JP2000249166A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JP2000249166A
JP2000249166A JP11052230A JP5223099A JP2000249166A JP 2000249166 A JP2000249166 A JP 2000249166A JP 11052230 A JP11052230 A JP 11052230A JP 5223099 A JP5223099 A JP 5223099A JP 2000249166 A JP2000249166 A JP 2000249166A
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armature
rubber
damper rubber
hole
pressed
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JP11052230A
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Akira Miyazawa
章 宮沢
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Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結動作が静粛な電磁クラッチを
提供する。 【解決手段】 ゴムカバー11に嵌合されたダン
パゴム12には、一方の端面に、第1突出部12bと平
坦面12c、および傾斜面12dが形成されている。ま
た他方の端面には、ゴムカバー11の底部と係合した係
合面12fと、ゴムカバー11の貫通穴11aとストッ
パプレート10の貫通穴10aを貫通した第2突出部1
2eが形成されている。トルク伝達ピン13の胴部13
aをダンパゴム12の貫通穴12aに挿入するととも
に、トルク伝達ピン13の脚部13cをアーマチュア1
4の段付き状の貫通穴14a内でカシメ加工することに
より、ダンパゴム12はゴムカバー11内に取付けられ
る。また取り付けた状態において、トルク伝達ピン13
の頭部13bとダンパゴム12の平坦面12cとの間に
は、エアギャップの寸法より小さい寸法の隙間Sが形成
される。ダンパゴム12の第2突出部12eは、アーマ
チュア14の反摩擦面に押し付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダンパゴムによ
りアーマチュアをアーマチュアハブに支持した電磁クラ
ッチ、特には、アーマチュアがロータに磁気吸着される
ときの衝撃を緩和することによりアーマチュア吸着音の
発生を防止した電磁クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁クラッチは、アーマチュアハブのフ
ランジ部に延設されたストッパプレートにダンパゴムを
介してアーマチュアを支持し、電磁コイルの磁気吸引力
によりダンパゴムの弾性復帰力に抗してアーマチュアを
ロータに磁気吸着する構造になっている。また磁気回路
となるアーマチュアやロータは、低炭素鋼鋼材などから
製造されているため、アーマチュアがロータに磁気吸着
した際に金属部材同志の衝突音(以下、アーマチュア吸
着音)が発生するが、アーマチュアの振動はダンパゴム
で吸収されるのでアーマチュア吸着音を小さくすること
ができる。
【0003】このようなアーマチュア吸着音の発生を防
止した電磁クラッチは、特開平9−210095号公報
に説明されている。以下、その公報の図4に示されたカ
ーエアコン用コンプレッサに装着される電磁クラッチに
ついて説明する。電磁クラッチは、コンプレッサのハウ
ジングに支持されたフィールドコアと、このフィールド
コアが挿入される環状溝が形成されコンプレッサの円筒
部に軸受を介して回転自在に支持されたロータと、この
ロータの摩擦面とエアギャップをおいて対向する摩擦面
が形成されたアーマチュアが設けられたアーマチュア組
立体を備えている。
【0004】フィールドコアは、軸線方向に開口した環
状溝内に環状に巻線された電磁コイルが収容されてい
る。また背面には、コンプレッサのハウジングにねじ止
