JPH07335016A - 照明装置発光ランプまわりの冷却構造 - Google Patents

照明装置発光ランプまわりの冷却構造

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JPH07335016A
JPH07335016A JP6152672A JP15267294A JPH07335016A JP H07335016 A JPH07335016 A JP H07335016A JP 6152672 A JP6152672 A JP 6152672A JP 15267294 A JP15267294 A JP 15267294A JP H07335016 A JPH07335016 A JP H07335016A
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emitting lamp
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    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0272Adaptations for fluid transport, e.g. channels, holes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components

Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明装置における各構成部の放熱性を向上
し、各部の温度上昇の均一化を図り、熱変形,熱劣化を
防止し画像の濃度ムラ,色ムラをなくすと共に各部の高
寿命化,故障防止化を図る照明装置発光ランプまわりの
冷却構造を提供する。 【構成】 発光ランプが半田付け装着されるプリント基
板3のランプピン接続孔20のまわりに通風孔24を設
ける。この通風孔24は発光ランプの種類,数,間隔,
光量,消費電力に対応させてその数や面積を可変にす
る。また、プリント基板3の給電路19はプリント基板
3の表裏で相対向する位置に形成されない。それによ
り、プリント基板3の温度上昇の低減を図る。また、プ
リント基板3には温度ヒューズの取付けられるピン孔2
2や切欠き部23が形成される。また、プリント基板3
にはその保持のための挿入孔21が貫通形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ,プリン
タ,スキャナ,書き込み装置等に設けられる光源体の1
つである発光ランプの冷却構造に係り、特に均一、かつ
適正な配光分布,温度分布により濃度ムラ,色ムラ等の
画像への悪影響を防止するに好適な照明装置発光ランプ
まわりの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スリット露光型電子写真複写機
において照明ランプ基板であるプリント基板には多数個
の発光ランプが設けられている。この発光ランプはハロ
ゲンランプ等からなり前記プリント基板のプリント回路
に連結して配置される。発光ランプは前記プリント基板
の中心部からその長手方向の端部にかけて適宜間隔で配
列されそのランプピンをプリント基板に挿着して半田付
けし片持ち支持される。
【0003】複写機等に適用される冷却装置関係の公知
技術として、例えば、実開昭53−111740号公報
(以下、Aという),実開昭54−2443号公報(以
下、Bという),特開昭54−39125号公報(以
下、Cという),特開昭54−136322号公報(以
下、Dという),特開昭54−136324号公報(以
下、Eという),特開昭56−113169号公報(以
下、Fという),特開昭56−156843号公報(以
下、Gという),実開昭58−45544号公報(以
下、Hという),特開昭58−78172号公報(以
下、Iという),特開昭58−156968号公報(以
下、Jという),実公昭62−46187号公報(以
下、Kという),実開昭62−109157号公報(以
下、Lという)等が挙げられる。
【0004】Aはコンタクトガラスと冷却フラン間に介
設される照明装置に冷風をガイドする案内部材を設けた
ものであるが本願のように通風孔を発光ランプまわりに
設けたものではない。
【0005】Bは原稿載置台と光源間に赤外線を選択反
射する手段を設け過熱防止を図るものであるが本願とは
相異する。Cはプラテンガラスに適宜間隔を介して平板
状透明体を配置し照明源によるプラテンガラスの過熱を
防止したものであり本願とは相異する。
【0006】Dは反射笠で囲まれるハロゲンランプを冷
却するために反射笠内に空気を送り込むと共に排出する
ための空気送排手段を設けたもので本願とやや似た技術
を開示するものであるが、本願のように発光ランプおよ
びプリント基板の温度分布を均一化するものとは大きく
相異するものである。
【0007】EはDと類似する構成からなるが、反射笠
の外面の一部に放熱阻止面を設け各部の温度上昇を防止
するものであり本願とは相異する。Fは露光ランプまわ
りに感温素子を設け、温度上昇の値により露光ランプを
自動的に消灯して過熱防止を図るもので本願とは相異す
る。
【0008】Gは送風機からの冷風を案内するために傾
斜して配置される導風手段を設け装置内の冷却を行うも
のであるが本願とは相異する。Hはハロゲンランプを
X,Y方向に移動自在にリフレクタ側に支持したもので
本願における発光ランプの支持構造とは相異する。
【0009】Iは反射板と光学走査キャリッジ間に弾性
部材を介設して振動防止を図ったもので本願とは相異す
る。Jはハロゲンランプの過熱をサーマルプロテクタで
検知し、ランプの供給電力を遮断してその熱破壊を防止
するもので本願とは相異する。
【0010】Kは照明ランプに電気的に連結された温度
ヒューズをばね部材を介して反射笠側に弾性的に押圧す
るもので、本願における温度ヒューズの取付け手段とは
相異する。Lは露光ランプを担持する走行ユニットに冷
却ファンを設け、コンタクトガラスの集光部分に直接送
風するようにしたもので本願とは相異する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】照明装置の発光ランプ
による発熱エネルギは大きい。特に発光ランプにハロゲ
ンランプを使用して光量を多く必要とするカラー複写機
等においては発熱エネルギが大きくないと感光体の感度
特性,色分解フィルタの分光透過率による適正な露光量
が得られない。特に、B露光時には大きな発熱エネルギ
を要する。
【0012】また、発光ランプは、感光ドラム面上での
照度ムラが少なくフラットな露光分布を得るようにする
ため照度分布は中心より端部に向かって光量が高くなる
ように配置される。そのため、端面,端部は中心部より
も発熱が大きい。
【0013】また、発光ランプの間隔が狭いと発熱量も
大となる。発光ランプはプリント基板に装着されている
ため発熱量が高いとプリント基板が部分的に変形し、濃
