JP2003217314A - 車輌用前照灯 - Google Patents
車輌用前照灯Info
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Abstract
な取付及び放電バルブに給電用ソケットを取り付けた後
の給電用ソケットの放電バルブからの脱落や放電バルブ
とソケットとの間の接続不良の発生を回避すると共に放
電バルブが取り付けられたリフレクタの傾動動作を妨げ
ることがないようにすることを課題とする。 【解決手段】 ランプボディ2と、上記ランプボディに
傾動自在に支持されたリフレクタ5と、上記リフレクタ
に固定された放電バルブ6と、上記放電バルブに回転に
より係合して取り付けられて放電バルブと点灯回路ユニ
ット9との間を接続する給電ソケット10を備え、上記
ランプボディの後部に上記放電バルブに対向した位置に
開口部7とランプボディに着脱自在に取り付けられて上
記開口部を閉塞するカバー8とが設けられ、上記カバー
にはランプボディに取り付けられたときに上記ソケット
の一部10bに接触又は近接してソケットの回転を阻止
する棒状の突部13が設けられた車輌用前照灯1。
Description
に関する。詳しくは、放電バルブを光源とする車輌用前
照灯において、放電バルブに対する給電用ソケットの不
完全な取付及び放電バルブに給電用ソケットを取り付け
た後の給電用ソケットの放電バルブからの脱落や放電バ
ルブとソケットとの間の接続不良の発生を回避すると共
に放電バルブが取り付けられたリフレクタの傾動動作を
妨げることがないようにする技術に関する。
使用したものがある。
は、放電バルブをリフレクタに取り付け、放電バルブの
口金部に給電用ソケットを回転により係合させて放電バ
ルブに取り付けるようになっているものがある。
が不慣れである等の原因によりソケットの回転が不十分
であると、ソケットの脱落や、端子の接触不良を起こし
たりすることがある。
ランプボディに設けた放電バルブのリフレクタへの取付
や放電バルブへの給電ソケットの取付を行うための開口
部を閉塞するためのカバーに給電ソケットの側面のほと
んどを囲むように位置する規制壁を設け、給電ソケット
が正規に取り付けられた状態でカバーをランプボディに
取り付けて上記開口部を閉塞すると、カバーの上記規制
壁が給電ソケットの側面のほとんどと係合して給電ソケ
ットの回転を不能にするようにしたものがある。これに
よって、給電ソケットが正規の取付位置まで完全に回転
されていないと、上記規制壁が給電ソケットと干渉して
カバーをランプボディに取り付けることが出来ず、ま
た、給電ソケットが正規の取付位置まで完全に回転され
て放電バルブに取り付けられ且つカバーがランプボディ
に取り付けられると、給電ソケットは回転が不能とな
る。
続が不完全なままに放置されたり、給電ソケットが放電
バルブに正規に取り付けられた後に給電ソケットが弛ん
でソケットの脱落や、端子の接触不良を起こしたりする
ことが回避される。
前照灯にあっては、照射軸を調整(光軸調整)するため
にリフレクタを傾動させることが必要である。上記し
た、カバーに設けた規制壁によって給電ソケットの緩み
を防止するようにした車輌用前照灯にあっては、リフレ
クタを傾動させる際に給電ソケットとカバーの規制壁と
が干渉して光軸調整を思うように行うことが出来なかっ
たり、組付持に、規制壁が給電ソケットと接触してカバ
ーのランプボディへの取付をスムーズに行うことが出来
なかったりする惧があった。
電用ソケットの不完全な取付及び放電バルブに給電用ソ
ケットを取り付けた後の給電用ソケットの放電バルブか
らの脱落や放電バルブとソケットとの間の接続不良の発
生を回避すると共に放電バルブが取り付けられたリフレ
クタの傾動動作を妨げることがないようにすることを課
題とする。
上記した課題を解決するために、カバーにランプボディ
に取り付けられたときにソケットの一部に接触又は近接
してソケットの回転を阻止する棒状の突部を設けたもの
である。
ソケットが放電バルブに正規の状態で取り付けられない
限り、棒状突部がソケットに干渉してカバーをランプボ
ディに取り付けることが出来ないので、ソケットの放電
バルブへの不完全な取付が回避される。
に取り付け且つカバーをランプボディに取り付けた後は
カバーの棒状突部でソケットの回転が阻止されるので、
