JPS6122718A - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

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JPS6122718A
JPS6122718A JP59140922A JP14092284A JPS6122718A JP S6122718 A JPS6122718 A JP S6122718A JP 59140922 A JP59140922 A JP 59140922A JP 14092284 A JP14092284 A JP 14092284A JP S6122718 A JPS6122718 A JP S6122718A
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transistor
circuit
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current
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和弘 佐藤
森 弘好
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は過電流保護回路、特に交換機における各加入者
回路を形成する給電回路に応用して好適な過電流保護回
路に関する。
過電流保護回路は、ある回路の定格電流を大幅に超える
ような負荷電流が流れたとき、当該回路を過大な電流か
ら保護する役割を果す。その最も代表的なものはヒユー
ズである。ヒユーズは短絡障害時に発生する大電流によ
って溶断し、当該回路を保護する。ヒユーズの他にも文
種々の過電流保護回路が提案され実用にも供されている
[従来の技術] 過電流保護の形式としては前記のヒユーズの如き溶断素
子を用いるものと、半導体素子を用いるものとがある。
半導体素子を用いるものは、トランジスタ等によって構
成され、電流制限形のものと、電流しゃ断形のものが知
られている。
ヒユーズは周知の如(負荷電流が流れるラインに対し直
列に挿入される。一方、トランジスタによる保護回路と
しては次のような回路が知られている。第11図は電流
制限形の過電流保護回路の−・例を示す回路図である。
本図の過電流保護回路10は、例えば交換機内の供電回
路を保護するものとして使用されており、1■は電話線
路の抵抗、12は電話端末等の負荷、Viは入力電圧、
Voは出力電圧である。この過電流保護回路10ば図示
するようにトランジスタQ、ダイオードD、抵抗Rから
なる構成を有し、所定の負荷電流値を超えたときはこれ
を一定の値に制限する。第12図は第11図におけろ負
荷電流Loと出力電圧■0の関係を示すグラフである。
本グラフに示すとおり、短絡等によってIoが所定の負
荷電流値J□Mを超えると、その後は一定の値IQsに
制限される。
第13図は電流制限形の過電流保護回路の他の一例を示
す回路図であり、いわゆるホールドハック形と呼ばれる
。この過電流保護回路20は、図示するように2つのト
ランジスタQと抵抗Rからなり、所定の負荷電流値を超
えたときは、該負荷電流を減少させる機能を有する。第
14図は第13図における負荷電流■0と出力電圧■0
の関係を示すグラフであり、本グラフに示すとおり、短
絡等によってIOが所定の負荷電流値I鋸を超えると、
その後は、foMより小さい一定の値1o5に引き戻さ
れる。
第15図は電流しゃ断形の過電流保護回路の一例を示す
回路図である。この過電流保護回路30は、図示するよ
うにトランジスタQ、サイリスタS、ダイオードD、抵
抗RならびにリセットスイッチR3Tからなり、短絡等
の過電流によってサイリスタSがターンオンするとトラ
ンジスタQはカットオフし続は負荷電流をしゃ断する。
復旧に際しては、リセットスイッチR3Tをオンにすれ
ば、サイリスタSはターンオフし、トランジスタQは再
びオンとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
まず第11図の過電流保護回路10および第13図の過
