JPH11353778A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法

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JPH11353778A
JPH11353778A JP11061144A JP6114499A JPH11353778A JP H11353778 A JPH11353778 A JP H11353778A JP 11061144 A JP11061144 A JP 11061144A JP 6114499 A JP6114499 A JP 6114499A JP H11353778 A JPH11353778 A JP H11353778A
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disk
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Application number
JP11061144A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Saeki
慎一 佐伯
Tokuo Nakatani
徳夫 中谷
Kazuhiro Tsuga
一宏 津賀
Yasushi Tamakoshi
靖司 玉越
Hidefumi Ino
英文 井野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の記録媒体を用いたデータ記録におい
て、記録対象記録媒体を、各記録媒体の空き容量を考慮
して適切に選択できるようにする。 【解決手段】 チェンジャー部10は複数のディスク1
を格納可能に構成されており、その中から選択したディ
スク1に対し、データの記録を行う。個別情報管理部2
1はディスク格納部11に格納された各ディスク1につ
いて、データ記録可能な空き領域の大きさを示す空き領
域情報を含む個別情報を管理する。ディスク選択制御部
23はチェンジャー部10におけるディスク選択を、個
別情報管理部21に管理された各ディスク1の個別情報
を参照して制御する。したがって、例えばユーザが記録
先のディスク1を特定しない場合であっても、記録対象
となるディスク1の選択が、各ディスクの空き容量を考
慮して適切に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録媒体を
格納可能に構成されたシステムにおけるデータ記録に関
するものであり、特に、データ記録の際の記録媒体の選
択の制御技術に属する。
【0002】
【従来の技術】複数の記録媒体を格納可能な従来の記録
装置としては、例えば、複数枚のMD(Mini Disc )を
格納できるMDチェンジャー付きレコーダがある。この
MDチェンジャー付きレコーダは、例えば、格納したM
Dの一覧を表示し、記録先のMDをユーザに指定させ、
指定されたMDに対してデータ記録を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
MDチェンジャー付きレコーダでは、データ記録の際
に、ユーザがMDを特に指定したくない場合であって
も、記録先のMDを特定しなければならない。このた
め、場合によっては、操作が煩わしくなるという問題が
あった。
【0004】前記の問題に鑑み、本発明は、複数の記録
媒体を用いたデータ記録において、記録対象の記録媒体
を、例えばユーザが記録先の記録媒体を特定しない場合
であっても、各記録媒体の空き容量を考慮して、適切に
選択できるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、記録装置と
して、複数の記録媒体を格納可能な記録媒体格納部と、
前記記録媒体格納部に格納された記録媒体のいずれかに
少なくとも映像データを含むデータの記録を行うドライ
ブ部と、前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体に
ついて、データ記録可能な空き領域の大きさを示す空き
領域情報を含む個別情報を管理する個別情報管理部と、
データを記録するために必要な空き領域のサイズを求
め、この求めたサイズと、各記録媒体の個別情報とを参
照して、前記記録媒体格納部に格納された複数の記録媒
体の中から、記録対象記録媒体を選択する制御部とを備
えているものである。
【0006】請求項1の発明によると、制御部は、デー
タを記録するために必要な空き領域のサイズと、各記録
媒体の,データ記録可能な空き領域の大きさを示す空き
領域情報を含む個別情報とを参照して、記録対象記録媒
体の選択を行う。したがって、記録対象記録媒体の選択
が、各記録媒体の空き容量を考慮して、適切に行われ
る。
【0007】そして、請求項2の発明では、前記請求項
1の記録装置は、外部から特定の記録媒体を指定するか
否かの指示を受け取る入力部を備えており、かつ、前記
制御部は、前記入力部を介して特定の記録媒体を指定す
る指示を受け取ったときは、この指定された記録媒体を
記録対象記録媒体として選択する一方、前記入力部を介
して特定の記録媒体を指定しない指示を受け取ったとき
は、前記個別情報に含まれた空き領域情報を参照して、
データ記録に必要な空き領域を有する1つまたは複数の
記録媒体を記録対象記録媒体として選択するものとす
る。
【0008】また、請求項3の発明では、前記請求項2
の記録装置における個別情報管理部は、前記記録媒体格
納部に格納された各記録媒体について、特定の記録媒体
が指定されないときに用いる不特定用の記録媒体である
か否かを示す属性情報を個別情報として管理するものと
し、前記制御部は、前記入力部を介して特定の記録媒体
を指定しない指示を受け取ったときは、前記個別情報に