めされる取付け板が溶着されている。ロータは、フィー
ルドコアが挿入される環状溝が形成されているととも
に、外周面には他の自動車用補機のプーリにも掛けられ
るベルトが掛けられるベルト溝が形成されている。
【0005】アーマチュア組立体は、回転軸の軸端にス
プライン嵌合されたアーマチュアハブと、このアーマチ
ュアハブのフランジ部にリベットで固定されたストッパ
プレートと、このストッパプレートの貫通穴が形成され
ている部位に溶着されているとともに底部には貫通穴が
形成されたゴムカバーと、このゴムカバーに収容された
ダンパゴムと、このダンパゴムの貫通穴に圧入嵌合さ
れ、ゴムカバーの貫通穴とストッパプレートの貫通穴を
貫通した胴部と、この胴部の一方端に一体に形成された
大径の頭部と、胴部の他方端に一体に形成された小径の
脚部が設けられたトルク伝達ピンと、このトルク伝達ピ
ンの脚部が挿入されカシメ加工された段付き状の貫通穴
が形成された円板状のアーマチュアが設けられている。
なお、ダンパゴムやトルク伝達ピンは、ストッパプレー
トの円周方向を3等分した部位に個々に設けられてい
る。
【0006】またトルク伝達ピンの頭部側面と対向する
ダンパゴムの端面のうち、貫通穴の開口部周囲には環状
の突出部が形成され、トルク伝達ピンの脚部をアーマチ
ュアの貫通穴内でカシメ加工することにより、トルク伝
達ピンの頭部側面とダンパゴムの端面との間には、アー
マチュアの摩擦面とロータの摩擦面との間に形成される
エアギャップの寸法より小さい寸法の隙間が形成されて
いる。
【0007】このような構造からなる従来の電磁クラッ
チは、電磁コイルに通電することにより発生する磁束の
磁気吸引力により、ダンパゴムの弾性復帰力に抗してア
ーマチュアの摩擦面がロータの摩擦面に磁気吸着される
ので、ベルトを介して動力が伝達されているロータの回
転がアーマチュア組立体から回転軸に伝達されるので、
コンプレッサは駆動される。またアーマチュアをロータ
側へ磁気吸引する過程において、ダンパゴムの突出部が
圧縮された後、トルク伝達ピンの頭部側面の全面により
ダンパゴムの端面を押圧する構造になっているので、ア
ーマチュアの摩擦面がロータの摩擦面に磁気吸着される
寸前でダンパゴムの弾性復帰力が大きくなり(ダンパゴ
ムの荷重特性のばね定数が変わり)、これらアーマチュ
アの摩擦面がロータの摩擦面に当接する衝撃が緩和され
る。なお、電磁コイルへの通電を断つと磁束が消滅する
ので、ダンパゴムの弾性復帰力によりアーマチュアがロ
ータから離間してコンプレッサは停止する。
【0008】したがって、突出部が形成されていないダ
ンパゴムを設けた電磁クラッチ(実公昭58−8997
号公報、図2参照)と比べてアーマチュア吸着音を小さ
くすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに改善された電磁クラッチにおいても、コンプレッサ
が搭載される車両によってはより静粛な連結動作が要求
される場合がある。この要求に対する改善手段として、
アーマチュアの摩擦面がロータの摩擦面に磁気吸着され
る寸前のダンパゴムの弾性復帰力をより大きくすること
が考えられるが、その弾性復帰力が強すぎると、電磁コ
イルに通電してからアーマチュアの摩擦面がロータの摩
擦面に完全に磁気吸着されるまでの連結時間が長くな
り、各摩擦面の摩耗量が増大したりアーマチュアやロー
タが高温になってしまうなどの問題が起こってしまう。
この発明は、連結動作が静粛な電磁クラッチを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、この発明の電磁クラッチ(第1発明の電磁ク
ラッチ)は、アーマチュアハブ(実施形態において符号
9、以下同様に示す。)のフランジ部に延設され円周方
向を分割した部位に貫通穴(10a)が形成されたスト
ッパプレート(10)と、このストッパプレート(1
0)の各貫通穴(10a)と位置合わせされた貫通穴
(11a)が底部に形成され前記ストッパプレート(1
0)の一方の側面に設けられた複数のゴム収容部(1
1)と、このゴム収容部(11)の貫通穴(11a)と
位置合わせされた貫通穴(12a)が形成され前記ゴム
収容部(11)に個々に嵌合されているとともに、一方
