JP2003151303A - 効果照明装置用エフェクトスポットライト - Google Patents

効果照明装置用エフェクトスポットライト

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JP2003151303A
JP2003151303A JP2001346988A JP2001346988A JP2003151303A JP 2003151303 A JP2003151303 A JP 2003151303A JP 2001346988 A JP2001346988 A JP 2001346988A JP 2001346988 A JP2001346988 A JP 2001346988A JP 2003151303 A JP2003151303 A JP 2003151303A
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socket
light bulb
bulb
effect
adjustment knob
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JP2001346988A
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Mizuho Okita
瑞穂 沖田
Shigeru Arai
滋 荒井
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NIPPON OYO KOGAKU KK
Marumo Electric Co Ltd
Original Assignee
NIPPON OYO KOGAKU KK
Marumo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V19/00Fastening of light sources or lamp holders
    • F21V19/04Fastening of light sources or lamp holders with provision for changing light source, e.g. turret

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電球の交換や位置調整を、簡単な構成で安全、
確実、容易に行うことが出来る新規な効果照明装置用エ
フェクトスポットライトを提供する。 【解決手段】ソケット保持体6を、電球2の発光部分2a
が反射器3内にありその光中心が反射器3の焦点とほぼ
一致する前方位置と、電球2の発光部分2aが反射器3か
ら引き抜かれる後方位置との間を摺動自在に支持し、且
つ後方位置にてソケット保持体6が回動しソケット7と
電球2が灯体1外に突出して電球交換が可能になる電球
交換位置との間を移動自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、劇場舞台やテレビ
スタジオ等において効果照明用機材として使用される効
果照明装置の光源部を構成するエフェクトスポットライ
トに関し、詳しくは、エフェクトスポットライトにおけ
る電球着脱機構及び電球位置調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、灯体内に電球を内蔵した光源
部と、この光源部の前側に配置される結像用レンズを収
容した先玉部との間に、種板と呼ばれる各種のエフェク
トパターンを交換可能に収容するエフェクト部を配設し
てなる効果照明装置が知られている。またその光源部を
構成するエフェクトスポットライトは、基本的には光源
(電球)と集光手段(反射器)から構成され、必要に応じ
て熱線除去手段を組み合わせてエフェクトパターンの耐
熱保護を図っている。
【0003】上記エフェクトスポットライトの一例とし
て、光源にハロゲン電球を用い、集光手段として回転放
物面反射器又は回転楕円面反射器を用いたものがある。
反射器は、灯体前面の投光開口に向けて開くよう配設さ
れ、その後方頂部付近に設けた電球挿通孔に対し、灯体
の後方側からハロゲン電球の発光部分(ガラスバルブ)
が挿通されている。ハロゲン電球は、灯体後面に設けた
電球取出し口に抜き差し自在に挿着されるソケット保持
