JPH06266326A - 計算機操作画面の記録/復元方式 - Google Patents

計算機操作画面の記録/復元方式

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JPH06266326A
JPH06266326A JP5057125A JP5712593A JPH06266326A JP H06266326 A JPH06266326 A JP H06266326A JP 5057125 A JP5057125 A JP 5057125A JP 5712593 A JP5712593 A JP 5712593A JP H06266326 A JPH06266326 A JP H06266326A
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recording
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JP5057125A
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Shigeru Kobayashi
茂 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】時間経過に伴って変化する計算機操作画面の表
示情報を小容量の記憶領域に逐次記録でき、その記録情
報から元の画面が復元できるようにする。 【構成】記録開始が要求されると、画面表示情報バッフ
ァ1内の表示中の操作画面表示情報を、初期化部31に
より初期表示情報として初期表示情報記憶部41に記録
させると共に副表示情報バッファ2にコピーし、以後、
記録要求の都度、差分算出部32によりバッファ1,2
の両内容の差分を算出してその差分情報を差分記憶部4
2に記録させる。復元開始が要求されると、画面初期化
部71により初期表示情報記憶部41の内容を読取り、
バッファ1または2に復元する。以後、復元要求の都
度、差分合成部72により差分記憶部42内の差分情報
を読取り、既に復元されているバッファ1または2の内
容と合成して元の画面表示情報を生成し、バッファ1ま
たは2に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機操作に供され
る操作端末を備えた計算機システムに係り、特に操作端
末上に表示される、時間の経過に伴い変化する計算機操
作画面の表示情報の記録/復元に好適な計算機操作画面
の記録/復元方式に関する。
【0002】
【従来の技術】操作端末を備えた計算機システムにおい
て、計算機操作の任意時点での端末画面(計算機操作画
面)を記録するのに、従来より「スクリーンダンプ」と
呼ばれる記録方式が適用されている。
【0003】「スクリーンダンプ」とは、計算機操作画
面の表示情報を、文字単位、あるいは画素の単位で外部
記憶装置などに一括保存するものである。この保存情報
を用いると、その画面を作り出していたプログラムの実
行とは無関係に、同じ画面を復元できる。
【0004】また、「スクリーンダンプ」によって時間
経過に沿って複数の計算機操作画面を記録しておくと、
プログラムの動作時の画面変化を再現したり、プログラ
ムの変更後の実際の画面と記録された画面とを1つ1つ
比較しながらプログラムを実行することによって、画面
表示に変化のないことを確認するデバッグ作業に利用す
ることもできる。しかし、画面全体の表示情報は大容量
の記憶領域を必要とするため、上記のような時間経過に
沿った画面の記録に適さなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、「ス
クリーンダンプ」と呼ばれる従来の計算機操作画面の記
録方式は、時間経過に沿って複数の計算機操作画面を記
録しておくことにより、プログラム変更前と変更後の画
面表示の変化の有無を確認するデバッグ作業等に有用で
あった。
【0006】しかしながら、この従来の記録方式は、大
容量の記憶領域を必要とするため、時間経過に沿って複
数の計算機操作画面を記録するには不適であり、実用性
に乏しいという問題があった。
【0007】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のでその目的は、時間経過に伴って変化する計算機操作
画面の表示情報を大容量の記憶領域を必要とせずに逐次
記録でき、且つその記録情報から元の計算機操作画面が
