JPH11154223A - 画像再生装置、画像再生方法及び記録媒体 - Google Patents

画像再生装置、画像再生方法及び記録媒体

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JPH11154223A
JPH11154223A JP9337799A JP33779997A JPH11154223A JP H11154223 A JPH11154223 A JP H11154223A JP 9337799 A JP9337799 A JP 9337799A JP 33779997 A JP33779997 A JP 33779997A JP H11154223 A JPH11154223 A JP H11154223A
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date
storage unit
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JP9337799A
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Shingi Kouno
真儀 河野
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在日時に応じた異なる画面表示を行うには
プログラムが複雑になり、ハードディスクの必要容量が
増えてしまっていた。 【解決手段】 PC1は、日時を計測するタイマ2、タ
イマ2より現在日時を取得する現在日時取得部3、前回
起動した日時を保持している前回起動日時記憶部4、前
回起動した際の表示内容と同じ表示内容を表示できるか
否かを判断する日時比較部5及びファイル差し替え部6
を有している。さらに、このPC1には、少なくとも前
回起動した表示内容を記憶しているハードディスク7と
CD−ROMドライブ8が接続されており、このCD−
ROMドライブ8には、少なくとも全ての表示内容が記
録されているCD−ROMが挿入されている。そして、
ファイル差し替え部6は、前回起動した表示内容と異な
る表示内容とする場合に、CD−ROMドライブ8から
現在日時に対応する表示内容を読み出してハードディス
ク7に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM等の
パッケージソフトウエアによって提供されるソフトウエ
アを動作させて画像を表示する画像再生装置及び画像再
生方法に係り、特に、表示画像や説明文などのコンテン
ツの表示を日時に応じて変更する画像再生装置及び画像
再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソフトウエアを実行する日時によって異
なる表示画像を表示する技術の例として、特開平7−1
10853号「時間変化を考慮した画面表示方式」が開
示されている。
【0003】これは、タイマから現在日時を取得して、
現在日時と時間判定テーブルとから時間判定部において
現時間に対応するファイル名を取得する。そして、取得
したファイル名を使用して画面表示を行うことにより、
季節や時間毎に適切な画面を表示するものである。
【0004】これにより、ユーザにとって親しみやすい
画面を提供することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CD−ROM
等のパッケージソフトウエアによって提供されるソフト
ウエアは、最近ではマルチメディアタイトルと呼ばれる
ものが多く、膨大な数の画像ファイルを扱うものも多く
ある。この場合、上記した特開平7−110853号の
方法では、画像ファイルを含む全てのファイルの読み込
み処理において、必ず時間判定部によりファイル名を取
得しなければならないので、プログラムが複雑になると
いう欠点があった。
【0006】また、全てのファイルをCD−ROM内に
置いておくとアクセス速度が遅く、表示するのに時間が
かかるので、必要なファイルだけをハードディスク内に
蓄積して表示速度を高速にする手法がある。しかし、日
時(例えば季節ごと)によって変化する表示画像のデー
タ全てをハードディスク内に蓄積しておくと、(通常の
表示データ×季節数)のデータをハードディスク内に蓄
積しなければならず、多くのハードディスク容量が必要
となってしまう。しかも、現在日時に関係しないデータ
はその季節になるまで使用しないので、非効率な蓄積方
法となっていた。
【0007】そこで本発明は、単純な方法で、ハードデ
ィスクの必要容量を減らして、現在日時に応じた異なる
画面表示を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として以下に示す画像再生装置及び画像再生方法
を提供しようとするものである。 1.起動日時によって異なる画像を再生する画像再生装
置であって、日時を計測するタイマと、前記タイマより