含まれた属性情報を参照して、不特定用の記録媒体の中
から記録対象記録媒体を選択するものとする。
【0009】さらに、請求項4の発明では、前記請求項
1の記録装置における個別情報管理部は、前記記録媒体
格納部に格納された各記録媒体について、読み出し専用
か書き換え可能かを示す属性情報を個別情報として管理
するものとし、前記制御部は、前記個別情報に含まれた
属性情報を参照して、書き換え可能である記録媒体の中
から記録対象記録媒体を選択するものとする。
【0010】また、請求項5の発明では、前記請求項1
の記録装置における制御部は、前記個別情報に含まれた
空き領域情報が示す空き領域の大きさが所定量に満たな
い記録媒体については、空き領域を有さないものとみな
して、記録対象記録媒体の選択を行うものとする。
【0011】さらに、請求項6の発明では、前記請求項
1の記録装置において、前記記録媒体格納部は、所定数
の記録媒体を収容するマガジン単位で各記録媒体を格納
するものとし、当該記録装置は、外部から特定のマガジ
ンを指定する指示を受け取る入力部を備え、前記制御部
は、前記入力部を介して指定されたマガジンにおいて、
前記個別情報に含まれた空き領域情報を参照して、デー
タ記録に必要な空き領域を有する1つまたは複数の記録
媒体を記録対象記録媒体として選択するものとする。
【0012】また、請求項7の発明では、前記請求項1
の記録装置において、前記個別情報管理部は、前記記録
媒体格納部に格納された各記録媒体について、当該記録
媒体に記録された識別子を示す識別子情報を個別情報と
して管理するものとし、当該記録装置は、外部からデー
タを記録する記録媒体の識別子を受け取る入力部を備
え、前記制御部は、前記入力部を介してデータを記録す
る記録媒体の識別子を受け取ったときは、前記個別情報
に含まれた識別子情報を参照して、受け取った識別子を
有する記録媒体を記録対象記録媒体として優先的に選択
するものとする。
【0013】そして、請求項8の発明では、前記請求項
7の記録装置は、識別子情報を外部に表示する出力部を
備えているものとする。
【0014】また、請求項9の発明では、前記請求項7
の記録装置における制御部は、前記個別情報に含まれた
識別子情報から、受け取った識別子を有する記録媒体が
前記記録媒体格納部に格納されていないと判断したとき
は、いずれの識別子も記録されていない記録媒体を記録
対象記録媒体として選択し、受け取った識別子をその選
択した記録媒体に記録させるものとする。
【0015】さらに、請求項10の発明では、前記請求
項7の記録装置における制御部は、前記個別情報に含ま
れた識別子情報および空き領域情報から、受け取った識
別子を有し、かつ、データ記録のために必要な空き領域
を有する記録媒体が前記記録媒体格納部に格納されてい
ないと判断したときは、いずれの識別子も記録されてい
ない記録媒体を、記録対象記録媒体として選択し、受け
取った識別子をその選択した記録媒体に記録させるもの
とする。
【0016】また、請求項11の発明では、前記請求項
7の記録装置において、前記個別情報管理部は、前記記
録媒体格納部に格納された各記録媒体について、識別子
が記録された日時を示す識別子記録日時情報を個別情報
として管理するものとし、前記制御部は、受け取った識
別子を有する記録媒体が複数ある場合に、この複数の記
録媒体の中から、前記個別情報に含まれた識別子記録日
時情報を基にして、記録対象記録媒体を選択するものと
する。
【0017】そして、請求項12の発明では、前記請求
項11の記録装置における制御部は、記録対象記録媒体
として、識別子記録日時情報が示す日時が最も新しいも
の、または最も古いものを選択するものとする。
【0018】さらに、請求項13の発明では、前記請求
項7の記録装置における制御部は、受け取った識別子を
有する記録媒体が複数ある場合に、この複数の記録媒体
の中から、前記個別情報に含まれた空き領域情報を基に
して、記録対象記録媒体を選択するものとする。
【0019】また、請求項14の発明では、前記請求項
7の記録装置における個別情報管理部は、前記記録媒体
格納部に格納された各記録媒体について、データが記録
された日時を示すデータ記録日時情報を個別情報として
管理するものとし、前記制御部は、受け取った識別子を
有する記録媒体が複数ある場合に、この複数の記録媒体
の中から、前記個別情報に含まれたデータ記録日時情報
を基にして記録対象記録媒体を選択するものとする。
【0020】そして、請求項15の発明では、前記請求
項14の記録装置における制御部は、記録対象機録媒体
として、データ記録日時情報が示す日時が最も新しいも
の、または古いものを選択するものとする。
【0021】また、請求項16の発明が講じた解決手段
は、複数の記録媒体を格納可能な記録媒体格納部を有す
る記録装置において、格納した記録媒体のいずれかに、
少なくとも映像データを含むデータの記録を行う記録方
法として、データを記録するために必要な空き領域のサ
イズを求め、格納した記録媒体の中から、書き換え可能
な記録媒体を選択し、選択した書き換え可能な記録媒体
の中から、特定の記録媒体が指定されないときに用いる
不特定用の記録媒体を選択し、選択した書き換え可能か
つ不特定用の記録媒体の中から、求めたサイズの空き領
域を有する記録媒体を選択し、選択した記録媒体の中か
ら、空き領域が最小または最大の記録媒体を記録対象記
録媒体として選択し、この記録対象記録媒体にデータ記
録を行うものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る記録装置のシステム構成を示す図であ
る。図1において、チェンジャー部10は、記録媒体格
納部としてのディスク格納部11、ドライブ部としての
ディスクドライブ12およびチェンジャー制御部13を
備えている。ディスク格納部11は記録媒体としてのデ
