JP2007096615A - 情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の圧縮符号化形式によって符号化されたデータの再生に対応でき、且つ、多用されている復号化プログラムの展開を再生対象の選択前に開始して、多くの場合に再生対象の再生を速やかに行えるようにする。
【解決手段】メモリカード104中の全てのデータファイルを、再生ファイル指定画面501としてリスト表示させる。ユーザは、再生ファイル指定画面501において、再生すべきデータファイルを選択することができる。再生ファイル指定画面501が表示されたら、直ちに、現在のページに表示されている複数のデータファイルのうち、最も多くのデータファイルで使用されている映像コーデック、音声コーデックを判別し、これらのコーデックのプログラムメモリ107へダウンロードを、ユーザによる再生すべきデータファイルの選択に先立って開始する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の異なる圧縮符号化形式によって符号化されたデータを再生可能な情報処理装置、方法及びプログラムに関する。
近年、情報処理装置の処理速度の向上により音声や映像等のデジタルデータを記録・再生する装置が多数開発されている。とりわけ最近では、外部記録媒体に用いられるメモリカードやディスク媒体の大容量化・低価格化が進んでいることから、これらの記録媒体に動画や音声を記録し、また、該記録媒体から動画や音声を読み出して再生する機能を持つ機器が増えてきている。
例えば、初期のデジタルカメラは、静止画の記録・再生機能しか持たなかったが、近年では、動画や音声の記録・再生機能を持つものが多く開発されている。また、デジタルビデオカムコーダにおいても、テープ媒体のみではなく、メモリカードやディスク媒体を用いた動画の記録・再生機能を有するものが広く出回っており、テープ媒体自体を用いないビデオカメラも登場してきている。
このような、大容量の記録媒体に静止画、動画、音声等のデータを記録するような情報処理装置では、通常、データを圧縮することでデータ量の削減を図っている。よく用いられる動画の圧縮符号化方式の規格には、MPEG(Moving Picture Experts Group)で定めているMPEG2、MPEG4等があり、これらの規格では音声データに用いる符号化形式についても定められている。また、音声データの圧縮方式には、例えば、ITU(International Telecommunications Union)が勧告しているG.726、AMR(Advanced Multi Rate CODEC)、AAC(Advanced Audio Coding)等がある。
一般に、上記のような多くの圧縮方式は、不可逆圧縮であり、データ量が減少する一方で、元の信号を完全に復元することはできず、圧縮及び伸長によって画質・音質が劣化してしまう。また、同じ圧縮方式であれば圧縮率が高いほど画質・音質の劣化が激しくなるが、それは圧縮アルゴリズムそのものの性能によるところも大きく、現在でもより高品質な圧縮符号化形式が開発され、規格化が進められている。
さて、記録媒体に記録される符号化データにおいては、上記のように、現在、複数種類の符号化形式が広く用いられている。従って、それを再生する装置においては、各種の符号化形式で圧縮されたデータを再生可能であることが望ましく、また、今後新たに普及するような新規の符号化形式にも対応可能な構成にしておくことが望ましい。
そのために、符号化・復号化処理に信号処理プロセッサを用い、ソフトウェア処理で符号化・復号化処理を行うようにした情報処理装置も知られている。例えば、下記特許文献1では、複数の音声コーデック(CODEC:COder DECoder)に対応するオーディオシステムを安価に実現するために、再生対象ファイルの符号化形式に応じて符号化・復号化処理用のプログラムデータ(以下、「コーデック」)の格納用のメモリやネットワーク上の外部機器から、コーデックを作業用RAMに読み込んで動作するようにしている。
この装置によれば、装置の内部メモリに記憶されていない復号化プログラムを必要とする符号化形式の再生対象であっても、外部から復号化プログラムをロードすることで再生することが可能となる。
特開2001−202094
しかしながら、外部から復号化プログラムを読み込むには通信時間を要するため、応答性が悪化するという問題があった。
また、内部メモリ等の組み込み機器においては一般に、ハードウェアリソースの制約が大きく、複数の復号化プログラムを作業用RAM上に同時に展開することができない場合が多い。
また、仮に、装置内のフラッシュROMに復号化プログラムを複数記憶しておく場合でも、ユーザが所望の符号化データを再生対象として選択する都度、フラッシュROMから、再生対象に対応する復号化プログラムを作業用RAMに展開する必要が生じる。すなわち、再生対象の選択を待ってから復号化プログラムを展開するため、再生対象を選択してから再生開始するまでに、復号化プログラムの展開時間が必ずかかることになり、応答性が良好でないという問題が生じる。