JP2003100016A - ディスク媒体の記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

ディスク媒体の記録再生装置及び記録再生方法

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JP2003100016A
JP2003100016A JP2001294511A JP2001294511A JP2003100016A JP 2003100016 A JP2003100016 A JP 2003100016A JP 2001294511 A JP2001294511 A JP 2001294511A JP 2001294511 A JP2001294511 A JP 2001294511A JP 2003100016 A JP2003100016 A JP 2003100016A
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JP2001294511A
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Kiyoshi Tominaga
喜代司 冨永
Hideto Kobayashi
秀人 小林
Yoshimitsu Nakamura
良光 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録元の記録媒体に記録されている複数のス
トリーム情報ファイルの任意の部分ファイルを読み出し
て、記録先の記録媒体の連続した領域に記録することが
でき、また、それらに対応する管理情報を新規に作成し
て記録先の記録媒体に記録することができるディスク媒
体の記録再生装置及び再生方法を提供する。 【解決手段】 記録元の記録媒体から管理情報ファイル
を先に読み出して解析を行い、その情報に基づいて読み
出すべきストリーム情報ファイルを読み出し、記録先の
記録媒体の連続した領域に記録する。また、読み出した
ストリーム情報ファイルが記録先の記録媒体の連続した
領域に再生順に並ぶように記録されているという情報を
有する管理情報ファイルを新たに作成し、記録先の記録
媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダムアクセス
が可能な大容量記録媒体に対して情報を記録再生するた
めの装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD−RAMディスク等のラン
ダムアクセスが可能な大容量記録媒体が、一般ユーザに
普及しつつある。それに従い、このようなDVD−RA
Mディスク等のディスク媒体を記録再生する装置の高品
質化が求められている。従来のディスク媒体の記録再生
装置の説明を図16を用いて行う。図16は、従来のデ
ィスク媒体への記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。図16で、11は第1の記録媒体、161はファ
イル読み出し手段、162はファイル記録手段、15は
第2の記録媒体である。第1の記録媒体11及び第2の
記録媒体15は、DVD−RAMディスク等のランダム
アクセスが可能な大容量記録媒体であり、第1の記録媒
体11には、更に映像または音声の少なくとも一つを含
むストリーム情報とそれらストリーム情報の属性やサイ
ズ等の管理情報が記録されている。ファイル読み出し手
段161は、第1の記録媒体11に記録されている管理
情報ファイル又は各ストリーム情報ファイルをファイル
単位で読み出す。ファイル記録手段162は、第1の記
録媒体11から読み出したファイルを第2の記録媒体1
5に記録する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、管理情報ファイル又はストリーム情報フ
ァイルの単位での読み出し及び記録の指示が行われるこ
とから、ストリーム情報を構成する任意の部分ファイル
のみの読み出し及び記録ができない。また、ディスク媒
体の転送速度と、ストリーム情報の転送速度が近い場合
には、記録先(第2の記録媒体15)のアドレスや記録
領域を考慮せずに記録してしまうと、記録先のディスク
媒体の記録内容を再生する際に、シーク等が多発するこ
とでリアルタイムでの連続再生時に不都合が生じるなど
という問題がある。
【0004】上記問題を解決するため、本発明のディス
ク媒体の記録再生装置及び記録再生方法では、記録元の
ディスク媒体中の管理情報を読み出し、その管理情報を
解析することにより記録先のアドレスや領域情報を決定
する。これにより読み出したファイルを記録先のディス
ク媒体の連続した領域に記録することが可能である。ま
た、解析結果から各ストリーム情報ファイルを構成する
部分ファイルの読み出しを行い、読み出した部分ファイ
ルのみに対応する管理情報を新規に作成することによ
り、記録元のストリーム情報を構成する任意の部分ファ
イルの読み出し及び記録ができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のディスク媒体の記録再生装置及び記録再
生方法は、下記の構成を有する。請求項1に記載の発明
は、映像または音声の少なくとも一つを含むストリーム
情報ファイルと前記ストリーム情報ファイルについての
管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録する第1の
記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又は前記管理
情報ファイルを読み出すファイル読み出し手段と、前記
管理情報ファイルを解析し解析結果を生成する管理情報
解析手段と、読み出した前記ストリーム情報ファイルを
前記解析結果に基づいて第2の記録媒体の連続した領域
に記録するファイル記録手段と、を有することを特徴と
するディスク媒体の記録再生装置である。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記管理情報フ
ァイルがDVDビデオレコーディング規格のIFOファ
イルであり、前記ストリーム情報ファイルがDVDビデ
オレコーディング規格のVROファイルであることを特
徴とする請求項1に記載のディスク媒体の記録再生装置
である。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記管理情報解
析手段が、前記管理情報ファイルに関連付けられた前記
ストリーム情報ファイルが映像及び音声を含む複数のフ
ァイルタイプの中のどのファイルタイプかを識別するフ
ァイルタイプ識別手段と、前記ファイルタイプ識別手段
で識別されたファイルタイプに基づいて読み出した前記
ストリーム情報ファイルを記録する前記第2の記録媒体
の記録領域を決定する記録領域決定手段と、を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のディスク媒体の記録再
生装置である。
【0008】請求項4に記載の発明は、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前記
ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイルと
を相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記ス
トリーム情報ファイル又は前記管理情報ファイルを読み
出すファイル読み出し手段と、前記管理情報ファイルを
解析し解析結果を生成する管理情報解析手段と、読み出
した前記ストリーム情報ファイルに対する新たな管理情
報ファイルを作成し、その作成した管理情報ファイルを
第2の記録媒体に記録する管理情報作成手段と、読み出
した前記ストリーム情報ファイルを前記新たな管理情報
に基づいて前記第2の記録媒体の連続した領域に記録す
るファイル記録手段と、を有することを特徴とするディ
スク媒体の記録再生装置である。
【0009】請求項5に記載の発明は、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前記
ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイルと
を相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記ス
トリーム情報ファイル又は前記管理情報ファイルを読み
出すファイル読み出し手段と、前記第1の記録媒体から
読み出した前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生
成する管理情報解析手段と、読み出した前記ストリーム
情報ファイルを前記解析結果に基づいて第2の記録媒体
