JP2002281450A - 情報記録円盤の再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク規格に則って静止画入力を扱い、再
生装置側の工夫で、使用者にとっての自由度を拡張する
事を目的とする。 【解決手段】 オーディオ信号と、それに関連付けられ
た１枚以上の静止画を１グループ分の静止画情報として
記録する情報記録円盤２を再生する再生装置において、
前記１グループ分の静止画情報の記憶容量の二倍以上の
容量を有し、第一及び第二の記憶領域を有する静止画バ
ッファメモリ８を設ける。制御部１０は、情報記録円盤
に記録されているシーケンスに従って１グループ分の静
止画情報を第一の記憶領域に一時的に記憶すると共に、
使用者の指示に従って他の１グループ分の静止画情報を
第二の記憶領域に一時的に記憶し、且つ使用者の指示に
より第一及び第二の記憶領域から１グループ分の静止画
情報又は他の１グループ分の静止画情報を選択的に出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＤＶＤ（Ｄｉｇｉ
ｔａｌ Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ Ｄｉｓｃ）の情報記録円
盤からオーディオと静止画を再生する再生装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ＤＶＤは既に良く知られてお
り、ＣＤを上回るＨｉＦｉオーディオ用に対応した規格
がＤＶＤオーディオとして決められ、その中で静止画付
きの音楽を提供するモードがある。この詳細な技術は例
えば特開２０００−１７３１９２号公報等において示さ
れており、静止画の再生動作が音楽の連続的な再生を妨
げない為の工夫の技術が開示されている。この技術内容
を簡単に説明すると、音楽再生中はディスクとピックア
ップの能力のほぼ一杯迄を音楽データの読み取りに使う
ため、静止画データの読み取りは、音楽データの読み取
りと時間的に分離し、これに適合するように静止画デー
タはひとまとまりとし、音楽データとは異なる位置に配
置するようになっている。

【０００３】従って、ディスクより読み出した静止画デ
ータは一旦、半導体メモリ等の静止画バッファメモリに
記憶するので、この静止画バッファメモリの容量を規格
として決めておく必要があり、ＤＶＤオーディオの例で
は２Ｍｂｙｔｅと決められている。標準的な静止画は約
０．１Ｍｂｙｔｅ程度のデータ量を必要とするので、前
記容量は約２０枚の静止画を記憶可能である。これを１
つの単位としてオーディオスチルビデオユニット( ＡＳ
ＶＵ )と言う呼称で扱う。オーディオ再生の１曲又は連
続する複数曲について、１つのＡＳＶＵを対応させる。
例えば再生動作のモードには、静止画の表示順や表示タ
イミングがコンテンツ制作者により指定されているシー
ケンシャルスライドショウモードと、静止画の表示順は
再生装置によってランダムに選択されて表示タイミング
がコンテンツ制作者により指定されているランダムスラ
イドショウモードと、静止画の表示順や表示タイミング
を使用者が操作出来るブラウザブルモードとがある。表
示画面の切換時を中心とする制御機能として、フェード
アウト／イン、ワイプ、ディゾルブなどの特殊表示効果
が従来技術としてあり、これらが静止画の切換時の制御
機能として使われている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】前述したように、静止
画を一旦、静止画バッファメモリに記憶してから音楽デ
ータを再生する様に規格として決める場合は、ディスク
及び再生装置間の取り決めとして静止画バッファメモリ
の容量を決めておく必要があり、この範囲内でコンテン
ツの制作が行われる。即ちＤＶＤオーディオ規格の場合
は前述のように静止画バッファメモリの容量は２Ｍｂｙ
ｔｅと決められているので、コンテンツ制作者側は約２
０枚の静止画の範囲内で表示画の表示順や表示タイミン
グを予め設定している。他方、使用者側にはより多くの
自由度があり、表示画の表示順や表示タイミングを使用
者が変えたり、再生装置に備えたランダム関数発生器の
出力に応じて再生装置自体が表示順や表示タイミングを
変えることができる構造となっている。しかしながら、
この場合には使用者の自由度はある程度確保することが
できるが、更なる自由度を要求する場合には、これに対
応することができない、と言った問題があった。また、
表示静止画の切換に対する機能は、コンテンツ制作者が
特殊表示効果の一つである切換効果のフェードやワイプ
等の種類とその遷移時間を決めて、制御命令として添付
しているが、これに関しても、使用者が自由度を求めて
変化を与える事が考えられる。しかし、非熟練者が切換
効果の設定を行うと、出来上がる結果として満足を得る
事が難しいと言う課題がある。

