JPH07336886A - セイフティ電源システムのための同期装置 - Google Patents

セイフティ電源システムのための同期装置

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JPH07336886A
JPH07336886A JP7133781A JP13378195A JPH07336886A JP H07336886 A JPH07336886 A JP H07336886A JP 7133781 A JP7133781 A JP 7133781A JP 13378195 A JP13378195 A JP 13378195A JP H07336886 A JPH07336886 A JP H07336886A
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JP
Japan
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power supply
voltage
limiter
transistor
synchronization
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JP7133781A
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English (en)
Inventor
Jean-Marie Thereze
ジヤン−マリー・テレズ
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Harmer and Simmons France SAS
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Alcatel Converters SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J1/00Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
    • H02J1/10Parallel operation of dc sources
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H1/00Details of emergency protective circuit arrangements
    • H02H1/0061Details of emergency protective circuit arrangements concerning transmission of signals
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電源ユニットを含むシステムにおい
て、リミッタが遮断後に復帰する際に、システム内の全
てのリミッタを同期して復帰させる装置を提供する。 【構成】 自動遮断復帰型の電流リミッタ装置LM1、
・・・、LMiの復帰を同期化する機能を有し、システ
ムの始動の場合または一時的過電流が消失した後の自動
復帰の場合にリミッタが次々に遮断されることを防ぐ。
この装置は、すべての電源ユニットP1、P2、・・
・、PiのすべてのリミッタLM1、・・・、LMiを
互いに接続する1本の同期リンクLSを含む。各リミッ
タは、各リミッタのために同期信号を同期リンクLSに
周期的かつ独立して発信する発生装置を含む。最初に同
期信号を発信する発生装置によって、すべてのリミッタ
が同時にリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電源ユニットか
ら少なくとも1つの負荷に電力を供給するセイフティ電
源システム用の同期装置であって、各電源ユニットが、
自動遮断リミッタと、電源ユニットの少なくとも2つを
各負荷に結合するためのカプラとを含む、同期装置に関
する。このようなシステムは、電話交換局や情報処理シ
ステムなどの多くの電子設備において利用することがで
きる。このような電子設備は、電流を消費する回路基板
によって構成されている。従来の電源システムは、電流
を消費する回路基板のすべてに分配すべき各電圧のため
の電源バスと呼ばれる単一のリンクを有する。いわゆる
セイフティ電源システムは、該システムを構成する電源
ユニットの冗長性によって1つの電源も故障がないよう
に保護され、カプラは、同じ電圧を供給する複数の電源
ユニットによって供給される電流の値を合計することが
