JPH0716241Y2 - ズーム式スポットライト - Google Patents

ズーム式スポットライト

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JPH0716241Y2
JPH0716241Y2 JP1089790U JP1089790U JPH0716241Y2 JP H0716241 Y2 JPH0716241 Y2 JP H0716241Y2 JP 1089790 U JP1089790 U JP 1089790U JP 1089790 U JP1089790 U JP 1089790U JP H0716241 Y2 JPH0716241 Y2 JP H0716241Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ズーム式スポットライトに関するものであ
り、特にズーム機構を構成するレンズの組み込みにかか
るものである。
〔従来の技術〕
舞台用等に使用されるズーム式スポットライトは、第7
図に示すように、灯体の内にソケット1に装着して周を
反射鏡13で覆ったランプ12を装備し、反射鏡13の前面開
口前方に配設されて配光パターンを自在に変更するカッ
ター2と、先玉レンズ3と元玉レンズ4とをそれぞれ前
後移動自在に略同軸に配設しカッター2を通過してきた
光を狭角ないし広角配光に調節するズーム機構とを具備
したものである。
このようなズーム式スポットライトで、広角配光を得よ
うとすると、第7図(a)に示すように、先玉レンズ3
と元玉レンズ4とを互いに近接させる必要がある。一
方、狭角配光を得ようとすると、第7図(b)に示すよ
うに、先玉レンズ3と元玉レンズ4とを互いに遠ざける
必要がある。従って、このズーム式スポットライトで
は、得られる最大の広角配光は先玉レンズ3と元玉レン
ズ4との最大近接距離により決定され、狭角配光は灯体
の長さにより影響される先玉レンズ3と元玉レンズ4と
の最大離間距離により決定される。
前述のようなズーム式スポットライトとしては、従来、
第8図及び第9図に示すようなものが一般に知られてい
る。このズーム式スポットライトは、略円筒形の灯体
1′の内の後端にソケット11を配設してランプ12を装備
し、該ランプ12の周を反射鏡13で覆い、反射鏡13の全面
開口前方に先玉レンズ3と元玉レンズ4とを有するズー
ム機構を具備している。
ズーム機構は、以下のように構成されている。
灯体1′は、前端側の内底面にその長手軸方向に沿って
ガイドレール10′を有している。配光を狭角ないし広角
に変えるための先玉レンズ3と元玉レンズ4とは、それ
ぞれ略円筒状のレンズ支持体5′に取り付けられ、該レ
ンズ支持体5′の基部にはそれぞれガイド板8′が取り
付けられている。該ガイド板8′は、前記ガイドレール
10′に嵌入して先玉レンズ3と元玉レンズ4とを互いの
中心軸を一致させた状態で前後に並べて配置している。
灯体1′の底面には、前記ガイドレール10′の軸方向に
沿って長孔1Cが穿設されている。該長孔1Cには2本の調
節ねじ9がそれぞれ挿通され、該調節ねじ9はそれぞれ
先玉レンズ3と元玉レンズ4とを取り付けたレンズ支持
体5′に螺合している。先玉レンズ3と元玉レンズ4と
は、調節ねじ9の操作によりそれぞれ独立して前後に移
動し任意位置で灯体1′に固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記のようなズーム式スポットライトでは、
先玉レンズ3と元玉レンズ4とをそれぞれ取り付けたレ
ンズ支持体5′が前後に並べて配置されているため、最
大の広角配光を得ようとして先玉レンズ3と元玉レンズ
4とを互いに近接させていくと、第9図に示すように、
ガイド板8′の端部が互いに当接してしまい、先玉レン
ズ3と元玉レンズ4との距離をそれ以上近づけることは
できなくなる。
このズーム式スポットライトで配光をさらに広角にしよ
うとすると、先玉レンズ3と元玉レンズ4とをさらに近
接させねばならず、ガイド板8′やレンズ支持体5′を
短くする必要がある。しかしながら、ガイド板8′を短
くするとガイドレール10′でのガイド板8′のガイド性
が悪化し、円滑に移動しなくなったり、レンズ支持体
5′を短くすると先玉レンズ3と元玉レンズ4との支持
強度が弱くなったりする恐れがあるという問題があっ
た。
本発明は、前記背景に鑑みてなされたものであり、レン
ズ移動の操作性を損なうことなく最大の広角配光を得る
ことのできるズーム式スポットライトを提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるズーム式スポットライトは、ソケットに装
着したランプを納装した略筒状の灯体のランプの前方
に、先玉レンズと元玉レンズとを互いの間隔を変更自在
