JPH07332100A - 揺動回転円板式原動機のシール機構 - Google Patents

揺動回転円板式原動機のシール機構

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JPH07332100A
JPH07332100A JP6152575A JP15257594A JPH07332100A JP H07332100 A JPH07332100 A JP H07332100A JP 6152575 A JP6152575 A JP 6152575A JP 15257594 A JP15257594 A JP 15257594A JP H07332100 A JPH07332100 A JP H07332100A
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JP
Japan
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movable member
seal
prime mover
section
sealing members
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Pending
Application number
JP6152575A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Abe
裕輔 阿部
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、揺動回転円板式原動機の耐久性の
向上のための、シール部材の配置に関するものである。 【構成】可動部材の円板状をなす部分の外周に一周にわ
たりシール部材を配置し、可動部材の内側で球面状の形
態をなす部分に一周にわたりシール部材を配置し、可動
部材の表面凹凸部位において、凸部に放射状にシール部
材を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、揺動回転円板式原動
機のシール機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺動回転円板式原動機は、円板状もしく
はコーン状の可動部材に、中心を支点として、揺動運動
を行わせ、同時に揺動運動の角速度の3分の1の角速度
で回転運動を行わせることにより、エンジンの幾何学的
サイクルを構成する原動機である。詳細は、特許願 第
341799号および平成5年5月24日提出の特許願
(揺動回転円板式原動機の軸機構)に記載した。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】しかし、可動部材の接
触部が摩耗することにより、圧縮が不完全となるため、
耐久性に問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】揺動回転円板式原動機の
耐久性の向上のために、シール部材を配置した。
【0005】
【作用】シール部材は、それ自体がバネの機能を有して
いるか、もしくはバネの構造を別途有していることによ
り、摩耗してもシールを保つように作用する。
【0006】
【実施例】シール機構4を組み込んだ揺動回転円板式原
動機を図1および図2に示す。揺動回転円板式原動機の
場合には、可動部材1とハウジング2で囲まれた空間が
エンジンルーム5となり、エンジンルーム5は可動部材
1の上下に合計6カ所形成され、かつこれらのエンジン
ルームは構造的に周方向に連続した構造となっている。
したがって、この構造上の特殊性を利用して、可動部材
1の円板状をなす部分の外周に一周にわたってシール部
材(アウターシール6)を配置し、可動部材1の内側で
球状の形態をなす部分に一周にわたってシール部材(イ
ンナーシール7)を配置し、さらに可動部材1の表面凹
凸部位において、凸部に放射状にシール部材(サイドシ
ール8)を配置すれば、全てのエンジンルームを完全に
シールでき、かつこれらのシール部材を設置してもエン
ジンのサイクルが実現できることがわかった。インナー
シール7およびアウターシール8は、1個の波打ったリ
ング状のシール部材か、3個の円弧状のシール部材を組
み合わせて用いるようになっており、湾曲を利用して、
それ自体がバネの機能を有しているため、シール部材は
自然とハウジングに押しつけられるように設置される。
また、サイドシール8には、内側にシールテンショナー
9が取り付けられており、シール部材はハウジング2に
押しつけられるように設置される。これらのシール機構
により、シールが摩耗しても混合気の圧縮は完全に保た
れる。
【0007】なお、シールの設置部位としては、インナ
ーシール7に関しては、ハウジング2側に設けて、可動
部材1に押しつけるように設置しても同様な効果が得ら
れる。
【0008】また、アウターシール6とインナーシール
7に関しては、断面形状が単純に四角いものでよい。サ
イドシール8の断面形状を示すために、揺動回転円板式
原動機の周断面10をA−A’で切離して展開したもの
が図5および図6である。サイドシール8に関しては、
ハウジングと接触する部位の断面形状がサイン波様とな
っているのが理想的である(図5)。しかし、単純な板
状のシール部材を用いてもエンジンの行程を実現できる
ために、実用上は問題はない(図6)。いずれにして
も、予め可動部材に揺動運動を行わせ、同時に揺動運動
の角速度の3分の1の角速度で回転させた場合に、サイ
ドシール8のハウジング2への接触部が描く軌跡を計算
し、この計算値通りにハウジング2の凹凸の形状を決定
して、エンジンを設計する必要がある。
【0009】
【発明の効果】本発明により、耐久性のある揺動回転円
板式原動機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動回転円板式原動機の組立斜視図
【図2】揺動回転円板式原動機の縦断面図
【図3】シール機構を配置した可動部材の正面図
【図4】揺動回転円板式原動機の斜視図(周断面の図
示)
【図5】特殊形状のサイドシールを配した揺動回転円板
式原動機の周断面の展開図
【図6】板状のサイドシールを配した揺動回転円板式原
動機の周断面の展開図
【符号の説明】
1は可動部材 2はハウジング 3は軸機構 4はシール機構 5はエンジンルーム 6はアウターシール 7はインナーシール 8はサイドシール 9はシールテンショナー 10は周断面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】揺動回転円板式原動機は、円板状もしく
はコーン状の可動部材に、中心を支点として、揺動運動
を行わせ、同時に揺動運動の角速度の3分の1の角速度
で回転運動を行わせることにより、エンジンの幾何学的
サイクルを構成する原動機である。詳細は、平成5年特
許願第341799号および平成6年特許願第1452
51号に記載した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動部材の円板状をなす部分の外周に一周
    にわたりシール部材を配置し、可動部材の内側で球面状
    の形態をなす部分に一周にわたりシール部材を配置し、
    可動部材の表面凹凸部位において、凸部に放射状にシー
    ル部材を配置することを特徴とする揺動回転円板式原動
    機のシール機構
  2. 【請求項2】可動部材の円板状をなす部分の外周に一周
    にわたりシール部材を配置し、ハウジングの内側で球面
    状の形態をなす部分に一周にわたりシール部材を配置
    し、可動部材の表面凹凸部位において、凸部に放射状に
    シール部材を配置することを特徴とする揺動回転円板式
    原動機のシール機構
JP6152575A 1994-05-31 1994-05-31 揺動回転円板式原動機のシール機構 Pending JPH07332100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152575A JPH07332100A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 揺動回転円板式原動機のシール機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152575A JPH07332100A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 揺動回転円板式原動機のシール機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07332100A true JPH07332100A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15543476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6152575A Pending JPH07332100A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 揺動回転円板式原動機のシール機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH07332100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523951A (ja) * 2006-01-17 2009-06-25 ステード,クリスチアーン,フィリップス フォン シール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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