JPH07334632A - メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置 - Google Patents
メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置Info
- Publication number
- JPH07334632A JPH07334632A JP6145771A JP14577194A JPH07334632A JP H07334632 A JPH07334632 A JP H07334632A JP 6145771 A JP6145771 A JP 6145771A JP 14577194 A JP14577194 A JP 14577194A JP H07334632 A JPH07334632 A JP H07334632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- card
- information
- format
- write
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリフォーマットが異なるメモリカードに
対し、そのメモリフォーマットを組込んだそれぞれの専
用発行ソフトを開発せずに、単一のソフトでメモリフォ
ーマットを入力指示するのみで所望の情報をカードに書
込むメモリカード発行方法とその装置を提供する。 【構成】 カード毎に異なる書込データと、入力された
メモリフォーマットとに基づき、メモリカードに書込む
べき書込情報を発行装置のメモリに一時的に展開し、該
書込情報をカードに書込んでカード発行する。発行装置
はメモリフォーマットを入力するメモリフォーマット入
力手段と、書込データを入力するデータ入力手段と、書
込データとメモリフォーマットとに基づき装置のメモリ
に書込情報を展開する展開手段と、書込情報をメモリカ
ードに書込む書込手段を備える。
対し、そのメモリフォーマットを組込んだそれぞれの専
用発行ソフトを開発せずに、単一のソフトでメモリフォ
ーマットを入力指示するのみで所望の情報をカードに書
込むメモリカード発行方法とその装置を提供する。 【構成】 カード毎に異なる書込データと、入力された
メモリフォーマットとに基づき、メモリカードに書込む
べき書込情報を発行装置のメモリに一時的に展開し、該
書込情報をカードに書込んでカード発行する。発行装置
はメモリフォーマットを入力するメモリフォーマット入
力手段と、書込データを入力するデータ入力手段と、書
込データとメモリフォーマットとに基づき装置のメモリ
に書込情報を展開する展開手段と、書込情報をメモリカ
ードに書込む書込手段を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUを内蔵しない複
数のICメモリカードに対して初期データ等を記憶させ
ることでメモリカードを新規に発行する効率的な方法及
びその発行装置に関する。
数のICメモリカードに対して初期データ等を記憶させ
ることでメモリカードを新規に発行する効率的な方法及
びその発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特定のグループで使用さ
れ、個人のID番号等が付与されたメモリカードを新規
に発行する場合、予め、グループ名称、個人氏名及びI
D番号等をメモリカードのメモリ領域の所定の位置に一
枚ずつ書込む処理が行われている。
れ、個人のID番号等が付与されたメモリカードを新規
に発行する場合、予め、グループ名称、個人氏名及びI
D番号等をメモリカードのメモリ領域の所定の位置に一
枚ずつ書込む処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
メモリーカードを使用するグループがA社、B社と異な
れば、書込む各社固有のデータが異り、さらに、個人氏
名、ID番号、ユーザーデータ等書込むべき項目数や、
それらを書込むべきメモリ領域やメモリ様式等も異なる
のが普通である。このため、書込むべき情報とそれを格
納するアドレスとの対応関係、及びそれを管理する方式
等のメモリフォーマットが異なるメモリカードを発行す
る場合は、メモリフォーマットが異なる都度、それぞれ
に専用の書込み用のソフトウェア、すなわち発行処理ソ
フトウェアを作成して、発行処理を行って来た。
メモリーカードを使用するグループがA社、B社と異な
れば、書込む各社固有のデータが異り、さらに、個人氏
名、ID番号、ユーザーデータ等書込むべき項目数や、
それらを書込むべきメモリ領域やメモリ様式等も異なる
のが普通である。このため、書込むべき情報とそれを格