取付後にソケットが弛んでソケットが放電バルブから脱
落したり放電バルブとソケットとの間が接続不良となる
ことが回避される。
トの側面の大部分と接触する壁状のものではなく単なる
棒状のものであるので、該突部がリフレクタの傾動を阻
害する惧もない。
細を添付図面を参照して説明する。
の実施の形態を、また、図3乃至図8に第1の実施の形
態の変形例を示す。
概略を説明する。
ランプボディ2を備え、該ランプボディ2にその前面開
口部を覆うようにレンズ3が取り付けられて灯室4が形
成される。上記灯室内にリフレクタ5が傾動可能に配設
され該リフレクタ5の後部中央に放電バルブ6が着脱可
能に取り付けられる。
自在に支持されたアジャスティングスクリュー2aと遠
隔操作により軸2bを前後動させるレベリングアクチュ
エータ2cと図示しない回動支点部の合計3点でランプ
ボディ2に支持される。そして、リフレクタ5は、光軸
の初期調整時にはアジャスティングスクリュー2aの回
転により、また、車輌の傾きによる光軸の傾きの補正時
にはレベリングアクチュエータ2cの駆動により、ラン
プボディ2に対して適宜に傾動される。
の口金部6aに対向した位置には開口部7が形成され、
該開口部7を介して放電バルブ6のリフレクタ5への着
脱や放電バルブ6への後述する給電ソケットの着脱を行
うようになっている。そして、該開口部7は着脱可能な
カバー8によって閉塞される。
が配設されており、該点灯回路ユニット9の点灯回路と
給電ソケット10とがコード11によって接続されてい
る。そして、給電ソケット10は放電バルブ6の口金部
6aに着脱可能に取り付けられ、給電ソケット10が放
電バルブ6の口金部6aに取り付けられることによっ
て、上記点灯回路ユニット9から放電バルブ6への電力
供給が可能になる。
形を為す主部10aの周縁部から矩形を為すコード引出
部10bが突出した形状をしており、放電バルブ6の口
金部6aに回転により取り付けられる。すなわち、図2
に2点鎖線で示す向きで給電ソケット10内に放電バル
ブ6の口金部6aを嵌合させ、それから、給電ソケット
10を第2図中矢印A方向に実線で示す位置まで回転さ
せることにより、給電ソケット10は放電バルブ6の口
金部6aに係合により取り付けられる。
きさの板状をしており、4隅を挿通されたネジ12、1
2、・・・が開口部7の周縁部の4隅に形成されたネジ
穴12a、12a、・・・に螺合されることによってラ
ンプボディ2に固定され、これによって開口部7が閉塞
される。
た突部13が前方へ向かって突設されている。そして、
給電ソケット10が放電バルブ6の口金部6aに所定の
位置まで回転されて結合された状態、すなわち、図2に
実線で示す状態(正規に取り付けられた状態)でカバー
10がランプボディ2に固定されると、カバー10に設
けられた棒状突部13が給電ソケット10のコード引出
部10bの側面に接触又は近接した状態となる(図2の
2点鎖線参照)。
放電バルブ6の口金部6aに取り付けられた状態でカバ
ー10がランプボディ2に取り付けられると、給電ソケ
ット10が弛み方向、すなわち、放電バルブ6の口金部
との結合が解除される方向(図2中矢印A方向と反対の
方向)に回転しようとしてもカバー10の棒状突部13
に阻止されて弛み方向には回転することが出来ず、依っ
て、給電ソケット10が一旦正規の状態で放電バルブ6
の口金部6aに結合され且つカバー10がランプボディ
2に取り付けられると、給電ソケット10と放電バルブ
6の口金部6aとの結合が弛んで、給電ソケット10が
放電バルブ6の口金部6aから脱落したりあるいは給電
ソケット10と放電バルブ6との間で接触不良を起こし
たりすることがない。しかも、棒状突部13は給電ソケ
ット10の一部に接触又は近接しているだけなので、棒
状突部13がリフレクタ5の傾動に対して障害となるこ
とはない。
口金部6aに対して所定の位置まで回転されていない状
態、すなわち、図2に2点鎖線で示す位置(2点鎖線で
示す位置を含む)と実線で示す位置(実線で示す位置を
含まない)との間の中間の位置に位置している場合は、
カバー10をランプボディ2に取り付けようとしても、
カバー10の棒状突部13の前端が給電ソケット10の
コード引出部10bの後面に当接してしまい、カバー1
0をランプボディ2に取り付けることが出来ない。従っ