に略同軸に配設して配光を拡縮するズーム式スポットラ
イトにおいて、断面略コ字形の2本のガイドレールをそ
れぞれその両突片を灯体内方に向けて灯体の軸に略平行
に灯体の内底面に配設し、両ガイドレール及び灯体には
長軸がその軸に略平行で両者を貫通する長孔を穿設し、
先玉レンズを支持するレンズ支持体及び元玉レンズを支
持するレンズ支持体を前記ガイドレールの突片にそれぞ
れ載置し、互いに異なるガイドレールに挿入されてその
軸方向に移動自在な2個のガイド板をその一端でそれぞ
れ一方のレンズ支持体に固着し、前記長孔を挿通して前
記ガイド板に螺合した調節ねじによりガイド板を任意位
置に固定するものである。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示すものであ
り、以下図面に基づき説明する。
灯体1は、角に丸みを持たせた略角筒形状をなし、上面
よりの軸方向の水平面で2分割された略角樋状の灯体本
体1Aと浅い略角樋状の灯体蓋体1Bとから構成されてい
る。灯体1は、一端よりにはランプを装着したソケット
を装備し、他端よりには配光の広がりを調節するズーム
機構を装備し、ランプとズーム機構の中間となる略中央
付近には配光パターンを変化させるカッター2を有して
いる。灯体本体1Aの底面には、ズーム機構を構成する先
玉レンズ3および元玉レンズ4の前後移動操作をするた
めの調節ねじ9が挿通する2個の長孔1Cが、その長軸を
灯体本体1Aの軸に沿わせて互いに平行に穿設されてい
る。灯体本体1Aの上面開口は、灯体蓋体1Bが外嵌されて
閉塞されており、灯体本体1Aと灯体蓋体1Bとはねじによ
り互いに結合一体化されている。
ズーム機構を構成する先玉レンズ3および元玉レンズ4
は、それぞれ凸レンズであり、周縁にはレンズ支持体5
が取り付けらている。
レンズ支持体5は、薄鋼板を略コ字形に曲折形成した支
持板6と、矩形薄鋼板の両端を同方向に曲折して前記支
持板6と結合されて支持板6と共に略ロ字形を形成する
蓋板7とより構成されている。支持板6は、先玉レンズ
3又は元玉レンズ4の直径よりやや幅狭の間隔を有して
一対の縦片61が形成されている。縦片61には、先玉レン
ズ3又は元玉レンズ4の周縁が嵌入する長孔状の開口62
をそれぞれ有している。支持板6の両縦片61を接続する
水平片63は、前記縦片61の開口62に周縁の一部が嵌入し
た先玉レンズ3又は元玉レンズ4がその周縁の一部を当
接して載置している。蓋板7は、支持体6の両縦片61先
端近傍にねじにより結合されており、両縦片61先端の開
きを防止すると共に、先玉レンズ3又は元玉レンズ4の
周縁の一部に当接して先玉レンズ3又は元玉レンズ4が
がたつきなくレンズ支持体5に取り付けられるようにし
ている。
レンズ支持体5の支持板6には、一端近傍で段状に曲折
されたガイド板8が、短い上片81の上面を水平片63下面
の互いに異なる端部よりに当接させてスポット溶接によ
り固着されている。ガイド板8の下片82は、上片81より
かなり長く形成されており、調節ねじ9が下面側から螺
合されるようになっている。
灯体本体1Aの内底面には、ガイド板8よりわずかに幅広
の断面コ字形のガイドレール10が2本、その軸を灯体本
体1Aの軸に沿わせて灯体本体1Aの長孔1Cに覆い被さると
共に接続片101を内底面に当接させて取り付けられてい
る。ガイドレール110の接続片101にはそれぞれ、灯体本
体1Aの長孔1Cに略一致する長孔102が穿設されている。
2本のガイドレール10にはそれぞれガイド板8がその下
端82を接続片101に当接させて略がたつきなくガイドレ
ール10の軸方向に移動自在に挿入されていて、調節ねじ
9が灯体本体1Aの外側から灯体本体1Aの長孔1C及びガイ
ドレール10の長孔102に挿通してガイド板8の下片82に
螺合している。この時、2個のガイド板8は先玉レンズ
3が灯体1の前端側に元玉レンズ4が灯体1のランプ側
にそれぞれ配置されるように互いに逆方向に先端を向け
ている。そして、調節ねじ9を緩めた状態で所要の配光
を得られる任意位置にガイドレール10の軸に沿ってガイ
ド板8を移動した後、調節ねじを締め付けることにより
ガイド板8を灯体本体1Aに固定している。また、2本の
ガイドレール10の各両突片103の先端には、ガイド板8
の上片81に固着されたレンズ支持体5の支持板6が載置
されていて、支持板6の左右方向へのがたつきが生じに
くくなっている。
では次に、このズーム式スポットライトの動作について
説明する。前述の通り、ズーム式スポットライトを広角
配光で使用する時には、先玉レンズ3と元玉レンズ4と
を互いに近接させる。ところで、このズーム式スポット
ライトでは、先玉レンズ3のレンズ支持体5に固着され
たガイド板8と元玉レンズ4のレンズ支持体5に固着さ
れたガイド板8とが異なるガイドレール10でそれぞれ別