でき、また各電源ユニットにおける電流方向の逆転を防
止する。
【0002】
【従来の技術】従来は、各電源は、この電源ユニットか
らの電流の値をこの電源ユニットが耐えることのできる
最高値に制限するリミッタによって、過負荷から保護さ
れている。リミッタは下記の2形式に区分される。
【0003】− 電流値が所定の最高値に達するとすぐ
に電流調整器として作動する、リミッタ、及び − 電流の値が所定の最高値に達すると、たとえそれが
一時的な過電流であってもすぐに回路を遮断する、遮断
リミッタ。
【0004】遮断リミッタには下記の2種類がある。
【0005】− 自動復帰型リミッタ − オペレータ手動復帰型リミッタ
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1のリミッタは、多
くの電源ユニットが並列に接続され、また負荷によって
消費される全電流値が単一の電源ユニットが供給できる
電流の最大値より大きいという場合に不都合がある。す
なわち、リミッタがすべて同じ瞬間に復帰しない場合、
電流はすべてのリミッタに同等に分配されない。最初に
復帰するリミッタは最初に遮断され、それから他のリミ
ッタが次々に遮断される恐れがある。
【0007】第2のリミッタには別の不都合がある。す
なわち、いったんリミッタが回路を遮断すると、これを
復帰させるためにオペレータが介入する必要がある。
【0008】これらの不都合を避けるための従来の解決
法は、セイフティ電源システム用に、回路を遮断する代
わりに電流をある最高値に調整するリミッタを使用する
ものである。したがって、リミッタが電流をその最高値
に調整するときに、リミッタ中で消費される電力に適合
したヒートシンクを準備する必要がある。このヒートシ
ンクは、高価でかさばるという不都合がある。
【0009】本発明の目的は、高価でかさばるヒートシ
ンクの使用を避けるために、セイフティ電源システム中
で自動復帰する遮断リミッタを使用できるようにするこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、複数の
電源ユニットから少なくとも1つの負荷に電流を供給す
るセイフティ電源システム用の同期装置であり、各電源
は、通過する電流が所定の値以上になると遮断する自動
復帰する遮断リミッタを含み、かつ各負荷に電源ユニッ
トのうちの少なくとも2つを結合するためのカプラを含
み、前記同期装置は、すべての電源ユニットのすべての
リミッタの間を連結する1つの同期リンクを含み、各リ
ミッタは、この同期リンクに接続され、同期リンク上に
伝送された同期信号を受け取ると、このリミッタを復帰
させる、同期手段を含み、前記同期装置は、同期リンク
に接続された少なくとも1つの同期信号発生装置を含む
ことを特徴とする同期装置である。
【0011】以上の特徴を有する装置は、電圧を印加し
ている場合又は一時的過電流が消失した後の自動復帰の
場合であっても問題なく始動する。というのは、同期手
段が、同期リンクによって分配される同期信号で定義さ
れる同じ瞬間に各リミッタを復帰させるからである。
【0012】第1の実施例によれば、各電源ユニットの
同期手段は、各リミッタにおいて同期信号を周期的かつ
独立して発信するための発生装置を含み、これらの発生
装置はすべて並行に同期リンクに発信する。
【0013】他の実施例によれば、本発明による装置
は、すべての電源ユニットに固有で共通の同期信号発生
装置を含む。またこの装置は、すべてのリミッタに同期
信号を分配するための同期リンクに接続された出力線を
有する。
【0014】下記の説明と添付の図面によって、本発明
はさらによく理解でき、本発明のその他の特徴も明らか
になろう。
【0015】
【実施例】図1に示すシステムは、電子回路基板CH
1、CH2、CH3、・・・、CHkで構成されるk個
の負荷に電流を供給する。このシステムは、電力バスB
を通じてすべての回路基板に同じ電圧を供給する複数の
電源ユニットP1、・・・、Piを含む。各電源ユニッ
トP1、・・・、Piは、参照番号LM1、・・・、L
Miで示す電流リミッタを含み、カプラCP1、・・
・、CPiによって並列に対応する電源ユニットに接続
されている。リミッタLM1、・・・、LMiのそれぞ
れは、1本の同期リンクLSに接続された入出力線を有
する。
【0016】電源ユニットP1によって供給される電流
は、まずリミッタLM1を通過し、リミッタLM1は、
供給電流の値を電源ユニットP1が供給することのでき
る最大電流値に制限する。それから電流は、バスBに接
続された出力線を持つカプラCP1を通過する。これは