体のソケットにより、光中心が反射器の焦点付近に位置
するよう着脱自在に保持されて給電されており、前記ソ
ケット保持体を灯体後方へ引き出した状態で電球の交換
がなされるようになっている。
【0004】上記ハロゲン電球は、ガラスバルブ内に発
光体(タングステンフィラメント)を所定位置に保持す
るべく封止したものであるが、工業上高い位置精度で製
造するのが難しく、光中心位置は基準値に対し数mm程
度の誤差はやむを得ないものとされている。しかしなが
ら、効果照明装置の効果照明機器としての性能を維持す
るためには、反射器に対する電球の光中心位置が重要な
光学要素となるため、電球を、光軸に対する前後方向
(以下「前後方向」という)、光軸に対する左右方向
(以下「左右方向」という)、光軸に対する上下方向
(以下「上下方向」という)に位置調整する必要があ
る。
【0005】また、上記エフェクトパターンは、ガラス
や金属等からなる耐熱性が高いものと、合成樹脂フィル
ム等からなる耐熱性が低いものがあり、低耐熱性のエフ
ェクトパターンを用いる場合、熱線吸収ガラスや熱線反
射ガラス等の熱線除去手段を併用するか、又は反射器に
よる集光度を緩和して当該エフェクトパターンの使用を
可能にするために、電球を後方へずらしエフェクトパタ
ーンに対する光の集中度を下げて熱影響を低減する必要
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の効果
照明装置用エフェクトスポットライトには、上述した事
情により、下記の点に改良の余地を残している。
【0007】すなわち、従来の電球着脱機構では、ソケ
ット保持体が灯体から分離して取り外せるようになって
おり、給電線は灯体内部に配線されてその末端をソケッ
トに接続しているので、ソケット保持体を灯体から取り
外した場合、該保持体が給電線により灯体にぶら下がっ
た不安定な状態で電球交換を行うようになる。別の方式
として、給電線を灯体内部に配線せずソケットに直接接
続した場合、ソケット保持体を灯体から完全に分離した
状態で電球交換が可能であるが、ソケットと灯体間の接
地の連続性を確保する手段が別途必要になる。
【0008】また従来においては、ハロゲン電球の光中
心位置と反射器焦点との誤差を補正するための位置調整
機構として、例えば送りねじ機構により前後方向に対し
電球を移動させると共に、その送りねじを光軸に対し傾
斜させた後に適宜位置でロックして左右方向,上下方向
に対する補正を行う擬似的な方法を用いており、左右方
向,上下方向の補正が面倒であった。
【0009】さらに従来においては、エフェクトパター
ンへの熱影響を低減するための電球位置調整を、上記送
りねじ機構による前後動の延長上で行っており、高耐熱
性と低耐熱性のエフェクトパターンを交換するたびに送
りねじを回転させて夫々の適正位置に調整する必要があ
り、操作が面倒であった。
【0010】本発明は上述した従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、電球の交換や位置
調整などを、簡単な構成で安全、確実、容易に行うこと
が出来る新規な効果照明装置用エフェクトスポットライ
トを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るエフェクトスポットライトは、灯体の後
面に設けた電球取出し口にソケット保持体を抜き差し自
在に装着すると共に、該ソケット保持体に設けたソケッ
トに電球を着脱自在に保持して、ソケット保持体を灯体
後方へ引き出した状態で電球交換を行うよう形成し、上
記ソケット保持体を、電球の発光部分が反射器内にあり
その光中心が反射器の焦点とほぼ一致する前方位置と、
電球の発光部分が反射器から引き抜かれる後方位置との
間を摺動自在に支持し、且つ前記後方位置にてソケット
保持体が回動しソケットと電球が灯体外に突出して電球
交換が可能になる電球交換位置との間を移動自在に支持
するガイド機構を備え、さらに、ソケットに接続される
給電線を灯体内部に配線したことを特徴とする。
【0012】このように形成した場合、ソケット保持体
を灯体後方へ引き出すと共にその後方位置にてソケット
保持体を回動させれば、ソケットと電球が灯体外に突出
し電球を交換することができる。ソケット保持体は電球
