JPH07334039A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07334039A
JPH07334039A JP6152992A JP15299294A JPH07334039A JP H07334039 A JPH07334039 A JP H07334039A JP 6152992 A JP6152992 A JP 6152992A JP 15299294 A JP15299294 A JP 15299294A JP H07334039 A JPH07334039 A JP H07334039A
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scanner motor
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scanner
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Tatsuto Tachibana
達人 橘
Tomohiro Nakamori
知宏 中森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子写真プロセスの立ち上げを効率的に行い、
感光ドラムの寿命低下を押さえ、ファーストプリントタ
イムを短縮できる電子写真プロセスの立ち上げ制御手段
を設けた画像形成装置を提供することにある。 【構成】画像信号に基づいてオンオフされるレーザ出力
をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査させ、電子写
真プロセスによって画像を形成する画像形成装置におい
て、画像形成開始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動す
るスキャナモータを起動し、該スキャナモータ起動後の
所定タイミングで、前記感光体ドラムを駆動するメイン
モータ及びその他の電子写真プロセスの立ち上げを行う
電子写真プロセス制御手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光をポリゴンミラ
ーで感光体ドラム上に走査させ、電子写真プロセスによ
って画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては図20に示
す画像形成装置がある。
【0003】この画像形成装置においては、インターフ
ェース102を介して外部機器103より画像情報が入
力され不図示の画像情報制御手段によりレーザユニット
114からレーザ光107をポリゴンミラー115Mに
より感光ドラム116上に走査させて前記感光ドラム1
16上に静電潜像を形成し、現像器118により現像す
る。 一方、給紙トレイ104にあるシート材S’は給
紙ローラ105で1枚づつ分離されレジストローラ対1
06においてシート材の斜行を矯正し画像形成タイミン
グに合わせて感光ドラム116と転写帯電気119の間
隙に搬送され現像トナーを転写し、さらに定着ローラ1
09により現像トナーを定着し、その後排出ローラ対1
11により搬送されて排出トレイ113上へと排出され
る。
【0004】上記のような構成を持つ画像形成装置にお
いて、画像形成を開始する際の各電子写真プロセス立ち
上げのシーケンスは、図21に示すように、印字指示が
なされた場合、まず感光ドラムを駆動するメインモータ
の駆動を開始し、該メインモータの立ち上げが完了した
後にスキャナモータの立ち上げ及びその他の電子写真プ
ロセスの立ち上げを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の画像形成装置においては、概して感光
ドラムのメインモータ及びその他の電子写真プロセスの
立ち上げ時間に比較して、スキャナモータの立ち上げ時
間は相当長くなりがちである。このため前記従来例にお
いては、メインモータ及びその他の電子写真プロセスの
立ち上げが完了した後、スキャナモータの立ち上げが完
了するまでの時間、感光ドラムが空回転することにな
り、感光ドラムの寿命に悪影響を及ぼす。
【0006】また、メインモータとポリゴンミラーを回
転させるスキャナモータの立ち上げを順番に行っている
ため、すべての電子写真プロセスの立ち上げが完了する
までの時間は、(メインモータ立ち上げ時間)+(スキ
ャナモータ立ち上げ時間)となって、ファーストプリン
ト時間が遅くなる。
【0007】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
為になされたものであって、その目的とするところは、
電子写真プロセスの立ち上げを効率的に行い、感光ドラ
ムの寿命低下を押さえ、ファーストプリントタイムを短
縮可能とした電子写真プロセスの立ち上げ制御手段を設
けた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明にあっては、画像信号に基づいてオンオフされる
レーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
せ、電子写真プロセスによって画像を形成する画像形成
装置において、画像形成開始時、まず前記ポリゴンミラ
ーを駆動するスキャナモータを起動し、該スキャナモー
タ起動後の所定タイミングで、前記感光体ドラムを駆動
するメインモータ及びその他の電子写真プロセスの立ち
上げを行う電子写真プロセス制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】前記所定タイミングは、スキャナモータの
起動からレディになるまでの予測時間から、メインモー
タとその他の電子写真プロセスの立ち上げ時間の合計を