度ムラ,色ムラなどの画像への悪影響が生じる。また、
発光ランプの寿命も安全性も低下する。更に、発熱量が
大きいとプリント基板の発煙,発光や半田の溶融等が生
じ、かつ装置の各部に悪影響を与えコンタクトガラスの
破損,外装の変形等も生じ、異常画像や異常動作が生じ
る。
【0014】その防止策として感光体の線速を遅くして
発光ランプの発熱エネルギを小さくすることも考えられ
るが、複写速度が遅くなり、また、単位時間当りの複写
枚数も少なくなり、複写効率が低下する問題点が生じ
る。また、送風手段による冷却容量を大きくし冷却風を
強くして発熱量を低減させる手段もあるが、それに伴っ
てトナーや塵埃等が浮遊し易くなり、それ等が感光体や
コンタクトガラス,レンズ系,ミラー系等に付着しコピ
ー画像に悪影響を与える問題点が生じる。
【0015】一方、発光ランプはプリント基板に止めネ
ジ等により直接固定される場合が多いが、発光ランプの
発熱エネルギによりプリント基板や反射板および照明支
持体等の部品が加熱される。しかしながら、これ等の部
品の各部の剛性や材質が一定でないため各部はアンバラ
ンスに変形する。そのため、適正な原稿面の配光分布が
得られず、感光体ドラム面上における照度ムラが生じ濃
度ムラ,色ムラ等のコピー画像に悪影響を与える。
【0016】また、一枚のプリント基板に複数個の発光
ランプを止めネジで直接固定する場合に、発熱量の比較
的小さい中心部の発光ランプのみをプリント基板に止め
ネジで固定し、端部側の止めネジを減少させる手段によ
り前記不具合を解消する方法も考えられるが、プリント
基板の両端側に反りが生じ、前記と同様に照度ムラ等の
不具合が生じる。
【0017】更に、プリント基板の固定が不十分なた
め、光学スキャンの際に振動が発生し、ジター画像や発
生ランプのフィラメントの断線が発生する問題点があっ
た。更に、前記したように発光ランプは半田によってプ
リント基板に固定されるが、発熱エネルギが大きいと半
田が溶融し、プリント基板から発光ランプが抜けてしま
う問題点があり、かつ半田が溶融するとプリント回路の
銅箔のパターンやスルーホール部が空洞化し、接触不良
が生じ、部分的な発熱や局部的なアーク放電が生じ、プ
リント基板の銅箔が溶けてプリント基板の樹脂材料が炭
火,発煙する問題点が生じる。
【0018】また、発光ランプを直接プリント基板に接
触させて固定するとその部分と他の部分との間に温度差
が生じプリント基板が熱変形する問題点がある。また、
発光ランプの配列間隔が狭い場合にも同様な問題点が生
じ、発光ランプの寿命低下の原因となる。
【0019】一方、前記した公知技術はそれぞれ効率的
な冷却特性を発揮するものであるが、前記したように、
本願の発明とは構成,効果において大きく相異するもの
である。
【0020】本発明は、以下の問題点を解決するもの
で、発光ランプまわりの放熱性の均一化および向上を図
ることにより、適正な配光分布や温度分布を得ることが
出来、濃度ムラ,色ムラ等の画像への悪影響を無くし、
発光ランプ,プリント基板,反射板および照明装置の各
部の高寿命化を図り、更に装置の安全性を確保する照明
装置発光ランプまわりの冷却構造を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、反射板や遮光板に覆われ、表裏に給電
路のプリント回路を形成するプリント基板にランプピン
を挿着して片持ち支持され、前記プリント基板の長手方
向に沿って多数個配設される発光ランプを有すると共
に、当該発光ランプまわりに送風手段を備える照明装置
における発光ランプまわりの冷却構造であって、前記プ
リント基板に通風孔を形成してなる照明装置発光ランプ
まわりの冷却構造を構成するものである。
【0022】更に具体的には、前記通風孔が前記発光ラ
ンプに対応してその近傍に形成され、前記通風孔が、発
光ランプの数,間隔,光量,消費電力に対応してその個
数,面積が可変に形成され、前記通風孔が、前記プリン
ト基板の端部側に向かって面積が増加することを特徴と
する。
【0023】また、前記プリント回路が、表裏で相対向
することなく形成され、前記送風孔が、前記送風手段の
送風路内に配設され、前記発光ランプが、伝熱防止手段
を介して前記プリント基板に支持されることを特徴とす
るものである。
【0024】
【作用】プリント基板に送風孔が形成されるため、送風
手段からの冷風が送風孔内を通過しプリント基板が直接
冷却される。送風孔は発光ランプに対応して形成される
ため、発光ランプも冷却される。また、通風孔は発光ラ
ンプの数,間隔,光量,消費電力に対応してその数およ
び面積が可変に形成されるため、各部が均一に冷却され
る。具体的にはプリント基板の中心から端部に向かって
発光ランプの発熱エネルギが大になるため、通風孔は端
部に向かって数や面積が大になる。それにより温度分布
の均一化が図れる。また、プリント基板の表裏のプリン
ト回路を相対向させないで配置することにより、プリン
ト基板の温度分布の均一化が図れる。また、通風孔を装
置の送風路内に配置することにより冷風を直接プリント
基板や発光ランプを伝熱防止手段を介してプリント基板
に固定することによりプリント基板の局部的な温度上昇
が除去され温度分布の均一化が図れる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例のプリント基板の発光ランプの取付
面側を示す平面図、図2はプリント基板の半田付面を示
す平面図、図3は本実施例の冷却構造を示す照明装置を
備えたカラー複写機の概要構造を示す側断面図、図4は
その照明装置の拡大側断面図、図5は一部を破断して示
す本実施例の照明装置の平面図、図6は照明装置の反射
板の平面図、図7は反射板の正面図、図8は反射板の側
面図、図9は本実施例の原稿面における配光分布を示す
線図、図10は感光ドラム面における露光分布を示す線
図、図11は本実施例の照明部支持体の平面図、図12
は図11の正面図、図13は本実施例の照明装置の側面
図、図14は本実施例の照明装置における温度ヒューズ
まわりの裏面図、図15は図14の平面図、図16は図
15の正面図、図17は温度ヒューズそのものを示す平
面図、図18は図17の側面図、図19は温度ヒューズ
取付台の平面図、図20はその正面図、図21は本実施
例の発光ランプおよび送風手段の照明冷却ファンの制御
回路の概要図、図22は本実施例の発光ランプのランプ
配列を示す説明用平面図、図23は照明冷却ファンの制
御方法を説明するためのフローチャート、図24は照明
冷却ファンの駆動回路図、図25はプリント基板と発光
ランプの取付け状態の一実施例を示す部分断面図、図2
6は図25における発光ランプの概要図、図27はその
平面図、図28はプリント基板と発光ランプとの取付け
状態の他の実施例を示す部分断面図、図29は更に別の
取付け状態の実施例を示す部分断面図、図29乃至図3
8は図28に使用されるランプスペーサの各種形状を示
す平面図、図39乃至図43は図29において使用され
るランプスペーサの各種形状を示す平面図、図44乃至
図46は図29の発光ランプの組立て方法を説明するた
