JPH0734082B2 - カメラの撮影情報設定装置 - Google Patents

カメラの撮影情報設定装置

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JPH0734082B2
JPH0734082B2 JP60269886A JP26988685A JPH0734082B2 JP H0734082 B2 JPH0734082 B2 JP H0734082B2 JP 60269886 A JP60269886 A JP 60269886A JP 26988685 A JP26988685 A JP 26988685A JP H0734082 B2 JPH0734082 B2 JP H0734082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、カメラの撮影情報設定装置に係り、特に各種
の撮影情報に関するモードを選択するとともに選択され
たモードに関する撮影情報を段階的に変更することので
きるカメラの撮影情報設定装置に関するものである。
(発明の背景) 従来から、各種撮影情報に関するモード、例えば、露出
制御モード,ドライブモード,フィルム感度設定モー
ド,および露出補正モード等をモードキーと呼ばれる操
作部材により選択するとともに、選択されたモードに関
するモード内撮影情報をシフトキーと呼ばれる操作部材
により段階的に変更するようにしたカメラの撮影情報設
定装置が知られている。
この種従来の撮影情報設定装置では、例えばフィルム感
度を設定するには、モードキーを押圧保持したままシフ
トキーを押圧操作してフィルム感度設定モードを設定
し、その後シフトキーを所定回数だけ押圧操作して所望
のISO値を選ぶ必要がある。
しかしながら、このような操作では、シフトキーを1回
押圧操作する度毎に予め定められた1段階だけフィルム
感度等のモード内撮影情報が設定変更されるので、設定
しようとする値が操作前の設定値と大きくかけ離れてい
る場合には、シフトキーの押圧操作を何度も繰り返す必
要があり、操作性が悪かった。
このような問題を解決するため、シフトキーを所定時間
以上継続して押圧し続けた場合に設定値が1段階分ずつ
自動的にシフトアップもしくはシフトダウンすることも
考えられるが、実際にシフトキーを押圧し直す回数が少
なくなり操作の手間が多少改善されるにすぎず、1段階
分刻みで変更するモード内撮影情報を表示パネル等の表
示装置で視認していく必要があり、使い勝手のより一層
の改善が要望されている。
(発明の目的) 本発明は、このような問題点を解消し、例えばシフトキ
ー等から構成される変更手段によるモード内撮影情報を
操作性よく設定変更できるようにしたカメラの撮影情報
設定装置を提供することを目的としている。
(発明の概要) 本発明は、変更手段が所定時間継続して操作されている
ことを判別する判別手段と、前記変更手段の継続操作が
判別されているときに前記複数の設定値の中から予め選
択された特定の設定値以外の設定値をスキップするスキ
ップ手段とを備え、前記特定の設定値以外の設定値のと
きに前記変更手段の継続操作が判別されたときには、ま
ず次段の前記特定の設定値まで進み、その後、前記スキ
ップ手段に従ってスキップすることを特徴とする。
なお、変更手段により複数段階毎に設定変更できる撮影
情報としては、ISO値,撮影可能フィルム駒数,絞り
値,シャッター速度,露出補正値,連続・1駒撮影と駒
速および露出制御モード等がある。
(実施例) −第1の実施例− 第1図は本発明に係る撮影情報設定装置の一実施例を備
えたカメラ1を示す。第1図において11はカメラボディ
本体、12は撮影レンズ、13はグリップ部、14は上カバー
を示し、グリップ部13の上面にはレリーズ釦2が設けら
れ、上カバー14には、変更手段を構成するモードキー群
3と、変更手段を構成するシフトキー群4と、モードキ
ー群3およびシフトキー群4のキー操作により設定され
た撮影情報を表示する液晶等から成る情報表示装置5と
が設けられている。
モードキー群3は、使用フィルムの撮影可能駒数設定モ
ード選択キー(以下、EXキー)31と、使用フィルムの感
度設定モード選択キー(以下、ISOキー)32と、露出補
正設定モード選択キー(以下、+/−キー)33と、露出
制御モード選択キー34(以下、MODEキー)と、連続撮影
および1駒撮影のいずれかを選択するための連続1駒モ
ード選択キー(以下、DRキー)35とを有して成る。すな
わち、これら複数種類の撮影情報モードのいずれかをキ
ー31〜35の操作により選択して設定することができる。
シフトキー群4は、第1図に示す如くレリーズ釦2の近
傍に設けられ、アップ(UP)キー41とダウン(DN)キー
