JP2003149963A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003149963A
JP2003149963A JP2001351596A JP2001351596A JP2003149963A JP 2003149963 A JP2003149963 A JP 2003149963A JP 2001351596 A JP2001351596 A JP 2001351596A JP 2001351596 A JP2001351596 A JP 2001351596A JP 2003149963 A JP2003149963 A JP 2003149963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
image
image carrier
voltage
constant current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001351596A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kishida
徹夫 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001351596A priority Critical patent/JP2003149963A/ja
Publication of JP2003149963A publication Critical patent/JP2003149963A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写のATVCおよびプリントバイアスの出
力をより精度良く行う。 【解決手段】 (1)転写のATVCを行うときには、
濃度設定にかかわらず一次帯電DCバイアスを固定電圧
にする。そして、濃度設定に応じた一次帯電DCバイア
スとの差分をプリントバイアス出力時に加算する。 (2)または、ATVC時の転写の電圧V0と、一次帯
電DCの電圧Vdのから、プリントバイアスを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を使
用した複写機・プリンタなどの画像形成装置に関するも
ので、特に像担持体に接触した接触転写手段または接触
帯電手段を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体や静電記録誘電体等の像
担持体の表面に対して適宜の作像プロセスにてトナー像
を一般的とする画像情報の可転写像を形成担持させ、そ
の可転写像を紙等の記録媒体に転写させ、像定着させて
画像形成物(コピー、プリント)として出力させ、像担
持体は繰り返して画像形成に供する転写方式の画像形成
装置は従来から広く実用されている。
【0003】電子写真感光体等の像担持体側に形成の可
転写像としてのトナー像を紙等の記録媒体側に転写させ
る転写手段としては、転写ローラに代表される接触転写
部材を用いた接触転写方式の転写手段が普及している。
【0004】しかしながら、転写ローラは環境によっ
て、これに印加する電圧とこれを流れる電流との関係
(V−I特性)が大きく変化することが知られている。
すなわち、温度によって転写ローラの抵抗値は、大きく
変化する。また、転写ローラの個体差によっても、抵抗
値は大きくばらつくものである。
【0005】この環境の差や転写ローラのばらつきがあ
ったとしても、最適な転写バイアスを出力し、像担持体
上に形成されたトナー像を良好に用紙に転写するために
以下のような制御を行っている。
【0006】その制御を図2を用いて説明する。
【0007】画像形成部のコントローラ(以下エンジン
コントローラという)が、プリント指示を受けると、像
担持体や定着器などを駆動するモータの回転を開始する
(T201)。同時に定着器を暖める制御やレーザスキ
ャナの回転制御などを開始(不図示)して画像形成のた
めの準備をはじめる。
【0008】そして、これらの準備が整ったらまず帯電
AC、DCバイアスを印加する(T202)。このとき
帯電DCバイアスは、画像形成の濃度の設定に合わせた
電圧を出力する。例えば一番濃い濃度の指定時には−7
00V、一番薄い濃度が指定されたときには−600V
を出力する。
【0009】像担持体上の、帯電バイアスを印加した個
所が転写手段まで回転してきたら、転写手段にあらかじ
め決められた所定の定電流を流すような制御(ATVC
制御)を開始する(T203)。そして、定電流制御を
行ったとき出力した電圧をV0とする。
【0010】そして、ATVC制御が終了したら、用紙
を給紙する(T204)。その用紙がTOPセンサに到
達すると、それに同期して、像担持体上に静電潜像の形
成を始める(T205)。その個所が転写手段の部分ま
で回転してきたところで、前述の定電流制御から得られ
た電圧V0より V=aV0+b (この式を以下制御式という) を算出し、これを転写電圧(プリントバイアス)として
出力する(T206)。
【0011】以上のように制御することによって、環境