の端面には、貫通穴(12a)の一方の開口部周囲に設
けられた第1被押圧面(突出部12bの先端面)と、こ
の第1被押圧面(突出部12bの先端面)より半径方向
外側に設けられた第2被押圧面(12c)と、この第2
被押圧面(12c)と外周面との間に設けられた非押圧
面(12d)が形成され、また他方の端面には、前記ゴ
ム収容部(11)の底部と係合される係合面(12f)
と、この係合面(12f)より前記ストッパプレート
(10)側へ突出するとともに前記貫通穴(12a)の
他方の開口部周囲に形成され前記ゴム収容部(11)の
貫通穴(11a)と前記ストッパプレート(10)の貫
通穴(10a)を貫通した突出部(12e)が形成され
た複数のダンパゴム(12)と、各ダンパゴム(12)
の貫通穴(12a)に挿入された胴部(13a)と、こ
の胴部(13a)の一方の端部に形成され前記ダンパゴ
ム(12)の一方の端面と対向する側面には、前記ダン
パゴム(12)の第1被押圧面(突出部12bの先端
面)と当接した第1押圧面(13d)と、前記ダンパゴ
ム(12)の第2被押圧面(12c)と隙間(S)をお
いて対向した第2押圧面(13e)が設けられた前記胴
部(13a)より大径な頭部(13b)と、前記胴部
(13a)の他方の端部に形成され前記ダンパゴム(1
2)の突出部(12e)より突出した前記胴部(13
a)より小径な脚部(13c)が設けられた複数のトル
ク伝達ピン(13)と、前記胴部(13a)から前記脚
部(13c)に移行する部分の端面(13f)が反摩擦
面側に当接した状態で前記トルク伝達ピン(13)の脚
部(13c)がカシメ加工された段付き状の複数の貫通
穴(14a)が設けられたアーマチュア(14)と、こ
のアーマチュア(14)の摩擦面とエアギャップ(G)
をおいて対向する摩擦面が形成されたロータ(2)と、
前記ダンパゴム(12)の弾性復帰力に抗して前記アー
マチュア(14)を前記ロータ(2)に磁気吸着する磁
束を発生する電磁コイル(4)が収容されたフィールド
コア(1)が設けられ、前記電磁コイル(4)の非通電
時において前記ダンパゴム(12)の第2被押圧面(1
2c)と前記トルク伝達ピン(13)の頭部(13b)
の第2押圧面(13e)との間に形成される前記隙間
(S)を前記エアギャップ(G)の寸法より小さい寸法
の隙間に形成するとともに、前記ダンパゴム(12)の
突出部(12e)は、前記電磁コイル(4)の通電時に
おいても前記アーマチュア(14)の反摩擦面に当接し
ていることを特徴とする。
【0011】このような構造からなる第1発明の電磁ク
ラッチは、電磁コイルに通電することにより発生する磁
束により、ダンパゴムの弾性復帰力に抗してアーマチュ
アはロータに磁気吸着される。またアーマチュアがロー
タ側へ磁気吸引される第1段階では、トルク伝達ピンの
第1押圧面によりダンパゴムの第1被押圧面が押圧さ
れ、アーマチュアがロータに磁気吸着される寸前の第2
段階では、トルク伝達ピンの第1、第2押圧面によりダ
ンパゴムの第1、第2被押圧面が押圧されるので、アー
マチュアの摩擦面がロータの摩擦面に当接する衝撃が緩
和されアーマチュア吸着音を小さくすることができる。
またこの第1発明の電磁クラッチは、ダンパゴムの突出
部が常にアーマチュアの側面(反摩擦面)に当接してい
る構造にし、ロータの摩擦面に当接した際に発生するア
ーマチュアの振動がトルク伝達ピンを介することなく直
接ダンパゴムにより吸収されるようにしたので、アーマ
チュア吸着音をより小さくすることができる。
【0012】またこの発明の電磁クラッチ(第2発明の
電磁クラッチ)は、第1発明の電磁クラッチにおいて、
前記ダンパゴム(12)の第1被押圧面(突出部12b
の先端面)は同ダンパゴム(12)の第2被押圧面(1
2c)より突出しているとともに、前記トルク伝達ピン
(13)の第1押圧面(13d)と第2押圧面(13
e)は同一平面上に設けられていることを特徴とする。
【0013】このような構造からなる第2発明の電磁ク
ラッチは、第1発明の電磁クラッチと同様にアーマチュ
ア吸着音を小さくすることができる。また、ダンパゴム
に突出した第1被押圧部と突出部を設けることによりア
ーマチュア吸着音対策が達成されるので、換言すればト
ルク伝達ピンなどダンパゴム周辺の部材の形状、構造を