て、給電ソケット10が所定の位置まで回転されて放電
バルブ6の口金部6aに取り付けられていない状態のま
まカバー10をランプボディ2に取り付けてしまうこと
が回避され、これによって、作業者に給電ソケット10
が正規の状態で取り付けられていないことを知らせるこ
とが出来る。
る位置の変形例を示すものである。
は後方から見てほぼ円形の外形の外周部分に後方から見
て半円形をした切欠部14が形成された形状をしてお
り、該給電ソケット10Aが正規の状態で放電バルブの
口金部(図示しない)に結合された状態でカバー(図示
しない)がランプボディ2に取り付けられると、カバー
に設けられた棒状突部13が給電ソケット10Aの切欠
部14内に位置することになる。
態で放電バルブの口金部に結合された給電ソケット10
Aが弛み方向に回転してしまうことはなく、また、給電
ソケット10Bが放電バルブの口金部に正規の状態で結
合されていないと、カバーをランプボディ2に取り付け
ることが出来ない。
の棒状突部が接触又は近接する位置の変形例を示すもの
である。
は後方から見て矩形の外形をしている。また、カバー
(図示しない)に設けられる棒状突部13Bは角棒状を
している。
で放電バルブの口金部(図示しない)に結合された状態
でカバーがランプボディ2に取り付けられると、カバー
に設けられた棒状突部13Bが給電ソケット10Bの一
の側面に接触又は近接して位置することになる。
態で放電バルブの口金部に結合された給電ソケット10
Bが弛み方向に回転してしまうことはなく、また、給電
ソケット10Bが放電バルブの口金部に正規の状態で結
合されていないと、カバーをランプボディ2に取り付け
ることが出来ない。
ットに接触又は近接する位置の別の変形例を示すもので
ある。
は後方から見て円形の外形をしており、また、カバー
(図示しない)に設けられる棒状突部13Cはほぼ長方
形の横断面形状をしている。
で放電バルブの口金部(図示しない)に結合された状態
でカバーがランプボディ2に取り付けられると、カバー
に設けられた棒状突部13Cの幅広の側面が給電ソケッ
ト10Cから引き出されているコード11の側面に接触
又は近接して位置することになる。
態で放電バルブの口金部に結合された給電ソケット10
Cが弛み方向に回転してしまうことはなく、また、給電
ソケット10Cが放電バルブの口金部に正規の状態で結
合されていないと、カバーをランプボディ2に取り付け
ることが出来ない。
形例を示すものである。
は後方から見てほぼ円形を為す主部10Daの周縁部か
ら矩形を為すコード引出部10Dbが突出した形状をし
ており、また、カバー(図示しない)にはそれぞれ所定
の箇所に複数の棒状突部13Da、13Db、13D
c、13Ddが前方へ向けて突設されている。
ット10Dが正規の状態で放電バルブの口金部(図示し
ない)に結合された状態でカバーがランプボディ2に取
り付けられると、カバーに設けられた棒状突部13Da
〜13Ddのいずれか(図6では13Da)が給電ソケ
ット10Dのコード引出部10Dbの側面に接触又は近
接して位置することになる。
態で放電バルブの口金部に結合された給電ソケット10
Dが弛み方向に回転してしまうことはなく、また、給電
ソケット10Dが放電バルブの口金部に正規の状態で結
合されていないと、カバーをランプボディ2に取り付け
ることが出来ない。さらに、この変形例にあっては、カ
バーに棒状突部が複数13Da〜13Dd設けられてい
るので、正規に取り付けられた場合の給電ソケット10
Dの向きが異なる(図6に複数の向きにおけるコード引
出部10Dbの位置を2点鎖線で示す)複数の種類の車
輌用前照灯に一種類のカバーで適応することが出来、部
品(カバー)の汎用化が可能である。
押え部15が突設されており、給電ソケット10Eが正
規の状態で放電バルブ(図示しない)の口金部に結合さ
れた状態でカバー8Eがランプボディ(図示しない)に
取り付けられると、カバー8Eの押え部15が給電ソケ
ット10Eの後面10Ec、すなわち、給電ソケット1
0Eのカバー8Eに対向した面に接触又は近接した状態
となる。
原因によって、給電ソケット10Eが後方へ移動して放
電バルブの口金部から脱落しようとしても、上記押え部
15が給電ソケット10Eの後方への移動を阻止するの