引いた値を予め設定しておくことも可能であり。
【0010】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段と、前記スキャナモータ
回転数検出手段により検出された回転数から、該スキャ
ナモータがレディになるまでの時間を予測するスキャナ
モータレディ予測手段とを設け、前記スキャナモータ回
転数検出手段によって検出される回転数Rp が前記スキ
ャナモータレディ予測手段によって求められるスキャナ
モータレディまでの予測時間をTr (Rp )、メインモ
ータ及び各プロセス条件の立ち上げ時間の合計をTprc
としたとき、Tr (Rp )≦Tprc となるようなスキャ
ナモータの回転数に達したとき、メインモータ及びその
他の電子写真プロセスの立ち上げを行う電子写真プロセ
スの立ち上げ制御手段を設けてもよい。
【0011】さらに、スキャナモータレディ予測手段
は、予め設定された回転数とレディ到達時間との関係に
よって、レディ到達予測時間を求めても、また、立ち上
げ毎の回転数とレディ到達時間との関係を測定し、該測
定値に基づいてレディ到達予測時間を求めてもよい。
【0012】一方、メインモータの立ち上げ開始からメ
インモータレディになるまでの間、スキャナモータの駆
動電流を一時停止する電子写真プロセス制御手段を設け
ることも効果的である。
【0013】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段を有し、前記スキャナモ
ータ回転数検出手段が最初にレディ回転数を検出したと
き、メインモータ及び電子写真プロセスの立ち上げを行
う電子写真プロセス制御手段を設けてもよい。
【0014】スキャナモータの回転数を変える、スキャ
ナモータ回転数切り替え手段を有し、起動時に目標回転
数より低い第2の回転数までスキャナモータを立ち上
げ、第2の回転数に対しスキャナモータがレディとなっ
た後、スキャナモータ回転数の設定を目標回転数に戻
し、さらに前記第2の回転数のスキャナモータレディか
ら所定時間後にメインモータ及び電子写真プロセスの立
ち上げを開始する立ち上げ制御手段を設けてもよい。
【0015】また、画像信号に基づいてオンオフされる
レーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
せ、電子写真プロセスによって画像を形成し、且つ画像
密度の切り替えが前記ポリゴンミラーの回転速度を切り
替えることで可能としている画像形成装置において、ス
キャナモータの回転数を切り替える、スキャナモータ回
転数切り替え手段を設け、連続印字動作における画像密
度切り替え時にメインモータ及び各プロセス条件を停止
させ、スキャナモータ回転数を画像密度切り替え前の目
標回転数と画像密度切り替え後の目標回転数の間にある
第3の回転数まで変化させ、第3の回転数に対しスキャ
ナモータがレディとなった後、スキャナモータ回転数の
設定を目標回転数に戻し、さらに前記第3のスキャナモ
ータレディから一定時間後にメインモータ及び電子写真
プロセスの立ち上げを開始する電子写真プロセス制御手
段を有することを特徴とする。
【0016】
【作用】上記のように構成された画像形成装置では、ま
ずポリゴンミラーを駆動するスキャナモータを起動し、
該スキャナモータ起動後の所定タイミングで、前記感光
体ドラムを駆動するメインモータ及びその他の電子写真
プロセスの立ち上げが行われる。
【0017】前記所定タイミングは、スキャナモータの
起動からレディになるまでの予測時間から、メインモー
タとその他の電子写真プロセスの立ち上げ時間の合計を
引いた値を利用することで最適化される。
【0018】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段と、前記スキャナモータ
回転数検出手段により検出された回転数から、該スキャ
ナモータがレディになるまでの時間を予測するスキャナ
モータレディ予測手段とを設け、前記スキャナモータ回
転数検出手段によって検出される回転数Rp が前記スキ
ャナモータレディ予測手段によって求められるスキャナ
モータレディまでの予測時間をTr (Rp )、メインモ
ータ及び各プロセス条件の立ち上げ時間の合計をTprc
としたとき、Tr (Rp )≦Tprc となるようなスキャ
ナモータの回転数に達したとき、メインモータ及びその
他の電子写真プロセスの立ち上げを行うことで、立ち上
げタイミングが適切に決定される。
【0019】さらに、スキャナモータレディ予測手段
は、予め設定された回転数とレディ到達時間との関係に
よって、レディ到達予測時間を求めても、また、立ち上
げ毎の回転数とレディ到達時間との関係を測定し、該測
定値に基づいてレディ到達予測時間を求めることで、さ
らに立ち上げタイミングが適切に決定される。
【0020】一方、メインモータの立ち上げ開始からメ
インモータレディになるまでの間、スキャナモータの駆
動電流を一時停止する電子写真プロセス制御手段を設け
ることで最大電流値を低下させる。
【0021】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段を有し、前記スキャナモ
ータ回転数検出手段が最初にレディ回転数を検出したと
き、メインモータ及び電子写真プロセスの立ち上げを行
う電子写真プロセス制御手段を設けることで、電流消費
量の大きな起動電流が加算されなくなる。
【0022】スキャナモータの回転数を変える、スキャ
ナモータ回転数切り替え手段を有し、起動時に目標回転
数より低い第2の回転数までスキャナモータを立ち上
げ、第2の回転数に対しスキャナモータがレディとなっ
た後、スキャナモータ回転数の設定を目標回転数に戻
し、さらに前記第2の回転数のスキャナモータレディか
ら所定時間後にメインモータ及び電子写真プロセスの立