交換位置にある時もガイド機構により支持されるので、
安定した状態で電球交換を行うことができると共に、ソ
ケットと灯体間の接地の連続性が確保される。
【0013】また本発明は、上記前方位置と後方位置の
間では電球が光軸とほぼ同軸状になるよう横向きに支持
される一方、上記電球交換位置では電球がソケットと共
に縦向きに支持されるよう形成したことを特徴とする。
【0014】このように形成した場合、電球交換位置で
はソケットと電球が灯体外に突出すると共に、電球はソ
ケットと共に縦向きに支持されるので、ソケットに対す
る電球の着脱を容易に行うことができる。
【0015】また本発明は、上記ソケット保持体に、上
下方向と左右方向に対し各々摺動自在となるようソケッ
ト保持部材を取り付け、該ソケット保持部材は、上記ソ
ケットが前後摺動自在に設置される底板部と、ソケット
保持体の後面板に沿って立ち上がる背板部を有し、ソケ
ット保持体の後面板に、左右方向に伸びる横向き長孔
と、上下方向に伸びる縦向き長孔を設けると共に、それ
ら長孔に挿入されるピンを、前記後面板の外側にて回転
自在に配した上下方向調整摘みと左右方向調整摘みに対
し偏心位置にて固定し、さらにソケット保持部材の背板
部には、送りねじ機構によりソケットを前後方向へ摺動
させる前後方向調整摘みを回転自在に設け、前後方向調
整摘みの回転操作でソケットが前後動し、左右方向調整
摘みの回転操作でソケット保持部材が左右動し、上下方
向調整摘みの回転操作でソケット保持部材が上下動する
よう形成したことを特徴とする。ここで、ソケット保持
体の後面板の上記二つの長孔(横向き長孔、縦向き長
孔)の外側に、左右に伸びる横向き長孔又は切欠きを設
けると共に、その長孔又は切欠きに挿入される固定ピン
を前記後面板に設け、該固定ピンを支点としながら、左
右方向調整摘みの回転操作によるソケット保持部材の左
右動と、上下方向調整摘みの回転操作によるソケット保
持部材の上下動がガイドされるよう構成することが好ま
しい。また、ソケット保持体の後面板の上記二つの長孔
(横向き長孔、縦向き長孔)のどちらか一方を単なる孔
とした場合は、前記長孔又は切欠きとこれに挿入される
固定ピンは必要なく、そのように構成することも可能で
ある。
【0016】このように形成した場合、前後方向調整摘
みの操作に伴い電球の光中心位置と反射器焦点との前後
方向の誤差が、左右方向調整摘みの操作に伴い電球の光
中心位置と反射器焦点との左右方向の誤差が、上下方向
調整摘みの操作に伴い電球の光中心位置と反射器焦点と
の上下方向の誤差が、各々個別に補正される。
【0017】また本発明は、ソケットと一体に前後摺動
する第一スライド板と、上記前後方向調整摘みの操作で
前後摺動する第二スライド板とを摺動自在に重ねると共
に、第一スライド板に設けたカム孔内に、水平方向へ回
動自在な操作レバーの基端側に設けたカム板を挿入し、
該カム板の偏心位置にて操作レバーの基端側を第二スラ
イド板に軸止して、前後方向調整摘みの回転操作に伴い
第二スライド板、第一スライド板及びソケットが前後動
する一方、操作レバーの回動操作に伴い第一スライド板
とソケットが前後動してエフェクトパターンに対する電
球の熱影響低減位置と通常位置の切換えがなされるよう
形成したことを特徴とする。ここで、第二スライド板に
カム孔を設け、第一スライド板に操作レバーの基端側を
軸止するよう形成しても良い。
【0018】このように形成した場合、前後方向調整摘
みの操作に伴い電球の光中心位置と反射器焦点との前後
方向の誤差補正がなされる一方、操作レバーの操作に伴
い、エフェクトパターンに対する電球の熱影響低減位置
と通常位置の切換えがなされる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図1〜図10を参照して説明する。効果照明装置Aは、
灯体1内に電球2、反射器3などを内蔵した光源部とし
てのエフェクトスポットライトaと、このエフェクトス
ポットライトaの前側に配置される結像用レンズ4を収
容した先玉部bと、エフェクトスポットライトaと先玉
部bの間に配置される不図示のエフェクトパターンを有
するエフェクト部cから構成されている。
【0020】灯体1内に配設された反射器3は、灯体1
前面の投光開口1aに向けて開くよう配設され、その後
方頂部付近の電球挿通孔3aに対し、灯体1の後方側か
