JPH07160143A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH07160143A
JPH07160143A JP30550893A JP30550893A JPH07160143A JP H07160143 A JPH07160143 A JP H07160143A JP 30550893 A JP30550893 A JP 30550893A JP 30550893 A JP30550893 A JP 30550893A JP H07160143 A JPH07160143 A JP H07160143A
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JP
Japan
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temperature
thermistor
roller
contact
heat roller
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Application number
JP30550893A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Wakamiya
若宮秀洋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP30550893A priority Critical patent/JPH07160143A/ja
Publication of JPH07160143A publication Critical patent/JPH07160143A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙に熱転写された現像剤を熱加圧して定
着する定着器を有する画像記録装置において、ヒートロ
ーラと温度検出手段との間のギャップに多少のズレが生
じても、正確な温度制御を行う。 【構成】 定着器は、ヒートローラ14a、加圧ロー
ラ、ヒートローラ内部に設けられたヒータ、ヒートロー
ラの表面温度を検出するために記録紙の通紙域Aに設け
られた非接触のサーミスタ14d、非通紙域に設けられ
た接触のサーミスタ14eから構成される。サーミスタ
14dと14eによって検出した温度より補正係数を求
め、サーミスタ14dの検出温度に補正をかけて温度制
御を正確に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に熱転写された
現像剤を熱加圧して定着する熱定着器を有する画像記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像記録装置において、
ヒートローラの温度を検出するためにヒートローラの表
面の紙が通過する通紙部域に非接触に温度検出手段たる
サーミスタが設けられていて、この情報に基づきヒート
ローラ内のヒータの制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような制御においては、ヒートローラとサーミス
タとの間のギャップに、検出温度が大きく左右されてし
まうために、ギャップが少しでもずれてしまうと正確な
温度が検出できないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、ヒートローラとサーミ
スタ等の温度検出素子との間のギャップに多少のズレが
生じても、温度制御を正確に行うことを図るものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ヒート
ローラの温度を検出する非接触の温度検出手段と、ヒー
トローラの温度を検出する接触の温度検出手段と、上記
両温度検出手段によって検出した温度より補正係数を求
める手段と、非接触の温度検出手段に補正をかける手段
を設け、非接触のサーミスタと接触のサーミスタの検出
温度を比較して、この情報により非接触のサーミスタに
補正をかける。よって、非接触のサーミスタでの制御を
正確に行うことが可能となる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の画像記録装置の第1の実施
例を示す断面図であり、1は上段カセットで、記録媒体
となる記録紙SHを収容している。3は給紙ローラで、
記録紙SHをレジストローラ5の配設位置まで給送させ
る。2は下段カセットで、記録媒体となる記録紙SHを
収容している。4は給紙ローラで、送られた記録紙SH
をレジストローラで5の配設位置まで給送させる。
【0007】尚、レジストローラ5は、給紙ローラ3,
4、または再給紙ローラ19より給紙される記録紙SH
を画像記録部に所定のタイミングで搬送する。
【0008】6は一次帯電器で、感光ドラム11を一様
に帯電させる。7は現像器で、例えば1成分トナーによ
り感光ドラム11に形成された静電潜像をシャンピング
現像する。8は転写帯電気で、現像されたトナー像を記
録紙SHに転写させる。9はクリーナ装置で、感光ドラ
ム11に残留するトナーを回収する。10は除電ランプ
で、感光ドラム11を露光して、残留電荷を中和する。
【0009】12はレーザユニットで、スキャナーモー
タ13aにより一定速度で回転するポリゴンミラー13
にレーザ光を照射し、折り返しミラー13を介して感光
ドラム11に画像情報に応じた像を結像させる。14は
定着器で、転写プロセスの終了した記録紙SHに熱と圧
力を加えて記録紙SHに画像を定着させる。
【0010】15はフラッパで、定着プロセスの終了し
