JPH07333664A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH07333664A
JPH07333664A JP12367294A JP12367294A JPH07333664A JP H07333664 A JPH07333664 A JP H07333664A JP 12367294 A JP12367294 A JP 12367294A JP 12367294 A JP12367294 A JP 12367294A JP H07333664 A JPH07333664 A JP H07333664A
Authority
JP
Japan
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gyro
axis
image pickup
camera
rotation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12367294A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nomura
哲 野村
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
Takashi Inoue
貴 井上
Hiroaki Miyazaki
宏明 宮崎
Koji Kato
孝二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP12367294A priority Critical patent/JPH07333664A/ja
Publication of JPH07333664A publication Critical patent/JPH07333664A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】カメラボディと、該カメラボディに対して像記
録手段または撮像素子を含む撮影光学系の光軸が傾動可
能に取り付けられたことを特徴とするカメラ。 【効果】撮像機構が空間に対し安定し、手ブレが防止さ
れる。撮像機構を傾動させるための機構は簡単であるた
めカメラ全体は低コストかつ軽量である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレ防止機能を有する
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレ防止機能を有するカメラにお
いては、特開昭60−143330号公報に記載された
如き、角速度センサーを用いて手ブレの角速度を検出
し、検出した角速度に応じてブレの補正を行なうもの
や、特開平1−269370号公報に記載の如き、ビデ
オカメラに高速回転するジャイロロータを組み込むもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開昭60
−143330号公報に記載された如く、センサー情報
を用いてブレ補正を行なう場合、高精度且つ高速応答で
高価なセンサーを2個以上使用する必要があり、又、補
正手段についても速い応答と高い精度が必要で高コスト
化は避けられない。
【0004】又、特開平1−269370号公報に記載
の如く、高価なセンサーや補正手段を必要としない特徴
を持つジャイロロータを用いた場合には構成要素は少な
く低コスト化が可能である。しかし、ジャイロロータ、
即ち回転体は、その回転軸に直交する軸周りの外力モー
メントを受けると反力モーメントを発生するのと同時に
回転軸と外力モーメントの働く軸との両方に直交する軸
周りに歳差運動をし、反力モーメントは回転体の持つ運
動量と歳差運動の速度に比例するという特性を持ってい
る。その為、単に回転体をボディに取付けただけではボ
ディも歳差運動方向に動き、歳差運動の速度が像ブレの
原因とならない程度に遅くする為には回転体が大きく重
くなるという問題があった。
【0005】又、回転体がボディに取付けられている
為、歳差運動が妨げられ、十分な反力モーメントを発生
することができない。この為にも回転体自体を大型にす
る必要があった。本発明は簡単な低コストの機構で確実
なブレ防止効果が得られる軽量なブレ防止カメラを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、簡
単な機構で像記録手段または撮像素子を含む撮影光学系
(以下撮像機構と称す)の光軸がカメラボディに対し傾
動可能に取付けられることにより、該撮像機構が空間に
対し安定する様にしたものである。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例を用いて本発明を詳細に
