JPH0734683Y2 - プリンタの記録紙発行装置 - Google Patents

プリンタの記録紙発行装置

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JPH0734683Y2
JPH0734683Y2 JP1986109080U JP10908086U JPH0734683Y2 JP H0734683 Y2 JPH0734683 Y2 JP H0734683Y2 JP 1986109080 U JP1986109080 U JP 1986109080U JP 10908086 U JP10908086 U JP 10908086U JP H0734683 Y2 JPH0734683 Y2 JP H0734683Y2
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JP
Japan
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recording paper
printer
receipt
ejection opening
holder
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JP1986109080U
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JPS6316146U (ja
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繁次 長岡
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Omron Corp
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、電子金銭登録器(一般にはレジス
タと呼称される)に代表されるようなプリンタの記録紙
発行装置に関する。
(ロ)従来の技術 上述例の電子金銭登録器に装備されるプリンタは、周知
のように取引き成立時に買上げ商品種別とその代価、買
上げ商品点数およびその買上げ額総計等を記録紙に打込
むもので、この記録紙は顧客に手渡す領収用のレシート
と店側の記録用としてのジャーナルから成っている。
また、レシートとジャーナルは通常は上記プリンタの前
面で印字記録が確認できるように並んでセットされ、レ
シートはその打出し開口部から外部上方に向けて打出さ
れ、かつカッターを用いて切取り可能であり、他方ジャ
ーナルは印字の進行と共にプリンタ本体のドラムに順次
巻取られる。
しかるにレシートは上記打出し開口部から外部に打出さ
れるものであるため、次の如き問題があった。
・レシートはその打出し開口部から外に出るものである
から、その先端が押えられたり、他物に当ったりして送
りが阻害されると、印字部で詰りを生じる。
・レシートの打出し量が長くなると、これが手前(オペ
レータ側)に倒れるので、印字面が見えず、印字状態の
確認に不都合である。
・長いレシートの打出し時、これがキーボード等の操作
面上に倒れ、オペレータのキー操作の支障となる。
・レシート切取り用のカッターに手が触れるので、危険
である。
・切取り後のレシートが打出し開口部からプリンタ内部
に落込み、次のレシートのカット不良が発生しやすい。
・硬貨等の異物が同じくレシートの打出し開口部からプ
リンタ内部に落込む確立が高い。
(ハ)考案が解決しようとする課題 この考案は上記の問題を一挙に払拭すべく、記録紙の打
出し開口部に該記録紙の打出し方向を転換し、かつ、記
録紙の打出し開口部を隠蔽することのできるプリンタの
記録紙発行装置の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、印字手段で印字した印字済み記録紙を搬送
手段で搬送して、プリンタ本体の前面部に開口した記録
紙打出し開口部より斜め上方に向けて送出すプリンタの
記録紙発行装置であって、前記記録紙打出し開口部の前
面に、その上端部を枢軸でプリンタ本体側に枢着し、そ
の下端側を前記記録紙打出し開口部の前面下部に延出さ
せると共に、プリンタ本体との当接により閉鎖状にし
て、該下端側を外方に向けて開放可能に形成した記録紙
ホルダーを対設し、上記記録紙ホルダーの前記記録紙打
出し開口部に送出される記録紙と対向する部位に、上記
記録紙打出し開口部より斜め上方に打出される記録紙の
打出し方向を前記プリンタ本体側に傾く方向へ転換しガ
イドするように後傾する溝部を形成し、上記記録紙ホル
ダーの下端部と前記プリンタ本体との間に、前記記録紙
が前記溝部内の進行を阻害されたとき、該記録紙を前方
外部に突出させる隙間を形成した記録紙ホルダーとを備
えたプリンタの記録紙発行装置であることを特徴とす
る。
(ホ)考案の効果 この考案によれば、記録紙打出し開口部から打出される
印字済み記録紙がホルダーの溝部により強制的に方向転