や転写手段のばらつきなどによる転写ローラの抵抗値の
変化に応じて最適な転写電圧を出力し、最適な画質で画
像形成を行っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、転写手
段は、環境の変化や転写ローラそのもののバラツキによ
り、その抵抗値は大きく変化するものである。この変化
する抵抗値を読取り、その結果によって画像転写時の転
写バイアスを最適にしようというのがATVC制御の目
的である。
【0013】しかしながら、ATVC制御は、像担持体
の帯電電位、すなわち帯電DCバイアスの電圧の影響を
受けてしまう。
【0014】すなわち、実際には帯電のDCバイアスの
電圧によって、同じ転写ローラ、同じ環境であってもA
TVC制御の結果得られるV0の電圧が異なってしまう
という問題がある。
【0015】従来この差は、誤差の範囲内として吸収さ
れてしまっていた。
【0016】しかしながら、両面印字で乾いた用紙に対
して転写する場合や、特に高い抵抗値を持った用紙に対
して転写する場合、制御式のaを大きくする必要があっ
た。これは、誤差をより増大させてしまうという問題が
起きていた。
【0017】また、記録媒体としての用紙の多様化によ
り、良好な画像を得るための転写電圧の設定可能な範囲
は、狭くなってきている。
【0018】そのため、より正確に転写ローラの抵抗値
を検出し、より精度良く転写電圧を出力することが要求
されるようになってきた。
【0019】そこで本発明は、接触転写方式・制御方式
の画像形成装置における上述の課題を解消することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本提案第1の発明では、像担持体と、前記像担持体
を帯電する帯電手段と、像担持体に圧接する転写手段と
を備え、像担持体と転写手段との圧接部として形成され
た転写部位に転写材を通過させるように構成され、転写
部位が非画像領域時のタイミングにおいて転写手段に流
れる電流があらかじめ設定された定電流値となるように
制御する定電流制御手段と、定電流制御されたときの印
加電圧を基に転写部位が画像領域のときの転写バイアス
を決定、出力する定電圧制御手段とからなる転写バイア
ス印加手段を有し、転写バイアスを決定するために、転
写バイアス印加手段が定電流制御されているときには、
前記帯電手段により像担持体に印加する電圧を所定電圧
に固定するようにした。
【0021】また、第2の発明では、第1の発明におい
て、転写バイアス印加手段が定電流制御されているとき
に、前記帯電手段により像担持体に印加する電圧Vd0
と、画像形成時に像担持体に印加する電圧Vdが異なる
場合には、その差(Vd−Vd0)に応じて、転写部位
が画像領域のときの転写バイアスを変えるようにした。
【0022】また、第3の発明においては、像担持体
と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、像担持体に圧
接する転写手段とを備え、像担持体と転写手段との圧接
部として形成された転写部位に転写材を通過させるよう
に構成され、転写部位が非画像領域時のタイミングにお
いて転写手段に流れる電流があらかじめ設定された定電
流値となるように制御する定電流制御手段と、定電流制
御されたときの印加電圧V0を基に転写部位が画像領域
のときの転写バイアスVを決定、出力する定電圧制御手
段とからなる転写バイアス印加手段を有し、転写バイア
ス印加手段が定電流制御されているときの前記帯電手段
により像担持体に印加する電圧Vdとすると、転写部位
が画像領域のときの転写バイアスVを V=a(V0−Vd)+b+Vd により算出するようにした。
【0023】このように構成することによって、前記像
担持体を帯電する帯電電位の状態によらず、転写手段の
抵抗値を正確に反映した転写バイアスの制御を行えるよ
うになる。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明第1の実施
形態を図1を用いて説明する。
【0025】エンジンコントローラが、プリント指示を
受けると、像担持体や定着器などを駆動するメインモー
タの回転を開始する(T101)。同時に定着器を暖め
る制御やレーザスキャナの回転制御などを開始(不図
示)して画像形成のための準備をはじめる。
【0026】そして、これらの準備が整ったらまず帯電
AC、DCバイアスを印加する(T102)。このとき
帯電DCバイアスは、あらかじめ決めておいた電圧Vd
0、例えば−650Vを出力する。
【0027】像担持体上の、帯電バイアスを印加した個
所が転写手段まで回転してきたら、転写手段にあらかじ
め決められた所定の定電流を流すような制御(ATVC
制御)を開始する(T103)。そして、定電流制御を
行ったとき出力した電圧をV0とする。
【0028】ATVC制御が終了したら、帯電DCバイ
アスは、画像形成の濃度の設定に合わせた電圧Vdを出
力する(T104)。例えば一番濃い濃度の指定時には
−700V、一番薄い濃度が指定されたときには−60
0Vを出力するものとする。
