JPH07333348A - 放射線検出器およびこれを用いたx線ct装置 - Google Patents

放射線検出器およびこれを用いたx線ct装置

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JPH07333348A
JPH07333348A JP6122198A JP12219894A JPH07333348A JP H07333348 A JPH07333348 A JP H07333348A JP 6122198 A JP6122198 A JP 6122198A JP 12219894 A JP12219894 A JP 12219894A JP H07333348 A JPH07333348 A JP H07333348A
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radiation
ray
detector
semiconductor
photodiode
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JP6122198A
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Yasuo Saito
泰男 斉藤
Hiroaki Miyazaki
博明 宮崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は各放射線検出素子の検出感度を低下
させることなく、これら各放射線検出素子を2次元方向
に高密度で配列を可能にし、これによって1回のX線照
射で広い範囲のX線データを得る。 【構成】 P型のシリコン基板14の裏面に格子状に溝
8を形成して複数のシリコン突起13を2次元状に形成
し、これらの各シリコン突起13の上面側に複数のN層
16を形成して、複数のフォトダイオード23を構成す
るとともに、前記各N層16を覆うように透明な絶縁膜
17、透明な負電極膜18を積層して、シンチレータ1
1から出射される可視光を受光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線等の放射線を直接電
気信号に変換したり、放射線を可視光線に変換した後電
気信号に変換する放射線検出器およびこれを用いたX線
CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療機関などで使用されるX線CT装置
では、寝台天板上に載せられた患者を架台装置の孔に侵
入させ、この架台装置の架台回転部内に配置されたX線
管球からX線を放射させながら、該X線管球とは患者を
介して対向配置されたX線検出器によって前記患者を透
過したX線を収集し、これを電気信号(X線データ)に
変換する。
【0003】そして、架台回転部を回転させながら、上
述した動作を繰り返して、前記患者の1周分(1周分で
ないときもある)のX線データが得られたとき、前記架
台装置および前記寝台装置を制御している操作卓装置内
の中央処理回路によって、前記X線データにコンボルー
ション(畳み込み)やバックプロジェクション(逆投
影)等の処理を加えて、前記患者のX線断面画像を再構
成し、これを前記操作卓装置の表示装置上に表示する。
【0004】図8はこのようなX線CT装置で使用され
るX線検出器の一例を示す斜視図である。
【0005】この図に示すX線検出器201はシンチレ
ータ202と、光検出器203とを組み合わせて構成し
た検出器であり、患者を透過したX線が入射したとき、
シンチレータ202によってこれを可視光に変換した
後、光検出器203によって前記可視光を電気信号(X
線データ)に変換し、これを出力する。
【0006】この場合、前記光検出器203は図9に示
す如くN型シリコンによって構成されるシリコン基板2
04と、蒸着などの手法によって前記シリコン基板20
4の裏面(図9では、下面)に形成された導電膜などで
構成される負電極205と、イオン注入など手法によっ
て前記シリコン基板204の上面側に所定間隔で形成さ
れる複数のP層206と、これらの各P層206の一部
を残し、残りの部分を覆うように形成されたシリコン酸
化膜などで構成される保護膜207と、蒸着などの手法
によって前記保護膜207の各孔部分に形成され、前記
各P層206に電気的に接続される正電極208と、図
8に示す如く前記シリコン基板204上の端部に形成さ
れる複数のコネクタ電極209と、蒸着などの手法によ
