JP2001312876A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体

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JP2001312876A
JP2001312876A JP2000131044A JP2000131044A JP2001312876A JP 2001312876 A JP2001312876 A JP 2001312876A JP 2000131044 A JP2000131044 A JP 2000131044A JP 2000131044 A JP2000131044 A JP 2000131044A JP 2001312876 A JP2001312876 A JP 2001312876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録媒体(光磁気ディスク等)の記録
情報を一括管理でき、また、複数の記録媒体の中の任意
の記録媒体を検索できる構成とすることで、複数の記録
媒体を効率的に取り扱うことが可能な情報処理装置を提
供する。 【解決手段】 記録手段105は、記録媒体200
(X)の第1の領域(映像データ及び音声データ用のデ
ータ領域)を拡張して、他の記録媒体200(Y)にお
ける管理情報(管理情報領域である第2の領域へ記録さ
れている情報)を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の記
録媒体に対して、画像及び音声等のディジタルデータの
記録再生処理を行う装置やシステムに用いられる、情報
処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、マガジンラック内に収
容された複数の光磁気ディスク1,2,…,nのそれぞ
れに対して、動画像や音声等のディジタルデータ及びそ
の管理情報の記録再生処理を行う記録再生装置がある。
この記録再生装置では、光磁気ディスクXへの記録処理
を行う場合、光磁気ディスクXの予め定められた領域
へ、動画像や音声等のディジタルデータ及びその管理情
報をそれぞれ記録するようになされている。すなわち、
光磁気ディスクXにおいて、動画像や音声等のディジタ
ルデータ用に領域へ当該データを記録し、管理情報用の
領域へ当該情報を記録するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、複数の光磁気ディスクの記録再生処理を行う
従来の記録再生装置では、光磁気ディスクXにおいて、
動画像や音声等のディジタルデータ及びその管理情報を
記録する領域が予め定められているので、光磁気ディス
クXでの管理情報を記録する領域を増やすことができな
いことにより、それぞれの光磁気ディスク1,2,…,
n毎の管理情報を個々に扱って管理することしかできな
かった。したがって、従来の記録再生装置では、記録再
生処理の対象となる複数の記録媒体(光磁気ディスク
等)の記録データを一括して管理することができなかっ
た。また、従来の記録再生装置では、複数の記録媒体の
中から、例えば、実際に記録処理が行われた記録媒体を
検索することができなかった。
【0004】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、複数の記録媒体の記録情報を一
括管理でき、また、複数の記録媒体の中の任意の記録媒
体を検索できる構成とすることで、複数の記録媒体を効
率的に取り扱うことが可能な、情報処理装置、情報処理
システム、情報処理方法、及びそれを実施するための処
理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、任意の情報記録用の第1の領域、及び当
該第1の領域の記録情報の管理情報用の第2の領域が予
め定められた記録媒体への記録処理を行う情報処理装置
であって、他の記録媒体での管理情報を上記第1の領域
へ記録する記録手段を備えることを特徴とする。
【0006】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記任意の情報は、映像データ及び音声データの少なく
とも何れかのデータを含むことを特徴とする。
【0007】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記記録手段は、上記他の記録媒体での任意の情報を上
記第1の領域へ記録することを特徴とする。
【0008】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の領域内の記録情報を表示する表示手段を備え
ることを特徴とする。
【0009】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記管理情報は、記録開始日時情報、記録終了日時情
報、上記他の記録媒体での管理情報を記録している記録
媒体であるか否かの情報、上記他の記録媒体を識別する
ための情報の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴
とする。
【0010】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の領域内の記録情報に基づき外部より指定され
た記録媒体の記録情報を再生する再生手段を備えること
を特徴とする。