42とを有して成る。
本実施例では各モードキー31〜35とシフトキー群4との
操作により次のようなモード内撮影情報を設定変更でき
る。
EXキー31により撮影駒数設定モードが選択されている場
合には、EXキー31とシフトキー群4の同時操作により、
駒数1から36もしくは、特需用250まで、一駒刻みに駒
数を設定でき、例えば、このようなフィルム駒数の設定
により、不図示のオートリワインド機構により、設定駒
数までの撮影後、直ちにフィルムを巻戻すように構成で
きる。ISOキー32によりフィルム感度設定モードが選択
されている場合には、ISOキー32とシフトキー群4との
同時操作によりISO12から6400まで、1/3EV刻みに設定で
きる。
なお、この実施例ではISO12〜6400までの各値を、 (I)ISO100を基準として1EVづつ増減するA系列: 12,25,50,100,200,400,800,1600,3200,6400 (II)ISO125を基準として1EVづつ増減するB系列: 16,32,64,125,250,500,1000,2000,4000 (III)その他のISO値 C系列: 20,40,80,160,320,640,1250,2500,5000 の3グループに分類している。
また、+/−キー33により露出補正モードが選択されて
いる場合には、+/−キー33とシフトキー群4との同時
操作により、0.5EV刻みで+4EV〜−4EVまで露出補正値
を設定できる。MODEキー34によりプログラム露出制御モ
ードが設定されている場合には、MODEキー34とシフトキ
ー群4との同時操作により、絞り優先モード,シャッタ
ー速度優先モード,標準プログラムモード,高速プログ
ラムモード,低速プログラムモードおよびマニュアルモ
ードのいずれかを設定できる。DRキー35により連続撮影
モードまたは1駒撮影モードが選択され、連続撮影モー
ドが選択されている場合には、DRキー35とシフトキー群
4との同時操作により連続撮影における駒速(1秒間の
レリーズ回数)を設定変更できる。
第2図は、本実施例における撮影情報設定装置の回路構
成を示すブロック図であり、制御回路6は変更手段を構
成する。モードキー群3を構成するEXキー31,ISOキー3
2,+/−キー33,MODEキー34およびDRキー35は、スキッ
プ手段を構成するスキップ回路66を介してそれぞれ対応
するEXカウンタ61,ISOカウンタ62,+/−カウンタ63,MO
DEカウンタ64およびDRカウンタ65に接続されている。こ
こで、スキップ回路66と各カウンタとは双方向に接続さ
れている。
アップキー41およびダウンキー42から成るシフトキー群
4もスキップ回路66を介して、EXカウナタ61,DRカウン
タ62,+/−カウンタ63,MODEカウンタ64およびDRカウン
タ65と接続されている。そして各カウンタは、表示装置
5が接続されている表示切替回路7に接続され、露出制
御用のMODEカウンタ64,+/−カウンタ63およびISOカウ
ンタ62は、測光回路9および露出制御回路10が接続され
ている演算回路8に接続されている。
EXカウンタ61,ISOカウンタ62および+/−カウンタ63は
入力されるカウンタ制御信号に従って、0〜所定値まで
をカウンタできるように構成され、各カウンタ値がフィ
ルム駒数、フィルム感度および露出補正値を示す種々の
値に割り当てられている。
MODEカウンタ64はリングカウンタで構成され、例えば0
〜5を繰返してカウントでき、露出制御モードを構成す
る上述の絞り優先モード,シャッター速度優先モード,
標準プログラムモード,高速プログラムモード,および
マニュアルモードが例えばカウンタ値0〜5に対応して
割り当てられている。また、DRカウンタ65もリングカウ
ンタで構成されている。
スキップ手段を構成するスキップ回路66は例えばCPUで
構成でき、この回路66は、シフトキー群3と、モードキ
ー群4と、各カウンタ61〜65とからの入力信号を受け、
それらの信号に応じたカウンタ制御信号をカウンタ61〜
65に出力する。すなわち、スキップ回路66は、シフトキ
ー群4からの入力信号が所定時間継続的に入力されてい
るかを判断し、後述するスキップ機能を働かせるか否か
を決定する。そして、スキップ機能を働かせる場合に
は、カウンタ61〜65からのカウント値、すなわち設定値
情報に基づき、後で詳述するように所定のカウンタ制御
信号を出力して各カウンタを複数段ずつ歩進させること
ができる。スキップ機能が働いていない場合には、アッ
プキー41が操作されたときには各カウンタを「+1」だ
け歩進させるカウンタ制御信号(「+1」歩進信号と称
する)が、ダウンキー42が操作されたときには各カウン
タを「−1」だけ歩進させるカウンタ制御信号(「−
