JPH07332393A - 動力断続機 - Google Patents

動力断続機

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JPH07332393A
JPH07332393A JP7072975A JP7297595A JPH07332393A JP H07332393 A JPH07332393 A JP H07332393A JP 7072975 A JP7072975 A JP 7072975A JP 7297595 A JP7297595 A JP 7297595A JP H07332393 A JPH07332393 A JP H07332393A
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rotary
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Toshihiro Hayashi
敏弘 林
Akira Kishibuchi
昭 岸淵
Junichi Oguchi
純一 大口
Haruhisa Shibata
治久 柴田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時の過大な起動トルクにも充分に対応で
きる電磁クラッチを提供することを目的とする。 【構成】 回転方向における第1の間隙36の幅を、電
磁クラッチが起動した直後のピークトルクT1による弾
性部材9の変形変位より小さく、所定時間経過後の最大
トルクT2より若干大きいトルクTによる弾性部材9の
変形変位αとする。これによって、トルクTより大きい
トルク(例えばトルクT2)が弾性部材9に加わった
際、第2嵌合部30の外周面31とフランジ部34の内
周面35とが当接し、それ以上弾性部材9が変形するこ
とがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機械の動力断続機
において、その断続によって生じる衝撃を吸収するもの
で、特に電磁クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁クラッチの従来技術として、実公昭
58−8997号公報に開示されている電磁クラッチが
ある。この電磁クラッチは、ストッパープレート(1
1、公報に記載されている数字)に3つの孔(20)が
設けられ、孔(20)を設けた位置の外面には、筒状の
ダンパカバー(21)がそれぞれ溶着されている。。そ
して、ダンパカバー(21)は、底部(21A)の中心
位置に、孔(20)と同径の孔(22)を有している。
そして、各ダンパカバー(21)内には、ダンパゴム片
(24)が埋め込まれており、このダンパゴム片(2
4)の中心部にフランジ(23A)を有するカラー(2
3)が挿通され、孔(20)および孔(22)を介して
アーマチャ(4)とプレート(11)とを固定してい
る。また、カラー(23)の外径は、ストッパープレー
ト(11)とダンパカバー(21)の孔(20)、孔
(21)の内径より小さくなっており、カラー(23)
がストッパープレート(11)とダンパカバー(21)
に対してその半径方向に変位できるようになっている。
これによって、アーマチュア(4)がロータ(3)に吸
着された瞬間に生じる衝撃が吸収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の電磁クラッチでは、起動時の過大な起動トルク
がダンパゴム片(24)に作用した際、フランジ(23
A)がダンパゴム片(24)を吸着方向に押しつけ、フ
ランジ(23A)の先端部がダンパゴム(24)に、ま
た、ダンパカバー(21)の孔(22)にダンパゴム片
(24)がかみこみ、ダンパゴム片(24)の耐久性が
低下し、電磁クラッチの耐久性をも低下させるという問
題がある。
【0004】また、さらに上記従来技術の電磁クラッチ
では、起動時の過大な起動トルクがダンパゴム片(2
4)に作用した際、ダンパゴム片(24)には電磁クラ
ッチの回転方向(捩じり方向)の力が加わり、ダンパゴ
ム片(24)が多大に変形し、ダンパゴム片(24)の
耐久性が悪くなり、さらに電磁クラッチの耐久性が悪く
なるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて、
起動時の過大な起動トルクにも充分に対応できる電磁ク
ラッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、回転機械(200)の動力を断続する動力断続機
