JPH0733731Y2 - 床敷きマット用ブラシ状素材 - Google Patents

床敷きマット用ブラシ状素材

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JPH0733731Y2
JPH0733731Y2 JP1990083798U JP8379890U JPH0733731Y2 JP H0733731 Y2 JPH0733731 Y2 JP H0733731Y2 JP 1990083798 U JP1990083798 U JP 1990083798U JP 8379890 U JP8379890 U JP 8379890U JP H0733731 Y2 JPH0733731 Y2 JP H0733731Y2
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JP
Japan
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holder
brush
sheet
synthetic fiber
mat
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JP1990083798U
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JPH0441363U (ja
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正治 寺本
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Teramoto Corp Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、建物の玄関またはフロアや通路などに敷いて
使用される床敷きマットを構成するためのブラシ状素材
に関するものである。
{従来の技術} 建物の玄関またはフロアや通路などに敷いて使用される
床敷きマットにおいて、例えば、実公昭54-21150号公報
に開示されたものが知られている。
このマットは、二つ折りにした合成繊維の折曲部を、断
面凹形状の金属板で形成されたホルダ内に挿入し、かつ
ホルダの相対した対向壁を合成繊維の方に加圧して、ホ
ルダに合成繊維を固定してなるブラシ状素材を、断面凹
形状のプラスチック製カバーに挿入する。そして、複数
のプラスチック製カバーの各端部の側面を順次に重ね、
かつこれらの重ね部に軸材を挿入してプラスチック製カ
バーと共にブラシ状素材を連結して形成されたものであ
る。
実公昭55-23486号公報に開示されたマットも知られてい
る。このマットは、前記実公昭54-21150号公報に開示さ
れたブラシ状素材を、ジグザグ状に折曲して並べて、そ
の各接触部を連結部材で連結して構成されたものであ
る。
実開平2-59768号公報に開示されたマットも知られてい
る。このマットは、ベースプレートに複数形成された凹
溝のそれぞれに、前記実公昭54-21150号公報に開示され
たブラシ状素材をはめ込み固定してなるものである。
{考案が解決しようとする課題} 前記従来の各マットは、ブラシ状素材を並べて構成され
たものであって、例えば、はきものの付着物を除去する
ことに対しては、前記ブラシ状の合成繊維が比較的有効
に作用する。
しかし、金属製ホルダで支持されて、それから突出した
合成繊維は比較的短くて、はきもので踏まれた場合、そ
の荷重で合成繊維はほぼ全長でわん曲する。しかも、金
属製ホルダの対向壁に接した、または近くの合成繊維
は、そのわん曲方向側が開放されているから基部から折
曲するようになる。そして、ホルダの対向壁の各端縁に
はエッジが生じており、かつホルダに挿入した合成繊維
を固定するために、対向壁を合成繊維の方に加圧したと
きに、前記各エッジも合成繊維に接して合成繊維を加圧
するから、エッジで合成繊維にきずを付けるようなこと
も生じている。
したがって、合成繊維が踏まれてわん曲することを反復
することによって、ホルダ対向壁のエッジに反復して接
した合成繊維が、その基部から比較的短期間に切れるこ
とが多い。このようにホルダの対向壁に接した合成繊維
が切断すると、その内側の合成繊維が基部から折曲さ
れ、かつ合成繊維の量が少なくなるから、その部分の合
成繊維が切れたり、塑性変形してブラシとしての作用を
奏しなくなる問題がある。
本考案は、上記のようにな課題を解決するものであっ
て、前記ホルダの対向壁による合成繊維の切断を防ぐこ
とが可能な床敷きマット用ブラシ状素材をうることを目
的とするものである。
{課題を解決するための手段} 本考案の床敷きマット用ブラシ状素材は、前記床敷きマ
ット用ブラシ状素材において、前記ホルダの各対向壁と
合成合成繊維との間に柔軟性を有するシートを介在さ
せ、かつ前記シートを前記各対向壁の端縁とほぼ同じ高
さ、または対向壁から外方に突出させたことを特徴とす
る。
前記柔軟性を有するシートとしては、軟質プラスチック
または柔軟性を有するゴムからなるシート、合成または
天然の合成繊維からなる不織布や織布を使用する。。
{作用} この床敷きマット用ブラシ状素材は、ホルダ内のほぼ全
面に重ねて柔軟性を有するシートを挿入し、かつこのシ
ート内部に合成繊維の端部を挿入し、ホルダの各対向壁
を加圧して合成繊維と共にシートをホルダに固定するも
のである。すなわち、ホルダの対向壁による合成繊維の
加圧は柔軟性を有するシートを介して行われるから、前
記対向壁のエッジで合成繊維にきずを付けることをシー
トがその柔軟性で防止する。また、合成繊維が踏まれて
合成繊維がわん曲した場合に、合成繊維がホルダ対向壁
のエッジに直接接触して合成繊維にきずが付くようなこ
とをシートの柔軟性で防止する。
{実施例} 本考案の床敷きマット用ブラシ状素材の第1実施例を第
1〜3図について説明する。
第1〜3図において、1は断面凹形状に形成された金属
板からなるホルダ、2a,2bはホルダ1の対向壁、3はホ
ルダ1の内面全体に重ねて、その内部に挿入された軟質
プラスチックからなるシートで、このシート3の各端縁
は、前記対向壁2a,2bからやや突出している。4は合成
繊維で、これが二つ折りにされて、その折曲側端部が前
記シート3を介してホルダ1内に挿入されている。そし
て、対向壁2a,2bをシート3を介して合成繊維4の方に
加圧し合成繊維4をホルダ1に固定して、ブラシ状素材
5が形成されている。
6はプラスチックで断面凹形状に形成されたカバーで、
これに前記ブラシ状素材5のホルダ1側を挿入固定して