ち上げを開始すれば立ち上時間を短縮できる。
【0023】また、画像信号に基づいてオンオフされる
レーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
せ、電子写真プロセスによって画像を形成し、且つ画像
密度の切り替えが前記ポリゴンミラーの回転速度を切り
替えることで可能としている画像形成装置において、ス
キャナモータの回転数を切り替える、スキャナモータ回
転数切り替え手段を設け、連続印字動作における画像密
度切り替え時にメインモータ及び各プロセス条件を停止
させ、スキャナモータ回転数を画像密度切り替え前の目
標回転数と画像密度切り替え後の目標回転数の間にある
第3の回転数まで変化させ、第3の回転数に対しスキャ
ナモータがレディとなった後、スキャナモータ回転数の
設定を目標回転数に戻し、さらに前記第3のスキャナモ
ータレディから一定時間後にメインモータ及び電子写真
プロセスの立ち上げを開始することで感光ドラムの回転
時間を減少させる。
【0024】
【実施例】
(第1実施例)以下に本発明を図示の実施例に基づいて
説明する。
【0025】図1に本発明を適用した電子写真プロセス
制御手段を備えた画像形成装置としてのレーザビームプ
リンタ1の要部断面図を示す。
【0026】このレーザビームプリンタ1はシート材S
を収納する給紙トレイ4を有し、該給紙トレイ4からシ
ート材Sをくり出す給紙ローラ5が設けられている。そ
して、給紙ローラ5の下流にはシート材Sを同期搬送す
るレジストローラ対6が配設されている。また、レジス
トローラ対6の下流には、レーザスキャナ部7からのレ
ーザ出力により画像を形成する画像形成部8が配設され
ている。さらに、該画像形成部8の下流には定着器9が
配設されており、該定着器9の下流には排紙センサ10
が配設されている。
【0027】そして、該センサ10の下流には排出ロー
ラ対11が配設されており、該ローラ11の下流には、
排紙トレイ13が配設されている。
【0028】また、前記レーザスキャナ部7は、画像信
号に基づいてレーザ出力を発光するレーザユニット1
4、及び該ユニット14からのレーザ光をポリゴンミラ
ー15Mで走査し不図示のスキャナモータにより駆動さ
せられるスキャナユニット15とにより構成されてい
る。更に、前記画像形成部8は、不図示のメインモータ
により駆動される感光体ドラム16、一次帯電器17、
現像器18、転写帯電器19、及びクリーナ20とによ
り構成されている。
【0029】そして、これら装置全体を制御する主制御
部21は電子写真プロセス制御手段が構成されており、
またインターフェース2を介して外部機器3が接続さ
れ、画像情報を入力する。
【0030】図2は本発明を適用し、図1に従って上記
にその主要構成要素を説明したレーザビームプリンタ1
の構成を示すブロック図である。
【0031】主制御部21の本発明に関連する機能とし
ては、インターフェース2を介しての外部機器3との通
信を制御する外部機器通信手段22、電子写真プロセス
制御手段として画像形成プロセスの制御を行う印字プロ
セス制御手段23、メインモータ制御手段24、スキャ
ナモータ制御手段25、レーザ制御手段26、高圧制御
手段27、定着ヒータ制御手段28の各機能がある。メ
インモータ制御手段24は、前記用紙搬送に関わる各ロ
ーラと感光体ドラム16を駆動するメインモータの駆動
停止の制御を行うとともに、メインモータのレディ、ノ
ットレディの判断を行う。スキャナモータ制御手段25
は、前記スキャナユニット15内のポリゴンミラー15
Mを駆動するスキャナモータの駆動停止の制御を行うと
ともに、スキャナモータのレディ、ノットレディの判断
を行う。レーザ制御手段26は、前記レーザユニット1
4内の半導体レーザの駆動電流値を制御することにより
該レーザの発光量を調整する。高圧制御手段27は、高
圧ユニット30から前記感光体ドラム16、一次帯電器
17、現像器18、転写帯電器19等に出力する各種高
圧の制御を行う。定着ヒータ制御手段28は、定着器ユ
ニット31のヒータ温度の制御を行う。立ち上げ制御比
較値32は、印字プロセス制御手段23における電子写
真プロセスの立ち上げ制御に使用する比較値である。印
字プロセス制御手段23は外部機器3からの印字指示を
受け取ると、前記各種の制御手段を介してメインモー
タ、スキャナモータ、レーザ、高圧、定着器等を制御し
立ち上げた後、公知の電子写真プロセスに従って外部機
器3から送られてくる画像データに応じた画像を用紙上
に印字する。
【0032】さてここで、印字プロセス制御手段が印字
を開始する際、従来は、まず感光体ドラムを駆動するメ
インモータの立ち上げを行い、メインモータの立ち上げ
が終了した後スキャナモータの立ち上げとその他のプロ
セス条件の立ち上げを平行して行っていた。しかしなが
ら、このような従来の方法では感光体ドラムの空回転時
間が長く寿命に悪影響を与えてしまう。そこで、本発明
では、まずスキャナモータを起動しその後メインモータ
を最適なタイミングで立ち上げるという制御を行ってい
る。以下、図3のフローチャート、図4(a)のタイミ
ングチャートを使用して印字プロセス制御手段23の立
ち上げ処理について説明する。
【0033】まず、ステップS001(以下単にS00
1と記す)で外部機器3から印字指示をまつ。外部機器
3から印字指示が出されると、S002で最も立ち上げ
に時間のかかるスキャナモータを起動する。そして、S
003で立ち上げ制御比較値32に設定されているメイ
ンモータの起動タイミングTx まで待機する。ここで、
メインモータ起動タイミングTx は下記の数式1及び2
により予め求められ定数として設定されているタイミン
グである。
【0034】
【数1】Tx =Tscn −Ta
【0035】