ィスク1を複数個格納可能に構成されている。チェンジ
ャー制御部13はディスク格納部11からディスク1を
選択し、ディスクドライブ12に格納する動作を制御す
る。ディスクドライブ12は格納したディスク1に対し
て、データの記録を行う。ディスクドライブ12は必要
に応じて、ディスク1からのデータを読んでもよい。な
お、本明細書およびクレームにおいては、「データ」
は、少なくとも映像データを含むデータのことをいう。
【0024】個別情報管理部21はディスク格納部11
に格納された各ディスク1について、データ記録可能な
空き領域の大きさ(空き容量)を示す空き領域情報を含
む個別情報を管理している。入力部22はユーザからの
指示を受け付け、その指示をディスク選択制御部23に
受け渡す。制御部としてのディスク選択制御部23は入
力部22を介してユーザからの指示を受け取り、個別情
報管理部21に管理された各ディスク1の個別情報を参
照して、チェンジャー制御部13に対して、ディスクド
ライブ12に格納してデータ記録を行うディスク1の選
択を制御する。出力部24はユーザに対して、メッセー
ジ等を表示する。例えば、入力部22はリモコンと、こ
のリモコンから信号を受信する受信部とによって構成さ
れてもよく、出力部24はディスプレイと、このディス
プレイへの信号を送信する送信部とによって構成されて
もよい。
【0025】図2は個別情報管理部21に管理された各
ディスク1についての個別情報の内容を示す図である。
図2に示すように、個別情報管理部21はディスク格納
部11に格納された各ディスク1について、それぞれ個
別情報INFi(i=1〜n,nはディスク格納部11
に格納可能なディスク1の枚数)を管理している。各個
別情報INFiは、ディスクの名称を示すディスクラベ
ルLBL、ディスクを同定するためのディスクID(I
D)、記録可能な空き領域の大きさを示す空き領域情報
RGN、並びにディスクの属性を示す第1および第2の
属性情報ATR1,ATR2を含んでいる。ここでは、
第1の属性情報ATR1は、ディスク1が、特定のディ
スクが指定されないときに用いる不特定用のディスクで
あるか、そうでない特定用のディスクであるかを示すも
のとし、第2の属性情報ATR2は、ディスク1が読み
出し専用(ROM)か読み書き可能(RAM)かを示す
ものとする。
【0026】なお、現実の実装では、各ディスク1には
世界でユニークなディスクIDを持たせる。この場合、
ディスクIDは、ユーザがディスクを識別するために用
いる識別子とは異なり、ユーザにとっては意味を有さな
いデータであり、したがって、ユーザに対しては表示し
ない。
【0027】図3は図1の記録装置のディスク選択の動
作を示すフローチャートである。こでは、ユーザが図1
の記録装置を用いてTV番組の予約録画を行う場合を想
定している。
【0028】まずステップS11において、ディスク選
択制御部23は、録画の記録時間とビットレートを設定
する。ディスク選択制御部23は出力部24に、予約録
画の開始時刻および終了時刻並びに録画の画質を問い合
わせるメッセージを表示させる。そして、ユーザから入
力部22を介して受け取った開始時刻および終了時刻並
びに録画の画質の情報を基にして、記録時間とビットレ
ートを設定する。なお、予約録画ではない通常の録画の
場合には、記録時間としてはデフォルトの値を用いて、
ユーザには録画の画質のみを問い合わせてもよい。
【0029】次にステップS12において、ディスク選
択制御部23は、入力部22を介して、記録するディス
クを特定するか否かの指示をユーザから受けとる。図4
はステップS12で出力部24に表示させるメッセージ
の一例を示す図である。
【0030】ステップS12で「YES」を受け取った
ときは、ディスク選択制御部23は個別情報管理部21
に管理された各ディスク1の個別情報INTiを参照し
て、記録可能なディスクの一覧を出力部24に表示させ
る(S13)。図5はステップS13における出力部2
4の表示の一例を示す図である。この場合、例えば、個
別情報管理部21に管理された個別情報INFiの第1
の属性情報ATR1を参照して、記録可能なディスクの
一覧から不特定用ディスクを除外してもよい。もちろ
ん、不特定用ディスクも含めて表示してもかまわない。
また、各ディスク名に対応して、ディスクの空き領域の
大きさや空き時間を表示してもよい。
【0031】そして、ディスク選択制御部23は入力部
22を介して記録ディスクを指定する指示をユーザから
受けとる(S14)。そして、ステップS14で指定さ
れたディスクにデータ記録が行われるよう、チェンジャ
ー部10を制御する(S15)。
【0032】一方、ステップS12で「NO」を受け取
ったときは、ディスク選択制御部23は、個別情報管理
部21に管理された各ディスク1の個別情報INFiを
参照して、記録対象ディスクの選択を行う(S20)。
そして、ステップS20で選択したディスクにデータ記
録が行われるよう、チェンジャー部10を制御する(S
15)。
【0033】図6はステップS20におけるディスク選
択の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0034】まずステップS21において、記録に必要
な空き容量CR を、記録時間およびビットレートから算
出する。次にステップS22において、不特定用のRA
Mディスクを抽出する。すなわち、個別情報管理部21
に管理された個別情報INFiを参照して、第1の属性
情報ATR1が不特定用のディスクであることを示し、
かつ、第2の属性情報ATR2がRAMディスクである
ことを示すディスクを抽出する。
【0035】ステップS23において、ステップS22
で抽出したディスクの総空き容量が、記録必要容量CR
以上であるか否かを判断する。総空き容量が記録必要容
量CR に満たないとき(S23でNO)は、例えば「録