って保護膜207上に形成され、前記各正電極208か
ら出力される電気信号を前記各コネクタ電極209に各
々、導く複数の配線210と、前記負電極205を介し
て前記シリコン基板204が固定されるプリント基板2
12と、前記各配線210の端部と前記プリント基板2
12の信号出力端子213とを電気的に接続する複数の
ボンディングワイヤ211とを備えている。
【0007】そして、シンチレータ202から可視光が
出射され、これが保護膜207側に入射したとき、シリ
コン基板204と各P層206との境界部分の状態を各
々変化させて複数の電気信号(X線データ)を生成する
とともに、これらの各電気信号を対応する正電極20
8、各配線210、各コネクタ電極209、各ボンディ
ングワイヤ211を介して、プリント基板212側に出
力する。
【0008】図10は一般的なX線CT装置で使用され
るX線検出器の他の一例を示す斜視図である。
【0009】この図に示すX線検出器231は複数の配
線232や複数の信号出力端子229などが形成された
プリント基板233と、図11に示す如く前記プリント
基板233上に所定間隔で配置される複数の半導体検出
器234と、これらの各半導体検出器234の下面に形
成され、前記プリント基板233に固定される正電極2
35と、前記各半導体検出器234の上面に形成される
負電極236と、前記プリント基板233の前記各半導
体検出器234の近傍に各々垂設される棒状の信号取出
し電極237と、これらの各信号取出し電極237の上
端と前記各半導体検出器234に上部に形成された負電
極236とを電気的に接続する複数のボンディングワイ
ヤ238とを備えている。
【0010】そして、各半導体検出器234の上面側か
ら、患者を透過したX線が入射したとき、各半導体検出
器234によって前記X線を直接、電気信号(X線デー
タ)に変換し、これらの各電気信号を、各ボンディング
ワイヤ238、各信号取出し電極237を介して、プリ
ント基板233側に出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、スラ
イス方向に複数列のX線検出素子アレイを配列(即ち、
2次元配列)し、1回のX線照射によって2次元のX線
データを収集し、複数のCT画像を得ようとする試みが
検討されている。
【0012】そこで、図8に示したX線検出器201を
スライス方向に複数列配置してX線を収集する方法が考
えられる。しかしながら、このような方法では、コネク
タ電極209や配線210等の占有スペースが大きいの
で、X線の検出感度が低下してしまい、これによってC
T画像の画質が著しく劣化してしまうという欠点があ
る。
【0013】また、図10に示したX線検出器231を
スライス方向に並設して2次元のX線データを収集する
方法においても、やはり信号取り出し電極237,ボン
ディングワイヤ238等の占有面積が大きくなるのでX
線の検出感度が低下してしまうという欠点がある。
【0014】本発明は上記の事情に鑑み、各放射線検出
素子の検出感度を低下させることなく、これら各放射線
検出素子を2次元方向に高密度で配列することができ、
これによって1回のX線照射で広い範囲のX線データを
得ることができる放射線検出器およびこれを用いたX線
CT装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本願第1の発明に係る放射線検出器は、複数の放射
線検出素子から成り、入射した放射線を電気信号に変換
する放射線検出素子において、前記放射線検出素子は2
次元状に密に配設され、当該各放射線検出素子の放射線
入射側とは反対の面に信号配線を取り付けたことが特徴
である。
【0016】また、第2の発明に係る放射線検出器は、
入射される放射線を光信号に変換するシンチレータ素子
が2次元状に配設されたシンチレータと、前記各シンチ
レータ素子毎に設けられ当該各シンチレータ素子からの
光信号を電気信号に変換するフォトダイオードと、前記
フォトダイオードの光信号受光面とは反対側に配設さ
れ、前記各フォトダイオードからの電気信号を後段の処
理回路へ導く配線基板と、前記各フォトダイオードと配
線基板との間をバンプ接続するバンプ接続素子と、を有
することを特徴とする。
【0017】また、第3の発明に係る放射線検出器は、
前記第2の発明において、前記フォトダイオードは、一
体化されたP型シリコン基板に溝を形成して各シンチレ
ータ素子に対応するように分離し、当該分離された各領
域の受光部にN層を形成して構成されることを特徴とす
る。