た記録紙SHの搬送方向を制御する。17は反転ローラ
で、記録モードが片面の場合には、順方向に回転して定
着プロセスの終了した記録紙SHを排紙させる方向に回
転する。また、記録モードが両面の場合には、順方向に
回転して定着プロセスの終了した記録紙SHの後端が反
転センサ21を通過させ、通過後はただちに反転ローラ
17の回転が逆転し、再度記録紙SHを機内に引き込
む。18は中継ローラで、反転された記録紙SHを再給
紙ローラ19の配設位置まで中継搬送する。
【0011】尚、上段カセット1、下段カセット2、給
紙ローラ3,4等により第1の給送手段が構成され、再
給紙ローラ19、中継ローラ18、反転ローラ17等に
より第2の給送手段が構成される。20,22は紙パス
センサで、記録紙SHの通過状態を検知する。23は積
載トレイで、出口ローラ16の駆動により印字完了した
記録紙SHを積載排紙する。24はプリンタ制御装置
で、インターフェース26を介して外部装置となるホス
トコンピュータ25と接続され、画像情報を受信してレ
ーザユニット12等の駆動を制御すると共に、印字シー
ケンスに必要な各ドライバの駆動を総括的に制御する。
【0012】図2は図1の定着器14部分の斜視図であ
る。図2において斜線部分Aは紙の定着時に通紙部分と
なる。また、上述したように通紙域に非接触のサーミス
タ14d、非通紙域に接触のサーミスタ14eが設置さ
れている。
【0013】図3はプリンタ制御装置24の定着器温度
制御にかかわる部分の回路図である。同図においてサー
ミスタ14d,14eの抵抗53,54と接続すること
により、サーミスタ14d,14eの抵抗変化を電圧変
化へ変換する。プリンタ制御装置24はROM24aに
記憶されたプログラムにより、上記サーミスタ14d,
14eからのアナログ信号をA/D変換入力ポート24
eから入力してデジタル値に変換する。またこの2つの
値から演算装置(以下ALIと示す。)24cで補正係
数を求める。そして、非接触のサーミスタ14dの検出
値を補正する。そしてこの値に応じて出力ポート24f
からのヒータ駆動信号を出す。この出力ポートはフォト
トライアック61を通してヒータ14cと電源64に接
続されたサイリスタ62のスイッチングを行うことによ
り、ヒータの断続的制御を行っている。サイリスタと並
列に接続されているバリスタ65及び抵抗とコンデンサ
の直列回路66はこのサイリスタ62を保護するもので
ある。
【0014】次に、本実施例装置による温度制御の手法
について説明する。
【0015】図4は本実施例におけるヒートローラと温
度検出手段であるサーミスタ14d,14eの位置関係
を示した図である。サーミスタ14dはヒートローラ1
4aからあるギャップg1 をもって設置されており、サ
ーミスタ14eはヒートローラ14aに接触している。
【0016】図5は上記ヒートローラ14のサーミスタ
14d,14eの検出温度を示したグラフである。この
図が示すとおり、非接触のサーミスタ14dの検出温度
をT1 、そのときの検出電圧をV1 とし、接触のサーミ
スタ14eの検出温度をT2、そのときの検出電圧をV2
とし、これらを比べると、接触のサーミスタ14eの
検出温度は設定温度に落ち着くが、非接触のサーミスタ
14dは温度上昇率が小さく、また、設定温度よりも検
出温度が小さくなる。また、これによって非接触のサー
ミスタ14dと接触のサーミスタ14eにTIME D
ELAYが生じる。また、温度が一定温度になった時点
での検出電圧により補正係数(K)は以下の式によって
求めることができる。
【0017】K=V1 /V2 (A式) また、補正係数Kにより、非接触のサーミスタ14dの
補正電圧V4 は検出電圧をV3 とすると、以下に示すよ
うな式によって補正できる。
【0018】V4 =K×V3 (B式) 次に、本実施例の制御を図6のフローチャートに基づい
て説明する。
【0019】まず、ヒータの立ち上がり時に、接触サー
ミスタ、非接触サーミスタと抵抗値とによって分圧され
た電圧V1 ,V2 をA/D変換入力ポートより入力し
(ステップS1)、この入力した接触サーミスタ電圧V
1 が設定されてある電圧つまり、設定温度に定まったか
どうかを検知し(ステップS2)、定まっていなければ
もう一度ステップS1に戻り、定まったならば、非接触
のサーミスタの入力電圧V2 が一定電圧に定まったかど
うか判断し(ステップS3)、定まっていなければもう
一度ステップS2に戻り、定まったならば前記A式より
補正係数Kを算出し(ステップS4)、接触サーミスタ
は用いずに非接触サーミスタにより、前記B式によって
温調を行う(ステップS5)。
【0020】次に第2の実施例について説明する。
【0021】第2の実施例の構成は第1の実施例の図
1,図2,図3,図4に示されたものとほぼ同様である
が、異なる部分はヒータの温度が立ち上がっている間に
補正係数を求め、その値によって定常時での補正係数を
予測して非接触のサーミスタによって温調を行うもので
ある。
【0022】図7はヒートローラ14のサーミスタ14
d,14eの検出温度を示したグラフで、第1の実施例
で示したものと同様である。ここで、任意に接触サーミ
スタ14eの温度T5 、検出電圧V5 を設定し、接触の
サーミスタ14eの温度がその温度T5 に達したときの
時間をtとし、その時間tでの非接触のサーミスタ14
dの温度をT6 とし、そのときの検出電圧をV6 とす
る。この値での補正係数K’は第1の実施例で説明した
とおり、A式によって求められる。
【0023】また、図3においてRAM24bには接触
サーミスタ14eの任意の温度T5での補正係数K’と
サーミスタ14d,14eが共に一定になったときの補
正係数Kがまえもってデータとして記憶されている。