現在日時を取得する現在日時取得部と、前回起動した日
時を保持している前回起動日時記憶部と、少なくとも前
回起動した表示内容を記憶している第1の記憶部と、表
示内容を切り替える日時または表示内容の表示期間を保
持しており、前回起動した日時と現在日時とを比較して
前回起動した際の表示内容と同じ表示内容を表示できる
か否かを判断する日時比較部と、前記第1の記憶部に記
憶されている表示内容を含む全ての表示内容が記録され
ている第2の記憶部と、前回起動した表示内容と異なる
表示内容とする場合に、前記第2の記憶部から現在日時
に対応する表示内容を読み出して前回起動した表示内容
と同じファイル名に変換して前記第1の記憶部に記憶さ
せるファイル差し替え部と備えたことを特徴とする画像
再生装置。
【0009】2.起動日時によって異なる画像を再生す
る画像再生方法であって、前回起動した日時と現在日時
とを比較して表示内容を切り替える日時または表示内容
の表示期間から、それらの日時が同じ表示内容を再生す
るか否かを判断し、前回起動した表示内容と同じ表示内
容を再生する場合には、少なくとも前回起動した表示内
容を記憶している第1の記憶部から表示内容を読み出し
て再生し、前回起動した表示内容と異なる表示内容を再
生する場合には、前記第1の記憶部に記憶されている表
示内容を含む全ての表示内容が記録されている第2の記
憶部から現在日時に対応する表示内容を読み出して、前
回起動した表示内容と同じファイル名に変換して前記第
1の記憶部に記憶させてから表示内容の再生を行うよう
にしたことを特徴とする画像再生方法。
【0010】3.起動日時によって異なる画像を再生す
るためのプログラムが記録された記録媒体であって、前
回起動した日時と現在日時とを比較して表示内容を切り
替える日時または表示内容の表示期間から、それらの日
時が同じ表示内容を再生するか否かを判断し、前回起動
した表示内容と同じ表示内容を再生する場合には、少な
くとも前回起動した表示内容を記憶している第1の記憶
部から表示内容を読み出して再生し、前回起動した表示
内容と異なる表示内容を再生する場合には、前記第1の
記憶部に記憶されている表示内容を含む全ての表示内容
が記録されている第2の記憶部から現在日時に対応する
表示内容を読み出して、前回起動した表示内容と同じフ
ァイル名に変換して前記第1の記憶部に記憶させてから
表示内容の再生を行うようにしたことを特徴とするプロ
グラムが記録された記録媒体。
【0011】4.起動日時によって異なる画像を再生す
る画像再生装置であって、日時を計測するタイマと、前
記タイマより現在日時を取得する現在日時取得部と、少
なくとも前回表示した内容とこの表示内容の表示期間を
記憶している第1の記憶部と、表示内容を切り替える日
時または表示内容の表示期間を保持しており、現在日時
と前記第1の記憶部に記憶されている表示期間とを比較
して前回起動した際の表示内容と同じ表示内容を表示で
きるか否かを判断する日時比較部と、前記第1の記憶部
に記憶されている表示内容を含む全ての表示内容が記録
されている第2の記憶部と、前回起動した表示内容と異
なる表示内容とする場合に、前記第2の記憶部から現在
日時に対応する表示内容とその表示期間を読み出して前
回起動した表示内容と同じファイル名に変換して前記第
1の記憶部に記憶させるファイル差し替え部とを備えた
ことを特徴とする画像再生装置。
【0012】5.起動日時によって異なる画像を再生す
る画像再生方法であって、前回起動した表示内容の表示
期間と現在日時とを比較して同じ表示内容を再生するか
否かを判断し、前回起動した表示内容と同じ表示内容を
再生する場合には、少なくとも前回起動した表示内容を
記憶している第1の記憶部から表示内容を読み出して再
生し、前回起動した表示内容と異なる表示内容を再生す
る場合には、前記第1の記憶部に記憶されている表示内
容を含む全ての表示内容が記録されている第2の記憶部
から現在日時に対応する表示内容を読み出して、前回起
動した表示内容と同じファイル名に変換して前記第1の
記憶部に記憶させてから表示内容の再生を行うようにし
たことを特徴とする画像再生方法。
【0013】6.起動日時によって異なる画像を再生す
るためのプログラムが記録された記録媒体であって、前
回起動した表示内容の表示期間と現在日時とを比較して
同じ表示内容を再生するか否かを判断し、前回起動した
表示内容と同じ表示内容を再生する場合には、少なくと
も前回起動した表示内容を記憶している第1の記憶部か
ら表示内容を読み出して再生し、前回起動した表示内容
と異なる表示内容を再生する場合には、前記第1の記憶
部に記憶されている表示内容を含む全ての表示内容が記
録されている第2の記憶部から現在日時に対応する表示
内容を読み出して、前回起動した表示内容と同じファイ
ル名に変換して前記第1の記憶部に記憶させてから表示
内容の再生を行うようにしたことを特徴とするプログラ
