JP2961669B2 - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JP2961669B2
JP2961669B2 JP3042222A JP4222291A JP2961669B2 JP 2961669 B2 JP2961669 B2 JP 2961669B2 JP 3042222 A JP3042222 A JP 3042222A JP 4222291 A JP4222291 A JP 4222291A JP 2961669 B2 JP2961669 B2 JP 2961669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカーエアコン用
電磁クラッチ等に使用されるダンパーゴム方式の電磁連
結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁連結装置としての電磁クラッチは、
アーマチュアハブに板ばねやダンパーゴム等の弾性部材
を介してアーマチュアを支持し、この弾性部材の弾性力
に抗してアーマチュアをロータに磁気吸着する継手とし
てよく知られている。従来の電磁クラッチのうち、カー
エアコン用の電磁クラッチは、緩衝スタートや鳴き音防
止を目的としてダンパーゴム方式が採用されている。そ
して、近年、この種の電磁クラッチでは装置の軽量化が
要求され、例えば特開昭50−54753号公報で提案
されているように、回転部に強化プラスチックを使用す
ることが注目されている。
【0003】このような軽量化を目的として、出願人は
特公平2−2009号公報に説明されている電磁クラッ
チを開発した。この電磁クラッチは、アーマチュアを支
持するアーマチュア支持部材をアルミダイカストなどに
よって一体成形したもので、このアーマチュア支持部材
に、アーマチュア支持部材の外周側凹陥部に嵌入固定さ
れたダンパーゴムと、このダンパーゴムに一体的に設け
られてアーマチュア支持部材を貫通するリベットとを介
してアーマチュアが連結されていた。
【0004】また、前記アーマチュア支持部材は、回転
軸に軸装されたアーマチュアハブのフランジにリベット
止めされていた。そして、前記アーマチュアとアーマチ
ュア支持部材との間には、アーマチュアがアーマチュア
支持部材に当接する時の当打音を抑えるためにストッパ
ゴムが介装されていた。さらに、ダンパーゴムは、前記
凹陥部の内周側段部に係合され、この係合部分によっ
て、アーマチュア側へ引っ張られて抜けるのを阻止され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出願人は上述したアル
ミダイカスト製のアーマチュア支持部材に代えて強化プ
ラスチック製のアーマチュア支持部材を試作し、それを
用いた電磁クラッチの耐久試験を試みたが、以下に述べ
るような問題が発生した。すなわち、強化プラスチック
製のアーマチュア支持部材は、アルミダイカスト製のア
ーマチュア支持部材に比べて板厚やリブの高さを大きく
しなければ品質上満足な強度が得られない。このため、
装置の軸方向の寸法が大きくなってしまう。
【0006】また、ダンパーゴムを充填する凹陥部の底
部にはリベットを挿通させるための貫通孔が穿設されて
おり、この貫通孔の開口縁部(段部)も厚く形成しなけ
れば、強度不足となってダンパーゴムの抜け止めとして
機能しなくなってしまう。このような欠点を解消するに
は前記貫通孔を小径に形成すればよいが、このようにす
るとダンパーゴムの有効径が変わり、その撓み特性が変
化してしまう。
【0007】また、強化プラスチック製のアーマチュア
支持部材では、これをアーマチュアハブのフランジにリ
ベットでかしめ固定することになるため、リベットをか
しめるプレス加工の際または耐久試験中に、リベット周
辺の部分に亀裂が生じることがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電磁連
結装置は、アーマチュア支持部材を強化プラスチックに
よって形成すると共に、アーマチュア、ダンパーゴム固
定用の締結部材をアーマチュアに固定することにより付
与されるダンパーゴムの初期の反力により、アーマチュ
ア支持部材にアーマチュアを直接当接させて取付けたも
のである。