の連続した領域に記録するファイル記録手段と、前記第
2の記録媒体から管理情報ファイルを読み出す管理情報
ファイル読み出し手段と、前記第2の記録媒体から読み
出した前記管理情報ファイルを変更し、その変更した管
理情報ファイルを前記第2の記録媒体に記録する管理情
報変更手段と、を有することを特徴とするディスク媒体
の記録再生装置である。
【0010】請求項6に記載の発明は、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前記
ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイルと
を相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記ス
トリーム情報ファイル又は前記管理情報ファイルを読み
出すファイル読み出し手段と、前記管理情報を解析し解
析結果を生成する管理情報解析手段と、解析された前記
管理情報ファイルに含まれる属性情報と読み出した前記
ストリーム情報ファイルとを照合し、双方の相違点を検
出した場合に前記ストリーム情報ファイルの修正を行う
データ修正手段と、前記データ修正手段で修正された前
記ストリーム情報ファイルを前記解析結果に基づいて第
2の記録媒体の連続した領域に記録するファイル記録手
段と、を有することを特徴とするディスク媒体の記録再
生装置である。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記ファイル読
み出し手段で前記ストリーム情報ファイルを読み出す際
にエラーが発生した場合に、読み出しエラー情報を保存
するエラー情報保存手段と、前記エラー情報保存手段に
て保存している読み出しエラー情報から修正が必要なス
トリーム情報ファイルの記録位置情報及びファイルサイ
ズからなるデータ修正情報を作成するデータ修正情報作
成手段と、を有し、前記データ修正手段は、解析された
前記管理情報ファイルに含まれる属性情報と読み出した
前記ストリーム情報ファイルとを照合し、双方の相違点
を検出した場合に、前記データ修正情報を更に用いて前
記ストリーム情報ファイルの修正を行う、ことを特徴と
する請求項6に記載のディスク媒体の記録再生装置であ
る。
【0012】請求項8に記載の発明は、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前記
ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイルと
を相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記ス
トリーム情報ファイル又は前記管理情報ファイルを読み
出すファイル読み出し手段と、読み出した前記ストリー
ム情報ファイルを第2の記録媒体に記録するファイル記
録手段と、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体
から記録媒体情報を読み出し、前記第1の記録媒体の記
録媒体情報と前記第2の記録媒体の記録媒体情報とを比
較する記録媒体情報比較手段と、を有し、前記記録媒体
情報比較手段は、前記比較した結果に基づいて、前記フ
ァイル読み出し手段に第1の記録媒体からファイルを読
み出して前記第2の記録媒体に記録することを指示し、
又はファイルの読み出しを中止することを指示する、こ
とを特徴とするディスク媒体の記録再生装置である。
【0013】請求項9に記載の発明は、映像または音声
の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前記
ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイルと
を相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記管
理情報ファイルを読み出す管理情報ファイル読み出しス
テップと、前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生
成する管理情報解析ステップと、前記管理情報ファイル
に関連付けられた前記ストリーム情報ファイルを読み出
すストリーム情報ファイル読み出しステップと、読み出
した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果に基づ
いて第2の記録媒体の連続した領域に記録するファイル
記録ステップと、を有することを特徴とするディスク媒
体の記録再生方法である。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記管理情報
ファイルがDVDビデオレコーディング規格のIFOフ
ァイルであり、前記ストリーム情報ファイルがDVDビ
デオレコーディング規格のVROファイルであることを
特徴とする請求項9に記載のディスク媒体の記録再生方
法である。
【0015】請求項11に記載の発明は、前記管理情報
解析ステップが、前記管理情報ファイルに関連付けられ
た前記ストリーム情報ファイルが映像及び音声を含む複
数のファイルタイプの中のどのファイルタイプかを識別
するファイルタイプ識別ステップと、前記ファイルタイ
プ識別ステップで識別されたファイルタイプに基づいて
読み出した前記ストリーム情報ファイルを記録する前記
第2の記録媒体の記録領域を決定する記録領域決定ステ
ップと、を有することを特徴とする請求項9に記載のデ
ィスク媒体の記録再生方法である。
【0016】請求項12に記載の発明は、映像または音
声の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前
記ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイル
とを相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記
管理情報ファイルを読み出す管理情報ファイル読み出し
ステップと、前記管理情報ファイルを解析し解析結果を
生成する管理情報解析ステップと、前記解析結果に基づ
いて前記ストリーム情報ファイルを読み出すストリーム
情報ファイル読み出しステップと、読み出した前記スト
リーム情報ファイルに対する新たな管理情報ファイルを
作成し、その作成した管理情報ファイルを第2の記録媒
体に記録する管理情報作成ステップと、読み出した前記
ストリーム情報ファイルを前記新たな管理情報に基づい
て前記第2の記録媒体の連続した領域に記録するファイ
ル記録ステップと、を有することを特徴とするディスク
媒体の記録再生方法である。
【0017】請求項13に記載の発明は、映像または音
声の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前
記ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイル
とを相互に関連付けて記録する第1の記録媒体及び第2
の記録媒体から前記管理情報ファイルを読み出す管理情
報ファイル読み出しステップと、前記第1の記録媒体か
ら読み出した前記管理情報ファイルを解析し解析結果を
生成する管理情報解析ステップと、前記第1の記録媒体
から読み出した前記管理情報ファイルに関連付けられた
前記ストリーム情報ファイルを前記第1の記録媒体から
読み出すストリーム情報ファイル読み出しステップと、
読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果
に基づいて前記第2の記録媒体の連続した領域に記録す
るファイル記録ステップと、前記第2の記録媒体から読
み出した前記管理情報ファイルを変更し、その変更した
管理情報ファイルを前記第2の記録媒体に記録する管理
情報変更ステップと、を有することを特徴とするディス
ク媒体の記録再生方法である。
【0018】請求項14に記載の発明は、映像または音
声の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前
記ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイル
とを相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から前記
管理情報ファイルを読み出す管理情報ファイル読み出し
ステップと、前記管理情報を解析し解析結果を生成する
管理情報解析ステップと、前記管理情報ファイルに関連
付けられた前記ストリーム情報ファイルを読み出すスト
リーム情報ファイル読み出しステップと、解析された前
記管理情報ファイルに含まれる属性情報と読み出した前
記ストリーム情報ファイルとを照合し、双方の相違点を
検出した場合に前記ストリーム情報ファイルの修正を行
