JPH0425109Y2 - - Google Patents

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JPH0425109Y2
JPH0425109Y2 JP1986148457U JP14845786U JPH0425109Y2 JP H0425109 Y2 JPH0425109 Y2 JP H0425109Y2 JP 1986148457 U JP1986148457 U JP 1986148457U JP 14845786 U JP14845786 U JP 14845786U JP H0425109 Y2 JPH0425109 Y2 JP H0425109Y2
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【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} この考案は、建物の玄関や部屋の入口などで使
用されるくつぬぐいマツトに関するものである。
{従来の技術} 建物の玄関や部屋の入口で使用されるくつぬぐ
いマツトとして、例えば実公昭49−9486号公報に
開示されたものが知られている。このマツトは織
物状のベース部材のほぼ全面に繊維を立植して構
成され、建物の玄関や部屋の入口などに敷いて使
用されるものである。
また、実公昭48−25864号公報に開示されたマ
ツトも知られている。このマツトは、合成樹脂製
のシート状ベース部材の表面全体に針状の突出部
を密植状態に一体に設けたものである。
さらに、実公昭47−31652号公報に開示された
くつぬぐいマツトも知られている。このマツト
は、合成樹脂製のシート状ベース部材に一体に針
状の突出部を密植状態に設けるとともに、それら
の間に丸棒状の支承用突部を、前記針状突出部よ
りも短くして点在させたものである。
{考案が解決しようとする問題点} 上記実公昭49−9486号公報及び実公昭48−
25864号公報に開示された各マツトは、ベース部
材のほぼ全面に繊維または針状突出部を密に設け
ているから、くつその他のはきものの底部に付着
した土その他の付着物を除く目的はほぼ十分に達
することができる。
しかし、近時道路の横断場所や階段その他のよ
うに、歩行時において注意を要する場所を歩行者
に告知したり、必要な場所に人を誘導するなどの
目的のために点状や線状などの突出部を設けたタ
イルが通路などにかなり多く敷設されている。こ
のガイド用タイルは、歩行者がはきものを介して
踏んだときに、前記突出部を歩行者が足で感じる
ことで、そこが注意を要する場所であること、ま
たは進行方向であることを知るものである。
このようなガイド用タイルが、例えば建物の玄
関などにわたつて敷設されている場合において、
その玄関に前記のようなマツトを敷くと、このマ
ツトで前記ガイドタイルが被覆され、前記突出部
が足に感じなくなつて、タイルの存在価値がなく
なる。とくに、目が不自由な人の場合には前記タ
イルが案内になるが、それが突然になくなり戸惑
いを感じる状態になる問題がある。
なお、前記実公昭47−31652号公報に開示され
たマツトには棒状の支承用突部が点在している
が、これらは針状突出部が踏まれれたとき、その
荷重で針状突出部がその基部から折れ曲り、元の
状態に復しなくなることを防ぐものであつて、針
状突出部よりも低くかつ小さいから、それをはき
ものを介して踏んでも、針状突出部のために支承
用突部は踏んだ人にはほとんど感じられず、この
支承用突部に前記ガイド用タイルの役目を果たさ
せることは不可能である。
この考案は、上記のような問題を解決するもの
であつて、前記ガイド用タイルが設けられた場所
に敷いた場合に、タイルの突出部に連続して突出
部を配置することが可能なくつぬぐいマツトをう
ることを目的とするものである。
{問題を解決するための手段} この考案のくつぬぐいマツトは、ベース部材の
表面に繊維または針状突出部などを設けてなるく
つぬぐいマツトにおいて、前記ベース部材に繊維
または針状突出部などによるくつぬぐいマツト部
がない部分が設けられ、かつシートの表面のほぼ
