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次にする効果を奏する。
【0022】即ち、貯溜タンク下部の供給口部に設けた
シャッタと、該貯溜タンクの下部側に取着せる支持体に
上端部を枢着したシャッタア−ムと、計量秤の設定量の
計量によりソレノイドを介して作動する往復動部材とか
ら成り、該往復動部材をシャッタア−ムに連結してシヤ
ッタア−ムのシャッタがわとの離脱・係合により前記供
給口を全開・一部開・全閉に切換えるものにおいて、前
記シャッタア−ムと往復動部材を1組のものにして供給
口を全開・一部開・全閉にする構成にし、操作パネルに
設ける電源スイッチと前記ソレノイドとを電気的に接続
して電源スイッチの「OFF」操作によりソレノイドに
通電し往復動部材を介しシャッタア−ムをシャッタがわ
から離脱させて供給口を全閉にする構成にしたものであ
るから、計量の途中で貯溜タンク内の穀粒がなくなり計
量作業が終了してシャッタは全開または一部開の状態を
保持するようになっても操作パネルに設けた電源スイッ
チを「OFF」操作すれば、ソレノイドに通電されてシ
ャッタア−ムは往復動部材を介して退入しシャッタがわ
から離脱して前記開状態の保持を解きシャッタは供給口
を全閉にしてその状態を保持するので、計量作業後にシ
ャッタが開いたまま放置されることがなく、ネズミの侵
入通路にならず、また貯溜タンク内等に引っ掛かって残
溜していたものが供給口から散乱するようなことがな
く、構造が簡単なもので取扱性のよい穀類自動計量器を
提供できたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明要部の側面図である。
【図2】操作パネルの拡大図である。
【図3】穀類自動計量器を一体的に付設する米選機の斜
視図である。
【符号の説明】
1 貯留タンク 2 供給口 3 シャッタ 4 支持体 5 シャッタア−ム 6 往復動部材 7 ソレノイド 9 計量秤 P 操作パネル S 電源スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留タンク(1)下部の供給口(2)部
    に設けたシャッタ(3)と、該貯溜タンク(1)の下部
    側に取着せる支持体(4)に上端部を枢着したシャッタ
    ア−ム(5)と、計量秤(9)の設定量の計量によりソ
    レノイド(7)を介して作動する往復動部材(6)とか
    ら成り、該往復動部材(6)をシャッタア−ム(5)に
    連結して、 シヤッタア−ム(5)のシャッタ(3)がわ
    との離脱・係合により前記供給口(2)を全開・一部開
    ・全閉に切換えるものにおいて、前記シャッタア−ム
    (5)と往復動部材(6)を1組のものにして供給口
    (2)を全開・一部開・全閉にする構成にし、操作パネ
    ル(P)に設ける電源スイッチ(S)と前記ソレノイド
    (7)とを電気的に接続して電源スイッチ(S)の「O
    FF」操作によりソレノイド(7)に通電し往復動部材
    (6)を介しシャッタア−ム(5)をシャッタ(3)が
    わから離脱させて供給口(2)を全閉にする構成にした
    ことを特徴とする穀類自動計量器の供給シャッタ。
JP11001167A 1999-01-06 1999-01-06 穀類自動計量器の供給シャッタ Pending JP2000053101A (ja)

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