【数2】Ta =Tmm+Tprc ここで、Tscn は、スキャナモータの立ち上げに必要と
予測される時間、Tmmはメインモータ立ち上げに必要と
予測される時間、Tprc は他の電子写真プロセス立ち上
げに必要な時間で、メインモータとその他の電子写真プ
ロセス立ち上げ時間Ta はTmmとTprc の合計時間であ
る。
【0036】S003でメインモータの起動タイミング
x になればS004に進みメインモータを起動する。
S003,S004により、図4(a)に示されるよう
にメインモータ、その他の電子写真プロセスの立ち上げ
と、スキャナモータの立ち上げの後端を合わせることが
できる。
【0037】次に、S005でメインモータ制御手段2
4がメインモータレディを確認するまで待機し、メイン
モータレディになるとS006でその他のプロセス条件
を立ち上げる。そして、S007でスキャナモータ制御
手段25がスキャナモータレディを確認するまで待機
し、スキャナモータレディが確認されると、立ち上げ処
理を終了し、印字処理に移る。
【0038】図4(a)は本発明による電子写真プロセ
スの立ち上げ動作、図4(b)は従来の方法による電子
写真プロセスの立ち上げ動作である。図より明らかなよ
うに、従来の方法の場合全立ち上げ時間がTmm+Tscn
となるのに対し、本発明によれば全立ち上げ時間はT
scn となるため、立ち上げ時間が短縮できることが分か
る。
【0039】更に、メインモータ起動から印字動作まで
の時間も本発明による方が短くドラムの寿命低下も押さ
えることができる。 (第2実施例)上記の実施例1では、メインモータ起動
をスキャナモータ起動からの時間で制御したが、本実施
例ではこれをスキャナモータの回転速度によって制御す
る。
【0040】図5は本発明の構成を示すブロック図であ
る。
【0041】図5において、主制御装置21はスキャナ
モータ制御手段25にスキャナモータ回転数検出手段3
3を備え、更に立ち上げ制御比較値32として主制御装
置21内にタイミングTx の代わりにスキャナ回転数R
p を有し、その他の構成及び作用については上記した第
1の実施例と同一であるので同一の構成部分については
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0042】スキャナモータ回転数検出手段33はスキ
ャナユニットから出るスキャナモータのタック信号をイ
ベントカウンタによってカウントし、単位時間当たりの
カウント値からスキャナモータの回転速度を求める。
【0043】図6に本実施例における印字プロセス制御
手段23の立ち上げ処理のフローチャートを示す。
【0044】S101,S102,S104〜S107
は、実施例1の図3におけるS001,S002,S0
04〜S007と同じであるが、S103のメインモー
タ起動待ちでスキャナモータ回転数検出手段33によっ
て検出されるスキャナモータの回転数が立ち上げ制御比
較値32:Rp 以上になるまで待機する。ここで、回転
数Rp は、その回転数から起動されたときスキャナモー
タがレディになるまでの時間Tp が前記メインモータと
その他の電子写真プロセス立ち上げ時間Ta に等しくな
るような回転数として予め定数として持っている値であ
る。
【0045】前記制御による立ち上げ動作のタイミング
チャートを図7に示す。
【0046】図7に示されるように、本実施例の方法で
はスキャナモータの起動後スキャナモータの回転数が所
定の値Rp に達すれば直ちにメインモータの起動にはい
るので、印字指示が出されたときにスキャナモータがあ
る程度回転しているような場合(例えば、前回の印字終
了から時間があまり経っていないような場合)、立ち上
げ処理がその分だけ短縮される。 (第3実施例)第2実施例では立ち上げ制御比較値32
としてのスキャナモータの回転数Rpを、定数として持
つようにしているが、本実施例ではこれを変数とし、立
ち上げ毎の回転数Rp からスキャナモータレディとなる
までの時間によって補正することにより、より正確な制
御を行うようにする。
【0047】図8は本発明の構成を示すブロック図であ
る。
【0048】第2実施例の図5の構成と異なるの箇所
は、主制御装置21に立ち上げ比較値補正手段34を備
えていることであり、その他の構成及び作用については
上記した第2の実施例と同一であるので同一の構成部分
については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0049】本実施例における印字プロセス制御手段2
3の立ち上げ制御は、実施例2と同じであるが、ただ
し、図6のS103で比較されるスキャナ回転数Rp
前記立ち上げ比較値補正手段34によって補正されてい
く変数である。
【0050】立ち上げ比較値補正手段34の制御を、図
9のフローチャートに従って説明する。
【0051】まず、S201で印字指示が出るまで待機
し、印字指示が出ればS202で印字プロセス制御手段
23がプロセス条件立ち上げ完了するまで、S203で
スキャナモータ制御手段からスキャナモータレディ情報
が出るまで待機する。先にその他電子写真プロセス立ち
上げが完了すればS208に進み、その他電子写真プロ
セス立ち上げ完了の時刻Tpeを記録した後、S209で
スキャナモータレディになるまで待機する。
【0052】その後、スキャナモータレディが確定すれ
ばS210でスキャナモータレディ確定の時刻Tseを記
録する。同様に、S202,S203で先にスキャナモ
ータレディが確定すれば、S204に進みスキャナモー
タレディ確定の時刻Tseを記録した後、S205でプロ
セス条件の立ち上げが完了するまで待機する。その後、
プロセス条件立ち上げが完了すればS206に進み、プ
ロセス条件立ち上げ完了の時刻Tpeを記録する。S20
2〜S206,S208〜S210でスキャナモータレ
