JP2007102292A - 自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 - Google Patents

自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器 Download PDF

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Abstract

【課題】RF−IDや2次元コードなど、可読性の低い認識対象物に記録された情報の可視化を実現する。
【解決手段】自動認識システムは、認識対象物に記録された情報を認識可能な自動認識システムであって、認識対象物の情報に非接触でアクセスするためのヘッド部と、ヘッド部と電気的に接続され、これを制御するコントローラ部と、コントローラ部の動作指示により、ヘッド部で読み取られた認識対象物の情報をダンプ表示可能な表示部とを備える。これにより、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線タグや2次元コードなどの認識対象物に非接触でアクセスして情報の読み取り及び/又は書き込みが可能な自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器に関する。
無線タグやバーコード、2次元コード等に記録された情報を非接触で読み取り、認識可能な自動認識機器は、FA(Factory Automation)や物流などの分野で製品識別や管理等に利用されている。このような自動認識機器としては、無線タグを読み取るRF−IDリーダ/ライタ、バーコードを読み取るバーコードリーダ、2次元コードを読み取る2次元コードリーダなどがある。特に無線タグは、バーコードや2次元コードに比べて、記録可能なデータ容量が大きく、また読み取りのみならず書き込みも可能で、汚れや異物の付着等、悪環境に強く、移動体アクセスも可能であるなどの利点がある。表1に、自動認識機器としてバーコードリーダ、2次元コードリーダ、RF−IDリーダ/ライタの特徴を比較したデータを示す。

特許2993008号公報
しかしながら、上記表の通り、例えばバーコードリーダであればバーコードに印刷された数字から、データの内容を知ることができるが、一方RF−IDリーダ/ライタでは、認識対象物がRF−IDタグであり、検出媒体が電波であるため、実際のアクセス状況、すなわち交信の様子やアクセス結果を目で見ることができないため、可読性が低いという欠点があった。
しかも、RF−IDタグ内のメモリは容量が大きく、bit単位でデータを記録することもあるため、例えばメモリ内にバイナリデータで記録されたデータの各bitが表す意味を認識することが困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものである。本発明の第一の目的は、可読性の低い認識対象物であるRF−IDに記録された情報の可視化を実現した自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の自動認識システムは、認識対象物に記録された情報を認識可能な自動認識システムであって、認識対象物の情報に非接触でアクセスするためのヘッド部と、ヘッド部と電気的に接続され、これを制御するコントローラ部と、コントローラ部の動作指示により、ヘッド部で読み取られた認識対象物の情報をダンプ表示可能な表示部とを備える。これにより、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。
また、本発明の第2の自動認識システムは、認識対象物に記録される情報について、情報が記録されたデータ領域にアドレスを割り振ると共に、予め所定のアドレスに所定の項目名を割り当てておき、表示部に、アドレスと項目名の対応関係を表示可能に構成している。これにより、データ領域に記録された情報がどの項目名に対応するのか、その対応関係が視覚的に容易に判別できる。
さらに、本発明の第3の自動認識システムは、コントローラ部が、認識対象物の情報をヘッド部で読み取るよう指示し、情報を受け取った後、該情報について、表示部が、ダンプ表示に加えて、もしくはこれに代えて、認識対象物の情報の任意のアドレスに割り当てられているデータと、該データに対応する項目名とを対応させて表示可能に構成している。これにより、情報を項目名毎に区分して表示させ、対応関係を容易に把握できるようになる。
さらにまた、本発明の第4の自動認識システムは、認識対象物が無線タグであり、ヘッド部が、無線タグのメモリに記録された情報の読み取り/書き込みが可能なリーダ/ライタである。これにより、従来可読性のなかった無線タグに可読性を持たせて、無線タグのメモリに記録された情報を読み取ることが可能となる。
さらにまた、本発明の第5の自動認識システムは、さらに、表示部上で表示された認識対象物の情報を書き換え可能な操作手段を備える。これにより、表示部上で表示された情報を指定して、情報を直接操作できる。また表示部で情報を視覚的に表示させながら指定を行うため、指定が容易に行えると共に可読性が高く、アドレスの指定間違いやデータ間違いなどの誤操作を低減できる。
