JPH0734533U - 電子機器のつまみ部構造 - Google Patents

電子機器のつまみ部構造

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JPH0734533U
JPH0734533U JP068892U JP6889293U JPH0734533U JP H0734533 U JPH0734533 U JP H0734533U JP 068892 U JP068892 U JP 068892U JP 6889293 U JP6889293 U JP 6889293U JP H0734533 U JPH0734533 U JP H0734533U
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JP
Japan
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shuttle
encoder
electronic device
shaft cylinder
jog
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP068892U
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English (en)
Inventor
倉 泰 久 中
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ミツミ電機株式会社 filed Critical ミツミ電機株式会社
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Publication of JPH0734533U publication Critical patent/JPH0734533U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャトル軸筒と接続部との間に加工誤差があ
っても、”ガタツキ”を発生しない構造を得るにある。 【構成】 電子機器にジョグシャトルエンコーダ3を固
定し、同ジョグシャトルエンコーダ3のエンコーダ部か
ら伸びかつ一部を削成面4aとした円筒形のシャトル軸
筒4にシャトルリング6の接続部7を嵌めて接続する電
子機器のつまみ部構造において、前記接続部7の半円弧
部7cの円弧先端部に弾性をもった一対の円弧状爪7d
を一体成形し、これらの円弧状爪7dの先端部を前記シ
ャトル軸筒4の削成面4aに引掛ける電子機器のつまみ
部構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば有線放送端末機器等のようなジョグシャトルエンコーダを組込 む電子機器に関し、特に、ジョグシャトルエンコーダのシャトル軸筒に嵌めるシ ャトルリングのつまみ部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、例えば図3及び図4に示すような有線放送端末機器においては 、機器本体にジョグシャトルエンコーダを組込み、バンド切換えやチャンネル切 換えを担当させる場合がある。即ち、図3の符号”1A”は有線放送端末機器本 体であり、同有線放送端末機器本体1Aの正面パネル1aには円形つまみ穴2A が形成され、このつまみ穴2Aの内部にジョグシャトルエンコーダ3Aが組込ま れる。
【0003】 このジョグシャトルエンコーダ3Aの本体部3aにはエンコーダ部及びパルス 発生部が内蔵され、同エンコーダ部を調整するシャトル軸筒4A及びパルス発生 部の中心軸5Aが前述したつまみ穴2Aの内部に同軸的に突出される。 つまり、前記シャトル軸筒4Aは廻り止めのために一部に削成面4aを形成さ れた円筒部材として成形され、また、前記中心軸5Aは廻り止めのために樽型断 面に形成される。
【0004】 また、前述したシャトル軸筒4Aにはバンド切換え用のシャトルリング6Aの 接続部7Aが接続され、また、独立的に回転できる状態でシャトルリング6Aの 内部に配置されるジョグダイヤル8Aが前記中心軸5Aに固定され、このジョグ ダイヤル8Aでチャンネル切換が行われるが、従来のシャトルリング6Aの接続 部7Aは、図4に示すような構造とされている。即ち、接続部7Aは前記シャト ル軸筒4Aの外周を取囲む半径の大きな円弧部7a及び前記削成面4aに対応し た弦部7bを有したものとして樹脂成形され、シャトル軸筒4Aを介してシャト ルリング6Aの回動操作を前記エンコーダ部に伝達できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の電子機器のつまみ部構造によると、シャ トルリング6A及びシャトル軸筒4Aは別部品として樹脂成形されるから、シャ トル軸筒4Aの外径と接続部7Aの内径との間には加工誤差があるので、シャト ルリング6Aを回動操作すると、特定の範囲だけ、シャトルリング6Aのみが自 由に回動する所謂”不感範囲”が生じることになる。
【0006】 本考案の目的は、以上に述べたような従来の電子機器のつまみ部構造の問題に 鑑み、シャトル軸筒と接続部との間に加工誤差があっても、”ガタツキ”を発生 しない構造を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、電子機器にジョグシャトルエンコーダを 固定し、同ジョグシャトルエンコーダのエンコーダ部から伸びかつ一部を削成面 とした円筒形のシャトル軸筒にシャトルリングの接続部を嵌めて接続する電子機 器のつまみ部構造において、前記接続部の半円弧部の円弧先端部に弾性をもった 一対の円弧状爪を一体成形し、これらの円弧状爪の先端部を前記シャトル軸筒の 削成面に引掛ける電子機器のつまみ部構造を提案するものである。