(1)であって、駆動力源からの動力を受けて回転する
第1の回転動体(4)と、この第1の回転動体の一端面
(15)と対向し、この一端面と選択的に接合もしくは
離脱する接合面(26)を有する第1の回転被動体
(6)と、この第1の回転被動体の反接合面側に固定さ
れ、前記回転機械の駆動軸と連結された第2の回転被動
体(7)と、この第2の回転被動体に設けられ、底部に
挿入孔(24)を有する筒状に窪んだ弾性部材収納部
(19)と、この弾性部材収納部内に配設され、前記弾
性部材収納部の内周壁に当接した弾性部材(9)と、こ
の弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿入され、前記挿
入孔を貫通して前記第1の回転被動体と前記第2の回転
被動体とを固定する固定部材(8)と、前記回転機械の
駆動軸の回転方向における、前記固定部材の外周壁と前
記挿入孔の周壁との間に形成された第1の間隙(36)
とを有し、前記第1の間隙(α)を、前記第1の回転動
体の一端面と前記第1の回転被動体の接合面が接合直後
に前記弾性部材に加わる第1の最大トルク(T1)によ
って生じる前記弾性部材の第1変形変位(γ)より小さ
くし、かつ前記第1の回転動体の一端面と前記第1の回
転被動体の接合面とが接合し、所定時間経過後の定常運
転時の第2の最大トルク(T2)によって生じる前記弾
性部材の第2変形変位(β)より大きく設定することを
技術的手段として採用する。
【0007】また、請求項1記載の発明において、請求
項2記載の発明では、前記固定部材の一端には、前記第
1の回転被動体側に前記弾性部材を押さえつけるフラン
ジ部(21)が設けられており、このフランジ部の先端
部(77)と、この先端部に対向する前記弾性部材との
間に第2の間隙(76)を設けたことを技術的手段とし
て採用する。
【0008】また、請求項1または請求項2記載の発明
において、請求項3記載の発明では、前記弾性部材側に
おける前記挿入孔の縁部(101)と、この縁部に対向
する前記弾性部材との間に第3の間隙(76)を設けた
構成とすると良い。また、請求項1ないし請求項3いず
れかに記載の発明において、請求項4記載の発明では、
前記第1の間隙を、前記第2の変形変位から前記第1の
変形変位までの範囲において、この中間変位より第2の
変位側に設定されていると良い。
【0009】また、請求項5記載の発明では、回転機械
の動力を断続する動力断続機であって、駆動力源からの
動力を受けて回転する第1の回転動体と、この第1の回
転動体の一端面と対向し、この一端面と選択的に接合も
しくは離脱する接合面を有する第1の回転被動体と、前
記第1の回転被動体の反吸着面側に固定され、前記回転
機械の駆動軸と連結された第2の回転被動体と、前記第
2の回転被動体に設けられ、底部に挿入孔を有する筒状
に窪んだ弾性部材収納部と、前記弾性部材収納部内に配
設され、前記弾性部材収納部の内周壁に当接した弾性部
材と、前記弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿入さ
れ、前記挿入孔を貫通して前記第1の回転被動体と前記
第2の回転被動体とを固定する固定部材と、前記回転機
械の駆動軸の回転方向における、前記固定部材の外周壁
と前記挿入孔の周壁との間に形成された第1の間隙とを
有し、前記弾性部材側における前記挿入孔の縁部と、こ
の縁部に対向する前記弾性部材との間に第3の間隙を設
けたことを技術的手段として採用する。
【0010】また、請求項5記載の発明において、請求
項6記載の発明では、前記固定部材の一端には、前記第
1の回転被動体側に前記弾性部材を押さえつけるフラン
ジ部が設けられており、フランジ部の先端部とこの先端
部に対向する前記弾性部材との間に第2の間隙を設けた
構成とすると良い。また、請求項7記載の発明では、回
転機械の動力を断続する動力断続機であって、駆動力源
からの動力を受けて回転する第1の回転動体と、この第
1の回転動体の一端面と対向し、この一端面と選択的に
接合もしくは離脱する接合面を有する第1の回転被動体
と、前記第1の回転被動体の反吸着面側に固定され、前
記回転機械の駆動軸と連結された第2の回転被動体と、
前記第2の回転被動体に設けられ、底部に挿入孔を有す
る筒状に窪んだ弾性部材収納部と、前記弾性部材収納部
内に配設され、前記弾性部材収納部の内周壁に当接した
弾性部材と、前記弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿
入され、前記挿入孔を貫通して前記第1の回転被動体と