全面にわたつて、踏まれた場合に踏んだ人の足に
感じられる間隔、高さに複数の凸部を突設してな
る凸部部材が、前記くつぬぐい部がないベース部
材の部分に重ねて取付けられたことを特徴とす
る。
{作用} この考案のくつぬぐいマツトは、前記ガイド用
タイルにほぼ連続して、またはその上に重ねると
ともに、ベース部材に設けた凸部をタイルの突出
部にほぼ連続させて敷くものであつて、前記凸部
がタイルの突出部のガイドの作用を果たすもので
ある。したがつて、くつぬぐいマツトの凸部のた
めに、歩行者は前記タイルの突出部が連続して設
けられていると感じ、タイルの突出部がなくなつ
たことによる戸惑いをなくする。そして、凸部の
側部の繊維や針状突出部などで構成したくつぬぐ
い部で、くつなどのはきものの底をぬぐうもので
ある。
{実施例} この考案の靴ぬぐいマツトの実施例を第1〜3
図について説明する。
第1〜3図において、1は織物またはゴム、合
成樹脂などでシート状に形成されたベース部材
で、その表面両側部に繊維や針状突出部を立植し
たくつぬぐい部2a,2bを設けてくつぬぐいマ
ツトAが構成されている。
3はくつぬぐい部2a,2b間に、前記繊維や
針状突出部を設けることなく構成したベース部材
1における表出部、4は表出部3に分離可能に取
付けたゴムまたは合成樹脂製の凸部部材で、シー
ト5の表面に凸部6を複数個設け構成されてい
る。この凸部部材4は、そのシート5の裏面に接
着または熱溶着などで取付けた面フアスナ7aと
表出部3に接着または熱溶着などで取付けた、前
記面フアスナ7aと対になる面フアスナ7bとの
係合で表出部3に取付けられている。(第2図参
照) 前記凸部6は、それらがはきものを介して踏ま
れたときに、それが歩行者に感じられる間隔、高
さに設けられている。そして、凸部6は円錐台形
のものを示しているが、球面状または長円形など
のようにやや長い線状にするなど任意であつて、
その形状は、前記のように踏んだときに、それを
足に感じることが可能に設ければよい。
くつぬぐいマツトAは、例えば織物(図示省
略)にくつぬぐい部2a,2bを構成するために
繊維を織り込み、かつ前記織物の裏面にゴムまた
は合成樹脂などをバツキング材として展着してベ
ース部材1を形成したもの、またはベース部材1
とくつぬぐい部2a,2bの全体を合成樹脂で一
体に形成したもの、さらにはベース部材1を構成
する素材の片面に、くつぬぐい部2a,2bとし
ての繊維を電気植毛したものなどの任意の構成の
ものを使用することが可能である。
上記のくつぬぐいマツトAは、第3図に示した
ように、通路に敷設されたタイルbの突出部cに
凸部6がほぼ連続するようにして敷くものであ
る。したがつて、くつぬぐいマツトによつてタイ
ルbの突出部cが突然になくなることによる戸惑
いをなくして、歩行者を注意を要する場所や進行
方向に導くことができる。
そして、くつぬぐい部2a,2bを洗浄するよ
うな場合において、凸部部材4を除きたいとき
は、面フアスナ7a,7bを分離することによつ
て、その目的を容易に達することが可能であつ
て、くつぬぐい部2a,2bの洗浄などを容易に
行なうことができる。分離した凸部部材4の取付
けは、前記面フアスナ7a,7bを互いに重ね、
それらをやや加圧して係合させる。
第4図は、ベース部材1に対する凸部部材4の
取付け手段の他の実施例を示すものである。
第4図において、10はベース部材1の表出部
3に設けた取付孔、11は凸部部材4の裏面に突
設した係止ピンで、この係止ピン11を前記取付
孔10に挿入し、かつ係止ピン11のの先端周囲
に設けた係止突部12を取付孔10の口縁に係止
して、凸部部材4をベース部材1に分離可能に取
付けている。他の構成は、前記第1〜3図に示し
た実施例と同じであるから、同符号を付して詳細
な説明を省略する。
この実施例においては、ベース部材1として、
例えば、実公昭53−51630号公報に開示されたよ
うに、合成樹脂製などの網目状に多数の孔を設け
たものを使用した場合は、その貫通孔を取付孔1
0として使用することができる。
なお、前記取付孔10を凸部部材4のシート5
に設け、係止ピン11をベース部材1に設けるこ
