JPH07335252A - 電気化学電池 - Google Patents

電気化学電池

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JPH07335252A
JPH07335252A JP7142172A JP14217295A JPH07335252A JP H07335252 A JPH07335252 A JP H07335252A JP 7142172 A JP7142172 A JP 7142172A JP 14217295 A JP14217295 A JP 14217295A JP H07335252 A JPH07335252 A JP H07335252A
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battery
cathode
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sodium
nicl
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JP7142172A
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Johan Coetzer
ヨハン・コーザー
Isak L Vlok
イザーク・ロウ・ブロツク
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Programme 3 Patent Holdings
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
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    • H01M4/582Halogenides
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気化学電池(10)、そのため
のカソードおよびそれらの製造法を提供する。 【構成】 電池は、高温アルカリ金属/遷移金属ハロゲ
ン化物型であり、溶融ナトリウムアノード(68)、ニ
ッケル/塩化ニッケルカソード、本質的に塩化アルミニ
ウムナトリウム溶融塩である電解質およびナトリウムを
溶融塩電解質から分離する固体電解質ナトリウムイオン
伝導隔離板(14)を有する。ニッケル/塩化ニッケル
は、溶融塩電解質が浸み込んだ、電解質を透過し得る電
子伝導多孔性マトリックス(66)に固体状で分散さ
せ、微細に分かれた固体状のアンチモンは、マトリック
ス中のニッケル/塩化ニッケルと混合される。完全充電
状態にある電池のアンチモンと塩化ニッケル中のニッケ
ルの質量比は2:100〜130:100である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電気化学電池およびその製造法
に関する。特に、本発明は、ナトリウム活性アノード物
質およびニッケル/塩化ニッケル活性カソード物質を有
する電気化学電池、該電池用カソード、ならびに該電池
およびカソードの製造法に関する。
【0002】本発明の一態様によれば、ナトリウムイオ
ンの固体電解質導体である隔離板によってアノード室と
カソード室とに分けられているハウジングを有する電気
化学的電池であって、アノード室は電池の活性アノード
物質を形成しているナトリウムを含み、電池の作用温度
はそのナトリウムが溶融している温度であり、カソード
室はナトリウム陽イオンおよび塩素陰イオンを含むアル
カリ金属塩のアルミニウムハロゲン化物の溶融塩電解質
を含み、Al:アルカリ金属の原子比は高々1:1であ
り、溶融塩電解質も電池の作動温度で溶融し、カソード
室はまた、溶融塩電解質が浸み込んだ、電解質を透過し
得る電子伝導多孔性マトリックスを含み、その多孔性の
内部には、ニッケル/塩化ニッケル(Ni/NiC
2 )活性カソード物質が微細に分かれた粒子および/
または薄層状で、溶融塩電解質およびマトリックスと接
触した状態で分散しており、Ni/NiCl2 がナトリ
ウムと電気化学的に結合するようにナトリウムおよび溶
融塩電解質は隔離板と接触し且つこの隔離板により隔て
られている電気化学電池において、カソードのマトリッ
クスの多孔性の内部がアンチモン(Sb)を、マトリッ