電流保護回路20についてみると、いずれも、負荷電流
Ioの通電ラインに直列に挿入されたトランジスタQお
よび抵抗Rによる挿入電力損が最大の問題点である。こ
れは給電効率を低下させるものであり好ましくない′。
例えば、そのトランジスタQのコレクターエミッタ間電
圧VcEを0.2V、ベースーエミソク間電圧VcEを
0.6V、負荷電流1oを100mAとし、前記通電ラ
インに直列に挿入された抵抗Rの両端に生ずる過電流検
出時の電圧を0.8 Vとすると、上記挿入電力損は1
60  (−1,E+Vx100mA)mWとなる。又
、ここで加入者線路の抵抗11を0.28Ω/mとすれ
ば、υ、1AXtJ、Zljk2/m だけ、過電流保護回路(10,20)の挿入により、加
入者線路長をみかけ上短くしたのに等しい。一般に小形
構内交換機(PBX)の最大加入者線路長が約500m
なので、57mの短縮はかなりの損失となる。そしてさ
らに、負荷短絡状態での発熱も大きく、過電流保護回路
の小形化、低コスト化に支障となる。又、第15図の過
電流保護回路30においても上記の招入電力損を避ける
ことができない。さらに又、上記ヒユーズを用いる過電
流保護回路にあっては、溶断毎に新品と交換しなければ
ならないこと。
新品を常にストックしなければならないこと。
その溶断が外部から見えるようにしなければならないこ
と、新品との交換が容易なレイアウトを考慮しなければ
ならないこと等の問題がある。
上記の諸問題点は従来の過電流保護回路に本来的なもの
である。そして、これら従来の過電流保護回路では、そ
の保守を容易にしたり、運用を円滑化するためのバンク
アップ部が考慮されていないことが挙げられる。
〔問題点を、解決するための手段〕
本発明は上記諸問題点を解消した過電流保護回路を提供
するもので、その手段は負荷電流の通電路を開閉する第
1トランジスタと、該第1トランジスタのコレクタ・エ
ミッタ間電圧を積分する積分回路と、該積分回路の出力
電圧により開閉制御される第21−ランシスタと、該第
1トランジスタと該第2トランジスタの少なくともどち
らか一方の開閉状態を設定可能な設定手段とから成り該
第2トランジスタを開くことにより該第11−ランジス
タのベース電流がバイパスされるよう構成されているも
のである。
〔作用〕
過電流が前記第1トランジスタに通電されると、エミッ
タ接地の該第1トランジスタは活性領域で動作し、その
コレクターエミッタ間電圧Vcεが増大する。このVc
aの増大を受けて前記第2トランジスタがオンすると、
該第1トランジスタへ流れていたベース電流が断となり
、該第1トランジスタはターンオフしてその過電流をし
ゃ断する。この場合、該第2トランジスタのターンオン
は前記積分回路によっである遅延を持って行われ、瞬時
的な突入電流には応答しない。か(して前記過電流制限
部が形成され、これに対し、さらに設定手段により第1
トランジスタ、第2トランジスタの開閉状態を制御する
ようにして、過電流制限部の動作を制御できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に基づく過電流保護回路の基本形を示す
回路図である。本図において、加入者線路の抵抗11.
負荷(電話端末の等価回路で示す)12については既に
説明したとおりである。本発明の基本形をなす過電流保
護回路40は、過電流制限部41と点線で示したバンク
アップ部(BU)42とからなる。ハックアップ部42
は過電流制限部41と協働してその動作をバンクアンプ
する(後述)。まず過電流制限部41についてみると、
これは負荷電流IOの開閉を行う第1トランジスタQ+
と、第1トランジスタQ1のコレクターエミッタ間電圧
VCEを積分するための抵抗ReおよびコンデンサCθ
からなる積分回路ORと、積分回路CRの出力電圧をベ
ースに受ける第2トランジスタQ2とからなる。第2ト
ランジスタQ2は、オンとなったとき、抵抗Rsを通し
て第1トランジスタQ1に通電すべきベース電流■8を
バイパスする機能を果す。
正常動作時において第1トランジスタQ1が十分飽和領
域で動作するようなベース電流IBが設定されている。
つまり、適当な抵抗Rsを予め設定しておく。この飽和
領域での動作中、第1トランジスタQ1のVCE(SA