説明する。図1に本第1実施例のカメラの一部断面斜視
図を示す。回動支持部材4はカメラボディ2に対しx軸
と平行な軸周りに回動する様に取付けられ、撮像機構1
は、回動支持部材4に対しy1軸と平行な軸周りに回動
する様に取付けられる。ここで撮像機構1は撮像レンズ
とフィルム等の像記録手段と該撮像レンズと該像記録手
段とを一体保持する保持手段からなる。
【0008】図1に示す様にカメラボディ2の座標系を
x,y,zとする。これに対し撮像機構1の撮像レンズ
の光軸をz1軸とする座標系をx1,y1,z1とす
る。図1に示す状態ではカメラボディ2の座標系xyz
と撮像機構1の座標系x1y1z1の各軸は夫々平行で
ある。図1の状態が撮像機構1のカメラボディ2に対す
る回動の回動範囲の中心となる様にし、ここを撮像機構
1のカメラボディ2に対する回動の中立位置と呼ぶ。
【0009】z1軸が撮像機構1の回動の中立位置にお
いてx軸及びy軸と平行な軸周りに回動する、即ち撮像
機構1の光軸が撮像機構1の回動の中立位置においてカ
メラボディ2に対しz軸と直交する任意の軸周りに回動
する為、カメラボディ2が手ブレの主要原因となるz軸
に直交する任意の軸周りの外力モーメントを受けた時、
撮像機構1に働く外力モーメントはカメラボディ2に加
わる外力モーメントのうちカメラボディ2と回動支持部
材4及び回動支持部材4と撮像機構1の軸受け部の摩擦
により伝わる分のみでカメラボディ2に働く外力モーメ
ントと比べて小さく抑えられる。
【0010】よって、カメラボディ2が外力の為動いて
も撮像機構1はz軸に直交する任意の軸周りの回転につ
いてカメラボディ2ほどには動かず、外力モーメントに
対し安定する。本第1実施例においては、撮像機構1
が、手ブレの主要原因となるz軸に直交する任意の軸周
りの回転について安定することにより、像ブレが大幅に
軽減される。
【0011】本第1実施例をスチルカメラに適用し、撮
像機構1のカメラボディ2に対する回動を固定状態と解
放状態とに切り替える機構を付け加え、持ち運び時に撮
像機構が固定される様にすれば撮像機構ががたついて損
傷することはなくなる。又、撮像機構1の構成要素であ
る像記録手段はCCD等の固体撮像素子であっても良
い。
【0012】更に、撮像機構1は少なくともz軸に直交
する任意の軸周りに回動すれば良いので上述した様に二
軸で回動可能とするのでなくとも、1点において2自由
度の回動をする球状の関節部により支持したり、バネや
糸など可撓性を有する部材により支持しても良い。又、
磁力や空気圧により撮像機構1をカメラボディ2に対し
て浮遊支持しても撮像機構1のz軸に直交する任意の軸
周りの回動は実現できる。2軸で回動支持する場合には
その回動部の摩擦は小さいほど良いので、ここに玉軸
受,滑り軸受等の軸受を用いたり、回動部が点接触とな
る様球面状や円錐状の凸部を球面状の凹部で受ける機構
にしても良い。
【0013】本第1実施例においては、撮像機構1はz
軸に直交する任意の軸周りに回動する様にしたが、カメ
ラの形状や仕様によりある1軸周りのブレのみが問題と
なるならば、その軸周りに撮像機構1を回動する様にす
れば良い。次に、図2を用いて本発明の第2実施例を説
明する。図2は本第2実施例のカメラの一部断面斜視図
である。
【0014】本第2実施例は上記第1実施例にジャイロ
機構3を取付けたものである。ここでいうジャイロ機構
3は高速回転するジャイロロータ31のことであり、撮
像機構1にジャイロロータ31の回転軸がz1軸に平行
となる様に取付けられる。撮像機構1の回動が中立位置
にある時、撮像機構1の光軸とジャイロ機構3の回転軸
は共にz軸に平行である。
【0015】ジャイロロータ31が回転している時、撮
像機構1に働く外力モーメントのz軸に直交する任意の
軸周りの回転成分に対して、ジャイロ機構3は外力モー
メントに反抗する反力モーメントを発生する。同時に上
記z軸に直交する軸とジャイロロータ31の回転軸の両
方に直交する軸周りに撮像機構1と共に歳差運動をす
る。
【0016】前述した第1実施例の安定化効果にジャイ
ロ機構3の反力モーメントによる安定化効果が加わるこ
とにより撮像機構1は更に安定する。又、撮像機構1に
働く外力モーメントは上記第1実施例の作用で述べた様
にカメラボディ2に働くモーメントに比べて小さく抑え
られる為、上記従来例の様に回転体をカメラボディ2に
取付けた場合より、ジャイロ機構は小型ですみ、スペー
スや起動の際に必要な時間、エネルギーは少なくて済
む。又、反力モーメントが撮影者の手には直接伝わらな
いので作動による違和感はない。
【0017】ジャイロロータの回転駆動はモータによっ
て行なっても良いし、ゼンマイやバネなどの蓄勢手段を
用いても良い。蓄勢手段のチャージは、チャージ専用の
アクチュエータを置いても良いが、巻き上げやズームの