前記第2の回転被動体とを固定する固定部材とを有し、
前記固定部材の一端には、前記第1の回転被動体側に前
記弾性部材を押さえつけるフランジ部が設けられてお
り、このフランジ部の先端部と、この先端部に対向する
前記弾性部材との間に第2の間隙を設けたことを技術的
手段として採用する。
【0011】
【発明の作用および効果】以上に述べた発明によると、
請求項1記載ないし請求項7記載の発明では、第1の回
転動体の一端面と第1の回転被動体の接合面とが接合直
後、弾性部材に加わるトルクは第1の最大トルクに達
し、弾性部材の変形変位は第1変形変位となる。しかし
ながら、第1の最大トルクに達し、弾性部材の変形変位
が第1変形変位になる前に、第1変形変位より小さい第
1の間隙になると、固定部材の外周面と挿入孔の周壁と
が当接する。これによって、弾性部材の変形変位が第1
の間隙となるトルクより大きいトルクが弾性部材に加わ
ったとしても、第1の間隙以上、弾性部材が変形するこ
とはなくなり、弾性部材の過大な変形を抑制することが
でき、弾性部材の耐久性を向上させることができ、動力
断続装置の耐久性を向上させることができる。
【0012】一方、第1の間隙となるトルクより小さい
トルクが弾性部材に加わった場合は、弾性部材の弾性力
を有効に使うことができ、第1の回転動体から第1の回
転被動体および第2の回転被動体に伝わる衝撃を和らげ
ることができる。また、特に請求項2、5、7記載の発
明では、第1の回転動体の一端面と第1の回転被動体の
接合面とが接合した際は、フランジ部の先端部は軸方向
に向かって移動し、弾性部材にかみこむように作用す
る。しかし、第2の間隙によって、フランジ部の先端部
と弾性部材とが接触しにくくなるので、弾性部材のかみ
こみを防ぐことができる。
【0013】また、特に請求項3、4、6記載の発明で
は、第1の回転動体の一端面と第1の回転被動体の接合
面とが接合した際は、弾性部材が挿入孔に向かって変形
しようとする。しかし、第3の間隙によって、前記挿入
孔の縁部と前記弾性部材とがかみこみにくくなり、さら
に弾性部材の耐久性を向上させ、動力断続機の耐久性を
向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、本実施例は、動力断続装置として、車両用空
調装置に使用されている電磁クラッチに適用したもので
ある。図2に電磁クラッチ1の側面断面図を示す。
【0015】図3に電磁クラッチ1の概略車両搭載図を
示す。図4に図2中A方向から見たハブアッシー5を示
す。図5にプレート7単体の要部詳細図を示す。図6に
図5のB−B断面図を示す。電磁クラッチ1は、図3に
示すように車両の駆動力源であるエンジン200の駆動
力を受け、車両用空気調和装置の冷媒圧縮機300の作
動を断続(運転または停止)するものである。
【0016】この電磁クラッチ1は、図2に示すように
電磁コイル2、ステータハウジング3、ロータ4および
ハブサブアッシー5等から構成されている。電磁コイル
2は、ステータハウジング3内に設けられた樹脂製のボ
ビン10の外周に円環状に巻回されている。この電磁コ
イル2は、バッテリ(図示せず)に電気的に接続され、
通電されると起磁力を発生する。すなわち、電磁コイル
2は、通電されると、磁気回路を構成するステータハウ
ジング3、ロータ4およびアーマチュア6に磁束を発生
させる。これによって、弾性部材9の弾性力に抗じてロ
ータ4にアーマチュア6を吸着させる。
【0017】ステータハウジング3は、例えば低炭素鋼
(S10C)等の磁性材料製で、円環状かつ断面がコの
字状に形成されており、内部に電磁コイル2を保持して
いる。このステータハウジング3は、円環状の取付フラ
ンジ11を介して冷媒圧縮機300のハウジング12に
固定されている。ロータ4は、例えば低炭素鋼(S10
C)等の磁性材料製で、円環状に形成されており、断面
形状がコの字状を呈している。このロータ4は、ボール
ベアリング13を介して冷媒圧縮機300のハウジング
12の外周側に回転自在に嵌め合わされている。
【0018】また、ロータ4の外周部には、エンジン2
00の駆動100にベルト(図示せず)を介して連結さ
れるプーリ14が溶接等により接合されている。さら
に、ロータ4の図示左側面には、アーマチュア6と摩擦
係合する円環状の摩擦面15が形成されている。そし
て、ロータ4には、電磁コイル2により発生する磁束を
迂回させる2列の円弧状空隙16が同一円周上に形成さ
れている。2列の円弧状空隙16のうち外周側の空隙の
摩擦面15側には、ロータ4とアーマチュア9との摩擦