【0024】次に、本実施例の制御を図8のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0025】まず、ヒータの立ち上がり時に、接触サー
ミスタ14e、非接触サーミスタ14dと抵抗とによっ
て分圧された電圧V1 ,V2 をA/D変換入力ポートよ
り入力し(ステップS11)、接触サーミスタ14eの
入力した電圧V1 が設定されてある電圧V5 に達したか
どうか判断し、(ステップS12)、達していなければ
ステップS12に戻り、達したならばその時点での非接
触サーミスタ14dの検出電圧V6 を検出し(ステップ
S13)前記A式より補正係数K’を求め(ステップS
14)、RAM24bからまえもって記録されている補
正係数Kを引出し(ステップS15)、非接触のサーミ
スタ14dの検出電圧V2 が一定に定まったかどうか判
断し(ステップS16)、定まっていなければステップ
S16に戻り、一定になっていれば前記B式によって温
調を行う(ステップS17)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒートローラの温度を検出する非接触の温度検出手段
と、ヒートローラの温度を検出する接触の温度検出手段
と、上記両温度検出手段によって検出した温度より補正
係数を求める手段と、非接触の温度検出手段に補正をか
ける手段を設け、非接触のサーミスタと接触のサーミス
タの検出温度を比較して、この情報により非接触のサー
ミスタに補正をかける。これにより非接触のサーミスタ
とヒートローラとの間のギャップに多少のズレが生じて
も補正をかけることで制御を正確に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のレーザプリンタの縦断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のレーザプリンタにおけ
る定着器付近の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例における定着器制御回路
の詳細なブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるヒートローラと
2つのサーミスタとの位置関係を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるヒートローラの
サーミスタの検出温度を示すグラフである。
【図6】本発明の第1の実施例における制御を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるヒートローラの
サーミスタの検出温度を示すグラフである。
【図8】本発明の第2の実施例における制御を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
14…定着器 14a…ヒート
ローラ 14c…ヒータ 14d…非接触
サーミスタ 14e…接触サーミスタ 24…プリント
制御装置 53,54…抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に転写された現像剤を熱加圧して
    定着するヒートローラを用いた熱定着器を有する画像記
    録装置において、ヒートローラの温度を検出する非接触
    の温度検出手段と、ヒートローラの温度を検出する接触
    の温度検出手段と、上記両温度検出手段によって検出し
    た温度より補正係数を求める手段と、非接触の温度検出
    手段に補正をかける手段を設け、非接触の温度検出手段
    により検出した温度に補正をかけて制御することを特徴
    とする画像記録装置。
JP30550893A 1993-12-06 1993-12-06 画像記録装置 Pending JPH07160143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30550893A JPH07160143A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30550893A JPH07160143A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 画像記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH07160143A true JPH07160143A (ja) 1995-06-23

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ID=17946004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30550893A Pending JPH07160143A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 画像記録装置

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JP (1) JPH07160143A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215843A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Konica Corp 定着装置、その温度制御方法、およびその異常検知方法
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