クスのNi/NiCl2活性カソード物質と混合した状
態で、且つ該物質中に微細に分かれた固体状に分散した
状態で含み、電池が電池作動温度でNa/NiCl2
対に対応する開路電圧を有する完全充電状態になり、該
完全充電状態でのSbとNiCl2 活性カソード物質に
おけるNiとの間のSb:Ni質量比が2:100〜1
30:100であることを特徴とする改良された電気化
学電池が提供される。
【0003】例えば、電池作動温度(典型的には250
〜450℃)が300℃である場合、Na/NiCl2
電対の開路電圧は2.58Vである。
【0004】Sb:Ni質量比は、7:100〜11
0:90の広い範囲であってもよく、特に20:110
〜90:110の範囲であり、好ましくは24:100
〜100:100、例えば30:90である。
【0005】便宜上、溶融塩電解質は、塩化アルミニウ
ムナトリウム(NaAlCl4 )溶融塩電解質であり、
所望により、米国特許第4592969号明細書に記載
されたようにフッ素イオンをドーピングし、あるいは米
国特許第5403676号明細書に記載されたように臭
素イオンをドーピングしてもよく、電解質およびカソー
ドは所望により米国特許第4626483号明細書に記
載されたようにイオウまたは適当な硫化物でドーピング
してもよい。電解質隔離板は、好ましくは、ナトリウム
β−アルミナセラミック電解質、さらに好ましくはナト
リウムβ”−アルミナセラミック電解質である。マトリ
ックスは好ましくはスポンジニッケルなどの多孔性金属
ニッケルである。特に好ましい態様では、溶融塩電解質
が塩化アルミニウムナトリウム溶融塩電解質であり、隔
離板が、ナトリウムβ”−アルミナセラミック固体電解
質であり、マトリックスが多孔性金属ニッケルである。
【0006】本発明はまた、上述した電池のカソードも
含む。該カソードは、溶融状態にあるアルカリ金属のア
ルミニウムハロゲン化物溶融塩電解質を透過し得る多孔
性の電子伝導マトリックスを含み、該マトリックスは、
その内部に、微細に分かれた粒子および/または薄層状
で分散したNi/NiCl2 活性カソード物質を含み、
Ni/NiCl2 活性カソード物質はその中に微細に分
かれた固体状で分散したSbを含み、Ni/NiCl2
およびSbはマトリックスの多孔性の内部の一部を占
め、カソードは、溶融ナトリウムアノードに電気化学的
に結合すると、電池作動温度でNa/NiCl2 電対に
対応する開路電圧を示す完全充電状態になり、該完全充
電状態にあるNiCl2 活性カソード物質のSbとNi
質量比が2:100〜130:100である。
【0007】さらに詳細に述べると、カソードは、本発
明の電池に関して上述した通りであってもよく、特に、
その多孔性の内部は、ナトリウム陽イオンおよび塩素陰
イオンを含むアルカリ金属のアルミニウムハロゲン化物
溶融塩電解質を浸み込ませてもよく、また、上述したよ
うにフッ素陰イオンおよび/または臭素陰イオンならび
にイオウ/硫化物のドーピング物質を電解質および/ま
たは活性カソード物質に分散させた状態で含んでもよ
い。
【0008】本発明の別の態様によれば、上記電池の製
造法が提供される。それは、電池またはその前の段階の
ものに放電または過放電の状態でその構成物質を充填
し、マトリックスの多孔性の内部にNi/NiCl2
性カソード物質を分散させる前に金属粒子状のSbを活
性カソード物質に分散させ、充填後、電池を充電電位下
に置き完全充電状態になるまで充電サイクルに通すこと
によって電池の作動温度で電池を充電することにより電
池の活性化即ちコンディショニングを行うことからな
り、充電電圧即ち充電電位はNiを塩素化するがSbの
塩素化は避けることができるように十分低く保たれ、カ
ソードまたはカソード前駆体は、アルカリ金属のアルミ
ニウムハロゲン化物溶融塩電解質によって電池またはそ
の前の段階のもののナトリウムアノードと結合させる。
【0009】言い換えると、本発明のこの別の態様によ
れば、上記電池の製造法が提供され、その方法は、電池
またはその前の段階のものに放電または過放電の状態で
その構成物質を充填し、マトリックスの多孔性の内部に
Ni/NiCl2 活性カソード物質を充填、分散させる
前に金属粒子状のSbを活性カソード物質に分散させ、
充填した後、電池を充電電位下に置き完全充電状態にな
るまで充電サイクルに通すことによって電池の作動温度
で電池を充電することにより電池の活性化即ちコンディ