めの説明用平面図、図47はプリント基板と発光ランプ
との取付状態の更に別の実施例の部分平断面図、図48
は図50に使用される発光ランプの概要図、図49はそ
の平面図、図50はプリント基板と発光ランプとの取付
状態を示す他の実施例の部分平断面図、図51はプリン
ト基板と発光ランプの取付状態を示す更に別の実施例の
部分断面図、図52は図51の発光ランプの概要図、図
53はその平面図、図54はプリント基板と発光ランプ
の取付状態の別の実施例の部分平断面図、図55は図5
4における発光ランプの概要図、図56はその平面図、
図57は図56の下面図である。
【0026】まず、図3によりカラー複写機の全体概要
構成を説明する。図示のようにカラー複写機は、照明装
置101と、ミラー群102と、投影レンズ等を保持し
たレンズキャリッジ103と、色分解手段としての色分
解フィルタ104と、感光ドラム105と、黒現像器1
06と、カラー現像器107と、除帯電器108と、感
光クリーニング装置109と、転写ドラム装置110
と、定着装置111と、給紙装置112と、制御部11
3と、電源部114と、送風手段である照射冷却ファン
115等からなり、これ等は箱体116内に収納され
る。
【0027】図4は本実施例が適用される照明装置10
1の全体構造を示す。照明装置101は、発光ランプ1
と、反射板2と、ランプピン9を介して発光ランプ1が
装着されるプリント基板3と、発光ランプ1を支持する
照明部支持体4と、上方遮光板5と、温度ヒューズ6
と、照明装置支持部10を介して反射板2,照明部支持
体4,上方遮光板5等を支持するスキャナ本体7等から
構成される。なお、これ等はコンタクトガラス8の下面
にそれぞれ配置される。反射板2は図4に示すように照
度補正板11と共に止めネジ12によりスキャナ本体7
に固定されると共に止めネジ13により照明部支持体4
に固定される。
【0028】また、図13に示すように照明部支持体4
は止めネジ13等によりスキャナ本体7側のスキャナガ
イドロッド14,ガイドレール15に連結される。ま
た、図13に示すように、照明部支持体4にはランプ給
電ケーブル16が支持され、ケーブル16は発光ランプ
1のランプピン9に連結される。
【0029】反射板2は図4乃至図7に示すように、楕
円曲線状の主反射板2aと、対向反射板2bと、上方反
射板2cと、図13にも示される側方反射板2d等から
なる。また、主反射板2aと上方反射板2c間には発光
ランプ1の挿入される開口部2e(図7に明示される)
が形成され、主反射板2aと対向反射板2bの間には光
線を通過させるためのスリット2fが形成される。
【0030】図11および図12に示すように、照明部
支持体4は図5にも示すようにランプ給電ケーブル16
を支持する平板部4aと、ガイドレール15側に固定さ
れる側板部4bと、プリント基板3を支持するための立
上り部4cと、通風用の通風口4dを形成し前記4a乃
至4cと一体的に連結される基台4e等から形成され
る。なお、図4,図5,図13等に示すように照明部支
持体4とプリント基板3とはスペーサ17を介し段付ネ
ジ18により連結される。
【0031】図1および図2はプリント基板3を示す。
図1に示すランプ取付面には給電路19であるプリント
回路19a,19b,19c,19d,19e,19
f,19gが形成される。また、図2に示す半田付面に
は同じく給電路であるプリント回路19h,19i,1
9j,19k,19m,19nが形成される。但し、1
9a乃至19gと19h乃至19nは互いに相対向しな
い位置に形成される。
【0032】また、プリント基板3には本実施例では1
3個のランプピン接続孔20が形成され、説明の都合上
中心のものを20aとしその近傍の左右を20b,20
cとし、以下、左右を20d,20e、20f,20
g、20h,20i、20j,20k、20m,20n
とする。
【0033】また、プリント基板3には照明部支持体4
の立上り部4cの取付け孔に対応する挿入孔21が6個
貫通形成され、その内の1つは取付調整し得るように長
孔状に形成される。また、温度ヒューズ6の取付け用の
ピン孔22が形成され、その近傍に切欠き部23が形成
される。
【0034】プリント基板3には通風孔24が形成され
る。ランプ接続20aの部分には1個の通風孔24aが
形成され、ランプ接続孔20b,20cには通風孔24
aより広面積の通風孔24b,24cが形成される。ま
た、ランプ接続孔20dと20eには通風孔24b,2
4cとほぼ同面積の通風孔24d,24eが形成され
る。
【0035】また、通風孔24bと24d間および通風
孔24cと24e間には通風孔24bd,24ceが形
成され、ランプ接続孔20dと20eの近傍には通風孔
24dd,24eeが形成される。ランプ接続孔20f
と20hのまわりには通風孔24df,24f,24f
h,24h,24hjが形成され、ランプ接続孔20
g,20iのまわりには通風孔24eg,24g,24
gi,24i,24ikが形成される。
【0036】更に、ランプ接続孔20j,20mのまわ
りには通風孔24hj,24j,24jm,24m,2
4mmが形成され、ランプ接続孔20k,20nのまわ
りには通風孔24ki,24k,24kn,24n,2
4nnがそれぞれ形成される。また、図示のように通風
孔24d,24e,24f,24gは24b,24cと
ほぼ同じ広面積のものからなり、通風孔24j,24k
は更に広面積のものからなり、通風孔24hj,24i
kは特に広面積のものからなる。
【0037】次に、図5,図22により、本実施例にお
ける発光ランプ1の配列を説明する。発光ランプ1は本
実施例では13個のものからなり、説明の都合上1a,
1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h,1i,1
j,1k,1m,1nと称呼する。これ等はプリント基
板3のランプ接続孔20a乃至20nにランプピン9
(9a乃至9n)を挿着して半田付けされプリント基板
3に片持ち支持される。なお、発光ランプ1は図4に示
すように反射板2の開口部2dを通り抜け、上方遮光板
5の下方に水平に配置される。その焦点Oからの光は主
反射板2a,対向反射板2bおよび上方反射板2cで反
射し、コンタクトガラス8の表面の一点のスリット状照
射部25に収斂する。また、コンタクトガラス8上の原
稿(図略)からの反射光は反射板2のスリット2fを通
りミラー群102側に導かれる。
【0038】図5に示すように発光ランプ1aはプリン
ト基板3の中心の光軸X−Xに沿って配置され、発光ラ
ンプ1b,1cは光軸からa寸法だけ離れた位置に配置
される。また、発光ランプ1f,1gは光軸からbだけ
離れ、発光ランプ1j,1kは光軸からcだけ離れた位
置にそれぞれ配置される。また、発光ランプ1d,1e
は光軸よりAだけ離れ、発光ランプ1h,1iは光軸よ
りBだけ離れ、発光ランプ1m,1nは光軸よりCだけ
それぞれ離れた位置に配置される。
【0039】なお、本実施例では、a=29[mm],