変更する必要がないので、アーマチュア吸着音が小さく
連結動作が静粛な電磁クラッチを安価に提供できる。
【0014】また更に第3発明の電磁クラッチとして、
第1発明または第2発明の電磁クラッチにおいて、前記
トルク伝達ピン(13)の頭部(13b)外周面のう
ち、前記ダンパゴム(12)の端面と前記隙間(S)を
おいて対向した環状の角部分を滑らかな曲面からなる角
部分にするとともに、前記ダンパゴム(12)の端面の
うち、前記トルク伝達ピン(13)の角部分と対向する
位置より半径方向外側となる前記非押圧面(12d)
を、前記第2被押圧面(12c)から外周面に向かって
前記ゴム収容部(11)の底部側へ低くなる傾斜面(1
2d)に形成したことを特徴とする。
【0015】このような構造からなる第3発明の電磁ク
ラッチは、トルク伝達ピンの頭部により押圧され弾性変
形したときのダンパゴムの非押圧面が、トルク伝達ピン
の頭部外周面側に盛り上がらないので、ダンパゴムの亀
裂の発生を防止することができる。すなわち、カーエア
コン用コンプレッサに装着される電磁クラッチは、アー
マチュアがロータに磁気吸着されロータとコンプレッサ
の回転軸が一体に回転するまでダンパゴムに作用する負
荷が急激に上昇するため、ダンパゴムは軸線方向に圧縮
された状態で回転方向にも圧縮される。したがって、ト
ルク伝達ピンの頭部角部分で弾性変形したダンパゴムの
端面が擦られてしまう。しかしながらこの第3発明の電
磁クラッチは、軸線方向に圧縮されてもダンパゴムの端
面がトルク伝達ピンの頭部外周面側まで盛り上がらない
ので、回転方向に圧縮された際にトルク伝達ピンの頭部
角部分によりダンパゴムの端面(特に非押圧面)が強く
擦られることはなく、ダンパゴムの亀裂の発生を防止す
ることができる。
【0016】なお、この発明(第1、第2、第3の発
明)の電磁クラッチは、トルク伝達ピンの頭部の外周面
寄り側面がダンパゴムに当接しない構造ではなく、頭部
側面の全面でダンパゴムの端面を押圧するため、従来の
電磁クラッチと同様、アーマチュアの振動吸収効果が得
られる。また、上述したようにダンパゴムの突出部が常
にアーマチュアの側面に当接している構造であり、アー
マチュアの振動吸収効果に優れている。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、図
1から図3にカーエアコン用コンプレッサに装着された
電磁クラッチが図示されている。図1は電磁クラッチの
断面図であり、図2は電磁コイルへの通電を断った状態
で示された、図1の要部を拡大した断面図である。図3
は電磁コイルに通電した状態で示された、図1の要部を
拡大した断面図である。以下、これら図面により実施形
態を説明する。
【0018】カーエアコン用コンプレッサに装着された
電磁クラッチは、コンプレッサのハウジングに固定され
たフィールドコア1と、コンプレッサのハウジングに形
成された円筒部に支持されたロータ2と、コンプレッサ
の回転軸に装着されたアーマチュア組立体3が設けられ
ている。フィールドコア1は、コンプレッサの回転軸の
突出方向に開口した環状溝が形成され、その環状溝には
環状に巻線されて固められた電磁コイル4が収容されて
いる。電磁コイル4は、巻線端部を引き出しながら略半
分がコイルボビン5に嵌合されるとともに、コイルボビ
ン5から突出した略半分にはコイルカバー6が被されて
いる。また、これら電磁コイル4とコイルボビン5、コ
イルカバー6は、フィールドコア1の環状溝に嵌合され
た後、環状溝の開口縁部をカシメ加工することにより形
成された複数のカシメ片1aにより固定されている。な
お、電磁コイル4の巻線端部は、図示せぬ端子と電気的
に接続されている。このような構造のフィールドコア1
の背面には、底部素材を押し出すことにより形成された
突出部1bを押し潰すことにより取付け板7が固定さ
れ、この取付け板7をコンプレッサのハウジングにねじ
止めすることにより、フィールドコア1はコンプレッサ
のハウジングに固定されている。
【0019】ロータ2は、コンプレッサのハウジングに
形成された円筒部に嵌合されスナップリングで抜け止め
された軸受8により、円筒部に回転自在に支持されてい
る。またロータ2は、低炭素鋼鋼材などの素材をプレス
加工することにより形成され、軸受8の外輪が圧入嵌合