納するアドレスとの対応関係、及びそれを管理する方式
等のメモリフォーマットが異なるメモリカードを発行す
る場合は、メモリフォーマットが異なる都度、それぞれ
に専用の書込み用のソフトウェア、すなわち発行処理ソ
フトウェアを作成して、発行処理を行って来た。
【0004】そこで、本発明は、メモリフォーマットが
異なる複数のメモリカード群に対しても、同一の発行処
理ソフトウェアで対応できるようにして、発行処理の負
担を軽減し、迅速にメモリカードが発行できる方法及び
装置を提供することを目的とする。
異なる複数のメモリカード群に対しても、同一の発行処
理ソフトウェアで対応できるようにして、発行処理の負
担を軽減し、迅速にメモリカードが発行できる方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のメモリカード発行方法は、共通のメモリフ
ォーマットを有する複数のメモリカードを一つの群とし
て、異なるメモリフォーマットを有する複数のカード群
に対して、任意の一つのカード群毎にそのメモリフォー
マットで各カード毎に異なる情報を書込めるカード発行
装置におけるメモリカード発行方法であって、異なるメ
モリフォーマット毎の専用のソフトウェアを使用せず、
単一のソフトフェアで任意のメモリフォーマットを設定
可能とし、各カード毎に異なる書込データと、カード発
行装置に入力指定された任意のメモリフォーマットとに
基づいて、メモリカードに書込むべき情報を発行装置の
メモリに書込情報として一時的に展開し、該書込情報を
カード毎に書込む方法とするものである。
に、本発明のメモリカード発行方法は、共通のメモリフ
ォーマットを有する複数のメモリカードを一つの群とし
て、異なるメモリフォーマットを有する複数のカード群
に対して、任意の一つのカード群毎にそのメモリフォー
マットで各カード毎に異なる情報を書込めるカード発行
装置におけるメモリカード発行方法であって、異なるメ
モリフォーマット毎の専用のソフトウェアを使用せず、
単一のソフトフェアで任意のメモリフォーマットを設定
可能とし、各カード毎に異なる書込データと、カード発
行装置に入力指定された任意のメモリフォーマットとに
基づいて、メモリカードに書込むべき情報を発行装置の
メモリに書込情報として一時的に展開し、該書込情報を
カード毎に書込む方法とするものである。
【0006】また、本発明のメモリカード発行装置は、
上記メモリカード発行方法によるメモリカード発行装置
であって、任意のメモリフォーマットを入力するメモリ
フォーマット入力手段と、各カードへ書込むべき書込デ
ータを入力するデータ入力手段と、データ入力手段によ
って入力された書込データと、メモリフォーマット入力
手段によって入力されたメモリフォーマットとに基づい
て、メモリカードに書込むべき情報を装置のメモリに一
時的に書込情報として展開する展開手段と、該書込情報
をメモリカード毎に書込む書込手段と、を備えた構成と
するものである。
上記メモリカード発行方法によるメモリカード発行装置
であって、任意のメモリフォーマットを入力するメモリ
フォーマット入力手段と、各カードへ書込むべき書込デ
ータを入力するデータ入力手段と、データ入力手段によ
って入力された書込データと、メモリフォーマット入力
手段によって入力されたメモリフォーマットとに基づい
て、メモリカードに書込むべき情報を装置のメモリに一
時的に書込情報として展開する展開手段と、該書込情報
をメモリカード毎に書込む書込手段と、を備えた構成と
するものである。
【0007】
【作用】本発明のメモリカード発行方法では、メモリフ
ォーマットが異なるカード群の発行の度に、それぞれの
メモリフォーマットを発行装置に入力指示をする。そし
て、カード毎に異なる書込データを基に、入力指示され
たメモリフォーマットに従って、各メモリカードへ書込
むべき書込情報として、発行装置のメモリに一時的に展
開し、この展開された書込情報をメモリカードに書込
む。従って、メモリフォーマットが異なっても、単に異
なるメモリフォーマットを入力しなおせば、書込情報が
容易に得られ、そして、メモリカードを発行することが
できる。また、本発明のメモリカード発行装置では、カ
ード毎に異なる書込データをデータ入力手段により得
て、一連のカード群で同一のメモリフォーマットもメモ
リフォーマット入力手段により得て、これら入力された
書込データとメモリフォーマットとに基づいて、展開手
段により書込情報として装置のメモリに展開し、書込手
段がこの書込情報を各メモリカード毎に書込んでいく。
ォーマットが異なるカード群の発行の度に、それぞれの
メモリフォーマットを発行装置に入力指示をする。そし
て、カード毎に異なる書込データを基に、入力指示され
たメモリフォーマットに従って、各メモリカードへ書込