【0011】第7の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる情報処理システムであって、上記複
数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜6
の何れかに記載の情報処理装置の機能を有することを特
徴とする。
【0012】第8の発明は、映像及び音声情報用の第1
の領域と、その管理情報用の第2の領域を有する記録媒
体への情報記録を行うための情報処理方法であって、上
記第1の領域を上記管理情報用の領域として拡張し、当
該領域に対して、他記録媒体における管理情報を記録す
る記録ステップを含むことを特徴とする。
【0013】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記第1の領域に記録された上記他記録媒体の管理情報
を閲覧可能に出力する出力ステップを含むことを特徴と
する。
【0014】第10の発明は、上記第8の発明におい
て、上記管理情報は、記録開始及び終了の年月日時分情
報と、映像及び音声情報の管理情報を記録する記録媒体
であるか否かを判定するための情報との少なくとも何れ
かの情報を含むことを特徴とする。
【0015】第11の発明は、上記第8の発明におい
て、上記記録ステップは、上記他記録媒体における映像
及び音声情報を上記第1の領域へ記録するステップを含
むことを特徴とする。
【0016】第12の発明は、上記第8の発明におい
て、上記第1の領域内の記録情報を再生する再生ステッ
プを含むことを特徴とする。
【0017】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記再生ステップは、上記第1の領域内の記録情報
に基づき外部より指定された記録媒体の記録情報を再生
するステップを含むことを特徴とする。
【0018】第14の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載の情報処理装置の機能、又は請求項7記載の情報処
理システムの機能を実施するための処理プログラムを、
コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であること
を特徴とする。
【0019】第15の発明は、請求項8〜13の何れか
に記載の情報処理方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0021】本発明は、例えば、図1に示すような記録
再生装置100に適用される。この記録再生装置100
は、複数の記録媒体200(1),200(2),…,
200(n)への記録処理及び再生処理を行う機能を有
するものであり、動画像及び音声のディジタルデータ
(以下、単に「映像データ」及び「音声データ」と言
う)が入力される入力端子101と、入力端子101か
ら入力された映像データ及び音声データを含むデータを
符号化する符号化回路102と、符号化回路102にて
得られた符号化データの記録媒体200(1),200
(2),…,200(n)への記録処理及び記録媒体2
00(1),200(2),…,200(n)の記録デ
ータの再生処理を行う記録再生部105と、記録再生部
105での再生処理にて得られたデータを復号する復号
化回路103と、復号化回路103での復号により得ら
れた後述するTOC(Table Of Conten
ts)情報を記憶するTOCメモリ106と、映像デー
タ及び音声データ等の記憶用のデータメモリ107と、
復号化回路103での復号により得られた映像データ及
び音声データを出力する出力端子108と、本装置10
0全体の動作制御を司る制御部(CPU)104とを備
えており、これらの各構成部101〜108は、バス1
09を介して互いにデータ授受できるように接続されて
いる。
【0022】出力端子108には、例えば、CRT等の
表示部110が接続されている。複数の記録媒体200
(1),200(2),…,200(n)は、例えば、
光磁気ディスクであり、マガジンラック111へ収納さ
れている。
【0023】尚、ここでは、複数の記録媒体200
(1),200(2),…,200(n)をそれぞれ光
磁気ディスクとしているが、これに限られることはな
い。また、ここでは説明の簡単のために、複数の記録媒
体200(1),200(2),…,200(n)を、
4つの記録媒体200(A),200(B),200
(C),200(D)として、以下の説明を行う。
【0024】<記録再生装置100の記録動作>先ず、
入力端子101から入力された映像データ及び音声デー
タは、データメモリ107に記憶される。符号化回路1
02は、データメモリ107に記憶された映像データ及
び音声データを読み出し、その映像データ及び音声デー
タを符号化して再度データメモリ107へ記憶する。記
録再生部105は、ユーザからの指示等に従ったCPU
104からの制御に基づいて、データメモリ107へ記
憶された符号化データを、マガジンラック111内の記
録媒体200(A),200(B),200(C),2
00(D)のうちの記録対象となる記憶媒体(例えば、
記録媒体200(A)とする)へ記録する。
【0025】CPU104は、TOCメモリ106内の
記憶情報を管理しており、記録再生部105にて記録媒
体200(A)へのデータ記録がなされると、記録媒体
200(A)に記録されたデータのセクタアドレス及び
記録開始した年月日時分秒等のTOC情報でTOCメモ