うデータ修正ステップと、前記データ修正ステップで修
正された前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果に
基づいて第2の記録媒体の連続した領域に記録するファ
イル記録ステップと、を有することを特徴とするディス
ク媒体の記録再生方法である。
【0019】請求項15に記載の発明は、前記ストリー
ム情報ファイル読み出しステップでエラーが発生した場
合に、読み出しエラー情報を保存するエラー情報保存ス
テップと、前記エラー情報保存ステップにて保存してい
る読み出しエラー情報から修正が必要なストリーム情報
ファイルの記録位置情報及びファイルサイズからなるデ
ータ修正情報を作成するデータ修正情報作成ステップ
と、を有し、前記データ修正ステップでは、解析された
前記管理情報ファイルに含まれる属性情報と読み出した
前記ストリーム情報ファイルとを照合し、双方の相違点
を検出した場合に、前記データ修正情報を更に用いて前
記ストリーム情報ファイルの修正を行う、ことを特徴と
する請求項14に記載のディスク媒体の記録再生方法で
ある。
【0020】請求項16に記載の発明は、映像または音
声の少なくとも一つを含むストリーム情報ファイルと前
記ストリーム情報ファイルについての管理情報ファイル
とを相互に関連付けて記録する第1の記録媒体から記録
媒体情報を読み出す記録媒体情報読み出しステップと、
第2の記録媒体から記録媒体情報を読み出す第2の読み
出しステップと、前記第1の記録媒体の記録媒体情報と
前記第2の記録媒体の記録媒体情報とを比較する比較ス
テップと、比較結果に基づいて、前記第1の記録媒体か
らファイルを読み出して前記第2の記録媒体に記録し、
又はファイルの読み出しを中止する読み出し記録ステッ
プと、を有することを特徴とするディスク媒体の記録再
生方法である。
【0021】本発明は、記録元の記録媒体に記録されて
いる複数のストリーム情報ファイルの任意の部分ファイ
ルを読み出して記録先の記録媒体の連続した領域に記録
し、それらに対応する管理情報を新規に作成し記録先の
記録媒体に記録するディスク媒体の記録再生装置及び記
録再生方法を実現できるという作用を有する。また、記
録先の記録媒体に記録されている既存の管理情報ファイ
ルを変更することにより記録先の記録媒体に記録されて
いる管理情報ファイルを常に最適な設定にできるディス
ク媒体の記録再生装置及び記録再生方法を実現できると
いう作用を有する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施をするための
好適な形態を具体的に示した実施例について、図面とと
もに記載する。
【0023】《実施例1》図1〜図3を用いて、実施例
1のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図1は、
本発明の実施例1におけるディスク媒体の記録再生装置
の構成を示すブロック図である。図1で、11は第1の
記録媒体、12はファイル読み出し手段、13は管理情
報解析手段、14はファイル記録手段、15は第2の記
録媒体である。第1の記録媒体11及び第2の記録媒体
15は、ランダムアクセスが可能な大容量記録媒体(例
えば、DVD−RAMディスク)であり、第1の記録媒
体11には、更に映像または音声の少なくとも一つを含
むストリーム情報とそれらストリーム情報の属性やサイ
ズ等の管理情報が記録されている。ファイル読み出し手
段12は、第1の記録媒体11に記録されている情報フ
ァイルを読み出す。
【0024】ストリーム情報ファイルは、本明細書の実
施例では、DVDビデオレコーディング規格のVROフ
ァイルであり、動画を記録するVR_MOVIE.VR
Oファイルと、静止画と同時に録音した音声データを記
録するVR_STILL.VROファイルとが含まれ
る。管理情報ファイルは、本明細書の実施例では、DV
Dビデオレコーディング規格のIFOファイルであり、
対応するVROファイルの管理情報が記載されている。
具体的には、VROファイルの種類(動画、静止画、音
声)、1つのVROファイル中に含まれるストリームの
属性情報等である。管理情報解析手段13は、ファイル
読み出し手段12で読み出した管理情報ファイルを解析
し、第2の記録媒体15へストリーム情報ファイルを記
録するための領域の決定を行う。
【0025】図2は、管理情報解析手段13の内部構成
を示すブロック図である。図2で、21はファイルタイ
プ識別手段、22は記録領域決定手段である。ファイル
タイプ識別手段21は、管理情報ファイルから対応する
ストリーム情報ファイル(VROファイル)のタイプ
(動画、静止画、音声等)を識別する。記録領域決定手
段22は、ファイルタイプ識別手段21が識別したファ
イルタイプに基づいて、第2の記録媒体15の連続した
領域にストリーム情報ファイルを記録できるように記録
先の領域の決定を行う。
【0026】例えば、第2の記録媒体15に動画の記録
領域、静止画の記録領域、音声の記録領域を設ける。そ
れぞれの記録領域は連続した領域であることが好まし
い。ファイルタイプ毎に専用の記録領域を設けることに
より、例えば、第2の記録媒体15に記録されたストリ
ーム情報ファイルを検索する場合、記録媒体の全記録領
域を検索する必要がなく、当該ストリーム情報ファイル
のファイルタイプに基づいて、そのファイルタイプの専
用の記録領域を検索すれば良い。又、各ファイルタイプ
の記録領域には、同一又は類似の方式で符号化されたス
トリーム情報が記録されている。複数のストリーム情報
ファイルを連続して読み出す場合、記録媒体の全記録領
域をシークする必要がなく、そのファイルタイプの専用
記録領域の中でシークすれば良いから、再生装置のアク
セスが容易になる。
【0027】例えば、ファイルタイプ識別手段21が、
ストリーム情報ファイルが動画であると判断した場合
は、動画の記録領域の中に当該ストリーム情報ファイル
を記録する連続した領域を決定する。再生装置は、1回
のシーク動作だけでそのストリーム情報ファイルを連続
して再生することができる。又、再生装置は、第2の記
録媒体15に記録された同タイプのストリーム情報ファ
イルをその領域の先頭アドレスに1回シークするだけで
連続して再生することができる。
【0028】本実施例では、VROファイルの種類から
決定を行うが、ストリームの転送レート(ビットレー
ト)等の情報を使用してもよい。ファイル記録手段14
は、管理情報解析手段13の解析結果に基づいて管理情
報及びストリーム情報を第2の記録媒体15の連続した
領域に記録する。
【0029】以上のように構成された実施例1のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図3を用いて説明
する。図3は、実施例1の動作アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。ステップS31では、ファイル読み
出し手段12が、第1の記録媒体11から管理情報ファ
イルを読み出し、管理情報解析手段13に送る。ステッ
プS32では、管理情報解析手段13が、管理情報ファ
イルの解析を行って、管理情報ファイルに対応するスト
リーム情報ファイルを第2の記録媒体15に記録する際
の記録領域を求める。ステップS33では、ファイル読
み出し手段12が、第1の記録媒体11から先に読み込
んだ管理情報ファイルに対応するストリーム情報ファイ
ルを読み出し、ファイル記録手段14に送る。ステップ
S34では、管理情報解析手段13が、ファイル記録手
段14に対して、先に求めた第2の記録媒体15への記
録領域の情報を通知する。ステップS35では、ファイ
ル記録手段14が、管理情報解析手段13からの記録領
域情報により、読み出したストリーム情報ファイル及び
管理情報を第2の記録媒体15に記録する。
【0030】以上のように、実施例1のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、第1の記録媒
体11から管理情報を読み出し、その管理情報を解析す
ることにより、読み出したストリーム情報を記録する先
のアドレスや領域情報の決定を行う。この情報に従って
第2の記録媒体15に記録することにより、第2の記録
媒体15の連続した領域に記録することができる。これ
により第2の記録媒体15に記録した情報の連続再生が
可能である。
【0031】《実施例2》図4〜図6を用いて、実施例
2のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図4は、
本発明の実施例2におけるディスク媒体の記録再生装置
の構成を示すブロック図である。実施例1(図1)と同
一のものについては、同一符号を付し、説明を省略す
る。図4において、41は管理情報解析手段、42は管
理情報作成手段である。管理情報解析手段41は、実施