【０００５】そこで、本発明は、ディスク規格に則って
静止画入力を扱い、再生装置側の工夫で、使用者にとっ
ての自由度を拡張する事を目的とし、再生装置の静止画
バッファメモリの容量を増やした際に使用者にとって最
小限の操作負担で、再生装置を動作させる技術を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、コンテンツ制作
者により前もって対応付けられているもの以外の、効果
的な静止画切換効果を、非熟練者にとって易しい操作で
得る事を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
オーディオ信号と、それに関連付けられた１枚以上の静
止画を１グループ分の静止画情報として記録する情報記
録円盤を再生する再生装置において、前記１グループ分
の静止画情報の記憶容量の二倍以上の容量を有し、第一
及び第二の記憶領域を有する静止画バッファメモリと、
前記情報記録円盤に記録されているシーケンスに従って
前記１グループ分の静止画情報を前記静止画バッファメ
モリの第一の記憶領域に一時的に記憶すると共に、使用
者の指示に従って他の１グループ分の静止画情報を第二
の記憶領域に一時的に記憶し、且つ前記使用者の指示に
より前記第一及び第二の記憶領域から前記１グループ分
の静止画情報又は前記他の１グループ分の静止画情報を
選択し、そこから静止画を選択して出力するように制御
する制御部と、を備えるように構成する。請求項２に係
る発明は、前記静止画情報は、管理制御情報と静止画デ
ータ情報とを有し、 前記制御部は、使用者の指示によ
り前記第一の記憶領域に記憶された１グループ分の静止
画情報に対する前記管理制御情報内の特殊表示効果の制
御命令を前記第二の記憶領域に記憶された他の１グルー
プ分の静止画情報に適用するか、又は前記第二の記憶領
域に記憶された他の１グループ分の静止画情報に対する
前記管理制御情報内の特殊表示効果の制御命令を前記第
一の記憶領域に記憶された１グループ分の静止画情報に
適用するシーケンスを備えるように構成する。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る情報記録円
盤の再生装置の一実施例を、添付図面を参照して説明す
る。図１は本発明の情報記録円盤の再生装置を示すブロ
ック構成図である。ここでは、情報記録円盤としてＤＶ
Ｄオーディオディスクを用いた場合を例にとって説明す
る。情報記録円盤であるＤＶＤオーディオディスク２に
記録されている情報は光ピックアップ４によって読み取
られ、復調部６にて復調及びエラー訂正が行われる。ま
とまった単位でＤＶＤオーディオディスク２に記録され
ている静止画データは、本発明の特徴とする静止画バッ
ファメモリ８に蓄えられ、制御部１０からの制御信号に
より次段のデマルチプレクサ１４に送られる。具体的に
は、上記静止画バッファメモリ８は、複数の静止画を記
憶できる最大記憶容量を１単位とした時に、この最大記
憶容量の２倍以上（ここでは２倍）の容量を有してお
り、ここでは便宜上、ＡＳＶＵバッファ（１）、ＡＳＶ
Ｕバッファ（２）として表している。上記制御信号に
は、音楽の再生タイミングに関連する信号や使用者の命
令による信号等が含まれる。また、この制御部１０に
は、復調部６からの出力信号を制御情報読取部１２へ入
力することにより得られた制御情報も入力されている。
そして、上記静止画バッファメモリ８より読み出された
静止画データはビデオデコーダ１６でデコードされ、文
字などの副映像データは副映像デコーダ１８にてデコー
ドされ、映像出力が得られる。一方、音楽データはトラ
ックバッファ２０及びデマルチプレクサ２２を経てオー
ディオデコーダ２４によりデコードされてオーディオ出
力を得る。