動力を流用して行なう様にすれば上記アクチュエータ分
のコストを削減でき、撮影者が直接手の力で行なう様に
すればさらにカメラの電力を消費せずに済む。尚、ジャ
イロロータ31に比重の大きい材料を使用することによ
りジャイロロータ31を小型にすることができる。
【0018】本第2実施例においては、ジャイロロータ
31の回転軸はz軸と平行となる様にしたが、カメラの
形状や仕様によりある1軸周りのブレのみが問題となる
ならば、ジャイロロータ31の回転軸を少なくともその
ブレの軸が直交する様にすればブレに反抗する反力モー
メントが得られる。それにより、より精度の高いジャイ
ロ機構3の配置ができる。
【0019】次に、図3,図4を用いて本発明の第3実
施例を説明する。図3は本第3実施例のカメラの一部断
面斜視図、図4は図3におけるカメラの一部断面背面図
である。本第3実施例は上記第2実施例のジャイロ機構
3を以下の様に複数とし、歳差運動方向に回動自在とし
たものである。撮像機構1にはジャイロ取付部11によ
り2個のジャイロ機構3a,3bが取付けられる。ジャ
イロ機構3aは図4の様に歳差枠32aとジャイロロー
タ31aとからなり、歳差枠32aがジャイロ取付部1
1に対し回動可能に設けられる。
【0020】この歳差枠の回動軸はy1軸に平行となる
様に、且つその回動の範囲の中央にある時ジャイロロー
タ31aの回転軸がz1軸に平行となる様に取付けられ
る。ジャイロ機構3bはジャイロ機構3aと同じものが
回動軸3bがx1軸に平行となる様に、且つその回動の
範囲の中央にある時ジャイロロータ31bの回転軸がz
1軸に平行となる様に取付けられたものである。以後、
歳差枠32a,32bの回動軸を歳差軸と称す。又、歳
差枠32a,32bの回動範囲の中央をジャイロ機構の
歳差運動の中立位置と称す。
【0021】撮像機構1の回動及びジャイロ機構3a,
3bの歳差運動が共に中立位置にある時、撮像機構1の
光軸及びジャイロ機構3a,3bの回転軸は共にカメラ
ボディ2の光軸に平行であり、ジャイロ機構3aの歳差
軸はy軸と、ジャイロ機構3bの歳差軸はx軸と平行と
なる。本第3実施例においては、撮像機構1に働く外力
モーメントのx軸周りの回転成分はジャイロ取付部材1
1を介して、ジャイロ機構3a,3bに伝えられる。ジ
ャイロロータ31a,31bが回転している時、ジャイ
ロ機構3aはx軸周りの外力モーメントに対し、撮像機
構1には影響を与えずに歳差運動をすると共に、外力モ
ーメントに反抗するモーメントを発生する。
【0022】このモーメントにより撮像機構1はx軸周
りに回転せず、静止を保つ。ジャイロ機構3bはx軸と
平行な軸周りに歳差運動自在である為、x軸周りの外力
モーメントを受けず、それに対する反力モーメントを発
生することもない。y軸周りの外力モーメント成分につ
いてはジャイロ機構3bが同様にモーメントを発生し、
撮像機構1は静止安定する。ジャイロ機構3aはy軸と
平行な軸周りに歳差運動自在である為上記y軸周りの外
力モーメントを受けず、それに対する反力モーメントを
発生することもない。2個のジャイロ機構の効果の重ね
合わせにより、撮像機構1はz軸に直交する任意の軸周
りの回転について静止安定する。
【0023】ジャイロ機構3a,3bの歳差運動が撮像
機構1に伝わらないので、歳差運動の速度を小さくする
必要はなくジャイロは上記第2実施例に比べて小型で済
む。又、ジャイロ機構3a,3bは歳差運動方向に外力
モーメントを受けず歳差運動が妨げられることはないの
で、ジャイロは更に小型もので済む。又、ジャイロロー
タ31a、31bの回転方向が矢印20,21の様にジ
ャイロ機構の歳差運動の中立位置において二個のジャイ
ロで逆方向になる様に構成することにより、ジャイロ回
転の起動時の反動を相殺することができる。
【0024】更に複数のジャイロロータ31の回転をモ
ータにより駆動する場合、ロータ1個に対し1個のモー
タを配置しても良いが、モータは高価であるので、1個
のモータからの動力を歯車などの回転伝達機構により複
数のロータに分配する様にするとモータに斯かるコスト
を削減できる。又、複数のジャイロロータ31をモータ
により同時に起動しようとすると、瞬間的に大量の電力
投入が行なわれる為、電源に大きな負担がかかる。そこ
で、夫々のジャイロロータの起動タイミングをずらす
と、瞬間的な大電力投入が回避でき、電源が保護され
る。
【0025】次に、図5を用いて本発明の第4実施例を
説明する。図5は本第4実施例におけるブレ防止カメラ
の一部断面背面図である。図5の様に、ジャイロ機構3
a,3bが、撮像機構1の回動とジャイロ機構3a,3
bの歳差運動の両方が中立位置にある時回転軸がz軸と
平行に、夫々の歳差軸がxy平面に平行に且つ互いに直
交する様に取付けられる。
【0026】撮像機構1に働くz軸に直交する任意の軸