で、給電ソケット10Eが後方へ移動して放電バルブの
口金部から脱落してしまうことがない。
回転したときに、給電ソケットと係合して給電ソケット
を正規の結合位置にロックするロック手段を設けた変形
例を示すものである。
ブ取付部の後面にロックバネ16が固定されている。ロ
ックバネ16は板バネ材料をほぼU字状に整形して成
り、U字の一方の片である固定片16aがリフレクタ5
に固定され、U字の他方の片である係合片16bは固定
片16aから後方へ隔たって位置している(図8(c)
参照)。
a内に放電バルブ(図示しない)の口金部を嵌合し且つ
回転前の状態(図8(a)参照)でロックバネ16は給
電ソケット10Fのコード引出部10Fbの前側に位置
していて、該コード引出部10Fbによって押圧されて
ロックバネ16の係合片16bは前方へ撓んだ状態とな
る。図8(a)に示す状態から給電ソケット10Fが図
8中矢印A方向に回転されて、正規の結合位置に到達す
ると、給電ソケット10Fのコード引出部10Fbがロ
ックバネ16のすぐ後ろの位置から外れ、これによっ
て、コード引出部10Fbによって前方へ撓まされてい
たロックバネ16の係合片16bが元の状態に戻って、
該係合片16bの先端が給電ソケット10Fのコード引
出部10Fbの側面と係合する(図8(b)、(c)参
照)。
で放電バルブの口金部と結合されると、ロックバネ16
の係合片16bによって弛み方向、すなわち、図8中矢
印A方向と反対の方向への回転が阻止され、従って、給
電ソケット10Fは、一旦正規の状態で放電バルブの口
金部と結合されると、該結合が弛んで放電バルブの口金
部から脱落してしまうことが防止される。
形態を示すものである。
はランプボディに回転によって取り付けられるようにな
っている。
成され、該開口部7Gの後側開口縁からは支持壁17が
後方へ向けて突設されている。該支持壁17の外周面の
互いに反対側に位置する2箇所にはL字状の係合溝1
8、18が形成されている。各係合溝18は、支持壁1
7の後端に開口し前方へ延びる導入部18aと該導入部
18aの前端から時計回り方向、すなわち、図9中矢印
CW方向に延びる係合部18bとから成り、係合部18
bの奥端、すなわち、導入部18aから遠い側の端部の
やや手前の位置の後面部に戻止突起18cが形成されて
いる。
に取り付けられるもであり、前後方向に見て円形をした
後面部19aの周縁から周壁部19bが前方に向かって
突設されている。また、カバー19の後面部19aの前
面の所定の位置からは棒状の突部13Gが前方に向かっ
て突設されている。
対向した2箇所には係合突起20、20が突設されてい
る。
Gへの取付は以下のようにして行われる。
20をランプボディ2Gの係合溝18、18の導入部1
8a、18aの後端に位置合わせし、その状態で、カバ
ー19を前方へ移動させる。これによって、カバー19
の係合突起20、20は係合溝18、18の導入部18
a、18aを前方へ移動して行き係合部18b、18b
と連続した位置まで達し、カバー19の周壁部19bは
ランプボディ2Gの支持壁17に外嵌された状態とな
る。そこで、カバー19を時計回り方向へ、すなわち、
図9中矢印CW方向へ回転する。これによって、係合突
起20、20は係合溝18、18の係合部18b、18
bをその奥へ向かって移動して行き、戻止突起18c、
18cに当接する。そこで、カバー19を時計回り方向
に回転させる力を少し強く加えると、カバー19の係合
突起20、20は、カバー19及びランプボディ2Gの
材料の持つ弾性により、戻止突起18c、18cを乗り
越えて係合部18b、18bの奥端に達する。これによ
って、カバー19は反時計回り方向への戻りが阻止さ
れ、ランプボディ2Gに確実に保持される。
ボディ2Gに取り付けられると、カバー19に設けられ
た棒状突部13Gが図示しない放電バルブの口金部に正
規の状態で結合されている給電ソケット10Gのコード
引出部10Gbの側面に接触又は近接して位置し(その
位置を図20に2点鎖線で示す)、給電ソケット10G
の弛み方向、すなわち、図20中矢印CW方向と反対の
方向への回転を阻止する。
で放電バルブの口金部に結合された状態でカバー19が
ランプボディ2Gに取り付けられると、給電ソケット1
0Gが放電バルブの口金部から脱落したり、給電ソケッ
ト10Gと放電バルブとの間で接続不良が起こったりす