リ106内の記憶情報を更新する。
【0026】記録再生部105は、ユーザにより記録媒
体200(A)がマガジンラック111から抜き取られ
る際に、或いは記録媒体200(A)へのデータ記録が
終了した際に、TOCメモリ106内の該当するTOC
情報を、記録媒体200(A)のTOC領域へ記録す
る。
【0027】<記録再生装置100の再生動作>先ず、
記録再生部105は、ユーザからの指示等に従ったCP
U104からの制御に基づいて、マガジンラック111
内の記録媒体200(A),200(B),200
(C),200(D)のうちの再生対象となる記憶媒体
(例えば、記録媒体200(A)とする)から、その記
録データに含まれるTOC情報を再生する。記録再生部
105にて得られた記録媒体200(A)のTOC情報
は、TOCメモリ106へ記憶される。
【0028】CPU104は、TOCメモリ106へ記
憶されたTOC情報を読み出し、そのTOC情報に含ま
れる、記録開始の年月日時分秒の情報から、記録媒体2
00(A)での再生順序(再生するセクタの順序)を決
定し、その再生順序をセクタアドレスによって記録再生
部105へ指示する。
【0029】記録再生部105は、CPU104からの
セクタアドレスの指示に従って、記録媒体200(A)
の再生すべきセクタアドレスから、映像データ及び音声
データの符号化データを再生する。記録再生部105に
て得られた符号化データは、データメモリ107へ記憶
される。復号化処理部103は、データメモリ107へ
記憶された符号化データをよみ出し、その符号化データ
を復号して、映像データ及び音声データを取得する。復
号化処理部103にて得られた映像データ及び音声デー
タは、出力端子108から出力される。
【0030】したがって、表示部110では、記録媒体
200(A)に記録された映像データに基づく画像表
示、及び図示していないスピーカによる当該映像データ
に対応した音声データの音声出力が行われることにな
る。
【0031】<記録媒体のTOC領域>記録媒体200
(A),200(B),200(C),200(D)は
それぞれ、例えば、図2に示すようなフォーマットのT
OC領域300を含んでいる。TOC領域300は、
“No.”により示される複数の行データ欄300
(1),300(2),…,300(n)からなり、こ
れらの行データ欄300(1),300(2),…,3
00(n)には、データ記録が行われた順に、TOC情
報が記録される。以下に、TOC領域300に対して、
TOC情報として設定される種々の情報の一例(“Mo
de”、“Rec Date”、…)について説明す
る。
【0032】“Mode”の欄には、対象記録媒体の記
録データ(動画、静止画、音声、他記録媒体のTOC情
報等)を識別するための情報を設定する。
【0033】“Rec Date”の欄には、記録開始
した年月日時分秒情報を設定する。尚、対象記録媒体
へ、他記録媒体に記録されたデータ(動画、静止画、音
声等のデータ)を記録する場合、“Rec Date”
の欄には、当該他記録媒体のTOC領域に記録されてい
る記録開始した年月日時分秒情報を設定する。
【0034】“Start Address”の欄に
は、対象記録媒体の記録開始アドレスを設定する。
【0035】“Lengh”の欄には、対象記録媒体の
記録セクタ数を設定する。この記録セクタ数には制約が
あり、1つの行データ欄の“Lengh”の欄に設定で
きない記録セクタ数であったり、或いは後からのデータ
編集等により複数の行データ欄に対応する複数のデータ
が1つのデータにされた場合、“Link Poin
t”へフラグを立て、“Link No.”へ、関連す
るデータに対応する行データ欄の“No.”を設定す
る。これにより、“Link No.”に対応する行デ
ータ欄データにより示されるデータと、当該行データ欄
により示されるデータとを1つのデータとして扱うこと
ができる。
【0036】対象記録媒体へ他記録媒体のTOC情報等
が記録される場合には、“Ext.Point”へフラ
グを立てる。この場合、“Unique Code”の
欄へ、当該他記録媒体の後述するユニークコードを設定
することで、当該他記録媒体を管理する。
【0037】“Move Point”、“Still
Point”、及び“AudioPoint”の各欄
は、動画、静止画、及び音声に対応しており、対象記録
媒体への記録データに対応する欄へフラグを立てる。ま
た、“M.L No.”、“S.L No.”、及び
“A.L No.”の各欄についても、動画、静止画、
及び音声に対応しており、対応するデータの記録セクタ
番号を設定する。
【0038】<TOC管理用の記録媒体の記録処理>例
えば、TOC管理用の記録媒体(管理用記録媒体)を記
録媒体200(A)として、管理する記録媒体(管理対
象記録媒体)を記録媒体200(B),200(C),
200(D)とした場合、図3に示すように、管理用記
録媒体200(A)に対して、管理対象記録媒体200
(B),200(C),200(D)に記録されている
TOC情報、及び必要に応じて動画、静止画、音声等の
データが記録される。このとき、どの記録媒体に管理さ
れているか、どの記録媒体を管理しているかを記録して
おく必要があるため、記録媒体200(A),200
(B),200(C),200(D)にはそれぞれ、予
めユニークコードが付加されており、該当する記録媒体
のユニークコードをも記録する。
【0039】以下、TOC管理用記録媒体200(A)