b=93[mm],c=140[mm]、A=52[m
m],B=106[mm],C=153[mm]であ
る。また、図5および図22に示すように発光ランプ1
m,1h,1d,1a,1e,1i,1nはL101,
L102,L103,L104,L105,L106,
L107の一群のハロゲン発光ランプからなり、発光ラ
ンプ1j,1f,1b,1c,1g,1kはL201,
L202,L203,L204,L205,L206の
二群のハロゲン発光ランプからなる。
【0040】また、本実施例ではL102,L104,
L106は40[W],L101,L103,L10
5,L107,L202,L205は50[W],L2
01,L206は60[W]のものを使用する。従っ
て、一群のハロゲン発光ランプの全体のW数は320
[W]となり、二群のハロゲン発光ランプの全体のW数
は320[W]となり、合計で640[W]になる。
【0041】以上のように発光ランプ1を配列すること
により図9に示す原稿面の配光分布が得られる。すなわ
ち、図9は横軸に光軸X−X(図5)の中心からの距離
[mm]をとり、縦軸に原稿面における光量比[%]を
とったものである。図において実線は光量比の中心値を
示し点線はその上下のバラツキを示す。また、〔表1〕
はその具体的な値を示す。また、図10は図9における
光量比を感光体ドラム105(図3)の面上における露
光分布として表現したものであり、図示によって照度ム
ラのないフラットは露光分布が得られる。
【0042】
【表1】
【0043】一群のハロゲン発光ランプ(L1で表示さ
れている発光ランプ)を85[V],320[W]で点
灯すると消費電流は320/85=3.75[A]にな
る。同様に二群のハロゲンランプ(L2で表示される発
光ランプ)を85[V],320[W]で点灯すると消
費電流は同じく3.76[A]となる。従って、両方を
点灯すると7.52[A]の消費電流となる。従来の1
灯式の発光ランプの場合は85[V],640[W]の
発光ランプが必要であるが、例えば、1灯式のもので3
20[W]のランプ電力が必要な場合には発光ランプへ
の印加電圧を変える必要があり、その場合の印加電圧V
1 は〔数1〕で求められる。
【0044】
【数1】V1 =(W/W0 1/k ×V0
【0045】ここでWは必要なランプ電力,W0 は定格
ランプ電力,V0 は定格ランプ電圧,Kは定数で1.5
4である。前式にW=320,W0 =640,V0 =8
5,K=1.54を代入するとV1 ≒56.5[V]と
なり、抵抗値R0 はR=V0 2 /W0 =852 /640
≒11.29[Ω]となる。よってこの場合の消費電流
はV1 /R0 =56.5/11.29≒5[A]とな
り、本実施例のものに較べて大きな消費電流を必要とす
る。更に、1灯式で印加電圧を大巾に下げるとハロゲン
ランプの色温度変動が大となる。以上のことから従来の
1灯式のものに較べて本実施例の2灯式のものは省電力
化が図れ、色温度変動の低下も防止される。
【0046】次に、反射板2,プリント基板3の取付け
構造について説明する。反射板2は反射率の高い光輝ア
ルミ合金からなり、プリント基板3は紙エポキシ,ガラ
スエポキシ,ポリイミド,ポリアミドイミド,紙フェノ
ール等の樹脂やセラミツクス等からなる。また、反射板
2およびプリント基板3を支持する照明部支持体4は軟
鋼板やアルミニウム板からなる。
【0047】以上のように反射板2,プリント基板3お
よび照明部支持体4の材質が異なるため温度上昇により
各部の熱膨脹率が相異し、機械的剛性の高い部材の熱変
形に依存した変形が各部に生じる。その結果、不均一な
配光分布や感光体ドラム105、面上での照度ムラが発
生する。この防止手段として反射板2およびプリント基
板3と照明部反射体4との連結部材として、例えば、図
略の段付ネジを使用して直接接触を避けながら連結する
手段もあるが、部品寸法の各部のバラツキにより密着不
良,支持不良が生じると共に振動が生じ発光ランプ1の
フィラメント等を断線させる不具合が生じる。そのた
め、本実施例では図4,図5等に示すようにスペーサ1
7および段付ネジ18を用いて連結する構造を採用して
いる。
【0048】次に、発光ランプ1の一般的構造と、発光
ランプ1とプリント基板3との一般的な連結構造を図2
6,図27,図25により説明する。発光ランプ1は石
英ガラス等からなる封体26と、その内に封止込まれた
タングステンフイラメントの発熱体27と、発熱体27
に連結するランプピン9等からなり、封体26内にはハ
ロゲンガスが封入される。また、封体26はセラミック
ス等からなる支持台28によりその下方の取付け部を被
包される。
【0049】図25に示すように、以上の構造の発光ラ
ンプ1はランプピン9をプリント基板3側に挿入し、支
持台28をプリント基板3側に接触させて固定される。
図示のように、ランプピン9の挿入されるプリント基板
3のランプピン接続孔20は銅箔29により被包され
る。ランプピン9と銅箔29間には半田30が溶け込
み、ランプピン9は半田30によりプリント基板3に固
定される。
【0050】半田30としては高温半田が使用される。
高温半田の主成分としては、例えば、次のものが使用さ
れる。錫と鉛系の半田(固相線240[℃],液相線2
70[℃]),カドミウムと亜鉛系の半田(固相線26
0[℃],液相線280[℃]),カドミウムと銀系の
半田(固相線340[℃],液相線375[℃]),錫
と銀系の半田(固相線221[℃],液相線225
[℃])等である。
【0051】次に、本実施例における冷却構造について
説明する。図3に示すように本実施例のカラー複写機の
照明装置101は照明冷却ファン115により強制的に
冷却する構造のものからなる。発光ランプ1にハロゲン
ランプを使用する場合、ハロゲン電球の管壁温度が高く
なると適正なハロゲンサイクルが働かなくなり黒化した
りフィラメントが溶断したり寿命が低下する。
【0052】そのため、ハロゲン電球の管壁温度を約2
50[℃]乃至550[℃]に保持することが必要であ
る。照明冷却ファン115はそのために必要である。一
方、本実施例では前記したようにプリント基板3に図1
および図2に示したような送風孔24が多数個設けられ
ると共に照明部支持体4に通風口4dが形成され、更に
照明装置支持部10に傾斜した屈曲部10aが設けられ
ている。
【0053】図4に示すように、照明冷却ファン115
からの冷風はプリント基板3に当りプリント基板3を全
体的に冷却すると共にその通風孔24から反射板2側に
入り発光ランプ1を冷却する。また冷風は照明部支持体
4の送風口4dから発光ランプ1側に入り発光ランプ1
を冷却する。
【0054】この場合、照明装置支持部10の屈曲部1
0aが傾斜しているため冷風は傾斜面に沿って円滑に発
光ランプ1側に導入される。更に、冷風の一部はプリン
ト基板3の上方から発光ランプ1側に導入されその一部
は上方遮光板5とコンタクトガラス8の間を通過する。
これにより上方遮光板5およびコンタクトガラス8が冷
却される。そのため、コンタクトガラス8の変色や破損