いる(第3図参照)。そして、第2図に示したように、
カバー6の端部を順次に重ね、かつその各端部に連結線
材7を挿通して、カバー6を介してブラシ状素材5を連
結してマット8が構成されている。
このマット8を構成したブラシ状素材5は、ホルダ1と
合成繊維4との間に軟質プラスチックからなるシート3
を介在させているから、ホルダ1に合成繊維4を固定す
るために、ホルダ1の対向壁2a,2bを加圧した場合に、
対向壁2a,2bの各内面側上端のエッジが合成繊維4に接
してきずを付けるようなことをシート3が防止する。そ
して、はきもので踏まれて合成繊維4がわん曲した場合
において、対向壁2a,2bの近くに位置した合成繊維4が
基部から折曲しても、それはシート3に接触して合成繊
維4に対する外力をシート3が吸収緩和する。このよう
に、対向壁2a,2bの各内面側上端のエッジには合成繊維
3は接触しないから、前記エッジのために合成繊維4に
きずが付くなどして、それが切断することを防止でき
る。
また、シート3をやや厚くして、その端部を対向壁2a,2
bから突出させておけば、対向壁2a,2bの近くの合成繊維
4をシート3の弾力で支承して円弧状にわん曲させ、合
成繊維4が直角状などに折曲されることをなくすること
が可能であるから、合成繊維4が切断することをより確
実に防ぐことができ、マット8の寿命を長くすることに
寄与することができる。
第4図は第2実施例を示すものである。
この実施例では、金属板で形成された断面凹形状のホル
ダ1内に、合成繊維4の端部に重ねて挿入された軟質プ
ラスチックからなるシート3の端部を、ホルダ1の対向
壁2a,2bの上端にほぼ一致させて、ブラシ状素材5が構
成されている。
このブラシ状素材5も、そのホルダ1に合成繊維4を固
定するために、対向壁2a,2bを加圧したときに、そのエ
ッジが合成繊維4に直接に接触することをシート3で防
ぐことができる。シート3をやや厚くすれば、対向壁2
a,2bのエッジに合成繊維4が直接に接触することをより
容易に防ぐことができる。
そして、このブラシ状素材5でマットを構成すれば、合
成繊維4が踏まれてわん曲したときに、それが対向壁2
a,2bのエッジに直接に接触することをシート3が防ぐか
ら、対向壁2a,2bのエッジに合成繊維4が接触を反復す
ることによる、合成繊維4の切断をなくすることができ
る。
第5図は第3実施例を示すものである。
この実施例では、金属板で断面凹形状に形成されたホル
ダ1の内面に軟質プラスチックを塗布してシート3が形
成されている。他の構成は前記第1実施例と同じである
から、同符号を付して示した。このブラシ状素材5も、
ホルダ1の対向壁2a,2bのエッジによる合成繊維4の切
断を、前記第1〜2実施例と同様に防ぐことができる。
なお、前記各ブラシ状素材5によるマットの構成手段に
ついては、前記実公昭55-23486号公報や実開平2-59768
号公報に開示された、従来のマットの構成を使用するな
ど任意である。
{考案の効果} 本考案の床敷きマット用ブラシ状素材は、上記のよう
に、金属板からなる断面凹形状のホルダの内面と、それ
に挿入固定された合成繊維の端部との間に軟質プラスチ
ックなどからなる柔軟性を有するシートを介在させてお
り、かつこのシートは、ホルダの各対向壁の上端とほぼ
同じ高さ、または対向壁からその上方に突出させたもの
である。
したがって、ホルダに挿通した合成繊維を固定するため
に、ホルダの各対向を加圧したときに、その内面側エッ
ジが合成繊維に接して、合成繊維にきずを付けるような
ことを前記シートで防ぐことで可能である。
また、このブラシ状素材でマットを構成し、合成繊維が
はきもので踏まれてわん曲した場合にも、前記各対向壁
のエッジに合成繊維が接することをシートが防ぐから、
合成繊維が踏まれてわん曲し、それが前記エッジに反復
して接触することによる合成繊維の切断を防ぐことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示し、第1図は斜視
断面図、第2図はマットの平面図、第3図はブラシ状素
材の断面図、第4図は第2実施例の断面図、第5図は第
3実施例の弾性変形路面図である。 1:ホルダ、2a,2b:対向壁、3:シート、4:合成繊維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面凹形状の金属製ホルダ内に合成繊維の
    端部が挿入され、かつホルダの対向壁を合成繊維の方に
    加圧して、ホルダに合成繊維を固定してなる床敷きマッ
    ト用ブラシ状素材において、前記ホルダの各対向壁と合
    成合成繊維との間に柔軟性を有するシートを介在させ、
    かつ前記シートを前記各対向壁の端縁とほぼ同じ高さ、
    または対向壁から外方に突出させたことを特徴とする床
    敷きマット用ブラシ状素材。
JP1990083798U 1990-08-07 1990-08-07 床敷きマット用ブラシ状素材 Expired - Lifetime JPH0733731Y2 (ja)

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JP1990083798U JPH0733731Y2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 床敷きマット用ブラシ状素材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0441363U JPH0441363U (ja) 1992-04-08
JPH0733731Y2 true JPH0733731Y2 (ja) 1995-08-02

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JP1990083798U Expired - Lifetime JPH0733731Y2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 床敷きマット用ブラシ状素材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5421150Y2 (ja) * 1976-03-09 1979-07-27

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JPH0441363U (ja) 1992-04-08

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