【0009】第2の発明に係る電磁連結装置は、前記第
1の発明の電磁連結装置において、アーマチュア支持部
材をアーマチュアハブに固定するアーマチュアハブ、ア
ーマチュア支持部材固定用の締結部材を備え、この連結
部材をアーマチュア支持部材に一体成形された補強用リ
ブに貫通させたものである。
【0010】第3の発明に係る電磁連結装置は、前記第
1または第2の発明の電磁連結装置において、アーマチ
ュア支持部材のダンパーゴム用凹陥部に、ダンパーゴム
の外周部が当接する係止部と、この係止部から凹陥部の
径方向内側へ延在されかつ凹陥部の周方向に沿って一連
に設けられた環状の補強用リブとを設けたものである。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、強化プラスチック製のア
ーマチュア支持部材ではそれ持体が実質的な緩衝体とな
るから、アーマチュアがアーマチュア支持部材に直接当
接したときに生じる当打音はアーマチュア支持部材によ
って減衰されて小さくなる。このため、ストッパゴムが
不要となり、その分だけアーマチュア支持部材を厚く形
成することができる。
【0012】第2の発明によれば、アーマチュアハブ、
アーマチュア支持部材固定用の締結部材からアーマチュ
ア支持部材へ加えられる応力は補強用リブに分散され
る。
【0013】第3の発明によれば、係止部を厚くあるい
はその内径を小さく形成しなくてもダンパーゴムの抜け
止めとしての剛性が得られる。
【0014】
【実施例】以下、第1および第3の発明の一実施例を図
1ないし図4によって詳細に説明する。図1は第1およ
び第3の発明に係る電磁連結装置の正面図、図2は図1
におけるII−II線断面図、図3は第1および第3の発明
に係る電磁連結装置の背面図、図4は第1および第3の
発明に係る電磁連結装置の電磁コイル引き出し部の断面
図である。
【0015】これらの図において、1は本発明に係る電
磁連結装置としての電磁クラッチで、この電磁クラッチ
1はカーエアコン用圧縮機2に装着され、エンジン(図
示せず)の回転を圧縮機2の回転軸3に伝達したり伝達
を遮断したりするように構成されている。前記圧縮機2
の円筒部2aには軸受を介してプーリ付ロータ4が回転
自在に支持され、ロータ4の環状溝内には圧縮機2にね
じ止めされた励磁装置としてのフィールドコア5が挿入
されている。
【0016】このフィールドコア5はコイルボビン6に
嵌合された電磁コイル7が内設され、電磁コイル7の露
呈部にカバー8をかぶせてある。また、前記電磁コイル
7の巻始め・巻終わり端部は、一方がアース線としてフ
ィールドコア5の背面に固定され、他方がコイルボビン
6の端子収納部内でリード線9と端子金具10で結線さ
れている。なお、この構造は実開平2−72821号公
報に開示されている。
【0017】前記圧縮機2の回転軸3には前記ロータ4
の回転を回転軸3に伝えるためのアーマチュア組立体1
1が軸装されている。このアーマチュア組立体11は、
前記回転軸3にセレーション結合されたアーマチュアハ
ブ12と、アーマチュア支持部材としての強化プラスチ
ック製のプレート13とからなり、このプレート13は
アーマチュアハブ、アーマチュア支持部材固定用の締結
部材としてのリベット14によってアーマチュアハブ1
2に固定されている。なお、前記アーマチュアハブ12
およびプレート13はボルト12aによって回転軸3に
対して抜け止めされている。
【0018】前記プレート13は正面視略三角形状に形
成され、各角部には正面視円形状の凹陥部13aが形成
されている。そして、この凹陥部13a内には、中心に
アーマチュア、ダンパーゴム固定用の締結部材としての
リベット15が固着されたダンパーゴム16が圧入固着
されている。ここで、このプレート13は、アルミダイ
カスト製のアーマチュア支持部材と比べると軸方向の寸
法が僅かに大きく形成されている。前記凹陥部13aの
底部分には、前記ダンパーゴム16の外周部側端面が当
接する係止部13bと、この係止部13bから凹陥部1
3aの径方向内側へ延在されかつ凹陥部13aの周方向
に沿って途切れることなく一連に設けられた環状のリブ
13cとが設けられている。
【0019】また、前記リベット15はダンパーゴム1
6に固着される大径部と、プレート13からロータ4側