ら電球2の発光部分(ガラスバルブ)2aが挿通されて
いる。電球2はハロゲン電球又は放電灯電球などであっ
て、灯体1後面の電球取出し口5に抜き差し自在に挿着
されたソケット保持体6のソケット7に着脱自在に保持
されて給電がなされると共に、ソケット保持体6を灯体
1後方へ引き出した状態で電球2の交換が行われるよう
になっている。ソケット7に接続される給電線(不図
示)は、灯体1の内部に配線されている。
【0021】ソケット保持体6は、電球取出し口5を開
閉自在に塞ぐ後面板6a、底板6b、天板6c、左右側
板6dなどを有する前面側を開放する箱状に形成された
もので、灯体1に設けたガイド孔8と共にガイド機構を
形成するガイドピン9が、左右側板6dにおける下辺前
端付近に設けられている。ガイド孔8は、電球取出し口
5の左右両側に形成されたL形の長孔であって、これら
ガイド孔8に左右のガイドピン9を摺動自在に挿入して
ガイド機構が形成されている。そうしてソケット保持体
6は、前記ガイド機構により、電球2の発光部分2aが
反射器3内にありその光中心が反射器3の焦点とほぼ一
致すると共に後面板6aが電球取出し口5を塞ぐ前方位
置(図7(イ)参照)と、前記発光部分2aが反射器3の
電球挿通孔3aから引き抜かれる後方位置(図7(ハ)参
照)との間を摺動自在に支持されている。またソケット
保持体6はガイド機構により、前記後方位置にてガイド
ピン9を中心として回動し、さらにガイド孔8の下方落
とし込み部分8aにガイドピン9が進入してソケット7
と電球2が灯体1外に突出して電球2の交換が可能にな
る電球交換位置(図7(ニ)参照)まで移動し得るよう支
持されている。
【0022】ソケット保持体6には、ソケット保持部材
10を介してソケット7が取り付けられている。ソケッ
ト保持部材10は、ソケット7が前後摺動自在に取り付
けられる底板部10aと、ソケット保持体6の後面板6
aの内面に沿って立ち上がる背板部10bを有する断面
L形の板材からなり、前記後面板6aの外側にて回転自
在に配される左右方向調整摘み11,上下方向調整摘み
12に螺合するビス13,14により後面板6aに取り
付けられて、前後方向(効果照明装置Aの光軸Lに対し
前後方向)へ移動不能に支持されている。
【0023】ソケット保持部材10の底板部10aに
は、左右側縁部を残して開口15が形成され、該底板部
10aの下面に摺接する支持板16をソケット7下面に
固定するビス17の螺軸をその開口15に挿入すること
で、ソケット7が底板部10a上において前後方向へ摺
動可能に支持されている。
【0024】ソケット7は、電球2の口金ピン2bが抜
き差し自在に挿入される差込み孔7aを前面側に位置し
て、前記底板部10aに取り付けられている。このソケ
ット7に保持された電球2は、ソケット保持体6が上述
した前方位置と後方位置の間にあるときは、発光部分2
aが口金部2cの前方にあって光軸Lとほぼ同軸状にな
るよう横向きに支持されて、電球挿通孔3aに対する発
光部分2aの抜き差しが自在である一方、ソケット保持
体6が上述した電球交換位置にあるときは、電球2はソ
ケット7と共に縦向きに支持され、ソケット7に対する
電球着脱作業を容易に行い得るようになっている。
【0025】ソケット保持体6の後面板6aには、左右
方向に伸びる横向き長孔18と、上下方向に伸びる縦向
き長孔19が設けられており、前述したビス13、14
の螺軸ピンを、それら長孔18、19に挿入すると共に
左右方向調整摘み11と上下方向調整摘み12に対し偏
心位置にて固定して、左右方向調整摘み11の回転操作
でソケット保持部材10が光軸Lに対し左右方向へ移動
し(図9参照)、上下方向調整摘み12の回転操作でソ
ケット保持部材10が光軸Lに対し上下方向へ移動する
(図10参照)よう形成されている。また、符号31
は、ソケット保持体の後面板6aに設けた固定ピン、3
2はソケット保持部材の背板部10bに設けられ前記固
定ピン31が摺動自在に挿入される切欠きで、該切欠き
32に挿入された固定ピン31が、ソケット保持部材1
0の左右方向調整及び上下方向調整の際、ソケット保持
部材10の移動の支点として働く。
【0026】また、ソケット保持体6の後面板6aに
は、略T字形の開口20が設けられてソケット保持部材
10の背板部10bが部分的に露出するようになってお