画不能」のようなメッセージを出力部24に表示させ
(S28)処理を中止する。総空き容量が記録必要容量
CR 以上のときは、ステップS24に進む。
【0036】ステップS24において、ステップS22
で抽出したディスクの中に、空き容量が記録必要容量C
R 以上のディスクがあるか否かを判断する。空き容量が
記録必要容量CR 以上のディスクがあるとき(S24で
YES)は、その中で、空き容量が最小のディスクを選
択し(S25)、処理を正常終了する。
【0037】空き容量が記録必要容量CR 以上のディス
クがないとき(S24でNO)は、ステップS22で抽
出したディスクの中で、空き容量が最大のディスクを選
択する(S26)。そして、記録必要容量CR からステ
ップS26で選択したディスクの空き容量を減じたもの
を、新たな記録必要容量CR として(S27)、ステッ
プS24に戻る。
【0038】ここで、ステップS25において、空き容
量が記録必要容量CR 以上であるディスクが複数ある場
合、空き容量が最小のものを選択するものとしたが、そ
の代わりに、空き容量が最大のものを選択するものとし
てもよい。また、ステップS26において、空き容量が
最大のディスクを選択する代わりに、空き容量が最小の
ディスクを選択するものとしてもよい。また、ステップ
S25,S26におけるディスク選択において、該当す
るディスクが複数あるときは、いずれのディスクを選択
してもよい。
【0039】さらに、ステップS20のディスク選択に
おいて、空き容量が所定の値以下(例えば記録可能時間
が5分以下)のディスクは、データ記録可能な空き領域
を有さないものとみなすようにしても、かまわない。
【0040】例えばAVデータをディスクに記録する場
合、記録したAVデータの再生時の連続性を保証するた
めには、AVデータは、所定サイズ以上の、ディスク上
で連続した領域に記録しなければならない。この連続領
域の最小サイズは、再生装置のバッファの大きさに応じ
て決定され、例えば7MB程度に設定される。したがっ
て、ステップS20では、最小サイズに満たない連続領
域は無視して、最小サイズ以上の連続領域のみをAVデ
ータ記録用の空き領域として認識して、ディスク選択を
行ってもよい。
【0041】より詳細に説明する。個別情報管理部21
は各ディスクの各空き領域の開始アドレスおよび終了ア
ドレスの情報をリスト形式で管理するフリーリストを、
個別情報として管理するものとする。AVデータの記録
要求があると、ディスク選択制御部23は、個別情報管
理部21が管理するフリーリストを参照し、各ディスク
のAVデータ記録用の空き領域の合計サイズが、記録要
求のあったAVデータの記録に必要なサイズ以上か否か
を判断する。そして、記録に必要なサイズ以上のAVデ
ータ記録用の空き領域を有するディスクを選択して、A
Vデータを書き込む。
【0042】なお、個別情報管理部21は、各ディスク
について、AVデータ記録用の空き領域(最小サイズ以
上の連続領域)のサイズと、AVデータ記録に適さない
空き領域(最小サイズに満たない連続領域)のサイズと
を、管理してもよい。この場合、フリーリスト全てをわ
ざわざ参照しなくても、これらのサイズを参照すること
によって、AVデータ記録用の空き領域の合計サイズを
求めることができる。
【0043】図7は図1の記録装置のディスク選択の動
作の他の例を示すフローチャートである。
【0044】まずステップS31において、ディスク選
択制御部23は、録画の記録時間とビットレートを設定
する。これは図3のフローにおけるステップS11と同
様に行われる。
【0045】次にステップS32において、ディスク選
択制御部23は個別情報管理部21に管理された各ディ
スク1の個別情報INTiを参照して、記録可能なディ
スクの一覧を出力部24に表示させる。図8はステップ
S32における出力部24の表示の一例を示す図であ
る。図8から分かるように、ここでは、特定のディスク
を指定する代わりに、「ディスクを特定しない」ことを
ユーザが選択できるようになっている。
【0046】そしてステップS33において、ディスク
選択制御部23は入力部22を介して、記録ディスクを
指定する指示をユーザから受け取る。ここで、「ディス
クを特定しない」ことをユーザが選択したときは(S3
4でNO)、ディスク選択制御部23は、図3のフロー
におけるステップS20と同様の処理によって、個別情
報管理部21に管理された各ディスク1の個別情報IN
Fiを参照して、記録対象ディスクを選択する。
【0047】なお、本実施形態では、全ディスクの空き
領域を加えても、データ記録に必要な空き領域に満たな
い場合には、録画を行わないものとして説明したが、こ
れには限られず、例えば、録画できるところまで録画を
行うものとしてもよい。
【0048】(第2の実施形態)図9は本発明の第2の
実施形態に係る記録装置のシステム構成を示す図であ
る。図9では、図1と共通の構成要素には図1と同一の
符号を付している。図9において、記録媒体格納部とし
てのディスク格納部11Aには所定数(図9では3)の
ディスク1を収容するマガジン2が複数設けられてい
る。
【0049】図10は個別情報管理部21Aに管理され
た各ディスク1についての個別情報の内容を示す図であ
る。図10に示すように、個別情報管理部21Aはディ
スク格納部11Aに格納された各ディスク1について、
マガジン毎に、個別情報MINFi(i=1〜m,mは
ディスク格納部11Aが有するマガジンの個数)を管理
している。各個別情報MINFiは、マガジン2を同定
するためのマガジンID(MID)、マガジン2に収容
された3枚のディスク1の個別情報INF1〜3、およ
びマガジン2に収容されたディスク1の総空き容量を示
すマガジン空き領域情報MRGNを含んでいる。ディス
ク1の個別情報INF1〜3はそれぞれ、図2に示す個