【0018】更に、第4の発明に係る放射線検出器は、
前記第2の発明において、前記フォトダイオードは、一
体化されたN型シリコン基板をベースとし、該N型シリ
コン基板の前記各シンチレータ素子に対応する位置のバ
ンプ接続側から受光側近傍にかけてP層を埋め込んで形
成したことを特徴とする。
【0019】本願第5の発明に係る放射線検出器は、入
射される放射線を電気信号に変換する半導体素子を2次
元状に配設して構成される半導体検出器と、該半導体検
出器の放射線入射面とは反対側に配設され前記各半導体
素子からの電気信号を後段の処理回路へ導く配線基板
と、前記各半導体素子と配線基板との間をバンプ接続す
るバンプ接続素子と、を有することを特徴とする。
【0020】本願第6の発明に係るX線CT装置は、前
記第1の発明乃至第5の発明のいずれかに記載の放射線
検出器を架台回転部に搭載したことを特徴とする。
【0021】
【作用】上述の如く構成された本願第1乃至第5の発明
の放射線検出器によれば、各放射線検出素子の、放射線
入射面とは反対側の面から電気信号を取り出すことがで
きるので、電気信号用の配線が放射線入射面側に露出す
ることは無い。従って、検出感度を低下させることなく
2次元の放射線データを検出することができる。
【0022】また、本願第6の発明のX線CT装置によ
れば、前記第1乃至第5の発明の放射線検出器を用いて
被検体を透過した後のX線を収集するので、1度のX線
の曝射で複数枚の断層像を撮影することができるように
なる。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係る放射線検出器を搭載した
X線CT装置の構成を示す斜視図である。
【0024】この図に示すX線CT装置1は診察対象と
なる患者が載せられる寝台装置2と、架台回転部9内
に、X線管球およびX線検出器10などを有し、前記寝
台装置2に載せられている患者に対してX線を照射しな
がら、X線データを収集する架台装置3と、医師(また
は、技師)の操作内容に基づき、前記架台装置3および
前記寝台装置2を制御するとともに、前記架台装置3に
よって収集されたX線データに基づいて前記患者のX線
断面画像などを生成して画像表示装置4上に表示する操
作卓装置5などとを備えている。
【0025】そして、診察対象となる患者を寝台装置2
上に載せ、操作卓装置5の操作内容に基づいて前記寝台
装置2上に載せられている患者の高さや位置などを調整
した後、中央部分に孔が形成された架台装置3に前記患
者を通しながら、架台装置3からX線を出射させて、前
記患者を透過したX線データを収集し、このX線データ
に基づいて前記患者のX線断面画像を作成し、これを前
記操作卓装置5の画像表示装置4上に表示する。
【0026】この後、前記画像表示装置4上に表示され
ている各X線断面画像のうち、診断に必要なX線断面画
像をイメージャ装置(図示は省略する)に転送してフィ
ルム上に焼き付け、医師による診断で使用させる。
【0027】図2は本発明の第1実施例に係るX線検出
器の構成図,図3は図2のC−C断面図である。図2に
示すX線検出器10はシンチレータ11と、光検出器1
2とを組み合わせて構成した検出器であり、患者を透過
したX線が入射したとき、シンチレータ11によってこ
れを可視光に変換した後、光検出器12によって該可視
光を電気信号(X線データ)に変換し、これを出力す
る。
【0028】前記光検出器12はP型シリコンによって
構成され、その裏面に形成された格子状の溝8によって
複数のシリコン突起13が形成されたシリコン基板14
と、図3に示す如く蒸着などの手法によって前記各シリ
コン突起13の面上に形成された導電膜などで構成され
る複数の正電極(信号電極)15と、イオン注入など手
法によって前記シリコン基板14の上面側に所定間隔で
格子配列となるように形成される複数のN層16と、こ
れらの各N層16の一部を残し、残りの部分を覆うよう
に形成されたシリコン酸化膜などで構成される透明な絶
縁膜17と、蒸着などの手法によって絶縁膜17上に形
成され、前記絶縁膜17の各孔部分を介して前記各N層
16に電気的に接続される透明な複数の負電極膜18
と、前記絶縁膜17上に配置され、前記各負電極膜18
を相互に接続して負電圧を与える透明な配線19と、前
記各正電極15とプリント基板20に形成された各ハン
ダパッド21とをバンプ接続する複数のハンダ球22と
を備えている。
【0029】そして、シンチレータ11から可視光が出
射され、これが負電極膜18側に入射したとき、これを
透明な負電極膜18、透明な絶縁膜17、薄いN層16