換させられて、プリンタ本体側に斜めに寝かせられるか
ら、印字済み記録紙がオペレータ側に倒れてくることが
なく、印字面が見やすくなると共に、キーボードの操作
が阻害されず、また記録紙の送り障害が発生しない。
ホルダーの溝部により印字済み記録紙の打出し方向が強
制的に方向転換されるので、この記録紙の切取り部以前
と以後との経路が屈折するため、切取り後に記録紙を放
置してもプリンタ内部に落込むことがなくなる。
また、ホルダーがプリンタのカッター部分等に手が触れ
ることを防止するので、危険性がなくなると同時に、溝
部から硬貨等の異物が内部に落下しても、記録紙の打出
し方向が溝部により転換されているので、それ以上、す
なわち、記録紙打出し開口部からさらにプリンタ内部に
落込むことが防止され、しかも、記録紙打出し開口部に
落下した異物はホルダーが枢着されて回動可能であるた
め、該ホルダーを開放することで、簡単に異物を取出す
ことができる。
さらに、記録紙の外部上方への打出しが塞がれたり、記
録紙の送りが阻害されたとしても、ホルダーとプリンタ
本体との隙間から記録紙が前方外部に打出されて、後続
する記録紙の打出し動作を妨げないので、印字部での詰
りが確実に防止できる。
(ヘ)考案の実施例 以下、この考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図および第2図は電子金銭登録器にこの考案を適用
した実施例を示し、電子金銭登録器本体(以下、プリン
タ本体と云う)1はそのプリンタカバー2の内部にドッ
トプリンタヘッド3とプラテン4とを対向して備え、ガ
イドフレーム5によりガイドされたレシート用紙6とジ
ャーナル用紙7とが並列してドットプリンタヘッド3と
プラテン4との間に給送され、該部でこれら用紙6,7に
必要な事項が印字される。
レシート用紙6とジャーナル用紙7とはピンチローラ8,
8に挟持されてプリンタ本体1の前面部1aに送られる。
上記前面部1aには記録紙打出し開口部9が開けられてい
て、並列して送られる両用紙6,7のうち、レシート用紙
6は第2図から明らかなように該記録紙打出し開口部9
からプリンタ本体1の外部上方へ打出され、他方ジャー
ナル用紙7はプリンタ本体1内の不図示のドラムに巻取
られる。ここで、ジャーナル用紙7がプリンタ本体前面
部1aで露呈する窓部にはジャーナルウィンド10が装備さ
れる。
また、レシート用紙6の記録紙打出し開口部9の内部に
は、フレーム11およびカッターカバー12で支えられたオ
ートカッター13およびマニュアルカッター14が装備され
る。
前述のジャーナルウィンド10は第1図に示すように枢軸
15によってプリンタカバー2に取付けられ、実線状態と
鎖線状態とにわたり上下開閉回動可能であると共に、レ
シート用紙6の記録紙打出し開口部9の前面下部に延出
するレシートホルダー16が一体成形される。
レシートホルダー16はジャーナルウィンド10を第1図お
よび第2図のように閉じた状態で、打出されるレシート
用紙6がこれに当って打出し方向を反転され、印字面6a
を上に向けた状態でプリンタ本体1の上に斜めに寝かせ
るように打出し方向を規制かつガイドする。このためレ
シートホルダー16は記録紙打出し開口部9に対し後傾さ
れた溝部17が背面側に形成される。また、ジャーナルウ
ィンド10を上記のように閉じた状態ではレシートホルダ
ー16の下端部とプリンタカバー2との間に第1図に示す
隙間18が形成される。
しかして、ドットプリンタヘッドア3にて印字されたレ
シート用紙6およびジャーナル用紙7が送られるにつ
れ、レシート用紙6は記録紙打出し開口部9に突出し、
かつレシートホルダー16の背面に接当し、ここで方向転
換し溝部17内を進行しプリンタ本体1の上に被さってゆ
く。この時、打出されるレシート用紙6の先端が不測に
手で押えられると、該レシート用紙は前述の隙間18から
第1図の鎖線6′のように突出し、後続するレシート用
紙6の打出し動作を妨げないので、印字部での紙詰りが
ない。そして、レシート用紙6の打出しが完了した時点
で、レシート用紙6を摘み、横に引きマニュアルカッタ
ー14で切取る。勿論、オートカッター13で切取ることも
良い。
このように記録紙打出し開口部9から打出されるレシー
ト用紙6はレシートホルダー16によって印字面6aを上に
向けた状態でプリンタ本体1の上に斜めに寝てゆくの
で、レシート用紙6の前方への倒れがなく、オペレータ
は明瞭に印字面6aを視認できると共に、レシートホルダ
ー16が邪魔板の機能を発揮し、異物が記録紙打出し開口
部9からプリンタ本体1に落ち込むのが防止される。
尚、前記実施例のようにレシートホルダー16をジャーナ
ルウィンド10に一体成形すればコストダウンが図れる
が、これらを別体物としても良いし、ジャーナルを用い
ず単にレシートのみを発行するプリンタにも、この考案
を適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は電子金銭登録器のレシート用紙発行装置部分の