力を高めるための円環状の摩擦材17が装着されてい
る。
【0019】ハブサブアッシー5は、図2および図4に
示すように、アーマチュア6、プレート7、第1リベッ
ト8、弾性部材9、インナーハブ11により構成されて
いる。アーマチャ6は、例えば低炭素鋼(S10)等の
磁性材料製で、円環板状に形成されている。このアーマ
チャ6は、ロータの摩擦面15との間に狭い間隔を隔て
て対向して配されている。アーマチャ6の図2中右側面
には、ロータ4の摩擦面15と摩擦係合する円環状の摩
擦面26(接合面)が形成されている。
【0020】そして、アーマチャ6には、電磁コイル2
により発生する磁束を迂回させる1列の円弧状空隙27
が同一円周上に形成されている。また、アーマチャ6に
は、後述するプレート7の挿入孔24に対向する位置
に、第1リベット8が嵌合される嵌合孔28が円弧状空
隙27と同一円周状に形成されている。プレート7は、
例えば低炭素鋼(S10)製で、図5に示すように略三
角形状を呈しており、アーマチャ6の反吸着面(摩擦面
26)側である端面70(図2参照)に設けられてい
る。
【0021】そして、この略三角形状の3つの頂角部位
には、冷媒圧縮機側に円柱カップ状に窪んだ挿入部19
が形成されており、この挿入部19内に後述する弾性部
材9が配設される。また、図6に示すように、この挿入
部19の底部中心部には、この中心と同心で、第1リベ
ット8が遊嵌される円形状の挿入孔24が形成されてい
る。
【0022】挿入孔24の外径は、挿入部19の外径よ
り小さくなっており、これにより挿入部19の底部に
は、円環状で挿入部19の内径側に突出した突出部34
が形成されている。また、三角形状の3辺の略中心部
で、三角形状の中心部を中心とする円周上には、第2リ
ベット20が嵌め込まれる嵌合孔33が形成されてい
る。なお、挿入部19にて弾性部材収納部を構成してい
る。また、挿入部19についてはあとで詳しく説明す
る。
【0023】インナーハブ11は、図2に示すようにア
ーマチャ6の内周側に配設され、例えば低炭素鋼(S1
0)製で、プレート7に対向する円環板状のフランジ部
22と、このフランジ部22の内周側端部から冷媒圧縮
機の駆動軸100方向に向かって延びた円筒状の円筒部
23とを備えている。そして、フランジ部22には、第
2リベット20が嵌め込まれる嵌合孔32が形成されて
おり、第2リベット20が嵌合孔32、33を貫通して
プレート7とインナーハブ11とを固定している。
【0024】以下、本発明の要部である挿入部19、第
1リベット8および弾性部材9について詳しく説明す
る。図1に図2のE−E断面図を示す。第1リベット8
は、冷媒圧縮機側(図1中右側)から順に、アーマチャ
6の嵌合孔28に嵌合される円柱状の第1嵌合部29、
第1嵌合部29の中心と同心で外径がさらに大きい第2
嵌合部30、第1嵌合部29の中心と同心で第2嵌合部
30の端部に沿って垂直に突出したフランジ部21から
構成されている。
【0025】このフランジ部21の突出方向の高さは、
電磁クラッチ1の起動時(ロータ4の摩擦面15とアー
マチャ6の摩擦面26とが吸着した際)またはこの起動
時から連続して作動し、所定時間経過後の定常運転時に
弾性部材9の加わるトルクによる弾性部材9の膨らみ
(変形)を押さえ込むように設定してある。また、この
第1リベット8によって、弾性部材9を図1中右方向に
押さえ込むようになっている。
【0026】そして、この第1リベット8の第1嵌合部
29を後述する弾性部材9を介してプレート7の挿入孔
24に同心で挿入し、第2嵌合部30の端面(図1中右
側)とアーマチャ6の端面70とを当接させ、アーマチ
ャ6とプレート7とを固定する。ここで、挿入孔24の
孔径は、第1リベット8の第2嵌合部30の外径より大
きくなっているため、プレート7のフランジ部34の内
周面35(本発明の周壁)と第2嵌合部30の外周面3
1とにより、円環状の第1の間隙36が形成されてい
る。なお、ここで第1リベット8にて本発明の固定部材
を構成している。また、この第1の間隙36の設定方法
の詳細は後に詳しく説明する。
【0027】弾性部材9は、例えば振動吸収性に優れた
塩素化ブチルゴム(CL−IIR)等の合成ゴムにより
環状に形成されており、冷媒圧縮機の駆動軸(図示せ
ず)へプレート7を介して内燃機関の回転動力を伝達す
る機能、冷媒圧縮機の駆動軸よりプレート7へ伝わるト
ルク変動を吸収する回転方向の弾性機能、および電磁コ
イル2の通電停止時にアーマチャ6をロータ4から離脱
させる離脱機能などを備えている。
【0028】弾性部材9の断面形状は、図1に示すよう