正しく復元できる計算機操作画面の記録/復元方式を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、計算機の操
作端末に表示される計算機操作画面の画面表示情報を格
納するための第1の表示情報バッファ手段と、上記操作
端末に表示済みの計算機操作画面の画面表示情報を格納
するための第2の表示情報バッファ手段と、外部からの
記録要求により、これら両表示情報バッファ手段の内容
の差分を算出し、その差分情報を生成すると共に、その
際の第1の表示情報バッファ手段の内容を第2の表示情
報バッファ手段にコピーする差分算出手段と、この差分
情報が記録される差分記憶手段と、上記第1または第2
の表示情報バッファ手段の内容と差分記憶手段に記録さ
れた差分情報とをもとに元の画面表示情報を復元して第
1または第2の表示情報バッファ手段に格納する画面復
元手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明は、初期表示情報が記録さ
れる初期表示情報記憶手段と、外部からの記録開始要求
により第1の表示情報バッファ手段の内容を初期表示情
報として初期表示情報記憶手段に記録すると共に、同内
容を第2の表示情報バッファ手段にコピーする手段とを
更に備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成において、差分算出手段は、外部か
ら記録要求が与えられる毎に、第1の表示情報バッファ
手段に格納されている現在表示中の計算機操作画面の表
示情報と第2の表示情報バッファ手段に格納されている
既に表示済みの計算機操作画面の表示情報との差分を算
出し、差分情報を生成する。同時に差分算出手段は、そ
の際の第1の表示情報バッファ手段の内容を第2の表示
情報バッファ手段にコピーする。差分算出手段により生
成された差分情報は、その都度差分記憶手段に記録され
る。
【0011】このようにして、差分記憶手段には、時間
経過に沿った画面表示情報が差分情報の形で蓄積され
る。この差分情報は、通常の画面情報に比べて情報量が
少なく、特に画面の一部だけしか変化しないような計算
機操作画面の場合には、極めて少ない情報量になるた
め、差分記憶手段は小容量で済む。
【0012】一方、画面(画面表示情報)の復元は、第
1または第2の表示情報バッファ手段の内容と差分記憶
手段に記録された差分情報とを画面復元手段が合成する
ことにより行われる。例えば、最初の差分情報生成に用
いられた最初の計算機操作画面の画面表示情報(初期表
示情報)が第1または第2の表示情報バッファ手段に格
納されている場合であれば、その画面表示情報(初期表
示情報)と最初に記録された差分情報とを合成すること
により、最初に差分情報が記録された際に表示されてい
た計算機操作画面の画面表示情報が復元される。また、
この復元された画面表示情報と次の差分情報とを合成す
ることにより、当該差分情報が記録された際に表示され
ていた計算機操作画面の画面表示情報が復元される。同
様にして、画面表示情報が復元される毎に、その画面表
示情報と後続の差分情報とを合成することにより、時間
経過に沿った計算機操作画面の画面表示情報が順次復元
される。また、初期表示情報と、差分記憶手段に記録さ
れている差分情報のうちのn番目までの各差分情報とを
合成することにより、n番目の差分情報が記録された際
に表示されていた計算機操作画面の画面表示情報が復元
される。
【0013】したがって、上記の初期表示情報(最初の
差分情報生成に用いられた最初の計算機操作画面の画面
表示情報)が記録される初期表示情報記憶手段を設け、
復元開始時に、この初期表示情報記憶手段の内容を第1
または第2の表示情報バッファ手段に格納して初期表示
情報を復元することにより、この初期表示情報を基準と
して任意の時点の計算機操作画面の画面表示情報を効率
的に復元することが可能となる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明を適用する操作端末の一実施
例を示すブロック構成図である。
【0015】同図において、1は操作端末の表示モニタ
(図示せず)に表示される計算機操作画面(端末画面)
の画面表示情報を格納するための画面表示情報バッフ
ァ、2は現在以外の時点での計算機操作画面の画面表示
情報を格納するための副表示情報バッファである。
【0016】3は計算機操作画面の記録情報を生成する
画面記録情報生成部である。画面記録情報生成部3は、
外部からの記録開始要求により画面表示情報の記録を初
期化する画面表示情報初期化部31と、外部から記録要