例1で記載した機能に加えて、管理情報ファイルに対応
する読み込みが必要なストリーム情報ファイルの読み出
しをファイル読み出し手段12に指示する。管理情報作
成手段42は、ファイル読み出し手段12が読み出した
管理情報ファイルのみに対応する管理情報の作成を行
う。
【0032】以上のように構成された実施例2のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図5を用いて説明
する。図5は、実施例2の動作アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。ステップS51では、ファイル読み
出し手段12が、第1の記録媒体11から管理情報ファ
イルを読み出し、管理情報解析手段41に送る。ステッ
プS52では、管理情報解析手段41が、管理情報ファ
イルの解析を行って、読み込みが必要なストリーム情報
に関する読み出し情報を生成し、ファイル読み出し手段
12に通知する。また、管理情報ファイルに対応するス
トリーム情報ファイルを第2の記録媒体15に記録する
際の記録領域の情報も生成する。ここで、読み出し情報
とは、読み出しが必要なストリーム情報が記録されてい
る第1の記録媒体11上のアドレス及び読み出すファイ
ルのサイズ等の情報を意味する。
【0033】ステップS53では、ファイル読み出し手
段12が、管理情報解析手段41からの読み出し情報に
より第1の記録媒体11からストリーム情報ファイルを
読み出す。ステップS54では、管理情報作成手段42
が、ファイル読み出し手段12が読み込んだファイルの
みに対応する管理情報の作成を行う。ステップS55で
は、管理情報解析手段41が、ファイル記録手段14に
対して、先に求めた第2の記録媒体15への記録領域の
情報を通知する。ステップS56では、ファイル記録手
段14が、管理情報解析手段41からの記録領域情報に
より、読み出したストリーム情報ファイルを第2の記録
媒体15に記録する。ステップS57では、管理情報作
成手段42が、作成した管理情報を第2の記録媒体15
にファイルとして記録する。
【0034】図6を用いて具体的に説明する。今、第1
の記録媒体11には、管理情報ファイル#1〜#4とそ
れぞれの管理情報ファイルに関連付けられたストリーム
情報ファイル#1〜#3が記録されている。(図6
(a)) ストリーム情報ファイル#1は、ファイル#1−1、フ
ァイル#1−2、ファイル#1−3の3つの部分ファイ
ルから構成されており、第1の記録媒体11の連続した
記録領域に記録されている。ストリーム情報ファイル#
2は、ファイル#2−1、ファイル#2−2の2つの部
分ファイルから構成されており、第1の記録媒体11の
連続した記録領域に記録されている。ストリーム情報フ
ァイル#3は、ファイル#3−1、ファイル#3−2の
2つの部分ファイルから構成されており、第1の記録媒
体11の連続した記録領域に記録されている。(図6
(b))
【0035】管理情報ファイル#1は、ストリーム情報
ファイル#1が部分ファイル#1−1、#1−2、#1
−3から構成されているという結合情報、並びに各部分
ファイルの属性情報(種類、解像度、転送レート、サイ
ズ等)を有する。管理情報ファイル#2は、ストリーム
情報ファイル#2が部分ファイル#2−1、#2−2か
ら構成されているという結合情報、並びに各部分ファイ
ルの属性情報を有する。管理情報ファイル#3は、スト
リーム情報ファイル#3が部分ファイル#3−1、#3
−2から構成されているという結合情報、並びに各部分
ファイルの属性情報を有する。管理情報ファイル#1〜
#3は、第1の記録媒体11の連続した記録領域にそれ
ぞれ記録されたストリーム情報ファイルの管理情報を有
する。
【0036】管理情報ファイル#4は、各ストリーム情
報ファイル#1〜#3の部分ファイルを任意につなぎ合
わせたストリーム情報ファイル#4の管理情報を有す
る。ストリーム情報ファイル#4は、ストリーム情報フ
ァイル#1の部分ファイルであるファイル#1−1、ス
トリーム情報ファイル#2の部分ファイルであるファイ
ル#2−2、ストリーム情報ファイル#3の部分ファイ
ルであるファイル#3−2から構成されている(図6
(c))。ストリーム情報ファイル#4の各部分ファイ
ルは、第1の記録媒体11の連続しない記録領域にそれ
ぞれ記録されている。管理情報ファイル#4は、ストリ
ーム情報ファイル#4が、部分ファイル#1−1、#2
−2、#3−2から構成されているという結合情報、並
びに各部分ファイルの属性情報を有する。
【0037】この場合において、第1の記録媒体11に
記録されている情報からストリーム情報ファイル#4の
情報のみを第2の記録媒体15に記録する場合の動作に
ついて説明する。先ず、ファイル読み出し手段12によ
って第1の記録媒体11に記録されている管理情報ファ
イル#4が読み込まれる。読み込まれた管理情報ファイ
ル#4は、管理情報解析手段41に送られる。管理情報
解析手段41によって管理情報ファイル#4が解析さ
れ、ストリーム情報ファイル#4を構成する部分ファイ
ル群の属性情報及び位置情報から部分ファイル群に対す
る読み出し情報を生成し、ファイル読み出し手段12に
通知する。
【0038】管理情報作成手段42は、管理情報解析手
段41からの情報によって、ストリーム情報ファイル#
4の部分ファイル群に対する新たな管理情報ファイル#
41を作成し、第2の記録媒体15に記録する。新たな
管理情報ファイル#41は、第2の記録媒体15の連続
した領域にストリーム情報ファイル#4を構成する部分
ファイル#1−1、#2−2、#3−2が再生順に並ぶ
ように、各部分ファイルを配置する管理情報を有する。
ファイル読み出し手段12によってストリーム情報ファ
イル#4を構成する部分ファイル群である部分ファイル
#1−1、#2−2、#3−2が順次読み出され、新た
な管理情報ファイル#41に従ってファイル記録手段1
4により第2の記録媒体15の連続した記録領域に記録
される。
【0039】以上のように、実施例2のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、第1の記録媒
体11に記録されている複数のストリーム情報ファイル
の任意の部分ファイルを読み出して第2の記録媒体15
に記録することができ、また、それらに対応する管理情
報を新規に作成して第2の記録媒体15に記録すること
ができる。これにより、第2の記録媒体15からストリ
ーム情報ファイル#4を再生する場合、再生装置は部分
ファイル#1−1の先頭アドレスに1回シーク動作する
だけでストリーム情報ファイル#4を連続して再生する
ことができる。
【0040】《実施例3》図7及び図8を用いて、実施
例3のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図7
は、本発明の実施例3のディスク媒体の記録再生装置の
構成を示すブロック図である。実施例1(図1)と同一
のものについては、同一符号を付し、説明を省略する。
図7において、71は管理情報ファイル読み出し手段、
72は管理情報解析手段、73は管理情報変更手段であ
る。管理情報ファイル読み出し手段71は、第2の記録
媒体15から管理情報ファイルを読み出す。管理情報解
析手段72は、実施例1で記載した機能に加えて、解析
した管理情報を管理情報変更手段73に通知する。管理
情報変更手段73は、解析した管理情報に従って、ファ
イル読み出し手段12が読み出した管理情報ファイルの
みに対応する管理情報の作成を行い、且つ管理情報ファ
イル読み出し手段71によって読み出された第2の記録
媒体15の管理情報ファイルに解析した管理情報に基づ
いた変更を行い、第2の記録媒体15に記録する。ま
た、第2の記録媒体15には、映像または音声の少なく
とも一つを含むストリーム情報とそれらストリーム情報
の属性やサイズ等の管理情報が記録されている。
【0041】以上のように構成された実施例3のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図8を用いて説明
する。図8は、実施例3の動作アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。ステップS81では、管理情報ファ
イル読み出し手段71が、記録先である第2の記録媒体
15から管理情報ファイルを読み出す。ステップS82
では、ファイル読み出し手段12が、第1の記録媒体1
1から管理情報ファイルを読み出し、管理情報解析手段
72に送る。ステップS83では、管理情報解析手段7
2が、管理情報ファイルの解析を行って、管理情報ファ
イルに対応するストリーム情報ファイルを第2の記録媒
体15に記録する際の記録領域を求める。更に、解析し
た管理情報を管理情報変更手段73に通知する。
