JPH0733436Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0733436Y2
JPH0733436Y2 JP10388787U JP10388787U JPH0733436Y2 JP H0733436 Y2 JPH0733436 Y2 JP H0733436Y2 JP 10388787 U JP10388787 U JP 10388787U JP 10388787 U JP10388787 U JP 10388787U JP H0733436 Y2 JPH0733436 Y2 JP H0733436Y2
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JP
Japan
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discharge lamp
transformer
secondary coil
power
lighting device
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JP10388787U
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正伸 小宮
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、放電灯点灯装置に関し、特に、製版装置の感
光体露光用光源として好適に用いられる放電灯を点灯す
るための点灯装置に関するものである。
〔考案の背景〕
例えば製版装置の分野においては、感光体露光用光源と
して、メタルハライドランプ等の放電灯が露光用光源と
して用いられている。
斯かる製版装置において感光体露光用光源として用いら
れるメタルハライドランプ等の放電灯を点灯させるため
の点灯装置の一例を第3図に示す。同図において、10は
放電灯、80は電源回路、20は商用電源である。電源回路
80は、電源トランス81と、放電灯電流制限用リアクター
82と、力率改善用コンデンサ83と、スタータ回路84とを
有してなる。85は電源スイッチ、86はヒューズである。
この例の点灯装置は、商用電源20が50Hzおよび60Hzのい
ずれの周波数であっても使用可能なように、放電灯電流
制限用リアクター82および力率改善用コンデンサ83には
それぞれ周波数切り換え端子が設けられている。すなわ
ち、放電灯電流制限用リアクター82には50Hz用の端子82
Aおよび60Hz用の端子82Bが設けられ、また力率改善用コ
ンデンサ83は2個のコンデンサ87Aおよび87Bにより構成
され、50Hz用の端子83Aおよび60Hz用の端子83Bが設けら
れている。
スタータ回路84は、放電灯の点灯開始時に放電灯10に高
圧を印加するものであり、高圧発生トランス91と、電流
制限用リアクター92と、高圧用コンデンサ93と、残留電
荷放電用抵抗94と、フィルター用コンデンサ95と、制御
回路96とにより構成されている。97はヒューズである。
この例においては、高圧発生用トランス91の高圧発生用
1次コイル98が放電灯電流制限用リアクター82のコイル
に結合されて、当該高圧発生用1次コイル98と放電灯電
流制限用リアクター82とにより高圧発生トランス91が構
成され、放電灯電流制限用リアクター82を高圧発生トラ
ンス91の2次コイルとして共用する構成である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして、最近においては、製版装置等において露光用
光源として用いられる放電灯の点灯装置の小型軽量化が
強く要請されているが、上記の構成の点灯装置において
は、放電灯電流制限用リアクター82が大型で大重量であ
り、小型軽量化の要請に十分応えることができない問題
点がある。
〔考案の目的〕
本考案は以上の如き事情に基いてなされたものであっ
て、その目的は、小型軽量化の要請に十分応えることが
できる放電灯点灯装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の放電灯点灯装置は、放電灯点灯用の電源回路を
具えてなる放電灯点灯装置において、前記電源回路は、
電源トランスと、放電灯の点灯開始時に高電圧を供給す
るスタータ回路とを有してなり、前記電源トランスは、
1次コイルと、この1次コイルとによりリーケージトラ
ンスが構成されかつ放電灯に接続される第1の2次コイ
ルと、前記スタータ回路の高圧発生用の第2の2次コイ
ルとを有してなることを特徴とする。
〔考案の作用効果〕
本考案によれば、電源トランスにおいて、第1の2次コ
イルおよび第2の2次コイルを設け、当該第1の2次コ
イルと1次コイルとによりリーケージトランスを構成
し、この第1の2次コイルを放電灯に接続するようにし
て当該第1の2次コイルが放電灯電流制限用リアクター
としての機能を有するようにしたので、電源トランスを
大型化することなく放電灯電流制限用リアクターを当該
電源トランスと一体的な構成とすることができ、その結
果放電灯電流制限用リアクターを電源トランスとは別個
に設ける場合に比して、十分に小型軽量化を図ることが
でき、実際に従来の構成に比して60〜70%程度の重量と
することができ、最近の小型軽量化の要請に十分に応え
ることができる。
〔考案の具体的構成〕
以下、図面により本考案の具体的構成を詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る放電灯点灯装置の概略を示す説明
図である。同図において、10は例えばメタルハライドラ
ンプ等の放電灯、20は商用電源、30は電源回路である。
電源回路30は、電源トランス40と、この電源トランス40
の1次側に接続された力率改善用コンデンサ50と、電源
トランス40の2次側に接続されたスタータ回路60とを有
してなる。71は電源スイッチ、72はヒューズである。
電源トランス40は、1次コイル41と、この1次コイル41
とによりリーケージトランスが構成されかつ放電灯10に
接続される第1の2次コイル42と、スタータ回路60の高
