JPH0733357U - 排煙口装置 - Google Patents

排煙口装置

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JPH0733357U
JPH0733357U JP6326993U JP6326993U JPH0733357U JP H0733357 U JPH0733357 U JP H0733357U JP 6326993 U JP6326993 U JP 6326993U JP 6326993 U JP6326993 U JP 6326993U JP H0733357 U JPH0733357 U JP H0733357U
Authority
JP
Japan
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lid
opening
smoke exhaust
frame
attached
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Pending
Application number
JP6326993U
Other languages
English (en)
Inventor
伊佐男 井上
正泰 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0733357U publication Critical patent/JPH0733357U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉蓋時の気密性を向上させ、リーク量を低減
させ得るようにした排煙口装置を提供する。 【構成】 排煙ダクトの屋内側開口に取り付ける筒状の
枠体11の開口部に、蓋体12を開閉可能に取り付けて
なる排煙口において、前記枠体11の開口部の一端に蓋
体12の一端を枢着するとともに、枠体11と蓋体12
とを係脱する開放装置17及び蓋体12を枠体外側へ付
勢する開放ばね15を設け、かつ閉蓋時に該蓋体12の
内面周縁部が当接する枠体の受部19にシール材18を
取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の天井部あるいは壁部等に設置する排煙口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物内において火災が発生した場合にその排煙を行うために、例えば各室の天 井部あるいは壁部等に排煙口が設けられている。 各排煙口は枝ダクトを介して一本の主ダクトに連通し、この主ダクトの終端に は、屋外へ効率良く排煙するための排煙機(ファン)が設置されている。 そして、各排煙口には自動又は手動で開閉可能な蓋体が設置されている。
【0003】 図3、図4は従来の排煙口装置を示したもので、1は前記排煙ダクトの屋内側 端部開口に取り付けられる角筒状の枠体、2は該枠体1の開口部に回動可能に取 り付けられた蓋体である。該蓋体2は、その両側面の略中央部に突設した一対の ブラケット3を貫通する回転軸4を介して、枠体1に枢着されている。
【0004】 5は上記回転軸4に巻装され、蓋体2を開放方向、即ち図3において反時計方 向に付勢している開放ばね、6はストッパー、7は蓋体2と係脱可能な爪を有し 、かつ該爪が蓋体2から外れたときに蓋体2を回動させて開放するためのばね機 構を内蔵している開放装置である。
【0005】 枠体1の開口部の図3における左半分の部分、即ち蓋体2が枠体外側(下方) へ回動する部分では、図3のようにパッキン8が枠体の内周縁のフランジ部に水 平状に取り付けてあり、閉蓋時には蓋体2の上面周縁部が該パッキン8の下面に 密接する。 また枠体1の開口部の右半分の部分、即ち蓋体2が枠体内側(上方)へ回動す る部分では、パッキン9が枠体1の内周面に垂直状に取り付けてあり、閉蓋時に は蓋体2の上面に形成したフランジ部10の先端部分が、該パッキン9の上面に 密接するように構成されている。
【0006】 そして、建物のある箇所で火災が発生した場合、前記開放装置7及び開放ばね 5の作用により当該箇所の排煙口のみを開放し、他の排煙口は密閉して効率的に 排煙を行わせるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の排煙口装置においては、蓋体2の中央部が枠体1に 枢着されているため、蓋体2が枠体内側へ回動する部分(図3の右半分)では、 フランジ部10の先端部分と垂直状のパッキン9の上面との当接により、閉蓋時 のシールを行わなければならない。従って、該部分では極めて狭いシール面積し か得られないため、気密性が劣り、リーク量(空気漏れ量)が多かった。そのた め、複数箇所の排煙口を設けたシステムでは排煙効率が悪くなり、所要の排煙量 を確保できないという問題があった。
【0008】 本考案は以上のような実情に鑑みてなされたもので、閉蓋時の気密性を向上さ せ、リーク量を低減させ得るようにした排煙口装置を提供することを目的とする 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、排煙ダクトの屋内側開口に取り付ける筒 状の枠体の開口部に、蓋体を開閉可能に取り付けてなる排煙口において、前記枠 体の開口部の一端に蓋体の一端を枢着するとともに、枠体と蓋体とを係脱する手 段及び蓋体を枠体外側へ付勢する手段を設け、かつ閉蓋時に該蓋体の内面周縁部 が当接する枠体の受部にシール材を取り付けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