ることが回避される。また、給電ソケット10Gが正規
の状態で取り付けられていない限り、カバー19をラン
プボディ2Gに取り付けることが出来ない。
は、カバー19をネジ止めではなく、回転によりランプ
ボディ2Gに取り付けることが出来るので、カバー19
のランプボディ2Gへの取付作業が容易である。
示した各部の形状乃至構造は、いずれも本発明を実施す
るに際して行われる具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されるようなことがあってはならないものである。
に、本発明車輌用前照灯は、ランプボディと、上記ラン
プボディに傾動自在に支持されたリフレクタと、上記リ
フレクタに固定された放電バルブと、上記放電バルブに
回転により係合して取り付けられて放電バルブと点灯回
路との間を接続するソケットを備えた車輌用前照灯であ
って、上記ランプボディの後部に上記放電バルブに対向
した位置に開口部とランプボディに着脱自在に取り付け
られて上記開口部を閉塞するカバーとが設けられ、上記
カバーにはランプボディに取り付けられたときに上記ソ
ケットの一部に接触又は近接してソケットの回転を阻止
する棒状の突部が設けられたことを特徴とする。
ソケットが放電バルブに正規の状態で取り付けられない
限り、棒状突部がソケットに干渉してカバーをランプボ
ディに取り付けることが出来ないので、ソケットの放電
バルブへの不完全な取付が回避される。
に取り付け且つカバーをランプボディに取り付けた後は
カバーの棒状突部でソケットの回転が阻止されるので、
取付後にソケットが弛んでソケットが放電バルブから脱
落したり放電バルブとソケットとの間が接続不良となる
ことが回避される。
トの側面の大部分と接触する壁状のものではなく単なる
棒状のものであるので、該突部がリフレクタの傾動を阻
害する惧もない。
棒状の突部は上記ソケットのコード引出部又はコードと
接触又は近接するので、ソケットにカバーの棒状突部と
接触又は近接する専用の回転防止部を設ける必要がな
い。
棒状の突部は複数個設けられているので、リフレクタの
構造が異なっているためにソケットの結合のための回転
終了位置が異なる複数の種類の車輌用前照灯に使用する
ことが出来、カバーの汎用性が増大する。
ーの内面に押え部が設けられ、カバーがランプボディに
取り付けられたときに上記押え部がソケットのカバーに
対向した面に接触又は近接するので、悪路走行時の振動
等、何らかの原因によりソケットが後方へ脱落してしま
うことを防止することが出来る。
カバーは回転によりランプボディと係合して取り付けら
れるので、カバーのランプボディへの取付作業が容易に
なる。
形態を示すものであり、本図は全体の縦断面図である。
要部の斜視図である。
変形例を示す要部の背面図である。
又は近接する位置の変形例を示す要部の背面図である。
又は近接する位置の別の変形例を示す要部の背面図であ
る。
要部の背面図である。
(a)は給電ソケットを回転する前の状態を示す背面
図、(b)は給電ソケットが放電バルブに正規に結合さ
れた状態を示す背面図、(c)は(b)図のB矢視図で
ある。
明車輌用前照灯の第2の実施の形態の要部を示す斜視図
である。
タ、6…放電バルブ、7…開口部、8…カバー、9…点
灯回路ユニット(点灯回路)、10…給電ソケット(ソ
ケット)、10b…コード引出部、11…コード、13
…棒状突部、10A…給電ソケット(ソケット)、10
B…給電ソケット(ソケット)、13B…棒状突部、1
0C…給電ソケット(ソケット)、13C…棒状突部、
10D…給電ソケット(ソケット)、10Db…コード
引出部、13Da…棒状突部、13Db…棒状突部、1
3Dc…棒状突部、13Dd…棒状突部、8E…カバ
ー、10E…給電ソケット(ソケット)、10Ec…後
面(カバーに対向した面)、15…押え部、10F…給
電ソケット(ソケット)、10Fb…コード引出部、2
G…ランプボディ、7G…開口部、10G…給電ソケッ
ト(ソケット)、10Gb…コード引出部、13G…棒
状突部、19…カバー(回転により係合してランプボデ
ィに取り付けられるカバー)
27)
た突部13が前方へ向かって突設されている。そして、
給電ソケット10が放電バルブ6の口金部6aに所定の
位置まで回転されて結合された状態、すなわち、図2に
