JP2002190181A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2002190181A
JP2002190181A JP2000389948A JP2000389948A JP2002190181A JP 2002190181 A JP2002190181 A JP 2002190181A JP 2000389948 A JP2000389948 A JP 2000389948A JP 2000389948 A JP2000389948 A JP 2000389948A JP 2002190181 A JP2002190181 A JP 2002190181A
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JP2000389948A
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Hisahiro Kato
寿宏 加藤
Susumu Yoshida
進 吉田
Yukio Isobe
幸雄 磯部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの記録媒体に複数種の記録方式で記録され
ている画像/音声データを統括して管理でき、また、さ
らには記録媒体に記録されている複数種の記録方式か
ら、利用者が目的とする記録方式を容易に選択できる記
録再生装置を得る。 【解決手段】画像/音声記録再生装置に、記録時に生成
される画像/音声データの管理情報を統括的に管理する
ためのデータ作成手段を設け、このデータで記録媒体に
記録された複数種の記録方式による画像/音声データを
管理する。また、このデータを用い、記録媒体に記録さ
れた記録方式を一覧表示し、この一覧から目的の記録方
式を選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像/音声データ
を記録、再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リアルタイムで画像/音声データを記録
する記録媒体や、前記画像/音声データを記録再生する
装置や、編集する装置に関する技術については、例え
ば、特許公開公報の特開平11-187354に記載されてい
る。
【0003】前記公報には、画像及び音声データをリア
ルタイムで記録し、ランダムアクセスや、特殊再生を可
能にするための管理情報データを、リアルタイムに記録
媒体に記録する技術が示されている。さらに、記録媒体
内における画像/音声データをファイルとして管理する
技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報では、あるリアルタイム記録方式のデータファイルを
管理する方法は示されているが、1つの記録媒体で複数
種のリアルタイム記録方式のデータファイルを統括的に
管理する方法については記述されておらず、前記記録媒
体に記録されているリアルタイム記録方式の種別の判断
が困難である。また、複数種のリアルタイム記録方式に
対応した記録再生装置において、複数種のリアルタイム
記録方式のデータファイルが記録されている記録媒体を
再生しようとした場合、どのリアルタイム記録方式のデ
ータファイルを再生すべきか判断が困難である。
【0005】本発明の目的は、前記課題に鑑み、1つの
記録媒体に複数種のリアルタイム記録方式のデータファ
イルが記録される場合でも、記録されるリアルタイム記
録方式に関する情報も記録媒体に記録することにより、
記録媒体内のデータファイルの管理を容易にする記録再
生技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、複数種のリアルタイ
ム記録方式のデータファイルが記録された記録媒体を再
生する場合、どのリアルタイム記録方式のデータファイ
ルを優先的に再生すべきかを、利用者が容易に選択可能
とし、再生するデータファイルの選択性を向上すること
ができる記録再生技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、デジタル信号処理が施された画像/音声データ
の記録媒体として、DVD-RAMディスクのようなランダム
アクセスが可能なメディアを用いる。また、記録再生装
置は、1つ以上のリアルタイム記録方式に対応し、該記
録方式に基づき該記録媒体に画像/音声データを記録
し、再生する記録再生装置であって、該記録再生装置に
入力されるアナログ画像信号を符号化する画像符号手段
と、該記録再生装置に入力されるアナログ音声信号を符
号化する音声符号手段と、記録媒体をランダムアクセス
したり、特殊再生するための管理情報データを生成する
ために必要なデータを生成し、管理情報データを生成す
るために必要なデータと、画像符号手段から出力される
画像データと、音声符号手段から出力される音声データ
とを、多重化する多重化処理手段と、管理情報データを
生成するために必要なデータから、管理情報データを生
成し、管理情報データを管理情報ファイルとして記録媒
体に書き込む管理情報処理手段と、記録媒体に記録され
ている管理情報データを統括的に管理し、統括管理情報
データを生成し、該統括管理情報データを統括管理情報
ファイルとして記録媒体に書き込んだり、記録媒体に既
に記録されている統括管理情報データを読み出し、必要
に応じて追記、削除し、記録媒体に統括管理情報ファイ
ルとして書き込む統括管理情報処理手段と、記録媒体か
ら直接データを読み書きする記録媒体制御手段を備える
ことを特徴とする。これにより、複数種のリアルタイム
記録方式によるデータを統括的に管理できる。
【0008】本発明に関する前記記録再生装置は、1つ
以上のリアルタイム記録方式に対応し、記録媒体に記録
されている前記統括管理情報ファイルを読み出し、前記
記録媒体に前記統括管理情報ファイルが存在しない場合
は、前記記録媒体に記録されている前記管理情報ファイ
ルを検索し、記録媒体に記録されているリアルタイム記
録方式を判別する統括管理情報処理手段と、前記記録媒
体に記録されている画像/音声データを読み出し、符号
化された画像データと、符号化された音声データと、管
理情報データを生成するために必要なデータとを、分離
する分離化手段と、前記符号化された画像データを復号
する画像復号手段と、前記符号化された音声データを復
号する音声復号手段と、復号された画像データとグラフ