別情報INFiと同様にディスクラベルLBL、ディス
クID(ID)、空き領域情報RGN並びに第1および
第2の属性情報ATR1,ATR2を含んでいる。マガ
ジン空き領域情報MRGNは、そのマガジン2に収容さ
れたディスク1の個別情報INF1〜3に含まれた各空
き領域情報RGNが示す空き領域の大きさを足し合わせ
ることによって生成される。
【0050】図11は図9の記録装置のディスク選択の
動作を示すフローチャートである。ここでも、ユーザが
図9の記録装置を用いてTV番組の予約録画を行う場合
を想定している。
【0051】まずステップS41において、ディスク選
択制御部23Aは、録画の記録時間とビットレートを設
定する。これは図3のフローにおけるステップS11と
同様に行われる。
【0052】次にステップS42において、ディスク選
択制御部23Aは個別情報管理部21Aに管理されたマ
ガジン2毎の個別情報MINFiを参照して、記録可能
なマガジン2の一覧を出力部24に表示させる。そして
ステップS43において、ディスク選択制御部23Aは
入力部22を介して、記録を行うマガジン2を指定する
指示をユーザから受け取る。
【0053】次にステップS44において、ディスク選
択制御部23Aは、ステップS43で指定されたマガジ
ン2において、このマガジン2の個別情報MINFiに
含まれた各ディスク1の空き領域情報RGNを参照し
て、データ記録に必要な空き領域を有するディスク1
を、記録対象ディスクとして選択する。そしてステップ
S45において、記録対象ディスクとして選択したディ
スクにデータ記録が行われるよう、チェンジャー部10
Aを制御する。
【0054】なお、本実施形態では、マガジンは必ず特
定されるものとして説明したが、マガジンが特定されな
かった場合には、マガジンの選択は、第1の実施形態に
係るディスク選択と同様にして行えばよい。
【0055】(第3の実施形態)図12は本発明の第3
の実施形態に係る記録方法を示すフローチャートであ
る。ここでは、図1に示す記録装置を用いて、ユーザが
TV番組の予約録画を行う場合を想定している。本実施
形態では、個別情報管理部21は、各ディスク1の識別
子を示す識別子情報を備えている。
【0056】まずステップS51において、ユーザが、
録画する番組のチャンネルおよび日時を記録装置に入力
する。ディスク選択制御部23は入力部22を介して、
録画番組のチャンネルおよび日時を受け取る。そしてス
テップS52において、ディスク選択制御部23は録画
時間と、録画のために必要となるディスク1の空き容量
とを算出する。
【0057】次にステップS53において、ディスク選
択制御部23は個別情報管理部21に管理された個別情
報INFiを参照して、各ディスク1の識別子情報を出
力部24に表示させる。なお、ステップS52とS53
の実行順序はここに記載した順序には限られるものでは
なく、例えば同時に実行してもよい。すなわち、各ディ
スク1の識別子情報を出力部24に表示させつつ、その
間に、録画のために必要となる空き容量を算出するよう
にしてもよい。そしてステップS54において、ユーザ
が、録画するディスク1の識別子すなわちディスクID
(ID)またはディスクラベルLBLを指定する。ディ
スク選択制御部23は入力部22を介して、録画するデ
ィスク1の識別子を入力する。
【0058】次にステップS55において、ディスク選
択制御部23は、個別情報管理部21に管理された個別
情報INFiを参照して、指定された識別子を有し、か
つ、ステップS52で算出した必要な空き容量を持つデ
ィスクすなわち候補ディスクがあるか否かを判断する。
候補ディスクがないと判断したとき(S55でNO)
は、ステップS60において新しいディスクのセットの
要求を行う。このステップS60の詳細については後述
する。
【0059】一方、候補ディスクがあると判断したとき
(S55でYES)は、ディスク選択制御部23は候補
ディスクが2枚以上あるか否かを判断する(S56)。
候補ディスクが2枚以上あると判断したとき(S56で
YES)は、候補ディスクのいずれかを録画用ディスク
として選択する(S57)。ここでの選択方法について
は後述する。一方、候補ディスクが1枚であると判断し
たとき(S56でNO)は、その候補ディスクを録画用
ディスクとして選択する(S58)。
【0060】なおステップS54において、ユーザが識
別子を指定しない場合には、識別子を有さず、かつ、必
要な空き容量を有するディスクを候補ディスクとして、
同様の処理を行う。
【0061】図13はステップS60の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【0062】まずステップS61において、ユーザに対
して、出力部24を介して、新しいディスクをセットす
るよう要求する。ここでの「新しいディスク」とは、ユ
ーザが特定した識別子を有するディスクか、または、識
別子を有さないディスクのことである。この要求に応え
て、ユーザは、ディスク格納部11に新しいディスクを
セットする(S62)。このとき、セットされた新しい
ディスクについての個別情報が個別情報管理部21に新
たに記憶される。
【0063】次にステップS63において、ディスク選
択制御部23は、個別情報管理部21に管理された個別
情報INFiを参照して、ディスク格納部11に候補デ
ィスクがあるか否かを判断する。候補ディスクがあると
判断したとき(S63でYES)は、その候補ディスク
を録画用ディスクとして選択する(S64)。
【0064】一方、候補ディスクがないと判断したとき
(S63でNO)は、個別情報管理部21に管理された
個別情報INFiを参照して、いずれの識別子も記録さ
れていないディスクがあるか否かを判断する(S6
5)。このようなディスクがあると判断したとき(S6
5でYES)は、指定された識別子をそのディスクに記