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数種類の圧縮符号化形式によって符号化されたデータの再生に対応でき、且つ、多用されている復号化プログラムの展開を再生対象の選択前に開始して、多くの場合に再生対象の再生を速やかに行うことができる情報処理装置、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の情報処理装置は、複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う情報処理装置であって、複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段と、前記プログラム格納手段に格納された復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開手段と、前記プログラム展開手段により前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号手段と、前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得手段と、前記特定情報取得手段により取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択手段と、前記再生データ選択手段により選択された符号化データを再生する再生手段と、前記再生データ選択手段により、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別手段とを有し、前記プログラム展開手段は、前記プログラム判別手段により判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項7の情報処理方法は、複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う情報処理方法であって、複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段から復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開工程と、前記プログラム展開工程により前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号工程と、前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得工程と、前記特定情報取得工程により取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択工程と、前記再生データ選択工程により選択された符号化データを再生する再生工程と、前記再生データ選択工程により、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別工程とを有し、前記プログラム展開工程は、前記プログラム判別工程により判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項8の情報処理プログラムは、複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う、コンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段から復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開モジュールと、前記プログラム展開モジュールにより前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号モジュールと、前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得モジュールと、前記特定情報取得モジュールにより取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択モジュールと、前記再生データ選択モジュールにより選択された符号化データを再生する再生モジュールと、前記再生データ選択モジュールにより、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別モジュールとを有し、前記プログラム展開モジュールは、前記プログラム判別モジュールにより判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする。
なお、請求項8記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明を構成する。
本発明の請求項1、7、8によれば、複数種類の圧縮符号化形式によって符号化されたデータの再生に対応でき、且つ、多用されている復号化プログラムの展開を再生対象の選択前に開始して、多くの場合に再生対象の再生を速やかに行うことができる。
請求項2によれば、ファイル名を表示させれば、一画面中に多くの符号化データファイルをリスト表示可能となり、サムネイル画像を表示させれば、ファイル内容の判別が容易になる。
請求項3によれば、静止画像データファイル中のサムネイル画像データをサムネイル表示に利用することで、サムネイル表示のための処理を簡単にすることができる。
請求項4によれば、動画像データファイルに対応付けられたサムネイル画像ファイルの独自情報記録部分から圧縮符号化形式の情報を取得して、動画像データファイルを参照することなく復号化プログラムを判別することができる。
請求項5によれば、動画像データファイルに対応付けられたサムネイル画像ファイルから取得されるサムネイル画像データをサムネイル表示に利用することで、サムネイル表示のための処理を簡単にすることができる。また、サムネイル画像ファイルを読み込む際に圧縮符号化形式の情報も取得することができ、復号化プログラムの判別のために動画像データファイルを参照する必要がなく、判別処理を簡単にすることができる。
