JPH0734170Y2 - エンジン作業機のマフラカバー - Google Patents

エンジン作業機のマフラカバー

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JPH0734170Y2
JPH0734170Y2 JP16558388U JP16558388U JPH0734170Y2 JP H0734170 Y2 JPH0734170 Y2 JP H0734170Y2 JP 16558388 U JP16558388 U JP 16558388U JP 16558388 U JP16558388 U JP 16558388U JP H0734170 Y2 JPH0734170 Y2 JP H0734170Y2
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engine
cover
muffler cover
muffler
cooling air
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良典 篠原
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、空冷エンジンに使用されるマフラカバーに関
し、特にエンジン作業機に搭載されている空冷エンジン
のマフラカバーに関する。
《従来技術》 空冷エンジンを搭載しているエンジン作業機では、火災
や火傷の発生を防止するために高温となるマフラの外周
をマフラカバーで覆い、マフラカバーの内部にエンジン
冷却風を導入して、マフラを冷却するとともに、マフラ
カバーが高温化するのを防止している。
《解決しようとする課題》 エンジン作業機の場合、作業能力の異なるものを数種シ
リーズとして提供するのが通常であるが、エンジン排気
量の大小によって要求されるマフラの大きさが異なり、
それに応じてマフラケースの大きさも異なることにな
る。この結果、機種毎に適応するマフラケースを用意し
ておかなければならず、部品管理が面倒になるうえ、個
々に金型を用意しなければならないことから、製造コス
トも高くなるという問題があった。
一方、一つのマフラカバーを複数種類のエンジン作業機
に兼用するようにすると、小型エンジンを搭載している
エンジン作業機にあっては、エンジンとマフラケースの
接続部分で大きな隙間が発生し、冷却風が漏れるうえ、
騒音も漏れ出すという問題があった。
本考案は、このような問題に着目してなされたもので、
作業能力の異なるエンジン作業機に兼用できるマフラカ
バーを提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、マフラカバーを
カバー本体と入口側接続部材とで構成し、エンジンの外
形寸法に応じた開口断面を有する入口側接続部材を選択
的にカバー本体に固定することにより、エンジンからの
冷却風出口とマフラカバーの冷却風入口との間に生じる
隙間を封止するように構成したことを特徴としている。
《作用》 本考案では、マフラカバーをカバー本体と入口側接続部
材とで構成し、エンジンの外形寸法に応じた開口断面を
有する入口側接続部材を選択的にカバー本体に固定する
ことにより、エンジンからの冷却風出口とマフラカバー
の冷却風入口との間に生じる隙間を封止するように構成
しているので、マフラカバーの大部分を構成するカバー
本体を複数種類のエンジン作業機に兼用することができ
る。そして、マフラカバー本体とエンジンの冷却風出口
とをエンジンの外形寸法に応じた開口面積を有する入口
側接続部材で接続するようにしているから、エンジンと
マフラカバーの接続部分から冷却風が漏れることはなく
なる。
《実施例》 図面は本考案の実施例を示し、第1図はマフラカバーの
下半部分の平面図、第2図はエンジン発電機の側面図、
第3図はエンジン発電機の背面図である。
このエンジン発電機は、パイプフレーム(1)内に発電
機(2)とこれを駆動する空冷エンジン(3)とを配置
し、発電機(2)をエンジン(3)で直接駆動するよう
に構成し、エンジン(3)と発電機(2)の上方でパイ
プフレーム(1)に燃料タンク(4)が配置してある。
エンジン(3)のマフラはマフラカバー(5)に覆われ
た状態で発電機(2)の上方に配置してある。
このマフラカバー(5)は下カバー(5L)と上カバー
(5U)とで構成してあり、下カバー(5L)はカバー本体
(6)と入口側接続部材(7)とで構成してある。上カ
バー(5U)と下カバー(5L)のカバー本体(6)とはエ
ンジン排気量にかかわりなく同一の形状に形成してあ
り、下カバー(5L)の入口側接続部材(7)は、エンジ
ン(3)のシリンダ部分(8)での冷却風流れ方向下手
側に位置する冷却風出口の開口形状に応じて複数種類に
形成してある。そして、使用するエンジンの排気量に応
じた入口側接続部材(7)を選択して、カバー本体
(6)の冷却風流込側端部にスポット溶接することによ
りマフラカバー(5)の下カバー(5L)を一体に形成し
てある。
発電機(2)及びエンジン(3)はパイプフレーム
(1)と一体に形成した基台(9)に傾斜型の防振ゴム
(10)を介して支持されている。この傾斜型の防振ゴム
(10)はクランク軸の軸芯と直交する平面内でゴム本体