ショニングを行うことからなる。充電電圧即ち充電電位
は電池の作動温度におけるSbの塩素化電位以下で、か
つその温度におけるNiの塩素化電位以上であり、カソ
ードまたはカソード前駆体は、アルカリ金属のアルミニ
ウムハロゲン化物溶融塩電解質によって電池またはその
前の段階のもののナトリウムアノードと結合される。
【0010】従って、充電電圧は、電池の作動温度での
Na/NiCl2 電対の開路電圧と電池の作動温度での
Na/SbCl2 電対の開路電圧との間でなければなら
ない。例えば、300℃では、充電電圧を2.58V
(300℃でのNa/NiCl2 電対の開路電圧)〜
2.78V(300℃でのNa/SbCl2 電対の開路
電圧)の範囲で保持すべきである。すなわち、充電電圧
は、Niのみを塩素化するのに十分であり、Sbの塩素
化に必要な電圧より低くあるべきである。言い換える
と、Na/NiCl2 の開路電圧<充電電圧<Na/S
bCl2 の開路電圧である。電池の作動温度は通常20
0〜400℃、典型的には250〜350℃であり、ア
ノード物質および溶融塩電解質を溶融するのに十分でな
ければならない。
【0011】放電または過放電の状態での電池の充填法
は、米国特許第4529676号明細書、米国特許47
22875号明細書、米国特許第4797333号明細
書、米国特許第4772449号明細書および英国特許
第2726692号明細書に記載されており、電池には
通常、カソードの前駆体が充填されると考えられ、この
カソード前駆体はSbが分散した状態で含まれる粒子状
の混合物である。この前駆体は、コールドプレスして2
50〜1000μmの大きさの顆粒状にすることができ
る。
【0012】本発明は、上記電池で使用するためのカソ
ードの製造法にもおよび、この方法は電解質を透過し得
る電子伝導マトリックスを形成し、マトリックスの多孔
性の内部に放電状態でNi/NiCl2 活性カソード物
質を分散させることからなり、該方法は、活性カソード
物質をマトリックスに分散させる前に、Sbを微細に分
かれた金属粒子の状態で活性カソード物質に分散させる
こと、及びカソードがアルカリ金属のアルミニウムハロ
ゲン化物溶融塩電解質によってナトリウムアノードと結
合した電池内で、このカソードを、電池作動温度で充電
電位下に置き完全充電状態になるまで充電サイクルに通
すことによってカソードの活性化即ちコンディショニン
グを行うことを含み、充電電圧即ち充電電位はSbの塩
素化を避けるために十分低く保つ。
【0013】本発明による電池またはカソードの製造法
において、溶融塩電解質は、本発明の電池またはカソー
ドで使用するものについて上述した通りであり、もう一
度述べると、本発明に従って製造される電池またはカソ
ードは、さらに詳細には、本発明の電池またはカソード
について上述した通りであり、カソードの製造法は、電
池の製造法について上述した通りである。
【0014】電池またはカソードの完全充電状態とは、
マトリックスの多孔性の内部において利用できるNiの
全部が充電電位によってNiCl2 に変換されている状
態を意味する。本発明のカソードは、そのカソードの生
成および/または活性化が行われた電池において使用す
ることができ、あるいは、活性化即ちコンディショニン
グを行った電池で活性化した後に取り出して、別の電池
に充填し、使用することができる。
【0015】本発明はまた、上記方法に従って製造され
るものである限り、電気化学電池およびそのカソードに
も及ぶ。
【0016】次に、本発明を、下記実施例および添付の
図面を参照して説明するが、本発明は下記実施例および
図面に限定されるものではない。
【0017】図1は、本発明に係る電池の横断面図を示
す。
【0018】図2は、本発明方法に従って作った本発明
に係る電池、およびカソードにドーピング物質の金属が
含まれない以外は本発明の電池と同じであり、同様にし
て作った対照電池の両方について、10回目の放電サイ
クルの電池の電圧(V)を電池の放電状態(Ah)に対
してプロットしたグラフを示す。
【0019】図3は、電圧対容量のプロットを図2に示
した電池について、10回目の放電サイクルの電池内部
抵抗(mΩ)をアンペア時で表わした電池の放電状態
(Ah)に対してプロットしたグラフを示す。
【0020】図4は、電圧対容量のプロットを図2に示
した本発明に係る電池の図3と同様のプロットを、5回