求が与えられる毎に画面表示情報バッファ1の内容と副
表示情報バッファ2の内容との差分を算出し、その差分
情報(差分情報#i)を生成する差分算出部32とを有
する。画面表示情報初期化部31および差分算出部32
は、動作時に画面表示情報バッファ1の内容を副表示情
報バッファ2にコピーするようになっている。
【0017】4は画面表示情報を記録するための画面表
示情報記憶部である。画面表示情報記憶部4は、画面表
示情報の記録の初期情報(初期表示情報)が記録される
初期表示情報記憶部41と、差分算出部32により生成
された差分情報が記録される差分記憶部42とを有す
る。
【0018】5は画面表示情報記憶部4への情報書込み
を司る書込み部、6は画面表示情報記憶部4からの情報
読出しを司る読出し部である。書込み部5は初期表示情
報記憶部41への初期表示情報書込みと差分記憶部42
への差分情報書込みを行い、読出し部6は初期表示情報
記憶部41からの初期表示情報読出しと差分記憶部42
からの差分情報読出しを行う。
【0019】7は読出し部6の読出し内容を用いて元の
画面を復元する画面復元部である。画面復元部7は、初
期表示情報(から画面記録開始時の画面)を復元する画
面初期化部71と、画面表示情報バッファ1または副表
示情報バッファ2の内容と読出し部6により読出された
差分情報#iとを合成してその差分情報#iが生成され
た際の画面表示情報(の示す画面)を復元する差分合成
部72とを有する。画面初期化部71または差分合成部
72により復元された画面表示情報は画面表示情報バッ
ファ1または副表示情報バッファ2に格納される。
【0020】8は画面復元部7(内の差分合成部72)
の合成処理に供される画面表示情報の格納元バッファを
選択するための選択スイッチ、9は画面復元部7(内の
画面初期化部71または差分合成部72)により復元さ
れた画面表示情報の格納先バッファを選択するための選
択スイッチである。選択スイッチ8,9は連動して切替
えられ、同一のバッファ(画面表示情報バッファ1また
は副表示情報バッファ2)を選択する。
【0021】10は現在表示されている計算機操作画面
の画面表示情報と副表示情報バッファ2に復元された対
応画面の画面表示情報との差分を画面表示するための差
分表示出力部である。差分表示出力部10は、現在表示
されている計算機操作画面と過去に記録された計算機操
作画面とを比較する場合に起動され、差分算出部32に
より算出された差分の示す差分画面表示情報を画面表示
情報バッファ1に格納する。次に、図1の構成の動作
を、(a)画面記録と(b)画面復元に分けて順に説明
する。 (a)画面記録
【0022】まず、計算機操作画面の記録は、ユーザが
操作端末の例えばキーボード(図示せず)等を操作し
て、画面記録情報生成部3内の画面表示情報初期化部3
1に対して記録開始の要求を発することにより開始され
る。
【0023】画面表示情報初期化部31は、ユーザから
の記録開始要求がキーボード等を介して与えられると、
そのときの画面表示情報バッファ1の内容、即ち、その
とき表示されている計算機操作画面(端末画面)の画面
表示情報を読取り、画面復元の際の基準画面(初期画
面)を表わす初期表示情報として、書込み部5により画
面表示情報記憶部4内の初期表示情報記憶部41に記録
させる(書込ませる)。同時に画面表示情報初期化部3
1は、初期表示情報記憶部41に記録されたものと同じ
内容(画面表示情報バッファ1の内容)を、副表示情報
バッファ2にコピーしておく。
【0024】さて、画面表示情報バッファ1の内容、即
ち操作端末の表示モニタに表示される計算機操作画面の
画面表示情報は時間経過に伴って逐次更新され、それに
応じて計算機操作画面が切替えられる。
【0025】ユーザは、計算機操作画面の記録開始を要
求した後は、記録したい計算機操作画面に切替えられた
場合だけキーボード等を操作して、画面記録情報生成部
3内の差分算出部32に対する記録要求を発する。
【0026】差分算出部32は、ユーザからの記録要求
がキーボード等を介して与えられる都度、その際の画面
表示情報バッファ1の内容(記録要求があった際の計算
機操作画面の画面表示情報)と、副表示情報バッファ2
の内容(先の画面表示情報記憶部4への記録時における
計算機操作画面の画面表示情報)との差分を算出し、そ
の算出結果をもとに差分情報#i(i=1,2…)を生
成する。この差分情報生成の一例を次に示す。
【0027】差分算出部32は、画面表示情報バッファ
1の示す画面表示情報と副表示情報バッファ2の示す画
面表示情報とをラスタスキャンしながら、同一画素位置