請求項6によれば、各種の再生対象の符号化データの再生に対応することができる。また、選択に応じて必要な復号化プログラムを展開するので、多数の復号化プログラムを展開領域に展開しておく必要がなく、展開領域のサイズを必要最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。この情報処理装置は、例えば、記録媒体に映像や音声のデータを記録すると共に、記録されたデータの再生を行う記録再生装置として構成される。記録媒体としては、例えば、メモリカード104を採用する。
同図において、それぞれ独立したバスであるシステムバス110、111がバスブリッジ112を介して接続され、中央演算装置であるCPU101が、システムバス110、111を通じて本装置全体の制御、管理を行う。CPU101は、プログラム展開手段、復号手段、特定情報取得手段、再生データ選択手段、再生手段、プログラム判別手段として機能する。
システムバス110に接続される構成要素において、プログラム格納手段であるFlashROM102には、CPU101が実行する制御プログラム、後述の信号処理プロセッサ106用の符号化・復号化プログラムであるコーデックプログラム(以下、単に「コーデック」と称する)、及び各種設定データ等が格納されている。特に、コーデックは、異なる種類のものが混在して複数格納されている。
メモリカードコントローラ103は、本装置で記録、再生する映像、音声の符号化データファイル(以下、単に「ファイル」とも称する)をメモリカード104に格納する。JPEG(Joint Photographic Experts Group)処理部105は、静止画像データの符号化・復号化処理を行う。表示部114は、LCD等で構成された画面を有し、各種情報を表示する。
システムバス111に接続される構成要素において、信号処理プロセッサ106(106a、106b)は、映像データ、音声データの符号化・復号化処理専用のプロセッサである。本実施の形態では、映像データ、音声データ処理用に別々のプロセッサが設けられ、信号処理プロセッサ106a、106bがそれぞれ映像データ、音声データ専用となっている。信号処理装置用のプログラムメモリ107(107a、107b)は、信号処理プロセッサ106a、106bのそれぞれに対応して設けられており、FlashROM102に格納されているコーデックが、必要に応じてCPU101によりプログラムメモリ107に展開される。
また、映像入出力部108は、再生時には映像の出力を、記録時には映像の入力を担う。同様に音声入出力部109は、再生時には音声の出力を、記録時には音声の入力を担う。CPU101はバスブリッジ112を介してシステムバス111上の各構成要素に対してアクセスすることが可能である。作業用メモリ113は、システムバス111、112上の各構成要素からアクセス可能であり、ブロック間のデータの受け渡しや、一時的な記憶に利用される。作業用メモリ113には、各構成要素からのアクセスが集中することも考えられ、そのような場合にはアクセス権の優先制御が行われる。
図2は、作業用メモリ113の記憶領域を示す概念図である。同図に示すように、作業用メモリ113は用途別にブロック分けされている。
まず、CPUワーク領域201は、映像符号化データ及び音声符号化データを特定のファイルフォーマットで多重化する際や、ファイルデータから映像符号化データ、音声符号化データを分離処理する際の作業メモリ等に利用される。CPUワーク領域201はまた、メモリカード104への入出力処理の際のデータ領域として利用されるほか、後述のファイルリストの保持にも利用される。
JPEGデータ領域202は、記録・再生時のJPEGデータの格納領域として利用される。映像符号化データ領域203、音声符号化データ領域204は、それぞれ、記録・再生する際の映像符号化データ、音声符号化データの格納領域として利用される。これらのデータはストリームデータであり、時間とともに格納データを入れ替えていく必要がある。そのため、映像符号化データ領域203、音声符号化データ領域204は、リングバッファとして管理される。あるいは、複数の領域にバンク分けされ、バンク切り替えの管理が行われる。
映像データ領域205、音声データ領域206は、記録・再生の際の映像データ、音声データの格納領域として利用され、上記映像符号化データ領域203、音声符号化データ領域204と同様の管理が行われる。信号処理プロセッサワーク領域207は、信号処理プロセッサ106の作業領域として利用される。
次に、本実施の形態において、情報処理装置が記録モードで起動された場合の処理について説明する。図3は、記録モード処理のフローチャートである。本処理は、CPU101によって実行される。
まず、本装置を記録モードで起動し(ステップS301)、ユーザが記録用に指定しているコーデックを確認し(ステップS302)、指定された映像コーデック及び音声コーデックをFlashROM102からバスブリッジ112を介してプログラムメモリ107へダウンロードする(ステップS303)。
