JPH07331702A - 油圧ショベルのカウンタウエイト - Google Patents

油圧ショベルのカウンタウエイト

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Publication number
JPH07331702A
JPH07331702A JP14528894A JP14528894A JPH07331702A JP H07331702 A JPH07331702 A JP H07331702A JP 14528894 A JP14528894 A JP 14528894A JP 14528894 A JP14528894 A JP 14528894A JP H07331702 A JPH07331702 A JP H07331702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
lighting device
counterweight
lamp housing
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP14528894A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Nishida
勝幸 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Yutani Heavy Industries Ltd filed Critical Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術のカウンタウエイトでは、後部灯火
装置用のランプを配置するケーシングであるランプハウ
ジングをカウンタウエイトに対し、安価かつ容易に一体
形に構成する最適の手段が十分に勘案されていなかっ
た。本発明は、上記の問題点を解決する。 【構成】 本発明のカウンタウエイトでは、薄板鋼板の
一枚切板を、一方側が開口側となるようにたて断面コ字
形に曲げ加工してランプハウジングを形成し、一方、カ
ウンタウエイトの外周面部を形成している鋼板に対し、
後部灯火装置用のランプを配置する位置に灯火装置用窓
穴を開穿し、上記ランプハウジングの開口側先端縁部
を、上記鋼板の灯火装置用窓穴の内周縁部に溶着した。
また上記両縁部をそれぞれ若干曲げ成形し、互いに重ね
合わせた状態で溶着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両に装備したカウンタウエイトの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、実開平2−18482号公報に
記載されているカウンタウエイト1の斜視図である。こ
のカウンタウエイト1では、旋回フラッシャランプ,作
業灯などをそなえた後部灯火装置2L,2Rをカウンタ
ウエイト1の側面側から後面側にわたる範囲の角部に、
カウンタウエイト1の外周面から外側に突出しないよう
に配設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベルのカウン
タウエイトの多くは、外周部を鋼板にて箱形に形成し、
その内部にコンクリート材などの充填材を充填せしめて
ウエイトを構成し、その側面側から後面側にわたる範囲
の角部に、ウエイトの外周面から外側に突出しないよう
に後部灯火装置を配設している。しかし従来技術のカウ
ンタウエイトでは、後部灯火装置用のランプを配置する
ケーシングであるランプハウジングをカウンタウエイト
に対し、安価かつ容易に一体形に構成する最適の手段が
十分に勘案されていなかった。本発明は、上記の問題点
を解決できるカウンタウエイトの構造を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のカウンタウエイ
トでは、外周部を鋼板にて箱形に形成し、その内部にコ
ンクリート材などの充填材を充填せしめてウエイトを構
成し、またそのウエイトの左右両端部にウエイト前面よ
り前方に突出したエンジン室保護用の耳形突出部を形成
し、その耳形突出部からウエイトの後面側にわたる範囲
の角部に、ウエイトの外周面から外側に突出しないよう
に後部灯火装置用のランプを配置するランプハウジング
を設け、そのランプハウジングを上記鋼板に溶着してい
るカウンタウエイトにおいて、薄板鋼板の一枚切板を、
一方側が開口側となるようにたて断面コ字形に曲げ加工
してランプハウジングを形成し、一方、カウンタウエイ
トの外周面部を形成している鋼板に対し、後部灯火装置
用のランプを配置する位置に灯火装置用窓穴を開穿し、
上記ランプハウジングの開口側先端縁部を、上記鋼板の
灯火装置用窓穴の内周縁部に溶着した。そしてまた、上