圧発生用の第2の2次コイル43とを有してなる。第1の
2次コイル42の一端42Aは1次コイル41の一端41Aに接続
され、他端42Bは放電灯10の一端に接続される。そして
1次コイル41の他端41Bが放電灯10の他端に接続されて
いる。第2の2次コイル43の両端はスタータ回路60に接
続され、これにより点灯開始時に放電灯10に高圧が供給
される。この例においては、1次コイル41と第1の2次
コイル42とによりさらにオートトランスが構成されてい
る。
第2図は、電源トランス40の具体的構造の一例を示すも
のであり、中央の柱状鉄心45の一端側に1次コイル41が
巻かれ、他端側に第1の2次コイル42が巻かれ、さらに
この第1の2次コイル42に重なり合うように第2の2次
コイル43が巻かれ、1次コイル41と第1の2次コイル42
との間に鉄心46が配置されている。
この例の点灯装置は、商用電源20が50Hzおよび60Hzのい
ずれの周波数であっても使用可能なように、力率改善用
コンデンサ50には周波数切り換え端子が設けられてい
る。すなわち、力率改善用コンデンサ50は2個のコンデ
ンサ50Aおよび50Bにより構成され、50Hz用の端子51Aお
よび60Hz用の端子51Bが設けられている。
スタータ回路60は、点灯開始時に放電灯10に高圧を印加
するためのものであり、電流制限用リアクター63と、高
圧用コンデンサ64と、残留電荷放電用抵抗65と、フィル
ター用コンデンサ66と、制御回路67とにより構成されて
いる。68はヒューズである。
以上の装置においては、スタータ回路60が作動される
と、電源トランス40の第2の2次コイル43に電流が流れ
て第1の2次コイル42に高圧が誘起され、この高圧によ
り放電灯10が点灯を開始する。放電灯10が点灯を開始す
ると、電源トランス40の1次コイル41に電流が流れるよ
うになって第1の2次コイル42に2次電圧が誘起され、
この2次電圧により放電灯10に放電持続電流が流れて定
常点灯状態となる。そして定常点灯状態においては、第
1の2次コイル42が放電灯電流制限用リアクターとして
機能して、放電灯電流が適正な範囲に安定に維持される
と共に、この第1の2次コイル42と力率改善用コンデン
サ50との相乗作用により、放電灯10が高い力率で定常点
灯されるようになる。
以上の実施例によれば、電源トランス40において、第1
の2次コイル42および第2の2次コイル43を設け、当該
第1の2次コイル42と1次コイル41とによりリーケージ
トランスを構成し、この第2の2次コイル43を放電灯10
に接続するようにして当該第1の2次コイル42が放電灯
電流制限用リアクターとしての機能を有するようにした
ので、電源トランス40を大型化することなく放電灯電流
制限用リアクターを当該電源トランス40と一体的な構成
とすることができ、その結果放電灯電流制限用リアクタ
ーを電源トランス40とは別個に設ける場合に比して、十
分に小型軽量化を図ることができ、実際に従来の構成に
比して約60〜70%程度の重量とすることができ、最近の
小型軽量化の要請に十分に応えることができる。
さらにこの例においては、電源トランス40の1次コイル
41と第1の2次コイル42とがオートトランスを構成する
よう結合されているので、電源トランス40の構成が簡単
になり、安価に製造することができる。
そして、力率改善用コンデンサ50を、電源トランス40の
1次側に接続しているので、電源トランス40の第2の2
次コイル43に誘起された起動用高圧が力率改善用コンデ
ンサ50に加えられるおそれがなく、当該力率改善用コン
デンサ50を破壊することなく安全に使用することができ
る。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案の
放電灯点灯装置は、製版装置の感光体露光用光源として
好適に用いられる放電灯を点灯するための点灯装置とし
ての用途に限定されず、その他の用途にも適用すること
ができる。また、電源トランスも、オートトランスに限
定されず、その他の構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る放電灯点灯装置の一実施例を示す
説明用回路図、第2図は電源トランスの構造の一例を示
す説明図、第3図は従来の放電灯点灯装置の一例を示す
説明用回路図である。 10……放電灯、20……電源 30……電源回路、40……電源トランス 41……1次コイル、42……第1の2次コイル 43……第2の2次コイル、46……鉄心 50……力率改善用コンデンサ 60……スターター回路、64……高圧用コンデンサ 67……制御回路、80……電源回路 81……電源トランス 82……放電灯電流制限用リアクター 83……力率改善用コンデンサ 84……スターター回路、91……高圧発生用トランス 96……制御回路 98……高圧発生用1次コイル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯点灯用の電源回路を具えてなる放電
    灯点灯装置において、 前記電源回路は、電源トランスと、放電灯の点灯開始時
    に高電圧を供給するスタータ回路とを有してなり、 前記電源トランスは、1次コイルと、この1次コイルと
    によりリーケージトランスが構成されかつ放電灯に接続
    される第1の2次コイルと、前記スタータ回路の高圧発
    生用の第2の2次コイルとを有してなることを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】電源トランスにおいて、1次コイルと第1
    の2次コイルとによりオートトランスが構成されること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の放電
    灯点灯装置。
JP10388787U 1987-07-08 1987-07-08 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JPH0733436Y2 (ja)

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