周りの外力モーメントは2個のジャイロ機構3a,3b
の発生する反力モーメントにより相殺され、撮像機構1
はz軸に直交する任意の軸周りの回転について静止安定
する。この第4実施例においては2個のジャイロ機構3
a,3bをされぞれの回転軸が水平線上に配置する様に
取付ける場合に水平線上に歳差軸の軸受けが来ないので
ジャイロ機構3a,3bの間隔を狭くでき、全体のスペ
ースが水平方向鉛直方向とも小さく済ませることができ
る。ここで2個のジャイロ機構の歳差軸が、平行でない
様にすればブレ防止効果は得られるので、この条件を満
たせば必ずしも2個のジャイロ機構3a,3bの歳差軸
は直交しなくとも良い。
【0027】前述した第3実施例及び本第4実施例にお
いては、2個のジャイロ機構3a,3bを用いて、手ブ
レの主要原因となるz軸に直交する任意の軸周りの回転
についての安定化効果が得られる様にしたが、カメラの
形状や仕様によりある1軸周りのブレのみが問題となる
ならば、ジャイロ機構3を1個、少なくともジャイロ機
構3の回転軸或いは歳差軸とそのブレの軸とが平行とな
らない様に配置すればブレに反抗する反力モーメントが
得られる。それにより部品点数を削減でき、コストを低
減することができる。
【0028】次に、図6及び図7を用いて本発明の第5
実施例を説明する。図6は本第5実施例の要部を示すブ
ロック図、図7は本第5実施例の動作を説明するフロー
チャートである。本第5実施例は上記第3実施例をスチ
ルカメラに適用し、ジャイロ駆動スイッチ44、歳差運
動固定解放機構45及び回動固定解放機構46を付け加
えたものである。
【0029】ジャイロ駆動スイッチ44はジャイロロー
タの駆動モータのオン/オフを切り換えるものであり、
カメラのメインスイッチのオン/オフに同期する。歳差
運動固定解放機構45はジャイロ機構41の歳差運動を
撮像機構42に対して固定状態と解放状態に切り換える
機構であり1stレリーズオンからシャッター閉までの
間ジャイロ機構41の歳差運動を許す。
【0030】回動固定解放機構46は撮像機構42のカ
メラボディ43に対する回動を固定状態と解放状態に切
り換える機構であり歳差運動固定解放機構45と同様1
stレリーズオンの間撮像機構42の回動を許す。歳差
運動固定解放機構45及び回動固定解放機構46は共に
シャッター閉の後その回動範囲の略中央にジャイロ機構
41あるいは撮像機構42を固定する。図7を用いて本
第5実施例の動作を説明する。まずメインスイッチのオ
ン/オフにより、メインスイッチオフならばジャイロの
駆動は行なわない(S1)。オンならばジャイロの駆動
を行なう(S2)。次に1stレリーズのオン/オフに
より、オフならばジャイロ機構41の歳差運動と撮像機
構42の回動は解放しない(S3)。
【0031】オンならばジャイロ機構41の歳差運動と
撮像機構42の回動を解放する(S4)。そしてシャッ
ター閉となったら(S5)ジャイロ機構41の歳差運動
と撮像機構42の回動を中立位置に戻し固定する(S
6)。次にメインスイッチの状態により(S7)、オフ
となればジャイロ駆動を停止し(S8)、オンであれば
ジャイロ駆動を続ける。
【0032】本題5実施例においては、ジャイロ機構4
1の歳差運動が固定されることによりジャイロ機構41
が発生する反力モーメントは小さく抑えられ、フレーミ
ングの際に撮影者がカメラを動かす障害とはならない。
ジャイロ機構41の歳差運動,撮像機構42の回動とも
に可動範囲の略中央位置で固定されるので、ジャイロ機
構41と撮像機構42を解放してブレ防止機能を作動さ
せた時すぐに可動限界に達して効果が得られなくなる恐
れはない。又、撮像機構42が固定されることにより持
ち運び時にがたついて損傷する危険性はなくなる。
【0033】ジャイロ機構41の歳差運動及び撮像機構
42の回動の解放は、少なくともシャッターが開いてい
る間に行なわれていれば良いので、2ndレリーズオ
ン、AF完了、AFの為のレンズ駆動トリガ、AEトリ
ガ等、他の信号によって解放を行なっても良い。ジャイ
ロ機構41の歳差運動及び撮像機構42の回動が解放さ
れた直後には、過渡的な振動を生ずることがある。そこ
でジャイロ機構41の歳差運動、撮像機構42の回動の
解放からレリーズが開くまでのタイムラグをこの過渡振
動がおさまるのに十分なだけ確保すると良い。
【0034】ジャイロ機構41の歳差運動と撮像機構4
2の回動を中立位置に戻す動作はそれ専用のアクチュエ
ータを設けて行なっても良いし、フィルム巻き上げの動
力を流用しても良い。尚、本第5実施例の構成及び作用
の説明において、ジャイロ機構41が撮像機構42に対
し歳差運動方向に回動自在ではない第2実施例を適用
し、歳差運動固定解放機構44とその作用に関する部分
を除いたものとしても、撮像機構42の回動がカメラボ