ィックスを合成するOSD (On Screen Display)合成手段
を備えることを特徴とする。これにより、記録媒体に複
数種のリアルタイム記録方式のデータファイルが記録さ
れている場合、記録されているリアルタイム記録方式に
関する情報をグラフィックスとして表示でき、利用者に
選択させることが可能となり、再生するデータファイル
の選択性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録再生装置
の実施の形態について、実施例を用い、図を参照して説
明する。
【0010】まず、画像/音声データをリアルタイムで
記録媒体に記録する方法について説明する。
【0011】図1は、本発明における記録再生装置の記
録部の一実施例を示すブロック図である。図において、
記録再生装置の記録部1は、画像入力端子1a、音声入
力端子1b、画像符号部11、音声符号部12、多重化
処理部13、管理情報処理部14、統括管理情報処理部
15、記録媒体制御部16から構成される。記録媒体1
7は、例えばDVD-RAM等があり、多重化された符号化後
の画像/音声データや、記録媒体をランダムアクセスし
たり、特殊再生するための管理情報データ等が記録され
る。また、記録媒体17は、記録再生装置の記録媒体格
納個所に挿入/取り付けすることにより、読み出し/書
き込みが可能であるが、場合により記録再生装置の外部
にある記録媒体読み出し/書き込み装置を介して、読み
出し/書き込みをされることもある。
【0012】画像入力端子1a及び音声入力端子1bか
ら入力される画像/音声データは、それぞれ画像符号部
11、音声符号部12によりデジタル符号化される。画
像/音声データには、動画/静止画/音声のデータがあ
り、動画データのデジタル符号化の方法としては、例え
ばMPEG-2(Moving Picture Experts Group 2)があり、
例えばISO/IEC 13818-2の仕様書に記載されている。静
止画データのデジタル符号化の方法には、例えばJPEG
(Joint Photographic Coding Experts Group)があ
り、例えばISO/IEC 10918の仕様書に記載されている。
音声データをデジタル符号化する場合、デジタル符号化
の方法には、例えばMPEG-1 Audio(Moving Picture Exp
erts Group 1 Audio)や、例えばMPEG-2 AAC(MPEG-1 A
dvanced Audio Coding)があり、前記MPEG-1 Audioにつ
いては例えばISO/IEC 11172-3の仕様書に、前記MPEG-2
AACについては、例えばISO/IEC 13818-7の仕様書に記載
されている。
【0013】デジタル符号化された画像/音声データ
は、多重化処理部13にて多重化される。多重化の形式
は、例えばMPEG-2システムのプログラムストリームの形
式であり、例えばISO/IEC 13818-1の仕様書に記載され
ている。以下、多重化処理部13にて生成された画像/
音声データを、ビットストリームと呼ぶ。生成されるビ
ットストリームには、例えば、動画/音声データのビッ
トストリーム、静止画/音声データのビットストリーム
等があるが、総称してビットストリームと呼ぶ。
【0014】管理情報処理部14は、記録媒体17に記
録された画像/音声データをランダムアクセスしたり、
特殊再生したりすることを容易にするための管理情報デ
ータを作成する。この管理情報データは、記録媒体制御
部16を介して、管理情報ファイルとして記録媒体17
に記録される。さらに、前記管理情報処理部14は、前
記管理情報データの複製を作成し、記録媒体制御部16
を介して、この複製を管理情報バックアップファイルと
して記録媒体17に記録する。
【0015】記録媒体制御部16は、多重化処理部13
から送られる多重化後の画像/音声データや、管理情報
処理部14から送られる管理情報データを、記録媒体1
7に書き込んだり、記録媒体17に記録されている画像
/音声データや、管理情報データを読み出したりする。
【0016】前記多重化処理部13にて生成されたビッ
トストリームの記録媒体17への記録は、例えば、利用
者により記録装置の記録開始ボタンが押されると開始さ
れ、利用者から記録装置の記録終了ボタンが押されると
終了する。この記録開始と記録終了の動作により、ビッ
トストリームファイルとして記録媒体17に記録され
る。ただし、記録媒体17に既にビットストリームファ
イルが存在している場合は、既に存在しているビットス
トリームファイルに新たに生成されたビットストリーム
を追記することで、記録媒体17に記録される。また、
ビットストリームファイルは、1つだけではなく、ビッ
トストリームの種類分ファイルとして記録される。
【0017】以上示した方法により、リアルタイム記録
方式では、記録媒体17には1つ以上のビットストリー
ムファイル、管理情報ファイル、管理情報バックアップ
ファイルが記録される。このリアルタイム記録方式によ
り生成されるファイルの書式は、例えばDVD Specificat
ions for Rewritable/Re-recordable Discs Part 3 VID
EO RECORDING(以下、本規格をビデオレコーディング規
格と呼ぶ)に記述されている。
【0018】次に、複数種のリアルタイム記録方式で生
成された複数のビットストリームファイルが1つの記録
媒体17に混在する場合において、記録されているリア
ルタイム記録方式を統括的に管理する方法について説明
する。
【0019】1つの記録媒体17に、複数種のリアルタ
イム記録方式で生成されたビットストリームファイルが
複数存在する場合、前記管理情報ファイル、前記管理情
報バックアップファイル、前記1つ以上のビットストリ
ームファイルは、これらを1組として、リアルタイム記
録方式の種類数の組数だけ記録媒体17に記録される。
【0020】図1において、統括管理情報処理部15
は、記録媒体17に記録されている管理情報ファイルを
統括して管理するための統括管理情報データを作成し、
記録媒体制御部16を介して、統括管理情報ファイルを
記録媒体17に記録する。
【0021】図2は、本発明における前記統括管理情報
処理部15が作成する統括管理情報データの一例であ
る。前記統括管理情報処理部15は、前記記録情報制御
部を介して、前記統括管理情報データをファイルとして
記録媒体17に記録する。2は、統括管理情報データ全