ムが記録された記録媒体。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の画像再生装置の第1の実
施例の構成図を図1に示し、本発明の画像再生方法の第
1の実施例のフローチャート図を図2に示して、以下に
説明する。
【0015】なお、PC(パーソナルコンピュータ)1
で動作するアプリケーションプログラム9の記録された
CD−ROM等の媒体は、PC1に接続された読み出し
専用外部記憶装置(CD−ROM駆動装置,CD−RO
Mドライブ)8に取り付けられて、プログラムが読み出
される。そして、最初に読み出されたときに、外部記憶
装置(ハードディスク)7に起動プログラムを含む所定
の動作プログラムがインストールされ、以降のプログラ
ムの再生は、このハードディスク7から起動プログラム
が読み出されて、再生することになる。ここでは、CD
−ROM内に、起動する日時によって背景画像やキャラ
クタの服装等が異なる画像表示を行うアプリケーション
プログラムが記録されており、過去に1度以上再生した
ことがあるものとして以下の説明を行う。
【0016】図1に示す画像再生装置は、PC1内に、
日時を計測するタイマ2、タイマ2より現在日時を取得
する現在日時取得部3、前回起動した日時を保持してい
る前回起動日時記憶部4、表示内容を切り替える日時ま
たは表示内容の表示期間を保持しており、前回起動した
日時と現在日時とを比較して前回起動した際の表示内容
と同じ表示内容を表示できるか否かを判断する日時比較
部5、ファイル差し替え部6を有しており、これらはC
PU及び内部メモリ(ともに図示せず)により構成され
る。さらに、このPC1には、少なくとも前回起動した
表示内容を記憶しているハードディスク(第1の記憶
部)7と、このハードディスク7よりも読み出し速度が
遅いが、媒体を差し替えることによりさまざまなソフト
ウエアを読み込むことのできるCD−ROMドライブ8
が接続されており、このCD−ROMドライブ8には、
少なくとも全ての表示内容が記録されているCD−RO
Mが挿入され、本願の第2の記憶部として動作する。
【0017】そして、ファイル差し替え部6は、前回起
動した表示内容と異なる表示内容とする場合に、CD−
ROMドライブ8から現在日時に対応する表示内容を読
み出してハードディスク7に記憶させる動作を行う。
【0018】このような画像再生装置の動作について図
2を参照しながら説明する。まず、プログラム起動時
に、現在日時取得部3はタイマ2から現在日時を取得す
る(ステップ11)。そして、前回起動日時記憶部4か
ら前回プログラムが起動された日時を取得し(ステップ
12)、この2つの日時を日時比較部5に供給する(ス
テップ13)。
【0019】日時比較部5は、図5に示すように、表示
内容を切り替える日時または表示内容の表示期間を保持
しており、前回起動日時と現在日時との間で表示内容を
切り替える日時をまたいでいない場合、または、前回起
動日時での表示内容の表示期間内に現在日時がある場合
には(ステップ14→前回と同じ)、表示内容を変える
必要がないので、ハードディスク7内に記憶されている
前回起動日時での表示内容をそのまま表示する(ステッ
プ16)。
【0020】また、前回起動日時と現在日時との間で表
示内容を切り替える日時をまたいでいる場合、または、
前回起動日時での表示内容の表示期間内に現在日時がな
い場合には(ステップ14→変わった)、前回起動日時
での表示内容とは異なる現在日時に対応した表示内容に
変更する必要がある。したがって、日時比較部5は、図
5に示すテーブルを参照して現在日時に対応した季節名
をファイル差し替え部6に出力する。
【0021】ここで表示内容そのものは、CD−ROM
8内では日時(例えば季節ごと)で異なるファイル名も
しくは異なるパス名を有するファイルとして蓄積されて
おり、ファイル差し替え部6により、現在日時に対応し
た表示内容を有するファイルをハードディスク7にコピ
ーする際には、季節に関係なく同じファイル名に変更し
て記憶させる。
【0022】このとき、ファイル差し替え部6は、図6
に示すように、季節名ごとにCD−ROM8内のファイ
ル名またはパス名と、それらをハードディスク7にコピ
ーしたときのファイル名を保持しており、それらのデー
タを使用してCD−ROM8内のファイルデータをハー
ドディスク7にコピーする(ステップ15)。例えば、
夏の表示を行う場合には、CD−ROM8内のファイル
「XXX1SU」が背景画像、「XXX2SU」がキャ
ラクタAの服装、「XXX3SU」がキャラクタBの服
装…にそれぞれ対応するファイルであるとすると、ハー
ドディスク7に記録する時には、各季節で共通のファイ
ル名「XXX1」、「XXX2」、「XXX3」…にそ
れぞれ変換して上書きコピーする。そして、アプリケー
ションプログラムは、ハードディスク7に対して常に
「XXX1」、「XXX2」、「XXX3」…という固
定のファイル名をアクセスすることにより、現在の日時