とも可能である。
前記各実施例で示したように、ベース部材1に
対して凸部部材4を分離可能に取付けておけば、
くつぬぐい部2a,2bの洗浄またはくつぬぐい
部2a,2bや凸部6のいずれか一方が摩耗した
ような場合の交換に対して適するが、凸部部材4
はベース部材1に接着または熱溶着などで固着す
ることも可能である。
そして、ベース部材1に対する凸部部材4の取
付け位置は任意であつて、ベース部材1の一方の
端部に取付けることもできる。
第5図はくつぬぐいマツトAを、さらにゴムや
合成樹脂などで構成した支持ベース13に重ねる
ようにしたものである。
この支持ベース13は、くつぬぐいマツトAの
全体を重ねることが可能な大きさのシート状に形
成され、かつその上面周囲に突条14を設けたも
のであつて、この突条14内にくつぬぐいマツト
Aをはめ込むことによつて、くつぬぐいマツトA
を保護して、その端部などがまくれるようなこと
も防ぐようにしている。他の構成は、第1〜3図
に示した実施例と同じであるから同符号を付し
た。
{考案の効果} この考案のくつぬぐいマツトは、上記のよう
に、シートの表面に複数の凸部を突設してなる凸
部部材を、ベース部材に繊維または針条突出部な
どによるくつぬぐい部がない部分に重ねて、ベー
ス部材に取付けたものである。
したがつて、建物の玄関や部屋の入口などに、
表面に突出部を設けた前記ガイド用タイルがすで
に敷設されている場合には、その突出部に凸部が
ほぼ連続するようにしてこのくつぬぐいマツトを
敷けば、くつぬぐいマツトのために、前記ガイド
用タイルの突出部を踏んでも、それが足に感じら
れなくて、目の不自由な人にとまどいを感じさせ
るようなことをなくして、その場所をくつぬぐい
マツトの凸部によつて歩行者に確実に告知するこ
とが可能である。
また、前記ガイド用タイルが敷設されていない
場所に、このくつぬぐいマツトを敷けば、その凸
部によつてその場所を歩行者に告知することがで
き、目の不自由な人によるその場所の確認を容易
にすることに対して寄与することができる。
そして、前記凸部を突設した凸部部材は、くつ
ぬぐい部がないベース部材の部分に重ねて取付け
ているから、ベース部材に対して安定よく取付け
ることができ、かつ凸部部材を任意の色、形状に
することが可能であるから、体裁をよくすること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案の実施例を示し、第1図
は斜視図、第2図はベース部材から凸部部材を分
離した状態の正面図、第3図は使用状態の平面
図、第4図と第5図はそれぞれ異なつた実施例の
断面図である。 1……ベース部材、2a,2b……くつぬぐい
部、3……表出部、4……凸部部材、5……シー
ト、6……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース部材の表面に繊維または針状突出部など
    を設けてなるくつぬぐいマツトにおいて、前記ベ
    ース部材に繊維または針状突出部などによるくつ
    ぬぐい部がない部分が設けられ、かつシートの表
    面のほぼ全面にわたつて、踏まれた場合に踏んだ
    人の足に感じられる間隔、高さに複数の凸部を突
    設してなる凸部部材が、前記くつぬぐい部がない
    ベース部材の部分に重ねて取付けられたことを特
    徴とするくつぬぐいマツト。
JP1986148457U 1986-09-27 1986-09-27 Expired JPH0425109Y2 (ja)

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JP1986148457U JPH0425109Y2 (ja) 1986-09-27 1986-09-27

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JPS57196466U (ja) * 1981-06-08 1982-12-13

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