【0042】ステップS84では、ファイル読み出し手
段12が、第1の記録媒体11から先に読み込んだ管理
情報ファイルに対応するストリーム情報ファイルを読み
出し、ファイル記録手段14に送る。ステップS85で
は、管理情報変更手段73が、ファイル読み出し手段1
2が読み込んだファイルのみに対応する管理情報の作成
を行い、第2の記録媒体15に記録する。ステップS8
6では、管理情報解析手段72が、ファイル記録手段1
4に対して、先に求めた第2の記録媒体15への記録領
域の情報を出力する。ステップS87では、ファイル記
録手段14が、管理情報解析手段72からの記録領域情
報により、読み出したストリーム情報ファイルを第2の
記録媒体15に記録する。ステップS88では、管理情
報変更手段73が、先に読み出した第2の記録媒体15
の管理情報ファイルに管理情報解析手段72からの解析
した管理情報に基づいた変更を加える。ステップS89
では、管理情報変更手段73が、変更した管理情報ファ
イルを第2の記録媒体15に記録する。
【0043】以上の動作を更に具体例を用いて説明す
る。例えば、第1の記録媒体11からストリーム情報フ
ァイル#4(図6(c))を読み出し、新たに作成した
管理情報ファイル#41と共に第2の記録媒体15に記
録する。第2の記録媒体15には部分ファイル#2−
1、#3−2から構成されたストリーム情報ファイル#
5とその管理情報ファイル#5が記録されている(図6
(c))。部分ファイル#2−1と#3−2とは別々の
(連続しない)記録領域に記録されているとする。実施
例2と同様の方法によりストリーム情報ファイル#4を
第2の記録媒体15の連続する記録領域に記録する。
【0044】その結果、第2の記録媒体15には同一の
部分ファイル#3−2が2ヶ所に記録されたことにな
る。管理情報変更手段73は、部分ファイル#2−1の
終端アドレスから2個の部分ファイル#3−2の先頭ア
ドレスまでの距離(又はその移動時間)を算出する。も
し部分ファイル#2−1の終端アドレスからストリーム
情報ファイル#4に含まれる部分ファイル#3−2の先
頭アドレスまでの距離(又はその移動時間)が、部分フ
ァイル#2−1の終端アドレスから第2の記録媒体15
に既に記録されていた部分ファイル#3−2の先頭アド
レスまでの距離が近い(又は移動時間が短い)と判断し
た場合は、管理情報変更手段73は、管理情報ファイル
#5を変更し、ストリーム情報ファイル#5が部分ファ
イル#2−1とストリーム情報ファイル#4に含まれる
部分ファイル#3−2とで構成されるようにする。この
時、ストリーム情報ファイル#5は、実質的に変更され
ておらず、且つ部分ファイル#2−1から部分ファイル
#3−2への移動時間が短くなる。
【0045】また、ストリーム情報ファイル#4を第2
の記録媒体15に記録した後、管理情報変更手段73が
管理情報ファイル#5を変更する場合について説明した
が、管理情報ファイル#41を生成した後であれば、い
つでも管理情報変更手段73が管理情報ファイル#5を
変更できることはいうまでもない。
【0046】これにより、低いアクセス能力の再生装置
によっても第2の記録媒体15の別々の(連続しない)
記録領域に記録された部分ファイルで構成されたストリ
ーム情報ファイルを連続して再生することができる。
【0047】《実施例4》図9及び図10を用いて、実
施例4のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図9
は、本発明の実施例4におけるディスク媒体の記録再生
装置の構成を示すブロック図である。実施例1(図1)
と同一のものについては、同一符号を付し、説明を省略
する。図9において、91は管理情報解析手段、92は
データ修正手段である。管理情報解析手段91は、実施
例1で記載した機能に加えて、解析した管理情報ファイ
ルの対応するストリーム情報に対する属性情報をデータ
修正手段92に通知する。データ修正手段92は、管理
情報解析手段91からの属性情報と読み出したストリー
ム情報ファイルとを照合し、相違点を検出した場合は、
読み出したストリーム情報の修正を行う。
【0048】以上のように構成された実施例4のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図10を用いて説
明する。図10は、実施例4の動作アルゴリズムを示す
フローチャートである。ステップS101では、ファイ
ル読み出し手段12が、第1の記録媒体11から管理情
報ファイルを読み出し、管理情報解析手段91に送る。
ステップS102では、管理情報解析手段91が、管理
情報ファイルの解析を行って、管理情報ファイルに対応
するストリーム情報ファイルを第2の記録媒体15に記
録する際の記録領域を求める。ステップS103では、
管理情報解析手段91が、読み出しが必要なストリーム
情報ファイルに対する属性情報をデータ修正手段92に
通知する。ここで、データ修正手段92に通知される属
性情報とは、例えば、MPEGやオーディオ等のファイ
ル種類の情報、コピープロテクションの有無等の情報で
ある。
【0049】ステップS104では、ファイル読み出し
手段12が、第1の記録媒体11から先に読み込んだ管
理情報ファイルに対応するストリーム情報ファイルを読
み出し、データ修正手段92に送る。ステップS105
では、データ修正手段92が、読み出したストリーム情
報ファイルと管理情報解析手段91からの属性情報との
照合を行う。ステップS106では、ステップS105
での照合の結果、データ修正手段92が、エラーを検出
した場合は、ステップS107に移行する。エラーを検
出しなかった場合は、ステップS108に移行する。こ
こで検出されるエラーの例は、MPEGストリーム情報
ファイルであるはずなのに読み出したストリーム情報フ
ァイルがMPEG規格に従っていない場合、管理情報に
はコピープロテクトされている旨の情報がないのに、読
み出したストリーム情報ファイルがコピープロテクトさ
れているデータと認識された場合等である。
【0050】ステップS107では、データ修正手段9
2が、データ修正処理を行う。データ修正処理とは、読
み出したストリーム情報ファイルを”0”データ等でパ
ディングしたダミーデータに変更することである。ステ
ップS108では、管理情報解析手段91が、ファイル
記録手段14に対して、先に求めた第2の記録媒体15
への記録領域の情報を通知する。ステップS109で
は、ファイル記録手段14が、管理情報解析手段91か
らの記録領域情報により、データ修正手段92で修正し
たストリーム情報ファイル及び管理情報を第2の記録媒
体15に記録する。
【0051】以上のように、実施例4のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、読み出された
ストリーム情報ファイルと管理情報ファイルの対応する
属性情報との整合性を確認し、相違点が検出された場合
は、読み出したストリーム情報ファイルを”0”データ
でパディングするなどしてダミーファイルに変更し、第
2の記録媒体15に記録する。よって第2の記録媒体1
5で該ファイルをダミーファイルと認識できるので、誤
再生するなどの問題を軽減できる。
【0052】《実施例5》図11〜図13を用いて、実
施例5のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図1
1は、本発明の実施例5におけるディスク媒体の記録再
生装置の構成を示すブロック図である。実施例1(図
1)又は実施例4(図9)と同一のものについては、同
一符号を付し、説明を省略する。図11において、11
1はファイル読み出し手段、112はエラー情報保存手
段、113はデータ修正情報作成手段、114はデータ
修正手段である。
【0053】ファイル読み出し手段111は、実施例1
で記載した機能に加えて、ストリーム情報ファイルの読
み出しエラーが発生した場合に、エラー情報保存手段1
12に対してエラー情報を通知する。エラー情報保存手
段112は、ファイル読み出し手段111から通知され
たエラー情報を保存する。データ修正情報作成手段11
3は、読み出しエラーとなったストリーム情報ファイル
のデータ修正を行う際に、エラー情報保存手段112に
保存されているエラー情報から、その修正位置、修正サ
イズ等で構成されるデータ修正情報を作成し、データ修
正手段114に通知する。データ修正手段114は、管
理情報解析手段91からの属性情報と読み出したストリ
ーム情報ファイルとを照合し、相違点を検出した場合
は、データ修正情報を用いて読み出したストリーム情報
の修正を行う。
【0054】以上のように構成された実施例5のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図12及び図13
を用いて説明する。図12及び図13は、実施例5の動