へ突出する小径部とからなり、小径部の先端にアーマチ
ュア17がかしめられて結合されている。15aはリベ
ット15のかしめ部を示す。このようにリベット15に
アーマチュア17を取付けることで、アーマチュア17
はダンパーゴム16を介してプレート13に軸線方向へ
移動自在に支持されることになる。
【0020】前記アーマチュア17をプレート13に取
付ける際には、アーマチュア17をプレート13に当接
させた状態でリベット15の小径部をアーマチュア17
のリベット孔内に挿通させ、ダンパーゴム16をアーマ
チュア17側に撓ませるようにしてリベット15の段部
15bをプレート13の背面13dまで押し上げる。そ
して、段部15bをアーマチュア17に当接させながら
リベット15の先端15aをプレス加工によってかしめ
る。図2中には、かしめ前の段部15bの位置を二点鎖
線で示した。
【0021】このような組立、加工を行うことで、ダン
パーゴム16に初期の反力を付与することができ、アー
マチュア17が外部振動によって振れるのを防ぐことが
できる。なお、18は前記プレート13の軽量化のため
に形成した凹陥部である。
【0022】このように構成された電磁クラッチ1で
は、電磁コイル7の消磁時にはアーマチュア17がダン
パーゴム16によって引っ張られてロータ4から離間す
る関係から、この際にはロータ4の回転は回転軸3には
伝達されない。そして、この状態から電磁コイル7に通
電すると、アーマチュア17がダンパーゴム16を圧縮
方向(軸方向)へ弾性変形させながらロータ4に磁気吸
着される。この際には、ロータ4の回転がアーマチュア
17からダンパーゴム16,プレート13およびアーマ
チュアハブ12等を介して回転軸3に伝達されるように
なる。
【0023】さらに、この状態から電磁コイル7への通
電が断たれると、ロータ4へのアーマチュア17の吸着
が解かれ、圧縮していたダンパーゴム16が弾性復元す
ることによりアーマチュア17がプレート13側へ移動
する。この際、アーマチュア17はプレート13に直接
当接して当打音が生じるが、プレート13が強化プラス
チックによって形成されておりこれが実質的に緩衝体と
なるから、当打音はプレート13によって減衰されて小
さくなる。
【0024】したがって、このように構成された電磁ク
ラッチ1は、アーマチュア組立体11のプレート13が
実質的な緩衝体となるから、アーマチュア17がプレー
ト13に直接当接したときに生じる当打音は小さくな
る。このため、従来アーマチュアとアーマチュア支持部
材との間に介装されていたストッパゴムを不要とするこ
とができるので、その分だけプレート13を厚く形成す
ることができる。すなわち、この電磁クラッチ1では、
プレート13の板厚を大きくして剛性を高めたにも係わ
らず、装置の軸方向の寸法はそれほど大きくはならな
い。
【0025】また、凹陥部13aにおけるダンパーゴム
16の外周寄り端面を受ける係止部13bに補強用のリ
ブ13cを設けているから、係止部13bを厚くあるい
はその内径を小さく形成しなくてもダンパーゴム16の
抜け止めとしての剛性が得られる。このため、ダンパー
ゴム16の撓み特性を変えることなく係止部13bを強
固に形成することができる。
【0026】なお、前記実施例では凹陥部13aの係止
部13bに補強用リブ13cを段状に形成した例を示し
たが、リブの側面を傾斜させてテーパ状に形成すること
もできる。また、前記実施例ではアーマチュア組立体1
1としてアーマチュアハブ12とプレート13とに分割
形成した例を示したが、図5および図6に示すようにプ
レートにハブのボス部分を一体成形することもできる。
【0027】図5はボスをプレートに一体成形したアー
マチュア組立体の他の例を示す断面図、図6はボス部に
当て板が埋設されたアーマチュア組立体の他の例を示す
断面図である。これらの図において前記図2で説明した
ものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0028】これらの図において、20および22はア
ーマチュア組立体で、このアーマチュア組立体20,2
2にはアーマチュアハブを構成するボス部20a,22
aが一体に設けられている。21は回転軸3にセレーシ
ョン結合するボス部材で、このボス部材21は金属によ