蓋体の開放時には、蓋体はその一端を支点として枠体外側へ回動するので、従 来のように枠体内側へ回動する部分は無い。そのため、枠体内周面の大部分に、 受部及び幅広のシール材を配設することができるので、閉蓋時に充分な気密性を 得ることができ、リーク量を低減させることができる。
【0011】
【実施例】
図1、図2は本考案の一実施例を示したもので、11は排煙ダクトの屋内側端 部開口に取り付けられる角筒状の枠体、12は該枠体11の開口部に開閉可能に 取り付けられた蓋体である。該蓋体12は、その両側面の一端部に突設した一対 のブラケット13を貫通する回転軸14を介して、枠体11に枢着されている。
【0012】 15は上記回転軸14に巻装され、蓋体12を開放方向、即ち図1において反 時計方向に付勢している開放ばね、16はストッパー、17は蓋体12と係脱可 能な爪を有し、かつ該爪が蓋体12から外れたときに蓋体12を回動させて開放 するためのばね機構を内蔵している開放装置である。
【0013】 上記枠体11の開口部内面のうちの3面、即ち蓋体12の回動基端側を除く3 面には、受部として内向きフランジ部19が形成してあり、このフランジ部19 の下面には、シリコンパッキン等のシール材18が水平状に取り付けてある。そ して、閉蓋時には蓋体12の上面周縁部が、該シール材18の下面に密接して排 煙口を密閉するように構成されている。
【0014】 なお、排煙機の吸引力と開放ばね15の開放力(付勢力)とのバランスを考慮 して、蓋体12は複数に分割して設置してもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の排煙口装置においては、蓋体の開放時に蓋体はその一端を支点として 枠体外側へ回動するので、従来のように枠体内側へ回動する部分は無い。そのた め、枠体内周面の大部分に、受部及び幅広のシール材を配設することができるの で、閉蓋時に充分な気密性を得ることができ、リーク量を大幅に低減させること ができる。従って、複数箇所の排煙口を設けたシステムにおいて排煙効率が向上 し、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同、底面図である。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
【図4】同、底面図である。
【符号の説明】
11 枠体 12 蓋体 14 回転軸 15 開放ばね 17 開放装置 18 シール材 19 フランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排煙ダクトの屋内側開口に取り付ける筒
    状の枠体の開口部に、蓋体を開閉可能に取り付けてなる
    排煙口において、前記枠体の開口部の一端に蓋体の一端
    を枢着するとともに、枠体と蓋体とを係脱する手段及び
    蓋体を枠体外側へ付勢する手段を設け、かつ閉蓋時に該
    蓋体の内面周縁部が当接する枠体の受部にシール材を取
    り付けたことを特徴とする排煙口装置。
JP6326993U 1993-11-25 1993-11-25 排煙口装置 Pending JPH0733357U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6326993U JPH0733357U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 排煙口装置

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JP6326993U JPH0733357U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 排煙口装置

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JPH0733357U true JPH0733357U (ja) 1995-06-20

Family

ID=13224416

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JP6326993U Pending JPH0733357U (ja) 1993-11-25 1993-11-25 排煙口装置

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JP (1) JPH0733357U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837429B2 (ja) * 1980-08-15 1983-08-16 賢治 久田 フエルト用結着剤
JPS6344664U (ja) * 1986-06-20 1988-03-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837429B2 (ja) * 1980-08-15 1983-08-16 賢治 久田 フエルト用結着剤
JPS6344664U (ja) * 1986-06-20 1988-03-25

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