録する(S66)とともに、そのディスクを録画用ディ
スクとして選択する(S67)。一方、識別子が未記録
のディスクがないと判断したとき(S65でNO)は、
再びステップS61に戻り、新しいディスクのセットを
要求する。
【0065】なお、指定された識別子を有し、かつ、必
要な空き容量を持つディスクを候補ディスクとする代わ
りに、単に、指定された識別子を有するディスクを候補
ディスクとしてもよい。この場合には、個別情報INF
iの中の識別子情報ID,LBLのみを参照すればよ
く、空き領域情報RGNを参照する必要がない。
【0066】また、ステップS57におけるディスクの
選択は、例えば次のような方法が考えられる。
【0067】まず、個別情報管理部21によって、識別
子が記録された日時を示す識別子記録日時情報を個別情
報INFiとして管理し、この識別子記録日時情報を基
にして、ディスクを選択すればよい。この場合、識別子
記録日時情報が示す日時が最も古いものを選択してもよ
いし、最も新しいものを選択してもかまわない。
【0068】また、個別情報管理部21に管理された空
き領域情報RGNを参照して、ディスクを選択しても良
い。この場合、空き領域情報RGNが示す空き領域の大
きさが、最も大きいものを選択してもよいし、最も小さ
いものを選択してもかまわない。
【0069】さらには、個別情報管理部21によって、
データが記録された日時を示すデータ記録日時情報を個
別情報INFiとして管理し、このデータ記録日時情報
を基にして、ディスクを選択してもよい。この場合、デ
ータ記録日時情報が示す日時が最も古いものを選択して
もよいし、最も新しいものを選択してもかまわない。
【0070】なお、この第3の実施形態は、第1または
第2の実施形態と組み合わせて実現してもかまわない。
例えば第3の実施形態では、ユーザはディスクを特定す
るものとしているが、第1の実施形態で示したように、
ユーザにディスクの特定・不特定を選択させ、不特定の
場合には第1の実施形態と同様の選択制御を行うように
してもよい。
【0071】図14は本発明に係る記録装置としてのD
VDレコーダを備えたシステム構成を示す図である。こ
こでは、記録媒体であるディスク1として、書換可能な
ディスクであるDVD−RAMディスクを用いるものと
する。なお、DVD−RAMディスクのみを格納するよ
うにしてもよいし、RAMとROMとを混載してもかま
わない。
【0072】図14において、DVDレコーダ30は複
数のディスク1を格納可能に構成されており、アナログ
形式の放送波を受信するレシーバ41とディスプレイ4
2とが接続されている。DVDレコーダ30はディスク
1に記録された画像および音声をディスプレイ42を介
して再生する。また、レシーバ41を介して受信したT
V番組をディスク1に記録する。DVDレコーダ30の
操作はリモコン43によって行われる。
【0073】図15は図14のDVDレコーダ30の内
部構成を示す図である。図15に示すように、DVDレ
コーダ30は、チェンジャー部10の他に、システム制
御部31、制御信号を転送するための制御バス32、レ
シーバ41の受信信号をエンコードするMPEGエンコ
ーダ34、チェンジャー部10の出力信号をデコードす
るMPEGデコーダ35、MPEGデコーダ35から出
力されたビデオ信号を処理するビデオ信号処理部36、
リモコン信号を受信するリモコン受信部37、およびメ
ッセージをディスプレイ42に出力するためのOSD
(On Screen Display)38を備えている。ディスプレ
イ42には、MPEGデコーダ35からビデオ信号処理
部36を経て出力された映像信号と、MPEGデコーダ
35から出力された音声信号とが与えられる。
【0074】システム制御部31はCPU31aおよび
主記憶部31bを備えており、主記憶31bに格納され
たプログラムに従って様々な処理を行う。図1または図
9のシステム構成におけるディスク選択制御部23,2
3Aおよび個別情報管理部21,21Aの機能は、シス
テム制御部31が司る。また、リモコン受信部37が入
力部22に相当し、OSD38が出力部24に相当す
る。
【0075】DVD−RAMディスクでは、ISO/I
EC13346に準拠したファイルシステムが用いられ
る。ここでは、ISO/IEC13346における「基
本ボリューム記述子」に、ボリューム識別子情報および
ボリューム識別子記録日時情報が記録されるものとす
る。ユーザはボリューム識別子情報として自由な文字列
を設定可能であり、ボリューム識別子を書き込んだ時刻
がボリューム識別子記録日時情報として基本ボリューム
記述子に記録される。
【0076】ディスク1がチェンジャ部10にセットさ
れたとき、基本ボリューム記述子に記録された情報と空
き領域の大きさとがディスクドライブ12によって読み
出され、制御部31の主記憶部31bに格納される。制
御部31は、各ディスク1のボリューム識別子情報、ボ
リューム識別子記録日時情報および空き領域の大きさ
を、個別情報として管理する。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によると、複数の記
録媒体を用いたデータ記録において、例えばユーザが記
録先の記録媒体を特定しない場合であっても、記録対象
記録媒体の選択を、各記録媒体の空き容量を考慮して、
適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る記録装置のシス
テム構成を示す図である。
【図2】図1における個別情報管理部が管理する個別情
報の内容を示す図である。
【図3】図1の記録装置のディスク選択の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図1における出力部が表示するメッセージの例
である。