体、21は記録媒体17に記録されている管理情報ファ
イルの数を示す格納管理情報ファイル数、22は1つめ
のリアルタイム記録方式に関する情報群であり、221
は前記情報群に含まれる情報サイズ、222は1つめの
リアルタイム記録方式における管理情報ファイルの名称
サイズ、223は1つめのリアルタイム記録方式におけ
る管理情報ファイルの名称、224は1つめのリアルタ
イム記録方式の名称サイズ、225は1つめのリアルタ
イム記録方式の名称が含まれる。前記情報サイズは、前
記情報群の長さであり、例えばバイトを単位として示さ
れる。また、前記管理情報ファイルの名称サイズは、前
記管理情報ファイルの名称を格納するために使用するサ
イズを示し、例えばバイトで示される。同様に、前記リ
アルタイム記録方式の名称サイズは、前記リアルタイム
記録方式の名称を格納するために必要なサイズを示し、
例えばバイトで示される。
【0022】ここで、2つ以上の管理情報ファイルが記
録されている場合は、1つめのリアルタイム記録方式に
関する情報群に追記する形をとり、2つめのリアルタイ
ム記録方式に関する情報群23として、231は前記情
報群に含まれる情報サイズ、232は1つめのリアルタ
イム記録方式における管理情報ファイルの名称サイズ、
233は1つめのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称、234は1つめのリアルタイム記録
方式の名称サイズ、235は1つめのリアルタイム記録
方式の名称を記録し、以降管理情報ファイル数nまで繰
り返し記録する。
【0023】図3は、記録媒体17内のファイル構成を
示した図の一例である。31は、リアルタイム記録によ
って生成されるファイルを格納するためのリアルタイム
記録用ディレクトリである。32は前記統括管理情報フ
ァイル、331〜333は1つめのリアルタイム記録方
式で生成されるファイルで、前記リアルタイム記録用デ
ィレクトリ内に格納される。331は前記管理情報ファ
イル、332は前記ビットストリームファイル、333
は前記管理情報バックアップファイルである。2つ以上
の管理情報ファイルが記録されている場合は、前記リア
ルタイム記録用ディレクトリ内に、別の管理情報ファイ
ル341、ビットストリームファイル342、管理情報
バックアップファイル343が格納され、管理情報ファ
イル、ビットストリームファイル、管理情報バックアッ
プファイルを1つの組として、格納されている管理情報
ファイル数n個分格納される。図3では、ビットストリ
ームファイルは、1つの管理情報ファイル対して1つしか
示していないが、ビットストリームの種類により、1つ
の管理情報ファイルに対して複数のビットストリームフ
ァイルが格納されることもある。
【0024】次に、本発明における前記統括管理情報処
理部15の動作を詳細に説明する。
【0025】図1において、記録媒体制御部16は、記
録媒体17が交換されたり、記録媒体17が初期化され
たり、記録再生装置の電源が入れられた時に既に記録媒
体17が前記記録再生装置に挿入、または、取り付けら
れている状態であったりすると、新たな記録媒体17で
あると認識し、その旨を統括管理情報処理部15に通知
する。前記統括管理情報処理部15は、前記記録媒体制
御部16を制御し、前記統括管理情報ファイルが記録媒
体17に記録されているか否かを確認する。
【0026】前記統括管理情報ファイルが存在しない場
合、前記統括管理情報処理部15は記録媒体制御部16
を制御し、記録媒体17に前記管理情報ファイルが記録
されているか否かを確認する。記録媒体17に前記管理
情報ファイルが存在しない場合、前記統括管理情報処理
部15は格納管理情報ファイル数を0(零)として統括
管理情報データを作成する。逆に、記録媒体17に前記
管理情報ファイルが存在した場合は、前記統括管理情報
処理部15は記録されている全ての管理情報ファイルに
ついて、前記統括管理情報データを作成するのに必要な
情報を確認し、前記統括管理データを作成する。
【0027】また、記録媒体17に既に前記統括管理情
報ファイルが存在する場合、前記統括管理情報処理部1
5は前記統括管理情報ファイルを読み出し、前記統括管
理情報処理部15が管理する記憶領域、例えばメモリ
に、前記統括管理情報データを作成する。そして、前記
統括管理情報データに、記録媒体17に記録されている
全ての管理情報ファイルについての情報が記述されてい
るか確認し、前記情報が記述されていない場合、未記述
の管理情報ファイルについての情報を前記統括管理情報
データに付加し、前記統括管理情報データ内の格納管理
情報ファイル数の値を更新する。
【0028】以上示した方法により、前記統括管理情報
処理部15は統括管理情報データを作成、更新し、前記
記録媒体制御部16を介して、前記統括管理情報データ
を統括管理情報ファイルとして記録媒体17に記録す
る。
【0029】次に、画像/音声データの記録開始から終
了後における前記統括管理情報処理部15の動作につい
て説明する。
【0030】利用者の指示により、画像/音声データの
記録が開始されると、前記統括管理情報処理部15は前
記管理情報処理部14より、現在のリアルタイム記録形
式の種別を受け取り、前記統括管理情報処理部15は作
成した前記統括管理情報データに現在のリアルタイム記
録形式に関する情報が記述されているか確認する。そし
て、未記述の場合、現在のリアルタイム記録形式につい
ての情報を前記統括管理情報データに付加し、前記格納
管理情報ファイル数を更新し、記録終了後、前記記録媒
体制御部16を介して、前記統括管理情報データを統括
管理情報ファイルとして記録媒体17に記録する。逆
に、現在のリアルタイム記録形式に関する情報が記述さ
れている場合は、前記統括管理情報ファイルの更新は必
要ないため、前記統括管理情報処理部15は何も行わな
い。
【0031】この方法では、記録開始後に統括管理情報
データを更新するようにしているが、記録終了後に統括
管理情報データを更新し、記録媒体17に記録するとい
う方法も可能である。また、記録開始時に使用する統括
管理情報データは、前記記録媒体制御部16が新たな記
録媒体17を認識した際に、前記統括管理情報処理部1
5が記録媒体17に記録されている統括管理情報ファイ
ルより生成したデータであるが、記録開始時に再度記録
媒体17に記録されている前記統括管理情報ファイルを
読み出して作成した前記統括管理情報データであっても
良い。
【0032】以上示した方法では、前記統括管理情報処