された内側の円筒部2aと、外周面にベルト溝が転造加
工された外側の円筒部2b、これら内側と外側の円筒部
2a,2bの端部を連結し異なる円周上にそれぞれ断続
した円弧状長穴2dが形成された円板部2cを有する形
状であり、フィールドコア1が挿入された環状溝が形成
されている。また更にこのような形状のロータ2は、円
板部2cの外側の側面を摩擦面として設けている。
【0020】アーマチュア組立体3は、コンプレッサの
回転軸の軸端に形成されたスプライン溝に嵌合されるス
プライン穴が中心に形成されたアーマチュアハブ9と、
このアーマチュアハブ9のフランジ部に複数(3本)の
リベットで固定されたストッパプレート10と、このス
トッパプレート10の反ロータ2側に設けられたカップ
状ゴムカバー(ゴム収容部)11と、このゴムカバー1
1に嵌合されたダンパゴム12と、このダンパゴム12
に挿通されたトルク伝達ピン13と、このトルク伝達ピ
ン13が固定されたアーマチュア14が設けられ、スト
ッパプレート10の中心穴から挿入されたねじを回転軸
軸端のねじ穴に螺合することにより、アーマチュア組立
体3は回転軸に一体に装着されている。
【0021】ストッパプレート10は、圧延鋼板を略三
角形状にプレスで打ち抜くことにより形成されており、
円周方向を3等分する三角形の角部分となる部位に貫通
穴10aが形成されている。またゴムカバー11の底部
には、この貫通穴10aと略同一の直径寸法からなる貫
通穴11aが形成され、貫通穴10aと貫通穴11aと
を位置合わせした後、ゴムカバー11はストッパプレー
ト10に溶着されている。
【0022】ダンパゴム12は、ゴムカバー11に圧入
嵌合されており中心に貫通穴12aが形成されている。
またゴムカバー11の開口部側となる一方の端面には、
先端面が第1被押圧面として設けられ貫通穴12aの開
口部周囲に形成された環状な第1突出部12bと、この
第1突出部12bより半径方向外側に設けられた第2被
押圧面としての平坦面12cと、この平坦面12cと外
周面との間に設けられ外周面に向かってゴムカバー11
の底部側へ低くなる非押圧面としての傾斜面12dが形
成されている。また更に、ゴムカバー11の底部側とな
る他方の端面には、貫通穴12aの開口部周囲に形成さ
れた環状な第2突出部12eと、ゴムカバー11の底部
に係合された平坦な係合面12fが形成されている。な
お、第2突出部12eは、ゴムカバー11の貫通穴11
aとストッパプレート10の貫通穴10aを貫通して先
端がアーマチュア14の反摩擦面に当接している。
【0023】トルク伝達ピン13は、ダンパゴム12の
貫通穴12aに圧入嵌合された円筒状の胴部13aと、
この胴部13aの一方の端部に一体に形成された円板状
の頭部13bと、胴部13aの他方の端部に一体に形成
された円筒状の脚部13cが形成されている。また、胴
部13aの直径より大きな直径とした頭部13bの内側
の側面は、平坦な側面に形成され、中心よりの側面をダ
ンパゴム12の第1突出部12bの先端面(第1被押圧
面)が当接した第1押圧面13dとし、外周面より側面
をダンパゴム12の平坦面12cと隙間Sをおいて対向
する第2押圧面13eとして設けられている。また更
に、脚部13cは胴部13aの直径より小さい直径に形
成され、胴部13aから脚部13cに移行する部分の平
坦な端面13fが形成されている。なお、隙間Sはエア
ギャップGの寸法より小さい寸法の隙間に形成されてい
る。またトルク伝達ピン13の頭部13bの外周面は、
円弧状の外周面に形成され、ダンパゴム12と隙間をお
いて対向する角部分が、滑らかな曲面からなる角部分に
形成されている。
【0024】そして、その平坦な端面13fをアーマチ
ュア14の側面(反摩擦面)に当接した状態で、トルク
伝達ピン13の脚部13cの先端を低炭素鋼鋼材製のア
ーマチュア14に形成された段付き状の貫通穴14a内
にカシメ加工することにより、アーマチュア14はダン
パゴム12を介してアーマチュアハブ9に支持されてい
る。またアーマチュア14の反ストッパプレート10側
の側面は、ロータ2の摩擦面とエアギャップGをおいて
対向する摩擦面として設けられている。なお符号14b
は、同一円周上に断続して形成されたアーマチュア14