の表示データの差分を算出する。そして差分算出部32
は、差分がゼロとならない連続する画素の列(複数の走
査ラインにまたがっていても構わない)毎に、図2に示
すように、その先頭画素の座標と、画素数と、その画素
列について算出された差分(差分値)の列とからなる差
分データを生成する。
【0028】このようにして差分算出部32は、上記差
分がゼロでない画素列毎の差分データを生成し、この差
分データを生成順に並べて図2に示す差分情報#i(最
初はi=1)を生成する。
【0029】差分算出部32は、差分情報#iを生成す
ると、同情報#iを書込み部5により画面表示情報記憶
部4内の差分記憶部42に記録させる。このとき、差分
情報#iが記録された差分記憶部42内領域の先頭アド
レスが、画面表示情報記憶部4内の図示せぬ管理部に差
分情報#iの情報番号iに対応させて記録される。また
差分算出部32は、上記した差分情報#iの記録と同時
に、画面表示情報バッファ1の内容を副表示情報バッフ
ァ2にコピーする。
【0030】以降、差分算出部32は、ユーザからの記
録要求が与えられる毎に、その際の画面表示情報バッフ
ァ1の内容と副表示情報バッファ2の内容との差分を算
出して、その差分情報を画面表示情報記憶部4内の初期
表示情報記憶部41に記録させると同時に、同じ内容
(画面表示情報バッファ1の内容)を副表示情報バッフ
ァ2にコピーしておく。このようにして、画面表示情報
記憶部4内の差分記憶部42には、時間経過に沿った差
分情報#i(i=1,2…)が蓄積される。 (b)画面復元
【0031】まず、計算機操作画面の復元は、ユーザが
操作端末のキーボード等を操作して、画面復元部7内の
画面初期化部71に対して復元開始の要求を発すること
により開始される。本実施例では、この画面の表示情報
の復元先として、画面表示情報バッファ1または副表示
情報バッファ2のいずれかを、選択スイッチ8,9によ
り選択することが可能である。
【0032】ユーザは、表示モニタに画面を再現するモ
ード(画面再現モード)では、画面表示情報バッファ1
が選択されるように、選択スイッチ8,9を切替え操作
する。これに対して、表示モニタに実際に表示されてい
る画面(例えばプログラム変更後の計算機操作画面)と
過去に記録された画面(例えばプログラム変更前の計算
機操作画面)とを比較するモード(画面比較モード)で
は、ユーザは副表示情報バッファ2が選択されるよう
に、選択スイッチ8,9を切替え操作する。またユーザ
は、画面比較モードでは、上記復元開始要求のための操
作を、画面表示情報記憶部4内の初期表示情報記憶部4
1に記録した初期表示情報(初期画面)に対応する例え
ばプログラム変更後の計算機操作画面が、表示モニタに
表示されている状態で行う。なお、選択スイッチ8,9
を、画面再現モードまたは画面比較モードに応じて自動
的に切替えるようにすることも可能ある。
【0033】画面初期化部71は、ユーザからの復元開
始要求がキーボード等を介して与えられると、画面表示
情報記憶部4内の初期表示情報記憶部41の内容(初期
表示情報)を読出し部6を用いて読取り、選択スイッチ
9により選択された画面表示情報バッファ1または副表
示情報バッファ2に格納する。これにより、画面表示情
報バッファ1または副表示情報バッファ2に初期表示情
報(初期画面の表示情報)が復元される。
【0034】さて、選択スイッチ9により画面表示情報
バッファ1が選択された画面再現モードでは、同バッフ
ァ1に初期表示情報が復元されることにより、同バッフ
ァ1の内容が表示モニタに表示されて、対応する初期画
面が再現される。これによりユーザは、過去に(最初
に)記録された計算機操作画面を視認することができ
る。これに対し、選択スイッチ9により副表示情報バッ
ファ2が選択された画面比較モードでは、画面記録情報
生成部3内の差分算出部32が起動される。
【0035】差分算出部32は、前述した画面記録の場
合と同様にして、画面表示情報バッファ1の内容と副表
示情報バッファ2の内容との差分、即ち現在表示モニタ
に実際に表示されている画面(プログラム変更後の計算
機操作画面)とその画面に対応する過去に記録された画
面(プログラム変更前の計算機操作画面)との差分を算
出し、その差分情報を差分表示出力部10に送る。
【0036】差分表示出力部10は、差分算出部32か
らの差分情報から、差分値がゼロの画素と差分値がゼロ
でない画素とがそれぞれ異なる画素データで表現された
差分画面表示情報を生成して、画面表示情報バッファ1
に格納する。したがって、このバッファ1の内容(差分