むべき書込情報として、発行装置のメモリに一時的に展
開し、この展開された書込情報をメモリカードに書込
む。従って、メモリフォーマットが異なっても、単に異
なるメモリフォーマットを入力しなおせば、書込情報が
容易に得られ、そして、メモリカードを発行することが
できる。また、本発明のメモリカード発行装置では、カ
ード毎に異なる書込データをデータ入力手段により得
て、一連のカード群で同一のメモリフォーマットもメモ
リフォーマット入力手段により得て、これら入力された
書込データとメモリフォーマットとに基づいて、展開手
段により書込情報として装置のメモリに展開し、書込手
段がこの書込情報を各メモリカード毎に書込んでいく。
【0008】
【実施例】以下、本発明のメモリカード発行方法を、そ
の一実施例について図を用いて説明する。図1は、メモ
リカード発行方法を書込データ、メモリフォーマット、
書込情報等の関係を概念的に例示したものである。ここ
では、カード発行時に、仮に書込データとして、カード
一枚につき、カード使用者の属しているグループ名、I
D番号、氏名、性別の4項目のデータを書込む処理をす
ることとする。
の一実施例について図を用いて説明する。図1は、メモ
リカード発行方法を書込データ、メモリフォーマット、
書込情報等の関係を概念的に例示したものである。ここ
では、カード発行時に、仮に書込データとして、カード
一枚につき、カード使用者の属しているグループ名、I
D番号、氏名、性別の4項目のデータを書込む処理をす
ることとする。
【0009】書込データは、カード一枚分を1レコード
として発行枚数分のレコード数を有するファィルとし
て、磁気テープや磁気ディスク等の記憶媒体、あるいは
オンライン等で提供される。
として発行枚数分のレコード数を有するファィルとし
て、磁気テープや磁気ディスク等の記憶媒体、あるいは
オンライン等で提供される。
【0010】この様な書込データを書込む一連のメモリ
カードに対する共通のメモリフォーマットは例えば次の
ことを指示する情報からなる。グループ名はアドレスA
0に、ID番号はアドレスA1に、氏名はアドレスA2
に、性別はアドレスA3に書込み、システム情報として
システム情報Aからシステム情報Dの4種類をアドレス
S0からS3までにそれぞれ書込むことを指示する。シ
ステム情報とは、一連のメモリカードに固有の固定情
報、あるいはディレクトリ情報等の書込データとメモリ
フォーマットとの関連で発生し、内容及びアドレスが一
定の様式で変化する情報等である。上記は、あくまでも
説明の為の概念的な例であるが、この様にメモリフォー
マットは、書込データとそれをメモリカードに書込むべ
きアドレスとの対応関係、さらに書込データに関係又は
無関係のシステム情報とその書込先アドレスとの対応関
係、あるいはディレクト情報を生成する一定の様式を規
定する情報等である。また、アドレス情報のみのメモリ
フォーマットの場合もあり、これらの情報のどれをメモ
リフォーマットが有するかは、カード発行時の仕様如何
により任意である。
カードに対する共通のメモリフォーマットは例えば次の
ことを指示する情報からなる。グループ名はアドレスA
0に、ID番号はアドレスA1に、氏名はアドレスA2
に、性別はアドレスA3に書込み、システム情報として
システム情報Aからシステム情報Dの4種類をアドレス
S0からS3までにそれぞれ書込むことを指示する。シ
ステム情報とは、一連のメモリカードに固有の固定情
報、あるいはディレクトリ情報等の書込データとメモリ
フォーマットとの関連で発生し、内容及びアドレスが一
定の様式で変化する情報等である。上記は、あくまでも
説明の為の概念的な例であるが、この様にメモリフォー
マットは、書込データとそれをメモリカードに書込むべ
きアドレスとの対応関係、さらに書込データに関係又は
無関係のシステム情報とその書込先アドレスとの対応関
係、あるいはディレクト情報を生成する一定の様式を規
定する情報等である。また、アドレス情報のみのメモリ
フォーマットの場合もあり、これらの情報のどれをメモ
リフォーマットが有するかは、カード発行時の仕様如何
により任意である。
【0011】そして、このような、書込データとメモリ
フォーマットとに基づいて、書込むべきメモリカードと
類似のメモリ領域が確保された発行装置のメモリ上に、
書込情報とし展開する。この展開された書込情報をメモ
リカードに書込むことでカード発行処理を行う。
フォーマットとに基づいて、書込むべきメモリカードと
類似のメモリ領域が確保された発行装置のメモリ上に、
書込情報とし展開する。この展開された書込情報をメモ
リカードに書込むことでカード発行処理を行う。
【0012】次に、図2に、以上説明したメモリカード