1」歩進信号と称する)がステップ回路66からカウンタ
61〜65に出力されて、カウンタのカウント値が1づつ増
減し、これにより各モード内撮影情報を1段階づつ設定
変更できる。フィルム感度設定モードにおいては、カウ
ンタ62が±1変化する毎に1/3EVごとISO設定値が変化す
る。
測光回路9は、被写体輝度に応じた測光出力をA/D変換
して演算回路8へ出力する。演算回路8はISOカウンタ6
2,+/−カウンタ63およびMODEカウンタ64からのカウン
ト信号と測光回路69からの測光出力信号とを入力とし、
設定された露出モードに応じたシャッター速度および絞
り値の露出情報を演算して表示切替回路7および露出制
御回路10へ出力する。露出制御回路10は、演算回路68か
らの露出情報および選択された露出モードに応じて所定
の露出制御を行ない、周知の通り、シャッターおよび絞
りを電磁手段により制御する。表示切替回路7はカウン
タ61〜65からのカウント信号と演算回路8からの露出情
報を入力とし、上記各種の撮影情報を切替え選択する。
表示装置5は、表示用デコーダー,ドライバー、および
視認可能な液晶または発光ダイオード等の表示素子で構
成されており、表示切替回路7により選択された露出情
報を点灯または点滅して表示する。本実施例では、例え
ば第3図に示すように表示部51および52を有し、表示部
51にはモードキー群3の操作に応じた撮影情報モード、
例えばISOキー62が操作されていれば、第3図のように
「ISO」が表示される。また、表示部52には、設定され
た撮影情報モード内のモード内撮影情報、例えばフィル
ム感度設定モードであればISO値を表わす数値「100」が
第3図に示すように表示される。
再び第2図を参照するに、67はメモリを示し、メモリ67
には、後述する撮影情報設定制御用の処理手順やプログ
ラム露出制御用のプログラム線図等が予め書き込まれて
いる。
第4図に示すフローチャートに基づいて本実施例のスキ
ップ回路66の動作をフィルム感度設定モードを例にして
説明する。
電源投入によりこのフローチャートが起動されると、ス
テップS1で制御回路を構成する各要素が初期化される。
表示装置5はこの初期化により、撮影枚数、撮影可能駒
数、標準プログラムモードを示すシンボルマーク、連続
撮影または1駒撮影の設定を示すシンボルマークおよび
露出補正の有無を示すシンボルマーク等が表示される。
ステップS2においては、ISOキー32がオンしているか否
かを判定し、否定されると不図示のステップへ進んで他
のモードキーの状態をチェックする。肯定判定されると
ステップS3に進み、シフトキー群4がオンしているか否
かを判定する。否定されるとステップS2に戻り、肯定さ
れるとステップS4に進み、シフトキー群4のアップキー
41またはダウンキー42が継続してオンしているか否かを
判定する。否定判定されるとステップS5に進み、アップ
キー41がオンしているか否かを判定し、ステップS5が肯
定判定されるとステップS6において、カウンタ制御信号
によりISOカウンタ62を「+1」だけ歩進すべく、メモ
リCPに「+1」を格納し、ステップS5で否定判定される
とステップS7において、ISOカウンタ62を「−1」だけ
歩進すべく、メモリCPに「−1」を格納する。しかし
て、ステップS8では、メモリCPの値が「+1」の場合に
はISOカウンタ62に「+1」歩進信号を供給し、「−
1」の場合には「−1」歩進信号を供給する。
ステップS4で肯定判定されるとステップS9に進み、既に
設定されているISO値がA系列の数値であるか否かを判
定する。肯定判定されるとステップS10に進み、アップ
キー41がオンしているか否かを判定し、ステップS10が
肯定判定されるとステップS11においてメモリCPに「+
3」を格納し、否定判定されるとステップS12におい
て、メモリCPに「−3」を格納する。これにより、ステ
ップS8においては、メモリCPに「+3」が格納されてい
るときにはISOカウンタ62を「+3」だけ歩進させる
「+3」歩進信号を出力する一方、メモリCPに「−3」
が格納されているときにはISOカウンタ62を「−3」だ
け歩進させる「−3」歩進信号を出力する。従ってISO
カウンタ62のカウンタ値が示すISO値はA系列内で1EVず
つ増減することになる。
一方、ステップS9が否定判定されるとステップS13に進
み、既に設定されているISO値がB系列の数値であるか
否かを判定する。肯定判定されるとステップS14におい
て、アップキー41がオンしているか否かを判定する。肯
定判定されるとステップS15においてメモリCPに「+
2」を格納し、否定判定されるとメモリCPに「−1」を
格納する。これにより、ステップS8においては、メモリ