ディ43に対し固定されると、歳差運動方向に回動自在
でないジャイロ機構41の歳差運動が妨げられるのでジ
ャイロ機構41が発生する反力モーメントは小さく抑え
られ、フレーミングの際に撮影者がカメラを動かす障害
とはならないという効果が得られる。又、その他の効果
も歳差運動自在の場合と同様に得られる。
【0035】次に、本発明の第6実施例を図8乃至図1
0を用いて説明する。図8は本第6実施例の要部を示す
ブロック図である。本実施例は上記第5実施例をズーム
レンズ付きカメラに適用したものであり、ジャイロ駆動
スイッチ44に代わるジャイロ駆動回路60,CPU6
1,ブレ防止モード選択スイッチ62を備える。ブレ防
止モード選択スイッチ62は撮影者がブレ防止機能のオ
ン/オフを選択指示するものである。
【0036】CPU61はジャイロ機構41の特性情報
をCPU内部または外部記憶装置(図示せず)に持ち、
該特性情報とズーム領域情報、ストロボの使用非使用、
シャッタースピード情報を元にジャイロ機構のブレ防止
効果の要否を判断し、ジャイロ駆動回路60のオン/オ
フ及びジャイロ機構の歳差運動、撮像機構の回動の固定
解放の制御を行なう。
【0037】図9は本第6実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。ブレ防止モード選択スイッチ62が
オンか否か(S11)、ズーム領域がブレ防止必要範囲
か否か(S12)、ストロボ使用か否か(S13)、シ
ャッタースピードTがT≧T1を満たすか否か(S1
4)によりジャイロ駆動のオン/オフが決定される(S
15)。
【0038】ここでT1はブレ防止を必要としない限界
のシャッタースピードであり、ズーム領域情報により変
化する。ブレ防止モード選択スイッチ62がオンであ
り、ズーム領域がブレ防止必要範囲であり、ストロボ使
用でなく、シャッタースピードTがT≧T1を満たさな
い場合にはジャイロ駆動回路をオンにする。それ以外で
は、再度S11に戻り条件の変化に備える。
【0039】カメラがスローシンクロモードを有する場
合には図10の様なフローとなる。S21、S22は夫
々S11、S12と同様であるので説明は省略する。ス
トロボ使用か否かにより(S23)、ストロボ使用であ
る時スローシンクロモードのオン/オフによりオンなら
ばシャッタースピードの検知に向かい(S26)、オフ
ならばジャイロ駆動をオンにし、オフならば再度S11
に戻り条件の変化に備える。
【0040】本第6実施例において、ブレ防止効果が不
要の時には、多量の電力を要するジャイロ駆動を行なわ
ないので消費電力を削減できる。本実施例において使用
したズーム領域情報、ストロボの使用非使用、シャッタ
ースピード情報の各情報は、任意の数の任意の組み合わ
せで使用しても良く、カメラの仕様に合わせて自在に選
択可能である。
【0041】尚、本第6実施例の構成及び作用の説明に
おいて、ジャイロ機構41が撮像機構42に対し回動自
在ではない第2実施例を適用しても、歳差運動固定解放
機構44とその作用に関する部分を削除したものとすれ
ば、本実施例と同様の効果が得られる。次に、図11及
び図12を用いて本発明の第7実施例を説明する。
【0042】図11は本第7実施例の要部を示すブロッ
ク図である。本第7実施例は上記第6実施例にブレ検知
手段91とジャイロ回転数検知手段92を付け加えたも
のである。ブレ検知手段91はカメラのブレ情報を、ジ
ャイロ回転数検知手段92はジャイロロータの回転数情
報をCPU61に送るものである。CPU61はズーム
領域情報,ストロボの使用非使用,シャッタースピード
情報及び上記ブレ検知手段91からのブレ情報を元に撮
影時の像ブレ量の予測演算を行ない(S32)、又、該
予測値を元にジャイロがブレ防止効果を発揮するのに最
低限の必要回転数N1の演算も行なう。ジャイロ機構4
1はジャイロ回転数検知手段91からの回転数情報のフ
ィードバックにより上記必要回転数N1を保つ様に制御
される。
【0043】図12は本第7実施例の動作を説明するフ
ローチャートである。ブレ防止モード選択スイッチ62
がオンか否か(S31)、上記ブレ予測値があらかじめ
設定した像ブレ許容値以下か否か(S33)、ジャイロ
回転数が上記必要回転数N1以下か否か(S34)によ
りレリーズが押された場合のレリーズ許可とジャイロ機
構の歳差運動の許可、撮像機構の回動の許可が判断され
る。
【0044】ブレ防止モード選択スイッチ62がオンに
なっており、且つ上記ブレ予測値が予め設定した像ブレ
許容値を越える場合にはS34に向かい、そうでなけれ
ばレリーズを許可しシャッター動作を行なう(S3
6)。S34で、ジャイロ機構41の回転数が上記最低
回転数を越えていればレリーズの許可とジャイロ機構の
歳差運動、撮像機構の回動がなされる(S35)。越え