への記録処理について具体的に説明する。尚、以下の説
明では、説明の簡単のため、管理対象記録媒体を1つの
記録媒体200(B)とする。
【0040】先ず、記録再生部105は、セットされた
管理対象記録媒体200(B)のTOC領域からTOC
情報を読み取り、TOCメモリ106へ記憶する。ま
た、管理対象記録媒体200(B)に記録されている動
画、静止画、及び音声等のデータを管理用媒体媒体20
0(A)へ記録する場合、記録再生部105は、記録対
象のデータを読み取り、データメモリ107へ記憶す
る。
【0041】次に、管理対象記録媒体200(B)が取
り出され、管理用記録媒体200(A)がセットされる
と、記録再生部105は、管理用記録媒体200(A)
のTOC領域からTOC情報を読み取り、TOCメモリ
106へ記憶する。このとき、TOCメモリ106は、
先に記憶された管理対象記録媒体200(B)のTOC
情報と、管理用記録媒体200(A)のTOC情報とを
記憶するに十分な容量を有するものとする。
【0042】CPU104は、TOCメモリ106に記
憶されたTOC情報から、管理用記録媒体200(A)
の記録残容量を算出し、その結果、管理用記録媒体20
0(A)へのTOC情報の記録が不可能な場合は本処理
を終了する。
【0043】一方、TOC情報の記録可能な場合、記録
再生部105は、TOCメモリ106に記憶されている
管理対象記録媒体200(B)のTOC情報を、管理用
記録媒体200(A)のデータ領域に記録する。
【0044】このとき、管理対象記録媒体200(B)
の動画、静止画、及び音声等のデータがデータメモリ1
07へ記憶されている場合、CPU104は、管理用記
録媒体200(A)の記録残容量を算出し、その結果、
管理用記録媒体200(A)へのデータ記録が不可能な
場合は本処理を終了する。
【0045】一方、データ記録可能な場合、記録再生部
105は、データメモリ107へ記憶されている管理対
象記録媒体200(B)の動画、静止画、及び音声等の
データを、管理用記録媒体200(A)のデータ領域に
記録する。
【0046】上述のような、管理用記録媒体200
(A)への記録処理の対象となったデータについては、
記録再生部105により、管理用記録媒体200(A)
が取り出された時、或いは一定時間経過した後等に、管
理用記録媒体200(A)のTOC領域に対して、上記
図2に示したフォーマットに従って、TOC情報として
更新して書き込まれる。管理用記録媒体200(A)の
TOC領域に書き込まれるTOC情報は、上述したよう
に、記録媒体200(A)がTOC管理用記録媒体であ
ることを示す情報(“Ext.Point”)、他記録
媒体である記憶媒体200(B)のTOC情報が記録さ
れたアドレス(“Start Address”)、記
録された年月日時分秒(“Rec Date)、動画、
静止画、音声の記録の有無(”Move Poin
t”、“Still Point”、及び“Audio
Point”)、及び管理対象の記録媒体200
(B)を識別するためのユニークコード(“Uniqu
e Code”)等である。
【0047】ここで、図4(a)は、通常の記録媒体の
アドレスマップを示したものであり、同図(b)は、上
述したような記録処理後の管理用記録媒体200(A)
のアドレスマップを示したものである。
【0048】通常の記録媒体では、上記図4(a)に示
すように、最初の領域にTOC情報を記述する領域(T
OC Area)が設けられており、それ以降のデータ
領域(Data Area)へ、動画、静止画、音声等
のデータが記録される。
【0049】一方、本実施の形態での管理用記録媒体2
00(A)では、上記図4(b)に示すように、データ
領域(Data Area)には、上述したような記録
処理により、管理対象記録媒体200(B)のTOC情
報が記録される。また、他の記録媒体200(C),2
00(D)をも管理する場合には、それぞれのTOC情
報についても、上記データ領域(Data Area)
へ記録される。
【0050】すなわち、管理用記録媒体200(A)で
は、3つの記録媒体200(B),200(C),20
0(D)を管理する場合、それぞれの記録媒体毎のTO
C情報を記録するための領域「TOC´ Area
(B)」、「TOC´ Area(C)」、及び「TO
C´ Area(D)」が存在する。
【0051】また、例えば、管理対象記録媒体200
(B)に記録されている動画、静止画、昔声等のデータ
をも記録する場合には、当該データが、領域「TOC´
Area(B)」のTOC情報の後に続いて記録され
る。
【0052】<TOC管理用の記録媒体への再生処理>
ここでは、上述したような記録処理が行われた管理用記
録媒体200(A)の再生処理について説明する。
【0053】まず、管理用記録媒体200(A)へ記録
された他記録媒体のTOC情報、すなわちここでは管理
対象記録媒体200(B)のTOC情報は、管理データ
であり、再生データではないため、この情報の再生は行
なえない。
【0054】したがって、管理用記録媒体200(A)
の再生処理では、管理用記録媒体200(A)のTOC
領域(上記図2参照)の内容を参照することで、管理用
記録媒体200(A)のデータ領域へ、管理対象記録媒
体200(B)の動画、静止画、音声等のデータが記録
されているか否かを判断し、記録されていれば、当該デ
ータの再生処理を行なう。
【0055】また、管理用記録媒体200(A)のTO
C領域(上記図2参照)には、管理用記録媒体200