【０００８】また、副情報は音楽データとマルチプレク
スされて配置されている文字情報であり、これは副情報
デコーダ２６によりデコードされて副情報として出力さ
れる。これらの各動作制御を制御部１０が担っている。
ＤＶＤオーディオディスク２では前述したように静止画
データと音楽データは別々の領域に配置されている。そ
して、ひとまとまりの静止画データがＡＳＶＵとして定
義されており、ＡＳＶＵの数は最大９９迄設定できる。
各ＡＳＶＵの中で静止画１枚１枚が番号ｎを持って定義
されＡＳＶ♯ｎと呼ばれる。図２はオーディオ再生と静
止画の表示タイミングとの間の基本的関係を示す図であ
る。１つのまとまりであるＡＳＶＵが上述のように静止
画バッファメモリ８に蓄えられる。そして、対応するオ
ーディオ再生のまとまりはＡＳＶＵレンジと呼ばれ、１
曲又は連続する複数曲から成る。１枚毎の静止画はＡＳ
Ｖ♯ｎとして示されており、図２では図示簡略のために
４枚が示されているが、実際的には前述したように約２
０枚程度以下となる。これらの静止画は典型的にはコン
テンツ制作者が決める表示順及び表示タイミング及び切
換法によって表示されて切換られる。図３はこの表示順
の一例を示す図である。図示するように、ここではＡＳ
Ｖ＃１、ＡＳＶ＃２、ＡＳＶ＃３、ＡＳＶ＃４の順序で
順次出力されている。

【０００９】また、使用者側にはより多くの自由度があ
り、静止画の表示順や表示タイミングを使用者が変えた
り、再生装置に備えたランダム関数発生器（図示せず）
の出力に応じて再生装置自体が自ら静止画の表示順や表
示タイミングを変えるようにしても良い。表示順を変え
た例を図４に示す。図４では、ＡＳＶ＃５、ＡＳＶ＃
２、ＡＳＶ＃３、ＡＳＶ＃４、ＡＳＶ＃２のような順序
で順次出力されている。１つのＡＳＶＵレンジの再生が
終了し、次に再生する領域も静止画と関連づけられてい
る場合は、次の対応するＡＳＶＵを読み取り、続いて音
楽の再生動作を開始する。このとき、典型的には対応す
る静止画を表示するが、本発明では図１にて先に説明し
たように、静止画バッファメモリ８について、ＡＳＶＵ
バッファ（１）、（２）で示したようにその記憶容量を
増やしている。以前の再生時に読み込んだ静止画を使用
者の操作によって表示することは、使用者にとって再生
装置の自由な使用を提供するものであり、好ましい機能
の拡大と言える。本発明では、静止画の基本である１枚
１枚ではなく複数の静止画のまとまりである１つのＡＳ
ＶＵを記憶の単位として扱う。

【００１０】上記の取り扱いにより、使用者の操作が簡
単で、かつコンテンツ制作者が用意したまとまりを継続
できる。このためには、本実施例ではＤＶＤオーディオ
で規格化されている２Ｍｂｙｔｅを増設記憶メモリの単
位とする。増設単位は最小限が２Ｍｂｙｔｅであり、こ
れよりも多い事に関しては特に限定はない。例えば３Ｍ
ｂｙｔｅを増設容量とした場合は、ＡＳＶＵが１．５Ｍ
ｂｙｔｅの時には増設領域に２つのＡＳＶＵが記憶でき
ることになる。さて、増設メモリの単位を２Ｍｂｙｔｅ
とした為、ＡＳＶＵに付属する制御用情報がそのまま使
えると言う利点が発生する。１枚１枚の静止画の格納さ
れている静止画バッファメモリ８上の各静止画の先頭番
地を示すスタートアドレスは主要な制御用情報である。
ここで図５を用いて、ＡＳＶ♯ｎのスタートアドレスに
ついて説明する。

【００１１】まず、図５（Ａ）に示すようにＤＶＤオー
ディオのディスク全体は、リードインエリア３０、ボリ
ューム／ファイル構造３２、ＤＶＤオーディオゾーン３
４、リードアウトエリア３６の４つの領域から成る。上
記ＤＶＤオーディオゾーン３４は、図５（Ｂ）に示すよ
うにＣＤのＴＯＣ（Ｔａｂｌｅ ｏｆ Ｃｏｎｔｅｎｔ
ｓ）に似せた単純管理データ（ＳＡＭＧ）、管理データ
（ＡＭＧ）、静止画情報（ＡＳＶＳ）、オーディオデー
タＡＴＳ＃１、・・・、ＡＴＳ＃ｍ、（ｍは９９以下）
から成る。更に、上記静止画情報（ＡＳＶＳ）は、図５
（Ｃ）に示すようにその先頭からＡＳＶＳの管理制御情
報( ＡＳＶＳ１)、オーディオスチルビデオＡＳＶの本
体データである静止画データ（ＡＳＶＯＢＳ）及びＡＳ
ＶＳＩのバックアップ４２が順次配置されて形成されて
いる。そして、上記ＡＳＶＳの管理制御情報（ＡＳＶＳ
Ｉ）は、図５（Ｄ）に示すように静止画のグループ単位
ＡＳＶＵに関する管理情報３８や、各静止画ＡＳＶ♯ｎ
のスタートアドレス４０等を順次配置して形成されてい
る。