ていなければジャイロ回転数を十分なものとなるまでS
34を繰り返し、レリーズの許可とジャイロ機構の歳差
運動、撮像機構の回動がなされる(S36)。
【0045】以上述べた如く本第7実施例においては、
ブレ予測を行なうことによりブレ防止効果の要否の判断
がより正確になる。又、ブレ予測値により必要回転数N
1を求め回転数を制御するので必要以上の回転数をジャ
イロに与えることがなく消費電力を削減できる。本実施
例のブレ予測はブレの振幅の絶対値が分かれば良いの
で、ブレの振幅と方向の経時変化を必要とするブレ補正
の様には精密なブレ検知を行なう必要はなく、高価なセ
ンサーを使う必要はない。
【0046】本第7実施例の構成及び作用の説明におい
て、ジャイロ機構41が撮像機構42に対し回動自在で
はない第2実施例を適用しても、歳差運動固定解放機構
44とその作用に関する部分を除いたものとすれば、本
実施例と同様の効果が得られる。次に、図13及び図1
4を用いて本発明の第8実施例を説明する。
【0047】図13は本第8実施例の要部を示すブロッ
ク図である。本第8実施例は上記第5実施例に回転伝達
機構111,発電手段112,蓄電池113,蓄電池ス
イッチ114を付け加えたものである。回転伝達機構1
11はジャイロ駆動スイッチ44がオフの時ジャイロ機
構41の回転を発電手段112に伝え、オンの時には伝
えない。発電手段112はジャイロの回転エネルギーを
電気エネルギーに変換する。蓄電池113は発電手段1
12の起こした電気を蓄える。蓄電池スイッチ114は
ジャイロ駆動スイッチ44がオンの時蓄電池113に蓄
えられた電気をジャイロ駆動の為に供給する。
【0048】発電手段112、蓄電池113、蓄電池ス
イッチ114の代わりに、回転エネルギーを機械的エネ
ルギーとして蓄える蓄勢手段121と、ジャイロ駆動ス
イッチ44がオンの時に蓄勢手段121に蓄えられた機
械的エネルギーをジャイロ機構41に供給する蓄勢伝達
機構122を配置しても良い(図14)。又、回転伝達
機構111と発電手段112の代わりにジャイロ機構の
モータを発電機として使用することも可能である。
【0049】本第8実施例においては、ジャイロ駆動オ
フの時惰力で回転しているジャイロロータのエネルギー
を一時蓄え、ジャイロ駆動オンの時に使用することによ
りロータ回転のすばやい起動と省電力が実現できる。本
第8実施例の構成及び作用の説明において、ジャイロ機
構41が撮像機構42に対し回動自在ではない第2実施
例を適用しても、歳差運動固定解放機構44とその作用
に関する部分を除いたものとすれば、本実施例と同様の
効果が得られる。
【0050】次に、図15を用いて本発明の第9実施例
を説明する。図15A,Bの一部断面正面図及び一部断
面側面図に示す様に、ジャイロ機構3a,3bが、撮像
機構の回動とジャイロ機構の歳差運動双方が中立位置に
ある時、歳差軸がz軸と平行に、夫々の回転軸がxy平
面に平行に且つ互いに直交する様に取付られる。
【0051】上記撮像機構1に働くz軸に直交する任意
の軸周りの外力モーメントは2個のジャイロ機構3a,
3bのジャイロモーメントにより相殺され、撮像機構1
はz軸に直交する任意の軸周りの回転について静止安定
する。本第9実施例の様にジャイロの取付方向を決める
ことにより第1、第2実施例の様に平面方向に広いスペ
ースを必要とせず、より自由度の高いジャイロ機構の配
置が可能となる。2個のジャイロ機構のロータの回転軸
が、互いに平行にならない様に配置されればブレ防止効
果は得られるので、この条件を満たせば必ずしも互いに
直交していなくとも良い。
【0052】又、ジャイロ機構は2個以上で、そのうち
少なくとも1組のジャイロ機構について夫々の回転軸と
歳差軸の双方に直交する軸が互いに平行でなく、二つの
軸の成す面がxy平面と平行になっていればブレ防止効
果は得られるのでこの条件を満たしていれば良い。次
に、図16を用いて本発明の第10実施例を説明する。
【0053】本第10実施例は上記第3実施例のジャイ
ロ機構3に弾性部材34を加えたものである。図16の
斜視図に示す様に弾性部材34はジャイロロータ31の
回転軸受けと歳差枠32の間に取付けられる。上記ジャ
イロロータ31は高速回転する為、わずかの不釣り合い
等により高周波の振動を発生する危険性がある。その様
な高周波は弾性部材34により軸受け33と歳差枠32
の間で減衰吸収され撮像機構1には伝わらない。しかし
手ブレの様に低周波の振動は弾性部材によって減衰しな
い。
【0054】本第10実施例においては、上記ジャイロ
ロータ31が発生する高周波振動が撮像機構1には伝わ
らないのでこの高周波振動による像ブレや損傷などの弊
害を防ぐことができる。弾性部材34は上記の様にジャ
イロロータ31と歳差枠32の間ではなく歳差枠32と