次に、映像用、音声用それぞれの信号処理プロセッサ106a、106bのリセットを解除して各プロセッサ106a、106bを起動させ(ステップS304)、ユーザの指示待ち状態となる(ステップS305)。そして、ユーザの記録開始指示により、記録を開始する(ステップS306)。すなわち、前述の映像データ領域205、音声データ領域206に、記録すべき映像データ、音声データをそれぞれ随時取り込み、取り込まれた映像データ、音声データは、信号処理プロセッサ106a、106bにより所定の映像符号化データ、音声符号化データにそれぞれ変換されて(符号化)、映像符号化データ領域203、音声符号化データ204に一時記録される。これら一時記録された符号化データは、多重化処理され、メモリカード104に所定のフォーマットで動画像データファイル(以下、「動画像ファイル」とも略記する)として記録される。
データファイルが、静止画像データファイル(以下、「静止画像ファイル」とも略記する)の場合や、音楽データファイル(以下、「音楽ファイル」とも略記する)の場合も、同様に処理される。
一方、前記ステップS305において、記録開始指示前にコーデックの変更指示があった場合には、信号処理プロセッサ106をリセット状態にして停止させ(ステップS307)、前記ステップS303に戻る。この場合、ステップS303で新たに指定されたコーデックをプログラムメモリ107へ再ダウンロードし、信号処理プロセッサ106のリセット解除により再起動する(ステップS304)ことで、コーデックの変更が可能となる。このように、記録モード時にはユーザの記録開始指示前にはコーデックが特定されており、事前にコーデックをダウンロードし、信号処理プロセッサを起動しておくことができる。
次に、本実施の形態において、情報処理装置が再生モードで起動された場合の処理について説明する。図4は、再生モード処理のフローチャートである。本処理は、CPU101によって実行される。
まず、本装置を再生モードで起動し(ステップS401)、ステップS402〜S407で、符号化データファイルのファイルリストを作成する。まず、メモリカード104中に記録されている符号化データファイルを確認し(ステップS402)、各ファイルの拡張子から、静止画像ファイル、音楽ファイル、動画像ファイルの記録フォーマットの判別を行う(ステップS403)。さらに、再生可能な音楽ファイル、動画像ファイルについては、それらのファイルをオープンしてヘッダ情報を参照することで、記録時に使用されたコーデックを判別する(ステップS404)。
そして、FlashROM102に記憶されているいずれかのコーデックで再生が可能かどうかの再生可否を、各ファイルについて判断し(ステップS405)、再生可能なファイルをファイルリストに追加していくことで、ファイルリストを更新する(ステップS406)。
次に、メモリカード104中の全てのファイルについてチェック済みか、すなわち、全てのファイルについて上記処理(ステップS402〜S406)を行ったか否かを判別する(ステップS407)。そして、未チェックのファイルがある場合は、前記ステップS402に戻る。一方、メモリカード104中の全てのファイルについて上記処理を行ってファイルリストが完成した場合は、それをCPUワーク領域201に保持する。そして、該保持したファイルリストを、図5に示すように、表示部114に表示させる(ステップS408)。このファイルリストの表示画面は、再生すべきファイルをユーザが指定するための再生ファイル指定画面として機能する。
図5は、再生モード処理で表示される再生ファイル指定画面の一例を示す図である。
同図において、表示部114における再生ファイル指定画面501に、ファイルリストが表示されている。ファイルリストにおいては、各符号化データファイルのファイル名、記録時刻、及び映像・音声符号化方式の情報が表示される。
ここで、表示すべきデータファイル数が多い場合には、ファイルリストが複数のページに分割されて表示される。ページ表示504は、現在表示されているページ及び全ページ数を示し、同図に例示する「1/5」は、ファイルリストは全部で5ページあり、そのうちの1ページ目を表示していることを示している。ユーザは、ページ送りアイコン503を操作して、ファイルリストのページを次ページに移動させることができる。ユーザは、表示されているファイルリスト中から、選択カーソル502を上下に移動させて、所望のファイル名を指定することで、再生すべきデータファイルを指定することができる。
ここで、再生コーデック(復号化プログラム)のダウンロードについて説明する。再生に用いるための適切な再生コーデックは、再生ファイル指定画面501においてユーザが再生すべきファイルを選択しない限り、最終的な決定はできない。しかしながら、再生ファイル指定画面501にファイルリストが表示されたとき、この時点では、ユーザは、リスト表示されたファイル(図5の例では8個のファイル)以外のファイルを再生用に指定することがない。すなわち、ページが切り替わらない限り、上記8個のファイルの中からしか再生すべきファイルを選択できない。
そこで、本実施の形態では、図4のステップS409、S410で、表示されているファイルリストのページにおいて、最も多く使用されている映像コーデックと音声コーデックのダウンロードを、再生ファイル指定画面501にファイルリストが表示された後、直ちに開始する。
すなわち、まず、ステップS409では、再生ファイル指定画面501において、現在のページに表示されている複数のデータファイルのうち、最も多くのデータファイルで使用されている映像コーデックを判別し、該映像コーデックのプログラムメモリ107へダウンロードを開始する。同様に、ステップS410では、現在のページに表示されている複数のデータファイルのうち、最も多くのデータファイルで使用されている音声コーデックを判別し、該音声コーデックのプログラムメモリ107へダウンロードを開始する。