CPに「+2」が格納されているときにはISOカウンタ62
を「+2」だけ歩進させる「+2」歩進信号を出力する
一方、メモリCPに「−1」が格納されているときにはIS
Oカウンタ62を「−1」だけ歩進させる「−1」歩進信
号を出力する。従って、ISOカウンタ62のカウント値が
示すISO値は、アップキーおよびダウンキーの操作のい
ずれの場合もB系列からA系列に設定変更される。
また、ステップS13で否定判定されるとステップS17に進
み、アップキー41がオンしているか否かを判定する。肯
定判定されるとステップS18で、メモリCPに「+1」を
格納し、否定判定されるとステップS19でメモリCPに
「−2」を格納する。これにより、ステップS8において
は、上述したと同様にカウンタ制御信号として「+1」
歩進信号または「−2」歩進信号を出力する。従ってIS
Oカウンタ62のカウント値が示すISO値は、アップキーお
よびダウンキー操作のいずれの場合もC系列からA系列
に設定変更される。
第4図に示した処理手順に基づいて具体例について説明
すると、まず、電源投入時には、初期化により上述の如
く表示がなされるが、ISOキー32の押圧により、第5図
(a)に示す表示内容となる。すなわち、モードキー群
3の操作により設定選択されたモードを示す表示部51に
は、フィルム感度設定モードであることを表わす“ISO"
が表示され、設定選択されたモードにおけるモード内撮
影情報としての設定値を示す表示部52には、初期設定IS
O値である「100」が表示される。
次いで、設定値をISO50に設定変更したい場合には、シ
フトキー群4のダウンキー42を継続的に押圧すると、上
記ステップS4,S9,S10,S12およびS8を経てISO値「80」お
よび「64」を飛び越してISO50が第5図に(b)に示す
ように表示される。更に、ダウンキー42を押し続ける
と、25→12のように1EV刻みでISO値が変更される。
第5図(a)の状態でアップキー41を継続して押圧する
と、上記ステップS4,S9,S10,S11およびS8を経てISO値
「125」および「160」をスキップしてISO200が第5図
(c)に示すように表示される。更にアップキー41を押
し続けると、同様のスキップ機能により、400→800→16
00→3200→6400のように、1EV刻みで段階的にISO値が設
定変更される。
但し、シフトキー群4を継続的に押圧しない場合は、ス
テップS1〜S8を経て、従来と同様に、ISO値が一設定段
階分、本例では1/3EVずつアップもしくはダウンする。
第6図(b)および第6図(c)は、それぞれISO100か
らダウンキー42またはアップキー41を一回押圧した場合
の表示例をそれぞれ示している。また、例えば、第6図
(b)および(c)で示す状態からダウンキー42を継続
的に押圧すると、スキップ機能により、第5図(b)の
ようにA系列のISO値を示し、第6図(c)の状態から
アップキー41を継続して押圧すると、第5図(c)のよ
うにA系列のISO値を示すようにそれぞれスキップす
る。
第7図(a)に示すISO値125をISO値400に設定変更する
場合を例にして更に具体的に説明する。ISOキー32を押
圧保持しながらアップキー41を継続して押圧すると、ス
キップ回路66は、ISOカウンタ62からISO値125を示すカ
ウント信号と、ISOキーがオンしていることを示す信号
と、アップキー41が継続して押圧されていることを示す
信号を受けて「+2」歩進信号を出力する。このカウン
タ制御信号によりカウンタ62のカウント値は+2だけ歩
進、すなわち2/3EV相当だけ増加して表示装置5にまず
「200」が表示される(第7図(b)参照)。更に、ア
ップキー41を継続押圧し続けると、スキップ回路66は、
アップキー41が継続して押圧されていることおよび、設
定ISO値が200であるという情報を受けて「+3」歩進信
号を出力する。このカウンタ制御信号により、カウンタ
62のカウント値は+3だけ歩進、すなわち1EV相当だけ
増加して所望のISO値「400」が第7図(c)に示すよう
に表示装置5の表示部52に表示される。
すなわち、いかなる表示設定値においてもシフトキーの
継続的押圧によりISO100を基点とした1EV刻みのA系列
表示にスキップアップもしくはスキップダウンされる。
また以上の説明では、フィルム感度設定モードにおける
飛び越し設定値を、ISO100を基点とした1EV刻みのA系
列の値としたが、市販されている慣用フィルムISO値、
例えば“32,64,100,125,200,400,1000および1600"を飛
び越し設定値としてもよい。
また以上ではフィルム感度設定モードにおけるISO値表