って円筒状に形成され、前記ボス部20a,22aにイ
ンサート成形されている。
【0029】また、図6において23は当て板で、この
当て板23は金属材によって円環状に形成され、アーマ
チュア組立体固定ボルト(図示せず)と回転軸3との間
に介装されるように、ボス部22aの基部側にボス部材
21と共にインサート成形されている。なお、上述した
ボス部材21や当て板23には、特開昭50−5475
3号公報で説明されているようにその外周につばを予め
突設しておくとよい。
【0030】次に、第2の発明に係る電磁連結装置を図
7および図8によって詳細に説明する。図7は第2の発
明の電磁連結装置に使用するアーマチュア組立体の正面
図、図8は図7におけるVIII−VIII線断面図である。こ
れらの図において前記図1および図2で説明したものと
同一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細
な説明は省略する。
【0031】これらの図において、30はアーマチュア
組立体、31はこのアーマチュア組立体30のアーマチ
ュア支持用プレートである。前記プレート31は強化プ
ラスチックによって一体成形され、その正面側には補強
用リブ32が突設されている。補強用リブ32は、アー
マチュア組立体固定ボルト33を囲むように配置された
環状部32aと、この環状部32aから放射状に延設さ
れてプレート外周リブ32bに連なる直線部32cとか
ら構成されている。そして、前記環状部32aと直線部
32cとの交差部分にリベット挿通孔34が穿設されて
いる。
【0032】35はプレート31をアーマチュアハブ1
2に固定するためのリベットで、このリベット35は、
プレート31のリベット挿通孔34に通されてプレス加
工されている。このようにリベット35を、プレート3
1に一体成形された補強用リブ32に貫通させると、リ
ベット35からプレート31へ加えられる応力は補強用
リブ32に分散されるから、リベット挿通孔周辺部の剛
性を高めることができる。
【0033】なお、図7および図8に示した実施例で
は、アーマチュア組立体固定ボルト33の頭部をリブ3
2に囲まれた凹陥部内に位置づけたが、図9ないし図1
1に示すように、アーマチュア組立体固定ボルト33と
対応する部分にもリブを設けることができる。図9はプ
レートの補強用リブに固定ボルト挿通孔が穿設されたプ
レートの正面図、図10は図9で示すプレートより補強
用リブが増設されたプレートの正面図、図11は正面視
略三角形状の凹陥部を並べて補強用リブが設けられたプ
レートの正面図である。
【0034】これらの図において前記図7で説明したも
のと同一もしくは同等部材については、同一符号を付し
詳細な説明は省略する。これらの図において、36はア
ーマチュア組立体固定ボルト(図示せず)が通される固
定ボルト挿通孔で、この固定ボルト挿通孔36は、補強
用リブ32の環状部32aからプレート31の径方向中
心へ延在された中心リブ32dに穿設されている。な
お、図11に示す補強用リブ32は、プレート31に正
面視略三角形状の凹陥部を複数設けることによって形成
され、各部分が略直線的に形成されている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る電
磁連結装置は、アーマチュア支持部材を強化プラスチッ
クによって形成すると共に、このアーマチュア支持部材
にアーマチュアを取付けるアーマチュア、ダンパーゴム
固定用の締結部材を前記アーマチュアに固定することに
より付与されるダンパゴムの初期の反力により、このア
ーマチュア支持部材にアーマチュアを直接当接させて取
付けているから、以下に述べる優れた効果を奏する。
【0036】第1の発明によれば、強化プラスチック製
のアーマチュア支持部材が実質的な緩衝体となるから、
アーマチュアがアーマチュア支持部材に直接当接したと
きに生じる当打音はアーマチュア支持部材によって減衰
されて小さくなる。このため、従来必要であったストッ
パゴムを不要としその分だけアーマチュア支持部材を厚
く形成できる。このため、装置を大型化することなくア
ーマチュア支持部材の剛性を高めることができる。
【0037】また、第2の発明に係る電磁連結装置は、
前記第1の発明の電磁連結装置において、アーマチュア