前記ステップS408、S409では、信号処理プロセッサ106のリセット状態は維持する。従って、ユーザによる再生すべきデータファイルの選択に先立って、最多使用の映像用、音声用のコーデックのダウンロードが開始される。例えば、図5の例で言えば、8個のデータファイルのうち、最多使用の映像コーデックとして「MPEG4」が、最多使用の音声コーデックとして「AAC」が、それぞれ判別されて自動的にダウンロードされ、プログラムメモリ107に展開される。
次に、ユーザによるページ送り指示、再生すべきデータファイルの選択指示の各指示を待つ(ステップS411)。そして、ページ送り指示があった場合は、前記ステップS408に戻って、再生ファイル指定画面501の表示を次のページに切り替える。
一方、ユーザから再生すべきデータファイルの選択指示があった場合は、ステップS412に進む。ステップS412では、選択されたデータファイルに適合する映像用、音声用のコーデックを判別し、これらのコーデックと、前記ステップS409、S410でダウンロードした映像用、音声用のコーデックとが一致するか否かをそれぞれ判別する。ここで、FlashROM102に格納されている符号化データの各々には、その圧縮符号化形式を識別するための付加情報が関連付けられて記録されており、前記ステップS412では、この付加情報に基づいて、選択されたデータファイルに適合する映像用、音声用のコーデックを判別する。
前記ステップS412の判別の結果、ユーザが選択したデータファイルに使用しているコーデックとダウンロードしたコーデックとが一致していれば、信号処理プロセッサ106のリセットを解除して起動する(ステップS414)。この場合は、プログラムメモリ107に既に適切なコーデックが展開されているから、上記選択されたデータファイルの再生を直ちに開始することができる(ステップS415)。
一方、前記ステップS412の判別の結果、ユーザが選択したデータファイルに使用しているコーデックとダウンロードしたコーデックとが、映像用、音声用のいずれかにおいて一致しない場合は、一致しないもののコーデックの入れ替えを行う(ステップS413)。すなわち、ユーザが選択したデータファイルに使用しているコーデックをプログラムメモリ107にダウンロードし、プログラムメモリ107内の記憶内容を更新する。その後、信号処理プロセッサ106のリセット解除、起動を行い(ステップS414)、更新されたコーデックにより再生処理を開始する(ステップS415)。
前記ステップS411から前記ステップS408に進んでページを切り替えた場合は、前記ステップS409、S410で、改めて表示されたページ中のデータファイルの中で最も多く使用されているコーデックを調べ、必要に応じてコーデックの再ダウンロードを行うことになる。
本実施の形態によれば、リスト表示され、ユーザが再生選択し得る複数のファイルの中で最多使用の符号化形式に対応するコーデックプログラムを、ファイルリスト表示と同時にダウンロードする。従って、ユーザが再生すべきファイルを指定したとき、そのファイルに対応するコーデックプログラムが既にプログラムメモリ107に展開されている可能性が高い。そのため、そのファイルの再生を直ちに開始できる可能性が高く、毎回のコーデックのダウンロードを極力抑えて、操作応答性を高めることができる。よって、複数種類の圧縮符号化形式によって符号化されたデータの再生に対応できると共に、多くの場合に再生対象の再生を速やかに行うことができる。
また、ファイルリスト表示において、ファイル名を表示させるので、1ページ中に多くのデータファイルをリスト表示可能である。
また、本実施の形態では、ユーザが選択したデータファイルに使用しているコーデックが、プログラムメモリ107に展開されているコーデックと一致しない場合は、ユーザの選択に応じて適切なコーデックプログラムをダウンロードして、プログラムメモリ107の内容を入れ替える。これにより、多数のコーデックプログラムをプログラムメモリ107に展開しておく必要がなく、プログラムメモリ107のサイズを必要最小限に抑えることができる。
なお、本実施の形態では、映像データ、音声データ処理用に別々の信号処理プロセッサ106a、106bを設けたが、より処理能力の高いプロセッサを設けることで、信号処理プロセッサ106を1つにしてもよい。また、映像データ処理には専用のハードコーデックを使用し、音声データには、信号処理プロセッサ106を用いたソフトコーデックを使用するようにしても良い。
なお、本実施の形態では、ファイルリストの作成を再生モード起動時に行っているが、これに限られない。例えば、ファイルリストを常に更新し、メモリカード104中に最新のファイルリストを保存しておいてもよい。
なお、図5の再生ファイル指定画面501において、ファイルリストが多い場合のリスト表示の態様は、複数ページに分割表示することに限定されない。例えば、スクロールバーを設けて、スクロールバーの操作によりすべてのファイルを表示可能にする。そして、全ファイル中から任意のファイルを再生すべきファイルとして指定可能に構成してもよい。その場合、最多使用のコーデックを判別する際には、スクロールバーの操作により表示され得るすべてのファイルを対象とすればよい。
