JPH0733381A - 特に角コラム用継手の吊揚に適したクランプ - Google Patents
特に角コラム用継手の吊揚に適したクランプInfo
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- JPH0733381A JPH0733381A JP19773193A JP19773193A JPH0733381A JP H0733381 A JPH0733381 A JP H0733381A JP 19773193 A JP19773193 A JP 19773193A JP 19773193 A JP19773193 A JP 19773193A JP H0733381 A JPH0733381 A JP H0733381A
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
安定的かつ安全に吊揚げることのできる新規な構成のク
ランプを提供する。 【構成】 クランプ本体11の開口20内に角コラム用
継手30のフランジ32コーナーが挿入され、吊環12
の操作に連動して回転する上顎ないし歯板19と下顎な
いしV形受金21との間にクランプされる。V形受金2
1の奥端部に切欠き23が形成されることにより、該吊
荷30の外側面31a、31bはV形受金21の内側面
24a、24bと密接される。
Description
用継手の吊揚に適したクランプに関する。
両端にフランジを溶接してなる。このような角コラム用
継手の吊揚は、従来、ハッカー等の吊具でフランジ部を
下から抱え込むことにより行われている。
が角柱体側面から外方に突出する寸法はわずか数十mm
程度であるため、従来法による吊揚では不安定であり、
吊具がフランジ部から外れて角コラム用継手を落下させ
てしまう危険性があった。また、フランジ部において厳
密に対称の2地点に吊具を当てることが実際上容易では
なく、角コラム用継手を水平状態に保って吊揚げること
が困難であった。
コラム用継手を安定的に安全に吊揚げることのできる新
規なクランプを提供することを目的とする。
の吊揚操作に連動して本体開口内に突出される歯板と、
該本体開口の下方に設けられる下顎との間に、該本体開
口内に挿入される被吊揚物を圧接挟持する構成のクラン
プにおいて、前記下顎が該被吊揚物の形状に応じた開口
角度を有するV形受金として形成され、該V形受金の内
側面に該被吊揚物の外側面が略当接される状態で該被吊
揚物の端部フランジのコーナー部を前記歯板と前記V形
受金の上面との協働により吊揚げるよう構成されてなる
ことを特徴とする。
空体の両端にフランジを有してなる角コラム用継手を吊
揚げるものとして好適である。この場合、V形受金は略
90度の開口角度を有する。
切欠きが形成される。
る。
内側面に被吊揚物の外側面が当接される。このため、被
吊揚物のフランジの突出長の実質的にすべての部分が歯
板とV形受金上面の係合爪との間に安定的にクランプさ
れる。
これら側面同士の当接を確実にすると共に、クランプ本
体と被吊揚物との間の衝突による損傷を防止し、更に角
部における応力集中を避ける。
揚に特に好適に用いられるが、その他鋼板の水平吊やH
型鋼等の型鋼の横吊等に用いることも可能である。
ランプ10の構成を示す。一対の本体板11、11の間
に吊環12およびLリンク13が配置される。Lリンク
13は本体板11の上部に架け渡されるピン14を中心
として回転可能であり、その一端に設けられる吊環ピン
15を介して吊環12と連結される。
るリンクピン16を介してリンクアーム17の一端と連
結され、該リンクアーム17の他端は本体11間におい
てカムピン18を中心として回転可能に設けられる歯板
19と連結される。歯板19はカムピン18を中心とし
て反時計方向(図1において)に回転することにより、
本体11に設けられる開口20内に突出する。
は、90度の角度をなすV形受金21(図3)が本体1
1に固着される。V形受金21の上面には係合爪22が
形成される。V形受金21の奥端部には切欠き23が凹
設される。
に角コラム用継手30のフランジ32のコーナー部が挿
入され、歯板19とV形受金21上面の係合爪22との
間においてクランプされている状態が示されている。吊
環12をクレーン等で吊揚げることで、前述のリンク機
構を介して歯板19がカムピン18を中心として反時計
方向に回転し、図示のクランプ状態が得られる。
31aおよび31bがV形受金21の内側面24aおよ
び24bにそれぞれ当接するに至るまで深く本体開口2
0内に挿入される。この側面同士の当接を確保するため
に、V形受金21の奥端部に切欠き23が形成される。
すなわち、このような切欠き23が形成されない場合、
機械加工精度上その奥端部を完全な直角にすることは困
難であってこの部分には不可避的に若干のアールが形成
されることとなり、このアールに角コラム用継手30の
側面コーナーが突き当たると、側面31a、31bおよ
び24a、24b同士を当接することができなくなる。
側面同士が離れると、本体開口20内へのフランジ32
の挿入がその間隔分だけ不十分となり、クランプの安定
性・安全性が損なわれる。そこで、V形受金21の奥端
部に切欠き23を形成したのである。
2のコーナー部をクランプ10の本体開口20内に挿入
したときにこれらの間の衝突が防止され、クランプ10
の損傷を防止する。更に、V形受金21の奥端部におけ
る応力集中を防止し、十分な強度を与えることができ
る。
継手30のフランジ32は、その下面に係合爪22が当
接されると共にその上面に歯板19が当接されるが、係
合爪22による下面側の当接点が歯板19による上面側
の当接点よりも内側(図1において右方)に位置してい
る。このような位置関係とすることにより、吊環12を
介して吊揚げたときにクランプを反時計方向に回転させ
ようとする力が作用し、わずかな突出長しか持たないフ
ランジ32下面を係合爪22が確実に係合する。係合爪
22による下面側の当接点が歯板19による上面側の当
接点よりも外側に位置していると、吊揚時にクランプが
時計方向に回転しようとするため、係合爪22がフラン
ジ下面から外れてしまう危険性がある。
押し込んで下方移動させると、上述のリンク機構を介し
て歯板19が時計方向に回転し、フランジ32に対する
クランプ作用が解除される。
くにおいてスプリング25が掛止されており、該スプリ
ングによって歯板19は反時計方向、すなわちクランプ
作動状態に向けて回転付勢されている。スプリング25