記ランプハウジングの開口側先端縁部を外側に拡がるよ
うにラッパ状に形成し、一方、カウンタウエイト外周部
を形成している鋼板の灯火装置用窓穴の内周縁部を内側
へ若干曲げ成形し、その内周縁部と上記ランプハウジン
グの開口側先端縁部とを重ね合わせて溶着して構成し
た。
【0005】
【作用】後部灯火装置のランプを配置するためのランプ
ハウジングを製作するときには、薄板鋼板の一枚切板を
プレス機械にてたて断面コ字形(U字形などを含む)に
曲げ加工すればよい。それにより、ランプハウジング単
体を安価に製作することができる。またランプハウジン
グの開口側先端縁部を外側に拡がるようにラッパ状に形
成し、一方、カウンタウエイト外周部を形成している鋼
板の灯火装置用窓穴の内周縁部を内側へ若干曲げ成形し
たので、上記鋼板の灯火装置用窓穴にランプハウジング
を挿入して組付けると、灯火装置用窓穴の内周縁部にラ
ンプハウジングの開口側先端縁部が当接して位置決めが
できるとともに、上記両端部が重ね合わせ状態となる。
したがってその重ね合わせ状態となった両端部を容易に
溶接できるので、製作費のコストダウンを行うことがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明のカウンタウエイト3の一部
切欠き平面図である。図において、4はカウンタウエイ
ト3の外周部を箱形に形成している厚板の鋼板、5は鋼
板4の内側へ充填されているコンクリート材などの充填
材、6L,6Rは左右のそれぞれランプハウジング、7
L,7Rはランプハウジング6L,6Rの内側に取付け
ているそれぞれランプ取付板である。図2は、図1のA
より見た左側面図である。図3は、図1及び図2におけ
る鋼板4の平面図である。図4は、図3のBより見た要
部後面図である。図において、8Lは鋼板4の左側に開
穿した灯火装置用窓穴(鋼板4の右側に対称形に開穿し
ている灯火装置用窓穴は図示していない)である。図5
は、図4のCより見た左側面図である。図6は、ランプ
ハウジング6Lの平面図である。図において、9はハー
ネス通し用穴である。図7は、図6のDより見た図であ
る。図8は、図6のE−E断面図であるが、鋼板4の要
部を仮想線で示す。図において、10はランプハウジン
グ6Lの開口側先端縁部、11は鋼板4の灯火装置用窓
穴8Lの内周縁部である。
【0007】次に、本発明のカウンタウエイト3の構成
及び作用を図1〜図8について述べる。なお本発明のカ
ウンタウエイト3ではランプハウジングを左右対称形に
設けているので、左側に取付けているランプハウジング
6Lの側を代表して説明する。本発明では、薄板鋼板の
一枚切板を、一方側が開口側となるようにたて断面コ字
形(図8に示すが、U字形又はそれに類似する形状を含
む)に曲げ加工してランプハウジング6Lを形成し、一
方、カウンタウエイト3の外周面部を形成している鋼板
4に対し、灯火装置用窓穴8Lを開穿し、上記ランプハ
ウジング6Lの開口側先端縁部10を、上記灯火装置用
窓穴8Lの内周縁部11に溶着した。したがってランプ
ハウジング6Lを製作するときには、薄板鋼板の一枚切
板をプレス機械にてたて断面コ字形(U字形などを含
む)に曲げ加工すればよい。それにより、ランプハウジ
ング6L単体を安価に製作することができる。
【0008】また上記ランプハウジング6Lの開口側先
端縁部10を外側に拡がるようにラッパ状に形成し、一
方、鋼板4の灯火装置用窓穴8Lの内周縁部11を内側
へ若干曲げ成形し、その内周縁部11と上記ランプハウ
ジング6Lの開口側先端縁部10とを重ね合わせて溶着
するようにした。したがってカウンタウエイト3の製作
時に上記鋼板4の灯火装置用窓穴8Lにランプハウジン
グ6Lを挿入して組付けると、灯火装置用窓穴8Lの内
周縁部11にランプハウジング6Lの開口側先端縁部1
0が当接して位置決めができるとともに、上記両縁部1
1と10が重ね合わせ状態となる。したがってその重ね
合わせ状態となった両端部11と10を容易に溶接でき
るので、製作費のコストダウンを行うことができる。
【0009】
【発明の効果】本発明のカウンタウエイトでは後部灯火
装置用のランプハウジングを製作するときに、薄板鋼板
の一枚切板をプレス加工にてたて断面コ字形に曲げ加工
すればよい。それにより、ランプハウジング単体を安価
に製作することができる。またランプハウジングの開口
側先端縁部を外側に拡がるようにラッパ状に形成し、一
方、カウンタウエイト外周部を形成している鋼板の灯火
装置用窓穴の内周縁部を内側へ若干曲げ成形したので、
上記鋼板の灯火装置用窓穴にランプハウジングを挿入し
て組付けると、灯火装置用窓穴の内周縁部にランプハウ
ジングの開口側先端縁部が当接して位置決めができると
ともに、上記両縁部が重ね合わせ状態となる。したがっ
てその重ね合わせ状態となった両縁部を容易に溶接でき