に対応した画像を再生することができる(ステップ1
6)。
【0023】このように、季節に関係なく同じファイル
名でハードディスク7に記録することにより、このファ
イルをアクセスするプログラム(アプリケーションプロ
グラム)の構造を簡単にすることができる。
【0024】なお、一般的に季節ごとの画像データのフ
ァイルの大きさは変わらないので、ファイル差し替え部
6により、CD−ROM8からハードディスク7にファ
イルが上書きされてもハードディスク7が容量オーバー
になることはない。そして、現在日時取得部3は、日時
比較部5に現在日時を供給してからアプリケーションプ
ログラムを終了するまでの間に、現在日時を前回起動日
時記憶部4に供給し、前回起動日時記憶部4の内容を更
新しておく。
【0025】具体例を挙げると、例えば、春夏秋冬の4
つの季節で背景画像やキャラクタの服装が異なる表示を
行うアプリケーションがあるとする。この場合、3月1
日、6月1日、9月1日、12月1日が季節の変わり目
となるので、この日付または、この日付で区切られる期
間が日時比較部5に記憶されている。
【0026】そして、このアプリケーションを例えば4
月3日に使った後に5月12日に使うのなら、前回起動
日時が4月3日で現在日時が5月12日であり、同じ春
の季節内であるので前回と同じ背景画像が表示される。
しかし、7月10日に使用すると、現在日時が7月10
日となるので季節が変わり、背景画像やキャラクタの服
装を夏用の画像に変える必要がある。このとき日時比較
部5は前回起動した日時と現在日時を比較して、両者が
同じ画像を表示する期間に含まれているかどうかを判断
し、もし画像の切替えが必要無ければそのまま何も処理
しない。もし、2つの日時が別の画像を表示するもので
あるなら、現在日時に対応する季節名をファイル差し替
え部6に通知する。
【0027】この例に即して説明すると、4月3日と5
月12日は同じ背景画像を表示する期間に含まれている
と判断するので、何もせず、アプリケーションプログラ
ム本体を実行する。7月10日は季節が違うので、アプ
リケーションプログラム本体を実行する前にファイル差
し替え部6に通知して、7月10日に相当するファイル
に差し替える処理を行った後にアプリケーションプログ
ラム本体を呼び出す。
【0028】なお、季節ごとに表示内容を切り替える場
合に限らず、年ごと、月ごと、曜日ごと、1日ごと、昼
夜及び時間で表示内容を変える場合でも、図5及び図6
に示したテーブルの内容が表示切り替えの内容に即した
形に変わるだけで、全く同様にして切り替えることがで
きる。
【0029】次に、本発明の画像再生装置の第2の実施
例の構成図を図3に示し、本発明の画像再生方法の第2
の実施例のフローチャート図を図4に示して、以下に説
明する。なお、上記した第1の実施例と同様、過去に1
度以上再生したことがあるものとして以下の説明を行
う。
【0030】図3に示す画像再生装置は、PC1内に、
日時を計測するタイマ2、タイマ2より現在日時を取得
する現在日時取得部3、表示内容を切り替える日時また
は表示内容の表示期間を保持しており、現在日時と後述
するハードディスク7に記憶されている表示期間とを比
較して前回起動した際の表示内容と同じ表示内容を表示
できるか否かを判断する日時比較部4、ファイル差し替
え部6を有しており、これらはCPU及び内部メモリ
(ともに図示せず)により構成される。さらに、このP
C1には、少なくとも前回表示した内容とこの表示内容
の表示期間を記憶しているハードディスク(第1の記憶
部)7と、このハードディスク7よりも読み出し速度が
遅いが、媒体を差し替えることによりさまざまなソフト
ウエアを読み込むことのできるCD−ROMドライブ8
が接続されており、このCD−ROMドライブ8には、
少なくとも全ての表示内容が記録されているCD−RO
Mが挿入され、本願の第2の記憶部として動作する。
【0031】そして、ファイル差し替え部6は、前回起
動した表示内容と異なる表示内容とする場合に、CD−
ROMドライブ8から現在日時に対応する表示内容を読
み出してハードディスク7に記憶させる動作を行う。
【0032】このような画像再生装置の動作について図
4を参照しながら説明する。まず、プログラム起動時
に、現在日時取得部3はタイマ2から現在日時を取得す
る(ステップ21)。そして、ハードディスク7から前
回プログラムが起動された時の表示内容の表示期間を取
得し(ステップ22)、この2つのデータを日時比較部
5に供給する(ステップ23)。
【0033】日時比較部5は、図5に示すように、表示
内容を切り替える日時または表示内容の表示期間を保持
しており、現在日時が前回起動時の表示内容の表示期間
内にある場合には(ステップ24→前回と同じ)、表示
内容を変える必要がないので、ハードディスク7内に記
憶されている前回起動日時での表示内容をそのまま表示
する(ステップ26)。
【0034】また、現在日時が前回起動時の表示内容の