なお、本実施の形態では、ファイルリストが表示されるのと同時に、最多使用のコーデックの判別乃至ダウンロードが開始されると共に、ユーザによる再生すべきファイルの選択が可能になるとしたが、両者のタイミングはこれに限らない。すなわち、最多使用のコーデックの判別・ダウンロードの開始は、リスト表示後、極力速やかに行うのが好ましい。しかし、ファイルの選択を可能とする時点は、最多使用のコーデックの判別・ダウンロードの開始時点と同時でもよいし、それより後でもよいし、ダウンロード完了後であってもよい。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、再生モード起動時にファイルリストを作成する必要があり、ファイル数が多過ぎる場合は、リスト作成に要する時間が長くなってしまう。また、再生すべきファイルの指定にファイルリストを使用しているが、ファイル名等の情報だけではどのような内容が記録されているファイルなのかがユーザにとって判断しにくいという欠点がある。
そこで、本発明の第2の実施の形態では、ファイルリストを作成、表示する代わりに、再生モード時の表示にサムネイル画像のインデックス表示を利用する。従って、第1の実施の形態とは再生モード処理の内容が異なり、その他の構成は同様である。
図6は、本発明の第2の実施の形態の情報処理装置において再生モード処理で表示される再生ファイル指定画面の一例を示す図である。
表示部114におけるこの再生ファイル指定画面601には、サムネイル画像がインデックス表示されている。ページ送りアイコン603、ページ表示604の機能は、図5の再生ファイル指定画面501におけるページ送りアイコン503、ページ表示504と同じである。選択枠602は、選択カーソル502と同様に、再生すべきデータファイルの選択に用いられる。ユーザは、表示されているサムネイル画像中から、選択枠602を上下左右に移動させて、所望のサムネイル画像を指定することで、再生すべきデータファイルを指定することができる。
ここで、表示されるサムネイル画像及びそれの取得について説明する。
まず、音楽ファイルの場合には、関連する画像データがない。そのため、音楽ファイルに対応して表示させるサムネイル画像としては、音楽ファイル共通の予め用意された音楽用共通サムネイル画像606を採用する。この音楽用共通サムネイル画像606は、FlashROM102に予め格納されている。
図7は、静止画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。同図に示す静止画像ファイル701は、本装置で、Exif(Exchangeable Image File Format)形式でFlashROM102に記録されたものである。
Exif形式では、主データである静止画像データ703の他に、様々な情報、例えば撮影日時や撮影時のカメラ情報等を記録することができ、サムネイル画像データ702も格納することが可能となっている。本装置では、静止画像撮影時に、このサムネイル画像データ702を格納する。従って、静止画像ファイル701をオープンし、記録されているサムネイル画像データ702を読み出すことで、インデックス表示に用いるサムネイル画像を得ることができ、サムネイル表示が可能となる。
図8は、動画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。同図に示す動画像ファイルは、本装置でFlashROM102に記録されたものである。この動画像ファイルの記録時には、それと対となるサムネイル画像ファイル(動画像1フレーム目のサムネイル画像を画像データとするもの)が対応付けられて記録される。
動画像ファイルは、拡張子802がASFであるファイルとして記録される。サムネイル画像ファイルは、拡張子804がTHMであるファイルとして記録される。サムネイル画像ファイルのファイル名本体803は、該サムネイル画像に対応する動画像ファイルのファイル名本体801と、内容が同じである。このように、ファイル名本体801、803を同一とすることで、動画像ファイルとサムネイル画像ファイルとの対応がとれるようになっている。
さらに、本実施の形態では、サムネイル画像ファイル中に、動画像ファイル作成時に使用された映像コーデック、音声コーデックの情報を記録しておく。図9は、図8に示すサムネイル画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。
具体的には、図9に示すように、サムネイル画像ファイル(拡張子804がTHM)のフォーマットにもExifを適用する。そして、サムネイル画像ファイルには、静止画像データ805の他に、Exifで規定されている独自情報記録部分806に、上記映像コーデック、音声コーデックの情報を格納しておく。インデックス表示に用いるサムネイル画像は、下記に説明するように、静止画像データ805から取得される。
次に、本実施の形態における再生コーデックの判別及びダウンロードについて説明する。
第1の実施の形態と同様に、現在、再生ファイル指定画面601にインデックス表示されている複数のサムネイルに対応するデータファイルにおいて、最も多くのデータファイルで使用されている映像コーデックと音声コーデックとを事前にダウンロードする。
使用コーデックは、静止画像ファイル、音楽ファイルの場合には、ファイルそのものに格納されている情報から判別することができる。
一方、動画像ファイルの場合には、各動画像ファイルに対応するサムネイル画像ファイルに格納されたコーデック情報から判別する。すなわち、サムネイル画像ファイルは、サムネイル表示を行うために必ず読み込まれるファイルであり、サムネイル画像データ805の読み込みの際に、併せて独自情報記録部分806を読み込むことになる。従って、サムネイル画像データ805から、インデックス表示に用いるサムネイル画像を取得するのと並行して、独自情報記録部分806に記録されたコーデック情報から使用コーデックを判別することができる。従って、動画像ファイルそのものを参照する必要無しに、使用コーデックを判別することができる。