作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【0055】[図12]ステップS121では、ファイ
ル読み出し手段111が、第1の記録媒体11から管理
情報ファイルを読み出し、管理情報解析手段91に送
る。ステップS122では、管理情報解析手段91が、
管理情報ファイルの解析を行って、管理情報ファイルに
対応するストリーム情報ファイルを第2の記録媒体15
に記録する際の記録領域を求める。ステップS123で
は、管理情報解析手段91が、読み出しが必要なストリ
ーム情報ファイルに対する属性情報をデータ修正手段1
14に通知する。ステップS124では、ファイル読み
出し手段111が、第1の記録媒体11から先に読み込
んだ管理情報ファイルに対応するストリーム情報ファイ
ルを読み出す。読み出したストリーム情報ファイルはデ
ータ修正手段114に送る。
【0056】ステップS125では、ステップS124
での読み出しエラー有無の判定を行う。読み出しエラー
が発生した場合は、ステップS126に移行する。エラ
ーが発生しなかった場合は、ステップS131に移行す
る。ステップS126では、ファイル読み出し手段11
1は、エラー情報保存手段112に対してエラー情報を
通知する。エラー情報保存手段112はそのエラー情報
の保存を行う。ステップS127では、データ修正情報
作成手段113は、エラー情報保存手段112に保存さ
れているエラー情報から、その修正位置、修正サイズ等
で構成されるデータ修正情報を作成し、データ修正手段
114に通知する。
【0057】[図13]ステップS131では、データ
修正手段114は、読み出したストリーム情報ファイル
と管理情報解析手段91からの属性情報との照合を行
う。ステップS132では、ステップS131での照合
の結果、データ修正手段114が、エラーを検出した場
合は、ステップS133に移行する。エラーを検出しな
かった場合は、ステップS134に移行する。ステップ
S133では、データ修正手段114が、データ修正処
理を行う。この際、データ修正情報作成手段113から
通知されたデータ修正情報に基づき、読み出しエラーと
なった領域のみ”0”データ等でパディングして修正を
行う。ステップS134では、管理情報解析手段91
が、ファイル記録手段14に対して、先に求めた第2の
記録媒体15への記録領域の情報を通知する。ステップ
S135では、ファイル記録手段14が、管理情報解析
手段91からの記録領域情報により、データ修正手段1
14で修正したストリーム情報ファイル及び管理情報を
第2の記録媒体15に記録する。
【0058】以上のように、実施例5のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、ファイル読み
出し手段111でストリーム情報ファイルの読み出しエ
ラーが発生した場合には、そのエラー情報を保存し、デ
ータ修正情報を作成する。データ修正手段114による
読み出したストリーム情報ファイルに対する修正を行う
際に、そのデータ修正情報を使用することで、該当する
領域のみにデータ修正(”0”データ等によるパディン
グ)を行える。よってより高速なデータ修正処理が可能
である。
【0059】《実施例6》図14及び図15を用いて、
実施例6のディスク媒体の記録再生装置を説明する。図
14は、本発明の実施例6におけるディスク媒体の記録
再生装置の構成を示すブロック図である。実施例1(図
1)と同一のものについては、同一符号を付し、説明を
省略する。図14において、141はファイル読み出し
手段、142はファイル記録手段、143は記録媒体情
報比較手段である。ファイル読み出し手段141は、実
施例1で記載した機能に加えて、記録媒体情報比較手段
143からの指示に従い、ファイル(管理情報ファイル
又はストリーム情報ファイル)の読み出し及び読み出し
の中止を行う。ファイル記録手段142は、ファイル読
み出し手段141で読み出したファイルを第2の記録媒
体15に記録する。記録媒体情報比較手段143は、第
1の記録媒体11及び第2の記録媒体15から記録媒体
情報を読み出し、双方を比較して、その結果に従いファ
イル読み出し手段141に対して、ファイルの読み出し
又はファイルの読み出しの中止を指示する。
【0060】以上のように構成された実施例6のディス
ク媒体の記録再生装置の動作について図15を用いて説
明する。図15は、実施例6の動作アルゴリズムを示す
フローチャートである。ステップS151では、記録媒
体情報比較手段143が、第1の記録媒体11から記録
媒体情報を読み出す。ここで、記録媒体情報とは、記録
媒体のシリアル番号、ボリューム名、記録されているフ
ァイル名、種類及びファイルサイズ等を示す。ステップ
S152では、記録媒体情報比較手段143が、第2の
記録媒体15から記録媒体情報を読み出す。ステップS
153では、記録媒体情報比較手段143が、第1の記
録媒体11の記録媒体情報と第2の記録媒体15の記録
媒体情報を比較する。第1の記録媒体11に記録されて
いるファイルの中で、第2の記録媒体15に記録しよう
としているファイルのファイル名と同一のファイル名を
有するファイルが、第2の記録媒体15の記録媒体情報
に含まれている場合は、ステップS158に移行する。
含まれない場合は、ステップS154に移行する。
【0061】ステップS154では、記録媒体情報比較
手段143が、ファイル読み出し手段141にファイル
の読み出しの実行を指示する。ステップS155では、
ファイル読み出し手段141が、第1の記録手段からフ
ァイル(管理情報ファイル又はストリーム情報ファイ
ル)を読み出し、ファイル記録手段142に送る。ステ
ップS156では、ファイル記録手段142が、読み出
したファイルを第2の記録媒体15に記録する。ステッ
プS157では、記録媒体情報比較手段143が、第1
の記録媒体11の記録媒体情報を第2の記録媒体15に
記録する。ステップS158では、記録媒体情報比較手
段143が、ファイル読み出し手段141にファイルの
読み出しの中止を指示する。
【0062】以上のように、実施例6のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、第1の記録媒
体11(記録元)の内容を第2の記録媒体15(記録
先)に記録する際に、記録元からファイルを読み出す前
に、記録元及び記録先の記録媒体情報を読み出し、双方
の比較を行う。ここで第1の記録媒体11に記録されて
いるファイル(第2の記録媒体15に記録しようとして
いるファイル)のファイル名と第2の記録媒体15に既
に記録されているファイルのファイル名とが一致した場
合には、記録元からのファイル読み出しを行わない。よ
って既に一度複製が作成された記録媒体への同一情報の
上書きを防止できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク媒体の
記録再生装置及び記録再生方法によれば、記録元の記録
媒体から管理情報を読み出し、その管理情報を解析する
ことにより、読み出したストリーム情報を記録する先の
アドレスや領域情報の決定を行い、この情報に従って記
録先の記録媒体に記録することにより、記録先の記録媒
体の連続した領域に記録できる。これにより記録先の記
録媒体に不要な空き領域が生じるのを防止し、また、途
中でシーク動作をすることなく記録した情報の連続再生
が可能である。
【0064】また、記録元の記録媒体に記録されている
複数のストリーム情報ファイルの任意の部分ファイルを
読み出して記録先の記録媒体の連続した領域に記録する
ことができ、また、それらに対応する管理情報を新規に
作成して記録先の記録媒体に記録することができる。
【0065】また、記録先の記録媒体に管理情報ファイ
ル及びそれに対応付けられたストリーム情報ファイルが
記録されている場合に、記録先の記録媒体から管理情報
ファイルを読み出し、記録元の記録媒体から読み出した
ストリーム情報ファイルを記録先の記録媒体に記録し、
当該新たに記録したストリーム情報ファイルに応じて記
録先の記録媒体に記録されていた管理情報ファイルを変
更することで、記録先の記録媒体に記録されている管理
情報ファイルを常に最適に設定することができる。
【0066】また、記録元の記録媒体から読み出された
ストリーム情報ファイルと管理情報ファイルの対応する
属性情報との整合性を確認し、相違点が検出された場合
は、読み出したストリーム情報ファイルをダミーファイ
ルに変更し、記録先の記録媒体に記録する。よって記録
先の記録媒体で誤再生するなどの問題を軽減できる。
【0067】また、ファイル読み出しエラーが発生した
場合には、そのエラー情報を保存し、修正を行う際に
は、そのエラー情報を使用することで、読み出したスト
リーム情報ファイルの該当する領域のみにデータ修正を