表示期間内にない場合には(ステップ24→変わっ
た)、前回起動日時での表示内容とは異なる現在日時に
対応した表示内容に変更する必要があるので、日時比較
部5は、図5に示すテーブルを参照して現在日時に対応
した季節名をファイル差し替え部6に出力する。そし
て、ファイル差し替え部6は、上記した第1の実施例と
同様にして、CD−ROM8内のファイルデータをハー
ドディスク7にコピーする(ステップ25)。
【0035】その後、アプリケーションプログラムは、
ハードディスク7に対して固定のファイル名をアクセス
することにより、現在の日時に対応した画像を再生する
ことができる(ステップ26)。
【0036】なお、上記各実施例では解りやすくするた
めに、変更するファイルを画像ファイルとして説明した
が、画像ファイルであることは本質ではなく、音声、文
字、データのファイルを季節ごとに切り替える場合でも
全く同様にして実施することができる。また、上記した
ハードディスク7はPC1内に内蔵されていてもよく、
前回起動日時記憶部4の機能を含むものであっても良
い。
【0037】さらに、CD−ROM及びCD−ROMド
ライブ8は、PC1に対してアプリケーションプログラ
ムを供給する機能を有し、PC1に直接接続されたハー
ドディスク7よりも読み出し速度が遅い媒体であれば何
でもよく、例えば、CD−RやCD−W等、アプリケー
ションプログラムの記録可能な他のCDファミリーに属
する媒体とそのドライブ、DVDファミリーに属する媒
体とそのドライブ等でも良い。そして、他のPCまたは
サーバ内にアプリケーションプログラムが蓄積されて、
インターネットを含む通信回線により、PC1に対して
プログラムや変更するファイルを供給する場合を含んで
いる。
【0038】
【発明の効果】本発明の画像再生装置及び画像再生方法
は、起動日時によって表示内容が異なる場合でもプログ
ラムからアクセスするときのファイル名が常に同じにな
っているので、プログラムの構造を簡単にすることがで
き、プログラムの信頼性が増すことになる。
【0039】そして、第1の記憶部で保持する表示内容
は、1種類だけなので、必要な第1の記憶部の容量を少
なくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像再生装置の第1の実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明の画像再生方法の第1の実施例を示すフ
ローチャート図である。
【図3】本発明の画像再生装置の第2の実施例を示す構
成図である。
【図4】本発明の画像再生方法の第2の実施例を示すフ
ローチャート図である。
【図5】日時比較部で保持しているテーブルの例を示す
図である。
【図6】ファイル差し替え部で保持しているテーブルの
例を示す図である。
【符号の説明】
1 PC(パーソナルコンピュータ) 2 タイマ 3 現在日時取得部 4 前回起動日時記憶部 5 日時比較部 6 ファイル差し替え部 7 ハードディスク(第1の記憶部) 8 CD−ROMドライブまたはCD−ROM(第2の
記憶部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動日時によって異なる画像を再生する画
    像再生装置であって、 日時を計測するタイマと、 前記タイマより現在日時を取得する現在日時取得部と、 前回起動した日時を保持している前回起動日時記憶部
    と、 少なくとも前回起動した表示内容を記憶している第1の
    記憶部と、 表示内容を切り替える日時または表示内容の表示期間を
    保持しており、前回起動した日時と現在日時とを比較し
    て前回起動した際の表示内容と同じ表示内容を表示でき
    るか否かを判断する日時比較部と、 前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含む全て
    の表示内容が記録されている第2の記憶部と、 前回起動した表示内容と異なる表示内容とする場合に、
    前記第2の記憶部から現在日時に対応する表示内容を読
    み出して前回起動した表示内容と同じファイル名に変換
    して前記第1の記憶部に記憶させるファイル差し替え部
    とを備えたことを特徴とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】起動日時によって異なる画像を再生する画
    像再生方法であって、 前回起動した日時と現在日時とを比較して表示内容を切
    り替える日時または表示内容の表示期間から、それらの
    日時が同じ表示内容を再生するか否かを判断し、 前回起動した表示内容と同じ表示内容を再生する場合に
    は、少なくとも前回起動した表示内容を記憶している第
    1の記憶部から表示内容を読み出して再生し、 前回起動した表示内容と異なる表示内容を再生する場合