ディが確定し、他のプロセス条件立ち上げも完了すれば
S207に進み立ち上げ制御比較値Rp の補正を行う。
補正は以下の数式3及び4に従って行う。
【0053】
【数3】ΔTp =Tpe−Tse
【0054】
【数4】Rp ′=Rp −(αs ×ΔTp ) ここでαs は、予め定数として設定されているスキャナ
モータ起動回転加速度(起動時における単位時間当たり
の回転数増加率)である。以上の補正により、スキャナ
モータレディの確定と、各プロセス条件の立ち上げ完了
のずれが補正され、毎回最適な立ち上げ処理を行うこと
ができる。 (第4実施例)前記第1,2,3実施例ではスキャナモ
ータ立ち上げを行いつつ、メインモータの立ち上げを行
っているが、このような制御の場合にはスキャナモータ
の起動電流とメインモータの起動電流が加算されるた
め、電流許容量が問題になる場合が考えられる。そこ
で、本実施例ではスキャナモータを先行で起動後、メイ
ンモータ立ち上げのタイミングからメインモータ立ち上
げ完了までの間のみスキャナモータ駆動を一次停止する
ことにより、起動時の電流値を押さえるようにしてい
る。
【0055】本実施例の機能構成を示すブロック図は第
2実施例の図5のブロック図を基本としているが、印字
プロセス制御手段23の制御内容が第2実施例と異な
る。その他の構成及び作用については上記した第2の実
施例と同一であるので同一の構成部分については同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0056】以下、本実施例の印字プロセス制御手段2
3の制御を、図10のフローチャートに従って説明す
る。S301〜S303、及びS308〜S310は図
6(第2実施例)のS101〜S103、及びS105
〜S107と同じである。第2実施例と異なるところ
は、S304〜S307で、まず、S303でメインモ
ータ起動のタイミングになったとき、S304でスキャ
ナモータの駆動を停止してからS305でメインモータ
を起動する。これは、メインモータの起動電流がスキャ
ナモータの起動電流に重なることによる電流値の増大を
防ぐためである。その後、S306でメインモータが最
初にレディ域に達するようになるまで待機する。ここで
は、メインモータ制御手段24からのメインモータレデ
ィ確定情報ではなく、直接メインモータユニットからの
レディ信号をチェックし、最初にレディ信号がtrue
になるまで待機する。メインモータの回転数がレディ域
まで到達すれば、起動電流は減少するのでメインモータ
がレディ域に達すれば、S307に進みスキャナモータ
を再度起動する。その後は、第2実施例と同様である。
図11に本実施例の制御における立ち上げ時の動作のタ
イミングチャートを示す。第2実施例の図7と比較する
と、メインモータ起動時にスキャナモータを一次停止し
た後再起動する分だけスキャナモータの立ち上がりが遅
くなるが、メインモータの立ち上がり時間は短いことと
スキャナモータは慣性が大きいことで、スキャナモータ
は立ち上げ中に一次停止した方がオーバーシュートが小
さくなることなどより遅れはそれほど大きくならない。
そして、図4(b)の従来例と比較すると、メインモー
タ起動から印字開始までの時間は短くなり、感光体ドラ
ムの寿命への影響を軽減することができる。 (第5実施例)第1,2,3,4実施例はスキャナモー
タ立ち上げ完了前にメインモータの立ち上げを行ってい
るが、第4実施例で述べたような理由で電流許容量が問
題になる場合が想定される。そこで、本実施例ではスキ
ャナモータの回転数がレディ域に達した後、メインモー
タの立ち上げを行うことにより、起動時の電流値を押さ
えるようにしている。
【0057】本実施例の機能構成は第2実施例の図5の
構成と同じであるが、印字プロセス制御手段23の制御
内容が第2実施例と異なる。その他の構成及び作用につ
いては上記した第2の実施例と同一であるので同一の構
成部分については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0058】以下、印字プロセス制御手段23の制御
を、図12のフローチャートに従って説明する。S40
1で印字指示を待ち印字指示が出ればS402でスキャ
ナモータを起動する。その後、S403でスキャナモー
タがレディ域に最初に到達するまで待機する。ここで
は、スキャナユニットからのスキャナモータレディ信号
を直接読み込みスキャナレディ信号がtrueになれば
直ちにS404に進む。S404でメインモータの起動
を行い、S405でメインモータレディ確定まで待機す
る。メインモータレディが確定すれば、S406に進
み、各プロセス条件の立ち上げを行う。最後に、S40
7でスキャナモータ制御手段からの情報よりスキャナモ
ータレディが確定しているかどうかを確認し、確定して
いれば終了、確定していなければ確定するまで待機す
る。
【0059】図13に本実施例の制御による立ち上げ時
のタイミングチャートを示す。
【0060】本実施例によれば、スキャナモータ立ち上
げ中のタイマ管理、回転数管理等は不要であり制御を簡
略にできる。とくに、スキャナモータがレディ域の回転
数に達してからレディ確定までの時間(引込時間)が長
く、引込時間内にメインモータ、各プロセス条件の立ち
上げが完了するようなスキャナユニットの構成の場合に
は本例のような制御で立ち上げ時間及び、感光体ドラム
空回転時間の短縮が十分に可能である。 (第6実施例)第1実施例ではメインモータ起動をスキ
ャナモータ起動からの時間で制御したが、本実施例では
これを目標回転数より低い第2の回転数に対しスキャナ
モータがレディとなった時点からの時間で制御する。
【0061】図14は本発明の構成を示すブロック図で
ある。
【0062】実施例1の図2の構成を基本として、スキ