目および50回目の各々の放電サイクルに対して示すグ
ラフである。
【0021】図1において、本発明に係るテスト電池は
一般に、10で示す。電池10は、軟鋼から成る断面が
四角形のケーシング12の形態のハウジングを有し、そ
の中央にはナトリウムβ”−アルミナ隔離管14が吊り
下げされている。管14は、16でα−アルミナ絶縁カ
ラー18にガラス溶接されている。ケーシング12用の
プレス加工したニッケルの蓋20は、密封するように、
カラー18の上部表面に22で熱圧縮結合しており、蓋
20は、ケーシング12の開放端に溶接された直立した
縁24を有する。
【0022】ニッケル管26は、放射状に突き出た、円
周状に伸びたフランジ28を有し、半径方向には30で
カラー18に熱圧縮結合し、カラー18の下部表面には
フランジ28で32で熱圧縮結合して密封している。管
26の上端はカラー18の上部表面よりも上方に出てお
り、蓋20の内部端とは絶縁空間によって34で隔離さ
れている。カップ型のニッケルプレス品36は、管26
の上端に密封するように溶接されている。プレス品36
の中央には直立した導管38があり、その上端40(図
では刃状になっている)は鑿の形になるように縁曲げを
して密閉し、この上端40は直立した縁44を有する四
角形(平面図)の軟鋼製カソード端子プレート42のス
ロットにその端を入れて溶接してある。
【0023】ニッケル製のカソードコレクター46はプ
レス品36の底部50に溶接された2つの脚48を有
し、従って、コレクター46は下方に吊り下げられてお
り、その下端52は隔離管14の下部閉端の上に空間を
おいて接近している。コレクター46は、隔離管14の
内部に沿って垂直に伸びた炭素フェルトの溶融塩電解質
用の芯54を包含する形であり、芯54は管14の内部
に向ってその長さ方向に露出している。
【0024】ケーシング12と隔離管14の間の空間の
下端には、4個の軟鋼製の灯芯状のはさみ金56がつい
ている。それらは互いに空間をおいて円周状に置かれ、
ケーシングとは58で、管とは60で接触している。ケ
ーシング12には軟鋼製のアノード端子62がついてお
り、それは蓋20に溶接され、電池10と同様の隣接す
る電池のカソード端子プレート42の縁44を受け止め
るためのスロット64を有する。
【0025】カソード(図示していないが、下記で述べ
る)は管14をレベル66まで満たし、溶融ナトリウム
アノード物質(図示せず)は管14とケーシング12の
間の空間をレベル68まで満たす。
【0026】電池の前の段階の物に充填するために、ア
ンチモン金属粉末(粒度5〜53μm、例えば44μ
m)、ニッケル粉末(粒度2〜10μm、例えば2〜5
μm)、NaCl粉末(粒度53〜250μm、例えば
53μm)、FeS粉末(粒度53〜150μm、例え
ば125μm)およびアルミニウム粉末(粒度53〜1
50μm、例えば125μm)から均一な粉末混合物を
形成する。粉末混合物は次いで顆粒化して、250μm
<顆粒の大きさ<1000μmとなる自立型の顆粒を形
成する。その顆粒は導管38を通して管14に充填する
が、それらが密に詰まり、管14をレベル66まで満た
すまで詰める。次いで、電池を290℃に加熱し、管1
4に導管38を通して125〜130gの溶融NaAl
Cl4 を充填した後、管38の先端を40で縁曲げして
閉じ、プレート42のところで溶接する。電池の組立は
典型的には、カラー18を管14、蓋20、端子62、
管26、プレス品36およびカソードコレクター46と
組合せた後、上述したように充填して管の末端40を縁
曲げし、管38の末端40にプレート42を取り付け
る。最後に、はさみ金56をケーシング12に挿入した
後、蓋20をケーシング12に24で溶接することがで
きる。溶融NaAlCl4 電解質は粉末混合物を浸して
おり、フェルト54によって上方に吸い上げられる。は
さみ金56は最初はアノードコレクターとして作用する
が、管14とケーシング12との間を電気的に接触さ
せ、下記で述べるように充電する時ケーシング12と管
14との間で上方に溶融ナトリウムを吸い上げるように
作用する。40での縁曲げおよび24での溶接は真空下
で行う。
【0027】実施例1(本発明) 電池の前の状態のものを上述したように充填したが、カ
ソード室にはカソード/溶融塩電解質前駆体混合物を充
填し、アノード室にはナトリウムを入れなかった。前駆