    には、前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含
    む全ての表示内容が記録されている第2の記憶部から現
    在日時に対応する表示内容を読み出して、前回起動した
    表示内容と同じファイル名に変換して前記第1の記憶部
    に記憶させてから表示内容の再生を行うようにしたこと
    を特徴とする画像再生方法。
  3. 【請求項3】起動日時によって異なる画像を再生するた
    めのプログラムが記録された記録媒体であって、 前回起動した日時と現在日時とを比較して表示内容を切
    り替える日時または表示内容の表示期間から、それらの
    日時が同じ表示内容を再生するか否かを判断し、 前回起動した表示内容と同じ表示内容を再生する場合に
    は、少なくとも前回起動した表示内容を記憶している第
    1の記憶部から表示内容を読み出して再生し、 前回起動した表示内容と異なる表示内容を再生する場合
    には、前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含
    む全ての表示内容が記録されている第2の記憶部から現
    在日時に対応する表示内容を読み出して、前回起動した
    表示内容と同じファイル名に変換して前記第1の記憶部
    に記憶させてから表示内容の再生を行うようにしたこと
    を特徴とするプログラムが記録された記録媒体。
  4. 【請求項4】起動日時によって異なる画像を再生する画
    像再生装置であって、 日時を計測するタイマと、 前記タイマより現在日時を取得する現在日時取得部と、 少なくとも前回表示した内容とこの表示内容の表示期間
    を記憶している第1の記憶部と、 表示内容を切り替える日時または表示内容の表示期間を
    保持しており、現在日時と前記第1の記憶部に記憶され
    ている表示期間とを比較して前回起動した際の表示内容
    と同じ表示内容を表示できるか否かを判断する日時比較
    部と、 前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含む全て
    の表示内容が記録されている第2の記憶部と、 前回起動した表示内容と異なる表示内容とする場合に、
    前記第2の記憶部から現在日時に対応する表示内容とそ
    の表示期間を読み出して前回起動した表示内容と同じフ
    ァイル名に変換して前記第1の記憶部に記憶させるファ
    イル差し替え部とを備えたことを特徴とする画像再生装
    置。
  5. 【請求項5】起動日時によって異なる画像を再生する画
    像再生方法であって、 前回起動した表示内容の表示期間と現在日時とを比較し
    て同じ表示内容を再生するか否かを判断し、 前回起動した表示内容と同じ表示内容を再生する場合に
    は、少なくとも前回起動した表示内容を記憶している第
    1の記憶部から表示内容を読み出して再生し、 前回起動した表示内容と異なる表示内容を再生する場合
    には、前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含
    む全ての表示内容が記録されている第2の記憶部から現
    在日時に対応する表示内容を読み出して、前回起動した
    表示内容と同じファイル名に変換して前記第1の記憶部
    に記憶させてから表示内容の再生を行うようにしたこと
    を特徴とする画像再生方法。
  6. 【請求項6】起動日時によって異なる画像を再生するた
    めのプログラムが記録された記録媒体であって、 前回起動した表示内容の表示期間と現在日時とを比較し
    て同じ表示内容を再生するか否かを判断し、 前回起動した表示内容と同じ表示内容を再生する場合に
    は、少なくとも前回起動した表示内容を記憶している第
    1の記憶部から表示内容を読み出して再生し、 前回起動した表示内容と異なる表示内容を再生する場合
    には、前記第1の記憶部に記憶されている表示内容を含
    む全ての表示内容が記録されている第2の記憶部から現
    在日時に対応する表示内容を読み出して、前回起動した
    表示内容と同じファイル名に変換して前記第1の記憶部
    に記憶させてから表示内容の再生を行うようにしたこと
    を特徴とするプログラムが記録された記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2857546A1 (fr) * 2003-07-11 2005-01-14 Via Tech Inc Lecteur multimedia ayant la fonction de varier les contenus affiches en mode veille

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