さらにまた、本発明の第6の自動認識システムは、さらに、操作手段により、表示部上で表示された認識対象物の情報が変更されると、ヘッド部が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換え可能に構成している。これにより、表示部上で直接情報を変更すると、その変更に同期して認識対象物の情報も更新され、情報の内容の同一性が維持される。
さらにまた、本発明の第7の自動認識システムは、ヘッド部で書き換えられた情報を、表示色を変更して表示部に表示可能に構成している。これにより、変更箇所を色を変えて表示してさらに視認性を向上できる。
さらにまた、本発明の第8の自動認識機器の制御装置は、認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器を接続して、これを制御可能な制御装置であって、さらに、接続対象の自動認識機器を制御するための制御回路と、自動認識機器と制御装置とを接続するための接続部と、自動認識機器に駆動電力を供給するための電源回路と、制御装置の動作指示により、自動認識機器で読み取られた認識対象物の情報をダンプ表示可能な表示部とを備える。これにより、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。
さらにまた、本発明の第9の自動認識機器の操作方法は、認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器の操作方法であって、自動認識機器を制御する制御装置の動作指示により、自動認識機器で認識対象物の情報を読み取る工程と、読み取られた認識対象物の情報を表示部にダンプ表示する工程と、ダンプ表示された情報を、操作手段で変更すると、自動認識機器が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換える工程とを含む。これにより、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。また、表示部上で直接情報を変更すると、その変更に同期して認識対象物の情報も更新され、情報の内容の同一性が維持される。
さらにまた、本発明の第10の自動認識機器操作プログラムは、認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器の操作プログラムであって、自動認識機器を制御する制御装置の動作指示により、自動認識機器で認識対象物の情報を読み取る機能と、読み取られた認識対象物の情報を表示部にダンプ表示する機能とをコンピュータに実現させる。これにより、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。
さらにまた、本発明の第11の自動認識機器操作プログラムはさらに、ダンプ表示された情報を、操作手段で変更すると、自動認識機器が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換える機能をコンピュータに実現させる。これにより、表示部上で直接情報を変更すると、その変更に同期して認識対象物の情報も更新され、情報の内容の同一性が維持される。
さらにまた、本発明の第12のコンピュータで読み取り可能な記録媒体又は記録した機器は、上記プログラムを格納するものである。記録媒体には、CD−ROM、CD−R、CD−RWやフレキシブルディスク、磁気テープ、MO、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW、ブルーレイディスク、HD DVD等の磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリその他のプログラムを格納可能な媒体が含まれる。またプログラムには、上記記録媒体に格納されて配布されるものの他、インターネット等のネットワーク回線を通じてダウンロードによって配布される形態のものも含まれる。さらに記録した機器には、上記プログラムがソフトウェアやファームウェア等の形態で実行可能な状態に実装された汎用もしくは専用機器を含む。さらにまたプログラムに含まれる各処理や機能は、コンピュータで実行可能なプログラムソフトウエアにより実行してもよいし、各部の処理を所定のゲートアレイ(FPGA、ASIC)等のハードウエア、又はプログラムソフトウエアとハードウェアの一部の要素を実現する部分的ハードウエアモジュールとが混在する形式で実現してもよい。
以上のように、本発明の自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器によれば、認識対象物内の情報の可視化が実現され、ユーザは情報を視認できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器を例示するものであって、本発明は自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器を以下のものに特定しない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
