JPH0734420U - 光学機器用光源装置 - Google Patents

光学機器用光源装置

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JPH0734420U
JPH0734420U JP6462993U JP6462993U JPH0734420U JP H0734420 U JPH0734420 U JP H0734420U JP 6462993 U JP6462993 U JP 6462993U JP 6462993 U JP6462993 U JP 6462993U JP H0734420 U JPH0734420 U JP H0734420U
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裕幸 土金
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株式会社ソキア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源とレンズとの間隔調整が簡単かつ迅速に
行える光源装置の提供。 【構成】 間隔調整部22は、枠体24および操作レバー26
とを備え、枠体24は、基部24aと、一対の突片24bとを
有していて、基部24aに外筒14が装着される孔部24cが
貫通形成されている。操作レバー26は、基端部26aと操
作端26bとを有し、基端部26aの端部側が支点ピン28に
より枠体24の基部24aに枢着され、枠体24に対して軸方
向に沿って揺動自在に取付られ、取付状態において、枠
体24の一対の突片24b間に操作端26bが対向するように
位置し、支点ピン28と操作端26bとの間に位置して第2
長孔26cが貫通形成されている。操作レバー26の操作端
26bと、枠体24の一方の突片24bとの間には、操作端26
bを常時他方の突片24b側に付勢するコイルバネ30が介
装されている。枠体24の他方の突片24bには、調整つま
み32が螺着され、つまみ32の先端は、操作端26bの一方
の面に当接している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種の光学機器に用いられる光源装置に関し、特に、光源とコリ メーションレンズとの間の間隔を調整する機構を備えた光学機器用光源装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の光学機器では、例えば、平行光線や所定の点に集光する集光光線を必要 とする場合があり、このような光線を得るためには、光源とその前方の光軸上に 配置されるコリメーションレンズとの間の間隔を調整する必要がある。図5は、 光源とコリメーションレンズとの間の間隔を調整するための機構を有する光学機 器用光源装置の一例を示している。
【0003】 同図に示す光源装置は、コリメーションレンズ1を先端側に保持した中空円筒 状の内筒2と、この内筒2が軸方向に沿って摺動自在に挿入される中空円筒状の 外筒3とを備え、外筒3の後端側の中心軸上に光源4が配置されている。内筒2 の外周面には、その径方向を指向してネジ5が螺着されている。また、外筒3に は、軸方向に沿って長孔6が貫通形成されている。
【0004】 この長孔6には、ネジ5が挿通されていて、ネジ5の上端側は、外筒3の外方 に露出している。光源4とコリメーションレンズ1との間の間隔を調整する際に は、ネジ5を緩めて、内筒2と外筒3との間の固定状態を解除し、ネジ5を長孔 6に沿って移動させ、外筒3を軸方向に移動させることで、内筒2を前後に移動 させ、光源4とコリメーションレンズ1との間の間隔を変化させる。
【0005】 しかしながら、このような構造の光学機器用光源装置には、以下に説明する技 術的課題が指摘されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち、近時の光学機器では、機器の小型化のために光源装置も小型化が要 請され、このような要請に応えるために、コリメーションレンズ1には、焦点距 離の短いものが比較的多く用いられており、このような焦点距離の短いコリメー ションレンズ1を用いると、焦点深度が浅いため、内筒2の極僅かな移動に対し ても、出射される光の集光点が大きく変化したり、或いは、平行度が大きく変化 し、内筒2の移動には、数ミクロン単位の調整が必要になる。