示のスキップについて詳細に述べたが、撮影可能駒数設
定モードにおける駒数表示をスキップさせてもよい。す
なわち、電源投入時には、初期設定駒数あるいは、カメ
ラ本体内にメモリされている設定駒数が表示され、それ
を設定変更する場合、モードキー群3のEXキー31とシフ
トキー群4を継続的に押圧するとスキップアップまたは
スキップダウン表示され、例えば慣用フィルム撮影可能
駒数である“12,20,24,36"の4種の駒数刻みでスキップ
が起こる。
また、露出補正設定モードで補正値をスキップさせても
よく、シフトキー群4の一回の押圧操作で1/3EVずつ補
正する場合に、シフトキー群4の継続した押圧で1EV刻
みの加算もしくは減算設定させるようにできる。
更に、露出制御モードでは、シャッター速度優先S,絞り
優先A,マニュアルM,標準プログラムPおよび2種の変則
プログラムP1,P2を有するカメラでは、シフトキー群4
の継続した押圧により変則プログラムP1およびP2をスキ
ップして、SAMPを随時繰り返して表示設定す
るようにできる。
更にまた、ドライブモードでは、シフトキー群4の1回
の押圧操作により1駒撮影S,連続撮影Cおよび駒数(1
秒間のレリーズ回数)を順次に設定変更する場合、駒速
の設定をスキップさせてCSを随時繰り返して表示設
定するようにできる。
なお、上述の説明では、押圧操作によりオン・オフされ
るモードキーおよびシフトキーを用いた場合について説
明したが、変更手段を構成するこれらの操作部材は、周
知のスライド式切替レバースイッチやダイヤルスイッチ
等、種々の形態のスイッチング操作部材を用いることが
できる。
また以上の説明では、シフトキーを継続して押圧操作し
たときにモード内情報がスキップするようにしたが、シ
フトキーとは別設のスキップキーやスキップレバーを単
に操作して上述したスキップ機能を得てもよい。
更に、スキップさせるモード内情報は、上述したものに
限られるものではなく、絞り優先モードにおける絞り値
やシャッター速度優先モードにおけるシャッター速度
値、あるいはフィルム反射光測光式カメラにおけるフィ
ルム反射率や測光方式の如何を問わず、フィルム種類に
よるラチチュード等をスキップさせるように構成しても
よい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、シフトキー等で構成され
る変更手段が継続して操作されると、複数の設定値の中
から予め選択された特定の設定値以外の設定値をスキッ
プさせるようにしたため、撮影情報の設定が迅速かつ簡
易に行える。また、変更手段が継続操作されたときに特
定の設定値以外の設定値が設定されている場合には、次
段の特定の設定値まで進み、その後特定の設定値以外の
設定値をスキップするようにしたため、例えば常用でな
い値を誤って設定するおそれがなくなる。なお、スキッ
プする際には、慣用されている設定値や撮影情報、例え
ば、フィルム駒数であれば“12,20,24,36"のようにスキ
ップすればより一層使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における撮影情報設定装置の一実施例を
備えたカメラの斜視図、第2図は本発明の一実施例にお
ける制御回路を示すブロック図、第3図はその表示装置
の一例を示す図、第4図は本発明の一実施例における処
理手順を示すフローチャート、第5図(a),(b),
(c)〜第7図(a),(b),(c)は本発明の一実
施例における表示装置の表示内容を示すそれぞれ説明図
である。 1:カメラ、2:レリーズ釦 3:モードキー群、4:シフトキー群 5:情報表示装置、6:制御回路 31〜35:モードキー、41:アップキー 42:ダウンキー、61〜65:カウンタ 66:スキップ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影情報の複数の設定値の変更を行うため
    の変更手段を有し、該変更手段の操作により1段階ずつ
    設定値を変化せしめるようにしたカメラの撮影情報設定
    装置において、 前記変更手段が所定時間継続して操作されていることを
    判別する判別手段と、 前記変更手段の継続操作が判別されたときに、前記複数
    の設定値の中から予め選択された特定の設定値以外の設
    定値をスキップするスキップ手段とを備え、 前記特定の設定値以外の設定値のときに前記変更手段の
    継続操作が判別されたときには、まず次段の前記特定の
    設定値まで進み、その後、前記スキップ手段に従ってス
    キップすることを特徴とするカメラの撮影情報設定装
    置。
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