その他の電源ユニットについても同様である。回路基板
CH1、・・・、CHkの各々は、それぞれリミッタL
C1、・・・0LCkを含み、各リミッタは、回路基板
によって消費される電流を、この回路基板が含んでいる
電子部品に応じた所定の値に制限するが、この値は、電
源ユニットP1、・・・、Piの各々が供給することの
できる電流の最大値よりもはるかに小さい。
【0017】従来は、電源ユニットP1、・・・、Pi
は同じ最大電流を供給することができ、この最大値は、
電源ユニットの1つが故障した場合に残りの(i−1)
個の電源ユニットが故障電源ユニットを救うことができ
るように、すべての回路基板CH1、・・・、CHkに
よって消費される合計強度の1/(i−1)倍となる。
カプラCP1、・・・、CPiは従来は、ダイオードま
たはMOSトランジスタから構成され、これは電源ユニ
ットにおいて電流が逆転する傾向がある場合にそのトラ
ンジスタを遮断する制御回路に接続される。
【0018】リミッタLM1、・・・、LMiとリミッ
タLC1、・・・、LCkは従来は、1つのトランジス
タ、値の低い1つの抵抗、及び1つの制御回路から構成
されている。トランジスタと抵抗には、出力された電流
が通り、抵抗は供給される電流を測定するために使用さ
れている。本発明によるシステムでは、リミッタLM
1、・・・、LMiは、前述の電流消費の問題を避ける
ための遮断式であり、またオペレータの介入が要らない
ようにするために自動復帰式である。
【0019】したがって、電圧印加の場合または一時的
過電流が終了した後の自動復帰の場合に、問題が生じて
くる。この原因は、すべての回路基板CH1、・・・、
CHkによって消費される電流の値は一般に、電源ユニ
ットP1、・・・、Piの単一ユニットが供給すること
のできる最大電流値よりも大きく、リミッタLM1、・
・・、LMiがすべて同時に復帰しない場合には、電流
はすべてのリミッタの間に同等に配分されず、そのため
最初のリミッタの遮断が開始し、それから次々に他のリ
ミッタが遮断される恐れがあることである。
【0020】本発明による装置は、すべての電源ユニッ
トP1、・・・、PiのすべてのリミッタLM1、・・
・、LMiを互いに接続する同期リンクLSを用いて、
そして各リミッタLM1、・・・、LMi中に組み込ま
れた同期手段によって、リミッタの始動を同期化するこ
とができる。
【0021】図2に、リミッタLM1の第1の実施例の
概略図を示す。カプラCP1の概略図が部分的に示され
ている。カプラCP1は、連結用のスイッチとして、ま
た出力される電流の値を測定するための抵抗器として使
用されるMOSトランジスタQ2を含む。このカプラC
P1の実施は当業者には理解できることである。
【0022】リミッタLM1は本質的に下記の構成要素
を含む。
【0023】− スイッチとして使用され、その内部抵
抗はリミッタが正常に動作している際には非常に低く、
リミッタが遮断したときには事実上無限大の値を有す
る、MOSトランジスタQ1、 − 出力される電流の値が所定のしきい値を超過したと
きにトランジスタQ1の遮断を指令する比較器を構成す
る抵抗器R6、R7、R8に連結された演算増幅器U
2、 − 非安定マルチバイブレータを構成するための、抵抗
器R1、R2、R3、R4、R5、及びコンデンサC1
に連結された、演算増幅器U1とトMOSランジスタQ
3、 − 及び、マルチバイブレータ、比較器、及び同期リン
クLSの連結を可能にする2つのダイオードD1、D
2。
【0024】トランジスタQ1、Q2、Q3は、Nチャ
ネルのデプレションMOS型である。
【0025】リミッタLM1はさらに下記の構成要素を
含む。
【0026】− 電圧+Vinを受け入れ、Q1のドレ
ーンに接続されている入力線、 − 電圧+Vinより高い補助電圧+Vauxを受け取
る入力線、 − 電圧−Vinを受け取る入力線、 − 同期リンクLSに接続されている同期入力線、 − カプラCP1のトランジスタQ2のドレーンとソー
スとの間の、出力される電流の値を表す電圧降下を測定
するために、このトランジスタQ2の下流側と上流側に
それぞれ接続されている入力線2と入力線3、 − トランジスタQ1によって生ずる電圧降下よりも小
さな電圧+Vinを供給する、トランジスタQ1のソー
スに接続された出力線1、 − 及び、変更することなく電圧−Vinを伝送する出
力線4。
【0027】Q2のソースは出力線1に接続されてい
る。Q2のドレーンは、トランジスタQ1、Q2におけ
る僅かな電圧降下より低い+Vinと同じ電圧+Vou
tを供給する。カプラCP1の入力線は、電圧−Vin