ャナモータ制御手段25にスキャナモータ回転数切り替
え手段40を備えていることである。その他の構成及び
作用については第1実施例と同一であるので同一の構成
部分については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0063】スキャナモータ回転数切り替え手段40は
スキャナモータ回転数を決めている基準クロック信号を
発振回路からの原発クロック信号の分周比を分周回路に
よって切り替えることにより変えている。
【0064】図15に本実施例における印字プロセス制
御手段23の立ち上げ処理のフローチャートを示す。
【0065】まず、S501で外部機器3からの印字指
示をまつ。外部機器3からの印字指示が出されると、S
502でスキャナモータの回転数を目標回転数より低い
第2回転数に設定し、S503で起動する。S504で
スキャナモータの回転数が第2回転数に達しスキャナモ
ータレディとなったところで、S505にてスキャナモ
ータの回転数を目標回転数に切り替える。そして、S5
06で立ち上げ制御比較値32に設定されているメイン
モータの起動タイミングTY まで待機する。ここで、メ
インモータ起動タイミングTY は下記の数式5及び6の
ようにして予め求められ定数として設定されているタイ
ミングである。
【0066】
【数5】TY =TSCN2−Ta
【0067】
【数6】Ta =Tmm+TPRC ここで、TSCN2は、スキャナモータが第2回転数から目
標回転数に達するまでに必要と予測される時間、Tmm
メインモータ立ち上げに必要と予測される時間、TPRC
は他のプロセス条件立ち上げに必要な時間である。
【0068】S507〜S510は第1実施例の図3に
おけるS004〜S007と同じである。
【0069】前記制御による立ち上げタイミングチャー
トを図16に示す。
【0070】図16のような第6の実施例の方法ではメ
インモータの起動タイミングをスキャナモータが一定回
転数に達した時点からの時間で制御しているので、印字
指示が出されたときにスキャナモータがある程度回転し
ているような場合(例えば、前回の印字終了から時間が
あまり経っていないような場合)、立ち上げ処理がその
分だけ短縮される。 (第7実施例)前記の第6実施例では画像形成開始時に
おける制御であるが、本実施例では連続印字動作中にお
ける画像密度切り替え時の立ち上げ制御に関するもので
ある。図17は本発明の構成を示すブロック図である。
【0071】実施例6の図14の構成を基本とし、立ち
上げ制御比較値32に画像形成開始時のタイミングTY
の他に画像密度切り替え時のタイミングTZ1(画像密度
1から画像密度2への切り替え時)、TZ2(画像密度2
から画像密度1への切り替え時)を持っていることであ
る。
【0072】図18に本実施例における印字プロセス制
御手段23の画像密度切り替え時立ち上げ処理のフロー
チャートを示す。
【0073】連続印字動作中において、まず、S601
で外部機器3からの画像密度切り替え指示をまつ。外部
機器3からの画像密度切り替え指示が出されると、S6
02でプロセス条件を停止し、S603でメインモータ
の駆動を停止する。次にS604でスキャナモータ回転
数を画像切り替え前の目標回転数と画像密度切り替え後
の目標回転数間にある第3回転数に設定し、S605で
スキャナモータの回転数が第3回転数に達しスキャナモ
ータレディとなったところでS606にてスキャナモー
タの回転数を画像密度切り替え後の目標回転数に切り替
える。そして、S607,S608,S609で画像密
度切り替えパターンによって(画像密度1から画像密度
2ではTZ1、画像密度2から画像密度1ではTZ2)変数
Tに立ち上げ制御比較値32を代入し、S610で代入
されたメインモータの起動タイミングTまで待機する。
ここで、メインモータ起動タイミングTZ1,TZ2は次の
数式7及び8より予め求められ定数として設定されてい
るタイミングである。
【0074】
【数7】TZ1=TSCN12 −Ta
【0075】
【数8】TZ2=TSCN21 −Ta ここで、TSCN12 はスキャナモータが第2回転数から画
像密度2の目標回転数に達するまでに必要と予測される
時間、TSCN21 はスキャナモータが第2回転数から画像
密度1の目標回転数に達するまでに必要と予測される時
間、Ta ははメインモータ立ち上げに必要と予測される
時間Tmmと他の電子写真プロセス立ち上げに必要な時間
PRC の加算されたものである。
【0076】S611〜S614は第1実施例の図3に
おけるS004〜S007と同じである。前記制御によ
る画像密度切り替え時の立ち上げのタイミングチャート
を図19に示す。図19(a)は画像密度1から画像密
度2への切り替え動作で、図19(b)は画像密度2か
ら画像密度1への切り替え動作である。
【0077】図19のように本実施例では画像密度切り
替え時にメインモータと各プロセス条件を停止し、メイ
ンモータの再起動タイミングをスキャナモータが一定回
転数に達した時点からの時間で制御しているので感光ド
ラムの空回転時間を減少させドラム寿命低下を抑えるこ
とができる。
【0078】
【発明の効果】本発明は以上の構成及び作用を有するも
ので、本発明を適用した画像形成装置では、まずポリゴ
ンミラーを駆動するスキャナモータを起動し、該スキャ
ナモータ起動後の所定タイミングで、前記感光体ドラム
を駆動するメインモータ及びその他の電子写真プロセス
の立ち上げが行われることで、電子写真プロセスの立ち
上げを効率的に行い、感光ドラムの寿命低下を押さえ、
ファーストプリントタイムを短縮できる電子写真プロセ
スの立ち上げが可能になる。
【0079】前記所定タイミングは、スキャナモータの
起動からレディになるまでの予測時間から、メインモー
タとその他の電子写真プロセスの立ち上げ時間の合計を