理部15が前記統括管理情報データを記録媒体17に記
録するタイミングとして、前記記録媒体制御部16が新
たな記録媒体17を認識し、前記統括管理情報処理部1
5が前記統括管理情報データを作成、更新した時や、記
録終了後としているが、その都度統括管理情報データの
記録媒体17への記録を行わず、例えば、利用者からの
記録媒体交換の指示を受けた後や、利用者からの記録再
生装置電源切断の指示を受けた後に、前記統括管理情報
処理部15が最終的な前記統括管理情報データを前記記
録媒体17に記録する方法も可能である。
【0033】以上により、1つの記録媒体に複数種のリ
アルタイム記録方式のデータファイルが記録される場合
でも、統括管理情報ファイルを記録媒体に記録すること
により、1つの管理ファイルで複数種の管理情報ファイ
ルを管理することができ、記録媒体内のデータファイル
の管理を容易にすることが可能となる。
【0034】次に、記録媒体に記録されている画像/音
声データを読み出し、再生する方法について説明する。
【0035】図4は、本発明における記録再生装置の再
生部の一実施例を示すブロック図である。図において、
記録再生装置の再生部4は、画像出力端子4a、音声出
力端子4b、記録媒体制御部16、分離化処理部41、
管理情報処理部14、統括管理情報処理部15、画像復
号部42、音声復号部43、OSD合成部44から構成
される。記録媒体17は、前記記録再生装置の記録部と
同様、記録再生装置の記録媒体格納個所に挿入/取り付
けすることにより、読み出し/書き込みが可能である
が、場合により記録再生装置の外部にある記録媒体読み
出し/書き込み装置を介して、読み出し/書き込みをさ
れることもある。また、記録媒体17には、1つ以上の
リアルタイム記録形式による前記管理情報ファイル、前
記ビットストリームファイル、前記管理情報バックアッ
プファイルが記録されているものとする。
【0036】利用者から記録媒体17に記録されている
画像/音声データの再生指示があると、前記管理情報処
理部14は前記記録媒体制御部16を制御して、前記記
録媒体17に記録されている管理情報ファイルを読み出
し、前記管理情報処理部14が管理する記憶領域、例え
ばメモリに管理情報データを生成する。既に、前記記憶
領域に前記管理情報データが生成されている場合は、前
記記録媒体17に記録されている前記管理情報ファイル
を読み出さなくても良い。前記管理情報処理部14は、
前記管理情報データ内の情報をもとに、前記記録媒体1
7から読み出すビットストリームを前記記録媒体制御部
16に通知する。前記記録媒体制御部16は、指定され
たビットストリームを前記記録媒体17から読み出し、
前記分離化処理部41に送信する。前記分離化処理部4
1は、多重化された画像/音声データを分離し、画像デ
ータを画像復号部42に送信し、音声データを音声復号
部43に送信する。画像復号部42は、入力されるデジ
タル符号化された画像データを復号し、OSD合成部4
4に送信する。画像データの復号方式は、例えばMPEG-2
やJPEG等がある。音声復号部43は、入力されるデジタ
ル符号化された音声データを復号し、音声出力端子4b
に送信する。音声データの復号方式は、例えばMPEG-1 A
udioやMPEG-2 AAC等がある。OSD合成部44は、入力
される画像データとグラフィックスを必要に応じて合成
し、画像出力端子4aに送信する。
【0037】OSD合成部44から送信される画像デー
タは、前記画像出力端子4aを介して、外部表示装置、
例えばテレビモニタや液晶ディスプレイ等に出力され
る。
【0038】音声復号部43から送信される音声データ
は、前記音声出力端子4bを介して、外部出力装置、例
えばスピーカやヘッドフォン等に出力される。
【0039】図4における記録再生装置4では、外部表
示装置や外部出力装置を外部に持つものとして示してい
るが、例えば液晶モニタやスピーカを装置内に組み込
み、液晶モニタに復号後の画像データを表示したり、ス
ピーカに復号後の音声データを出力したりすることも可
能である。
【0040】次に、本発明における統括管理情報データ
を用いて、記録媒体に記録されている画像/音声データ
を再生する方法について説明する。
【0041】前記示した方法により、統括管理情報処理
部15は、記録媒体17に記録されている統括管理情報
ファイルを読み出し、前記統括管理情報処理部15が管
理する記憶領域、例えばメモリに統括管理情報データを
生成する。ここで前記記録媒体17に前記統括管理情報
ファイルが存在しない場合や、前記統括管理情報ファイ
ルに格納されている情報と前記記録媒体17に記録され
ている前記管理情報ファイルに関する情報とが不一致の
場合は、前記示した統括管理情報処理部15の動作に従
い、前記統括管理情報データが作成、更新され、前記記
憶領域に生成される。
【0042】前記統括管理情報データにおける格納管理
情報ファイル数が0(零)の場合、利用者からの画像/
音声データの再生指示があっても、前記記録媒体17に
はビットストリームファイルが存在しないことになるの
で、再生は行わない。
【0043】前記統括管理情報データにおける前記格納
管理情報ファイルが複数記録されている場合、前記統括
管理情報処理部15は前記統括管理情報データに格納さ
れている管理情報ファイル名を確認し、さらに前記記録
再生装置で前記管理情報ファイルが管理するビットスト
リームファイルの再生が可能か否かを確認する。ここで
再生可能なリアルタイム記録形式が複数記録されている
場合、前記統括管理情報処理部15は前記OSD合成部
44を制御し、再生するビットストリームを利用者に選
択させるための画面をグラフィック表示する。
【0044】図5にビットストリームのリアルタイム記
録方式を選択するための、記録種別選択画面の一実施例
を示す。図において、5は外部表示装置の表示枠、5
1、52は前記統括管理情報データに格納されているリ
アルタイム記録方式の情報名であり、例えばビデオレコ
ーディング方式51とオーディオレコーディング方式5
2を示している。53は再生時に使用するリアルタイム
記録方式を選択するための選択用カーソルである。
【0045】前記統括管理情報処理部15は、前記統括
管理情報データにおけるリアルタイム記録方式に関する
情報名を取得し、前記OSD合成部44を制御し、記録
再生装置で再生可能な記録方式に関する情報名のみを前
記選択画面内に表示する。利用者は、前記記録再生装置
に付けられたボタンやリモコン装置により、前記選択用