を受け入れるために出力線4に接続されている。カプラ
CP1の出力線は、システムの接地線に電圧−Vinと
同じ電圧−Voutを供給する。
【0028】トランジスタQ1のドレーンは、電圧+V
inを受け入れる入力線に接続されている。トランジス
タQ1のソースは出力線1に接続されている。トランジ
スタQ1のゲートは演算増幅器U2の出力線に接続され
ている。演算増幅器U2の反転入力線は入力線3に接続
されている。演算増幅器U2の非反転入力線は抵抗器R
7、R8の共通端子に接続され、抵抗器R7の他の端子
入力線2に接続されている。増幅器U2には電圧+Va
uxと電圧−Vinによって電流が供給される。抵抗器
R6、R8は、ダイオードD2のアノードに接続された
共通端子を有し、抵抗器R6の他の端子は電圧+Vau
xに接続されている。
【0029】演算増幅器U1は下記の構成要素をを含
む。
【0030】− 電圧+Vauxと電圧−Vinにそれ
ぞれ接続されている2つの電源入力線、 − ダイオードD1のカソードと抵抗器R5の第1端子
に接続されており、ダイオードD1のアノードはダイオ
ードD2のカソードと同期リンクLSとトランジスタQ
3のゲートに接続されている、出力線、 − 抵抗器R5の第2端子と抵抗器R2の第1端子と抵
抗器R3の第1端子に接続された、非反転入力線、 − 及び、トランジスタQ3のソースとコンデンサC1
の第1端子と抵抗器R1の第1端子に接続された、反転
入力線。
【0031】抵抗器R2の第2端子は電圧+Vauxに
接続されている。コンデンサC1と抵抗器R1と抵抗器
R3の第2端子は、トランジスタQ2の上流側で得られ
た電圧を受け入れる入力線3に接続されている。トラン
ジスタQ3のドレーンは、抵抗器R4を通じて電圧+V
inに接続されている。
【0032】正常な作動条件では、トランジスタQ1は
オンになると非常に小さな電圧降下が生ずる。+Vin
と同じ電圧が同期リンクLSの上に存在するので、ダイ
オードD2は遮断される。演算増幅器U2は、トランジ
スタQ2の上流における電圧と、トランジスタQ2の下
流における電圧+Voutと固定電圧+Vauxの一部
との和に等しい電圧を供給する抵抗器R6、R8、R7
のブリッジによって供給される電圧とを比較する。抵抗
器R6、R7、R8の値は、許容最大値に達するときに
非反転入力線に印加される電圧と反転入力線に印加され
る電圧とが同等になるように、選択される。この最大値
を越えると、増幅器U2の出力線は、高レベルからトラ
ンジスタQ1における一定電圧を保証する中レベルに降
下する。実際には、増幅器U2は、Q2におけるこの電
流によって生じブリッジR6、R7、R8によってずれ
た電圧降下が、増幅器U2の非反転入力線に、反転入力
線に生じた電圧と同じ電圧を生じさせるように、トラン
ジスタQ1をバイアスする。
【0033】Q1の端子に現れる電圧は、抵抗器R4と
飽和したトランジスタQ3を介してコンデンサC1を充
電する。この充電時間は、R4、R1、及びC1によっ
て、またQ1の端子における電圧によって定義される時
定数によって決定される。C1の端子における電圧が増
幅器U1の非反転入力線に存在する電圧に達すると、増
幅器U1の出力線は急激に、中レベルから低レベルに降
下する。抵抗R5は、この状態変化をロックするヒステ
リシスをもたらす。それから、増幅器U1によって出さ
れる低レベルは、ダイオードD2によって増幅器U2の
非反転入力線に加えられ、これによって増幅器U2の出
力線は中レベルから、トランジスタQ1を完全に遮断す
る低レベルに降下する。
【0034】増幅器U1の出力線におけるこの低レベル
はまた、同期リンクLSによって他のリミッタに伝送さ
れる。このことは、Q1と同等なすべてのトランジスタ
を遮断することになり、したがって電源によって供給さ
れる電流の完全な遮断を起こさせる。この低レベルはま
た、トランジスタQ3をそのゲートに低レベルを印加す
ることによって遮断することになる。したがって、コン
デンサC1は抵抗器R1を通じて充電される。
【0035】増幅器U2は、−Vout近くの低レベル
がダイオードD2のカソードに印加されるまで無効にさ
れる。この低レベルは、同期リンクLSによって、また
はリミッタLCijのマルチバイブレータによって印加
され、このマルチバイブレータは周期的に低レベルのパ
ルスを発信する。
【0036】コンデンサC1は放電される。ある一定時
間が経った後に、このコンデンサが増幅器Q1の反転入
力線に印加する電圧は、このコンデンサが非反転入力線
に抵抗器R2、R3、R5によって印加する電圧より低
くなる。したがって、増幅器U1の出力線は急激に高レ