引いた値を利用することで最適化される。
【0080】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段と、前記スキャナモータ
回転数検出手段により検出された回転数から、該スキャ
ナモータがレディになるまでの時間を予測するスキャナ
モータレディ予測手段とを設け、前記スキャナモータ回
転数検出手段によって検出される回転数Rp が前記スキ
ャナモータレディ予測手段によって求められるスキャナ
モータレディまでの予測時間をTr (Rp )、メインモ
ータ及び各プロセス条件の立ち上げ時間の合計をTprc
としたとき、Tr (Rp )≦Tprc となるようなスキャ
ナモータの回転数に達したとき、メインモータ及びその
他の電子写真プロセスの立ち上げを行うことで、立ち上
げタイミングが適切に決定される。
【0081】さらに、スキャナモータレディ予測手段
は、予め設定された回転数とレディ到達時間との関係に
よって、レディ到達予測時間を求めても、また、立ち上
げ毎の回転数とレディ到達時間との関係を測定し、該測
定値に基づいてレディ到達予測時間を求めることで、ス
キャナモータレディの確定と各電子写真プロセスの立ち
上げ完了のタイミングのずれが補正され、さらに立ち上
げタイミングが適切に決定される。
【0082】一方、メインモータの立ち上げ開始からメ
インモータレディになるまでの間、スキャナモータの駆
動電流を一時停止する電子写真プロセス制御手段を設け
ることで最大電流値を低下させることが可能となる。
【0083】また、スキャナモータの回転数を検出する
スキャナモータ回転数検出手段を有し、前記スキャナモ
ータ回転数検出手段が最初にレディ回転数を検出したと
き、メインモータ及び電子写真プロセスの立ち上げを行
う電子写真プロセス制御手段を設けることで、電流消費
量の大きな起動電流が加算されなくなり、最大電流値を
低下させることが可能となり、また、スキャナモータ立
ち上げ中のタイマ管理と回転数管理が不要になり、制御
構成を簡略化できる。
【0084】スキャナモータの回転数を変える、スキャ
ナモータ回転数切り替え手段を有し、起動時に目標回転
数より低い第2の回転数までのスキャナモータを立ち上
げ、第2の回転数に対しスキャナモータがレディとなっ
た後、スキャナモータ回転数の設定を目標回転数に戻
し、さらに前記第2の回転数のスキャナモータレディか
ら所定時間後にメインモータ及び電子写真プロセスの立
ち上げを開始すれば立ち上時間を短縮できる。
【0085】また、画像信号に基づいてオンオフされる
レーザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査さ
せ、電子写真プロセスによって画像を形成し、且つ画像
密度の切り替えが前記ポリゴンミラーの回転速度を切り
替えることで可能としている画像形成装置において、ス
キャナモータの回転数を切り替える、スキャナモータ回
転数切り替え手段を設け、連続印字動作における画像密
度切り替え時にメインモータ及び各プロセス条件を停止
させ、スキャナモータ回転数を画像密度切り替え前の目
標回転数と画像密度切り替え後の目標回転数の間にある
第3の回転数まで変化させ、第3の回転数に対しスキャ
ナモータがレディとなった後、スキャナモータ回転数の
設定を目標回転数に戻し、さらに前記第3のスキャナモ
ータレディから一定時間後にメインモータ及び電子写真
プロセスの立ち上げを開始することで感光ドラムの回転
時間を減少させ、感光ドラム寿命の低下を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を実施したレーザビームプリンタ
の要部断面図。
【図2】図2は本発明の実施例1の構成を示すブロック
図。
【図3】図3は第1実施例の印字プロセス制御手段23
の制御を示すフローチャート。
【図4】図4は第1実施例及び従来例のプロセス立ち上
げのタイミングチャート。
【図5】図5は本発明の第2,4,5実施例の構成を示
すブロック図。
【図6】図6は第2実施例の印字プロセス制御手段23
の制御を示すフローチャート。
【図7】図7は第2実施例のプロセス立ち上げのタイミ
ングチャート。
【図8】図8は本発明の第3実施例の構成を示すブロッ
ク図。
【図9】図9は第3実施例の立ち上げ比較補正手段34
の制御を示すフローチャート。
【図10】図10は第4実施例の印字プロセス制御手段
23の制御を示すフローチャート。
【図11】図11は第4実施例のプロセス立ち上げのタ
イミングチャート。
【図12】図12は第5実施例の印字プロセス制御手段
23の制御を示すフローチャート。
【図13】図13は第5実施例のプロセス立ち上げのタ
イミングチャート。
【図14】図14は本発明の第6実施例の構成を示すブ
ロック図。
【図15】図15は第6実施例の印字プロセス制御手段
23の制御を示すフローチャート。
【図16】図16は第6実施例のプロセス立ち上げのタ
イミングチャート。
【図17】図17は本発明の第7実施例の構成を示すブ
ロック図。
【図18】図18は第7実施例の印字プロセス制御手段
23の制御を示すフローチャート。
【図19】図19は第7実施例のプロセス立ち上げのタ
イミングチャート。
【図20】図20は従来のレーザビームプリンタの要部
断面図
【図21】図21は従来のレーザビームプリンタのプロ
セス立ち上げのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置) 3 外部機器 21 主制御装置 22 外部機器通信手段 23 印字プロセス制御手段(電子写真プロセス制御手
段) 24 メインモータ制御手段 25 スキャナモータ制御手段 26 レーザ制御手段 27 高圧制御手段 28 定着ヒータ制御手段 32 立ち上げ比較値