【0007】 ところが、図5に示した光学機器用光源装置では、内筒2の移動調整をネジ5 で直接行っていたので、微妙な移動をさせるために熟練を必要とし、しかも、調 整に時間がかかるという問題があった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的 とするところは、光源とレンズとの間の間隔を簡単かつ迅速に調整することがで きる光学機器用光源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、光源またはコリメーションレンズのいず れか一方を保持する内筒と、この内筒が軸方向に沿って摺動自在に挿入され、前 記光源またはコリメーションレンズのいずれか他方が設置される外筒と、前記内 筒の外周面に突設されたピンと、前記外筒の軸方向に沿って貫通形成され、前記 ピンが挿通される第1長孔とを備え、前記第1長孔から前記外筒の外方に一部が 露出した前記ピンを前記外筒の軸方向に移動することにより、前記光源とコリメ ーションレンズとの間の間隔を調整する間隔調整部を有する光学機器用光源装置 において、前記間隔調整部は、外筒が装着される孔部を有する枠体と、前記孔部 に装着された前記外筒を挟んで、その横断面方向に支点と操作端とが位置し、前 記枠体に揺動自在に支持された操作レバーと、この操作レバーの前記支点と操作 端との間に貫通形成され、前記ピンの上端側が挿通され、前記第1長孔と直交す る第2長孔とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成の光学機器用光源装置によれば、間隔調整部の操作レバーの操作端を 外筒の軸方向に揺動させると、操作レバーは、枠体の孔部に装着された外筒を挟 んで、その横断面方向に支点と操作端とが位置し、支点と操作端との間に貫通形 成された第2長孔に、内筒の外周面に突設されたピンの上端側が挿通されている ので、外筒に摺動自在に挿入された内筒は、外筒の軸方向に沿って移動する。
【0010】 このとき、光源またはコリメーションレンズのいずれか一方が内筒に保持され 、いずれか他方が外筒に設置されているので、内筒が移動すると、光源とコリメ ーションレンズとの間の間隔が変化する。 この場合の間隔の変化量は、操作レバーの支点と操作端との間にピンが位置し ているので、支点とピンおよび支点と操作端との長さの比に対応したものとなり 、支点とピンとの長さよりも、支点と操作端との長さが大きくなっているので、 操作端側を大きく揺動させても光源とコリメーションレンズとの間の間隔の変化 量は少なくなり、微妙な調整が簡単にできる。
【0011】
【実施例】
以下本考案の好適な実施例について添附図面を参照して詳細に説明する。図1 および図2は、本考案にかかる光学機器用光源装置一実施例を示している。同図 に示す光学機器用光源装置は、一方の開口端縁側にコリメーションレンズ10を 保持した両端が開口した中空円筒状の内筒12と、この内筒12が軸方向に沿っ て摺動自在に挿入される両端が開口した中空円筒状の外筒14とを有している。
【0012】 外筒14の一方の開口端側には、光源16がコリメーションレンズ10と同じ 光軸上に設置されている。この光源16は、例えば、レーザダイオードや発光ダ イオードなどが用いられる。内筒12の外周面には、ピン18が径方向を指向し て突設されている。外筒14の壁面には、軸方向に沿って延びる第1長孔20が 貫通形成されている。
【0013】 この第1長孔20には、ピン14が挿通される。このように構成された内,外 筒12,14などを有する光学機器用光源装置は、従来のこの種の装置とほぼ同 じ構成であるが、本実施例の装置では、特に、光源16とコリメーションレンズ 10との間の間隔を調整する間隔調整部22に以下に説明する特徴点がある。 すなわち、本実施例の間隔調整部22は、枠体24および操作レバー26とを 備えている。枠体24は、長方体状の基部24aと、この基部24aの一側面が わの両端に対向形成された一対の突片24bとを有していて、基部24aの長手 軸方向の中心に外筒14が装着される孔部24cが貫通形成されている。操作レ バー26は、全体が略L字形に形成されたものであって、平板状の基端部26a と、この基端部26aの一端側に面が直交するように操作端26bが一体に形成 されている。
【0014】 操作レバー26は、基端部26aの端部側が支点ピン28により枠体24の基 部24aに枢着され、枠体24に対して軸方向に沿って揺動自在に取り付けられ るものであって、取付状態において、枠体24の一対の突片24b間に操作端2 6bが対向するように位置し、支点ピン28と操作端26bとの間に位置するよ うにして、基端部26aの長手方向に沿って第2長孔26cが貫通形成されてい る。
【0015】 そして、操作レバー26の操作端26bと、枠体24の一方の突片24bとの 間には、操作端26bを常時他方の突片24b側に付勢するコイルバネ30が介 装されている。また、枠体24の他方の突片24bには、これを貫通するように して調整つまみ32が螺着され、この調整つまみ32の先端は、操作端26bの 一方の面に当接している。
【0016】 このように構成された間隔調整部22では、コリメーションレンズ10を保持 した内筒12を外筒14に挿入し、この状態で外筒14を枠体24の孔部24c に挿入し、ピン18の端部を第2長孔26cに挿通させると、外筒14の横断面 方向において、この外筒14を挟んでピン支点28と操作レバー26の操作端2 6bとが位置することになり、第2長孔26cは、第1長孔20と直交する方向 にその長手方向が位置する。