ベルに戻り、そしてこの変化は同期リンクLSとトラン
ジスタQ3のゲートに加えられて、トランジスタQ3を
導通する。
【0037】ダイオードD3とD4に共通の端子が低レ
ベルになると、これがその部分のマルチバイブレータに
よるものであっても、他の電流リミッタの中に位置する
他のマルチバイブレータによるものであっても、結果的
には増幅器U2の非反転入力線に印加される電圧が強制
的に変えられることになる。これは増幅器U2によって
構成される比較器の状態を変えることであり、したがっ
てリミッタを復帰させる。
【0038】同期リンクが高レベル状態に戻ると、U2
と同等な増幅器はすべてトランジスタQ1の導通への切
替えを許可される。過負荷がなおも存在すると、増幅器
U2はQ1における電流を再び制限し、遮断と復帰の新
しいサイクルが開始することになる。過負荷が消える
と、Q1と同等のすべてのトランジスタは、同期リンク
が再び高レベルになるときに導通状態となり、この同時
復帰によってシステム全体の再始導が可能になる。
【0039】一時的な過電圧の場合には、リミッタ回路
のコンデンサC1は第1の命令決定しきい値に到達し、
このしきい値は同期リンクLSによって他のリミッタ回
路の復帰を指令する。したがって、部品R1、R2、R
3、R4、R5、C1、U1へのパラメータ分散は、す
べてのリミッタの復帰の同期化には全く影響しない。
【0040】何らかの適当な手段によって低レベルを同
期リンクLSの上に課することによって、電源システム
により給電される電子回路基板すべての遮断を遠隔制御
するために、同期リンクLSを使用できること、に留意
されたい。
【0041】カプラ装置のトランジスタQ2を使用する
代わりに、従来の抵抗器を使用して、出力電流を測定す
ることができる。
【0042】図3に、電源ユニットP1のリミッタの第
2の実施例LM1’をブロック図で示す。この第2実施
例では、すべてのリミッタは同期リンクLS’に並列に
接続されており、この同期リンクLS’はクロックCK
に接続され、このクロックCKは高レベル・パルスを周
期的に供給して、システムの開始のとき、または一時的
過電流が消滅した後に、すべてのリミッタが同時復帰で
きるようにする。図3に、付属のカプラ装置CP1’の
部分を示す。後者はMOSトランジスタQ8を含み、こ
の内部抵抗は、ターンオンされると、出力電流を測定す
るために使用される。カプラ装置CP1’の残りは、リ
ミッタLM1’の動作には関係ないので図示されていな
い。また、この実施は当業者には理解できることであ
る。
【0043】リミッタLM1’は、本質的に下記の構成
要素を含む。
【0044】− スイッチとして使用され、その内部抵
抗はリミッタが正常に動作する場合には非常に低く、リ
ミッタが遮断したときには事実上無限大の値を有する、
MOSトランジスタQ7、 − 出力される電流の値が所定のしきい値を超過したと
きにトランジスタQ7の遮断を指令する比較器を構成す
る2つの抵抗器R13、R16に連結された演算増幅器
U3、 − 3つのバイポーラ・トランジスタQ4、Q5、Q6
と抵抗器R12、R14、R15、R17、R18から
成る双安定マルチバイブレータ。
【0045】リミッタLM1’は、さらに下記の構成要
素を含む。
【0046】− 電圧+Vinを受け入れる入力線、 − 補助電圧+Vauxを受け入れる入力線、 − 同期クロック信号を受け入れるための同期リンクに
接続された入力線、 − 電圧−Vinを受け入れる入力線、 − トランジスタQ7によって生ずるわずかな電圧降下
よりも小さな電圧+Vinと同じ電圧を供給する出力線
5、 − 変更することなく電圧−Vinを伝送する出力線
8、 − 及び、出力される電流の値を表す電圧を測するため
の、カプラの装置CP1’のトランジスタQ8の下流側
と上流側にそれぞれ接続されている入力線6と入力線
7。
【0047】カプラCP1’は、トランジスタQ8にお
けるわずかな電圧降下より低い、出力線5によって供給
される電圧に等しい電圧+Voutを発生する。カプラ
CP1’は別の部分で電圧−Vinに等しい電圧−Vo
utを取り戻す。
【0048】トランジスタQ7、Q8はNチャネルのデ
プレションMOS型である。トランジスタQ4はPNP
バイポーラ・トランジスタである。トランジスタQ5、
Q6はNPNバイポーラ・トランジスタである。
【0049】トランジスタQ7のドレーンは、電圧+V
inを受け入れる入力線に接続されている。そのソース
は出力線5に接続されている。そのゲートは演算増幅器
U3の出力線に接続されている。演算増幅器U3は、電
圧+Vauxを受け入れる入力線と電圧−Vinを受け