T) (コレクタ・エミッタ間の飽和電圧)は0.数V
である。
このように低いVcE(SAT)では、第21−ランジ
スタQ2をターンオンするには至らない。又第11−ラ
ンシスタQ1での電力損も少ない。
ところが、例えば端子Tr−T2より負荷側のいずれか
で短絡が生じたものにすると、通常の負荷電流■0を大
幅に超える過電流が流れる。
このような過電流が第1トランジスタQ1に通電される
と、該第1トランジスタQ1ば飽和領域から外れて活性
領域で動作することになる。
この活性領域では、第1トランジスタQ1のVcEは、
過電流の大きさに比例して増大する。
過電流が11又はI2であるとすると(I1〈I2)、
増大する■cSの増分はそれぞれ△Vcε1又は△V 
CF2となる(△VE1<△■ciz)そうすると、■
”(SAT) +△VCE:(又は△VCE2)のレヘ
ルが第2トランジスタQ2のベースーエミソタ間電圧V
8ε(Ql)を超え、該第2トランジスタQ2をオフか
らオンに切替える。第2トランジスタQ2がわずかにオ
ンに転すると、第1トランジスタQ1へ通電されていた
ベース電流■Bは、一部が第2トランジスタQ2ヘバイ
パスされる。かくしてQlへのIBはわずかに減少する
。このIsのわずかな減少は再び、QsのVcEの増大
を招く。これによってQzは益々深くターンオンする。
一方、QlへのIQは益々減少する。すると、QlのV
clは益々増大し、Qlが完全にオン状態に入り、究極
、QlへのIllの供給はしゃ断される。ここに過電流
は十分に制限され、零に至る。このようにQlのオフと
Qlのオンとが正帰還で制御されるので誤りなく過電流
をしゃ断することができる。この場合、Qlのオフから
オンおよびQlのオンからオフは極めて短時間のうちに
完了するため、第1トランジスクQ1が活性領域にある
時間は非常に短い。
このことは第1トランジスタQ1には過大な電流(但し
Qlの電流増幅率Bxヘベー電流Ie以下)がながれる
が、その時間が非常に短いため第1トランジスタQ+の
耐熱特性が厳しく要求されないことを意味し、該トラン
ジスタQ1として高価なトランジスタを要しない。また
、第2トランジスタQ2が一見オンとなると(第1トラ
ンジスタQ1はオフ)その状態を保持しつづけ、自らで
はその状態を反転することば出来ない。即ち、−見過電
流が流れると、外部から強制的に制御しなければ、Ql
ばオフ(しゃ新領域)、Qlはオン(飽和領域)の状態
を保持し続けるため、短絡障害中に於ける発熱も極めて
少なく、小形、経済化に有効である。なお、この場合、
短絡障害をおこしている負荷12を取り去り、第2トラ
ンジスクQ2のベース電流経路を断ってやるとQl、Q
lは自動的に初期状態に戻る。従って、再び正常な負荷
12を接続すればQl、Qlは給電を開始し、前述の様
な、過電流保護の動作を行う。
過電流制限部41における積分回路CRについて考察す
ると、これは、一般のヒユーズと近似した特性を得るの
に都合が良い。一般のヒユーズを用いた場合、瞬時的な
過電流には応答しないことば良く知られている。つまり
、所定のレベルを超える過電流が一定時間以上通電され
ない限り溶断しない。このような、ヒユーズに固有の特
性は給電回路における過電流保護には極めて都合が良い
。第1図において、端子T1゜T2;T3およびT+で
区分されるブロックは交換機内において加入者回路パッ
ケージの一部をなす。そして、負荷12の増設に対応し
て新たな加入者回路パッケージは、これら端子T1〜T
4にプラグインされる。このとき、負荷12内の等偏曲
なコンデンサその他の浮遊容量を充電するため突入電流
が流れる。この突入電流ば通電の負荷電流IoO数倍に
及ぶが、故障による過電流とは異なり瞬時的に流れるの
みである。そこで、このような瞬時的な突入電流には応
答しないようにするために、積分回路CRを設ける。又
、工事者がM D F (MainDistribut
ion Frame  )端子板に、ドライバー等で誤
って触れたときも瞬時的な過電流が流れるが、これにも
応答することなく、短絡故障等による持続性の過電流の
みを選択的に断とすることができるようにしたのがこの
積分回路CRである。さらに、この積分回路OCRの時