が防止される。更に、反射板2側に入った冷風は反射板
2の開口部2eからその内部に入り反射板2自体を冷却
する。
【0055】図1,図2および図11等に示すように送
風孔24および送風口4eは、発光ランプ1の配置とそ
の発熱エネルギ等を考慮して数や面積を可変にして配設
される。すなわち、送風孔24は発光ランプ1の近傍に
形成され、発光ランプ1の数,間隔,光量,消費電力に
対応してその数と形状,面積を可変にしている。図1,
図2に示すように特にプリント基板3の端部側の発熱エ
ネルギが高いためその数および面積が中心側よりも増大
している。以上により発光ランプ1およびプリント基板
3等は均一に冷却される。
【0056】次に、照明冷却ファン115の制御構造を
図21,図23,図24により説明する。図21に示す
ようにCPU31にはランプトリガ1およびランプトリ
ガ2を介しハロゲンランプ制御装置32が連結する。ま
た、ファントリガ1およびファントリガ2によりCPU
31は照明冷却ファン115のファン駆動回路33に連
結する。ファン駆動回路33は照明冷却ファン115の
ファンモータ34を駆動制御する。
【0057】一方、またハロゲンランプ制御装置32の
ランプ出力V1 およびランプ出力V2 には前記の一群の
発光ランプ(L1で示すもの)が連結され、ランプ出力
2には二群の発光ランプ(L2で示すもの)が連結さ
れる。また、温度ヒューズ6(後に説明する)が連結さ
れる。
【0058】なお、一群の発光ランプの場合には24V
が照明冷却ファン115に印加され、二群の発光ランプ
の場合には15Vが印加される。従来技術においても二
群の発光ランプを使用する場合にはいずれか一方の群の
発光ランプを使用する場合や両方の群の発光ランプを同
時使用する場合にはランプ出力電圧を切換えて適正な露
光量を得るようにしている。しかしいずれか一方の群の
発光ランプを点灯させた場合と両方の群の発光ランプを
点灯させた場合とでは発光ランプの色温度に差が生じラ
ンプの管壁温度が異なる。管壁温度が高いと前記したよ
うに良好な複写が出来ない。
【0059】以上のことから、例えば複写モードが異な
るために発光ランプの切換を行うと共に発光ランプの管
壁温度を一定にするため照明冷却ファンの風量を変化さ
せることが必要になる。なお、複写モードとしては白黒
コピーモード,シングルカラーモード,フルカラーモー
ド等がある。本実施例では各色露光(Bk,B,G,
R)毎に一群および二群の発光ランプ1の点灯の切換え
によって照明冷却ファン115の風量を変化させるよう
にしている。図21はその制御回路である。
【0060】図23のフローチャートにより照明冷却フ
ァン115の制御動作を説明する。コピー複写機の操作
部のコピーボタンを操作することによりコピー開始を確
認する(ステップ101)。発光ランプ1が一群か否か
を判断する(ステップ102)。
【0061】一群の発光ランプ(L1)ONの場合には
(yesの場合)ステップ103に移り、二群の発光ラ
ンプ1(L2)のONか否かをチェックする。B露光の
場合には二群の発光ランプ1もONとなり、ファントリ
ガ2がOFFとなりファントリガ1がONとなる(ステ
ップ104)。それにより、照明冷却ファン115に2
4[V]の印加電圧が付加される(図24)。
【0062】一方、ステップ102にて一群の発光ラン
プ1がOFFの場合(noの場合)にはステップ107
に移り二群の発光ランプ1がONか否かがチェックされ
る。二群の発光ランプ1がONの場合(yesの場合)
はファントリガ1かOFFでファントリガ2がONとな
る(ステップ8)。また、二群の発光ランプ1がOFF
の場合(noの場合)にはステップ106側に移り、フ
ァントリガ1およびファントリガ2ともOFFとなる。
また、ステップ103において二群の発光ランプ1がO
FFの場合には同じくステップ108の動作を行う。ス
テップ108の場合は15[V]印加電圧が付加される
(図24)。
【0063】ステップ104およびステップ108が終
了したらステップ105に移り、コピーの終了が否かが
判断される。終了の場合(yesの場合)はファントリ
ガ1およびファントリガ2の両方がOFFとなるステッ
プ106に進む。コピーが終了しない場合にはステップ
102側に戻り前記と同様のことを繰返し行う。フアン
トリガ1およびファントリガ2の双方がOFFの場合フ
ァンモータ34は回転停止する。
【0064】以上の制御動作により、使用モードに関係
なく発光ランプ1の管壁温度を一定にすることが出来
る。なお、本実施例では各露光毎に照明冷却ファン11
5の風量を切換えるようにしたが、コピーサイズ,点灯
電圧,コピー枚数等で風量を制御するものでもよい。ま
た、照明装置101やコンタクトガラス8の適切な個所
やそれ等の近傍に温度検知素子を設け、その演算結果に
より照明冷却ファン115の風量を段階的に変化させて
もよい。これにより、より一層、発光ランプ1の安定化
が計れる。
【0065】次に、プリント基板3に装着される温度ヒ
ューズ6の構造とその取付け構造について図14乃至図
20により説明する。温度ヒューズ6は、図17,図1
8によく示すように感光面35を有するヒューズ本体3
6と、ヒューズ本体36を被包するテフロン,シリコン
材等からなる絶縁チューブ37と、ヒューズ本体36の
両端から延出するリード部38等からなる。リード部3
8は90°に屈曲されその延出端にはカール部39が形
成される。
【0066】図19および図20に示すように、温度ヒ
ューズ取付台40は取付けネジ部41を有する台板42
と、その一側から突出する突出ピン部43からなる。図
14乃至図16は温度ヒューズ6をプリント基板3に取
付けた状態を示すものである。
【0067】まず、図1および図2に示すピン孔22に
温度ヒューズ取付台40の突出ピン部43を嵌入しこれ
を固定する。次に、温度ヒューズ6の絶縁チューブ37
をプリント基板3に密着させ、切欠き部23にリード部
38を嵌め込みながらそのカール部39を温度ヒューズ
取付台40の取付ネジ部41と合致させる。次に、スプ
リングワッシャ44を介して止めネジ45を取付ネジ部
41に螺合しカール部39を固定する。
【0068】以上により温度ヒューズ6をプリント基板
3に固定する。温度ヒューズ6は温度過昇防止手段とし
て機能するもので、例えば、制御用素子として双方向サ
イリスタを使用した場合の短絡事故のような異常が発生
し過電圧が発光ランプ1に連続的に印加されたり、又は
照明冷却ファン115の異常(急停止)による照明装置
101の異常温度上昇が生じてコンタクトガラス8の変
色,破損や発光ランプ1のプリント基板3からの脱落が
発生することを防止するものである。具体的にはプリン
ト基板3が設定温度以上になると一群および二群の発光
ランプ1への電圧の印加を遮断し、温度上昇を防止する
構造からなる。なお、温度ヒューズ6の替りにサーモス
イッチを利用してもよい。
【0069】次に、発光ランプ1のプリント基板3との
取付け構造の各種実施例について説明する。発光ランプ