を介してP型のシリコン基板13とN層16との境界部
分に導き、これによってこの部分の状態を変化させて、
電気信号(X線データ)を発生させるとともに、これら
の電気信号を各シリコン突起13の各正電極15、ハン
ダ球22、プリント基板20側のハンダパッド21を介
してプリント基板20の端部や裏面などに形成された信
号出力端子(図示は省略する)から外部に出力する。
【0030】この場合、シリコン基板14の裏面側に形
成した格子状の溝8によってシリコン基板14の裏面側
を物理的に分割して複数のシリコン突起13を形成して
いるので、各N層16とP型のシリコン突起13との間
に発生する電気信号のクロストークを防止できるととも
に、各シリコン突起13を高密度で、かつ一定間隔で規
則正しく配置することができる。
【0031】また、各シリコン突起13に正電極15を
形成し、これらの各正電極15にハンダ球22を取り付
け、リフロー加熱により前記ハンダ球22を溶融させて
シリコン基板14側の各正電極15と、プリント基板2
0側の各ハンダパッド21とを各々、バンプ接続するよ
うにしているので、ボンディングワイヤやコネクタなど
を使用することなく、各シリコン突起13の正電極15
から出力される電気信号をプリント基板20側に伝達す
ることができ、これによって高密度接続処理を容易に行
うことができる。
【0032】このように、第1実施例によるX線検出器
10においては、P型のシリコン基板14の裏面に格子
状に溝8を形成して複数のシリコン突起13を2次元状
に形成し、これらの各シリコン突起13の上面側に複数
のN層16を形成して、複数のフォトダイオード23を
構成するとともに、前記各N層16を覆うように透明な
絶縁膜17、透明な負電極膜18を積層して、シンチレ
ータ11から出射される可視光を受光するようにしてい
るので、各フォトダイオード23の有感領域を小さくす
ることなくこれらの各フォトダイオード23を2次元方
向に高密度で配置して入射したX線を高い2次元分解能
で検出することができる。
【0033】そして、このX線検出器10を架台回転部
9に配置することにより、この実施例によるX線CT装
置1では、1回のX線照射によって広い範囲のX線断面
画像を得ることができる。
【0034】図4は本発明による放射線検出器の第2実
施例を示すX線検出器の斜視図であり、図5は図4のD
−D断面図である。
【0035】図4に示すX線検出器30はシンチレータ
31と、光検出器32とを組み合わせて構成した検出器
であり、患者を透過したX線が入射したとき、シンチレ
ータ31によってこれを可視光に変換した後、光検出器
32によって前記可視光を電気信号(X線データ)に変
換し、これを出力する。
【0036】前記光検出器32は図5に示す如くN型シ
リコンによって構成されるシリコン基板33と、イオン
注入など手法によって前記シリコン基板33の裏面側か
ら上面側の近傍付近まで不純物を注入することにより、
所定間隔で格子状配列となるように形成される複数の角
柱状P層34と、蒸着などの手法によって前記各角柱状
P層34の下面上に形成された導電膜などで構成される
複数の正電極(信号電極)35と、蒸着などの手法によ
って前記シリコン基板33の上面側を覆うように形成さ
れる透明な負電極膜36と、前記各正電極35とプリン
ト基板37に形成された各ハンダパッド38とをバンプ
接続する複数のハンダ球39とを備えている。
【0037】そして、シンチレータ31から可視光が出
射され、これが負電極膜36側に入射したとき、これを
透明な負電極膜36、シリコン基板33の薄い部分(薄
いN層)を介してシリコン基板33と、角柱状P層34
との境界部分に導き、これによってこの部分の状態を変
化させて、電気信号(X線データ)を発生させるととも
に、これらの電気信号を各角柱状P層34の各正電極3
5、ハンダ球39、プリント基板37側のハンダパッド
38を介してプリント基板37の端部や裏面などに形成
された信号出力端子(図示は省略する)から外部に出力
する。
【0038】この場合、シリコン基板33の裏面側から
不純物をイオン注入して受光面まで伸びる角柱状P層3
4を形成し、これらの各角柱状P層34の間にN型のシ
リコンを残して、各角柱状P層34を電気的に分離する
ようにしているので、各角柱状P層34とN型のシリコ
ンとの間に発生した電気信号がクロストークしないよう
にすることができるとともに、各角柱状P層34を高密
度で、かつ一定間隔で規則正しく配置することができ
る。
【0039】また、各角柱状P層34に正電極35を形