定数の選択のし方によって、第2トランジスタをオンと
する時間を任意に設定できる。
第2図は第1図における過電流制限部41の電圧−電流
特性を示すグラフである。前述した過電流制限部41の
動作説明に現われる過電流I 1+  12.コレクタ
ーエミッタ間電圧VcaについてのVGE (sxr)
 、その増分へ■cEl5、△■c E 21第2トラ
ンジスタQ2のV’ai(Vei(−2) ) 、第1
トランジスタQ1のベース電流Inの関係が一見して分
る。なお、Inは定電流である。
又、過電流制限部41の動作をさらに定性的に説明する
と次のようになる。この過電流制限部41が過電流を検
出し且つこれをしゃ断することのできる負荷側の合成抵
抗(第1図の端子Tz−T2より負荷12を見たときの
合成抵抗)Rrは次の(])式で定まる。
B  X  Is ここに、Vex (SAT) 、 VBE (Ql) 
、  I aの意味は既述のとおりであり、Eは電源電
圧く第1図の一24Vの絶対値)、Bば、第1トランジ
スタQ1の直流電流増幅率である。
例えば短絡故障が発生したとすると、これに伴い発生ず
る過電流をしゃ断するまでの遅れ時間Toffは、大体
次の(2)式から求められる。
ここに、時定数τ、△Vc五(ol)、△VBε(Q2
)は、 τ−RaXCa               (31
、△V Bi  (02)  =Vai  (Q2) 
 −VCE  (SAT )    +5)で表わされ
る。
上記の各式に具体的な数値を代入してのる。
すなわち、U= 24 V、  VCE (SAT) 
=0.2 V。
VBr:(o2) =0.7V、  B=210. 1
R=1.2InΔ、Ra−200にΩ、CB=10uF
を代入する。
一1二記(])式より、Rr(Ω)の範囲は、91 >
 Rr > OL61 上記(2)式より、遅れ時間T off (sac )
は、となる。
第3図は本発明に基づく過電流保護回路のしゃ断時性を
示すグラフであり、横軸はTa2を伏し対数目盛で表示
する。縦軸には合成抵抗R−および負荷電流■0をとる
。なお、Isば、ン成抵抗Rrを電流値に換算した仮想
の電流でしる。本グラフより、過電流の大小によってし
ゃ断するまでの時間が短く又は長く変化することが分り
、しかもその特性がヒュースの場合によく似ていること
が分る。なお、本グラフ中の曲線ToHは、τ=2秒と
したときの上記計算式より求めたカーブを示し、一方、
曲線τ1おLびτ2はそれぞれτ−1秒及び12秒に設
定ッたときの実測値をプロットしたカーブを示す。
第1図に戻ると、本図中のバックアップ部42は過電流
制限部41では足りない動作を補う。
袖・うべき動作は必要に応して適宜選択すれば良い。以
下述べる実施例は、各種の補うべき動作を個別に実現す
る実例を示すが、これらはりくつかが組み合わされて用
いることもできる。
第4図は第1図に示ずハックアップ部の第1実施例を示
す回路図である。なお、全図を通じて同一の構成要素に
は同一の参照番号又は記号をイ」シて示す。過電流保護
回路50をなすハックアップ部の第1実施例は本図中コ
ンデンサC5として示され、第1トランジスタQ1のベ
ースおよびエミッタ間に接続される。既述のとおり、端
子T1〜T4で区分されたブロックは加入者パッケージ
をなし、新設に際しては、これら端子T1〜T=+にプ
ラグインされる。このときこれら端子で発生するスパー
ク(図中矢印SPで示す)が問題となる。このスパーク
は既に運転中の隣接加入者回路パッケージにノイズを与
え、誤動作を引起すばかりでなく、T1〜T4自体スパ
ークにより焼損を受けるからである。
このようなスパークSPが発生ずるのは、負荷12内の
コンデンサ、その他線路に付帯する浮遊容量を充電する
ために過大な突入電流が、これら端子T1〜T、)に流
れるからである。一般に1つの加入者回路パンケージは
複数、例えば8加入者回路を一括して収納するから、こ
れら加入者回路に共用される端子T3−Tt+で生ずる
スパークSPはかなり大である。
そこで第1実施例のバンクアンプ部(Cs)は、当該加
入者回路パッケージを端子T1〜T+にプラグインする
際に、そのような突入電流を瞬時的に流さないようにす