入れる入力線にそれぞれ接続された2つの電源入力線を
含む。これはさらに、入力線7に接続された反転入力線
と抵抗器R13、R16に共通の端子に接続された非反
転入力線とを含み、抵抗器R16の第2端子は入力線6
に接続されている。抵抗器R13の第2端子はトランジ
スタQ6のコレクタに接続されている。トランジスタQ
6のエミッタは、電圧−Vinを受け入れる入力線に接
続されている。そのコレクタはさらに抵抗器R14によ
って電圧+Vauxに接続されている。
【0050】正常な作動条件では、このトランジスタQ
6は、同期信号のない場合には飽和しており、したがっ
てそのコレクタは−Vinに近い電圧にある。抵抗器R
13、R16は、トランジスタQ8の下流で採取される
電圧の一部分を増幅器U3の非反転入力線に印加するデ
ィバイダ・ブリッジを構成する。また、増幅器U3の反
転入力線は、トランジスタQ8の上流で採取される電圧
を受け入れる。抵抗器R13、R16の値は、出力電流
値が許容最大値に達すると、抵抗器R13とR16の共
通端子上の電圧がトランジスタQ8の上流の電圧と等し
くなるように、選択される。
【0051】したがって、出力電流値が許容最大値を超
過した場合には、増幅器U3の出力線は、高レベルから
トランジスタQ7における一定電流を保証する中レベル
へ降下する。実際には、増幅器U3は、Q8におけるこ
の電流によって生じブリッジR16、R13、R14に
よってずれた電圧降下が、増幅器U3の非反転入力線
に、反転入力線に生じた電圧と同じ電圧を生じさせるよ
うに、トランジスタQ7をバイアスする。Q7の端子に
おける電圧降下がQ4のエミッタ・ベース接合の伝導し
きい値と抵抗器R17、R18によって作られたしきい
値を超過した場合には、トランジスタQ4はオンにな
る。
【0052】この状態は、トランジスタQ4、Q6によ
って構成される二安定マルチバイブレータによってロッ
クされる。トランジスタQ4のエミッタは電圧+Vin
を受け入れる入力線に接続されている。そのコレクタは
抵抗器R12の第1端子に接続されている。そのベース
は抵抗器R17、R18の共通点に接続されている。抵
抗器R17、R18の第2端子は、トランジスタQ7の
ソースと電圧+Vauxを受け入れる入力線に、それぞ
れ接続されている。抵抗器R12の第2端子は、トラン
ジスタQ6のベースと抵抗器R15の第1端子に接続さ
れている。抵抗器R15の第2端子は電圧−Vinを受
け入れる入力線に接続されている。トランジスタQ6の
コレクタは、一方では前述の抵抗器R13の第2端子に
接続され、他方では抵抗器R14の第1端子に接続され
ており、抵抗器R14の第2端子は電圧+Vauxに接
続されている。
【0053】正常な作動条件では、トランジスタQ4は
遮断されている。リミッタが遮断されると、トランジス
タQ7の下流の電圧は低下して−Vinと同じになる。
したがって、抵抗器R17はトランジスタQ4をオンに
する。そしてQ4によって伝送される電流はトランジス
タQ6をオンにする。トランジスタQ6のコレクタの電
圧は低下するので、ブリッジR13、R16によって増
幅器U3の反転入力線に印加される電圧は低下し、増幅
器U3の状態をロックする。この増幅器U3は、システ
ムが復帰されるまではトランジスタQ7を遮断する低レ
ベルを供給する。
【0054】トランジスタQ6のベースと電圧−Vin
を受け入れる入力線との間に設けられたコンデンサC2
は、時間が非常に短くて無害である過電流に応答して、
双安定マルチバイブレータが状態を変えることが及び、
トランジスタQ7を遮断することを避けるためのもので
ある。
【0055】リミッタLM1’の復帰は、トランジスタ
Q6のベースに接続されたコレクタと電圧−Vinを受
け入れる入力線に接続されたエミッタを有するトランジ
スタQ5によって確実に行われる。トランジスタQ5の
ベースは、同期信号を受け入れる入力線に抵抗器R10
によって接続され、電圧−Vinを受け入れる入力線に
抵抗器R11によって接続されている。同期信号は、ト
ランジスタQ4によって供給される電流を誘導するため
にトランジスタQ5をオンにする+Vin近くの高レベ
ル周期パルスによって構成されている。ブリッジR1
3、R14、R16によって供給される電圧が反転入力
線に印加される電圧−Vinより高い値に戻ると、トラ
ンジスタQ6は遮断される。したがって増幅器U3は状
態を変える。その出力線は、トランジスタQ7をオンに
する高レベルを供給する。同期信号パルスが終わると、
過電流がもはや存在しない場合には、トランジスタQ7
はオンの状態のままである。
【0056】本発明の範囲は、各電源ユニットが単一の