コーデックの事前ダウンロード以降の動作は、第1の実施の形態(図4のステップS411以降)と同様であり、必要に応じてコーデックの再ダウンロード等を実施する。図6の再生ファイル指定画面601において、ユーザがインデックス表示のページ送りを指示した場合には、改めて表示されたページで最多使用のコーデックを調べ、必要に応じてそのコーデックの再ダウンロードを行う。
本実施の形態によれば、複数種類の圧縮符号化形式によって符号化されたデータの再生に対応できると共に、多くの場合に再生対象の再生を速やかに行うことに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。それだけでなく、再生ファイル指定画面601において、サムネイル画像をインデックス表示させて、再生すべきファイルの指定を行わせるので、ユーザにとって、ファイル内容の判別が容易になる。
また、インデックス表示用のサムネイル画像の取得に関し、静止画像ファイルについては、Exif形式で記録された静止画像ファイル701に格納されているサムネイル画像データ702からサムネイル画像が取得される。また、動画像ファイルについては、動画像ファイルに対応付けられたExif形式のサムネイル画像ファイル中の静止画像データ805からサムネイル画像が取得される。よって、サムネイル表示のための処理を簡単にすることができる。
さらに、再生コーデックの判別に関し、特に動画像ファイルについては、Exifで規定される独自情報記録部分806にコーデックの情報が記憶され、サムネイル画像データ805の読み込みの際に、併せて独自情報記録部分806を読み込むことで、サムネイル画像の取得と並行して使用コーデックを判別することができる。よって、使用コーデックの判別のために動画像データファイルを参照する必要がなく、使用コーデックの判別処理を簡単にすることができる。
なお、第1、第2の実施の形態で用いられるデータファイルは、本装置で記録されたものとしたが、他の装置で記録されて、本装置のFlashROM102に格納されたものであってもよい。
なお、図5または図6の再生ファイル指定画面において、再生すべき符号化データファイルの選択のために表示される情報(特定情報)は、ファイル名やサムネイル画像に限られず、各符号化データファイルを特定できる情報であればよい。また、図5または図6の再生ファイル指定画面においては、第1、第2の実施の形態を併せて、各データファイルについてファイル名とサムネイルの双方をリスト表示してもよい。
なお、コーデックプログラムが格納される記録媒体、符号化データファイルが格納される記録媒体は、いずれも、内蔵メモリでも外部メモリでもよい。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPU101やMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 作業用メモリの記憶領域を示す概念図である。 記録モード処理のフローチャートである。 再生モード処理のフローチャートである。 再生モード処理で表示される再生ファイル指定画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の情報処理装置において再生モード処理で表示される再生ファイル指定画面の一例を示す図である。 静止画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。 動画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。 図8に示すサムネイル画像ファイルのデータ構成を示す概念図である。
符号の説明
101 CPU(プログラム展開手段、復号手段、特定情報取得手段、再生データ選択手段、再生手段、プログラム判別手段)
102 FlashROM(プログラム格納手段)
104 メモリカード(記録媒体)
107 プログラムメモリ(展開領域)
114 表示部

Claims (8)

  1. 複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う情報処理装置であって、
    複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段と、
    前記プログラム格納手段に格納された復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開手段と、
    前記プログラム展開手段により前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号手段と、
    前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記特定情報取得手段により取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択手段と、
    前記再生データ選択手段により選択された符号化データを再生する再生手段と、
    前記再生データ選択手段により、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別手段とを有し、