【図5】図1における出力部が表示するメッセージの例
である。
【図6】図3におけるディスク選択S20の詳細を示す
フローチャートである。
【図7】図1の記録装置のディスク選択の動作の他の例
を示すフローチャートである。
【図8】図1における出力部が表示するメッセージの例
である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る記録装置のシス
テム構成を示す図である。
【図10】図9における個別情報管理部が管理する個別
情報の内容を示す図である。
【図11】図9の記録装置のディスク選択の動作を示す
フローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る記録方法を示
すフローチャートである。
【図13】図12におけるステップS60の処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る記録装置としてのDVDレコー
ダを備えたシステム構成を示す図である。
【図15】図14のDVDレコーダの内部構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 ディスク(記録媒体) 2 マガジン 11,11A ディスク格納部(記録媒体格納部) 12 ディスクドライブ(ドライブ部) 21,21A 個別情報管理部 22 入力部 23,23A ディスク選択制御部(制御部) 24 出力部 30 DVDレコーダ(記録装置) 31 システム制御部 37 リモコン受信部(入力部) 38 OSD(出力部) INFi 個別情報 RGN 空き領域情報 ATR1,ATR2 属性情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉越 靖司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井野 英文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を格納可能な記録媒体格
    納部と、 前記記録媒体格納部に格納された記録媒体のいずれか
    に、少なくとも映像データを含むデータの記録を行うド
    ライブ部と、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    データ記録可能な空き領域の大きさを示す空き領域情報
    を含む個別情報を管理する個別情報管理部と、 データを記録するために必要な空き領域のサイズを求
    め、この求めたサイズと、各記録媒体の個別情報とを参
    照して、前記記録媒体格納部に格納された複数の記録媒
    体の中から、記録対象記録媒体を選択する制御部とを備
    えた記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録装置において、 外部から、特定の記録媒体を指定するか否かの指示を受
    け取る入力部を備え、 前記制御部は、 前記入力部を介して、特定の記録媒体を指定する指示を
    受け取ったときは、この指定された記録媒体を記録対象
    記録媒体として選択する一方、前記入力部を介して、特
    定の記録媒体を指定しない指示を受け取ったときは、前
    記個別情報に含まれた空き領域情報を参照して、データ
    記録に必要な空き領域を有する1つまたは複数の記録媒
    体を、記録対象記録媒体として選択することを特徴とす
    る記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録装置において、 前記個別情報管理部は、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    特定の記録媒体が指定されないときに用いる不特定用の
    記録媒体であるか否かを示す属性情報を、個別情報とし
    て管理し、 前記制御部は、 前記入力部を介して、特定の記録媒体を指定しない指示
    を受け取ったときは、前記個別情報に含まれた属性情報
    を参照して、不特定用の記録媒体の中から、記録対象記
    録媒体を選択することを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録装置において、 前記個別情報管理部は、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    読み出し専用か書き換え可能かを示す属性情報を、個別
    情報として管理し、 前記制御部は、 前記個別情報に含まれた属性情報を参照して、書き換え
    可能である記録媒体の中から、記録対象記録媒体を選択
    することを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の記録装置において、 前記制御部は、 前記個別情報に含まれた空き領域情報が示す空き領域の
    大きさが所定量に満たない記録媒体については、空き領
    域を有さないものとみなして、記録対象記録媒体の選択
    を行うことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の記録装置において、 前記記録媒体格納部は、 所定数の記録媒体を収容するマガジン単位で、各記録媒
    体を格納し、 当該記録装置は、 外部から、特定のマガジンを指定する指示を受け取る入
    力部を備え、 前記制御部は、 前記入力部を介して指定されたマガジンにおいて、前記
    個別情報に含まれた空き領域情報を参照して、データ記
    録に必要な空き領域を有する1つまたは複数の記録媒体
    を、記録対象記録媒体として選択することを特徴とする