(11)が傾斜する姿勢に配置されていることから、クラ
ンク軸の軸芯方向に対してのバネ定数が比較的低く、輸
送時等に慣性力でエンジン(3)及び発電機(2)がパ
イプフレーム(1)に対して軸芯方向に相対移動するこ
とがある。一方エンジン作業機では、連続運転時間を長
く取れるように燃料タンク(4)の容量が大きく、か
つ、装置全体としての外形寸法を小さくしたいという要
請があることから、燃料タンク(4)の底壁部分(12)
を凹陥して、この凹陥部分にエンジン(3)のヘッド部
分を突入させるようにしている。このため、前述のよう
に輸送時での慣性力でエンジン(3)及び発電機(2)
がクランク軸芯方向にパイプフレーム(1)に対して相
対移動すると、エンジン(3)のヘッド部分が燃料タン
ク(4)の底壁部分(12)に干渉して衝突することがあ
る。このため、燃料タンク(4)の底壁部分(12)にゴ
ムや軟質樹脂製の干渉緩和材(13)が張り付けてある。
第2図中、符号(14)はエンジン発電機のコントロール
ボックス、(15)はエンジン(3)のエアクリーナケー
スであり、このコントロールボックス(14)とエアクリ
ーナケース(15)のケース本体部分は同じ金型で形成し
てある。
また、エンジン(3)及び発電機(4)を支持している
防振ゴム(10)は、第4図に示すように、固定板部分
(16)(17)の一端部を折り曲げて形成した略く字状の
上下支持板(18)(19)と、上下支持板(18)(19)の
傾斜板部分(20)(21)間に配置したゴム本体(11)、
及び上側支持板(18)の上面から上向きに、下側支持板
(19)の下面から下向きにそれぞれ突出させた固定用ボ
ルト(22)(23)とで構成してある。そして、この防振
ゴム(10)を基台(9)に固定した際に、ゴム本体(1
1)が上下支持板(18)(19)の一端部に位置すること
になるから、他端部での上下間隔が狭くなる側に撓むこ
とになる。このため、上側の固定用ボルト(22)が垂直
線から傾き、エンジン(3)や発電機(2)の装着作業
がやりにくくなる。このため、本実施例では、その製作
時に固定板部分(16)(17)の他端部での間隔(l1)が
傾斜板導出部分での間隔(l2)よりも大きく(l1>l2
なるように下側支持板(19)を基準にして上側支持板
(18)をあらかじめたわませて形成してある。従って、
下側支持板(19)を基台(9)に固定した際に、上側支
持板(18)が撓んで、上下支持板(18)(19)がほぼ水
平姿勢になり、固定用ボルト(22)が垂直に位置するこ
とになり、エンジン(3)や発電機(2)の装着作業を
容易に行うことができる。
《効果》 本考案では、マフラカバーをカバー本体と入口側接続部
材とで構成し、エンジンの外形寸法に応じた開口断面を
有する入口側接続部材を選択的にカバー本体に固定する
ことにより、エンジンからの冷却風出口とマフラカバー
の冷却風入口との間に生じる隙間を封止するように構成
しているので、マフラカバーの大部分を構成するカバー
本体を複数種類のエンジン作業機に兼用することができ
る。これにより、使用するエンジンの大小にかかわらず
マフラカバーの主要部を一つの金型で形成することがで
き、金型の費用を低減することができるうえ、部品の在
庫管理を容易に行うことができ、製造コストの低減を図
ることができる。
そして、マフラカバー本体とエンジンの冷却風出口とを
エンジンの外形寸法に応じた開口面積を有する入口側接
続部材で接続するようにしているから、エンジンとマフ
ラカバーの接続部分から冷却風が漏れることはなく、マ
フラカバーとしての性能が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はマフラカバーの
下半部分の平面図、第2図はエンジン発電機の側面図、
第3図はエンジン発電機の背面図、第4図は防振ゴムの
正面図である。 2……エンジン作業機(発電機)、3……空冷エンジ
ン、5……マフラカバー、6……(5)のカバー本体、
7……(5)の入口側接続部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空冷エンジン(3)を搭載したエンジン作
    業機(2)に装備した内部通風式のマフラカバーであっ
    て、 マフラカバー(5)をカバー本体(6)と入口側接続部
    材(7)とで構成し、エンジン(3)の外形寸法に応じ
    た開口断面を有する入口側接続部材(7)を選択的にカ
    バー本体(6)に固定することにより、エンジン(3)
    からの冷却風出口とマフラカバーの冷却風入口との間に
    生じる隙間を封止するように構成したエンジン作業機の
    マフラカバー
JP16558388U 1988-12-20 1988-12-20 エンジン作業機のマフラカバー Expired - Fee Related JPH0734170Y2 (ja)

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JPH0285820U JPH0285820U (ja) 1990-07-06
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