断面図、 第2図はレシート用紙打出し部の外観斜視図、 第3図はジャーナルウィンドの斜視図である。 1…電子金銭登録器本体(プリンタ本体) 1a…前面部 3…ドットプリンタヘッド 6…レシート用紙(記録紙) 7…ジャーナル用紙(記録紙) 8…ピンチローラ 9…記録紙打出し開口部 10…ジャーナルウィンド 13,14…カッター 15…枢軸 16…レシートホルダー(記録紙ホルダー) 17…溝部 18…隙間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−207272(JP,A) 特開 昭59−155082(JP,A) 特開 昭59−209174(JP,A) 実開 昭52−99803(JP,U) 実開 昭57−163343(JP,U) 実開 昭59−155145(JP,U) 実開 昭59−82743(JP,U) 実開 昭56−104952(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字手段(3)で印字した印字済み記録紙
    (6)を搬送手段(8)で搬送して、プリンタ本体
    (1)の前面部(1a)に開口した記録紙打出し開口部
    (9)より斜め上方に向けて送出すプリンタの記録紙発
    行装置であって、前記記録紙打出し開口部(9)の前面
    に、その上端部を枢軸(15)でプリンタ本体(1)側に
    枢着し、その下端側を前記記録紙打出し開口部(9)の
    前面下部に延出させると共に、プリンタ本体(1)との
    当接により閉鎖状にして、該下端側を外方に向けて開放
    可能に形成した記録紙ホルダー(16)を対設し、 上記記録紙ホルダー(16)の前記記録紙打出し開口部
    (9)に送出される記録紙(6)と対向する部位に、上
    記記録紙打出し開口部(9)より斜め上方に打出される
    記録紙(6)の打出し方向を前記プリンタ本体(1)側
    に傾く方向へ転換しガイドするように後傾する溝部(1
    7)を形成し、上記記録紙ホルダー(16)の下端部と前
    記プリンタ本体(1)との間に、前記記録紙(6)が前
    記溝部(19)内の進行を阻害されたとき、該記録紙
    (6)を前方外部に突出させる隙間(18)を形成した プリンタの記録紙発行装置。
JP1986109080U 1986-07-15 1986-07-15 プリンタの記録紙発行装置 Expired - Lifetime JPH0734683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986109080U JPH0734683Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 プリンタの記録紙発行装置

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JP1986109080U JPH0734683Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 プリンタの記録紙発行装置

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JPS6316146U JPS6316146U (ja) 1988-02-02
JPH0734683Y2 true JPH0734683Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=30986859

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JP1986109080U Expired - Lifetime JPH0734683Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 プリンタの記録紙発行装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5299803U (ja) * 1976-01-23 1977-07-28
JPS625340Y2 (ja) * 1981-04-10 1987-02-06
JPS5982743U (ja) * 1982-11-25 1984-06-04 日本電気株式会社 プリント用紙案内具
JPS59155145U (ja) * 1983-04-05 1984-10-18 オムロン株式会社 プリンタの記録紙用ガイド

Also Published As

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JPS6316146U (ja) 1988-02-02

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