画面表示情報)が表示モニタに表示されることにより、
ユーザはプログラム変更前と変更後とで計算機操作画面
(端末画面)に変化がないか否か、また変化があるなら
ばどの部分が変化しているかを、視認することができ
る。なお、差分算出部32は、算出した画素毎の差分値
を順次差分表示出力部10に送るようにしても構わな
い。
【0037】さてユーザは、計算機操作画面の復元開始
を要求すると、その復元結果を画面上で確認した後、キ
ーボード等を操作して、画面復元部7内の差分合成部7
2に対する復元要求を発する。但し、画面比較モードで
あるならば、初期表示情報に続く差分情報#1の記録時
に表示されていたプログラム変更前の画面に対応するプ
ログラム変更後の画面が表示されている状態で、復元要
求のための操作を行う。
【0038】差分合成部72は、ユーザからのi回目
(ここではi=1)の復元要求がキーボード等を介して
与えられると、画面表示情報記憶部4内の差分記憶部4
2に格納されている差分情報#1,#2…のうちの情報
番号がiの差分情報#i(ここではi=1)を読出し部
6を用いて読取る。
【0039】次に差分合成部72は、この差分情報#i
と、選択スイッチ8により選択されている画面表示情報
バッファ1(画面再現モードの場合)または副表示情報
バッファ2(画面比較モードの場合)の内容、即ち既に
復元されている画面表示情報(ここでは初期表示情報)
とを合成する。即ち差分合成部72は、差分情報#iか
ら、同情報#iを生成した際に差分算出部32で算出さ
れた画素毎の差分値を求め、この差分値と、既に復元さ
れている画面表示情報の同一画素位置の画素データとを
合成(加算)することにより、差分情報#iが生成され
た際に表示されていた画面表示情報を復元する。
【0040】差分合成部72は、復元した画面表示情報
を、選択スイッチ9により選択された画面表示情報バッ
ファ1(画面再現モードの場合)または副表示情報バッ
ファ2(画面比較モードの場合)に格納する。
【0041】これにより、画面再現モードであれば、前
記した初期表示情報の復元時と同様に、画面表示情報バ
ッファ1に復元された過去に記録された画面が表示モニ
タ上に再現される。
【0042】また、画面比較モードであれば、画面表示
情報バッファ1の内容に従って実際に表示されているプ
ログラム変更後の画面と、副表示情報バッファ2に復元
されたプログラム変更前の画面とを比較するための差分
画面表示情報が、前記した初期表示情報の復元時と同様
にして差分表示出力部10により生成され、画面表示情
報バッファ1に格納される。これにより、表示モニタの
画面は、プログラム変更後の画面から差分画面に切り替
わる。
【0043】以下、同様にして、差分合成部72に復元
要求が与えられる毎に、上記の動作が繰り返し行われ、
過去の画面の確認またはプログラム変更前後の画面の変
化の有無の確認が可能となる。
【0044】なお、前記実施例では、過去の画面表示情
報の復元を時間の経過に沿って順に行う場合について説
明したが、これに限るものではない。例えば、画面表示
情報バッファ1または副表示情報バッファ2に初期表示
情報を復元した後は、ユーザがキーボード等から任意の
番号(差分情報番号)nを指定して復元要求を発するこ
とにより、その初期表示情報と、この番号nで指定され
る差分情報#nまでの全差分情報#1,#2…#nとを
合成するようにするならば、差分情報#nが生成された
際に表示されていた画面表示情報を一気に復元すること
も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
第1の表示情報バッファ手段に格納されている現在表示
中の計算機操作画面の画面表示情報と、第2の表示情報
バッファ手段に格納されている既に表示済みの計算機操
作画面の画面表示情報との差分を算出し、その差分情報
を差分記憶手段に記憶すると共に、その際の第1の表示
情報バッファ手段の内容を第2の表示情報バッファ手段
にコピーする構成としたので、時間経過に伴って変化す
る計算機操作画面の表示情報を差分情報の形で差分記憶
手段に逐次蓄積することができ、この差分情報は、通常
の画面情報に比べて情報量が少なく、特に画面の一部だ
けしか変化しないような計算機操作画面の場合には、極
めて少ない情報量になるため、大容量の記憶領域を必要
とせずに済む。
【0046】また、この発明によれば、第1または第2
の表示情報バッファ手段の内容と差分記憶手段に記録さ
れた差分情報とをもとに元の画面表示情報を復元して第
1または第2の表示情報バッファ手段に格納する構成と