リミッタしか含まない場合に限定されるものではない。
本発明は、同じ負荷が並列に結合された少なくとも2つ
の自動遮断復帰型のリミッタを介して電流を供給される
すべての場合に、同様に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期装置を含むセイフティ電源シ
ステムの概要図である。
【図2】図1に示された電源ユニット用同期装置の同期
手段の第1変形実施例を示す概要図である。
【図3】図1の同期手段の第2実施例を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
2、3、6、7 入力線 4、5、8 出力線 C コンデンサ CH 電子回路基板 CK 同期信号発生装置 CP カプラ D ダイオード LM リミッタ LS 同期リンク P 電源 Q トランジスタ R 抵抗器 U 増幅器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源ユニット(P1、・・・、P
    i)から少なくとも1つの負荷(CH1、・・・、CH
    k)に給電するセイフティ電源システム用の同期装置で
    あって、各電源ユニットが、通過する電流が所定の値以
    上になると遮断し、自動復帰する電流リミッタ(LM
    1、・・・、LMi)を含み、かつ各負荷に電源ユニッ
    トのうちの少なくとも2つを結合するためのカプラ(C
    P1、・・・、CPi)を含み、 前記同期装置が、すべての電源ユニットのすべてのリミ
    ッタ(LM1、・・・、LMi)を相互に接続する1つ
    の同期リンク(LS)を含み、 各リミッタ(LM1、・・・、LMi)が、この同期リ
    ンク(LS)に接続されており、同期リンク(LS)上
    に伝送された同期信号を受け取ると、このリミッタを復
    帰させる、同期手段(Q3、U1、Q5)を含み、 前記同期装置が、同期リンク(LS)に接続された少な
    くとも1つの同期信号発生装置(C1、U1、Q3、C
    K)を含むことを特徴とする同期装置。
  2. 【請求項2】 各電源ユニットの同期手段が、各リミッ
    タに同期信号を周期的かつ独立して発信するための発生
    装置(C1、U1、Q3)を含み、これらの発生装置は
    すべて並行に同期リンク(LS)上に発信することを特
    徴とする請求項1に記載の同期装置。
  3. 【請求項3】 すべての電源ユニットに共通でかつ同期
    リンク(LS)に接続された出力を有する、単一の同期
    信号発生装置(CK)を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の同期装置。
JP7133781A 1994-05-31 1995-05-31 セイフティ電源システムのための同期装置 Pending JPH07336886A (ja)

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FR9406604A FR2720559B1 (fr) 1994-05-31 1994-05-31 Dispositif de synchronisation pour un système d'alimentation sécurisé.
FR9406604 1994-05-31

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EP (1) EP0685918B1 (ja)
JP (1) JPH07336886A (ja)
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DE (1) DE69505597T2 (ja)
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ES2126230T3 (es) 1999-03-16
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FR2720559A1 (fr) 1995-12-01
DE69505597T2 (de) 1999-05-12
DE69505597D1 (de) 1998-12-03
CA2150509A1 (fr) 1995-12-01
US5798578A (en) 1998-08-25
EP0685918B1 (fr) 1998-10-28

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