に環状、かつ反冷媒圧縮機側(図1中左方向)に突出し
た略円錐形状をしている。弾性部材9は、弾性部材9の
外周面と挿入部19の内周面とが密着するようにプレー
ト7の挿入部19内に圧入により配設され、また、弾性
部材9は、弾性部材9の内周面と第1リベット8の第2
嵌合部30の外周面31とが密着するように、その中心
を第1リベット8の第2嵌合部30が貫通している。
【0029】また、図1に示すように、弾性部材9の傾
斜面の冷媒圧縮機の駆動軸方向の長さLは、ロータ4と
アーマチャ6との吸引ギャップと、ロータ4の摩擦面1
5とアーマチャ6の摩擦面26との磨耗を考慮して設定
してある。そして、弾性部材9が略円錐状を定してしる
ことから、弾性部材9と、この弾性部材9と対向する挿
入孔24の縁部101との間には、環状かつ円錐状の第
3の間隙74が形成される。また、また、フランジ部2
1の先端部77と、この先端部77と対向する弾性部材
9との間には第2の間隙76が形成される。
【0030】このような弾性部材9は、電磁クラッチ1
の起動時または定常運転時、第1リベット8にはアーマ
チャ6を介してトルク(回転方向における捩じり力)が
付加され、図1中点線に示すように弾性部材9が脹らみ
変形する。しかし、フランジ部21の端面75によって
弾性部材9が図1中左方向に押さえ込まれているため、
弾性部材9の変形が抑制される。
【0031】そして、弾性部材9は、多少変形したとし
ても第2の間隙76によってフランジ部21の先端部7
7に接触することはなく、弾性部材9の損傷や亀裂が生
じることがなくなり、弾性部材9の耐久性が向上でき
る。また、電磁クラッチ1の起動時において、第1リベ
ット8は図1中右側方向にひっぱられ、第1リベット8
のフランジ部21が弾性部材9を図1中右側方向に押さ
えつけるが、第3の間隙74によって弾性部材9が挿入
孔24の縁部101にぶつかることはなく、これによっ
て、弾性部材9が縁部101によって傷つけられること
が無くなり、さらに弾性部材9の耐久性を向上させるこ
とができ、電磁クラッチの耐久性をも向上させることが
できる。
【0032】次、上述した第1の間隙36の設定方法を
詳しく説明する。図7に電磁クラッチ1が起動した際の
弾性部材9に加わるトルク(回転方向に作用する捩じり
力)を示す。また、図8に弾性部材9の弾性特性を示
す。弾性部材9に作用するトルクは、図7に示すよう
に、電磁クラッチ1が起動した直後にピークトルクT1
(第1の最大トルク)を示し、所定時間経過後の定常作
動時は冷媒圧縮機のトルク変動振幅によってトルクT2
(第2の最大トルク)を最大とし波状に変化する。な
お、ここで所定時間経過後とは、電磁クラッチ1が起動
後、トルクT2を最大とし波状に変化するまでの時間を
意味する。
【0033】また、弾性部材9に作用するトルクとその
変位とは、例えば図8の実線で示すような関係があり、
弾性部材9に加わるトルクがT1、T2の時の弾性部材
9の変形変位をγ、βとする。そして、このβより若干
大きく、γより小さい変形変位αを第1の間隙36の幅
(図1中上下方向の幅)とし、この時のトルクをトルク
Tとする。
【0034】このように、第1の間隙36を設定するこ
とで、弾性部材9に作用するトルクがトルクTより大き
くなる、即ち、図7中C点でに示すように電磁クラッチ
1が起動し、トルクTが弾性部材9に作用すると、弾性
部材9は変位αだけ圧縮され、フランジ部34の内周面
35と第2嵌合部30の外周面31とが当接する。これ
によって、弾性部材9にトルク値Tより大きいトルクが
作用した場合(例えば、トルクT1)、弾性部材9はα
以上は変位せず、図8中一点鎖線に示すように弾性部材
9の変形を抑えることができる。
【0035】また、トルクTをトルクT2より若干大き
く設定したのは、例えば、トルクTをトルクT2より小
さく設定すると、フランジ部34の内周面35と第2嵌
合部30の外周面31とがすぐに当接してしまい弾性部
材9の弾性力を有効に利用できないためである。これに
よって、ロータ4からアーマチャ6側に伝わる衝撃を和
らげることができる。
【0036】これによって、さらに弾性部材9の耐久性
を向上させることが可能となり、電磁クラッチ耐久性を
も向上させることが可能となる。以上、本発明の実施例
を説明したが、本発明は以下に述べるような変形例にも
適用できる。上記実施例では、挿入孔24は円形状をし
ていたが、図9に示すように長孔形状でも良く、要は回
転方向における第2嵌合部30の外周面31と第3フラ
ンジ部34の内周面35との第1の間隙36が、上述し
たように設定されていれば、どの様な形状でもよい。