る。つまり、第1トランジスタQ1をプラグインの初期
においてオフにしておき、その後ターンオンするように
する。プラグインが完了した後であれば、過大な突入電
流が流れてもスパークは生じないことに着目したもので
ある。すなわち、第1トランジスタQ1へのベース電流
1Bは、プラグインの直後においてQlのベースに流入
せず、コンデンサCsに吸収される。そして抵抗Rsと
コンデンサCsで定まる時定数が経過してから、Qlは
初めてターンオンにする。つまりQlの暖動作をCsで
実現する。
この場合、積分回路CRの時定数τs  (−CB×R
8)と、前記時定数τs  (−CsXRs)の設定に
注意を要する。つまり、τSはτBを超えてはならない
。積分回路CRの本来の役割実施例を示す回路図である
。過電流保護回路60をなずバ、り171部の第2実施
例は、本図中の第1スイッチSW、および第2スイ・ノ
チSWλとして構成される。図ではホトカプラで構成し
た例を示す。第1図に示す過電流制限部41は、一旦第
1トランジスタQ1をオフ(Q 2はオン)した後は、
既述の正帰還により、自らその状態を反転させることが
できず、負荷12を取り去ることによりその状態を初期
状態Qこ戻すことができるが、この実施例では負荷12
を取り去る代わりに、第1スイツチS W 1第2スイ
ツチS W 2によってQl、Q2をオン/オフ制御で
きるようにしている。
短絡故障があって、第2トランジスタQ2がオン、第1
トランジスタQ1がオフした後、故障を復旧させ、給電
を再会するときは第1パルスP1を印加する。これによ
り第1スイツチSWrはオンし、第2トランジスタQ2
へのへ一ス電流が断たれる。他方、第2トランジスタQ
2のオフによって、第1トランジスタQ1へのベース電
流の供給が再開され、これをオンとする。
ここに給電が再開され、過電流が生じない限りこの状態
を持続する。
逆にこの給電状態を解除したい要求があったときは、第
2パルスP2を印加する。これにより第2スイツチSW
2はオンし、第2トランジスタQ2をオンとする。これ
により第1トランジスタQ1へのベース電流供給は断た
れ、これをオフにする。ここに給電は中断する。
第6図は第1図に示すハックアップ部の第3実施例を示
す回路図である。過電流保護回路70をなすハックアッ
プ部の第3実施例は゛断゛表示機能を実現する。ヒユー
ズを用いた過電流保護回路であれば、その゛断゛′又は
“接”は、ヒユーズが溶断しているか否かを直接監視す
ることによって知ることができる。特に、交換機等では
故障の迅速な除去が重要であり、そのためにはまずどの
加入者回路が障害を起こしているかを発見しなげればな
らない。この障害を起しているときは第2トランジスタ
Q2はオン(Qlはオフ)である。このことを利用し、
その:l’l L/クタ側に発光素子LEDを接続する
。そうすると、回路70が゛断゛のときは発光素子L 
Ij、I)が点灯することになり、障害を起している系
統を瞬■4に見つけることができる。このように第2ト
ランジスタQ2が誤ってオンしないように、発光素子L
 E Dの順方向電圧を相殺するための素子が必要であ
り、このために、ツェナーダイオードZDをQlのベー
スに直列に挿入しておく。
第7図は第6図のバックアップ部の変形例を示す回路図
である。この過電流保護回路70′においては、第6図
のツェナーダイオードZDに代えてもう1つの発光素子
LED’を設ける。
この発光素子LED ′は第1トランジスタQ1のオン
時に点灯するから、その点灯は過電流保護回路の接” 
(通窩動作中)を表示することになる。
第8図は第1図に示すバックアップ部の第4実施例を示
す回路図である。過電流保護回路80をなずバックアッ
プ部の第4実施例は、過電流保護回路の“断”及び“接
”の状態を示す状態信号F1およびF2として交換機本
体の制御部に伝えるようにしたものであり、電流検出部
DETLおよびD E T 2を図示する部分に設ける
。具体的には第7図のLEDおよびLED’とそれぞれ
対をなすホトカプラで形成できる。
この様に、給電回路の“接”/“断”の状態信号を出力
したり、前記の第2実施例の如く外部から給電回路の“
′接”/“断”を制御可能とすることにより、マイクロ