行える。よってより高速なデータ修正処理が可能であ
る。
【0068】更に、記録元及び記録先の記録媒体情報を
読み出し、比較を行うことで、既に一度複製が作成され
た記録媒体への同一情報の上書きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるディスク媒体の記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1における管理情報解析手段
13の内部構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施例1の動作アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図4】 本発明の実施例2におけるディスク媒体の記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施例2の動作アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図6】 本発明の実施例2及び実施例3におけるディ
スク媒体の記録状態を示す図である。
【図7】 本発明の実施例3におけるディスク媒体の記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施例3の動作アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図9】 本発明の実施例4におけるディスク媒体の記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の実施例4の動作アルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施例5におけるディスク媒体の
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施例5の動作アルゴリズムを示
すフローチャート1である。
【図13】 本発明の実施例5の動作アルゴリズムを示
すフローチャート2である。
【図14】 本発明の実施例6におけるディスク媒体の
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明の実施例6の動作アルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図16】 従来のディスク媒体の記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 第1の記録媒体 12、111、141、161 ファイル読み出し手段 13、41、72、91 管理情報解析手段 14、142、162 ファイル記録手段 15 第2の記録媒体 21 ファイルタイプ識別手段 22 記録領域決定手段 42 管理情報作成手段 71 管理情報ファイル読み出し手段 73 管理情報変更手段 92、114 データ修正手段 112 エラー情報保存手段 113 データ修正情報作成手段 143 記録媒体情報比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/92 H (72)発明者 中村 良光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA04 AB03 AB04 AC08 CC06 DD04 DD06 5C053 FA13 FA25 GB06 GB11 HA29 JA01 JA21 5D044 AB05 AB07 BC04 CC04 DE04 DE49 DE53 EF05 FG18 GK08 GK12 HL06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又
    は前記管理情報ファイルを読み出すファイル読み出し手
    段と、 前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生成する管理
    情報解析手段と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果
    に基づいて第2の記録媒体の連続した領域に記録するフ
    ァイル記録手段と、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記管理情報ファイルがDVDビデオレ
    コーディング規格のIFOファイルであり、前記ストリ
    ーム情報ファイルがDVDビデオレコーディング規格の
    VROファイルであることを特徴とする請求項1に記載
    のディスク媒体の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記管理情報解析手段が、前記管理情報
    ファイルに関連付けられた前記ストリーム情報ファイル
    が映像及び音声を含む複数のファイルタイプの中のどの
    ファイルタイプかを識別するファイルタイプ識別手段
    と、 前記ファイルタイプ識別手段で識別されたファイルタイ
    プに基づいて読み出した前記ストリーム情報ファイルを
    記録する前記第2の記録媒体の記録領域を決定する記録
    領域決定手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のディスク媒
    体の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又
    は前記管理情報ファイルを読み出すファイル読み出し手
    段と、 前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生成する管理
    情報解析手段と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルに対する新たな
    管理情報ファイルを作成し、その作成した管理情報ファ
    イルを第2の記録媒体に記録する管理情報作成手段と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記新たな管
    理情報に基づいて前記第2の記録媒体の連続した領域に
    記録するファイル記録手段と、を有することを特徴とす
    るディスク媒体の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又
    は前記管理情報ファイルを読み出すファイル読み出し手
    段と、 前記第1の記録媒体から読み出した前記管理情報ファイ
    ルを解析し解析結果を生成する管理情報解析手段と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果
    に基づいて第2の記録媒体の連続した領域に記録するフ
    ァイル記録手段と、 前記第2の記録媒体から管理情報ファイルを読み出す管
    理情報ファイル読み出し手段と、 前記第2の記録媒体から読み出した前記管理情報ファイ
    ルを変更し、その変更した管理情報ファイルを前記第2
    の記録媒体に記録する管理情報変更手段と、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又
    は前記管理情報ファイルを読み出すファイル読み出し手
    段と、 前記管理情報を解析し解析結果を生成する管理情報解析
    手段と、 解析された前記管理情報ファイルに含まれる属性情報と
    読み出した前記ストリーム情報ファイルとを照合し、双
    方の相違点を検出した場合に前記ストリーム情報ファイ
    ルの修正を行うデータ修正手段と、 前記データ修正手段で修正された前記ストリーム情報フ
    ァイルを前記解析結果に基づいて第2の記録媒体の連続
    した領域に記録するファイル記録手段と、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ファイル読み出し手段で前記ストリ
    ーム情報ファイルを読み出す際にエラーが発生した場合
    に、読み出しエラー情報を保存するエラー情報保存手段
    と、 前記エラー情報保存手段にて保存している読み出しエラ
    ー情報から修正が必要なストリーム情報ファイルの記録
    位置情報及びファイルサイズからなるデータ修正情報を
    作成するデータ修正情報作成手段と、を有し、 前記データ修正手段は、解析された前記管理情報ファイ
    ルに含まれる属性情報と読み出した前記ストリーム情報
    ファイルとを照合し、双方の相違点を検出した場合に、
    前記データ修正情報を更に用いて前記ストリーム情報フ