【0008】
【実施例】
以下、図1及び図2について本考案の実施例の詳細を説明する。 図1は本考案を施された有線放送端末機器を示し、有線放送端末機器本体1の 正面パネル1aには円形つまみ穴2が形成され、このつまみ穴2の内部にジョグ シャトルエンコーダ3が組込まれる。
【0009】 このジョグシャトルエンコーダ3の本体部3aにはエンコーダ部及びパルス発 生部が内蔵され、同エンコーダ部を調整するシャトル軸筒4及びパルス発生部の 中心軸5が前述したつまみ穴2の内部に同軸的に突出されている。このシャトル 軸筒4は廻り止めのために一部に削成面4aを形成された円筒部材として成形さ れ、また、前記中心軸5は廻り止めのために樽型断面に形成される。前記シャト ル軸筒4にはバンド切換え用のシャトルリング6の接続部7が接続され、また、 前記中心軸5には独立的に回転できる状態でシャトルリング6の内部に配置され 、このジョグダイヤル8でチャンネル切換が行われる。
【0010】 図示実施例では、シャトルリング6の接続部7は、前記シャトル軸筒4の外周 を取囲む半円弧部7cを有し、この半円弧部7cの円弧先端部には可撓性をもっ た一対の円弧状爪7dが一体に成形される。即ち、これらの円弧状爪7dは接続 部7が支持されるシャトルリング6の隔壁6aに形成する開口9により同隔壁6 aから独立した状態に成形されるから、これらの円弧状爪は同隔壁6aとは独立 して変形できる。 また、各円弧状爪7dの先端部の爪7eは対応するシャトル軸筒の削成面4a に沿わせた状態に延長されるため、同円弧状爪7dの係合によりシャトルリング 6はシャトル軸筒4に対して廻り止めされる。
【0011】 図示実施例は、以上のような構造であるから、ジョグシャトルエンコーダ3の シャトル軸筒4にシャトルリング6の接続部7を嵌めると、シャトル軸筒4の外 径と接続部7の半円弧部7cの内径との間に多少の加工誤差があっても、シャト ル軸筒4にシャトルリング6が”ガタツキ”なく保持される。即ち、接続部7の 円弧状爪7dは弾性変形できるため、シャトル軸筒4にシャトルリング6の接続 部7を圧入すると、これらの円弧状爪7dが押開かれ、これらの円弧状爪7dの 爪7eが、図2に示すように、シャトル軸筒4の削成面4aに密着することにな る。このため、シャトル軸筒4と接続部7の半円弧部7cとの間の加工誤差が吸 収されるから、シャトルリング6を回動操作する際の違和感がなくなる。
【0012】 なお、前記実施例においては、本考案を有線放送端末機器に施したものを説明 したけれども、本考案は、他の電子機器に実施することもできるのは、改めて説 明するまでもない。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、シャトルリングの接続部に 円弧状爪を一体成形するだけで、ジョグシャトルエンコーダのシャトル軸筒とシ ャトルリングとの間に”ガタツキ”のない構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施した有線放送端末機器の要部分解斜
視図である。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図である。
【図3】従来の有線放送端末機器の要部分解斜視図であ
る。
【図4】図3の4−4線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
3 ジョグシャトルエンコーダ 3a 本体部 4 シャトル軸筒 6 シャトルリング 7 接続部 7c 半円弧部 7d 円弧状爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器にジョグシャトルエンコーダを
    固定し、同ジョグシャトルエンコーダのエンコーダ部か
    ら伸びかつ一部を削成面とした円筒形のシャトル軸筒に
    シャトルリングの接続部を嵌めて接続する電子機器のつ
    まみ部構造において、前記接続部の半円弧部の円弧先端
    部に弾性をもった一対の円弧状爪を一体成形し、これら
    の円弧状爪の先端部を前記シャトル軸筒の削成面に引掛
    けたことを特徴とする電子機器のつまみ部構造。
JP068892U 1993-11-30 1993-11-30 電子機器のつまみ部構造 Withdrawn JPH0734533U (ja)

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JP068892U JPH0734533U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子機器のつまみ部構造

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JP068892U JPH0734533U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子機器のつまみ部構造

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JPH0734533U true JPH0734533U (ja) 1995-06-23

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JP068892U Withdrawn JPH0734533U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電子機器のつまみ部構造

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