(A)のデータ領域へ記録されている動画、静止画、音
声等のデータが、どの記録媒体のデータであるかを示す
情報、すなわちユニークコード(管理対象記録媒体20
0(B))が書き込まれているので、管理用記録媒体2
00(A)のデータ領域へ記録されている動画、静止
画、音声等のデータではなく、実記録媒体(管理対象記
録媒体200(B))のデータの方を再生したい場合で
も、容易に対象となる実記録媒体を識別することがで
き、実記録媒体のデータの再生処理を行うことができ
る。このとき、管理対象記録媒体のユニークコードを、
表示部110で画面表示させるようにしてもよい。これ
により、ユーザは、簡単に実記録媒体を探し出すことが
できる。
【0056】具体的には例えば、管理用記録媒体200
(A)の再生処理では、先ず、記録再生部105は、セ
ットされた管理用記録媒体200(A)のTOC領域内
のデータ(TOC情報)を読み取り、TOCメモリ10
6へ記憶する。
【0057】次に、CPU104は、TOCメモリ10
6へ記憶されたTOC情報により、セットされた再生対
象の記録媒体(ここでは、管理用記録媒体200
(A))が、通常の記録媒体であるか、或いは管理用記
録媒体であるかを判断し、通常の記録媒体である場合に
は、<記録再生装置100の再生動作>にて説明したよ
うに動作する。
【0058】一方、再生対象の記録媒体(管理用記録媒
体200(A))が、管理用記録媒体である場合、例え
ば、CPU104は、TOCメモリ106へ記憶された
TOC情報により示されるユニークコード(管理用記録
媒体200(A)により管理されている記憶媒体を識別
するユニークコード)等を、表示部110により画面表
示する。
【0059】図5は、このときの表示部110の表示画
面の一例を示したものである。上記図5では、管理対象
記録媒体のユニークコード(“0099014601
1”等)と共に、動画、静止画、音声等のデータが記録
されているか否かを示す情報(“Movie:1、St
ill:12、Audio2”等)が、管理対象記録媒
体毎に表示されている。
【0060】そこで、例えば、ユーザは、図示していな
い操作部により、上記画面上において、動画、静止画、
音声等のデータを再生したい記録媒体を選択する。記録
再生部105は、ユーザから選択された記録媒体の動
画、静止画、音声等のデータを再生する。
【0061】上述のように、本実施の形態では、記録媒
体の映像データ及び音声データ用のデータ領域を、管理
情報(TOC情報)用の領域として使用し、当該領域に
対して、他の記録媒体の管理情報を記録するように構成
したので、記録再生処理の対象となる複数の記録媒体を
一括して管理及びバックアップすることができる。ま
た、上記管理情報として、管理用の記録媒体であるか、
どの記録媒体を管理しているか、どのようなデータを記
録しているか等の情報を含めるように構成したので、所
望する記録媒体を検索して再生することができる。ま
た、上記管理情報を画面表示するように構成したので、
ユーザは所望する記録媒体を容易に検索することができ
る。
【0062】尚、本実施の形態では、本発明を、1台の
記録再生装置100へ適用するようにしたが、複数の機
器からなるシステムへ適用することも勿論可能である。
【0063】また、本実施の形態では、記録媒体を識別
するための情報として、記録媒体のユニークコードを用
いたが、これに限られることはなく、例えば、記録媒体
毎の名前やシリアル番号等でもよい。
【0064】尚、本発明の目的は、本実施の形態のホス
ト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供
給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はC
PUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読みだして実行することによっても、達成されるこ
とは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実現
することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコード
を供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、本実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、記録媒
体(光磁気ディスク等)の第1の領域(映像データや音
声データを記録するデータ領域等)を拡張して、他の記
録媒体での管理情報(TOC:Table of co
ntents情報等)を記録するように構成したので、
複数の記録媒体を一括して管理することができる。ま
た、バックアップしておくことができる。さらに、第1
の領域へ記録した管理情報を表示等することにより、複
数の記録媒体の中から所望する記録媒体を容易に検索す
ることができる。よって、本発明によれば、複数の記録
媒体を効率的に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記記録再生装置での処理対象となる記録媒体
のTOC領域を説明するための図である。
【図3】管理用の記録媒体と、管理対象の記録媒体との
間のデータの入出力を説明するための図である。
【図4】上記記録媒体のアドレスマップを説明するため
の図である。
【図5】上記TOC領域内の情報の表示画面の一例を説