ジャイロ取付部材11の間、或いはジャイロ取付部材と
撮像機構の間でもよい。本実施例は上記第2実施例に適
用されても良く、その場合弾性部材34はジャイロロー
タ31と撮像機構1の間に設けられれば良い。
【0055】以上詳述した如き本発明の実施態様によれ
ば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) カメラボディと、このカメラボディに対して光
軸が傾動可能に取付けられた像記録手段もしくは撮像素
子を含む撮影光学系と、を具備するカメラ。 (2)上記傾動可能に取付けられた像記録手段もしくは
撮像素子を含む撮影光学系に、ジャイロ効果を発生させ
る回転体を設けた、上記(1)に記載のカメラ。 (3)カメラボディと、該カメラボディに対して光軸が
傾動可能に取付けられた撮像機構と、該撮像機構に、歳
差運動可能に取付けられた回転体とを具備するカメラ。 (4)上記回転体の回転の駆動を制御する手段と、上記
回転体の歳差運動を固定状態と非固定状態とに切り換え
る機構と、上記撮像機構の傾動を固定状態と非固定状態
とに切り換える機構とを具備する、上記(3)に記載の
カメラ。 (5)撮影モード情報と、焦点距離情報と、照明装置情
報と、シャッタースピード情報の少なくともひとつ以上
の情報を元に、回転体の駆動非駆動の制御と、上記回転
体の歳差運動を固定状態と非固定状態とに切り換える機
構と、上記撮像機構の回動を固定状態と非固定状態とに
切り換える機構の制御を行なう制御手段とを具備する、
上記(4)に記載のカメラ。 (6)カメラのブレを検知する検知手段と、回転体の回
転数を検知する検知手段と、上記選択手段と検知手段の
情報と上記撮影モード情報と、上記焦点距離情報と、上
記照明装置情報と、上記シャッタースピード情報の少な
くともひとつ以上の情報を元に、回転体の駆動と歳差運
動,撮像機構の回動の固定解放の制御を行なう制御手段
を具備する、上記(5)に記載のカメラ。 (7)上記回転体の回転エネルギーを電気エネルギーに
変換する変換手段と上記回転体の回転エネルギーの該変
換手段への伝達を伝達状態と非伝達状態に切り換える伝
達手段と該変換手段により変換された電気エネルギーを
蓄える蓄電手段と蓄電手段に蓄えられた電気エネルギー
をジャイロ機構の起動時に供給する電気エネルギー供給
手段とを具備する、上記(4)に記載のカメラ。 (8)上記回転体の回転エネルギーを機械的エネルギー
として蓄える蓄勢手段と上記回転体の回転エネルギーの
該蓄勢手段への伝達を伝達状態と非伝達状態に切り換え
る伝達手段と上記蓄勢手段に蓄えられた機械的エネルギ
ーをジャイロ機構の回転体の駆動時に供給する機械的エ
ネルギー供給手段とを具備する、上記(4)に記載のカ
メラ。 (9)複数の歳差運動可能な回転体を具備し、少なくと
も1組の回転体の回転軸と歳差運動軸の双方に直交する
軸が平行ではない、上記(3)に記載のカメラ。 (10)複数の歳差運動可能な回転体を具備し、少なく
とも1組の回転体の回転軸が平行であり、且つ歳差運動
軸が平行ではない、上記(3)に記載のカメラ。 (11)上記回転体の少なくとも1組の回転体の歳差運
動軸が平行であり、且つ回転軸が平行ではない、上記
(10)に記載のカメラ。 (12)上記回転体の少なくとも1組の回転体の歳差運
動軸が直交する、上記(10)に記載のカメラ。 (13)上記回転体の少なくとも1組の回転体の回転軸
が直交する、上記(11)に記載のカメラ。 (14)回転体が高速回転可能に取付けられる弾性部材
と、該弾性部材が取付けられ、自身は上記撮像機構に対
し歳差運動可能に取付けられる部材とを具備する、上記
(3)に記載のカメラ。 (15)回転体が高速回転可能に取付けられる部材と、
該部材が取付けられ、自身は上記撮像機構に対し歳差運
動可能に取付けられる弾性部材とを具備する、上記
(3)に記載のカメラ。 (16)撮影モードとして、ブレ防止モード,スローシ
ンクロモード,トリミング撮影モードの一つ以上の任意
の組み合わせを具備する、上記(7)に記載のカメラ。 (17)上記回転対の回転軸が上記撮像部材の光軸と平
行である、上記(2)に記載のカメラ。 (18)上記回転体の回転の駆動を制御する手段と、上
記撮像機構の傾動を固定状態と非固定状態とに切り換え
る機構とを具備する、上記(2)に記載のカメラ。 (19)撮影モード情報と、焦点距離情報と、照明装置
情報と、シャッタースピード情報の少なくともひとつ以
上の情報を元に、回転体の駆動非駆動の制御と、上記撮
像機構の回動を固定状態と非固定状態とに切り換える機
構の制御を行なう制御手段とを具備する、上記(18)
に記載のカメラ。 (20)カメラのブレを検知する検知手段と、回転体の
回転数を検知する検知手段と、上記選択手段と検知手段
の情報と上記撮影モード情報と、上記焦点距離情報と、