    記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の記録装置において、 前記個別情報管理部は、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    当該記録媒体に記録された識別子を示す識別子情報を、
    個別情報として管理し、 当該記録装置は、 外部から、データを記録する記録媒体の識別子を受け取
    る入力部を備え、 前記制御部は、 前記入力部を介して、データを記録する記録媒体の識別
    子を受け取ったときは、前記個別情報に含まれた識別子
    情報を参照して、受け取った識別子を有する記録媒体を
    記録対象記録媒体として優先的に選択することを特徴と
    する記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の記録装置において、 前記識別子情報を、外部に表示する出力部を備えている
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の記録装置において、 前記制御部は、 前記個別情報に含まれた識別子情報から、受け取った識
    別子を有する記録媒体が前記記録媒体格納部に格納され
    ていないと判断したときは、いずれの識別子も記録され
    ていない記録媒体を、記録対象記録媒体として選択し、
    受け取った識別子をその選択した記録媒体に記録させる
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の記録装置において、 前記制御部は、 前記個別情報に含まれた識別子情報および空き領域情報
    から、受け取った識別子を有し、かつ、データ記録のた
    めに必要な空き領域を有する記録媒体が前記記録媒体格
    納部に格納されていないと判断したときは、いずれの識
    別子も記録されていない記録媒体を、記録対象記録媒体
    として選択し、受け取った識別子をその選択した記録媒
    体に記録させることを特徴とする記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の記録装置において、 前記個別情報管理部は、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    識別子が記録された日時を示す識別子記録日時情報を、
    個別情報として管理し、 前記制御部は、 受け取った識別子を有する記録媒体が複数ある場合に、
    この複数の記録媒体の中から、前記個別情報に含まれた
    識別子記録日時情報を基にして、記録対象記録媒体を選
    択することを特徴とする記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の記録装置において、 前記制御部は、 記録対象記録媒体として、識別子記録日時情報が示す日
    時が最も新しいもの、または最も古いものを選択するこ
    とを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項7記載の記録装置において、 前記制御部は、 受け取った識別子を有する記録媒体が複数ある場合に、
    この複数の記録媒体の中から、前記個別情報に含まれた
    空き領域情報を基にして、記録対象記録媒体を選択する
    ことを特徴とする記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項7記載の記録装置において、 前記個別情報管理部は、 前記記録媒体格納部に格納された各記録媒体について、
    データが記録された日時を示すデータ記録日時情報を、
    個別情報として管理し、 前記制御部は、 受け取った識別子を有する記録媒体が複数ある場合に、
    この複数の記録媒体の中から、前記個別情報に含まれた
    データ記録日時情報を基にして、記録対象記録媒体を選
    択することを特徴とする記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の記録装置において、 前記制御部は、 記録対象機録媒体として、データ記録日時情報が示す日
    時が最も新しいもの、または古いものを選択することを
    特徴とする記録装置。
  16. 【請求項16】 複数の記録媒体を格納可能な記録媒体
    格納部を有する記録装置において、格納した記録媒体の
    いずれかに、少なくとも映像データを含むデータの記録
    を行う記録方法であって、 データを記録するために必要な空き領域のサイズを求
    め、 格納した記録媒体の中から、書き換え可能な記録媒体を
    選択し、 選択した書き換え可能な記録媒体の中から、特定の記録
    媒体が指定されないときに用いる不特定用の記録媒体を
    選択し、 選択した書き換え可能かつ不特定用の記録媒体の中か
    ら、求めたサイズの空き領域を有する記録媒体を選択
    し、 選択した記録媒体の中から、空き領域が最小または最大
    の記録媒体を記録対象記録媒体として選択し、この記録
    対象記録媒体にデータ記録を行うことを特徴とする記録
    方法。
JP11061144A 1998-03-10 1999-03-09 記録装置および記録方法 Pending JPH11353778A (ja)

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JP10-93120 1998-04-06
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JP9312098 1998-04-06
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