    前記プログラム展開手段は、前記プログラム判別手段により判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定情報は、各符号化データが含まれる符号化データファイルのファイル名、または各符号化データに付加されたサムネイル画像の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記符号化データが含まれる符号化データファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)形式の静止画像データファイルであり、前記特定情報取得手段は、前記静止画像データファイル中のサムネイル画像データを、前記特定情報として取得することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記符号化データが含まれる符号化データファイルは、Exif形式のサムネイル画像ファイルが対応付けられた動画像データファイルであって、且つ、前記サムネイル画像ファイルの独自情報記録部分に、動画像に対する圧縮符号化形式の情報が記録されて成り、前記プログラム判別手段は、前記独自情報記録部分から取得される圧縮符号化形式の情報に基づいて、前記動画像データファイルに対応する復号化プログラムを判別することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定情報取得手段は、前記動画像データファイルに対応するサムネイル画像ファイルから、サムネイル画像データを、前記特定情報として取得することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記再生データ選択手段により符号化データが選択されたとき、該選択された符号化データに対応する復号化プログラムが、前記プログラム展開手段により前記展開領域に展開された復号化プログラムと一致しない場合は、前記復号手段は、前記プログラム展開手段が、前記選択された符号化データに対応する復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開した後に、該展開された復号化プログラムを実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う情報処理方法であって、
    複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段から復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開工程と、
    前記プログラム展開工程により前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号工程と、
    前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得工程と、
    前記特定情報取得工程により取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択工程と、
    前記再生データ選択工程により選択された符号化データを再生する再生工程と、
    前記再生データ選択工程により、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別工程とを有し、
    前記プログラム展開工程は、前記プログラム判別工程により判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする情報処理方法。
  8. 複数の種類の圧縮符号化形式によって圧縮が施された符号化データが混在して記録された記録媒体から、前記符号化データを読み出して再生を行う、コンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
    複数の種類の復号化プログラムが格納されたプログラム格納手段から復号化プログラムを読み出して展開領域に展開するプログラム展開モジュールと、
    前記プログラム展開モジュールにより前記展開領域に展開された復号化プログラムを実行することにより前記記録媒体から再生された符号化データを復号する復号モジュールと、
    前記記録媒体に記憶されている符号化データの各々を特定する特定情報を取得する特定情報取得モジュールと、
    前記特定情報取得モジュールにより取得された特定情報を表示部に選択画面として表示させ、該選択画面において選択された特定情報に対応する符号化データを、再生すべき符号化データとして選択する再生データ選択モジュールと、
    前記再生データ選択モジュールにより選択された符号化データを再生する再生モジュールと、
    前記再生データ選択モジュールにより、前記表示部に表示されている特定情報に対応する符号化データにおいて最も多くの符号化データで使用されている圧縮符号化形式に対応する復号化プログラムを判別するプログラム判別モジュールとを有し、
    前記プログラム展開モジュールは、前記プログラム判別モジュールにより判別された復号化プログラムを前記プログラム格納手段から読み出して前記展開領域に展開する処理を、前記表示部の選択画面でいずれかの特定情報が選択される前において開始することを特徴とする情報処理プログラム。
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