【0037】また、上記実施例では、弾性部材9の断面
形状を円錐形状としたが、図10に示すように、弾性部
材9に段差を設けても良い。つまり、電磁クラッチ1の
起動時および作動時におけるトルクが弾性部材9に加わ
った際、弾性部材9がフランジ部21の先端部77およ
び挿入孔24の縁部101とに当接しなければ良い。ま
た、図11に示すように、第1フランジ部21の冷媒圧
縮機側面を外径方向かつ反冷媒圧縮機側に向かって傾斜
面60(曲面)を設けることで、電磁クラッチ1の起動
時および作動時における衝撃が弾性部材9に加わった
際、弾性部材9がフランジ部21の端部に当接させない
ようにしても良い。
【0038】なお、上述したように第1の間隙36の設
定と、第2の間隙77の形成、第3の間隙74の形成の
うち、少なくとも一つを行えば、弾性部材9の耐久性を
向上させることができ、電磁クラッチ1の耐久性をも向
上させることができる。また、上記実施例では、弾性部
材9の内周面と第1リベット8の外周面31とを密着す
るように、弾性部材9の中心を第1リベット8が貫通し
ていたが、図13に示すように弾性部材9の内周面と第
1リベット8の外周面31とを焼付接着しても良い。そ
して、この場合、図12に示すようにフランジ部21
は、不要となる。つまり、焼付接着によって、弾性部材
9が図12中左方向に移動することが無くなるため、フ
ランジ部21にて弾性部材9を押さえつける必要はなく
なる。また、この場合は、フランジ部21によって弾性
部材の耐久性を劣化させる心配は無く、第3の間隙74
だけを形成すれば良い。
【0039】また、本実施例では、挿入部19、弾性部
材9の外周面、内周面、第1リベット8の外周面31は
円形状として説明したが、これらはいずれも円形状でな
くてもよく、例えば、楕円状、小判状、矩形状であって
も良い。また、上記実施例では、車両空気調和装置の電
磁クラッチに適用したが、例えば事務機器(コピー機)
などに搭載されている電磁クラッチに適用しても良い。
【0040】また、磁力によって吸着または離脱する動
力断続装置に限定されるものでは無く、要旨を逸脱しな
い範囲にてどの様な動力断続機でも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における要部詳細図であ
る。
【図2】上記第1実施例における電磁クラッチの全体断
面図である。
【図3】上記第1実施例における電磁クラッチの概略車
両搭載図である。
【図4】図2中A方向からみた側面図である。
【図5】プレート7の要部詳細図である。
【図6】図5中B−B断面図である。
【図7】電磁クラッチの起動時、定常運転時における弾
性部材に加わるトルクを示す図である。
【図8】弾性部材に加わるトルクと弾性部材の変形変位
との関係を示す図である。
【図9】挿入孔24のその他の形状を表す図である。
【図10】弾性部材9のその他の形状を表す図である。
【図11】フランジ部21のその他の形状を表す図であ
る。
【図12】第1リベットのその他の形状を表す図であ
る。
【符号の説明】
4 ロータ(第1の回転動体) 8 第1リベット(固定部材) 9 弾性部材 11 インナーハブ(第2の回転被動体) 15 摩擦面(一端面) 19 挿入部(弾性部材収納部) 21 フランジ部 24 挿入孔 26 摩擦面(吸着面) 36 第1の間隙 74 第3の間隙 76 第2の間隙 77 先端部 100 駆動軸 101 縁部 200 エンジン(駆動力源) 300 冷媒圧縮機(回転機械)
フロントページの続き (72)発明者 柴田 治久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機械の動力を断続する動力断続機で
    あって、 駆動力源からの動力を受けて回転する第1の回転動体
    と、 この第1の回転動体の一端面と対向し、この一端面と選
    択的に接合もしくは離脱する接合面を有する第1の回転
    被動体と、 この第1の回転被動体の反接合面側に固定され、前記回
    転機械の駆動軸と連結された第2の回転被動体と、 この第2の回転被動体に設けられ、底部に挿入孔を有す
    る筒状に窪んだ弾性部材収納部と、 この弾性部材収納部内に配設され、前記弾性部材収納部
    の内周壁に当接した弾性部材と、 この弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿入され、前記
    挿入孔を貫通して前記第1の回転被動体と前記第2の回
    転被動体とを固定する固定部材と、 前記回転機械の駆動軸の回転方向における、前記固定部