【0017】 なお、図1において符号34で示した部材は、光源16が内面側の中心に固設 され、孔部24cの一端を閉塞する蓋体である。 さて、以上のように構成された光学機器用光源装置では、光源16とコリメー ションレンズ10との間の間隔を調整する際には、調整つまみ32を廻すことに より、操作レバー26の操作端26bをコイルバネ30の付勢力に抗して揺動さ せることにより行われる。
【0018】 操作端26bを外筒14の軸方向に揺動させると、操作レバー26は、枠体2 4の孔部24cに装着された外筒14を挟んで、その横断面方向に支点ピン28 と操作端とが位置し、支点ピン28と操作端26cとの間に貫通形成された第2 長孔26cに、内筒12の外周面に突設されたピン18の上端側が挿通されてい るので、外筒14に摺動自在に挿入された内筒12は、外筒14の軸方向に沿っ て移動する。
【0019】 このとき、コリメーションレンズ10が内筒12に保持され、光源16が外筒 14に設置されているので、内筒12が移動すると、光源16とコリメーション レンズ10との間の間隔が変化する。この場合の間隔の変化量は、操作レバー2 6の支点ピン28と操作端26cとの間にピン18が位置しているので、支点ピ ン28とピン18および支点ピン28と操作端26cとの長さの比に対応したも のとなり、支点ピン28とピン18との間の長さよりも、支点ピン28と操作端 26cとの間の長さが大きくなっているので、操作端26c側を大きく揺動させ ても光源16とコリメーションレンズ10との間の間隔の変化量は少なくなり、 微妙な調整が熟練を要することなく簡単にできる。
【0020】 図3および図4は、本考案にかかる光学機器用光源装置の他の実施例を示して おり、上記実施例と同一若しくは相当する部分に同一符号を付し、詳細な説明を 省略し、以下にその特徴点についてのみ説明する。同図に示す実施例では、コリ メーションレンズ10を外筒14の一方の開口端に装着し、内筒12の後端側開 口端縁に光源16を配置し、上記実施例の光源16とコリメーションレンズ10 との相対的な位置関係を逆にした場合である。
【0021】 このような構成した実施例にいても上記実施例と同等の作用効果が得られる。
【0022】
【考案の効果】
以上、実施例で詳細に説明したように、本考案にかかる光学機器用光源装置に よれば、光源とレンズとの間隔調整が熟練を要さず簡単かつ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる光学機器用光源装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案にかかる光学機器用光源装置の他の実施
例を示す斜視図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来の光学機器用光源装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 コリメーションレンズ 12 内筒 14 外筒 16 光源 18 ピン 20 第1長孔 22 間隔調整部 24 枠体 24c 孔部 26 操作レバー 26b 操作端 28 支点ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源またはコリメーションレンズのいず
    れか一方を保持する内筒と、この内筒が軸方向に沿って
    摺動自在に挿入され、前記光源またはコリメーションレ
    ンズのいずれか他方が設置される外筒と、前記内筒の外
    周面に突設されたピンと、前記外筒の軸方向に沿って貫
    通形成され、前記ピンが挿通される第1長孔とを備え、
    前記第1長孔から前記外筒の外方に一部が露出した前記
    ピンを前記外筒の軸方向に移動することにより、前記光
    源とコリメーションレンズとの間の間隔を調整する間隔
    調整部を有する光学機器用光源装置において、 前記間隔調整部は、前記外筒が装着される孔部を有する
    枠体と、前記孔部に装着された前記外筒を挟んで、その
    横断面方向に支点と操作端とが位置し、前記枠体に揺動
    自在に支持された操作レバーと、この操作レバーの前記
    支点と操作端との間に貫通形成され、前記ピンの上端側
    が挿通され、前記第1長孔と直交する第2長孔とを有す
    ることを特徴とする光学機器用光源装置。
JP1993064629U 1993-12-02 1993-12-02 光学機器用光源装置 Expired - Lifetime JP2607604Y2 (ja)

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