【００１２】再生時には、上記ＤＶＤオーディオディス
ク２からはアドレスに対応して並べられている静止画の
１まとまりのＡＳＶＵが読み出され、この読み出し情報
を再生装置の静止画バッファメモリ８に書き込む動作の
時には、１まとまりのＡＳＶＵ内の配置関係は変化が無
く、ＡＳＶＵ内の相対アドレスは保たれる。即ち、静止
画に関する管理制御情報（ＡＳＶＳＩ）にあるアドレス
は一定の値の変化を受けただけである。このｎ番目のオ
ーディオディスクビデオユニットＡＳＶＵ＃ｎが音楽デ
ータの再生に用いられて、次の、例えば、ｎ＋１番目の
オーディオディスクビデオユニットＡＳＶＵ＃ｎ＋１を
使うシーケンスとなった際は、本発明の再生装置の静止
画バッファメモリ８は、もう１単位の２ＭｂｙｔｅのＡ
ＳＶＵバッファを有しているので、この記憶領域に上記
ＡＳＶＵ＃ｎ＋１を書き込む。さて、上述したＡＳＶＵ
＃ｎ又はＡＳＶＵ＃ｎ＋１に対応する音楽データを再生
中に、使用者がリモコン等の操作ボタンで「静止画グル
ープ（ＡＳＶＵ）記憶」ボタンを押した際は、現在表示
中のＡＳＶＵに対応付けて、記憶しておくためのフラグ
を立てて、次回以降の書き込み時には前もってこのフラ
グを参照する。この様にして、静止画バッファメモリ８
内に複数の静止画グループＡＳＶＵが存在するので、表
示はコンテンツ制作者が前もって組み合わせた静止画グ
ループを表示するモードと使用者が選択して記憶した静
止画グループを表示するモードの双方から、使用者が選
択すれば良い。

【００１３】次に、図６及び図７で示すシーケンスを用
いて静止画表示の切換のフローについて説明する。静止
画表示の切換命令については、コンテンツ制作者が切換
効果のフェードやワイプ等の種類とその遷移時間を予め
決めて、ＡＳＶＵを１まとまりとして１枚１枚の静止画
の切換毎に制御命令として添付している。これに関し
て、本実施例ではＡＳＶＵ＃ｎに対する切換効果の制御
命令セットをＡＳＶＵ＃ｎ＋１に対する切換効果の制御
命令セットと置き換えて使うことが選択可能となるシー
ケンスを提供している。使用者が自由度を求めて画像切
換変化を与える様に面倒な切換命令セットを入力してい
っても、非熟練者による切換効果の設定はなかなか難し
いので、本実施例のようにまとめて置き換えることに利
点がある。図６は使用者が操作する操作ボタンの入力に
関連する流れを示すフロー、図７は実際の制御シーケン
スの流れを示すフローである。

【００１４】まず、使用者がある制御命令を送るために
制御部１０に設けられた操作ボタン（図１参照）を操作
すると、操作ボタンが受け付けられて制御命令が入力さ
れる（Ｓ１）。次に、この制御命令が切換効果制御命令
を内容とする信号か否かが判断され（Ｓ２）、ＹＥＳな
らば現在表示されている静止画データに対して切換効果
フラグを立てて（Ｓ３）、先のステップＳ１へ戻る。上
記ステップＳ２にてＮＯならば、別の制御命令であるか
否かが判断され（Ｓ４）、ＹＥＳならば、その制御命令
に対応した処理を行って（Ｓ５）、先のステップＳ１へ
戻る。上記ステップＳ４にてＮＯならば、そのまま先の
ステップＳ１へ戻ることになる。そして、制御シーケン
スがスタートすると、図７に示すように、まず、静止画
を切り換える際に、その静止画データに切換効果フラグ
が立っているか否かを判断し（Ｓ１１）、ＹＥＳならば
他の処理へ移行するが、ＮＯの場合には、切換効果の命
令セットの格納場所を示すレジスタの値を交換し（Ｓ１
２）、そして、他の処理へ移行することになる。