成し、これらの各正電極35にハンダ球39を取り付
け、リフロー加熱により、ハンダ球39を溶融させてシ
リコン基板33側の各正電極35と、プリント基板37
側のハンダパッド38とをバンプ接続するようにしてい
るので、ボンディングワイヤやコネクタなどを使用する
ことなく、各角柱状P層34の正電極35から出力され
る電気信号をプリント基板37側に伝達することがで
き、これによって高密度接続処理を容易にすることがで
きる。
【0040】このように、第2実施例によるX線検出器
30においては、シリコン基板33の下面側から不純物
をイオン注入して受光面まで伸びる角柱状P層34を形
成し、これらの各角柱状P層34の間にN型のシリコン
を残して、各角柱状P層34を電気的に分離して複数の
フォトダイオード40を構成するとともに、シリコン基
板33の上面側に透明な負電極膜36を形成して、シン
チレータ31から出射される可視光を受光するようにし
ているので、各フォトダイオード40の有感領域を小さ
くすることなく、これらの各フォトダイオード40を2
次元方向に高密度で配置して入射したX線を高い2次元
分解能で検出することができる。
【0041】図6は本発明による放射線検出器の第3実
施例を示すX線検出器の斜視図、図7は図6に示すE−
E断面図である。
【0042】図6に示すX線検出器50はX線が入射し
たとき、電荷を発生するCdTeなどの重元素を含む半
導体によって構成され、その裏面に形成された格子状の
溝51によって複数の半導体突起52が形成された半導
体基板53と、図7に示す如く蒸着などの手法によって
前記各半導体突起52の面上に形成された導電膜などで
構成される複数の正電極(信号電極)54と、蒸着など
の手法によって前記半導体基板53の上面に形成される
透明な負電極膜55と、前記各正電極54とプリント基
板56に形成された各ハンダパッド57とをバンプ接続
する複数のハンダ球58とを備えている。
【0043】そして、患者を透過したX線が負電極膜5
5側に入射したとき、負電極膜55、半導体突起52お
よび正電極54によって構成される各X線検出素子59
により、前記X線に応じた電気信号(X線データ)を発
生させるとともに、これらの電気信号を各X線検出素子
59の各正電極54、ハンダ球58、プリント基板56
側のハンダパッド57を介してプリント基板56の端部
や裏面などに形成された信号出力端子(図示は省略す
る)から外部に出力する。
【0044】この場合、半導体基板53の裏面側に形成
した格子状の溝51によって半導体基板53の裏面側を
物理的に分割して複数の半導体突起52を形成するよう
にしているので、各半導体突起52で発生した電気信号
がクロストークしないようにすることができるととも
に、各半導体突起52を高密度で、かつ一定間隔で規則
正しく配置することができる。
【0045】また、各半導体突起52に正電極54を形
成し、これらの各正電極54にハンダ球58を取り付
け、リフロー加熱により、ハンダ球58を溶融させて、
半導体基板53側の正電極54をプリント基板56側の
ハンダパッド57にバンプ接続するようにしているの
で、ボンディングワイヤやコネクタなどを使用すること
なく、各半導体突起52の正電極54から出力される電
気信号をプリント基板56側に伝達することができ、こ
れによって高密度接続処理を容易にすることができる。
【0046】このように、第3実施例によるX線検出器
50においては、半導体基板53の裏面に格子状に溝5
1を形成して複数の半導体突起52を2次元状に形成
し、これらの各半導体突起52の下面に正電極54を形
成するとともに、前記半導体基板53の上面側に透明な
負電極膜55を形成して、この負電極膜55側で、患者
を透過したX線を受光するようにしているので、各半導
体素子53の有感領域を小さくすることなくこれらの各
半導体素子53を2次元方向に高密度で配置して入射し
たX線を高い2次元分解能で検出することができる。
【0047】なお、上記した各実施例では放射線検出器
としてX線検出器を例に説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、SPECT装置やPE
T装置に用いられる放射線検出器についても適用できる
ことは自明である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の放射線検出
器によれば、各放射線検出素子の検出感度を低下させる
ことなく、これら各放射線検出素子を2次元方向に高密