の他端は安全ロック機構におけるラッチ部材26と連結
され、該ラッチ部材の他端に接続される丸環27を左下
方向に引張ることによりクランプ10が作動状態にロッ
クされる。安全ロック機構自体は公知であり、本発明の
手段と直接関連しないので、詳細な説明は省略する。
うに、角コラム用継手30のフランジ32の対角コーナ
ー部に当てて2個用いて使用される。2個のクランプ1
0が対角線上に配置されることで自動的に重心が取ら
れ、角コラム用継手30を水平に保った状態で吊揚げる
ことができる。
く、広範な範囲において変形態様を取り得る。たとえば
図示実施例におけるV形受金21の係合爪22は山形な
いしピラミッド形に形成されているが、歯板19との協
働により被吊揚物のフランジ部を確実に圧接挟持するこ
とができるものであればいかなる形状であっても良く、
たとえば線条形、ローレット形等の任意形状とすること
ができる。
の形状、特に柱状体をなす被吊揚物の隣接する二つの外
側面がなす角度に応じて決定される。
用継手の対角にあるフランジコーナー部に当てて用いる
ことにより、該被吊揚物を安定的且つ安全に吊揚げるこ
とができる。
る。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 吊環の吊揚操作に連動して本体開口内
に突出される歯板と、該本体開口の下方に設けられる下
顎との間に、該本体開口内に挿入される被吊揚物を圧接
挟持する構成のクランプにおいて、前記下顎が前記被吊
揚物の形状に応じた開口角度を有するV形受金として形
成され、該V形受金の内側面に該被吊揚物の外側面が略
当接される状態で該被吊揚物の端部フランジのコーナー
部を前記歯板と前記V形受金の上面との協働により吊揚
げるよう構成されてなることを特徴とするクランプ。 - 【請求項2】 前記被吊揚物が、略角柱状の中空体の
両端にフランジを有してなる角コラム用継手であり、前
記V形受金が略90度の開口角度を有することを特徴と
する請求項1のクランプ。 - 【請求項3】 前記V形受金の奥端部に更に奥方に後
退する切欠きが形成されてなることを特徴とする請求項
1または2のクランプ。 - 【請求項4】 前記V形受金の上面に係合爪が形成さ
れてなることを特徴とする請求項3のクランプ。 - 【請求項5】 前記歯板が前記V形受金の略中心線上
に配置されることを特徴とする請求項4のクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197731A JP2535305B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 特に角コラム用継手の吊揚に適したクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5197731A JP2535305B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 特に角コラム用継手の吊揚に適したクランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733381A true JPH0733381A (ja) | 1995-02-03 |
JP2535305B2 JP2535305B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16379409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5197731A Expired - Fee Related JP2535305B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 特に角コラム用継手の吊揚に適したクランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535305B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214259A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Eagle Kuranpu Kk | 自動綾目歯切装置 |
JP2010058959A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Eagle Kuranpu Kk | 吊りクランプのジョー |
JP2011037610A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Kyuken:Kk | クライミングクレーン用単位マストの吊り上げ装置 |
JP2011219220A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Eagle Kuranpu Kk | 角コラム用継手の吊り上げに用いるクランプ |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP5197731A patent/JP2535305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214259A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Eagle Kuranpu Kk | 自動綾目歯切装置 |
JP2010058959A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Eagle Kuranpu Kk | 吊りクランプのジョー |
JP2011037610A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Kyuken:Kk | クライミングクレーン用単位マストの吊り上げ装置 |
JP2011219220A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Eagle Kuranpu Kk | 角コラム用継手の吊り上げに用いるクランプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2535305B2 (ja) | 1996-09-18 |
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