コンピュータ等の制御装置からの制御が容易に行われる
ことになり、保守、運用の自動化及び遠隔操作が可能に
なる。
第9図は、さらに別の実施例を示すものである。
この実施例では負荷電流を遮断するために一部オフにな
った第1トランジスタQ1を強制的にオンとするため、
第1トランジスタにベース亀流を供給するスイッチ81
を設けている。スイッチ81は加入者線の接地側線路に
並列に接続される抵抗RxとコンデンサCxとコンデン
サCxを充放電するスイッチSWとで構成されている。
通常スイッチSWはコンデンサCxと抵抗Rxとを接続
する側((1)側)にあって、コンデンサCxを放電状
態にしている。令弟1トランジスタQ1が負荷電流が過
大となったためにオフとなったとする。この場合前述し
たように、第1トランジスタQ1は自分では復旧するこ
とはできない。このため、スイッチSWを(2)側にし
、コンデンサCxを充電させる。するとコンデンサCx
の充電々流がダイオードD2を介して第1トランジスタ
Q1のベースに流れ第1トランジスタQ1はオンとなり
、再び負荷電流が流れる。この時に第1トランジスタQ
+のコレクタ・エミッタ間電圧はOVとみなせるため、
ReとCBで構成される積分回路の出力電圧が低下し第
2トランジスタQ2に対しベース電流が供給できず、従
って第2トランジスタQ2は自動的にオフとなる。
ここでダイオードD1.Dzはそれぞれ、電流の逆流を
防止するものである。
なお、第9図では、複数の過電流保護回路に対して、ス
イッチ81をマルチに接続している例を示している。通
常、給電回路は1枚のパッケージに複数回路が収容され
ているからである。
第10図は本発明に基づく過電流保護回路の一通用例を
示す回路図であり、電話交換システムの一部を示す。本
図において、12ば先に述べた負荷であり、電話端末等
である。図では、いわゆる多機能電話機を示す。負荷1
2につながるライン91は既述の加入者線路の抵抗11
に相当し、給電線であると共に又、制御線でもある。ラ
イン92は音声信号の流れる通話線をなす。これらライ
ン91.92の他端には交換機本体93が接続する。こ
れは、インターフェースカード94と通話路及び制御装
置95からなる。本発明の過電流保護回路(40,50
゜60.70.70’、80)はインターフェースカー
ド94内のブロック96として収容される。
負荷12内のチョークコイルCHとコンデンサCDは低
減ろ波器を形成し、D C/D Cコンバータ(CON
V)に直流の24Vを供給して、これを5■に下げる。
この5VはCMO3IC等で組まれる通話回路、制御回
路の電源となる。なお、図中のTrはインピーダンス整
合用トランスである。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば負荷電流の
通電路を開閉制御する第1トランジスタへのベース電流
をバイパスして、第11−ランジスタを遮断する第2ト
ランジスタの開閉制御を積分回路の出力電圧によって行
っている。
従って、第2トランジスタは積分回路の時定数で決まる
遅延時間を持って開閉制御を行うことになり、負荷電流
の過渡的な変化に対しても誤動作せず、ヒユーズの長所
を備えている。また、第1トランジスタ、第2トランジ
スタはそれぞれ一旦過電流が流れるとオン、オフの状態
を保持しつづけるためこの面でもヒユーズの長所を備え
ている。さらにこの積分回路のR−Cの値を選択するこ
とによって負荷電流の通電路の遮断時間を任意に設定で
きる。また、過渡電流や過電流を制限している間は第1
トランジスタは活性領域にあってコレクタ損失も多くな
るが、その継続時間は積分回路の定数で定められた時間
を超えることはないので極めて発熱の少ない保護回路が
可能で高密度実装(小形化)が可能となる。又、一般的
なトランジスタの特性として前記の様な単発的な最大許
容コレクタ損失は連続時のそれに比べて10倍以上許容
されることがらコレクタ損失の小さいトランジスタを用
いることが出来るので経済的である。さらに、第1トラ
ンジスタ、第2トランジスタの開閉状態を自由に設定で
きる設定手段を設けたため、保守・運用が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく過電流保護回路の基本形を示す