本明細書において自動認識システム、自動認識機器、その制御装置とこれに接続される操作、制御、入出力、表示、その他の処理等のためのコンピュータ、プリンタ、外部記憶装置その他の周辺機器との接続は、例えばIEEE1394、RS−232x、RS−422、RS−423、RS−485、USB等のシリアル接続、パラレル接続、あるいは10BASE−T、100BASE−TX、1000BASE−T等のネットワークを介して電気的に接続して通信を行う。接続は有線を使った物理的な接続に限られず、IEEE802.1x、OFDM方式等の無線LANやBluetooth等の電波、赤外線、光通信等を利用した無線接続等でもよい。さらに自動認識システムのデータ保存や設定の保存等を行うための記録媒体には、メモリカードや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等が利用できる。
(無線タグリーダ/ライタ)
以下、本発明の実施の形態として、無線タグあるいはICタグに非接触でアクセスして情報の読み取り及び/又は書き込みが可能な無線タグリーダ/ライタについて説明する。なお無線タグリーダ/ライタは、質問器、インテロゲータ、コントローラなどとも呼ばれる。
無線タグは、近年バーコードに代わる製品識別及び管理に関する技術として利用されつつある。無線タグは、ICタグ、IDタグ、RFタグ、電子タグ、トランスポンダ、データキャリア等とも呼ばれ、非接触式でRF(Radio Frequency)信号を受信して半導体メモリ等の電子回路に記録されたデータを読み出したり、あるいはデータを書き込み可能なRF−ID(Radio Frequency IDentification)技術を用いたタグである。最近では、非接触による電力搬送技術の開発により、電源を持たずに半永久的に使用可能な無線タグも出現している。このような無線タグに対するデータの読み書きには、無線タグリーダ/ライタが用いられる。
無線タグリーダ/ライタは、非接触通信により無線タグと交信して読み取り/書き込みを行うヘッド部と、ヘッド部を制御するコントローラ部とを有する。無線タグリーダ/ライタは、搬送波をベースバンド信号としてデジタル信号により変調して送出し、無線タグからの応答信号を受信する送信機器である。搬送波のベースバンド信号に基づく変調には、搬送波の振幅を変化させるASK(Amplitude Shift Keying:位相シフトキーイング)変調や、周波数を変化させるFSK(Frequency Shift Keying)変調、位相を変化させるPSK(Phase Shift Keying)変調がある。
図1に、本発明の実施の形態1に係る無線タグリーダ/ライタ100を含むRF−IDシステム10の構成を示す斜視図を、図2に無線タグの平面図を、図3に無線タグリーダ/ライタ100の構成を示すブロック図を、それぞれ示す。図1のRF−IDシステム10は、ASK変調されたRF信号を利用して無線タグにデータを書き込んだり、無線タグ内のデータを読み出すことによって、搬送ライン上で搬送されるパレットWを管理するシステムである。このRF−IDシステム10は、無線タグ1、リーダ/ライタ2、シリアルバスケーブル3、制御装置4を備える。
(無線タグ1)
無線タグ1は、リーダ/ライタ2からのRF信号を受信し、動作に必要な電力を生成すると共に、受信データをメモリに書き込んだり、受信データに基づいてメモリからデータを読み出す動作を行っている。このメモリ内には、無線タグ1を識別するための識別情報として、製造時に割り当てられるUID(Unique ID)が格納されている。具体的には、メーカーコードや製品コード、シリアルナンバーなどがUIDとして格納される。したがって、無線タグ1からUIDを読み取ることによって、無線タグ1が取り付けられているパレットWを識別することができる。また無線タグは、様々な種類のものが存在し、主に製造者によって利用可能なコマンドなどが異なる。無線タグの種別としてはI・CODE SLI、MB89R116、MB89R118、Tag−itHFI、my−d等がある。
(リーダ/ライタ2)
以下、無線タグリーダ/ライタ100の一形態として、複数種類の無線タグの読み取り、書き込みに対応したリーダ/ライタ2について説明する。リーダ/ライタ2は、ASK変調信号を送信し、無線タグ1からの応答信号を受信する動作を行っている。このリーダ/ライタ2は、ISO15693の規格に基づく無線タグリーダ/ライタであり、いわゆる近傍型(VICC:Vicinity)の読取装置となっている。具体的には、無線タグとの距離が数cm〜数十cm(例えば70cm)の範囲で非接触の交信に適している。リーダ/ライタ2は、シリアルバスケーブル3を介して制御装置4に接続される。このリーダ/ライタ2はヘッド部とも呼ばれる。一方、制御装置4はコントローラ部とも呼ばれ、コンピュータやPLCなどで構成される。なおヘッド部とコントローラ部とを個別の部材で構成する他、一体に構成することもできる。