るので、製作費のコストダウンを行うことができる。し
たがって本発明のカウンタウエイトの製作時には、その
製作加工を容易にするとともに加工時間を短縮できるの
で、カウンタウエイトの製作費を低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウンタウエイトの一部切欠き平面図
である。
【図2】図1のAより見た左側面図である。
【図3】図1及び図2における鋼板の平面図である。
【図4】図3のBより見た要部後面図である。
【図5】図4のCより見た左側面図である。
【図6】本発明におけるランプハウジングの平面図であ
る。
【図7】図6のDより見た図である。
【図8】図6のE−E断面図である。
【図9】従来技術の一実施例カウンタウエイトの斜視図
である。
【符号の説明】
1,3 カウンタウエイト 4 鋼板 5 充填材 6L,6R ランプハウジング 7L,7R ランプ取付板 8L 灯火装置用窓穴 10 開口側先端縁部 11 内周縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部を鋼板にて箱形に形成し、その内
    部にコンクリート材などの充填材を充填せしめてウエイ
    トを構成し、またそのウエイトの左右両端部にウエイト
    前面より前方に突出したエンジン室保護用の耳形突出部
    を形成し、その耳形突出部からウエイトの後面側にわた
    る範囲の角部に、ウエイトの外周面から外側に突出しな
    いように後部灯火装置用のランプを配置するランプハウ
    ジングを設け、そのランプハウジングを上記鋼板に溶着
    しているカウンタウエイトにおいて、薄板鋼板の一枚切
    板を、一方側が開口側となるようにたて断面コ字形に曲
    げ加工してランプハウジングを形成し、一方、カウンタ
    ウエイトの外周面部を形成している鋼板に対し、後部灯
    火装置用のランプを配置する位置に灯火装置用窓穴を開
    穿し、上記ランプハウジングの開口側先端縁部を、上記
    鋼板の灯火装置用窓穴の内周縁部に溶着したことを特徴
    とする油圧ショベルのカウンタウエイト。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧ショ
    ベルのカウンタウエイトにおいて、ランプハウジングの
    開口側先端縁部を外側に拡がるようにラッパ状に形成
    し、一方、カウンタウエイト外周部を形成している鋼板
    の灯火装置用窓穴の内周縁部を内側へ若干曲げ成形し、
    その内周縁部と上記ランプハウジングの開口側先端縁部
    とを重ね合わせて溶着したことを特徴とする油圧ショベ
    ルのカウンタウエイト。
JP14528894A 1994-06-03 1994-06-03 油圧ショベルのカウンタウエイト Pending JPH07331702A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528894A JPH07331702A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 油圧ショベルのカウンタウエイト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528894A JPH07331702A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 油圧ショベルのカウンタウエイト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07331702A true JPH07331702A (ja) 1995-12-19

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ID=15381681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14528894A Pending JPH07331702A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 油圧ショベルのカウンタウエイト

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JP (1) JPH07331702A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105834688A (zh) * 2016-04-27 2016-08-10 安徽昌永得机械有限公司 一种叉车配重的制造方法

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