したので、時間経過に沿った計算機操作画面の画面表示
情報を逐次正しく復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する操作端末の一実施例を示す
ブロック構成図。
【図2】同実施例で適用される差分情報のデータ構造を
示す図。
【符号の説明】
1…画面表示情報バッファ(第1の表示情報バッファ手
段)、2…副表示情報バッファ(第2の表示情報バッフ
ァ手段)、3…画面記録情報生成部、4…画面表示情報
記憶部、5…書込み部、6…読出し部、7…画面復元
部、8,9…選択スイッチ、10…差分表示出力部、3
1…画面表示情報初期化部、32…差分算出部、41…
初期表示情報記憶部、42…差分記憶部、71…画面初
期化部、72…差分合成部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機操作に供される操作端末を備えた
    計算機システムにおいて、 前記操作端末に表示される計算機操作画面の画面表示情
    報を格納するための第1の表示情報バッファ手段と、 前記操作端末に表示済みの計算機操作画面の画面表示情
    報を格納するための第2の表示情報バッファ手段と、 外部から記録要求が与えられる毎に前記第1の表示情報
    バッファ手段の内容と前記第2の表示情報バッファ手段
    の内容との差分を算出し、その差分情報を生成すると共
    に、その際の前記第1の表示情報バッファ手段の内容を
    前記第2の表示情報バッファ手段にコピーする差分算出
    手段と、 この差分算出手段により生成された前記差分情報が記録
    される差分記憶手段と、 前記第1の表示情報バッファ手段および前記第2の表示
    情報バッファ手段のいずれかの内容と前記差分記憶手段
    に記録された前記差分情報とをもとに元の画面表示情報
    を復元して前記第1の表示情報バッファ手段または前記
    第2の表示情報バッファ手段に格納する画面復元手段と
    を具備することを特徴とする計算機操作画面の記録/復
    元方式。
  2. 【請求項2】 初期表示情報が記録される初期表示情報
    記憶手段と、外部からの記録開始要求により前記第1の
    表示情報バッファ手段の内容を前記初期表示情報として
    前記初期表示情報記憶手段に記録すると共に、同内容を
    前記第2の表示情報バッファ手段にコピーする初期化手
    段とを更に備えたことを特徴とする請求項1記載の計算
    機操作画面の記録/復元方式。
  3. 【請求項3】 前記画面復元手段は、前記初期表示情報
    記憶手段の内容を前記第1の表示情報バッファ手段また
    は前記第2の表示情報バッファ手段に格納することによ
    り初期表示情報を復元するようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の計算機操作画面の記録/復元方式。
JP5057125A 1993-03-17 1993-03-17 計算機操作画面の記録/復元方式 Pending JPH06266326A (ja)

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JP5057125A Pending JPH06266326A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 計算機操作画面の記録/復元方式

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JP (1) JPH06266326A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10116254A (ja) * 1996-08-16 1998-05-06 Compaq Computer Corp 分散型のコンピュータ・システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10116254A (ja) * 1996-08-16 1998-05-06 Compaq Computer Corp 分散型のコンピュータ・システム
JP2006155641A (ja) * 1996-08-16 2006-06-15 Compaq Computer Corp 分散型のコンピュータ・システム

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