り、その露出部分に前後方向調整摘み21と操作レバー
22が配置され、該調整摘み21の回転操作、操作レバ
ー22の回動操作によりソケット7が光軸Lに対し前後
方向へ移動するようになっている。
【0027】すなわち、ソケット保持部材10の背板部
10bには、頭部が前後方向調整摘み21となるボルト
の螺軸部23が回転自在に挿着され、そのボルトの回転
により前後動する略コ型のスライド部材24の上面に、
該スライド部材24と一体に前後動する下側スライド板
(第二スライド板)25が設置されている。また、ソケ
ット7の上面には、ソケット7と一体に前後動する上側
スライド板(第一スライド板)26が固定され、該上側
スライド板26は下側スライド板25の上面に摺動可能
に重ねられており、上側スライド板26の上面に操作レ
バー22が回動自在に取り付けられている。さらに、上
側スライド板26にはカム孔27が設けられ、操作レバ
ー22の回動支点付近に設けた円形のカム板28がその
カム孔27内に遊挿されると共に、操作レバー22を回
動自在に止着するビス29が、カム板28の偏心位置に
て下側スライド板25に対し固定されている。
【0028】操作レバー22の外端部22aは、下側ス
ライド板25の後端立上げ部に設けた横長の切欠き25
a内に挿入されてその回動範囲を規制されており、その
回動範囲の一端側においては、カム板28が上側スライ
ド板26を前方へ押してソケット7が前進する(図8
(イ)参照)に伴い、電球2が通常位置に位置する一方、
回動範囲の他端側においてはカム板28が上側スライド
板26を後方へ押してソケット7が後退する(図8(ロ)
参照)に伴い、電球2が熱影響低減位置(エフェクトパ
ターンに対する光の集中度が下がる位置)に位置するよ
う形成されている。
【0029】これにより、前後方向調整摘み21の回転
操作に伴い、スライド部材24、下側スライド板25、
操作レバー22と共に上側スライド板26が前後動する
に伴い、ソケット7が底板部10aに対し前後動して、
電球2の前後方向の誤差補正が行われる。また、操作レ
バー22の回動操作に伴い、カム板28がカム孔27内
にて偏心回転して上側スライド板26のみが前後動する
に伴い、ソケット7が底板部10aに対し前後動して、
電球2の熱影響低減位置と通常位置の切換えが行われ
る。
【0030】尚、図中の符号30はスライド部材24に
固定した環状の板バネで、遊端側を背板部10bに当接
してスライド部材24を前方へ付勢し、上述した電球2
の前後方向調整における係止手段(ロック手段)として
機能している。また、符号33,33は前記後面板6a
の内面に固定され前記背板部10bをソケット保持体6
に押圧付勢する左右の板バネで、これら板バネ33は上
記固定ピン31、切欠き32と共に、上述した電球2の
上下方向及び左右方向調整におけるガイド手段、係止手
段(ロック手段)として機能している。34はソケット
保持体6を上述した前方位置で解除可能に係止するため
のラッチ、35はその操作摘みである。
【0031】以上のように構成した本例の効果照明装置
Aは、ソケット保持体6が前方位置にある時は、電球2
の発光部分2aが反射器3内にあり(図1参照)、この
状態において、前後方向調整摘み21の回転操作により
電球2を前後方向へ移動させ、左右方向調整摘み11の
回転操作により電球2を左右方向へ移動させ、上下方向
調整摘み12の回転操作により電球2を上下方向へ移動
させることで、電球2の光中心位置と反射器3焦点との
前後方向,左右方向,上下方向の夫々の誤差を個別に補
正することができる。
【0032】また、図1の状態において、操作レバー2
2を正方向へ回動操作すれば、エフェクトパターンに対
する熱影響低減位置まで電球2が後退し、同レバー22
を逆方向へ回動操作すれば、電球2が通常位置まで前進
し、エフェクトパターンの耐熱性に合わせて、前記熱影
響低減位置と通常位置の切換えを簡単に行うことができ
る。
【0033】また、ソケット保持体6を灯体1の後方へ
引き出すと共にその後方位置にてソケット保持体6を回
動させれば、ソケット7と電球2が灯体1外に突出し、
且つ電球2はソケット7と共に縦向きに支持されるの
で、電球2の交換を容易に行うことができる(図7参
照)。またこの状態において、ソケット保持体6はガイ
ド機構により支持されているので、安定した状態で電球