【0029】そして、用紙を給紙し、その用紙がTOP
センサに到達する(T105)と、それに同期して、像
担持体上に静電潜像の形成を始める。また、その個所が
転写手段の部分まで回転してきたところで、前述の定電
流制御から得られた電圧V0と、ATVC制御時の帯電
DC電圧Vd0と濃度設定に応じた帯電DC電圧Vdよ
り V=aV0+b−(Vd−Vd0) を算出し、これを転写電圧(プリントバイアス)として
出力する(T106)。
【0030】そして、TOPセンサを用紙が抜けたら帯
電、転写などを順次落とし、メインモータの回転を停止
するなどの後回転処理を行う。
【0031】このように制御することによって、ATV
C制御で転写ローラの抵抗値以外の変動要因、すなわ
ち、帯電DCバイアスの変化をなくすことができるよう
になった。
【0032】その結果、転写ローラのバラツキや環境に
よる抵抗値の変化をより正確に反映できるようになると
ともに、濃度設定が変わった場合でも、転写バイアスを
より最適に、かつ正確に出力できるようになった。
【0033】(実施形態2)本発明第2の実施形態を、
従来例と同じ図2を用いて説明する。
【0034】図2のタイミングチャートに係る制御手
順、および帯電DCバイアスの出力制御は従来例と同じ
なので、説明は省略する。
【0035】従来例と異なるのは、ATVC制御から得
られた電圧V0から、転写のプリントバイアスを算出す
る方法が異なるので、この部分について説明する。
【0036】用紙がTOPセンサに到達すると、それに
同期して、像担持体上に静電潜像の形成を始める。ま
た、その個所が転写手段の部分まで回転してきたところ
で、前述の定電流制御から得られた電圧V0、および帯
電DC電圧Vdより V=a(V0−Vd)+b+Vd を算出し、これを転写電圧(プリントバイアス)として
出力する。
【0037】このように制御することによって、ATV
C制御で転写ローラの抵抗値以外の変動要因、すなわち
帯電DCバイアスの変化を相殺して、プリントバイアス
を算出できるようになった。
【0038】その結果、転写ローラのバラツキや環境に
よる抵抗値の変化をより正確に反映できるようになると
ともに、濃度設定が変わった場合でも、転写バイアスを
より最適に、かつ正確に出力できるようになった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明におい
ては、転写の定電流制御を行うときの像担持体上の電位
を常に一定となるようにしたことによって、転写ローラ
のバラツキや環境による抵抗値の変化をより正確に反映
できるようになるとともに、濃度設定が変わった場合で
も、転写バイアスをより最適に、かつ正確に出力できる
ようになった。
【0040】また、第2の発明においては、転写の定電
流制御から得られた電圧から、転写のプリントバイアス
を算出するときに、像担持体上の電位をを相殺して、プ
リントバイアスを算出できるようになった。その結果、
転写ローラのバラツキや環境による抵抗値の変化をより
正確に反映できるようになるとともに、濃度設定が変わ
った場合でも、転写バイアスをより最適に、かつ正確に
出力できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタイミングチャ
ート。
【図2】本発明の第2の実施形態、および従来例に係る
タイミングチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 EA03 EC06 EC09 ED03 ED24 EF02 2H200 FA01 HA02 HA29 JA02 JA29 JB10 NA15 NA16 PA03 PA05 PA18 PA19 PA24 PA29 PA30 PB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯
    電手段と、像担持体に圧接する転写手段とを備え、像担
    持体と転写手段との圧接部として形成された転写部位に
    転写材を通過させるように構成され、 転写部位が非画像領域時のタイミングにおいて転写手段
    に流れる電流があらかじめ設定された定電流値となるよ
    うに制御する定電流制御手段と、定電流制御されたとき
    の印加電圧を基に転写部位が画像領域のときの転写バイ
    アスを決定、出力する定電圧制御手段とからなる転写バ
    イアス印加手段を有し、 転写バイアスを決定するために、転写バイアス印加手段
    が定電流制御されているときには、前記帯電手段により
    像担持体に印加する電圧を所定電圧に固定することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写バイアス印加手段が定電流制御され
    ているときに、前記帯電手段により像担持体に印加する
    電圧Vd0と、画像形成時に像担持体に印加する電圧V
    dが異なる場合には、その差(Vd−Vd0)に応じ
    て、転写部位が画像領域のときの転写バイアスを変える
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯
    電手段と、像担持体に圧接する転写手段とを備え、像担
    持体と転写手段との圧接部として形成された転写部位に
    転写材を通過させるように構成され、 転写部位が非画像領域時のタイミングにおいて転写手段
    に流れる電流があらかじめ設定された定電流値となるよ
    うに制御する定電流制御手段と、定電流制御されたとき
    の印加電圧V0を基に転写部位が画像領域のときの転写
    バイアスVを決定、出力する定電圧制御手段とからなる
    転写バイアス印加手段を有し、 転写バイアス印加手段が定電流制御されているときの前
    記帯電手段により像担持体に印加する電圧Vdとする
    と、転写部位が画像領域のときの転写バイアスVを V=a(V0−Vd)+b+Vd により算出することを特徴とする画像形成装置。
JP2001351596A 2001-11-16 2001-11-16 画像形成装置 Withdrawn JP2003149963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351596A JP2003149963A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001351596A JP2003149963A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003149963A true JP2003149963A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19163888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001351596A Withdrawn JP2003149963A (ja) 2001-11-16 2001-11-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003149963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065389A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc 画像形成装置及びその濃度調整方法
JP2008116627A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065389A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Inc 画像形成装置及びその濃度調整方法
JP4587479B2 (ja) * 2005-08-31 2010-11-24 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその濃度調整方法
JP2008116627A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5749022A (en) Charging apparatus and method for use in image forming device
JP3839933B2 (ja) 画像形成装置
JP2001282012A (ja) 画像形成装置
JP2004109483A (ja) 画像形成装置
EP0438265A2 (en) Color image forming apparatus
US7689136B2 (en) Image forming apparatus capable of switching image adjustment process according to an environment condition
JPH0950155A (ja) 画像形成装置
JP2003149963A (ja) 画像形成装置
JP2001265075A (ja) 画像形成装置
JP4478446B2 (ja) 画像形成装置
JP3309306B2 (ja) デジタル画像形成装置
JP3232762B2 (ja) 画像形成装置
JPH07160143A (ja) 画像記録装置
JP3437353B2 (ja) 画像形成装置
JPH0619334A (ja) 画像形成装置
JPH09244434A (ja) 画像形成装置
JPH09325625A (ja) 画像形成装置
JP3165702B2 (ja) 画像形成装置
JP7256989B2 (ja) 被帯電体表面層厚検知装置、画像形成装置、及び、被帯電体表面層厚検知方法
JP3406754B2 (ja) 画像形成装置
JP2012042831A (ja) カラー画像形成装置
JP3843843B2 (ja) 画像形成装置のトナー担持体に印加する交番電圧の設定方法
JPH09284556A (ja) 画像形成装置
JPH05297672A (ja) 画像形成装置
JPH0736353A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201