体混合物は下記組成を有する。
【0028】
【表1】
【0029】電池の前の状態のものを300℃の電池作
動温度に加熱し、2.5Aの一定充電電流で、2.58
〜2.78Vの充電電位下において、化学および/また
は電気化学反応を起こさせた。
【0030】4NaCl + Al → NaAlCl
4 + 3Na:反応(1)、及び2NaCl + N
i → NiCl2 + 2Na :反応(2) NiCl2 は充電活性カソード物質を形成し、NaAl
Cl4 は溶融塩電解質を形成し、Naは、イオンの形で
隔離板を通ってアノード室へ移動して活性アノード物質
を形成した。充電電位下に置くことは、利用できるNi
全部が消費されると中断した。その段階では、カソード
室は残留Ni金属によって形成されるマトリックスを含
み、残存量のNaClはそのマトリックスに固体の形で
分散し、カソード中のAl:Na原子比が1:1を超え
ないことを確実にした。次いで、Sbは、FeS(硫化
物ドーピング物質)とともにNiCl2 活性カソード物
質に分散し、フッ素陰イオン(フッ化物ドーピング物
質)は溶融塩電解質に分散(溶解)した。NiCl
2 は、NaAlCl4 で飽和したマトリックスに分散し
た。NiCl2 活性カソード物質におけるSbとNiと
の質量比は、106:94であった。
【0031】実施例2(本発明) カソード室に下記のカソード/溶融塩電解質前駆体混合
物を充填して実施例1を繰り返した。
【0032】
【表2】
【0033】この場合、充電後のNiCl2 活性カソー
ド物質におけるSb対NiのSb:Ni質量比は50:
150であった。
【0034】この電池に対して行ったテストにより、実
施例4の対照と比較して、実施例1の電池に対する有益
な結果(後述)が確認された。
【0035】実施例3(本発明) カソード室に下記のカソード/溶融塩電解質前駆体混合
物を充填して実施例1および2を繰り返した。
【0036】
【表3】
【0037】この場合、充電後のNiCl2 活性カソー
ド物質におけるSb対NiのSb:Ni質量比は25.
9:100であった。
【0038】実施例4(対照−Sbを含まない) カソード室に下記のカソード/溶融塩電解質前駆体混合
物を充填して実施例1、2および3を繰り返した。
【0039】
【表4】
【0040】結果 実施例1、2および3の電池は、反応(1)および
(2)によってコンディショニングした後は、いかなる
Na/SbCl3 電対のいかなる妨害もなしに、大容量
の充電電流が許容できることが分かった。
【0041】図2は、本発明に係る実施例1の電池(実
線−理論容量は37Ah)および実施例4の対照の電池
(点線−理論容量は40Ah)に対して、10回目の放
電サイクルの最初の部分を示し、300℃で作動させた
とき、12Aの放電電流で3時間放電すると、カットオ
フ電圧は1.65Vに下がった。図2は、実施例1(本
発明)および実施例4(対照)の電池の放電特性が大体
類似していることを示すが、本発明に係る実施例1の電
池は、約15Ahの容量が放電された後の分極(主に濃
淡分極と考えられる。)が対照と比較して減少している
ことから有益であるように見える。20Ahの容量が放
電された後の本発明電池における分極は対照と比較して
明らかに少なく、放電サイクルの残りの部分においても
分極は少なくなっており、その結果、放電サイクルの残
り半分のパワー特性はかなり高められ、対照と比較して
放電曲線は、電圧に関してより平らである。このこと
は、実施例1および4の電池に関する図3でさらに説明
される。その図から明らかなように、本発明に係る電池
の内部抵抗(実線)は最初は対照の内部抵抗(点線)よ
りも若干高いが、約17Ahの放電の後は対照より下に
下がり、放電サイクルが終わるまで対照より下のままで
ある。
【0042】本発明に係る電池を300℃で、次のよう
な充電/放電サイクル、即ち2.5Aの一定充電電流で
2.58Vより高く、上限カットオフ電圧2.78Vよ
り低い充電電圧で14時間充電し、12Aの一定放電電
流で1.65Vのカットオフ電圧に下るまで3時間放電
する充電/放電サイクル下に置いたところ、大きな容量
低下即ち内部抵抗の上昇は、5回目(実線)および50
回目(点線)のサイクルの間では生じないことが分かっ
た。(実施例1の電池についての図4参照)実施例1の
電池(本発明)はまた、ピークパワーの利用可能性に関
して、実施例4の電池(対照)よりも改善が見られる。