発行方法による本発明のメモリカード発行装置のブロッ
ク図を示す。同図において、1はメモリカード発行装置
であり、2は書込データ21を入力するデータ入力手
段、3はメモリフォーマット31を入力するメモリフォ
ーマット入力手段、4は発行装置のメモリ上に、書込デ
ータとメモリフォーマットとに基づいた書込情報を展開
する展開手段、5はこの書込情報をメモリカードに書込
む書込手段、6はメモリカードである。
発行方法による本発明のメモリカード発行装置のブロッ
ク図を示す。同図において、1はメモリカード発行装置
であり、2は書込データ21を入力するデータ入力手
段、3はメモリフォーマット31を入力するメモリフォ
ーマット入力手段、4は発行装置のメモリ上に、書込デ
ータとメモリフォーマットとに基づいた書込情報を展開
する展開手段、5はこの書込情報をメモリカードに書込
む書込手段、6はメモリカードである。
【0013】本発明のメモリカード発行装置は、ハード
ウェア的には、パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タと、いわゆるメモリカード書込読出装置と、必要に応
じ他の補助装置、例えば磁気テープ装置等の外部記憶装
置とから構成される。また、ソフトウェア的には、これ
らの装置を制御し、書込データの取得、メモリフォーマ
ットの取得、メモリフォーマットで規定された展開様式
での装置メモリへの書込情報としての展開、展開された
書込情報のメモリカードへの書込、また同一のメモリフ
ォーマットの一つのカード群についてそれを構成する複
数枚のカードに対する逐次連続的な書込処理、その他必
要に応じ補助的な処理を行うものである。なかでも、ソ
フトウェア的に、任意の異なるメモリフォーマットを受
付けて、メモリフォーマットが異なるカード群であって
も、一つのソフトウェアで発行処理が出来る装置とした
点に特徴がある。
ウェア的には、パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タと、いわゆるメモリカード書込読出装置と、必要に応
じ他の補助装置、例えば磁気テープ装置等の外部記憶装
置とから構成される。また、ソフトウェア的には、これ
らの装置を制御し、書込データの取得、メモリフォーマ
ットの取得、メモリフォーマットで規定された展開様式
での装置メモリへの書込情報としての展開、展開された
書込情報のメモリカードへの書込、また同一のメモリフ
ォーマットの一つのカード群についてそれを構成する複
数枚のカードに対する逐次連続的な書込処理、その他必
要に応じ補助的な処理を行うものである。なかでも、ソ
フトウェア的に、任意の異なるメモリフォーマットを受
付けて、メモリフォーマットが異なるカード群であって
も、一つのソフトウェアで発行処理が出来る装置とした
点に特徴がある。
【0014】このようなメモリカード発行装置との関連
において、本発明のメモリカード発行方法について更に
詳述する。
において、本発明のメモリカード発行方法について更に
詳述する。
【0015】メモリフォーマット入力手段によるメモリ
フォーマットの取得は、キーボード、あるいはテキスト
ファィルとして記憶媒体から入力したり、あるいは一度
取得したメモリフォーマットをメモリフォーマット定義
ファイルとして記憶媒体に記憶したものを呼出したりし
て行う。また、このようにして取得したものに映像表示
装置、印刷装置、キーボード等を用いて修正を加えたり
して使用する。メモリフォーマット入力の際に、図1に
例示する様なメモリマップにより書込情報としての展開
状態をCRT等の映像表示手段で表示し、入力・修正作
業をビジュアル化してミス発生を防止してもよい。な
お、映像表示手段による入力・修正作業は、該当するメ
モリ領域には実際のデータは格納せずに、そのデータ種
名のみを表示した空のメモリセルを表示して行う。
フォーマットの取得は、キーボード、あるいはテキスト
ファィルとして記憶媒体から入力したり、あるいは一度
取得したメモリフォーマットをメモリフォーマット定義
ファイルとして記憶媒体に記憶したものを呼出したりし
て行う。また、このようにして取得したものに映像表示
装置、印刷装置、キーボード等を用いて修正を加えたり
して使用する。メモリフォーマット入力の際に、図1に
例示する様なメモリマップにより書込情報としての展開
状態をCRT等の映像表示手段で表示し、入力・修正作
業をビジュアル化してミス発生を防止してもよい。な
お、映像表示手段による入力・修正作業は、該当するメ
モリ領域には実際のデータは格納せずに、そのデータ種
名のみを表示した空のメモリセルを表示して行う。
【0016】図1に例示したメモリマップでは、メモリ
はブロック番号BLK0からBLK3まではシステム領