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に基づいてオンオフされるレー
    ザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査させ、
    電子写真プロセスによって画像を形成する画像形成装置
    において、 画像形成開始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動するス
    キャナモータを起動し、該スキャナモータ起動後の所定
    タイミングで、前記感光体ドラムを駆動するメインモー
    タ及びその他の電子写真プロセスの立ち上げを行う電子
    写真プロセス制御手段を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 スキャナモータの起動からレディになる
    までの予測時間から、メインモータとその他の電子写真
    プロセスの立ち上げ時間の合計を引いた値を予め設定し
    ておき、 前記スキャナモータ起動後、前記設定時間の経過直後に
    メインモータ及びその他の電子写真プロセスの立ち上げ
    を行う電子写真プロセス制御手段を有する請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 スキャナモータの回転数を検出するスキ
    ャナモータ回転数検出手段と、前記スキャナモータ回転
    数検出手段により検出された回転数から、該スキャナモ
    ータがレディになるまでの時間を予測するスキャナモー
    タレディ予測手段とを設け、 前記スキャナモータ回転数検出手段によって検出される
    回転数Rp が前記スキャナモータレディ予測手段によっ
    て求められるスキャナモータレディまでの予測時間をT
    r (Rp )、メインモータ及び各プロセス条件の立ち上
    げ時間の合計をTprc としたとき、Tr (Rp )≦T
    prc となるようなスキャナモータの回転数に達したと
    き、メインモータ及びその他の電子写真プロセスの立ち
    上げを行う電子写真プロセスの立ち上げ制御手段を有す
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 スキャナモータレディ予測手段は、予め
    設定された回転数とレディ到達時間との関係によって、
    レディ到達予測時間を求めることを特徴とする請求項2
    または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 スキャナモータレディ予測手段は、立ち
    上げ毎の回転数とレディ到達時間との関係を測定し、該
    測定値に基づいてレディ到達予測時間を求めることを特
    徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 メインモータの立ち上げ開始からメイン
    モータレディになるまでの間、スキャナモータの駆動電
    流を一時停止する電子写真プロセス制御手段を有する請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 スキャナモータの回転数を検出するスキ
    ャナモータ回転数検出手段を有し、 前記スキャナモータ回転数検出手段が最初にレディ回転
    数を検出したとき、メインモータ及び電子写真プロセス
    の立ち上げを行う電子写真プロセス制御手段を有する請
    求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 スキャナモータの回転数を変える、スキ
    ャナモータ回転数切り替え手段を有し、起動時に目標回
    転数より低い第2の回転数までスキャナモータを立ち上
    げ、第2の回転数に対しスキャナモータがレディとなっ
    た後、スキャナモータ回転数の設定を目標回転数に戻
    し、さらに前記第2の回転数のスキャナモータレディか
    ら所定時間後にメインモータ及び電子写真プロセスの立
    ち上げを開始する立ち上げ制御手段を有する請求項1に
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像信号に基づいてオンオフされるレー
    ザ出力をポリゴンミラーで感光体ドラム上に走査させ、
    電子写真プロセスによって画像を形成し、且つ画像密度
    の切り替えが前記ポリゴンミラーの回転速度を切り替え
    ることで可能としている画像形成装置において、 スキャナモータの回転数を切り替える、スキャナモータ
    回転数切り替え手段を設け、連続印字動作における画像
    密度切り替え時にメインモータ及び各プロセス条件を停
    止させ、スキャナモータ回転数を画像密度切り替え前の
    目標回転数と画像密度切り替え後の目標回転数の間にあ
    る第3の回転数まで変化させ、第3の回転数に対しスキ
    ャナモータがレディとなった後、スキャナモータ回転数
    の設定を目標回転数に戻し、さらに前記第3のスキャナ
    モータレディから一定時間後にメインモータ及び電子写
    真プロセスの立ち上げを開始する電子写真プロセス制御
    手段を有する画像形成装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007076061A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 光書込装置、画像形成装置、光書込方法、および光書込プログラム
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