の円弧状長穴である。
【0025】次に、ダンパゴム12の取付け方法につい
て説明する。ダンパゴム12が設けられた電磁クラッチ
は、トルク伝達ピン13の脚部13cがカシメ加工され
ていない状態のアーマチュア組立体3を、下型の可動シ
ャフト上にトルク伝達ピン13の頭部13bを乗せるこ
とによりプレス装置の下型に載置する。また加圧装置に
より降下した上型の押圧プレートにより、ダンパゴム1
2をその中心線方向に圧縮させてトルク伝達ピン13の
端面13fにアーマチュア14の反摩擦面を当接する。
そして、アーマチュア14の段付き状の貫通穴14aか
ら摩擦面側へ突出したトルク伝達ピン13の脚部13c
を、上型のパンチで貫通穴14a内に塑性変形(カシメ
加工)することにより、ダンパゴム12がゴムカバー1
1内に取付けられる(特開平10−61678号公報を
参照)。
【0026】すなわち、ダンパゴム12の第1突出部1
2bから第2突出部12eまでの寸法は、トルク伝達ピ
ン13の胴部13aの軸寸法より僅かに長く設計されて
おり、かつダンパゴム12はトルク伝達ピン13の頭部
13bによりゴムカバー11内で圧縮されるので、実施
形態の電磁クラッチは、アーマチュア14がロータ2に
磁気吸着されたときも、ダンパゴム12の第2突出部1
2eがアーマチュア14の反摩擦面に押し付けられてい
る構造になっている。
【0027】以上のような構造からなる電磁クラッチ
は、カーエアコン用コンプレッサに装着され車両に搭載
される。またロータ2のベルト溝には、他の自動車用補
機のプーリにも掛けられた図示せぬベルトが掛けられ
る。したがって、エンジンのクランクプーリからベルト
を介してロータ2に動力が伝達される。ロータ2が回転
しているときに電磁コイル4に通電すると、その電磁コ
イル4の磁束が長穴2d、14bを迂回してダブルフラ
ックス型の磁気回路を形成するので、ダンパゴム12の
弾性復帰力に抗して、アーマチュア14の摩擦面がロー
タ2の摩擦面に磁気吸着する。そして、コンプレッサが
駆動される。また、アーマチュア14がロータ2に磁気
吸引される初期段階では、トルク伝達ピン13の頭部1
3bに設けた第1押圧面13dによりダンパゴム12の
第1突出部12b(第1被押圧面)が圧縮され、アーマ
チュア14の摩擦面がロータ2の摩擦面に磁気吸着され
る寸前の段階で、トルク伝達ピン13の頭部13bに設
けた第1押圧部13dと第2押圧部13eによりダンパ
ゴム12の第1突出部12b(第1被押圧面)と平坦面
12c(第2被押圧面)が圧縮されるので、アーマチュ
ア14の摩擦面がロータ2の摩擦面に磁気吸着されると
きの衝撃力は緩和される。また、アーマチュア14がロ
ータ2に磁気吸着されたときにアーマチュア14に振動
が発生するが、トルク伝達ピン13の頭部側面の全面が
ダンパゴム12の端面に押圧され、かつダンパゴム12
の第2突出部12eがアーマチュア14の側面に押し付
けられているので、その振動はダンパゴム12に効率よ
く吸収される。したがって、アーマチュア吸着音が小さ
く連結動作が静粛である。
【0028】また電磁コイル4への通電を断つと磁束は
消滅するので、ダンパゴム12の弾性復帰力により、ア
ーマチュア14はロータ2から離間するとともに反摩擦
面がストッパプレート10の側面に当接する。したがっ
て、回転軸への動力の伝達が遮断されコンプレッサは停
止する。なお、アーマチュア14がストッパプレート1
0に当接することにより当接音が発生するが、実施形態
の電磁クラッチは、アーマチュア14の反摩擦面にダン
パゴム12の第2突出部12eが常に押し付けられた構
造になっているので、上述した当接音は小さい。
【0029】以上、この発明の実施の形態について詳細
に説明したが、この発明の電磁クラッチにおいては、ア
ーマチュアハブ9とストッパプレート10を一体に形成
した構造、更にはアーマチュアハブ9とストッパプレー
ト10、ゴムカバー11を一体に形成した構造であって
も良い。また、ダンパゴム12の第1被押圧面を第1突
出部12bの先端面としたが、特開平9−210095
号公報に説明されているように、トルク伝達ピン13の
第1押圧面13dを突出させ、ダンパゴム12の第1被
押圧面12bを第2被押圧面12cと同一平面上に形成
された平坦面にするなどの変更ができる。