域としてシステムが使用し、BLK4以降はユーザー領
域としてユーザーデータの記憶領域として使用される。
このような格納様式を有するメモリカードのメモリマッ
プと同様なものを発行装置のメモリ上に仮想的に設けた
ものである。なお、図1は説明の便宜上の一例であり、
実際のメリモマップはこれに限定されるものではなく、
例えばシステム領域が無く、ユーザー領域のみの場合も
あるし、システム領域のみの場合もあり得る。一つのブ
ロックは1バイト以上、通常複数バイトの記憶領域から
なり、書込手段による書込情報のメモリカードへの書込
みは、ブロック単位で行われる。図1の場合では、BL
K0,1,4,5はその一部に有意味な情報が展開され
ており、この意味で、書込情報としては、ブロック番号
でBLK0と1と4と5と、BLK1とBLK4間で不
連続となるものでもよいし、冗長的に全てのブロックを
まとめたものであってもよい。しかし、後者の場合、書
込情報の容量は必要以上に大きくなることもある。もち
ろん、有意味な情報を有する全てのブロックが連続して
いれば、書込情報としては、連続したブロックからなろ
う。
はブロック番号BLK0からBLK3まではシステム領
域としてシステムが使用し、BLK4以降はユーザー領
域としてユーザーデータの記憶領域として使用される。
このような格納様式を有するメモリカードのメモリマッ
プと同様なものを発行装置のメモリ上に仮想的に設けた
ものである。なお、図1は説明の便宜上の一例であり、
実際のメリモマップはこれに限定されるものではなく、
例えばシステム領域が無く、ユーザー領域のみの場合も
あるし、システム領域のみの場合もあり得る。一つのブ
ロックは1バイト以上、通常複数バイトの記憶領域から
なり、書込手段による書込情報のメモリカードへの書込
みは、ブロック単位で行われる。図1の場合では、BL
K0,1,4,5はその一部に有意味な情報が展開され
ており、この意味で、書込情報としては、ブロック番号
でBLK0と1と4と5と、BLK1とBLK4間で不
連続となるものでもよいし、冗長的に全てのブロックを
まとめたものであってもよい。しかし、後者の場合、書
込情報の容量は必要以上に大きくなることもある。もち
ろん、有意味な情報を有する全てのブロックが連続して
いれば、書込情報としては、連続したブロックからなろ
う。
【0017】このようにして、一枚のメモリカードに所
望の情報が書込まれてカード発行が行われれる。そし
て、複数枚のメモリカードを発行するには、前記した装
置側に展開用に確保したメモリ領域をクリアして、次の
メモリカードの書込情報を展開して、展開された書込情
報を再度メモリカードに書込む。但し、メモリへの展開
は、一枚のカード毎以外にも、複数枚のカードを一単位
として、あるいは処理すべき全てのカードを一単位とし
て複数の展開メモリ領域を確保して、一単位のカード分
の書込情報を作成してから、一枚ずつメモリカードに書
込んでもよい。また、前記の様に一枚のカードに複数ブ
ロックを書込む必要がある場合に、一枚分の複数ブロッ
クのメモリ領域を確保せずに、1ブロック分のメモリ領
域をバッファとして確保し、ブロック単位で書込情報を
展開し、バッファが満杯になり次第、メモリカードに書
込むという処理を、順次繰り返して一枚のカードに書込
んでもよい。
望の情報が書込まれてカード発行が行われれる。そし
て、複数枚のメモリカードを発行するには、前記した装
置側に展開用に確保したメモリ領域をクリアして、次の
メモリカードの書込情報を展開して、展開された書込情
報を再度メモリカードに書込む。但し、メモリへの展開
は、一枚のカード毎以外にも、複数枚のカードを一単位
として、あるいは処理すべき全てのカードを一単位とし
て複数の展開メモリ領域を確保して、一単位のカード分
の書込情報を作成してから、一枚ずつメモリカードに書
込んでもよい。また、前記の様に一枚のカードに複数ブ
ロックを書込む必要がある場合に、一枚分の複数ブロッ
クのメモリ領域を確保せずに、1ブロック分のメモリ領
域をバッファとして確保し、ブロック単位で書込情報を
展開し、バッファが満杯になり次第、メモリカードに書
込むという処理を、順次繰り返して一枚のカードに書込
んでもよい。
【0018】また、図1の例では、1バイト以上からな
るブロックという概念でメモリマップを説明したが、メ
モリマップをCRT等の映像表示手段に二次元的に表示
して入力・修正作業を行う場合に映像表示手段の横方向
の解像度が不足し、実際に操作されている1ブロックに
含まれる全てのバイト数を表示できなかったり、あるい
は全てを表示すると細か過ぎて見にくい等から、横方向
の表示は、必ずしもブロック単位にして表示することに
限定されるものではない。例えば、図3の様に32バイ
ト分で画面の一行を表示し、メモリマップの画面左上隅