交換を行うことができ、しかもソケット7と灯体1間の
接地の連続性が確保されるので、別途接地手段を設ける
必要はない。またガイド機構は、灯体1とソケット保持
体6の間にスライド部材を介在させるような複雑な構造
ではなく、ガイド孔8とガイドピン9からなる簡素な構
成のものなので、灯体1の製造コストの低減が期待でき
る。
【0034】以上、本発明に係る効果照明装置とエフェ
クトスポットライトの実施形態の一例を図面を参照して
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇であれ
ば、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る効果照明装置は以上説明し
たように構成したので、下記の効果を奏する。
【0036】(請求項1)ソケット保持体がガイド機構
により支持された安定した状態で、安全且つ容易に電球
交換を行うことができる。また、ソケットと灯体間の接
地の連続性がガイド機構により確保されるので、別途接
地手段を設ける必要が無く、簡単な構成で前記効果を得
ることが出来る。
【0037】(請求項2)ソケット保持体が電球交換位
置にあるとき、ソケットと電球が灯体外において縦向き
に支持されるので、電球の着脱作業を極めて容易に行う
ことができる。
【0038】(請求項3)電球の光中心位置と反射器焦
点との前後方向,左右方向,上下方向の誤差補正を、各
方向ごとに設けた調整摘みの操作で個別に行うので、反
射器に対する電球の光中心を適正位置に調整することが
出来る。また、各方向ごとの位置調整機構は送りねじ機
構又はカム機構を採用したものであって、別途ロック手
段を設ける必要が無いので、調整操作を容易且つ迅速に
行うことができると共に、構造を簡素化して製造コスト
の低減などが期待できる。
【0039】(請求項4)前後方向調整摘みを操作する
ことなく、操作レバーの操作によって、電球の熱影響低
減位置と通常位置を迅速に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る効果照明装置の実施形態の一例を
示す簡略断面図。
【図2】ソケット保持体の拡大断面図。
【図3】ソケット保持体の後面図。
【図4】ソケット保持体の後面側の斜視図。
【図5】前後方向調整機構部分の分解斜視図。
【図6】前後方向調整機構部分の斜視図。
【図7】電球着脱機構の作動を示す簡略図。
【図8】前後方向調整機構部分の要部を拡大して示す作
動図。
【図9】左右方向調整機構の作動を示すソケット保持体
の後面図。
【図10】上下方向調整機構の作動を示すソケット保持体
の後面図。
【符号の説明】
A:効果照明装置 a:エフェクトスポットライト(光源部) b:先玉部 c:エフェクト部 L:光軸 1:灯体 2:電球 2a:発光部分 3:反射器 3a:電球挿通孔 4:結像用レンズ 5:電球取出し口 6:ソケット保持体 7:ソケット 8:ガイド孔 9:ガイドピン 10:ソケット保持部材 11:左右方向調整摘み 12:上下方向調整摘み 13,14:ビス 18:横向き長孔 19:縦向き長孔 21:前後方向調整摘み 22:操作レバー 25:下側スライド板(第二スライド板) 26:上側スライド板(第一スライド板) 27:カム孔 28:カム板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 131:406 F21Y 101:00 (72)発明者 荒井 滋 東京都世田谷区祖師谷1−32−7 日本応 用光学株式会社内 Fターム(参考) 3K013 AA01 AA03 AA08 BA01 CA02 3K042 AA02 AC07 BA10 BB05 BC09 BE09 CA03 CB29 CB30 CC04 3K060 AA06 CA01 CA05 CC09 CC10 CD01 CD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯体内に電球、反射器などを内蔵した光
    源部と、この光源部の前側に配置されるレンズを収容し
    た先玉部と、前記光源部と先玉部の間に配置されるエフ
    ェクトパターンを有するエフェクト部からなる効果照明
    装置の光源部を形成するエフェクトスポットライトであ