このことは下記表で説明される。下記表は、各々1.7
Vおよび17Aの放電速度で、各々0、5、10、20
および30秒間、一定の間隔をおいて行った(各々、
5、15、25、30および35Ahの放電が起きた
後)パワーパルス測定を示す。ピークパワーパルスの低
下(対照と比較して)が30秒のパルスまでずっと続け
て認められる5Ahの放電後の測定を除いて、本発明に
係る実施例1の電池の30秒のパルスまでのピークパワ
ーパルスは、対照の電池よりも全てかなり良好であり、
(30秒のパルスについて)パワーの改善は15Ahの
放電後の21.6%から30Ahの放電後の54.4%
の範囲にわたっていた。
【0043】
【表5】
【0044】分極の減少におけるSbの役割は明らかで
はないが、本出願人は、理論に縛られることなく、微細
に分かれたSbがカソードマトリックスのニッケルと合
金を形成するか、それ以外の方法で結合して、マトリッ
クスの伝導性バックボーンを安定化させるように機能
し、それにより、多孔性の高められた開放マトリックス
構造の保持を助け、分極を減少させると信じている。ま
た、Sbがこの形態で存在すると、実施例4(対照)の
電池において容量の低下および/または内部抵抗の増加
の原因と考えられるNiのカソードでの結晶成長を遅ら
せることができると考えられる。しかし、電池反応にお
けるSbの実際の関与を除外すべきではなく、Sbを使
用すると、Sbは最初にNiとともに塩素化されてSb
Cl3 になるが、NaAlCl4 溶融物に溶解してNa
Cl・AlCl3 ・SbCl3 などの化学種を形成する
可能性がある。これらの化学種は300℃でのNaCl
の溶融塩電解質における溶解性をさらに高めて、放電し
たNaClをカソードマトリックスから濾し取ることが
でき、その結果、開放マトリックス構造の保持を助け、
分極特性を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池の横断面図を示す図である。
【図2】本発明方法に従って作った本発明に係る電池お
よびカソードにドーピング物質の金属が含まれない以外
は本発明の電池と同じであり、同様にして作った、対照
電池の両方について、10回目の放電サイクルの電池の
電圧(V)を電池の放電状態(Ah)に対してプロット
したグラフを示す図である。
【図3】電圧対容量プロットを図2に示した電池につい
て、10回目の放電サイクルの電池内部抵抗(mΩ)を
アンペア時で表わした電池の放電状態(Ah)に対して
プロットしたグラフを示す図である。
【図4】電圧対容量プロットを図2に示した本発明に係
る電池の図3と同様のプロットを、5回目および50回
目の各々の放電サイクルに対して示すグラフである。
【符号の説明】
10 電気化学電池 12 ケーシング 14 隔離管 38 導管 42 カソード端子プレート 46 ニッケルカソードコレクター 62 アノード端子 66 カソードレベル 68 アノードレベル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナトリウムイオンの固体電解質導体であ
    る隔離板によってアノード室とカソード室とに分けられ
    ているハウジングを有し、アノード室は電池の活性アノ
    ード物質を形成しているナトリウムを含み、電池の作動
    温度はそのナトリウムが溶融する温度であり、カソード
    室はナトリウム陽イオンおよび塩素陰イオンを含むアル
    カリ金属のアルミニウムハロゲン化物の溶融塩電解質を
    含み、Al:アルカリ金属の原子比は高々1:1であ
    り、溶融塩電解質も電池の作動温度で溶融し、カソード
    室はまた、溶融塩電解質が浸み込んだ、電解質を透過し
    得る電子伝導多孔性マトリックスを含み、その多孔性の
    内部には、ニッケル/塩化ニッケル(Ni/NiC
    2 )活性カソード物質が微細に分かれた粒子および/
    または薄層状で、溶融塩電解質およびマトリックスと接
    触した状態で分散しており、Ni/NiCl2 がナトリ
    ウムと電気化学的に結合するようにナトリウムおよび溶
    融塩電解質は隔離板と接触し且つこの隔離板により隔て
    られている電気化学電池において、カソードのマトリッ
    クスの多孔性の内部がアンチモン(Sb)を、マトリッ