の一行一桁面でアドレス0000を、一行目の右端でア
ドレス001Eを、二行目一桁目でアドレス0200
を、という具合に表示する等、各種の態様があり得る。
図3の例で言えば、アドレス0000からアドレス00
09までは、第1項目のデータ(例えば、図2の同様な
らばグループ名)を割り振り、アドレス0010からア
ドレス060Eまでは第2項目のデータを割り振った状
態である。それぞれの割り振られた領域は、塗りつぶさ
れ、項目番号が表示されており、項目毎のメモリマップ
上での位置が非常に明確に分かるようになっている。そ
して、画面右下には、これから或る項目のデータが格納
されるアドレスを指定するために、カーソルを画面上で
移動して行く過程で、現在のカーソル位置のアドレスが
0A04であると表示されており、データの格納場所の
アドレス決定の手助けをしている。
るブロックという概念でメモリマップを説明したが、メ
モリマップをCRT等の映像表示手段に二次元的に表示
して入力・修正作業を行う場合に映像表示手段の横方向
の解像度が不足し、実際に操作されている1ブロックに
含まれる全てのバイト数を表示できなかったり、あるい
は全てを表示すると細か過ぎて見にくい等から、横方向
の表示は、必ずしもブロック単位にして表示することに
限定されるものではない。例えば、図3の様に32バイ
ト分で画面の一行を表示し、メモリマップの画面左上隅
の一行一桁面でアドレス0000を、一行目の右端でア
ドレス001Eを、二行目一桁目でアドレス0200
を、という具合に表示する等、各種の態様があり得る。
図3の例で言えば、アドレス0000からアドレス00
09までは、第1項目のデータ(例えば、図2の同様な
らばグループ名)を割り振り、アドレス0010からア
ドレス060Eまでは第2項目のデータを割り振った状
態である。それぞれの割り振られた領域は、塗りつぶさ
れ、項目番号が表示されており、項目毎のメモリマップ
上での位置が非常に明確に分かるようになっている。そ
して、画面右下には、これから或る項目のデータが格納
されるアドレスを指定するために、カーソルを画面上で
移動して行く過程で、現在のカーソル位置のアドレスが
0A04であると表示されており、データの格納場所の
アドレス決定の手助けをしている。
【0019】以上、メモリカードに対するカード発行方
法を述べたが、本発明でいうメモリカードとは、記憶媒
体にEEPROMを用いたICメモリカード以外に、磁
気カード、光カード等の他の記憶手段を用いたカードも
包含する。
法を述べたが、本発明でいうメモリカードとは、記憶媒
体にEEPROMを用いたICメモリカード以外に、磁
気カード、光カード等の他の記憶手段を用いたカードも
包含する。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明のメモリカード
発行方法及びメモリカード発行装置によれば、メモリフ
ォーマットが異なるカード群の発行処理において、その
都度メモリフォーマットに対応した専用ソフトウェアを
作成する必要がなく、その都度該当するメモリフォーマ
ットを発行装置に入力指示するだけで良い。その結果、
ソフトウェア開発に無駄な時間を取られず、迅速且つ効
率的なカード発行処理が可能となる。
発行方法及びメモリカード発行装置によれば、メモリフ
ォーマットが異なるカード群の発行処理において、その
都度メモリフォーマットに対応した専用ソフトウェアを
作成する必要がなく、その都度該当するメモリフォーマ
ットを発行装置に入力指示するだけで良い。その結果、
ソフトウェア開発に無駄な時間を取られず、迅速且つ効
率的なカード発行処理が可能となる。
【図1】本発明のメモリカード発行方法の処理を示す概
念図
念図
【図2】本発明のメモリカード発行装置のブロック図
【図3】映像表示手段によるメモリマップ表示の一例を
示す図
示す図
1 メモリカード発行装置 2 データ入力手段 21 書込データ 3 メモリフォーマット入力手段 31 メモリフォーマット 4 展開手段 5 書込手段 6 メモリカード
Claims (2)
- 【請求項1】 共通のメモリフォーマットを有する複数
のメモリカードを一つの群として、異なるメモリフォー
マットを有する複数のカード群に対して、任意の一つの
カード群毎にそのメモリフォーマットで各カード毎に異
なる情報を書込めるカード発行装置におけるメモリカー
ド発行方法であって、 異なるメモリフォーマット毎の専用のソフトウェアを使
用せず、単一のソフトフェアで任意のメモリフォーマッ
トを設定可能とし、 各カード毎に異なる書込データと、カード発行装置に入
力指定された任意のメモリフォーマットとに基づいて、
メモリカードに書込むべき情報を発行装置のメモリに書