(制御装置4)
制御装置4は、リーダ/ライタ2に無線タグ1との交信開始を指示し、リーダ/ライタ2が無線タグ1から読み取ったデータを収集、蓄積し、あるいは表示する動作を行っている。制御装置4は搬送ライン上のパレットWがリーダ/ライタ2の通信エリア内に位置するタイミングで交信開始を指示する。このような制御装置4としては、PLC(Programmable Logic Controller:プログラマブル・ロジック・コントローラ)や、汎用のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末が用いられる。
具体的には、交信開始を指示するトリガ信号として、リード/ライトコマンドが制御装置4からリーダ/ライタ2に出力される。するとリーダ/ライタ2では、このリード/ライトコマンドに基づいて無線タグ1に対する応答要求の送信が開始される。この応答要求は、ASK変調されたRF信号として送出され、無線タグ1からの応答信号が受信されるまで繰り返し送信される。
(無線タグ1の構成)
図1に示すカード状の無線タグ1の詳細を、図2の平面図に示す。この無線タグ1は、薄い矩形状の基板11と、基板11の各辺に沿って螺旋状に配線されたアンテナコイル12と、アンテナコイル12に接続され、アンテナコイル12の内側に配置された半導体チップ13からなる。
基板11は、例えば厚みが0.2mmの樹脂シートからなり、この樹脂シート状に印刷又はエッチングによりアンテナコイル12が形成される。半導体チップ13は、アンテナコイル12とで共振回路を形成するコンデンサや、受信回路を復調する復調回路、受信データを処理する処理回路、UIDや受信データを記憶する半導体メモリからなる。応答信号は、リーダ/ライタ2からの応答要求に基づいて生成される。具体的には、受信データに基づいて半導体メモリからデータを読み出し、RF信号を負荷変調することによって生成される副搬送波を符号化することによって生成される。
次に、図1のリーダ/ライタ2の構成を示すブロック図を、図3に示す。このリーダ/ライタ2は、発振回路21、増幅回路22、変調回路23、LPF(ローパスフィルタ)24、LC共振回路25、減衰器26、復調回路27、2値化回路28、制御回路29、外部インターフェース30及び符号化回路31を備える。
発振回路21は、水晶発振子を用いてRF信号を生成するRF信号の発生回路である。例えば、13.56MHzのRF信号が生成され、搬送波として出力される。この搬送波は、増幅回路22によって電力増幅され、変調回路23へ出力される。
変調回路23は、電力増幅後の搬送波を符号化回路31からのベースバンド信号に基づいてASK変調し、ASK変調信号を生成する処理を行う。この変調回路23は、種類の異なる無線タグであっても交信できるように、変調度100%のASK変調と変調度10%のASK変調とが切り替え可能となっている。さらに、変調度10%のASK変調では、変調度10%の通信方式を指定する低変調度用の無線タグに対する通信性能を向上させるために、10%〜30%までの範囲でASK変調信号の変調度が切り替え可能となっている。
符号化回路31は、制御回路29から入力されるデータをパルス位置によって符号化し、ベースバンド信号を生成する処理を行っている。
ASK変調信号は、LPF24によって高調波成分が除去され、LC共振回路25へ出力される。LC共振回路25は、アンテナコイル12及びコンデンサからなる共振回路である。変調回路23からのASK変換信号は、LC共振回路25を介して無線タグ1に送出される。また無線タグ1からの応答信号は、LC共振回路25によって受信される。このようにLC共振回路25は、通信部70を構成する。受信信号は、減衰器26によって後段の復調回路27で制御可能なレベルまで減衰される。
復調回路27は減衰後の受信信号を搬送波及び副搬送波に基づいて復調し、復調信号を生成する。2値化回路28は、復調回路27からの復調信号を閾値処理によって2値化するコンパレータであり、複合された受信データが生成される。
制御回路29は、外部インターフェース30を介して制御装置4から入力されるトリガ信号に基づいて無線タグ1に対する交信を開始し、また復調信号に基づいて変調度を切り替える制御を行う。具体的には、制御装置4からのリード/ライトコマンドに基づいて無線タグ1に対する応答要求を生成し、符号化回路31へ出力すると共に、復調信号に基づいて無線タグ1からの応答信号の受信を判別し、ASK変調信号の変調度を切り替える動作が行われる。
ここでは、制御装置4から入力される制御信号に基づいて、無線タグ1との交信に関するパラメータを自動設定する動作が行われるものとする。具体的には、制御装置4からの自動判別コマンドに基づいてパラメータテーブルを読み出し、読み出したパラメータテーブルに基づいて受付コマンドを生成し、無線タグ1に対して送信する。この受付コマンドによる無線タグ1からの応答に基づいて交信パラメータが設定される。
(パラメータテーブル)
