JP2010135095A - 投光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この投光装置は、前方に開口する光出射口を有し、前後方向に長い略筒型形状のケーシングを備え、このケーシング内における光照射方向前方側の光学系配置領域において、光学系を構成するレンズ機構および光制御機構が、光照射方向に沿って伸びるようケーシングに固定されて設けられた共通の位置決め用支持部材に取り付けられており、当該位置決め用支持部材は、光学系配置領域の後端を越えて光照射方向後方側の光源装置配置領域に延出しており、光源装置配置領域において、光源装置を構成する光源ランプおよび反射鏡が、それぞれ、当該位置決め用支持部材に取り付けられたランプ保持機構および反射鏡保持部材によって保持固定されている。
【選択図】 図1
Description
反射鏡76は、ケーシング71の底壁に固定された枠状の反射鏡保持部材77によって、その光軸が光源ランプ74のアーク方向に一致すると共に焦点位置が光源ランプ74のアーク発生部に一致する状態で、保持されている。
また、光制御機構85を構成するシャッター装置86およびカッター装置87が、後方レンズ82と光源装置73との間の位置において、レンズ機構と共通の位置規制用支持部材に取り付けられている。
上記構成の投光装置における光学的な調整作業の具体的な一例を示すと、例えば、光源ランプ74、反射鏡76、光制御機構85、前方レンズ80および後方レンズ82を所定の位置に仮に配置(各保持部材による保持固定)した後、照明領域においてホットスポットが形成されるよう、ランプ固定用チャック75による光源ランプ74の位置、姿勢の調整、反射鏡76の光軸の調整、レンズ機構および光制御機構85の位置調整などが順次に行われる。
当該位置決め用支持部材は、光学系配置領域の後端を越えて光源装置配置領域に延出しており、光源装置配置領域において、光源装置を構成する光源ランプおよび反射鏡が、それぞれ、当該位置決め用支持部材に取り付けられたランプ保持機構および反射鏡保持部材によって保持固定されていることを特徴とする。
この投光装置は、投光装置本体10が、当該投光装置本体10の光出射口10Aが特定の範囲内においてあらゆる方位を向くことができるよう、図示しない支持台によって、水平面内において鉛直方向(図2において紙面に対して垂直な方向)に伸びる軸の周りに回転(パン)可能に支持されると共に、水平方向(図1において紙面に対して垂直な方向)に伸びる軸の周りに揺動運動(ティルト)可能に支持されて、構成されている。以下においては、投光装置本体10が水平な姿勢に固定された状態(図1に示す状態)に基づいて、投光装置本体10の構成について具体的に説明する。
空冷ダクト33は、図4にも示すように、下端が送風ファン31の送風口に接続された上下方向に伸びる角筒状の垂立部33Aと、内部空間が垂立部33Aに連通して冷却風を光源ランプ25のバルブの外面に沿って流れるよう供給する、水平方向に伸びる略円筒状の水平部33Bとを有する。
ランプ固定用チャック40は、光源ランプ25の発光部の位置を、上下方向、左右方向、および、前後方向に微調整する3本の調整ネジ41を有すると共に、光源ランプ25の調整後の位置を固定する位置固定用ネジ42を有する。
反射鏡保持部材45は、図5に示すように、2本のレール部材38の各々が挿通される軸受け部46Aが下方位置に形成された、反射鏡21の前方開口縁部が保持固定する略リング状の枠体46により構成されている。
図3および図5における符号47は、枠体46の前面に取り付けられた、反射鏡21の光軸の位置の微調整を行うための複数例えば4つの板状の光軸調整部材であり、符号48は、反射鏡21を枠体内方側(前方側)へ向けて付勢する板バネであって、この実施例においては、3つの板バネ48が枠体46の外周面における円周方向に対して等間隔毎に並んだ位置に取り付けられている。
第2のカッター装置61は、ケーシング11の径方向外方に突出して伸びる操作桿61Aを水平方向に伸びる軸周りに回動させることにより例えば各々金属薄板からなる複数枚の羽根板をスライドさせて、例えばアパーチャ部を全開状態と全閉状態との間で切り替える機能を有する。
シャッター装置62は、各々金属薄板からなる複数枚の羽根板によるアイリスシャッタを構成しており、ケーシング11の径方向外方に突出して伸びる操作桿62Aを水平方向に伸びる軸周りに回動させることにより複数枚の羽根板をスライドさせて、例えば光源装置25から放射される光(円形の光の径)を小さく絞るなどの絞り機能を有する。
位置決め用支持部材は、例えばレンズ機構を光軸方向に位置調整可能に保持固定することができる構成のものであれば、ロッド状のレール部材に限定されるものではない。
また、上記実施例においては、冷却機構を構成する空冷ダクトを利用してランプ保持機構を構成しているが、ランプ固定用チャックが適宜の固定用部材によって位置決め用支持部材に取り付けられた構成とされていてもよい。
さらにまた、所期の演出効果を実現するよう構成されてさえいれば、光学系の具体的構成は特に制限されるものではない。
10A 光出射口
11 ケーシング
11A 光源装置配置領域
11B 光学系配置領域
12 シャーシ(固定用基板)
15 熱線反射フィルタ
20 光源装置
21 反射鏡
21A 光放射口
25 光源ランプ
26 一方の封止部
26A 口金
30 冷却機構
31 送風ファン
32 排気ファン
33 空冷ダクト
33A 垂立部
33B 水平部
34 軸受け部
38 レール部材
39 レール部材固定用部材
40 ランプ固定用チャック
41 調整ネジ
42 位置固定用ネジ
45 反射鏡保持部材
46 枠体
46A 軸受け部
47 光軸調整部材
48 板バネ
50 前方レンズ
51 前方レンズ保持部材
52 後方レンズ
53 後方レンズ保持部材
55 レンズ機構調整レバー
56 後方レンズ位置調整ハンドル
60 第1のカッター装置(ダウサカッター)
61 第2のカッター装置
62 シャッター装置
60A,61A,62A 操作桿
71 ケーシング
71A 光出射口
73 光源装置
74 光源ランプ
75 ランプ固定用チャック
76 反射鏡
77 反射鏡保持部材
78 冷却機構
79 空冷ダクト
80 前方レンズ
82 後方レンズ
81 前方レンズ保持部材
83 後方レンズ保持部材
85 光制御機構
86 シャッター装置
87 カッター装置
88 レール部材
L 光軸
Claims (1)
- 前方に開口する光出射口を有し、前後方向に長い略筒型形状のケーシングを備え、このケーシング内における光照射方向後方側領域が光源装置配置領域とされていると共に光照射方向前方側領域が光学系配置領域とされており、光学系配置領域において、光学系を構成するレンズ機構および光制御機構が、光照射方向に沿って伸びるようケーシングに固定されて設けられた共通の位置決め用支持部材に取り付けられており、
当該位置決め用支持部材は、光学系配置領域の後端を越えて光源装置配置領域に延出しており、光源装置配置領域において、光源装置を構成する光源ランプおよび反射鏡が、それぞれ、当該位置決め用支持部材に取り付けられたランプ保持機構および反射鏡保持部材によって保持固定されていることを特徴とする投光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008307358A JP2010135095A (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 投光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008307358A JP2010135095A (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 投光装置 |
Publications (1)
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JP2010135095A true JP2010135095A (ja) | 2010-06-17 |
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ID=42346197
Family Applications (1)
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JP2008307358A Pending JP2010135095A (ja) | 2008-12-02 | 2008-12-02 | 投光装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010135095A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-12-02 JP JP2008307358A patent/JP2010135095A/ja active Pending
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