カーソルを移動し、目的とするリアルタイム記録方式を
選択する。前記リアルタイム記録方式が選択されると、
前記統括管理情報処理部15は選択されたリアルタイム
記録方式のファイル名を前記統括管理情報データから取
得し、前記管理情報処理部14へ前記ファイル名の管理
情報ファイルが管理するビットストリームファイルの再
生を指示する。
【0046】前記統括管理情報データに記録されている
リアルタイム記録形式に関する情報の内、記録再生装置
で再生可能なリアルタイム記録方式が1つの場合は、前
記選択画面は表示しない。
【0047】この方法では、利用者からの再生開始の指
示を受ける度に、前記記録種別選択画面を表示し、再生
するリアルタイム記録方式を選択しているが、再生開始
前にあらかじめ利用者に再生したい記録方式を選択して
もらうことも可能である。
【0048】次に、利用者が再生したいリアルタイム記
録方式を選択する方法について説明する。
【0049】利用者は、再生する/しないに関わらず、
例えば前記記録再生装置に付けられたボタンやリモコン
により、前記記録種別選択画面を表示するよう指示を送
る。前記指示を受けた前記統括管理情報処理部15は、
前記統括管理データからリアルタイム記録方式に関する
情報名を取得し、前記示した方法により前記記録種別選
択画面を表示する。利用者は、前記した方法により、目
的とするリアルタイム記録方式を選択する。前記統括管
理情報処理部15は、選択されたリアルタイム記録方式
を、前記統括管理情報処理部15が管理する記憶領域、
例えばメモリに記録する。その後、利用者から再生指示
があった場合、前記統括管理情報処理部15は前記記憶
領域に記録したリアルタイム記録方式を取得し、目的の
ビットストリームファイルを再生するよう管理情報処理
部14に指示を送る。この方法において、利用者からの
再生指示の前に再生するリアルタイム記録方式が選択さ
れていない場合は、前記記録種別選択画面を表示して利
用者にリアルタイム記録方式を選択してもらったり、あ
らかじめ記録再生装置で決めておいた優先的に再生する
リアルタイム記録方式を利用者が選択した記録方式とす
ることで、対応する。以上により、利用者からの再生指
示の度に前記記録種別選択画面を表示することなく、利
用者が目的とするビットストリームファイルの再生が可
能である。
【0050】前記統括管理情報処理部15は非対応の記
録方式に関する情報を非表示にしたり、利用者に選択で
きないようにすることで、利用者にとって目的とする記
録方式を選択することが容易となり、記録再生装置の使
い勝手が向上する。また、前記統括管理情報処理部15
は、非対応の記録方式を非表示としたり、選択できない
ようにして、再生可能な記録方式が1つだけになる場
合、前記記録種別選択画面は利用者にとって煩わしい操
作となる。そこで、ただ1つしか再生可能なリアルタイ
ム記録方式のビットストリームが記録されていない場
合、前記統括管理情報処理部15が前記記録種別選択画
面を非表示とすることで、さらに記録再生装置の使い勝
手を向上することが可能となる。
【0051】以上示した実施例において、前記統括管理
情報処理部15は、記録再生装置で再生不可能なリアル
タイム記録方式の情報名は、前記選択画面において非表
示としているが、記録媒体17に記録されている全ての
リアルタイム記録方式に関する情報を表示することも可
能であり、この場合、利用者は、記録媒体17に記録さ
れているリアルタイム記録方式に関する情報を容易に確
認することができ、記録媒体17に記録されているデー
タの識別性が向上させることが可能である。
【0052】以上示した方法により、記録媒体17に複
数種のリアルタイム記録方式で記録されたビットストリ
ームが記録されている場合においても、記録されている
リアルタイム記録方式を一覧表示することができるた
め、目的のリアルタイム記録方式のビットストリームを
容易に選択することが可能となる。また、記録再生装置
で対応していないリアルタイム記録方式に関する情報を
非表示としたり、むやみにリアルタイム記録方式の一覧
表示をしないため、利用者に対する混乱を軽減できる。
【0053】次に、前述した実施例における処理の流れ
について、図面を用いて説明する。
【0054】図6は、統括管理情報ファイルを生成する
処理を示したフローチャートの一例である。図におい
て、統括管理情報ファイル生成の指示、すなわち、前記
記録媒体制御部16が新たな記録媒体17を検出した場
合、ステップ61において、統括管理情報処理部15は
記録媒体制御部16を制御し、記録媒体17に統括管理
情報ファイルが記録されているか確認する。記録媒体1
7に統括管理情報ファイルが存在する場合、ステップ6
2で、前記統括管理情報処理部15は統括管理情報ファ
イルを読み出し、統括管理情報処理部15が管理する記
憶領域に統括管理情報データを生成する。次に、ステッ
プ63で、統括管理情報処理部15は記録媒体17に記
録されている管理情報ファイルを検索し、ステップ64
で前記統括管理情報データに前記管理情報ファイルに関
する情報が全て記述されているか確認する。全て記述さ
れている場合、特に処理は行わないが、全て記述されて
いない場合、ステップ65にて未記述の管理情報ファイ
ルに関する情報を、前記統括管理情報データに追記し、
統括管理情報ファイルを更新する。また、ステップ61
で、記録媒体17に統括管理情報ファイルが存在しない
場合、ステップ66で記録媒体17に記録されている全
ての管理情報ファイルを検索し、その結果をもとにステ
ップ67で統括管理情報データを作成し、統括管理情報
ファイルとして記録する。この処理において、統括管理
情報データを更新、作成後、記録媒体17に記録するよ
うに記述しているが、前述した実施例の通り、例えば利
用者からの記録媒体交換の指示後や記録再生装置の電源
切断の指示後に、記録媒体17へ記録することもある。
以上の処理の流れで統括管理情報ファイルを作成、更新
する。
【0055】図7は、記録再生装置で記録が行われた場
合における、前記統括管理情報ファイルへの情報追記処
理を示したフローチャートの一例である。図において、
統括管理情報ファイルへの追記処理の指示、例えば利用
者により記録開始の指示があると、ステップ71で統括
管理情報処理部15は記録媒体17に記録されている統
括管理情報ファイルを読み出し、統括管理情報処理部1
5が管理する記憶領域、例えばメモリに統括管理情報デ
ータを生成する。次に、ステップ72で記録している、
もしくは記録したリアルタイム記録方式は統括管理情報