パラメータテーブルは、通信規格や通信方式に関する交信パラメータ(データ)からなり、交信対象とする無線タグ1の種類に応じて複数のテーブルがEEPROMなどのメモリ内に格納されている。交信パラメータとしては、ASK変調における変調度や、RF信号の送出時の電波強度、無線タグ1から読み出すタグのブロックサイズ(アクセスサイズ)、受信データの最大サイズ、返信タイミングなどがある。ここでは、交信パラメータの組み合わせ、すなわち通信方式が変調度100%及び10%のいずれであるかや、電波強度の強弱、読み出しサイズの指定(8バイト、4バイトのいずれか)に応じて8種類のテーブルがパラメータテーブルとして格納されているものとする。
このようなパラメータテーブルの一つが読み出され、読み出されたパラメータテーブルに基づいて、交信パラメータを定めて受付コマンドが送出される。受付コマンドは、Inventoryコマンドとも呼ばれ、その返信データは無線タグ1のメーカコードや製品コードを指定するデータとなる。この受付コマンドは、無線タグ1からの応答がなければ、パラメータテーブルを変更して再送出される。受付コマンドに対する無線タグ1からの応答があれば、受信データに基づいて無線タグ1の種類が判別され、交信パラメータが登録設定される。つまり、交信対象とする無線タグ1に対して受付コマンドを送出させることにより、適切な交信パラメータを自動的に設定することができる。
(自動認識システム)
本実施の形態に係る自動認識システムにおいては、無線タグのメモリ内に記録された情報を表示部に表示し、これを操作する機能を備える。以下、この自動認識システムの構成を図4のブロック図に基づいて説明する。この図に示す自動認識システムは、ヘッド部として自動認識機器であるリーダ/ライタ2と、リーダ/ライタ2に接続されてこれを制御するコントローラ部として制御装置と、制御装置の上位に接続されてこれを制御する制御機器を有する。リーダ/ライタ2と制御装置とは、一体に構成して自動認識機器とすることもできる。一体型の自動認識機器は、上位の制御機器に直接接続して制御される。また上位の制御機器は、PLCやコンピュータなどで構成される。上位の制御機器には、複数台の制御装置を接続し、これらを制御させてもよい。また上位の制御機器と制御装置とを統合し、統合されたコントローラ部にリーダ/ライタ2を複数台接続することもできる。
(制御装置4のブロック図)
図4に示す制御装置4は、電源回路80と、接続部82と、制御回路29と、記憶部60と、ユーザインターフェース回路84を備える。電源回路80は、無線タグリーダ/ライタ2に電力を供給する。接続部82は、制御装置4とリーダ/ライタ2と接続するための部材である。例えば制御装置4とリーダ/ライタ2とを電気ケーブルを介して接続し、これらを間をデータ通信やI/O接続によって電気信号のやりとりを可能とする。制御回路29は、制御装置4が接続された上位の制御機器5からの制御信号に基づいて、各種動作指示をリーダ/ライタ2に送信して制御する。以上の制御装置4は、無線タグリーダ/ライタ2に電源回路80から電力を供給すると共に、上位の制御機器5で制御されて各種動作指示をリーダ/ライタ2に送信する。
(記憶部60)
さらに制御回路29は、接続部82を介してリーダ/ライタ2に所定のコマンドを発行することで、リーダ/ライタ2の設定を取得し、記憶部60に保存する。記憶部60は、リーダ/ライタ2の認識に関する設定を記憶する。記憶部60は、電気的な書き込み消去が可能なメモリやハードディスクなどの二次記憶媒体等が利用できる。好適には、データを保存するROM、RAM、EEPROM及び/又はFRAM等から構成される。好ましくは記憶部60は、制御装置4の電源がOFFされても設定データを保持できるよう、EEPROMなどの不揮発性メモリとする。
(ユーザインターフェース回路84)
ユーザインターフェース回路84は、ユーザが制御装置4の操作を行うためのユーザインターフェースを提供する。ここでユーザインターフェースとしては、制御装置4に設けられた表示部や操作部等で構成され、ユーザインターフェース回路84はこれらの部材を制御する。表示部は液晶やLED等の7セグメント表示器が利用でき、またCRTや液晶、有機ELディスプレイ等を接続したり制御装置に組み込んでもよい。操作部は各種操作ボタンや外付けのキーボード、コンソール、リモコン等が利用できる。ユーザインターフェースを設けた制御装置の一例を図6に示す。この例では、上方に7セグメント式表示器86を備え、各種インジケータ87をその周囲に配置すると共に、中央にシフトキー、エンターキー、アップダウンキーなどの操作ボタン88を設けている。ユーザは、これら表示部や操作部等のインターフェースを介して、リーダ/ライタ2の各種設定の保存や書き戻しを行う。すなわち、ユーザは表示部を見ながら操作部を操作し、制御装置4から接続部82を介してリーダ/ライタ2に設定保存の動作指示を送り、リーダ/ライタ2の各種設定を取得して記憶部60に記憶する。また、設定の転送を行うときは、インターフェースから設定の転送の動作を指示し、記憶部60に記憶された設定を、接続部82を介してリーダ/ライタ2に転送する。接続された自動認識機器の設定を極めて容易に行える。特に、自動認識機器の設定を行うプログラムをインストールしたノートパソコンなどの設定機器を、各自動認識機器に一々接続して設定を行うことなく、接続された自動認識機器を接続に対して、予め保存した設定データを転送して設定できる。このため、故障やメンテナンスで新たな自動認識機器に交換したり、自動認識機器を追加した場合でも、これらの設定を従前と同じ設定内容に、容易にかつ速やかに設定できる。