明するための図である。
【符号の説明】
100 記録再生装置 101 入力端子 102 符号化処理部 103 復号化処理部 104 CPU 105 記録再生部 106 TOCメモリ 107 データメモリ 108 出力端子 109 バス 110 表示部 111 マガジンラック 200(1),200(2),…,200(n) 記録
媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA03 AB02 AC08 CC01 DD04 5C053 FA24 GB06 GB11 GB21 HA29 JA22 KA05 KA24 LA06 LA14 5D066 BA03 SA07 SB11 SC04 SG05 5D077 AA30 AA38 CA02 DC11 DC12 DD01 DE01 EA33 HC21 5D110 AA17 AA19 AA22 AA27 AA29 BB06 DA04 DA14 DA17 DB02 DE04 FA08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の情報記録用の第1の領域、及び当
    該第1の領域の記録情報の管理情報用の第2の領域が予
    め定められた記録媒体への記録処理を行う情報処理装置
    であって、 他の記録媒体での管理情報を上記第1の領域へ記録する
    記録手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記任意の情報は、映像データ及び音声
    データの少なくとも何れかのデータを含むことを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記記録手段は、上記他の記録媒体での
    任意の情報を上記第1の領域へ記録することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の領域内の記録情報を表示する
    表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 上記管理情報は、記録開始日時情報、記
    録終了日時情報、上記他の記録媒体での管理情報を記録
    している記録媒体であるか否かの情報、上記他の記録媒
    体を識別するための情報の少なくとも何れかの情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の領域内の記録情報に基づき外
    部より指定された記録媒体の記録情報を再生する再生手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる情報処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜6の何れかに記載の情報処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 映像及び音声情報用の第1の領域と、そ
    の管理情報用の第2の領域を有する記録媒体への情報記
    録を行うための情報処理方法であって、 上記第1の領域を上記管理情報用の領域として拡張し、
    当該領域に対して、他記録媒体における管理情報を記録
    する記録ステップを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  9. 【請求項9】 上記第1の領域に記録された上記他記録
    媒体の管理情報を閲覧可能に出力する出力ステップを含
    むことを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 上記管理情報は、記録開始及び終了の
    年月日時分情報と、映像及び音声情報の管理情報を記録
    する記録媒体であるか否かを判定するための情報との少
    なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする請求項8
    記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 上記記録ステップは、上記他記録媒体
    における映像及び音声情報を上記第1の領域へ記録する
    ステップを含むことを特徴とする請求項8記載の情報処
    理方法。
  12. 【請求項12】 上記第1の領域内の記録情報を再生す
    る再生ステップを含むことを特徴とする請求項8記載の
    情報処理方法。
  13. 【請求項13】 上記再生ステップは、上記第1の領域
    内の記録情報に基づき外部より指定された記録媒体の記
    録情報を再生するステップを含むことを特徴とする請求
    項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜6の何れかに記載の情報処
    理装置の機能、又は請求項7記載の情報処理システムの
    機能を実施するための処理プログラムを、コンピュータ
    が読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 請求項8〜13の何れかに記載の情報
    処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
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