【００１５】このように、再生装置の操作ボタンで、使
用者の指示を受けてシーケンス制御を行なえば良いの
で、使用者の操作は極めて容易である。尚、本実施例で
はＤＶＤに関連して説明したが、ＤＶＤに限らず静止画
と音楽が円盤上で離れて配置されており、静止画を記憶
装置に書き込んで、音楽の再生タイミングと関連して静
止画を表示するシステムに適用できるのは勿論である。
又、本実施例では再生専用の円盤に関して説明したが、
半導体レーザーを用いた記録型の円盤の再生にも本発明
が適用できるのは勿論である。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
楽の流れに対してコンテンツ制作者が用意して対応付け
られた静止画の１まとまりの組の制約を超えて、１まと
まりの静止画を蓄える静止画バッファメモリを規定の２
倍以上に増加させたため、使用者にとっては少なくとも
２まとまりの静止画を、簡単な操作で扱うことができ、
更に表示切換時の効果も対応組を入れ替えて適用でき
る。従って、使用者から見た音楽と静止画との組合せ表
現を大幅に向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報記録円盤の再生装置を示すブロッ
ク構成図である。

【図２】オーディオ再生と静止画の表示タイミングとの
間の基本的関係を示す図である。

【図３】表示順の一例を示す図である。

【図４】使用者により表示順や表示タイミングが変えら
れた時の表示の一例を示す図である。

【図５】ＤＶＤオーディオディスクの論理構成の一例を
示す図である。

【図６】本発明における制御部の静止画表示の切り換え
のフローを示す図である。

【図７】本発明における制御部の静止画表示の切り換え
のフローを示す図である。

【符号の説明】

２…ＤＶＤオーディオディスク（情報記録円盤）、４…
光ピックアップ、６…復調部、８…静止画バッファメモ
リ、１０…制御部、１２…制御情報読取部、１６…ビデ
オデコーダ、１８…副映像デコーダ、２４…オーディオ
デコーダ、２６…副情報デコーダ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C053 FA10 FA24 GB05 GB15 HA22 HA33 JA01 JA16 JA24 KA04 KA24 5D044 AB05 AB08 BC03 CC06 DE29 DE54 DE60 DE72 FG10 FG18 FG23 GK12

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 オーディオ信号と、それに関連付けられ
   た１枚以上の静止画を１グループ分の静止画情報として
   記録する情報記録円盤を再生する再生装置において、 前記１グループ分の静止画情報の記憶容量の二倍以上の
   容量を有し、第一及び第二の記憶領域を有する静止画バ
   ッファメモリと、 前記情報記録円盤に記録されているシーケンスに従って
   前記１グループ分の静止画情報を前記静止画バッファメ
   モリの第一の記憶領域に一時的に記憶すると共に、使用
   者の指示に従って他の１グループ分の静止画情報を第二
   の記憶領域に一時的に記憶し、且つ前記使用者の指示に
   より前記第一及び第二の記憶領域から前記１グループ分
   の静止画情報又は前記他の１グループ分の静止画情報を
   選択し、そこから静止画を選択して出力するように制御
   する制御部と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
2. 【請求項２】 前記静止画情報は、管理制御情報と静止
   画データ情報とを有し、 前記制御部は、使用者の指示により前記第一の記憶領域
   に記憶された１グループ分の静止画情報に対する前記管
   理制御情報内の特殊表示効果の制御命令を前記第二の記
   憶領域に記憶された他の１グループ分の静止画情報に適
   用するか、又は前記第二の記憶領域に記憶された他の１
   グループ分の静止画情報に対する前記管理制御情報内の
   特殊表示効果の制御命令を前記第一の記憶領域に記憶さ
   れた１グループ分の静止画情報に適用するシーケンスを
   備えたことを特徴とする請求項１記載の再生装置。