回路図、第2図は第1図における過電流制限部41の電
圧−電流特性を示すグラフ。 第3図は本発明に尽づく過電流保護回路のしゃ所持性を
示すグラフ、第4図は第1図に示すハックアップ部の第
1実施例を示す回路図、第5図は第1図に示ずハックア
ップ部の第2実施例を示す回路図、第6図は第1図に示
すバンクアップ部の第3実施例を示す回路図、第7図は
第6図のハックアップ部の変形例を示す回路図。 第8図は第1図に示すハックアップ部の第4実施例を示
す回路図、第9図は第1図りこ示すハックアップ部の第
5実施例を示す回路図、第10図は本発明に基づく過電
流保護回路の一適用例を示す回路図、第11図は電流制
限形の過電流保護回路の一例を示す回路図、第12図は
第11図における負荷電流■0と出力電圧Voの関係を
示すグラフ、第13図は電流制限形の過電流保護回路の
他の一例を示す回路図、第14図は第13図における負
荷電流Toと出力電圧■Oの関係を示すグラフ、第15
図は電流しゃ凹形の過電流保護回路の一例を示す回路図
である。 11− 加入者線路の抵抗、  12−−−−一負荷。 40、50.60.70.70’、 80−過電流保護
回路、41− 過電流制限部。 42−ハックアップ部、Ql −第1トランジスタ、Q
2− 第2トランジスタ。 CR−積分回路、ILl −ベース電流。 CB、C3−−−−コンデンサ、RB、Rs−抵抗、5
W1−・第1スイツチ、5W2− 第2スイツチ、LE
D、LED’  −発光素子。 DETz 、DET2 − 電流検出素子。 第 4図 第 5U¥J 茅 C図 茅 7 図 第 II  図 第 7? 図 ’OM  Ics   I、″ 茅 13図 第 14 図 茅 15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)負荷電流の通電路を開閉する第1トランジスタと、
    該第1トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧を積分
    する積分回路と、該積分回路の出力電圧により開閉制御
    される第2トランジスタと、該第1トランジスタと該第
    2トランジスタの少なくともどちらか一方を開又は閉状
    態に設定可能とする設定手段とを備え、該第2トランジ
    スタを閉じることにより該第1トランジスタのベース電
    流がバイパスされるよう構成されていることを特徴とす
    る過電流保護回路。 2)前記設定手段は前記第2トランジスタのベース電流
    をバイパスする位置に設けられたスイッチ素子であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の過電流保護
    回路。 3)前記設定手段は前記第2トランジスタのベース電流
    供給路に設けられたスイッチ素子であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の過電流保護回路。 4)前記設定手段は外部から前記第1トランジスタのベ
    ース電流を供給可能に構成されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の過電流保護回路。
JP59140922A 1984-07-05 1984-07-06 過電流保護回路 Pending JPS6122718A (ja)

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US06/750,164 US4661879A (en) 1984-07-05 1985-06-28 Overcurrent protection circuit for line circuits in a switching system
DE8585108366T DE3584541D1 (de) 1984-07-05 1985-07-05 Ueberstromschutzschaltung.
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