(自動認識機器設定プログラム)
以上は、制御装置4を操作して、設定内容を保存、転送する手順について説明した。また、このような動作指示は制御装置から行う構成に限られず、制御装置の上位に接続した制御機器から行うよう構成することもできる。また、制御装置や上位の制御機器に実装された自動認識機器の設定あるいは操作等を行う自動認識機器設定プログラムを操作して、ユーザはリーダ/ライタの設定を保存、転送することもできる。特に上位の制御機器を複数の制御装置とネットワーク等で接続した構成においては、一台の上位制御機器で、これと通信可能な複数の自動認識機器に対して設定を行うことができる。以下、図4の構成において、上位の制御機器をコンピュータで構成し、このコンピュータに自動認識機器の設定を行う自動認識機器設定プログラムをインストールし、ユーザはこの自動認識機器設定プログラムのユーザインターフェース画面を介して、自動認識機器の操作、設定を行う態様について説明する。ユーザはこの自動認識機器操作プログラムを操作して、接続先のリーダ/ライタの一を選択し、各リーダ/ライタの設定をコピーしたり、リーダ/ライタで読み取った無線タグのデータを表示部に表示させることができる。
(メモリダンプ機能)
図6は、自動認識機器操作プログラムのユーザインターフェース画面200上で、メモリダンプ機能によりメモリをダンプ表示したイメージ例を示している。メモリダンプ機能は、図1のリーダ/ライタ2で無線タグ1のメモリ内容を読み取った後、このメモリの内容を展開してバイナリで表示したものである。図6に示す自動認識機器操作プログラムのユーザインターフェース画面200は、左側のペイン210に現在接続されているリーダ/ライタ2などの自動認識機器を自動認識して、ツリー状に表示する。また右側のペインは、無線タグのメモリの内容を表示するメモリ表示領域220を構成している。メモリ表示領域220の上部は、メモリをマップ状に表示する。この例では、上部の「タグマップ」ボタン221を押下すると、メモリ表示領域220の左側のマップ表示欄222に、無線タグのメモリに記録された情報データが、アドレスとこれに対応する項目名にて表形式で表示される。さらに、マップ表示欄222で選択した項目の詳細が右側の詳細表示欄223に表示され、詳細情報がアドレスと共に表示される。
一方、メモリ表示領域220の下欄はダンプ表示欄224を構成している。図6の例では、タブの切り替えによって表示内容を変更でき、「メモリダンプ」タブ225を選択すると、メモリダンプ表示画面226に切り替えられ、メモリに記録されたバイナリデータを表示できる。これによって、従来可視性の無かった無線タグについても、記録されたデータの内容を視認できるようになる。
(ハイライト表示機能)
さらにまた、図7に示すように、メモリダンプ表示の際に、書き込み禁止領域を他の領域と区別してハイライト表示させることにより、書き込み可能な領域と書き込み禁止領域との判別性を高めることもできる。図7の例では、メモリダンプ表示画面226に表示させた無線タグのメモリ中で、書き込み禁止領域に設定された領域については色を変えて表示している。これにより、ユーザは書き込み禁止領域を視覚的に容易に把握できる。例えば、書き込み禁止領域に設定されている領域に誤って書き込み操作をしようとする誤操作を回避できる。
ここで書き込み禁止領域は、「ISO15693で規定される施錠」や、「機器独自に提供するライトプロテクト」等が相当する。例えば、ISO15693ではメモリのブロック単位で施錠を行うことが可能である。一旦施錠されたブロックは、施錠を解除することができず、永久的に書き込み不可となる。これを実行するコマンドとしてブロック施錠(永久)(Lock-Block)が規定されており、ユーザ領域の指定されたブロックをロック(書込み不可)状態とする。一方、機器独自に提供するライトプロテクトは、無線タグ内にライトプロテクト指示領域を指定し、その指定に基づいて書き込み禁止とするものである。一般には、無線タグの購入日や管理情報などを所定領域に書き込み後、この領域を書き込み禁止領域として指定する。特にリーダ/ライタ2でライトプロテクトされた領域は、無線タグ側では判別できないので、リーダ/ライタ2で設定されたライトプロテクト領域の情報を取得し、メモリダンプ表示画面226上で着色して表示させることで、視覚的に認識できる。