    ァイルの修正を行う、 ことを特徴とする請求項6に記載のディスク媒体の記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記ストリーム情報ファイル又
    は前記管理情報ファイルを読み出すファイル読み出し手
    段と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを第2の記録媒
    体に記録するファイル記録手段と、 前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体から記録媒
    体情報を読み出し、前記第1の記録媒体の記録媒体情報
    と前記第2の記録媒体の記録媒体情報とを比較する記録
    媒体情報比較手段と、 を有し、 前記記録媒体情報比較手段は、前記比較した結果に基づ
    いて、前記ファイル読み出し手段に第1の記録媒体から
    ファイルを読み出して前記第2の記録媒体に記録するこ
    とを指示し、又はファイルの読み出しを中止することを
    指示する、 ことを特徴とするディスク媒体の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 映像または音声の少なくとも一つを含む
    ストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイル
    についての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記録
    する第1の記録媒体から前記管理情報ファイルを読み出
    す管理情報ファイル読み出しステップと、 前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生成する管理
    情報解析ステップと、 前記管理情報ファイルに関連付けられた前記ストリーム
    情報ファイルを読み出すストリーム情報ファイル読み出
    しステップと、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果
    に基づいて第2の記録媒体の連続した領域に記録するフ
    ァイル記録ステップと、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生方
    法。
  10. 【請求項10】 前記管理情報ファイルがDVDビデオ
    レコーディング規格のIFOファイルであり、前記スト
    リーム情報ファイルがDVDビデオレコーディング規格
    のVROファイルであることを特徴とする請求項9に記
    載のディスク媒体の記録再生方法。
  11. 【請求項11】 前記管理情報解析ステップが、前記管
    理情報ファイルに関連付けられた前記ストリーム情報フ
    ァイルが映像及び音声を含む複数のファイルタイプの中
    のどのファイルタイプかを識別するファイルタイプ識別
    ステップと、 前記ファイルタイプ識別ステップで識別されたファイル
    タイプに基づいて読み出した前記ストリーム情報ファイ
    ルを記録する前記第2の記録媒体の記録領域を決定する
    記録領域決定ステップと、 を有することを特徴とする請求項9に記載のディスク媒
    体の記録再生方法。
  12. 【請求項12】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイ
    ルについての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記
    録する第1の記録媒体から前記管理情報ファイルを読み
    出す管理情報ファイル読み出しステップと、 前記管理情報ファイルを解析し解析結果を生成する管理
    情報解析ステップと、 前記解析結果に基づいて前記ストリーム情報ファイルを
    読み出すストリーム情報ファイル読み出しステップと、 読み出した前記ストリーム情報ファイルに対する新たな
    管理情報ファイルを作成し、その作成した管理情報ファ
    イルを第2の記録媒体に記録する管理情報作成ステップ
    と、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記新たな管
    理情報に基づいて前記第2の記録媒体の連続した領域に
    記録するファイル記録ステップと、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生方
    法。
  13. 【請求項13】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイ
    ルについての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記
    録する第1の記録媒体及び第2の記録媒体から前記管理
    情報ファイルを読み出す管理情報ファイル読み出しステ
    ップと、 前記第1の記録媒体から読み出した前記管理情報ファイ
    ルを解析し解析結果を生成する管理情報解析ステップ
    と、 前記第1の記録媒体から読み出した前記管理情報ファイ
    ルに関連付けられた前記ストリーム情報ファイルを前記
    第1の記録媒体から読み出すストリーム情報ファイル読
    み出しステップと、 読み出した前記ストリーム情報ファイルを前記解析結果
    に基づいて前記第2の記録媒体の連続した領域に記録す
    るファイル記録ステップと、 前記第2の記録媒体から読み出した前記管理情報ファイ
    ルを変更し、その変更した管理情報ファイルを前記第2
    の記録媒体に記録する管理情報変更ステップと、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生方
    法。
  14. 【請求項14】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイ
    ルについての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記
    録する第1の記録媒体から前記管理情報ファイルを読み
    出す管理情報ファイル読み出しステップと、 前記管理情報を解析し解析結果を生成する管理情報解析
    ステップと、 前記管理情報ファイルに関連付けられた前記ストリーム
    情報ファイルを読み出すストリーム情報ファイル読み出
    しステップと、 解析された前記管理情報ファイルに含まれる属性情報と
    読み出した前記ストリーム情報ファイルとを照合し、双
    方の相違点を検出した場合に前記ストリーム情報ファイ
    ルの修正を行うデータ修正ステップと、 前記データ修正ステップで修正された前記ストリーム情
    報ファイルを前記解析結果に基づいて第2の記録媒体の
    連続した領域に記録するファイル記録ステップと、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生方
    法。
  15. 【請求項15】 前記ストリーム情報ファイル読み出し
    ステップでエラーが発生した場合に、読み出しエラー情
    報を保存するエラー情報保存ステップと、 前記エラー情報保存ステップにて保存している読み出し
    エラー情報から修正が必要なストリーム情報ファイルの
    記録位置情報及びファイルサイズからなるデータ修正情
    報を作成するデータ修正情報作成ステップと、を有し、 前記データ修正ステップでは、解析された前記管理情報
    ファイルに含まれる属性情報と読み出した前記ストリー
    ム情報ファイルとを照合し、双方の相違点を検出した場
    合に、前記データ修正情報を更に用いて前記ストリーム
    情報ファイルの修正を行う、 ことを特徴とする請求項14に記載のディスク媒体の記
    録再生方法。
  16. 【請求項16】 映像または音声の少なくとも一つを含
    むストリーム情報ファイルと前記ストリーム情報ファイ
    ルについての管理情報ファイルとを相互に関連付けて記
    録する第1の記録媒体から記録媒体情報を読み出す記録
    媒体情報読み出しステップと、 第2の記録媒体から記録媒体情報を読み出す第2の読み
    出しステップと、 前記第1の記録媒体の記録媒体情報と前記第2の記録媒
    体の記録媒体情報とを比較する比較ステップと、 比較結果に基づいて、前記第1の記録媒体からファイル
    を読み出して前記第2の記録媒体に記録し、又はファイ
    ルの読み出しを中止する読み出し記録ステップと、 を有することを特徴とするディスク媒体の記録再生方
    法。
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