度で配列することができ、これによって1回のX線照射
で広い範囲のX線データを得ることができる。また、本
発明のX線CT装置では、架台回転部を1回転させるだ
けで、複数のスライス面におけるX線断面画像を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放射線検出器およびこれを用いた
X線CT装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すX線検出器の詳細な構成例を示す斜
視図である。
【図3】図2に示すX線検出器をC−C線で切断したと
きの断面図である。
【図4】本発明による放射線検出器の他の実施例を示す
X線検出器の斜視図である。
【図5】図4に示すX線検出器をD−D線で切断したと
きの断面図である。
【図6】本発明による放射線検出器の他の実施例を示す
X線検出器の斜視図である。
【図7】図6に示すX線検出器をD−D線で切断したと
きの断面図である。
【図8】X線CT装置で使用されるX線検出器の従来例
を示す斜視図である。
【図9】図8に示すX線検出器をA−A線で切断したと
きの断面図である。
【図10】X線CT装置で使用されるX線検出器の他の
従来例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すX線検出器をB−B線で切断し
たときの断面図である。
【符号の説明】
1 X線CT装置 2 寝台装置 3 架台装置
4 画像表示装置 5 操作卓装置 8,51 溝 9 架台回転部 10,30,50 X線検出器(放射線検出器) 11,31 シンチレータ 12 光検出器 13 シリコン突起(放射線検出素子) 14,33
シリコン基板 15,35,54 正電極 16 N層 17 絶
縁膜 18,36,55 負電極膜 19 配線 20,37,56 プリント基板 21,38,57
ハンダパッド 22,39,58 ハンダ球(バンプ接続素子) 23,40 フォトダイオード 32 光検出器
34 角柱状P層 52 半導体突起 53 半導体基板 59 X線
検出素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放射線検出素子から成り、入射し
    た放射線を電気信号に変換する放射線検出素子におい
    て、 前記放射線検出素子は2次元状に密に配設され、当該各
    放射線検出素子の放射線入射側とは反対の面に信号配線
    を取り付けたことを特徴とする放射線検出器。
  2. 【請求項2】 入射される放射線を光信号に変換するシ
    ンチレータ素子が2次元状に配設されたシンチレータ
    と、 前記各シンチレータ素子毎に設けられ当該各シンチレー
    タ素子からの光信号を電気信号に変換するフォトダイオ
    ードと、 前記フォトダイオードの光信号受光面とは反対側に配設
    され、前記各フォトダイオードからの電気信号を後段の
    処理回路へ導く配線基板と、 前記各フォトダイオードと配線基板との間をバンプ接続
    するバンプ接続素子と、 を有することを特徴とする放
    射線検出器。
  3. 【請求項3】 前記フォトダイオードは、一体化された
    P型シリコン基板に溝を形成して各シンチレータ素子に
    対応するように分離し、当該分離された各領域の受光部
    にN層を形成して構成されることを特徴とする請求項2
    記載の放射線検出器。
  4. 【請求項4】 前記フォトダイオードは、一体化された
    N型シリコン基板をベースとし、該N型シリコン基板の
    前記各シンチレータ素子に対応する位置のバンプ接続側
    から受光側近傍にかけてP層を埋め込んで形成したこと
    を特徴とする請求項2記載の放射線検出器。
  5. 【請求項5】 入射される放射線を電気信号に変換する
    半導体素子を2次元状に配設して構成される半導体検出
    器と、 該半導体検出器の放射線入射面とは反対側に配設され前
    記各半導体素子からの電気信号を後段の処理回路へ導く
    配線基板と、 前記各半導体素子と配線基板との間をバンプ接続するバ
    ンプ接続素子と、 を有することを特徴とする放射線検出器。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の
    放射線検出器を架台回転部に搭載したことを特徴とする
    X線CT装置。
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