実線で示す状態(正規に取り付けられた状態)でカバー
8がランプボディ2に固定されると、カバー8に設けら
れた棒状突部13が給電ソケット10のコード引出部1
0bの側面に接触又は近接した状態となる(図2の2点
鎖線参照)。
放電バルブ6の口金部6aに取り付けられた状態でカバ
ー8がランプボディ2に取り付けられると、給電ソケッ
ト10が弛み方向、すなわち、放電バルブ6の口金部と
の結合が解除される方向(図2中矢印A方向と反対の方
向)に回転しようとしてもカバー8の棒状突部13に阻
止されて弛み方向には回転することが出来ず、依って、
給電ソケット10が一旦正規の状態で放電バルブ6の口
金部6aに結合され且つカバー8がランプボディ2に取
り付けられると、給電ソケット10と放電バルブ6の口
金部6aとの結合が弛んで、給電ソケット10が放電バ
ルブ6の口金部6aから脱落したりあるいは給電ソケッ
ト10と放電バルブ6との間で接触不良を起こしたりす
ることがない。しかも、棒状突部13は給電ソケット1
0の一部に接触又は近接しているだけなので、棒状突部
13がリフレクタ5の傾動に対して障害となることはな
い。
口金部6aに対して所定の位置まで回転されていない状
態、すなわち、図2に2点鎖線で示す位置(2点鎖線で
示す位置を含む)と実線で示す位置(実線で示す位置を
含まない)との間の中間の位置に位置している場合は、
カバー8をランプボディ2に取り付けようとしても、カ
バー8の棒状突部13の前端が給電ソケット10のコー
ド引出部10bの後面に当接してしまい、カバー8をラ
ンプボディ2に取り付けることが出来ない。従って、給
電ソケット10が所定の位置まで回転されて放電バルブ
6の口金部6aに取り付けられていない状態のままカバ
ー8をランプボディ2に取り付けてしまうことが回避さ
れ、これによって、作業者に給電ソケット10が正規の
状態で取り付けられていないことを知らせることが出来
る。
態で放電バルブの口金部に結合された給電ソケット10
Aが弛み方向に回転してしまうことはなく、また、給電
ソケット10Aが放電バルブの口金部に正規の状態で結
合されていないと、カバーをランプボディ2に取り付け
ることが出来ない。
ボディ2Gに取り付けられると、カバー19に設けられ
た棒状突部13Gが図示しない放電バルブの口金部に正
規の状態で結合されている給電ソケット10Gのコード
引出部10Gbの側面に接触又は近接して位置し(その
位置を図9に2点鎖線で示す)、給電ソケット10Gの
弛み方向、すなわち、図9中矢印CW方向と反対の方向
への回転を阻止する。
Claims (5)
- 【請求項1】 ランプボディと、上記ランプボディに傾
動自在に支持されたリフレクタと、上記リフレクタに固
定された放電バルブと、上記放電バルブに回転により係
合して取り付けられて放電バルブと点灯回路との間を接
続するソケットを備えた車輌用前照灯であって、 上記ランプボディの後部に上記放電バルブに対向した位
置に開口部とランプボディに着脱自在に取り付けられて
上記開口部を閉塞するカバーとが設けられ、 上記カバーにはランプボディに取り付けられたときに上
記ソケットの一部に接触又は近接してソケットの回転を
阻止する棒状の突部が設けられたことを特徴とする車輌
用前照灯。 - 【請求項2】 上記棒状の突部は上記ソケットのコード
引出部又はコードと接触又は近接することを特徴とする
請求項1に記載の車輌用前照灯。 - 【請求項3】 上記棒状の突部は複数個設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用
前照灯。 - 【請求項4】 カバーの内面に押え部が設けられ、カバ
ーがランプボディに取り付けられたときに上記押え部が
ソケットのカバーに対向した面に接触又は近接すること
を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の
車輌用前照灯。 - 【請求項5】 上記カバーは回転によりランプボディと
係合して取り付けられることを特徴とする請求項1、請
求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用前照灯。
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