さらに、このようなロック領域やライトプロテクト領域が設定されている場合に、これらの表示色を変更して表示することで、ロック領域とライトプロテクト領域とを区別することができる。図7の例では、ロック領域Lを薄い色、ライトプロテクト領域Pを濃い色で表示している。また、ハイライト表示は、着色に限られず、文字の太字や斜字体、強調表示、反転表示、点滅表示等、ハッチングパターン付加など、他と区別できる表示形態が適宜利用できる。さらに書き込み禁止領域のみならず、特定のメモリ領域をハイライト表示させてもよい。
さらに、データの編集も可能であり、編集箇所をマウスなどのポインティングデバイスで直接指定して編集できるので、作業も直感的に容易に行える。加えて、データの検索機能も備えており、図6の下欄に設けられた検索指定欄のアドレス入力欄227からアドレスを指定すると、該当するアドレスの位置にジャンプできる。また、書込データ入力欄228に書き込みたいデータを入力することで、データの編集も行える。このように、メモリダンプ表示画面226は、データを書き換え可能な操作手段として機能する。特に、編集したい箇所をメモリダンプ表示画面226から直接指定できるので、アドレスの指定間違い等のデータ入力ミスを低減でき、操作しやすさと誤操作の防止を実現できる。
さらに、更新されたデータについては、表示色を変更して表示することで、変更箇所を容易に判別できるようにしてもよい。
(メモリ同期機能)
また、このようにして変更されたデータについては、自動的に、あるいは更新ボタンを押下するなど、所定のタイミングでコントローラ部が無線タグにアクセスして、更新されたとおりのデータに書き換えられる。このように、メモリダンプ表示画面226での表示と、実際に記録されたデータとの内容が一致するように適宜メモリを書き換えることで、同一性が維持される。
(メモ機能)
さらにまた、ダンプ表示欄224のタブで「メモ」タブ229を選択すると、図8に示すようにメモ表示画面230に切り替えられ、無線タグのメモ機能として、メモリマップを作成するための入力画面が表示される。図8の画面では、項目名を「判定3」とする領域を設定する例を示している。メモ表示画面230では、選択された無線タグの種別やメモリサイズなどの情報を、ダンプ表示欄224の左側で表示できる。また、ダンプ表示欄224の右側ではメモリマップの指定やマップ表示欄222の表示形式等を設定できる。この例では、メモリのアドレスに割り当てられる項目名の指定、変更や、アドレス範囲、割り当てられるサイズ、マップ表示欄222における表示色等を指定し、「編集」ボタン231を押下すると、指定した内容に更新される。また「削除」ボタン232を押下すると、指定された項目が削除される。この機能によって、ユーザは無線タグのデータ領域に一定範囲のアドレスを割り振り、項目名を指定したり、またアドレス範囲や項目名を変更できる。設定されたアドレス範囲と項目名は、上記のメモリ表示領域220において視覚的に表示できる。
本発明の自動認識システム、自動認識機器の制御装置、自動認識機器の操作方法、自動認識機器操作プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器は、非接触で無線タグに記録された情報を読み取るリーダ/ライタに適用できる。例えばデータキャリアシステム等と呼ばれる個別対象物認識システムとして、無線タグを物品に付与してこの物品の識別を行う。この用途としては、FA(Factory Automation)分野における工作機の工具や工場における部品、製品の管理、物流システム等に用いられる物品の識別システム、鉄道切符およびスーパーマーケットの価格読み取り等が挙げられる。
本発明の実施の形態1に係る無線タグリーダ/ライタを含むRF−IDシステムの構成を示す斜視図である。 無線タグの平面図である。 無線タグリーダ/ライタの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る制御装置を含む自動認識システムのブロック図である。 自動認識機器の設定を行うユーザインターフェース画面の一例を示すイメージ図である。 自動認識機器操作プログラムのユーザインターフェース画面でメモリダンプ表示する一例を示すイメージ図である。 自動認識機器操作プログラムのユーザインターフェース画面でメモリダンプ表示に着色を施した一例を示すイメージ図である。 自動認識機器操作プログラムのユーザインターフェース画面でメモ表示画面を表示する一例を示すイメージ図である。
符号の説明
100…無線タグリーダ/ライタ
1…無線タグ
2…リーダ/ライタ
3…シリアルバスケーブル
4…制御装置
5…上位の制御機器
10…RF−IDシステム
11…基板
12…アンテナコイル
13…半導体チップ
21…発振回路
22…増幅回路
23…変調回路
24…LPF
25…LC共振回路
26…減衰器
27…復調回路
28…2値化回路
29…制御回路
30…外部インターフェース
31…符号化回路
60…記憶部
80…電源回路
82…接続部
84…ユーザインターフェース回路
86…7セグメント式表示器
87…インジケータ
88…操作ボタン
200…ユーザインターフェース画面
210…左側ペイン
220…メモリ表示領域
221…「タグマップ」ボタン
222…マップ表示欄
223…詳細表示欄