個にガイドされるようになっているため、第5図に示す
ように、先玉レンズ3と元玉レンズ4とが互いに略密接
状態になるまで近接させることができる。従って、この
先玉レンズ3と元玉レンズ4との組合せで得られる最大
の広角配光を実現することができる。
一方、狭角配光で使用する時には、先玉レンズ3と元玉
レンズ4とを互いに離間させる。このズーム式スポット
ライトでは、第6図に示すように、先玉レンズ3と元玉
レンズ4との距離が所要の配光を与えるように長孔1C及
び長孔102の長さを設定すればよく、これにより灯体1
の長さは定まる。
このズーム式スポットライトは、先玉レンズ3と元玉レ
ンズ4とのそれぞれに設けられたガイド板8を別個のガ
イドレール10でガイドしているため、先玉レンズ3と元
玉レンズ4とを略密接するまで近接させることができ、
最大の広角配光を得ることができる。また、先玉レンズ
3と元玉レンズ4とは、それぞれに取り付けたレンズ支
持体5が2本のガイドレール10の全突片103の先端に載
置されるため、調節ねじ9を緩めた状態でも安定してお
り、また、先玉レンズ3と元玉レンズ4とのそれぞれに
設けられたガイド板8を別個のガイドレール10でガイド
しているため、ガイド板8の長さを長くすることがで
き、レンズ移動時にレンズが斜めに首を振った状態にな
ることがなく、レンズの移動動作が円滑に行える。さら
に、ガイド板8の下片82は、調節ねじ9の螺合点から両
先端までの長さがそれぞれガイドレール10の長孔102の
長さより長くなっていて、ガイドレール10の長孔102を
常に覆っており、長孔102からの光漏れが生じる恐れが
ない。
なお、ガイド板8は前記実施例では互いに反対方向を向
くようにガイドレール10に挿入しているが、長孔1C、10
2との関係を調整すれば同方向を向くようにする等して
もよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述の通り構成されているので、各レンズをガ
イド板及びレンズ支持体で確実に支持できてレンズの円
滑な移動操作性を確保していながら、各レンズのガイド
板が互いに干渉せず先玉レンズと元玉レンズとを略密接
するまで近接させることができ、最大の広角配光を得る
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示すものであ
り、第1図は要部の分解斜視図、第2図は斜視図、第3
図は要部の分解斜視図、第4図は要部正面図、第5図は
広角使用時の要部側面図、第6図は狭角使用時の要部側
面図である。第7図ないし第9図は本考案に対する従来
例を示すものであり、第7図は広角使用時及び狭角使用
時のレンズの関係を示す要部側面図、第8図は断面側面
図、第9図は広角使用時の要部側面図である。 1……灯体、1A……灯体本体、1B……灯体蓋体、1C……
長孔、2……カッター、3……先玉レンズ、4……元玉
レンズ、5……レンズ支持体、6……支持板、61……縦
片、62……開口、63……水平片、7……蓋板、8……ガ
イド板、81……上片、82……下片、9……調節ねじ、10
……ガイドれーる、101……接続片、102……長孔、103
……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソケットに装着したランプを納装した略筒
    状の灯体のランプの前方に、先玉レンズと元玉レンズと
    を互いの間隔を変更自在に略同軸に配設して配光を拡縮
    するズーム式スポットライトにおいて、断面略コ字形の
    2本のガイドレールをそれぞれその両突片を灯体内方に
    向けて灯体の軸に略平行に灯体の内底面に配設し、両ガ
    イドレール及び灯体には長軸がその軸に略平行で両者を
    貫通する長孔を穿設し、先玉レンズを支持するレンズ支
    持体及び元玉レンズを支持するレンズ支持体を前記ガイ
    ドレールの突片にそれぞれ載置し、互いに異なるガイド
    レールに挿入されてその軸方向に移動自在な2個のガイ
    ド板をその一端でそれぞれ一方のレンズ支持体に固着
    し、前記長孔を挿通して前記ガイド板に螺合した調節ね
    じによりガイド板を任意位置に固定することを特徴とす
    るズーム式スポットライト。
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WO2009145580A2 (ko) * 2008-05-29 2009-12-03 (주)성현하이텍 엘이디를 이용한 조명등
JP2010135095A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Ushio Inc 投光装置

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