【0030】
【発明の効果】第1発明の電磁クラッチは、ダンパゴム
の形状を、一方の端面に、貫通穴の一方の開口部周囲に
設けられた第1被押圧面と、この第1被押圧面より半径
方向外側に設けられた第2被押圧面と、この第2被押圧
面と外周面との間に設けられた非押圧面が形成され、ま
た他方の端面には、ゴム収容部の底部と係合される係合
面と、この係合面よりストッパプレート側へ突出すると
ともに貫通穴の他方の開口部周囲に形成されゴム収容部
の貫通穴とストッパプレートの貫通穴を貫通した突出部
が形成された形状にしたので、またトルク伝達ピンの形
状を、ダンパゴムの貫通穴に挿入された胴部と、この胴
部の一方の端部に形成されダンパゴムの一方の端面と対
向する側面には、ダンパゴムの第1被押圧面と当接した
第1押圧面と、ダンパゴムの第2被押圧面と隙間をおい
て対向した第2押圧面が設けられた胴部より大径な頭部
と、胴部の他方の端部に形成されダンパゴムの突出部よ
り突出した胴部より小径な脚部が設けられた形状とし、
胴部から脚部に移行する部分の端面が反摩擦面側に当接
した状態でトルク伝達ピンの脚部をアーマチュアの段付
き状の貫通穴内にカシメ加工することにより、ダンパゴ
ムの突出部がアーマチュアの反摩擦面に常に当接してい
る構造にしたので、アーマチュア吸着音を小さくするこ
とができる。しかもこの第1発明の電磁クラッチは、ア
ーマチュアがストッパプレートに当接した際の当接音も
小さくすることができるので、連結動作が静粛な電磁ク
ラッチを提供することができる。
【0031】また第2発明の電磁クラッチは、第1発明
の電磁クラッチにおいて、ダンパゴムの第1被押圧面を
同ダンパゴムの第2被押圧面より突出して、トルク伝達
ピンの第1押圧面と第2押圧面を同一平面上に形成する
ようにしたので、ダンパゴムの形状変更のみで改善され
連結動作が静粛な電磁クラッチを安価に提供することが
できる。
【0032】また第3発明の電磁クラッチは、第1発明
または第2発明の電磁クラッチにおいて、トルク伝達ピ
ンの頭部外周面のうち、ダンパゴムの端面と隙間をおい
て対向した環状の角部分を滑らかな曲面からなる角部分
にするとともに、ダンパゴムの端面のうち、トルク伝達
ピンの角部分と対向する位置より半径方向外側となる非
押圧面を、第2被押圧面から外周面に向かってゴム収容
部の底部側へ低くなる傾斜面に形成したので、トルク伝
達ピンの頭部により押圧され弾性変形したときのダンパ
ゴムの非押圧面が、トルク伝達ピンの頭部外周面側に盛
り上がらないので、ダンパゴムの亀裂の発生を防止する
ことができる。したがって、耐久性に優れ連結動作が静
粛な電磁クラッチを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態として示された電磁クラ
ッチの断面図である。
【図2】非通電時における図1の要部を拡大した断面図
である。
【図3】通電時における図1の要部を拡大した断面図で
ある。
【符号の説明】
1 フィールドコア 2 ロータ 3 アーマチュア組立体 4 電磁コイル 9 アーマチュアハブ 10 ストッパプレート 11 ゴムカバー(ゴム収容部) 12 ダンパゴム 12b 第1突出部 12c 平坦面(第2被押圧面) 12d 傾斜面(非押圧面) 12e 第2突出部 12f 係合面 13 トルク伝達ピン 13a 胴部 13b 頭部 13c 脚部 13d 第1押圧面 13e 第2押圧面 13f 端面 14 アーマチュア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュアハブのフランジ部に延設さ
    れ円周方向を分割した部位に貫通穴が形成されたストッ
    パプレートと、このストッパプレートの各貫通穴と位置
    合わせされた貫通穴が底部に形成され前記ストッパプレ
    ートの一方の側面に設けられた複数のゴム収容部と、こ
    のゴム収容部の貫通穴と位置合わせされた貫通穴が形成
    され前記ゴム収容部に個々に嵌合されているとともに、
    一方の端面には、貫通穴の一方の開口部周囲に設けられ
    た第1被押圧面と、この第1被押圧面より半径方向外側
    に設けられた第2被押圧面と、この第2被押圧面と外周
    面との間に設けられた非押圧面が形成され、また他方の