込情報として一時的に展開し、該書込情報をカード毎に
書込むメモリカード発行方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のメモリカード発行方法に
よるメモリカード発行装置であって、 任意のメモリフォーマットを入力するメモリフォーマッ
ト入力手段と、 各カードへ書込むべき書込データを入力するデータ入力
手段と、 データ入力手段によって入力された書込データと、メモ
リフォーマット入力手段によって入力されたメモリフォ
ーマットとに基づいて、メモリカードに書込むべき情報
を装置のメモリに一時的に書込情報として展開する展開
手段と、 該書込情報をメモリカード毎に書込む書込手段と、を備
えたことを特徴とするメモリカード発行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145771A JPH07334632A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145771A JPH07334632A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334632A true JPH07334632A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15392792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145771A Pending JPH07334632A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007102292A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Keyence Corp | 自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP6145771A patent/JPH07334632A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007102292A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Keyence Corp | 自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2854636B2 (ja) | 携帯可能媒体の発行装置及び発行方法 | |
JPS62231382A (ja) | イメ−ジ処理方法及び装置 | |
JPH07334632A (ja) | メモリカード発行方法及びメモリカード発行装置 | |
JPH0719311B2 (ja) | データ処理装置 | |
JPS5952465B2 (ja) | 記憶装置の書込み読出し制御方式 | |
JPH0855214A (ja) | 地図表示制御方式 | |
JPH0667945A (ja) | 電子ファイリング装置 | |
JP2716254B2 (ja) | リストベクトル処理装置 | |
JPS63239521A (ja) | 磁気テ−プ装置のデ−タ処理方式 | |
JPH02230375A (ja) | 電子ファイルシステム | |
JPS617874A (ja) | デイスプレイ装置 | |
JPH0325645A (ja) | 仮想空間のスワッピング方式 | |
JPH03255547A (ja) | メモリダンプ出力方式 | |
JPH0419791A (ja) | アウトラインフオントによる文字パターン発生機能を備えた情報処理装置 | |
JPH02241267A (ja) | 画像情報処理装置 | |
JPH02228769A (ja) | 画像記憶装置 | |
JPH06308932A (ja) | 文字処理装置 | |
JPH0540693A (ja) | 仮想記憶管理方式 | |
JPH02247758A (ja) | 端末情報の管理方式 | |
JPS62202242A (ja) | 仮想デイスク装置のマツピング方式 | |
JPH06266326A (ja) | 計算機操作画面の記録/復元方式 | |
JPS62264368A (ja) | 画像フアイル装置 | |
JPS63182155A (ja) | フオントパタ−ン描画装置 | |
JPH0237468A (ja) | 情報処理システム | |
JPH06215209A (ja) | Icメモリカードを用いた共有メモリの管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040602 |