データに含まれているか確認する。既に記述されている
記録方式の場合、特に処理は行わないが、未記述の記録
方式の場合、ステップ73で、前記未記述の記録方式に
関する情報を前記統括管理情報データに追記し、記録媒
体内の統括管理情報ファイルを更新する。図において、
前記統括管理情報ファイルへの情報追記処理の指示があ
ると、記録媒体17に記録されている統括管理情報ファ
イルを読み出すようにしているが、あらかじめ前記統括
管理情報ファイルを読み出し、前記統括管理情報処理部
15が管理する記憶領域に生成された統括管理情報デー
タをもとに処理を行うことも可能である。以上示した処
理により、統括管理情報ファイルの更新を行う。
【0056】図8は、記録媒体17に記録されている統
括管理情報ファイルを用いて、利用者が目的とするリア
ルタイム記録方式を選択する処理を示したフローチャー
トの一例である。図において、利用者からのリアルタイ
ム記録方式選択の指示があると、ステップ81で統括管
理情報処理部15は記録媒体17に記録されている統括
管理情報ファイルを読み出し、前記統括管理情報処理部
15が管理する記憶領域、例えばメモリに統括管理情報
データを生成する。ステップ82で前記統括管理情報処
理部15は、前記統括管理情報データに記述されている
格納管理情報ファイル数を確認する。前記格納管理情報
ファイル数が1以上の場合、ステップ83で、記録再生
装置で再生することが不可能なリアルタイム記録方式を
無効な記録方式とする。ステップ84で、前記統括管理
情報処理部15は、記録媒体17に記録されている有効
なリアルタイム記録方式の管理情報ファイルの数を確認
し、前記有効な管理情報ファイル数が2つ以上ある場
合、ステップ85でOSD合成部44を制御し、前記記
録種別選択画面を表示する。利用者により、再生するリ
アルタイム記録方式が選択された後、ステップ86で前
記統括管理情報処理部15が管理する記憶領域に選択さ
れた前記記録方式を記憶する。また、ステップ84にて
有効な管理情報ファイル数が1つであった場合、前記統
括管理情報処理部15は前記記録種別選択画面を表示せ
ず、ステップ86で前記有効な管理情報ファイルのリア
ルタイム記録方式を選択された記録方式として、前記記
憶領域に記憶する。また、ステップ82にて格納管理情
報ファイル数が0(零)であった場合、ステップ87で
記録再生装置で定められているリアルタイム記録方式の
デフォルト値を選択された記録方式とし、ステップ86
で前記記録方式を前記記憶領域に記憶する。図におい
て、前記統括管理情報ファイルへの情報追記処理の指示
があると、記録媒体17に記録されいている統括管理情
報ファイルを読み出すようにしているが、あらかじめ前
記統括管理情報ファイルを読み出し、前記統括管理情報
処理部15が管理する記憶領域に生成された統括管理情
報データをもとに処理を行うことも可能である。以上示
した処理により、再生するリアルタイム記録方式を選択
する。これにより選択された前記リアルタイム記録方式
は、再生時に前記管理情報処理部14に送られ、前記方
式に基づき再生処理が行われる。
【0057】図4および図8は、再生時に使用するリア
ルタイム記録方式の選択処理であるが、前記処理にて選
択されたリアルタイム記録方式を記録時に使用すること
もある。
【0058】以上示した本発明における実施例におい
て、統括管理情報処理部15は記録媒体17に記録され
ている管理情報ファイルをもとに処理を行うため、1つ
のリアルタイム記録方式であるが、管理情報ファイル、
ビットストリームファイル、管理情報バックアップファ
イルがそれぞれ複数個記録媒体17に記録される場合に
も、容易に対応可能であり、またリアルタイム記録方式
ではないが、管理情報ファイルを持つ方式で記録されて
いる場合、例えばDVD Specifications for Read-Only D
isc Part3 VIDEO SPECIFICATIONSの方式で記録されてい
る場合にも、対応可能である。
【0059】次に前記統括管理情報ファイルで、リアル
タイム記録用ディレクトリ以外に記録されているファイ
ルの管理方法について説明する。
【0060】図9は、前記統括管理情報ファイルを、リ
アルタイム記録用ディレクトリ内に記録するのではな
く、他のディレクトリ内に記録した場合の一実施例であ
る。
【0061】91は記録媒体におけるルートディレクト
リ、92はルートディレクトリの直下に記録された統括
管理情報ファイル、93はリアルタイム記録用ディレク
トリ、94は記録媒体内のディレクトリA、95は記録
媒体内のディレクトリB、96はリアルタイム記録用デ
ィレクトリ内に記録された統括管理情報ファイル、97
1〜973はリアルタイム記録用ディレクトリに記録さ
れたリアルタイム記録方式により生成されるファイル
で、図3における331〜333に相当する。
【0062】これまで示した実施例では、前記統括管理
情報ファイル96は、前記リアルタイム記録用ディレク
トリ93内に記録され、前記リアルタイム記録用ディレ
クトリ93内に記録されているファイル971〜973
を管理しているが、前記統括管理情報ファイル96を別
のディレクトリに記録し、記録媒体に記録されているフ
ァイルを管理させることも可能である。
【0063】図において、統括管理情報ファイル92
は、例えば、記録媒体内のルートディレクトリ91の直
下に記録し、前述した方法によりリアルタイム記録用デ
ィレクトリ93に記録されているリアルタイム記録方式
により生成されるファイルを管理する。ここで、ディレ
クトリA94とディレクトリB95はリアルタイム記録
により作成されたり、前記記録再生装置外で作成された
ディレクトリである。例えば、リアルタイム記録により
生成される場合、前記記録再生装置メーカが独自に使用
するために作成され、リアルタイム記録形式、例えば上
記ビデオレコーディング規格で規定されていないファイ
ル等を記録するために使用されたりする。
【0064】前記統括管理情報処理部15は、前記リア
ルタイム記録用ディレクトリ93内に記録されている管
理情報ファイルだけでなく、ディレクトリA94やディ
レクトリ95内に記録されているファイルに関する情
報、例えばディレクトリ名称やファイル名称などを、前
記統括管理情報ファイル92に追記する。また、ディレ
クトリA94やディレクトリB95に、リアルタイム記
録用ディレクトリ93内の管理情報ファイル971に相
当するファイルがある場合、前記統括管理情報処理部1