    端面には、前記ゴム収容部の底部と係合される係合面
    と、この係合面より前記ストッパプレート側へ突出する
    とともに前記貫通穴の他方の開口部周囲に形成され前記
    ゴム収容部の貫通穴と前記ストッパプレートの貫通穴を
    貫通した突出部が形成された複数のダンパゴムと、各ダ
    ンパゴムの貫通穴に挿入された胴部と、この胴部の一方
    の端部に形成され前記ダンパゴムの一方の端面と対向す
    る側面には、前記ダンパゴムの第1被押圧面と当接した
    第1押圧面と、前記ダンパゴムの第2被押圧面と隙間を
    おいて対向した第2押圧面が設けられた前記胴部より大
    径な頭部と、前記胴部の他方の端部に形成され前記ダン
    パゴムの突出部より突出した前記胴部より小径な脚部が
    設けられた複数のトルク伝達ピンと、前記胴部から前記
    脚部に移行する部分の端面が反摩擦面側に当接した状態
    で前記トルク伝達ピンの脚部がカシメ加工された段付き
    状の複数の貫通穴が設けられたアーマチュアと、このア
    ーマチュアの摩擦面とエアギャップをおいて対向する摩
    擦面が形成されたロータと、前記ダンパゴムの弾性復帰
    力に抗して前記アーマチュアを前記ロータに磁気吸着す
    る磁束を発生する電磁コイルが収容されたフィールドコ
    アが設けられ、前記電磁コイルの非通電時において前記
    ダンパゴムの第2被押圧面と前記トルク伝達ピンの頭部
    の第2押圧面との間に形成される前記隙間を前記エアギ
    ャップの寸法より小さい寸法の隙間に形成するととも
    に、前記ダンパゴムの突出部は、前記電磁コイルの通電
    時においても前記アーマチュアの反摩擦面に当接してい
    ることを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁クラッチにおい
    て、前記ダンパゴムの第1被押圧面は同ダンパゴムの第
    2被押圧面より突出しているとともに、前記トルク伝達
    ピンの第1押圧面と第2押圧面は同一平面上に設けられ
    ていることを特徴とする電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された電
    磁クラッチにおいて、前記トルク伝達ピンの頭部外周面
    のうち、前記ダンパゴムの端面と前記隙間をおいて対向
    した環状の角部分を滑らかな曲面からなる角部分にする
    とともに、前記ダンパゴムの端面のうち、前記トルク伝
    達ピンの角部分と対向する位置より半径方向外側となる
    前記非押圧面を、前記第2被押圧面から外周面に向かっ
    て前記ゴム収容部の底部側へ低くなる傾斜面に形成した
    ことを特徴とする電磁クラッチ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010059274A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 신영주 전자클러치용 디스크 및 허브 조립체
WO2008044271A1 (fr) * 2006-10-06 2008-04-17 Valeo Thermal Systems Japan Corporation Structure de fixation pour embrayage électromagnétique
US7413358B2 (en) * 2005-09-22 2008-08-19 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Armature damper, method of manufacturing armature damper, and dot head
US7585124B2 (en) 2005-10-06 2009-09-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Armature structure and dot head
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