1はセラミックス等の支持台28によりその取付側の下
部を被包させてプリント基板3に直接取付けるのが一般
的構造であるが、本実施例では各種の伝熱防止手段を介
してプリント基板3に発光ランプ1を取付ける構造を示
す。前記したように、プリント基板3は紙フェール樹
脂,紙エポキシ樹脂,ガラスエポキシ樹脂,ポリイミド
樹脂,ポリアミドイミド樹脂,セラミックス等からな
る。
【0070】プリント基板3には発光ランプ1のランプ
ピン9の挿入されるランプピン接続孔20があり、該孔
20には銅箔が形成され発光ランプ1を発光させるため
の給電路の役目と発光ランプ1の位置決め固定の役目を
兼ねている。前記したように、支持台28を介して発光
ランプ1を前記材質,形状のプリント基板3に固定して
もよいが、プリント基板3からの発光ランプ1への伝熱
を低減するため本発明では各種の伝熱防止手段を採用し
ている。
【0071】図28は伝熱防止手段としてランプスペー
サ46を採用した実施例を示す。ランプスペーサ46は
電気的絶縁材の平板状のものからなる。ランプスペーサ
46は発光ランプ1とプリント基板3間に介設されるも
ので発光ランプ1とプリント基板3との直接密着をさせ
ないためと、発光ランプ1の取付け高さをランプスペー
サ46の厚みを調整することにより一定にする役目を有
する。
【0072】ランプスペーサ46はエポキシ系樹脂,フ
ェノール系樹脂,ポリイキド系樹脂,ポリアミドイミド
系樹脂,テフロン系樹脂,シリコン系樹脂,セラミック
ス,マイカ,ガラス等の電気的絶縁材からなり耐熱温度
も高く熱変形しにくいものからなる。図30乃至図38
はその各種形状を示すが、すべてのものは発光ランプ1
のランプピン9や銅箔29となるべく接触しないように
中空孔47が形成される。図30のランプスペーサ46
aは四角形状のもので丸孔の中空孔47aが形成され
る。
【0073】図31のランプスペーサ46bは四角形状
のもので四角の中空孔47bが形成される。図32のラ
ンプスペーサ46cは輪郭も中空孔47cと共に四角形
状のものからなる。図33のランプスペーサ46aは一
対の丸形のリング体からなり丸孔の中空孔47dを形成
する。図34のランプスペーサ46eはグランド状の輪
郭を有するものからなり、丸孔の中空孔47eを形成す
る。図35のランプスペーサ46fはグランド状の輪郭
とそれと相対向相似形の中心孔47fを有するものであ
る。
【0074】図36のランプスペーサ46gは中心の凹
部48により二股状に分割された形状のものからなり、
それぞれの分割部位にランプピン9の通る中心孔47
g,47gを形成するものからなる。また、図37のラ
ンプスペーサ46hは四角の輪郭および中心孔47hを
有する一対の板状部材からなる。図38のランプスペー
サ46iは図37のランプスペーサ46hをリブ49で
連結したものであり四角の中心孔47i,47iを形成
する。
【0075】前記したように前記のランプスペーサ46
a乃至46iはエポキシ樹脂等の熱伝導率の低い材料を
使用するため、発光ランプ1をプリント基板3に取付け
て半田付けする場合、半田コテにより温められたランプ
ピン9,銅箔29および半田30の熱を放熱することが
ない。また、ランプスペーサ46a等はランプピン9や
銅箔29に接触しないため放熱が一層なく、確実な半田
付けが出来る。
【0076】また、ランプスペーサ46a等は発光ラン
プ1の1個当り1枚に限らず複数枚使用してもよい。ま
た、図示していないがプリント基板3に取付けられたす
べての発光ランプ1の全体に係合する一体型のランプス
ペーサを用いてもよく、複数個発光ランプ1に共通する
形状のランプスペーサを用いてもよい。
【0077】図29は発光ランプ1をプリント基板3か
ら浮かせて取付けた実施例を示す。すなわち、伝熱防止
手段として空隙50を採用した実施例である。空隙50
を設けることにより発光ランプ1側への伝熱は低減する
が複数個の発光ランプ1の高さが不揃いになったり、発
光ランプ1の中心ずれや倒れが生じる可能性が高い。そ
のため、空隙50に対応するランプスペーサ51を採用
する。このランプスペーサ51は空隙50に相当する厚
みを有する平板からなり、組立て時にのみ必要であり、
組立て後に容易に取り出し得る形状であることが必要で
ある。図39乃至図43はその実施例のいくつかを示す
ものである。
【0078】なお、このランプスペーサ51は空隙50
の0.2[mm]〜5[mm]の厚みを有するものから
なり、材質は図30等に示した同様のものからなる。ラ
ンプスペーサ51は図示のようにランプピン9や銅箔2
9と接触係合しない形状のものからなり、かつ組立て後
引き出し可能にするため切欠き52を形成する。図39
のランプスペーサ51aと図40のランプスペーサ51
bは一体型のものであり、図41乃至図43のランプス
ペーサ51c,51d,51eは同一形状の一対の部材
を併設したものからなる。
【0079】次に、図29に示した発光ランプ1の具体
的な取付け方法を図44乃至図46により説明する。図
44に示すように、支持体28により下部を被包された
発光ランプ1のランプピン9を銅箔29により囲まれた
プリント基板3のランプピン接続孔20内に挿入する。
支持台28の下面とプリント基板3の銅箔29の上面と
の間にランプスペーサ51を差し込む。前記したように
ランプスペーサ51a乃至51eにはランプピン9に干
渉しない切欠き52a乃至52eが形成されるため前記
差し込みは容易に行われる。
【0080】なお、前記作業の替りに当初からランプス
ペーサ51を銅箔29上のランプピン接続孔20と合致
する位置に置いてその上から発光ランプ1のランプピン
9を挿入しても勿論良い。次に、図45に示すようにラ
ンプピン接続孔20とランプピン9間の隙間を半田付け
しこれ等を半田30により固める。半田付けが終わった
ら図示のようにランプスペーサ51を矢視のように引き
出す。以下により図29および図46に示した状態に発
光ランプ1はプリント基板3上に支持され、空隙50が
形成される。
【0081】図47はプリント基板3の表面に樹脂膜5
3を形成し、発光ランプ1を取付けた状態を示す。この
場合、伝熱防止手段として樹脂膜53が適用される。樹
脂膜53はエポキシ樹脂等からなるソルダーレジストマ
スクをプリント基板3の表面に形成して作成される。半
田付け作業時において余分な半田30が銅箔29やプリ
ント基板3の基材や銅パターンに付着させないようにす
るためである。図47の場合には発光ランプ1は樹脂膜
53に支持台28の下面を直接密着して支持される。
【0082】図48および図49は前記の発光ランプ1
と形状の異なる発光ランプ1Aを示す。この発光ランプ
1Aは発光ランプ1と支持台28Aの形状が異なり、他
の部分は同一である。図示のように支持台28Aの下面
には突出した周縁部54が形成される。図50は支持台
28Aを有する発光ランプ1Aをプリント基板3に取付
けた状態を示す。周縁部54を形成することにより支持
台28A銅箔29やランプピン接続孔20まわりに接触
せず通風孔24まわりに空隙55を形成する。