224…ダンプ表示欄
225…「メモリダンプ」タブ
226…メモリダンプ表示画面
227…検索指定欄のアドレス入力欄
228…書込データ入力欄
229…「メモ」タブ
230…メモ表示画面
231…「編集」ボタン
232…「削除」ボタン
W…パレット;L…ロック領域;P…ライトプロテクト領域

Claims (12)

  1. 認識対象物に記録された情報を認識可能な自動認識システムであって、
    認識対象物の情報に非接触でアクセスするためのヘッド部と、
    前記ヘッド部と電気的に接続され、これを制御するコントローラ部と、
    前記コントローラ部の動作指示により、ヘッド部で読み取られた認識対象物の情報をダンプ表示可能な表示部と
    を備えることを特徴とする自動認識システム。
  2. 請求項1に記載の自動認識システムであって、
    認識対象物に記録される情報について、情報が記録されたデータ領域にアドレスを割り振ると共に、予め所定のアドレスに所定の項目名を割り当てておき、
    前記表示部に、アドレスと項目名の対応関係を表示可能に構成してなることを特徴とする自動認識システム。
  3. 請求項2に記載の自動認識システムであって、
    前記コントローラ部が、認識対象物の情報を前記ヘッド部で読み取るよう指示し、情報を受け取った後、該情報について、
    前記表示部が、ダンプ表示に加えて、もしくはこれに代えて、認識対象物の情報の任意のアドレスに割り当てられているデータと、該データに対応する項目名とを対応させて表示可能に構成してなることを特徴とする自動認識システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一に記載の自動認識システムであって、
    前記認識対象物が無線タグであり、
    前記ヘッド部が、無線タグのメモリに記録された情報の読み取り/書き込みが可能なリーダ/ライタであることを特徴とする自動認識システム。
  5. 請求項4に記載の自動認識システムであって、さらに、
    前記表示部上で表示された認識対象物の情報を書き換え可能な操作手段を備えることを特徴とする自動認識システム。
  6. 請求項5に記載の自動認識システムであって、さらに、
    前記操作手段により、表示部上で表示された認識対象物の情報が変更されると、
    前記ヘッド部が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換え可能に構成してなることを特徴とする自動認識システム。
  7. 請求項5又は6に記載の自動認識システムであって、
    前記ヘッド部で書き換えられた情報を、表示色を変更して前記表示部に表示可能に構成してなることを特徴とする自動認識システム。
  8. 認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器を接続して、これを制御可能な制御装置であって、さらに、
    接続対象の自動認識機器を制御するための制御回路と、
    前記自動認識機器と制御装置とを接続するための接続部と、
    前記自動認識機器に駆動電力を供給するための電源回路と、
    制御装置の動作指示により、自動認識機器で読み取られた認識対象物の情報をダンプ表示可能な表示部と
    を備えることを特徴とする自動認識機器の制御装置。
  9. 認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器の操作方法であって、
    自動認識機器を制御する制御装置の動作指示により、自動認識機器で認識対象物の情報を読み取る工程と、
    読み取られた認識対象物の情報を表示部にダンプ表示する工程と、
    ダンプ表示された情報を、操作手段で変更すると、自動認識機器が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換える工程と、
    を含むことを特徴とする自動認識機器の操作方法。
  10. 認識対象物に記録された情報を非接触式で認識可能な自動認識機器の操作プログラムであって、
    自動認識機器を制御する制御装置の動作指示により、自動認識機器で認識対象物の情報を読み取る機能と、
    読み取られた認識対象物の情報を表示部にダンプ表示する機能と
    をコンピュータに実現させることを特徴とする自動認識機器操作プログラム。
  11. 請求項10に記載の自動認識機器操作プログラムであって、さらに、
    ダンプ表示された情報を、操作手段で変更すると、自動認識機器が認識対象物にアクセスし、変更後の情報となるように書き換える機能
    をコンピュータに実現させることを特徴とする自動認識機器操作プログラム。
  12. 請求項10又は11に記載されるプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記録媒体又は記録した機器。
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