支持部材をアーマチュアハブに固定するアーマチュアハ
ブ、アーマチュア支持部材固定用の締結部材を、アーマ
チュア支持部材に一体成形された補強用リブに貫通させ
たため、締結部材から強化プラスチック製のアーマチュ
ア支持部材へ加えられる応力は補強用リブに分散され
る。このため、締結部材挿通孔周辺部の剛性を高めるこ
とができる。
【0038】さらに、第3の発明に係る電磁連結装置
は、前記第1または第2の発明の電磁連結装置におい
て、アーマチュア支持部材のダンパーゴム用凹陥部に、
ダンパーゴムの外周部が当接する係止部と、この係止部
から凹陥部の径方向内側へ延在されかつ凹陥部の周方向
に沿って一連に設けられた環状の補強用リブとを設けた
ため、係止部を厚くあるいはその内径を小さく形成しな
くてもダンパーゴムの抜け止めとしての剛性が得られ
る。このため、ダンパーゴムの撓み特性を変えることな
く係止部を強固に形成することができる。
【0039】したがって、本発明によれば、耐久性が高
くしかも軽量小型なダンパーゴム方式の電磁連結装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1および第3の発明に係る電磁連結装置の
正面図である。
【図2】 図1におけるII−II線断面図である。
【図3】 第1および第3の発明に係る電磁連結装置の
背面図である。
【図4】 第1および第3の発明に係る電磁連結装置の
電磁コイル引き出し部の断面図である。
【図5】 ボスをプレートに一体成形したアーマチュア
組立体の他の例を示す断面図である。
【図6】 ボス部に当て板が埋設されたアーマチュア組
立体の他の例を示す断面図である。
【図7】 第2の発明の電磁連結装置に使用するアーマ
チュア組立体の正面図である。
【図8】 図7におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】 プレートの補強用リブに固定ボルト挿通孔が
穿設されたプレートの正面図である。
【図10】 図9で示すプレートより補強用リブが増設
されたプレートの正面図である。
【図11】 正面視略三角形状の凹陥部を並べて補強用
リブが設けられたプレートの正面図である。
【符号の説明】
3…回転軸、12…アーマチュアハブ、13…プレー
ト、13a…凹陥部、13b…係止部、13c…リブ、
15…リベット、16…ダンパーゴム、17…アーマチ
ュア、32…補強用リブ、35…リベット。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に軸装されるアーマチュアハブに
    固定されたアーマチュア支持部材と、 このアーマチュア支持部材の外周側凹陥部に嵌着されか
    つアーマチュア支持部材を貫通する締結部材の小径部に
    固定されたアーマチュアを軸方向へ移動自在に支持する
    ダンパーゴムと、 このダンパーゴムの弾性に抗してアーマチュアを磁気吸
    引する励磁装置とを備えた電磁連結装置において、 前記アーマチュア支持部材を強化プラスチックによって
    形成すると共に、 前記締結部材を前記アーマチュアに固定することにより
    付与される前記ダンパーゴムの初期の反力により、この
    アーマチュア支持部材に前記アーマチュアを直接当接さ
    せて取付けたことを特徴とする電磁連結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁連結装置におい
    て、 前記アーマチュア支持部材を前記アーマチュアハブに固
    定する締結部材を備え、この締結部材を前記アーマチュ
    ア支持部材に一体成形された補強用リブに貫通させたこ
    とを特徴とする電磁連結装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電磁連結
    装置において、 前記アーマチュア支持部材のダンパーゴム用凹陥部に、
    前記ダンパーゴムの外周部が当接する係止部と、この係
    止部から凹陥部の径方向内側へ延在されかつ凹陥部の周
    方向に沿って一連に設けられた環状の補強用リブとを設
    けたことを特徴とする電磁連結装置。
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