    クスのNi/NiCl2 活性カソード物質と混合した状
    態で、且つ該物質中に微細に分かれた固体状に分散した
    状態で含み、電池が電池作動温度でNa/NiCl2
    対に対応する開路電圧を有する完全充電状態を有し、該
    完全充電状態でのSbとNiCl2 活性カソード物質に
    おけるNiとの間のSb:Ni質量比が2:100〜1
    30:100であることを特徴とする電気化学電池。
  2. 【請求項2】 Sb:Ni質量比が7:100〜11
    0:90であることを特徴とする請求項1に記載の電
    池。
  3. 【請求項3】 Sb:Ni質量比が24:100〜10
    0:100であることを特徴とする請求項2に記載の電
    池。
  4. 【請求項4】 溶融塩電解質が塩化アルミニウムナトリ
    ウム溶融塩電解質であり、隔離板がナトリウムβ”−ア
    ルミナセラミック固体電解質であり、マトリックスが多
    孔性金属ニッケルであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の電池。
  5. 【請求項5】 カソードが溶融状態にあるアルカリ金属
    のアルミニウムハロゲン化物溶融塩電解質に対して透過
    可能である多孔性の電子伝導マトリックスを含み、該マ
    トリックスは、その内部に、微細に分かれた粒子および
    /または薄層状で分散したNi/NiCl2 活性カソー
    ド物質を含み、Ni/NiCl2 活性カソード物質はそ
    の中に微細に分かれた固体状で分散したSbを含み、N
    i/NiCl2 およびSbはマトリックスの多孔性の内
    部の一部を占め、カソードは、溶融ナトリウムアノード
    に電気化学的に結合したときに、電池作動温度でNa/
    NiCl2 電対に対応する開路電圧を示す完全充電状態
    を有し、該完全充電状態にあるNiCl2 活性カソード
    物質のSb:Ni質量比が2:100〜130:100
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に
    記載の電池のカソード。
  6. 【請求項6】 電池またはその前の段階のものに放電ま
    たは過放電の状態でその構成成分を充填し、マトリック
    スの多孔性の内部にNi/NiCl2 活性カソード物質
    を分散させる前に金属粒子状のSbを活性カソード物質
    に分散させ、充填後、電池を充電電位下に置いて完全充
    電状態になるまで充電サイクルに通すことによって電池
    の作動温度で電池を充電することにより電池の活性化即
    ちコンディショニングを行うことからなり、充電電圧即
    ち充電電位はNiを塩素化するが当該Sbの塩素化は避
    けるために十分低く保ち、カソードまたはカソード前駆
    体は、アルカリ金属のアルミニウムハロゲン化物溶融塩
    電解質によって電池またはその前の段階のもののナトリ
    ウムアノードと結合させることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一項に記載の電池の製造法。
  7. 【請求項7】 電解質を透過できる電子伝導マトリック
    スを形成し、マトリックスの多孔性の内部に放電状態で
    活性Ni/NiCl2 カソード物質を分散させることか
    らなる請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池に使用
    するためのカソードの製造法であって、該方法が、活性
    カソード物質をマトリックスに分散させる前にSbを細
    かく分かれた金属粒子の状態で活性カソード物質に分散
    させること、及びカソードがアルカリ金属のアルミニウ
    ムハロゲン化物溶融塩電解質によってナトリウムアノー
    ドと結合した電池内で、このカソードを、電池作動温度
    で充電電位下に置き完全充電状態になるまで充電サイク
    ルに通すことによってカソードの活性化即ちコンディシ
    ョニングを行うことを含み、充電電圧即ち充電電位はS
    bの塩素化を避けるために十分低く保つことを特徴とす
    る製造法。
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