    材の外周壁と前記挿入孔の周壁との間に形成された第1
    の間隙とを有し、 前記第1の間隙を、前記第1の回転動体の一端面と前記
    第1の回転被動体の接合面が接合直後に前記弾性部材に
    加わる第1の最大トルクによって生じる前記弾性部材の
    第1変形変位より小さくし、かつ前記第1の回転動体の
    一端面と前記第1の回転被動体の接合面とが接合し、所
    定時間経過後の定常運転時の第2の最大トルクによって
    生じる前記弾性部材の第2変形変位より大きく設定する
    ことを特徴とする動力断続機。
  2. 【請求項2】 前記固定部材の一端には、前記第1の回
    転被動体側に前記弾性部材を押さえつけるフランジ部が
    設けられており、このフランジ部の先端部と、この先端
    部に対向する前記弾性部材との間に第2の間隙を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の動力断続機。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材側における前記挿入孔の縁
    部と、この縁部に対向する前記弾性部材との間に第3の
    間隙を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の動力断続機。
  4. 【請求項4】 前記第1の間隙を、前記第2の変形変位
    から前記第1の変形変位までの範囲において、この中間
    変位より第2の変位側に設定されていることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3いずれかに記載の動力伝達装
    置。
  5. 【請求項5】 回転機械の動力を断続する動力断続機で
    あって、 駆動力源からの動力を受けて回転する第1の回転動体
    と、 この第1の回転動体の一端面と対向し、この一端面と選
    択的に接合もしくは離脱する接合面を有する第1の回転
    被動体と、 前記第1の回転被動体の反接合面側に固定され、前記回
    転機械の駆動軸と連結された第2の回転被動体と、 前記第2の回転被動体に設けられ、底部に挿入孔を有す
    る筒状に窪んだ弾性部材収納部と、 前記弾性部材収納部内に配設され、前記弾性部材収納部
    の内周壁に当接した弾性部材と、 前記弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿入され、前記
    挿入孔を貫通して前記第1の回転被動体と前記第2の回
    転被動体とを固定する固定部材と、 前記回転機械の駆動軸の回転方向における、前記固定部
    材の外周壁と前記挿入孔の周壁との間に形成された第1
    の間隙とを有し、 前記弾性部材側における前記挿入孔の縁部と、この縁部
    に対向する前記弾性部材との間に第3の間隙を設けたこ
    とを特徴とする動力断続機。
  6. 【請求項6】 前記固定部材の一端には、前記第1の回
    転被動体側に前記弾性部材を押さえつけるフランジ部が
    設けられており、フランジ部の先端部とこの先端部に対
    向する前記弾性部材との間に第2の間隙を設けたことを
    特徴とする請求項5記載の動力断続機。
  7. 【請求項7】 回転機械の動力を断続する動力断続機で
    あって、 駆動力源からの動力を受けて回転する第1の回転動体
    と、 この第1の回転動体の一端面と対向し、この一端面と選
    択的に接合もしくは離脱する接合面を有する第1の回転
    被動体と、 前記第1の回転被動体の反吸着面側に固定され、前記回
    転機械の駆動軸と連結された第2の回転被動体と、 前記第2の回転被動体に設けられ、底部に挿入孔を有す
    る筒状に窪んだ弾性部材収納部と、 前記弾性部材収納部内に配設され、前記弾性部材収納部
    の内周壁に当接した弾性部材と、 前記弾性部材内へ前記駆動軸方向に密着挿入され、前記
    挿入孔を貫通して前記第1の回転被動体と前記第2の回
    転被動体とを固定する固定部材とを有し、 前記固定部材の一端には、前記第1の回転被動体側に前
    記弾性部材を押さえつけるフランジ部が設けられてお
    り、このフランジ部の先端部と、この先端部に対向する
    前記弾性部材との間に第2の間隙を設けたことを特徴と
    する動力断続機。
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