5は前記管理情報ファイル971に関する情報を記述す
るのと同様の方法により、ディレクトリA94やディレ
クトリB95に記録されている管理情報ファイルに関す
る情報を、前記統括管理情報ファイル92に追記する。
これにより、前記統括管理情報ファイル92は、リアル
タイム記録用ディレクトリ93だけでなく、記録媒体全
体について統括的に管理することができる。なお、本実
施例では、前記管理情報ファイル92をルートディレク
トリ91の直下に記録した形式をとったが、他のディレ
クトリに記録した形式でも、前述の方法により記録媒体
全体について統括的に管理することができる。
【0065】以上示した方法により、前記統括管理情報
ファイル92はディレクトリをまたがっても記録媒体内
のファイルを管理できるため、記録媒体全体に関する情
報をすばやく表示することができ、利用者によるファイ
ル選択が容易とすることができる。
【0066】以上説明したように、本発明によれば、画
像/音声記録再生装置に、統括管理情報処理部を設け、
記録媒体に記録されているリアルタイム記録形式のデー
タに関する情報を格納した統括管理情報ファイルを作成
し、記録媒体に記録することにより、1つの記録媒体に
複数種のリアルタイム記録方式のデータが記録されてい
る場合においても、統括的にデータを管理できるため、
記録媒体に記録されているデータの管理が容易になる。
また、統括管理情報ファイルに記述されている情報をも
とに、記録媒体に記録されているリアルタイム記録方式
のデータを容易に一覧表示できるため、利用者が目的と
するリアルタイム記録方式を容易に選択することができ
る。これらのことにより、記録再生装置におけるデータ
管理性、データ選択性が向上し、記録再生装置における
使い勝手を向上させることができる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による記録再
生装置によれば、リアルタイム記録方式における管理情
報ファイルを統括的に管理でき、記録媒体のデータ管理
が容易になる。
【0068】また、記録媒体に複数種のリアルタイム記
録方式によるデータが記録される場合にも、利用者が目
的とするリアルタイム記録方式を容易に選択できるた
め、記録再生装置のデータ選択性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置における記録部の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によって得られる統括管理情報データの
一実施例を示す構成図である。
【図3】記録媒体内のファイル構成の一実施例を示す構
成図である。
【図4】本発明による記録再生装置における再生部の一
実施例を示すブロック図である。
【図5】複数種のリアルタイム記録形式から目的の形式
を選択する際に表示装置に表示する画面の一実施例を示
す正面図である。
【図6】本発明によって得られる統括管理情報ファイル
の生成処理を示したフローチャートの一例である。
【図7】本発明によって得られる統括管理情報ファイル
への情報追記処理を示したフローチャートの一例であ
る。
【図8】本発明によって得られる統括管理情報ファイル
を用いたリアルタイム記録方式の選択処理を示したフロ
ーチャートの一例である。
【図9】記録媒体内のファイル構成の一実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置の記録部 1a 画像入力端子 1b 音声入力端子 11 画像符号部 12 音声符号部 13 多重化処理部 14 管理情報処理部 15 統括管理情報処理部 16 記録媒体制御部 17 記録媒体 2 統括管理情報データ 21 格納管理情報ファイル数 22 1つめのリアルタイム記録方式に関する情報群 221 1つめの情報群に含まれる情報サイズ 222 1つめのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称サイズ 223 1つめのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称 224 1つめのリアルタイム記録方式の名称サイズ 225 1つめのリアルタイム記録方式の名称 23 2つめのリアルタイム記録方式に関する情報群 231 2つめの情報群に含まれる情報サイズ 232 2つめのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称サイズ 233 2つめのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称 234 2つめのリアルタイム記録方式の名称サイズ 235 2つめのリアルタイム記録方式の名称 24 n番めのリアルタイム記録方式に関する情報群 241 n番めの情報群に含まれる情報サイズ 242 n番めのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称サイズ 243 n番めのリアルタイム記録方式における管理情
報ファイルの名称 244 n番めのリアルタイム記録方式の名称サイズ 245 n番めのリアルタイム記録方式の名称 31 リアルタイム記録用ディレクトリ 32 統括管理情報ファイル 331 1つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報ファイル 332 1つめのリアルタイム記録方式で生成されるビ
ットストリームファイル 333 1つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報バックアップファイル 341 2つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報ファイル 342 2つめのリアルタイム記録方式で生成されるビ
ットストリームファイル 343 2つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報バックアップファイル 351 n番めのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報ファイル 352 n番めのリアルタイム記録方式で生成されるビ