【0083】図51は発光ランプ1の別の取付け状態を
示すものである。この場合、図29の実施例と同様に伝
熱防止手段として採用するものであるが導電性部材56
を設けた点が相異する。導電性部材は図示していないが
鍔付きのパイプ状部材からなり、銅系金属(例えば、
銅,黄銅,青銅等)やこれ等の表面にニッケル,銀,
金,半田等のメッキを施したものが適用されるが銅箔2
9や半田30となじみ易いぬれ性を有するものが望まし
い。
【0084】導電性部材56を予め銅箔29で囲まれて
いるランプピン接続孔20内に嵌入し、下方の突出側を
カシメて銅箔29の裏面に固定させて装着する。導電性
部材56を設けることにより半田付けがより確実に行わ
れると共に発光ランプ1への伝導性が向上する。本実施
例では銅箔29を囲んで導電性部材56を設けたが、銅
箔29を使用しないで直接導電性部材56をランプピン
接続孔20に装着してもよい。
【0085】図52および図53に示す発光ランプ1B
は前記の発光ランプ1,1Aと異なり支持台28,28
Aを有しない。この場合は封体26Bが支持台28,2
8A等の役目をする。これにより構造の簡易化が図れ
る。図54は以上の発光ランプ1Bをプリント基板3に
取付けた状態を示す。この場合、伝熱防止手段は空隙5
0である。
【0086】図55乃至図57に示す発光ランプ1Cは
図48,49に示した発光ランプ1Aの支持台28Aの
改造型の支持台28Cを有するものである。支持台28
Cはランプピン9を囲んでI型状に突出したものからな
る。図48等の支持台28Aとほぼ同一の機能を有する
ものである。
【0087】以上の実施例において、発光ランプ1等を
ハロゲンランプとしたが、本発明はその他にLED,レ
ーザーダイオード,蛍光灯,蛍光管等の発光素子に応用
出来る。また、プリンタの書込み装置,ファクシミリの
読取り装置,書込み装置,一般的な表示装置,除電装置
にも利用可能である。また、電気部品や電子部品(特
に、発熱部品,半導体,IC等)等を実装したプリント
基板に応用可能である。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)プリント基板に通風孔を設けることにより、放熱性
が向上し、プリント基板の温度上昇が抑制され、熱によ
る劣化が防止出来る。また、プリント基板の発火,発煙
等が発生せず、部品の高寿命化が図れる。また、部品交
換の手間も減縮される。 2)通風孔を発光ランプの近傍に設けることにより、プ
リント基板の放熱効果を向上することが出来る。 3)通風孔を発光ランプの数,間隔,光量,消費電力に
対応してその数や面積を変えて形成することによりプリ
ント基板,反射板の温度の均一化が図れ、原稿面の配光
分布や感光ドラム体面上での露光分布を適正状態に維持
することが出来る。これにより、濃度ムラ,色ムラのな
い画像を得ることが出来る。 4)プリント基板の端部側は中心部より高温になるが、
通風孔を端部側に向かってその面積を増大させることに
より均一化が図れる。 5)給電路のプリント回路には発光ランプの電流が流れ
るためプリント基板の温度上昇の原因の1つとなるが、
表裏のプリント回路を合致させないように配置すること
によりプリント基板の温度上昇の集中化が低減し、熱変
形,破損等が防止される。 6)送風手段を設けると共に、送風路に通風孔を配置す
ることにより照明装置の各部が冷却され、各部安全性お
よび高寿命化が図れる。また、コンタクトガラスの破
損,外装カバーの変形や異常画像,異常動作の発生が防
止される。 7)発光ランプとプリント基板との取付け部位に伝熱防
止手段を設けることにより、発光ランプおよびプリント
基板の温度上昇が低減し、良質の画像形成に大きく機能
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプリント基板の発光ランプ
取付側を示す平面図。
【図2】図1の裏面の半田付面を示す平面図。
【図3】本実施例の適用されるカラー複写機の概要構造
を示す側断面図。
【図4】本実施例の照明装置の拡大側断面図。
【図5】一部を破断した本実施例の照明装置の平面図。
【図6】照明装置の反射板の平面図。
【図7】図6の反射板の正面図。
【図8】図6,図7の反射板の側面図。
【図9】本実施例を用いたカラー複写機の原稿面におけ
る配光分布を示す線図。
【図10】本実施例におけるカラー複写機の感光ドラム
面における露光分布を示す線図。
【図11】本実施例における照明部支持体の平面図。
【図12】図11の正面図。
【図13】本実施例の照明装置の側面図。
【図14】本実施例の照明装置における温度ヒューズま
わりの裏面図。
【図15】図14の平面図。
【図16】図15の正面図。
【図17】温度ヒューズの全体構造を示す平面図。
【図18】図17の側面図。
【図19】温度ヒューズ取付台の平面図。
【図20】図19の正面図。
【図21】本実施例の発光ランプおよび送風手段の照明
冷却ファンの制御回路の概要構成図。
【図22】本実施例における発光ランプの配列およびそ
の型式を示す説明用平面図。
【図23】本実施例の照明冷却ファンの制御方法を説明
するためのフローチャート。
【図24】本実施例の照明冷却ファンの駆動回路図。
【図25】プリント基板と発光ランプとの取付け状態の
一実施例を示す部分断面図。
【図26】図25における発光ランプの概要図。
【図27】図26の側面図。
【図28】プリント基板と発光ランプとの取付け状態の
他の実施例を示す部分断面図。
【図29】プリント基板の発光ランプとの取付け状態の
更に別の実施例を示す部分断面図。
【図30】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図31】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図32】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図33】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図34】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図35】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図36】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図37】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図38】図28に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図39】図29に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図40】図29に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図41】図29に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図42】図29に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図43】図29に使用されるランプスペーサの実施例