上記照明装置情報と、上記シャッタースピード情報の少
なくともひとつ以上の情報を元に、回転体の駆動と歳差
運動,撮像機構の回動の固定解放の制御を行なう制御手
段を具備する、上記(19)に記載のカメラ。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1の発明において
は、カメラボディと、このカメラボディに対して光軸が
傾動可能に取付けられた像記録手段または撮像素子を含
む撮影光学系とを具備することにより、撮像機構が空間
に対して安定し、手ブレが防止できるカメラを得ること
が可能である。又、撮像機構を傾動させる為の機構は簡
単であり、カメラ全体を低コスト且つ軽量にすることが
可能である。
【0057】又、第2の発明においては、上記傾動可能
に取付けられた像記録手段または撮像素子を含む撮影光
学系に、ジャイロ効果を発生させる回転体を設けたこと
により、撮像機構が空間に対しより安定し、より手ブレ
の防止効果が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例におけるカメラの一部断
面斜視図である。
【図2】 本発明の第2実施例におけるカメラの一部断
面斜視図である。
【図3】 本発明の第3実施例におけるカメラの一部断
面斜視図である。
【図4】 図3に示したカメラの一部断面背面図であ
る。
【図5】 本発明の第4実施例におけるカメラの一部断
面背面図である。
【図6】 本発明の第5実施例におけるカメラの要部を
示すブロック図である。
【図7】 図6に示したカメラの動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】 本発明の第6実施例におけるカメラの要部を
示すブロック図である。
【図9】 図8に示したカメラの動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】 図8に示したカメラの動作にスローシンク
ロモードが加わった場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】 本発明の第7実施例におけるカメラの要部
を示すブロック図である。
【図12】 図11に示したカメラの動作を示すフロー
チャートである。
【図13】 本発明の第8実施例におけるカメラの要部
を示すブロック図である。
【図14】 図13に示したカメラにおける発電手段,
蓄電池,蓄電池スイッチに変えて、蓄勢手段と蓄勢伝達
機構を置いた場合のブロック図である。
【図15】 本発明の第9実施例におけるカメラの一部
断面正面図および一部断面側面図である。
【図16】 本発明の第10実施例におけるカメラのジ
ャイロロータの回転軸軸受け部の斜視図である。
【符号の説明】
1 撮像機構 2 カメラボディ 3 ジャイロ機構 31 ジャイロロータ(回転体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 宏明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加藤 孝二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディと、 このカメラボディに対して光軸が傾動可能に取付けられ
    た像記録手段もしくは撮像素子を含む撮影光学系と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記傾動可能に取付けられた像記録手段
    もしくは撮像素子を含む撮影光学系に、ジャイロ効果を
    発生させる回転体を設けたことを特徴とする、請求項1
    に記載のカメラ。
JP12367294A 1994-06-06 1994-06-06 カメラ Withdrawn JPH07333664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002077369A1 (fr) * 2001-03-26 2002-10-03 Japan Science And Technology Corporation Generatrice electrique actionnee par effet d'onde gyroscopique, et absorbeur d'onde utilisant cette generatrice
IT201800007115A1 (it) * 2018-07-11 2020-01-11 Sistema e metodo di controllo di una apparecchiatura video-fotografica

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