ットストリームファイル 353 n番めのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報バックアップファイル 4 記録再生装置の再生部 4a 画像出力端子 4b 音声出力端子 41 分離化処理部 42 画像復号部 43 音声復号部 44 OSD合成部 5 外部出力装置の表示枠 51 1つめのリアルタイム記録方式の名称 52 2つめのリアルタイム記録方式の名称 53 選択用カーソル 91 記録媒体におけるルートディレクトリ 92 ルートディレクトリの直下に置かれた統括管理情
報ファイル 93 リアルタイム記録用ディレクトリ 94 その他のディレクトリA 95 その他のディレクトリB 96 リアルタイム記録用ディレクトリ内に置かれた統
括管理情報ファイル 971 1つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報ファイル 972 1つめのリアルタイム記録方式で生成されるビ
ットストリームファイル 973 1つめのリアルタイム記録方式で生成される管
理情報バックアップファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 幸雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B082 GC03 GC04 5D110 AA17 AA19 AA27 AA29 DA01 DA06 DA11 DB03 DC05 DC16 FA08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に画像データや音声データを記録
    する手段と、該記録媒体から画像データや音声データを
    再生する手段と、該画像データと該音声データを管理す
    る管理データを作成する管理データ作成手段とを備え、
    該管理データを該記録媒体に記録し、該管理データを該
    記録媒体から読み出すことが可能な記録再生装置におい
    て、 該記録再生装置は、1つ以上の該管理データを管理する
    統括管理データを作成する統括管理データ作成手段を備
    え、該記録媒体に記録されている画像データや音声デー
    タや管理データの記録方式に関する情報をもとに、該統
    括管理データを作成し、該統括管理データを該記録媒体
    に記録することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置において、 該記録再生装置における画像データや音声データや管理
    データの記録方式が、該記録媒体から該統括管理データ
    を読み出した結果に含まれない場合、該記録方式に関す
    る情報を該統括管理データに付加することを特徴とする
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記録再生装置において、 該記録媒体に該統括管理データが記録されている場合
    は、該統括管理データを該記録媒体から読み出し、該記
    録媒体に記録されている記録方式に関する情報を該統括
    管理データに付加し、該統括管理データを該記録媒体に
    記録することを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録再生装置において、 該統括管理データに付加する該記録方式に関する情報
    は、該記録媒体に記録されている該管理データの内、該
    統括管理データに含まれていない管理データの記録方式
    に関する情報であることを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の記録再生装置において、 該統括管理データは、該記録媒体における該管理データ
    のファイル名を含むことを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の記録再生装置において、 該統括管理データは、該画像データや該音声データや該
    管理データの記録方式の名称を含むことを特徴とする記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6記載の記録再生装置におい
    て、 該記録再生装置はOSD合成手段を備え、該統括管理デ
    ータに含まれる該管理データに関する情報をOSD信号
    で表示することを特徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の記録再生装置において、 表示する該情報は、該画像データや該音声データや該管
    理データの記録方式の名称であることを特徴とする記録
    再生装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の記録再生装置にお
    いて、 表示している該情報は任意に選択でき、選択された該情
    報をもとにして該記録媒体から該管理データを読み出
    し、さらに該管理データが管理する画像データや音声デ
    ータを該記録媒体から再生することを特徴とする記録再
    生装置。
  10. 【請求項10】請求項7〜9記載の記録再生装置は、 表示する該情報の内、該記録再生装置で再生不可能な記
    録方式による該画像データや該音声データや該管理デー
    タを含んでいる場合、該記録再生装置で再生不可能な該
    画像データや該音声データや該管理データに関する情報
    は選択不可能として表示することを特徴とする記録再生
    装置。
  11. 【請求項11】請求項7〜9記載の記録再生装置は、 表示する該情報の内、該記録再生装置で再生不可能な記
    録方式による該画像データや該音声データや該管理デー
    タを含んでいる場合、該記録再生装置で再生不可能な該
    画像データや該音声データや該管理データに関する情報
    は表示しないことを特徴とする記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112030A1 (ja) * 2003-06-11 2004-12-23 Sony Corporation 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2009088756A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd コンテンツ記録媒体、コンテンツ記録装置及びコンテンツ再生装置

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