    って、 灯体の後面に設けた電球取出し口にソケット保持体を抜
    き差し自在に装着すると共に、該ソケット保持体に設け
    たソケットに電球を着脱自在に保持して、ソケット保持
    体を灯体後方へ引き出した状態で電球交換を行うよう形
    成され、 上記ソケット保持体を、電球の発光部分が反射器内にあ
    りその光中心が反射器の焦点とほぼ一致する前方位置
    と、電球の発光部分が反射器から引き抜かれる後方位置
    との間を摺動自在に支持し、且つ前記後方位置にてソケ
    ット保持体が回動しソケットと電球が灯体外に突出して
    電球交換が可能になる電球交換位置との間を移動自在に
    支持するガイド機構を備え、 さらに、ソケットに接続される給電線を灯体内部に配線
    したことを特徴とする効果照明装置用エフェクトスポッ
    トライト。
  2. 【請求項2】 上記前方位置と後方位置の間では電球が
    光軸とほぼ同軸状になるよう横向きに支持される一方、
    上記電球交換位置では電球がソケットと共に縦向きに支
    持されて電球の交換を容易に行い得るよう形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の効果照明装置用エフェクト
    スポットライト。
  3. 【請求項3】 上記ソケット保持体に、上下方向と左右
    方向に対し各々摺動自在となるようソケット保持部材を
    取り付け、該ソケット保持部材は、上記ソケットが前後
    摺動自在に設置される底板部と、ソケット保持体の後面
    板に沿って立ち上がる背板部を有し、 ソケット保持体の後面板に、左右方向に伸びる横向き長
    孔と、上下方向に伸びる縦向き長孔を設けると共に、そ
    れら長孔に挿入されるピンを、前記後面板の外側にて回
    転自在に配した上下方向調整摘みと左右方向調整摘みに
    対し偏心位置にて固定し、 さらにソケット保持部材の背板部には、送りねじ機構に
    よりソケットを前後方向へ摺動させる前後方向調整摘み
    を回転自在に設け、 前後方向調整摘みの回転操作でソケットが前後動し、左
    右方向調整摘みの回転操作でソケット保持部材が左右動
    し、上下方向調整摘みの回転操作でソケット保持部材が
    上下動するよう形成した請求項1又は2記載の効果照明
    装置用エフェクトスポットライト。
  4. 【請求項4】 ソケットと一体に前後摺動する第一スラ
    イド板と、上記前後方向調整摘みの操作で前後摺動する
    第二スライド板とを摺動自在に重ねると共に、第一スラ
    イド板に設けたカム孔内に、水平方向へ回動自在な操作
    レバーの基端側に設けたカム板を挿入し、該カム板の偏
    心位置にて操作レバーの基端側を第二スライド板に軸止
    して、前後方向調整摘みの回転操作に伴い第二スライド
    板、第一スライド板及びソケットが前後動する一方、操
    作レバーの回動操作に伴い第一スライド板とソケットが
    前後動してエフェクトパターンに対する電球の熱影響低
    減位置と通常位置の切換えがなされるよう形成した請求
    項1又は2又は3記載の効果照明装置用エフェクトスポ
    ットライト。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項記載のエフェ
    クトスポットライトを備えてなる効果照明装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096472A1 (ja) * 2008-01-30 2009-08-06 Koto Electric Co., Ltd. スポットライト
JP2010135095A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Ushio Inc 投光装置
JP2010205603A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2011028866A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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