の平面図。
【図44】図29に示した実施例における発光ランプの
取付けの初期状態を示す説明用平面図。
【図45】図44の取付けの最終状態を示す説明用平面
図。
【図46】図29と同様な発光ランプとプリント基板と
の取付け状態を示す平面図。
【図47】発光ランプとプリント基板との取付け状態を
示す更に他の実施例の部分断面図。
【図48】図50に示す発光ランプの概要図。
【図49】図48の側面図。
【図50】発光ランプとプリント基板との取付け状態を
示す他の実施例の部分断面図。
【図51】発光ランプとプリント基板の取付け状態を示
す更に別の実施例の部分断面図。
【図52】図54に示す実施例に使用される発光ランプ
の概要図。
【図53】図52の側面図。
【図54】発光ランプとプリント基板との取付け状態を
示す別の実施例の部分断面図。
【図55】図50の場合の発光ランプとほぼ同一機能を
有する発光ランプの概要図。
【図56】図55の側面図。
【図57】図55,図56の下面図。
【符号の説明】
1 発光ランプ 1A 発光ランプ 1B 発光ランプ 1C 発光ランプ 1a 発光ランプ 1b 発光ランプ 1c 発光ランプ 1d 発光ランプ 1e 発光ランプ 1f 発光ランプ 1g 発光ランプ 1h 発光ランプ 1i 発光ランプ 1j 発光ランプ 1k 発光ランプ 1m 発光ランプ 1n 発光ランプ 2 反射板 2a 主反射板 2b 対向反射板 2c 上方反射板 2d 側方反射板 2e 開口部 2f スリット 3 プリント基板 4 照明部反射体 4a 平板部 4b 側板部 4c 立上り部 4d 通風口 4e 基台 5 上方遮光板 6 温度ヒューズ 7 スキャナ本体 8 コンタクトガラス 9 ランプピン 10 照明装置支持部 10a 屈曲部 11 照度補正板 12 止めネジ 13 止めネジ 14 スキャナガイドロッド 15 ガイドレール 16 ランプ給電ケーブル 17 スペーサ 18 段付ネジ 19 給電路 20 ランプピン接続孔 20a ランプピン接続孔 20b ランプピン接続孔 20c ランプピン接続孔 20d ランプピン接続孔 20e ランプピン接続孔 20f ランプピン接続孔 20g ランプピン接続孔 20h ランプピン接続孔 20i ランプピン接続孔 20j ランプピン接続孔 20k ランプピン接続孔 20m ランプピン接続孔 20n ランプピン接続孔 21 挿入孔 22 ピン孔 23 切欠き部 24 通風孔 24a 通風孔 24b 通風孔 24c 通風孔 24d 通風孔 24e 通風孔 24f 通風孔 24g 通風孔 24h 通風孔 24i 通風孔 24j 通風孔 24k 通風孔 24m 通風孔 24n 通風孔 25 スリット状照射部 26 封体 26B 封体 27 発熱体 28 支持台 28A 支持台 29 銅箔 30 半田 31 CPU 32 ハロゲンランプ制御装置 33 ファン駆動回路 34 ファンモータ 35 感光面 36 ヒューズ本体 37 絶縁チューブ 38 リード部 39 カール部 40 温度ヒューズ取付台 41 取付けネジ部 42 台板 43 突出ピン部 44 スプリングワッシャ 45 止めネジ 46 ランプスペーサ 46a ランプスペーサ 46b ランプスペーサ 46c ランプスペーサ 46d ランプスペーサ 46e ランプスペーサ 46f ランプスペーサ 46g ランプスペーサ 46h ランプスペーサ 46i ランプスペーサ 47 中空孔 47a 中空孔 47b 中空孔 47c 中空孔 47d 中空孔 47e 中空孔 47f 中空孔 47g 中空孔 47h 中空孔 47i 中空孔 48 凹部 49 リブ 50 空隙 51 ランプスペーサ 51a ランプスペーサ 51b ランプスペーサ 51c ランプスペーサ 51d ランプスペーサ 51e ランプスペーサ 52 切欠き 52a 切欠き 52b 切欠き 52c 切欠き 52d 切欠き 52e 切欠き 53 樹脂膜 54 周縁部 55 空隙 56 導電性部材 101 照明装置 102 ミラー群 103 レンズキャリッジ 104 色分解フィルタ 105 感光ドラム 106 黒現像管 107 カラー現像管 108 除帯電器 109 感光クリーニング装置 110 転写ドラム装置 111 定着装置 112 給紙装置 113 制御部 114 電源部 115 照明冷却ファン 116 箱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 101 // B41J 29/377

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射板や遮光板に覆われ、表裏に給電路
    のプリント回路を形成するプリント基板にランプピンを
    挿着して片持ち支持され、前記プリント基板の長手方向
    に沿って多数個配設される発光ランプを有すると共に、
    当該発光ランプまわりに送風手段を備える照明装置にお
    ける発光ランプまわりの冷却構造であって、前記プリン
    ト基板に通風孔を形成することを特徴とする照明装置発
    光ランプまわりの冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記通風孔が前記発光ランプに対応して
    その近傍に形成されてなる請求項1の照明装置発光ラン
    プまわりの冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記通風孔が、発光ランプの数,間隔,
    光量,消費電力に対応してその個数,面積が可変に形成
    されるものである請求項1の照明装置発光ランプまわり
    の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記通風孔が、前記プリント基板の端部
    側に向かって面積が増加するものである請求項1の照明
    装置発光ランプまわりの冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記プリント回路が、表裏で相対向する
    ことなく形成されてなる請求項1の照明装置発光ランプ
    まわりの冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記送風孔が、前記送風手段の送風路内
    に配設されてなる請求項1の照明装置発光ランプまわり
    の冷却構造。
  7. 【請求項7】 前記発光ランプが、伝熱防止手段を介し
    て前記プリント基板に支持されるものである請求項1の
    照明装置発光ランプまわりの冷却構造。
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